JP2759930B2 - 滑り止めを有する釣竿とその製造方法 - Google Patents
滑り止めを有する釣竿とその製造方法Info
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- JP2759930B2 JP2759930B2 JP4257143A JP25714392A JP2759930B2 JP 2759930 B2 JP2759930 B2 JP 2759930B2 JP 4257143 A JP4257143 A JP 4257143A JP 25714392 A JP25714392 A JP 25714392A JP 2759930 B2 JP2759930 B2 JP 2759930B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は握部に滑り止めを有する
釣竿とその製造方法に関する。
釣竿とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】釣りにおける操作を容易にするために、
通常、握部には滑り止めが施されている。例えば特開昭
62−16132号公報には、通常のスクリーン印刷に
よるよりも高さ(厚さ)の高い滑り止め突起を形成する
方法が開示されている。また、本出願人による特開平4
−169144号公報には、握部にスクリーン印刷によ
って発泡材を印刷した後に発泡させて高さが高くて柔ら
かい小突起を形成することが開示されている。更には、
実公昭47−26392号公報や、本出願人による実公
昭63−29421号公報には、摩耗防止のために堅硬
な粉末粒子を含有させた被膜層を塗布形成したり、合成
樹脂塗料に合成樹脂粒子を混合して握部に塗装して滑り
止めとすることが開示されている。
通常、握部には滑り止めが施されている。例えば特開昭
62−16132号公報には、通常のスクリーン印刷に
よるよりも高さ(厚さ)の高い滑り止め突起を形成する
方法が開示されている。また、本出願人による特開平4
−169144号公報には、握部にスクリーン印刷によ
って発泡材を印刷した後に発泡させて高さが高くて柔ら
かい小突起を形成することが開示されている。更には、
実公昭47−26392号公報や、本出願人による実公
昭63−29421号公報には、摩耗防止のために堅硬
な粉末粒子を含有させた被膜層を塗布形成したり、合成
樹脂塗料に合成樹脂粒子を混合して握部に塗装して滑り
止めとすることが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前者2つ
の公報に開示のスクリーン印刷による滑り止め突起の形
成では、その突起の高さが比較的に高く、長い間の使用
において握部が釣り場の岩やその他の障害物に当たって
擦れているうちにその突起が剥がれ、滑り止めの用を成
さなくなり、耐久性に乏しいという問題がある。また、
特開昭62−16132号公報の方は特に柔らかく形成
してはいないその突起のために、長時間の釣りにおいて
把持している手が痛くなるという問題もある。更には、
両者共に突起が高いため握部を把持した時の違和感が大
きいことも欠点である。
の公報に開示のスクリーン印刷による滑り止め突起の形
成では、その突起の高さが比較的に高く、長い間の使用
において握部が釣り場の岩やその他の障害物に当たって
擦れているうちにその突起が剥がれ、滑り止めの用を成
さなくなり、耐久性に乏しいという問題がある。また、
特開昭62−16132号公報の方は特に柔らかく形成
してはいないその突起のために、長時間の釣りにおいて
把持している手が痛くなるという問題もある。更には、
両者共に突起が高いため握部を把持した時の違和感が大
きいことも欠点である。
【0004】後者2つの公報に開示の塗装による摩耗防
止層や滑り止めは、塗装という手法上厚めに形成されて
竿の重量が増大する。また、竿の全周に塗装するのでは
なくて、デザイン上やその他の観点から部分的に塗装す
る場合には、その作業性が非常に低下するという問題が
ある。更には、このように部分的に塗装すれば、その層
の厚さが厚いために上記の2つの公報に開示のスクリー
ン印刷の場合と同様に剥がれ易いという耐久性の問題が
ある。
止層や滑り止めは、塗装という手法上厚めに形成されて
竿の重量が増大する。また、竿の全周に塗装するのでは
なくて、デザイン上やその他の観点から部分的に塗装す
る場合には、その作業性が非常に低下するという問題が
ある。更には、このように部分的に塗装すれば、その層
の厚さが厚いために上記の2つの公報に開示のスクリー
ン印刷の場合と同様に剥がれ易いという耐久性の問題が
ある。
【0005】依って本発明は、軽量化に好適であって耐
久性があり、把持した際の違和感の小さい滑り止め効果
の高い滑り止めを有する釣竿とその製造方法の提供を目
的とする。
久性があり、把持した際の違和感の小さい滑り止め効果
の高い滑り止めを有する釣竿とその製造方法の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、握部の外表面に、該外表面の露出部分を残しつつ、
離散状の薄い厚さの薄膜部を形成し、該薄膜部の表面に
数ミクロンから30ミクロン程度の大きさの多数の微細
粒子を分布させたことを特徴とする滑り止めを有する釣
竿を提供する。また、予めインキ材料に数ミクロンから
30ミクロン程度の大きさの多数の微細粒子を混合し、
該微細粒子混合インキを釣竿の握部の外表面にスクリー
ン印刷によって離散状薄膜模様に印刷することを特徴と
する滑り止めを有する釣竿の製造方法を提供する。
は、握部の外表面に、該外表面の露出部分を残しつつ、
離散状の薄い厚さの薄膜部を形成し、該薄膜部の表面に
数ミクロンから30ミクロン程度の大きさの多数の微細
粒子を分布させたことを特徴とする滑り止めを有する釣
竿を提供する。また、予めインキ材料に数ミクロンから
30ミクロン程度の大きさの多数の微細粒子を混合し、
該微細粒子混合インキを釣竿の握部の外表面にスクリー
ン印刷によって離散状薄膜模様に印刷することを特徴と
する滑り止めを有する釣竿の製造方法を提供する。
【0007】
【作用】前者の釣竿では、厚さの薄い薄膜部は軽量であ
って、握部が釣り場の岩やその他の障害物に当たって擦
れてもその薄膜部が剥がれることが少ないため耐久性が
あり、しかもその薄膜部の表面に数ミクロンから30ミ
クロン程度の大きさの多数の微細粒子を分布させている
ため、握部の露出部分と離散状薄膜部との段差の存在と
該薄膜部表面の微細粒子の存在による凹凸との相乗効果
によって確実な滑り止め作用がなされる。また、薄膜部
は厚さが薄くて表面が平らであるため、上述の程度の微
細な粒子があっても握部を把持した際の違和感が少な
い。
って、握部が釣り場の岩やその他の障害物に当たって擦
れてもその薄膜部が剥がれることが少ないため耐久性が
あり、しかもその薄膜部の表面に数ミクロンから30ミ
クロン程度の大きさの多数の微細粒子を分布させている
ため、握部の露出部分と離散状薄膜部との段差の存在と
該薄膜部表面の微細粒子の存在による凹凸との相乗効果
によって確実な滑り止め作用がなされる。また、薄膜部
は厚さが薄くて表面が平らであるため、上述の程度の微
細な粒子があっても握部を把持した際の違和感が少な
い。
【0008】後者の製造方法では、スクリーン印刷によ
れば握部に離散状模様の均一で薄い厚さの薄膜部を容易
にかつ効率よく形成することができ、しかも、インキ材
料に微細粒子を混入しているため、薄膜部の表面にこれ
ら微細粒子が現われて、せいぜい30ミクロン程度まで
の微細な凹凸が生じ、これによって握部を握った際に効
果的な滑り止めを成す。
れば握部に離散状模様の均一で薄い厚さの薄膜部を容易
にかつ効率よく形成することができ、しかも、インキ材
料に微細粒子を混入しているため、薄膜部の表面にこれ
ら微細粒子が現われて、せいぜい30ミクロン程度まで
の微細な凹凸が生じ、これによって握部を握った際に効
果的な滑り止めを成す。
【0009】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて更に詳細に説明する。図1は本発明に係る釣竿の要
部の平面図であり、図2はその横断面図である。これら
の図を参照すると、釣竿10の握部12は、高強度繊維
に合成樹脂を含浸させたプリプレグを巻回して形成した
竿管本体18を主体としてその外周にエポキシ樹脂やウ
レタン等の塗装被膜20を形成している。この握部12
の外表面には部分的に、その露出部分12Aを残しつ
つ、膜厚tの略均一な薄膜部16を後述のスクリーン印
刷によって形成している。参照番号14は尻栓である。
いて更に詳細に説明する。図1は本発明に係る釣竿の要
部の平面図であり、図2はその横断面図である。これら
の図を参照すると、釣竿10の握部12は、高強度繊維
に合成樹脂を含浸させたプリプレグを巻回して形成した
竿管本体18を主体としてその外周にエポキシ樹脂やウ
レタン等の塗装被膜20を形成している。この握部12
の外表面には部分的に、その露出部分12Aを残しつ
つ、膜厚tの略均一な薄膜部16を後述のスクリーン印
刷によって形成している。参照番号14は尻栓である。
【0010】この実施例ではその薄膜部16の配置模様
は、図1に示すように多数の斑点状となっている。各斑
点、即ち、各薄膜部16の大きさは、図2に示す薄膜部
16の断面形状が平山型になり、手で握部12を把持し
た場合に手と薄膜部16の表面との接触面積が大きくな
るように、500ミクロン以上の大きさに形成するのが
好ましい。
は、図1に示すように多数の斑点状となっている。各斑
点、即ち、各薄膜部16の大きさは、図2に示す薄膜部
16の断面形状が平山型になり、手で握部12を把持し
た場合に手と薄膜部16の表面との接触面積が大きくな
るように、500ミクロン以上の大きさに形成するのが
好ましい。
【0011】然しながら、この薄膜部16の配置模様
は、図1のように斑点状に限られたものではなく、例え
ば、各斑点が線状に連続していてもよい。要は、握部1
2の外表面である露出部分12Aを適宜残しつつ、薄膜
部16が形成されれば良いのである。この薄膜部16と
露出部分12Aとの段差が握部12の把持した手の滑り
止めとして作用するためである。
は、図1のように斑点状に限られたものではなく、例え
ば、各斑点が線状に連続していてもよい。要は、握部1
2の外表面である露出部分12Aを適宜残しつつ、薄膜
部16が形成されれば良いのである。この薄膜部16と
露出部分12Aとの段差が握部12の把持した手の滑り
止めとして作用するためである。
【0012】この薄膜部16は、ポリエステル系樹脂等
を主成分とした樹脂材料にウレタンビーズ等の微細粒子
22を混合した材料を印刷したものである。従って、薄
膜部16の表面には多数の微細粒子22が固着してお
り、薄膜部16の表面が凹凸状に形成されている。
を主成分とした樹脂材料にウレタンビーズ等の微細粒子
22を混合した材料を印刷したものである。従って、薄
膜部16の表面には多数の微細粒子22が固着してお
り、薄膜部16の表面が凹凸状に形成されている。
【0013】この薄膜部16の膜厚tは10ミクロンか
ら80ミクロン程度とし、微細粒子22の大きさは数ミ
クロンから30ミクロン程度が好ましい。この微細粒子
はスクリーン刷版の目よりも小さいものを選択し、でき
ればその目の大きさの数分の一の微細粒子を使用する。
また、微細粒子の堅さは、もし硬質であると把持した手
が擦れ易いので、軟質である合成樹脂製の微細粒子が好
ましい。
ら80ミクロン程度とし、微細粒子22の大きさは数ミ
クロンから30ミクロン程度が好ましい。この微細粒子
はスクリーン刷版の目よりも小さいものを選択し、でき
ればその目の大きさの数分の一の微細粒子を使用する。
また、微細粒子の堅さは、もし硬質であると把持した手
が擦れ易いので、軟質である合成樹脂製の微細粒子が好
ましい。
【0014】図3はスクリーン印刷の方法を説明するた
めの模式図であり、印刷対象の釣竿の握部12の上にス
クリーンフレーム26に取り付けられたスクリーン刷版
24が配置されている。握部12はその下部を一対のコ
ロ32によって受けられている。上記スクリーン刷版2
4の上には、ポリエステル系樹脂に微細なウレタンビー
ズを5から50重量パーセント混合したインキ30を載
せており、スキージ28をスクリーン刷版24の上面に
下ろして釣竿(握部12)を矢視線Bの方向に回転させ
つつ該スクリーン刷版24を矢視線Cの方向に移動させ
ると、そのスクリーン刷版24の目の開閉模様に応じて
図1に示すような斑点状に薄膜部16が印刷される。
めの模式図であり、印刷対象の釣竿の握部12の上にス
クリーンフレーム26に取り付けられたスクリーン刷版
24が配置されている。握部12はその下部を一対のコ
ロ32によって受けられている。上記スクリーン刷版2
4の上には、ポリエステル系樹脂に微細なウレタンビー
ズを5から50重量パーセント混合したインキ30を載
せており、スキージ28をスクリーン刷版24の上面に
下ろして釣竿(握部12)を矢視線Bの方向に回転させ
つつ該スクリーン刷版24を矢視線Cの方向に移動させ
ると、そのスクリーン刷版24の目の開閉模様に応じて
図1に示すような斑点状に薄膜部16が印刷される。
【0015】通常の板厚のスクリーン刷版を使用したス
クリーン印刷によれば、既述の如く10ミクロンから8
0ミクロン程度の均一な膜厚の薄膜部16が容易に形成
される。この薄膜部16は釣竿10の握部12の露出部
分12Aとの間に段差を形成し、この段差が握部12を
把持した手の滑り止めとして作用する。然し、このよう
に段差が小さい(10ミクロンから80ミクロンの間)
のでその滑り止め作用は不十分である。これを充分に補
うため、微細粒子22をそれらの薄膜部16の表面に固
着させて、凹凸を形成している。
クリーン印刷によれば、既述の如く10ミクロンから8
0ミクロン程度の均一な膜厚の薄膜部16が容易に形成
される。この薄膜部16は釣竿10の握部12の露出部
分12Aとの間に段差を形成し、この段差が握部12を
把持した手の滑り止めとして作用する。然し、このよう
に段差が小さい(10ミクロンから80ミクロンの間)
のでその滑り止め作用は不十分である。これを充分に補
うため、微細粒子22をそれらの薄膜部16の表面に固
着させて、凹凸を形成している。
【0016】これにより薄膜部16の高さ(厚さ)は低
いままであるが、その滑り止め効果が非常に大きくなる
と共に、薄膜部16の高さが低いために釣竿の使用中に
釣竿の握部12が岩等に擦れても剥離することが少な
く、把持した際の違和感も非常に小さくなる。更には軽
量化に適合する。また、薄膜部16をスクリーン印刷に
より印刷形成すれば種々の模様に精度良くしかも安価に
形成することができる。
いままであるが、その滑り止め効果が非常に大きくなる
と共に、薄膜部16の高さが低いために釣竿の使用中に
釣竿の握部12が岩等に擦れても剥離することが少な
く、把持した際の違和感も非常に小さくなる。更には軽
量化に適合する。また、薄膜部16をスクリーン印刷に
より印刷形成すれば種々の模様に精度良くしかも安価に
形成することができる。
【0017】以上では、釣竿10を繊維強化プリプレグ
で形成した場合について説明しているが、本考案はこれ
に限らず、いかなる製法による釣竿にも適用できる。し
かしながら、薄膜部16が握部12の表面に強固に接着
し易い材料によって該握部12の表面が形成されている
ことが望ましい。従って一般には、握部12の表面層の
材料と薄膜部16のインキ材料とは同一系統の材料であ
ることが望ましい。
で形成した場合について説明しているが、本考案はこれ
に限らず、いかなる製法による釣竿にも適用できる。し
かしながら、薄膜部16が握部12の表面に強固に接着
し易い材料によって該握部12の表面が形成されている
ことが望ましい。従って一般には、握部12の表面層の
材料と薄膜部16のインキ材料とは同一系統の材料であ
ることが望ましい。
【0018】同一系統の材料の場合ではないが、一例と
して、握部12の塗装被膜20はエポキシ樹脂の塗料が
塗装されており、一方、インキ30はインキ主剤と硬化
剤との混合からなり、例えば、インキ主剤4に対して硬
化剤1の割合で混合されたインキが使用される。このイ
ンキ主剤は、ポリエステル系樹脂30〜40、ウレタン
ビーズ等の微細粒子10〜30、溶剤38〜65、その
他レベリング剤等の添加剤と顔料7〜28の重量比で選
択混合されることが好ましい。硬化剤としてはイソシア
ネート樹脂を用いるのが良い。印刷後に各溶剤は蒸発し
て残りの各成分が固化し、微細粒子であるウレタンビー
ズ22のちりばめられた薄膜部16が形成される。
して、握部12の塗装被膜20はエポキシ樹脂の塗料が
塗装されており、一方、インキ30はインキ主剤と硬化
剤との混合からなり、例えば、インキ主剤4に対して硬
化剤1の割合で混合されたインキが使用される。このイ
ンキ主剤は、ポリエステル系樹脂30〜40、ウレタン
ビーズ等の微細粒子10〜30、溶剤38〜65、その
他レベリング剤等の添加剤と顔料7〜28の重量比で選
択混合されることが好ましい。硬化剤としてはイソシア
ネート樹脂を用いるのが良い。印刷後に各溶剤は蒸発し
て残りの各成分が固化し、微細粒子であるウレタンビー
ズ22のちりばめられた薄膜部16が形成される。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、軽量化に好適であって耐久性があり、把持した
際の違和感の小さな滑り止め効果の高い滑り止めを有す
る操作性の良い釣竿とその製造方法の提供が可能とな
る。
よれば、軽量化に好適であって耐久性があり、把持した
際の違和感の小さな滑り止め効果の高い滑り止めを有す
る操作性の良い釣竿とその製造方法の提供が可能とな
る。
【図1】図1は本発明に係る釣竿の要部平面図である。
【図2】図2は図1の矢視線A−Aによる拡大部分横断
面図である。
面図である。
【図3】図3はスクリーン印刷の方法を説明するための
模式図である。
模式図である。
12 握部 12A 握部外表面の露出部分 16 薄膜部 18 竿管本体 20 塗装被膜 22 微細粒子
Claims (2)
- 【請求項1】 握部の外表面に、該外表面の露出部分を
残しつつ、離散状の薄い厚さの薄膜部を形成し、 該薄膜部の表面に数ミクロンから30ミクロン程度の大
きさの多数の微細粒子を分布させたことを特徴とする滑
り止めを有する釣竿。 - 【請求項2】 予めインキ材料に数ミクロンから30ミ
クロン程度の大きさの多数の微細粒子を混合し、 該微細粒子混合インキを釣竿の握部の外表面にスクリー
ン印刷によって離散状薄膜模様に印刷することを特徴と
する滑り止めを有する釣竿の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4257143A JP2759930B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 滑り止めを有する釣竿とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4257143A JP2759930B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 滑り止めを有する釣竿とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678653A JPH0678653A (ja) | 1994-03-22 |
JP2759930B2 true JP2759930B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17302316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4257143A Expired - Fee Related JP2759930B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 滑り止めを有する釣竿とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2759930B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2741655B2 (ja) * | 1994-06-28 | 1998-04-22 | 株式会社チャンピオン | 屋根下地材 |
JPH09205940A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-12 | Daiwa Seiko Inc | 釣 竿 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61105474U (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-04 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP4257143A patent/JP2759930B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678653A (ja) | 1994-03-22 |
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---|---|---|---|
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