JP2759334B2 - 燃料噴射式エンジンの吸気ポート構造 - Google Patents
燃料噴射式エンジンの吸気ポート構造Info
- Publication number
- JP2759334B2 JP2759334B2 JP1041721A JP4172189A JP2759334B2 JP 2759334 B2 JP2759334 B2 JP 2759334B2 JP 1041721 A JP1041721 A JP 1041721A JP 4172189 A JP4172189 A JP 4172189A JP 2759334 B2 JP2759334 B2 JP 2759334B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- valve
- bent portion
- fuel injection
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はＶ型エンジン、特に燃料噴射式Ｖ型エンジン
に関するものである。
に関するものである。
（従来技術） 従来の燃料噴射式エンジンにおいては、燃焼室に通じ
る吸気ポートの近傍に配設した燃料噴射弁から燃料を吸
気ポートに向けて噴射するようにしている。そしてその
場合、燃料噴射弁は、例えば実開昭63−40585号公報に
開示されているように、吸気通路の上方に斜めに配設さ
れるのが普通である。
る吸気ポートの近傍に配設した燃料噴射弁から燃料を吸
気ポートに向けて噴射するようにしている。そしてその
場合、燃料噴射弁は、例えば実開昭63−40585号公報に
開示されているように、吸気通路の上方に斜めに配設さ
れるのが普通である。
ところが、特にＶ型エンジンにおいては、サージタン
クから各気筒の吸気ポートに接続される吸気通路を両バ
ンクの間に設けねばならず、しかも空気力学上およびデ
ザイン上の要求からますます低くなるボンネットの位置
によってサージタンクの高さが規制されているので、そ
れに伴って吸気マニホールドの設計が困難になってき
た。
クから各気筒の吸気ポートに接続される吸気通路を両バ
ンクの間に設けねばならず、しかも空気力学上およびデ
ザイン上の要求からますます低くなるボンネットの位置
によってサージタンクの高さが規制されているので、そ
れに伴って吸気マニホールドの設計が困難になってき
た。
また燃料噴射弁の噴霧方向はエンジンの燃焼性、燃費
特性およびエミッション特性に重大な影響を与えるた
め、これが吸気マニホールドの設計をさらに困難にして
いる。
特性およびエミッション特性に重大な影響を与えるた
め、これが吸気マニホールドの設計をさらに困難にして
いる。
（発明の目的） そこで本発明は、上述のような種々の問題を効果的に
解決した燃料噴射式Ｖ型エンジンを提供することを目的
とする。
解決した燃料噴射式Ｖ型エンジンを提供することを目的
とする。
（発明の構成） 本発明は、左右両バンクをＶ字状に見るエンジン正面
視において、各バンクの気筒に、Ｖバンクの中央側に吸
気弁が、Ｖバンクの外方側に排気弁が互いに所定の挟み
角をもってＶ字型をなすように配設され、上記吸気弁が
開閉する燃焼室開口端から吸気上流側に向かう吸気通路
に、上記燃焼室開口端の上流で上記吸気弁の弁軸から遠
ざかるように側方へ屈曲した第１の屈曲部と、該第１の
屈曲部の上流側で該第１の屈曲部の屈曲方向とは反対方
向に上記吸気弁の上方側へ屈曲した第２の屈曲部とが設
けられて、ほぼＳ字状の吸気通路部が形成されたＶ型エ
ンジンにおいて、 上記左右両バンク間の空間内に燃焼噴射弁を、各バン
クのシリンダヘッドに対する吸気管の取付面に近接した
位置に、かつ上記シリンダヘッドの頂部よりも下方に位
置する態様で配設し、 上記ほぼＳ字状の吸気通路部を各バンクのシリンダヘ
ッドの吸気ポートに形成し、 上記吸気通路部の第２の屈曲部のポート下方壁を接線
方向に斜め上方へ向かって延設して、該延設部内に上記
燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧を上記第２の屈曲部
へ導く案内溝を形成したことを特徴とするものである。
視において、各バンクの気筒に、Ｖバンクの中央側に吸
気弁が、Ｖバンクの外方側に排気弁が互いに所定の挟み
角をもってＶ字型をなすように配設され、上記吸気弁が
開閉する燃焼室開口端から吸気上流側に向かう吸気通路
に、上記燃焼室開口端の上流で上記吸気弁の弁軸から遠
ざかるように側方へ屈曲した第１の屈曲部と、該第１の
屈曲部の上流側で該第１の屈曲部の屈曲方向とは反対方
向に上記吸気弁の上方側へ屈曲した第２の屈曲部とが設
けられて、ほぼＳ字状の吸気通路部が形成されたＶ型エ
ンジンにおいて、 上記左右両バンク間の空間内に燃焼噴射弁を、各バン
クのシリンダヘッドに対する吸気管の取付面に近接した
位置に、かつ上記シリンダヘッドの頂部よりも下方に位
置する態様で配設し、 上記ほぼＳ字状の吸気通路部を各バンクのシリンダヘ
ッドの吸気ポートに形成し、 上記吸気通路部の第２の屈曲部のポート下方壁を接線
方向に斜め上方へ向かって延設して、該延設部内に上記
燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧を上記第２の屈曲部
へ導く案内溝を形成したことを特徴とするものである。
上記燃料噴射弁の燃料噴射タイミングは、各気筒の吸
入行程に同期させて燃料を噴射するように設定されてい
ることが好ましい。
入行程に同期させて燃料を噴射するように設定されてい
ることが好ましい。
（発明の効果） 本発明によれば、燃焼室開口端の上流で吸気弁の弁軸
から遠ざかるように側方へ屈曲した第１の屈曲部と、こ
の第１の屈曲部の上流側でこの第１の屈曲部の屈曲方向
とは反対方向に吸気弁の上方側へ屈曲した第２の屈曲部
とからなるほぼＳ字状の吸気通路部を各バンクのシリン
ダヘッドの吸気ポートに形成し、上記吸気通路部の第２
の屈曲部のポート下方壁を接線方向に斜め上方へ向かっ
て延設して、この延設部内に、各バンクのシリンダヘッ
ドに対する吸気管の取付面に近接した位置に配設した燃
料噴射弁から噴射される燃料噴霧を上記第２の屈曲部へ
導く案内溝を形成したので、吸気通路の内壁への燃料噴
霧の付着を抑制しつつ、吸気ポートの燃焼室開口端近傍
に燃料噴霧を供給することができ、エンジンの燃焼性お
よび燃費特性を向上させることができる。
から遠ざかるように側方へ屈曲した第１の屈曲部と、こ
の第１の屈曲部の上流側でこの第１の屈曲部の屈曲方向
とは反対方向に吸気弁の上方側へ屈曲した第２の屈曲部
とからなるほぼＳ字状の吸気通路部を各バンクのシリン
ダヘッドの吸気ポートに形成し、上記吸気通路部の第２
の屈曲部のポート下方壁を接線方向に斜め上方へ向かっ
て延設して、この延設部内に、各バンクのシリンダヘッ
ドに対する吸気管の取付面に近接した位置に配設した燃
料噴射弁から噴射される燃料噴霧を上記第２の屈曲部へ
導く案内溝を形成したので、吸気通路の内壁への燃料噴
霧の付着を抑制しつつ、吸気ポートの燃焼室開口端近傍
に燃料噴霧を供給することができ、エンジンの燃焼性お
よび燃費特性を向上させることができる。
すなわち、燃料噴射弁が各バンクのシリンダヘッドに
対する吸気管の取付面に近接した位置に配設され、かつ
上記案内溝が、第２の屈曲部の屈曲外方側となるポート
下方壁にスムーズに接続されていることから、吸気主流
が沿って流れるポート下方壁側に燃料を噴射させること
ができ、上記案内溝が吸気マニホールドよりも高温のシ
リンダヘッド内に形成されていることも相俟って、燃料
噴霧の充分な気化・霧化を図ることができ、かつ燃料噴
霧の壁面付着も少なくなくすることができる。特に、燃
料噴射弁の燃料噴射タイミングを、各気筒の吸入行程に
同期させて燃料を噴射するように設定した場合には、燃
料噴霧の気化・霧化がさらに促進させることができる。
対する吸気管の取付面に近接した位置に配設され、かつ
上記案内溝が、第２の屈曲部の屈曲外方側となるポート
下方壁にスムーズに接続されていることから、吸気主流
が沿って流れるポート下方壁側に燃料を噴射させること
ができ、上記案内溝が吸気マニホールドよりも高温のシ
リンダヘッド内に形成されていることも相俟って、燃料
噴霧の充分な気化・霧化を図ることができ、かつ燃料噴
霧の壁面付着も少なくなくすることができる。特に、燃
料噴射弁の燃料噴射タイミングを、各気筒の吸入行程に
同期させて燃料を噴射するように設定した場合には、燃
料噴霧の気化・霧化がさらに促進させることができる。
さらに、燃料噴射弁を、シリンダヘッドの頂部よりも
下方に位置する態様で配設したことにより、エンジン全
体の高さを低くすることができる。
下方に位置する態様で配設したことにより、エンジン全
体の高さを低くすることができる。
さらに本発明によれば、吸気ポートを、シリンダヘッ
ド内で複数に分岐する分岐ポートとして構成するととも
に、各分岐ポートに向けて燃料を噴射し得る燃料噴射弁
と、この燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧を各分岐ポ
ートに導く案内溝とを設けたことにより、エンジンの燃
焼性および燃費特性をさらに向上させることができる。
ド内で複数に分岐する分岐ポートとして構成するととも
に、各分岐ポートに向けて燃料を噴射し得る燃料噴射弁
と、この燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧を各分岐ポ
ートに導く案内溝とを設けたことにより、エンジンの燃
焼性および燃費特性をさらに向上させることができる。
その場合に、燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧を、
吸気バルブのバルブシートの上部を指向させることによ
り、吸気バルブと排気バルブとの開弁時期がオーバーラ
ップしたときの燃料の吹き抜けを防止することができ
る。
吸気バルブのバルブシートの上部を指向させることによ
り、吸気バルブと排気バルブとの開弁時期がオーバーラ
ップしたときの燃料の吹き抜けを防止することができ
る。
（実施例） 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明
する。
する。
第１図はエンジンルーム内に横置きに搭載されたＶ型
DOHC6気筒エンジンの上部正面図を示し、１はエンジン
本体、1A、1Bはエンジン本体１の前後２つのバンクであ
る。シリンダブロック２の上面には各バンクのシリンダ
ヘッド3a、3bがそれぞれ取付けられている。４は吸気マ
ニホールドで、２つのサージタンク5a、5bと、これらサ
ージタンク5a、5bと各気筒の吸気ポートとを接続する独
立吸気通路をそれぞれ形成する計６本の吸気管6a、6b
と、サージタンク5a、5bの上流側の分岐吸気通路7a、7b
およびその上流側の共通吸気通路８を形成する吸気管９
とによって構成されている。吸気管９にはスロットルボ
ディ（図示は省略）が取付けられる。各吸気管6a、6bの
下流端には燃料噴射弁10がシリンダヘッド3a、3bの頂部
よりも下方に位置する態様で配設されている。11はエン
ジンルム12を覆うボンネットである。
DOHC6気筒エンジンの上部正面図を示し、１はエンジン
本体、1A、1Bはエンジン本体１の前後２つのバンクであ
る。シリンダブロック２の上面には各バンクのシリンダ
ヘッド3a、3bがそれぞれ取付けられている。４は吸気マ
ニホールドで、２つのサージタンク5a、5bと、これらサ
ージタンク5a、5bと各気筒の吸気ポートとを接続する独
立吸気通路をそれぞれ形成する計６本の吸気管6a、6b
と、サージタンク5a、5bの上流側の分岐吸気通路7a、7b
およびその上流側の共通吸気通路８を形成する吸気管９
とによって構成されている。吸気管９にはスロットルボ
ディ（図示は省略）が取付けられる。各吸気管6a、6bの
下流端には燃料噴射弁10がシリンダヘッド3a、3bの頂部
よりも下方に位置する態様で配設されている。11はエン
ジンルム12を覆うボンネットである。
第２図は前方側のバンク1Aのシリンダヘッド3aの断面
図、第３図は第２図のIII−III線に沿った断面図をそれ
ぞれ示し、シリンダヘッド3aには、各気筒の燃焼室15に
開口する各一対の吸気ポート16および排気ポート17が形
成されているとともに、これら吸気ポート16および排気
ポート17をそれぞれ開閉するための２個の吸気弁18およ
び２個の排気弁19が、吸気弁18をＶバンクの中央側に、
排気弁19をＶバンクの外方側にした態様で、互いに所定
の挟み角をもってＶ字型に配置されている。２つの吸気
ポート16、16は仕切壁13（第４図参照）によって仕切ら
れて分岐ポートを構成している。
図、第３図は第２図のIII−III線に沿った断面図をそれ
ぞれ示し、シリンダヘッド3aには、各気筒の燃焼室15に
開口する各一対の吸気ポート16および排気ポート17が形
成されているとともに、これら吸気ポート16および排気
ポート17をそれぞれ開閉するための２個の吸気弁18およ
び２個の排気弁19が、吸気弁18をＶバンクの中央側に、
排気弁19をＶバンクの外方側にした態様で、互いに所定
の挟み角をもってＶ字型に配置されている。２つの吸気
ポート16、16は仕切壁13（第４図参照）によって仕切ら
れて分岐ポートを構成している。
吸気ポート16、16の上流側の吸気通路20には、燃焼室
開口端の上流で吸気弁18の弁軸から遠ざかるように側方
へ屈曲した第１の屈曲部と、この第１の屈曲部の上流側
でこの第１の屈曲部の屈曲方向とは反対方向に吸気弁18
の上方側へ屈曲した第２の屈曲部21とが設けられて、ほ
ぼＳ字状の吸気通路部が形成されており、この吸気通路
20に接続される独立吸気通路22を内部に形成した吸気管
6aがシリンダヘッド3aに取付けられている。吸気管6aの
取付用フランジ23には吸気通路22の下方において燃料噴
射弁10が取付けられており、この燃料噴射弁10は燃料の
噴霧路が異なる一対の燃料噴射孔24を有し、各吸気ポー
ト16に向けて燃料を噴射するようになっている。そして
燃料噴射弁10の燃料噴射孔24は、シリンダヘッド3aに対
する吸気管6aは取付面Ｐに近接した位置にあり、各気筒
の吸入行程に同期させて燃料を噴射するようになってい
る（タイムドインジェクション）。
開口端の上流で吸気弁18の弁軸から遠ざかるように側方
へ屈曲した第１の屈曲部と、この第１の屈曲部の上流側
でこの第１の屈曲部の屈曲方向とは反対方向に吸気弁18
の上方側へ屈曲した第２の屈曲部21とが設けられて、ほ
ぼＳ字状の吸気通路部が形成されており、この吸気通路
20に接続される独立吸気通路22を内部に形成した吸気管
6aがシリンダヘッド3aに取付けられている。吸気管6aの
取付用フランジ23には吸気通路22の下方において燃料噴
射弁10が取付けられており、この燃料噴射弁10は燃料の
噴霧路が異なる一対の燃料噴射孔24を有し、各吸気ポー
ト16に向けて燃料を噴射するようになっている。そして
燃料噴射弁10の燃料噴射孔24は、シリンダヘッド3aに対
する吸気管6aは取付面Ｐに近接した位置にあり、各気筒
の吸入行程に同期させて燃料を噴射するようになってい
る（タイムドインジェクション）。
一方、シリンダヘッド3a側の吸気通路20には、第４図
に示すように、燃料噴射弁10から噴射された燃料噴霧を
上記第２の屈曲部21に導くための案内溝25が上記取付面
Ｐから吸気ポート16、16側に向って形成されている。そ
して燃料噴射弁10の一対の燃料噴射孔24、24からそれぞ
れ噴射された燃料噴霧は、案内溝25に案内されて吸気通
路20の第２の屈曲部21を通り、各吸気ポート16、16に供
給される。なおこの燃料噴霧の噴霧中心は吸気バルブ1
8、18のバルブシート14、14の上部に向けられており、
これによって、吸気バルブ18と排気バルブ19との開時期
がオーバーラップしたときの燃料の吹き抜けを防止して
いる。そして案内溝25が設けられていることにより、吸
気通路の内壁に燃料噴霧を付着させることなく吸気ポー
ト16、16近傍に燃料を供給することができるから、エン
ジンの燃焼性および燃費特性を向上させることができ
る。
に示すように、燃料噴射弁10から噴射された燃料噴霧を
上記第２の屈曲部21に導くための案内溝25が上記取付面
Ｐから吸気ポート16、16側に向って形成されている。そ
して燃料噴射弁10の一対の燃料噴射孔24、24からそれぞ
れ噴射された燃料噴霧は、案内溝25に案内されて吸気通
路20の第２の屈曲部21を通り、各吸気ポート16、16に供
給される。なおこの燃料噴霧の噴霧中心は吸気バルブ1
8、18のバルブシート14、14の上部に向けられており、
これによって、吸気バルブ18と排気バルブ19との開時期
がオーバーラップしたときの燃料の吹き抜けを防止して
いる。そして案内溝25が設けられていることにより、吸
気通路の内壁に燃料噴霧を付着させることなく吸気ポー
ト16、16近傍に燃料を供給することができるから、エン
ジンの燃焼性および燃費特性を向上させることができ
る。
第１図は本発明によるＶ型DOHC6気筒エンジンの上部正
面図、第２図はそのシリンダヘッドの断面図、第３図は
第２図のIII−III線に沿った断面図、第４図は第２図の
面Ｐにおけるシリンダヘッドの部分的端面図である。 １……エンジン本体、２……シリンダブロック 3a、3b……シリンダヘッド ４……吸気マニホールド 5a、5b……サージタンク 6a、6b……吸気管、10……燃料噴射弁 13……仕切壁、16……吸気ポート 18……吸気弁、20……吸気通路 21……第２の屈曲部、25……案内溝
面図、第２図はそのシリンダヘッドの断面図、第３図は
第２図のIII−III線に沿った断面図、第４図は第２図の
面Ｐにおけるシリンダヘッドの部分的端面図である。 １……エンジン本体、２……シリンダブロック 3a、3b……シリンダヘッド ４……吸気マニホールド 5a、5b……サージタンク 6a、6b……吸気管、10……燃料噴射弁 13……仕切壁、16……吸気ポート 18……吸気弁、20……吸気通路 21……第２の屈曲部、25……案内溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−56662（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−32278（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−61716（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−10763（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−202769（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】左右両バンクをＶ字状に見るエンジン正面
視において、各バンクの気筒に、Ｖバンクの中央側に吸
気弁が、Ｖバンクの外方側に排気弁が互いに所定の挟み
角をもってＶ字型をなすように配設され、上記吸気弁が
開閉する燃焼室開口端から吸気上流側に向かう吸気通路
に、上記燃焼室開口端の上流で上記吸気弁の弁軸から遠
ざかるように側方へ屈曲した第１の屈曲部と、該第１の
屈曲部の上流側で該第１の屈曲部の屈曲方向とは反対方
向に上記吸気弁の上方側へ屈曲した第２の屈曲部とが設
けられて、ほぼＳ字状の吸気通路部が形成されたＶ型エ
ンジンにおいて、 上記左右両バンク間の空間内に燃焼噴射弁を、各バンク
のシリンダヘッドに対する吸気管の取付面に近接した位
置に、かつ上記シリンダヘッドの頂部よりも下方に位置
する態様で配設し、 上記ほぼＳ字状の吸気通路部を各バンクのシリンダヘッ
ドの吸気ポートに形成し、 上記吸気通路部の第２の屈曲部のポート下方壁を接線方
向に斜め上方へ向かって延設して、該延設部内に上記燃
料噴射弁から噴射される燃料噴霧を上記第２の屈曲部へ
導く案内溝を形成したことを特徴とするＶ型エンジン。 - 【請求項２】上記燃料噴射弁の燃料噴射タイミングが、
各気筒の吸入行程に同期させて燃料を噴射するように設
定されていることを特徴とする請求項１記載のＶ型エン
ジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1041721A JP2759334B2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 燃料噴射式エンジンの吸気ポート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1041721A JP2759334B2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 燃料噴射式エンジンの吸気ポート構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02221665A JPH02221665A (ja) | 1990-09-04 |
| JP2759334B2 true JP2759334B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=12616285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1041721A Expired - Fee Related JP2759334B2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 燃料噴射式エンジンの吸気ポート構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2759334B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7283850B2 (ja) * | 2019-01-29 | 2023-05-30 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5710763A (en) * | 1980-06-25 | 1982-01-20 | Honda Motor Co Ltd | Fuel injection nozzle for engine |
| JPS5756662A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-05 | Nissan Motor Co Ltd | Fuel supplier for internal combustion engine |
| JPS6232278A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-12 | Suzuki Motor Co Ltd | 燃料噴射エンジン |
| JPH089428Y2 (ja) * | 1986-03-19 | 1996-03-21 | マツダ株式会社 | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 |
| JPS6361716A (ja) * | 1986-09-02 | 1988-03-17 | Mazda Motor Corp | ポンプ損失低減装置 |
| JPH0631586B2 (ja) * | 1986-12-18 | 1994-04-27 | 本田技研工業株式会社 | 多吸気弁式内燃機関の燃料噴射装置 |
| JPS63202769U (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-27 | ||
| JPH0636298Y2 (ja) * | 1989-02-09 | 1994-09-21 | トヨタ自動車株式会社 | 複吸気弁式内燃機関 |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP1041721A patent/JP2759334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02221665A (ja) | 1990-09-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5852994A (en) | Induction control system for multi-valve engine | |
| US5329912A (en) | Induction system for an internal combustion engine | |
| JP3003339B2 (ja) | 燃料噴射式内燃機関の吸気装置 | |
| US7802555B2 (en) | Intake control device for an engine | |
| US20090293831A1 (en) | Intake device of internal combustion engine and internal combustion engine | |
| US6526933B2 (en) | Multi-cylinder internal combustion engine | |
| JPH057555B2 (ja) | ||
| US6155229A (en) | Charge motion control valve in upper intake manifold | |
| JP2759334B2 (ja) | 燃料噴射式エンジンの吸気ポート構造 | |
| EP0751286B1 (en) | Internal combustion engine having a fuel supply apparatus | |
| JP3433851B2 (ja) | エンジンの吸気制御装置 | |
| JP4013300B2 (ja) | 直噴エンジンの吸気装置 | |
| JP3591141B2 (ja) | 筒内直接噴射式火花点火内燃機関 | |
| JP3738478B2 (ja) | 直噴火花点火式内燃機関 | |
| JP3804738B2 (ja) | 内燃機関の燃料分配管構造 | |
| JPH0413415Y2 (ja) | ||
| JPS6034770Y2 (ja) | 内燃機関の吸気マニホ−ルド | |
| JPS6353375B2 (ja) | ||
| JP2609297B2 (ja) | Ｖ型エンジンの吸気構造 | |
| JPH109050A (ja) | 直接筒内噴射式火花点火機関 | |
| JP2666135B2 (ja) | 燃料噴射式エンジンの吸気装置 | |
| JPH048295Y2 (ja) | ||
| JPS5851375Y2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
| JP2576905B2 (ja) | ４サイクル内燃機関の吸気装置 | |
| JPS6246808Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |