JP2759292B2 - 自動現像機におけるフィルム検出器 - Google Patents

自動現像機におけるフィルム検出器

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JP2759292B2
JP2759292B2 JP1213090A JP1213090A JP2759292B2 JP 2759292 B2 JP2759292 B2 JP 2759292B2 JP 1213090 A JP1213090 A JP 1213090A JP 1213090 A JP1213090 A JP 1213090A JP 2759292 B2 JP2759292 B2 JP 2759292B2
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昭雄 樫野
敏之 山岸
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 自動現像機のフィルム排出部におけるフィルム検出の
手段に関する。
〔従来の技術〕
自動現像機出口前におけるジャム検出は重要であり、
検出不良の場合には後続のフィルムをいち早く止めて救
済することができず、多大の損害が発生する。そこで、
検出手段の選択と、どのようにしてこの検出手段を活用
するかを検討した。フィルム搬送はコロ又はローラー間
を挟持搬送する方式が多く、特に自動現像機出口では、
フィルム搬送方向を大きく変化させることが多くて、こ
こは、対向するローラー間にフィルムを挟持する形とな
っている。そこで、フィルムの先端又は、後端の行動が
規制されることを利用し、この部分にフィルム検出手段
を設けることによって検出の確実化をねらっている。検
出手段は、マイクロスイッチのアクチェータを使う機械
的な方法があるが、自動現像機出口では乾燥が不十分の
場合があってアクチェータの接触でキズが発生したり、
ジャムの原因にもなるので、不適当である。そこで、非
接触の検出手段が必要であり、検出精度を高めるには光
電センサーが適切である。しかし、光電センサーも、使
い方によって検出精度に差があり、検出精度を高くして
いち早くフィルム搬送を停止するには、光を当てる角度
が重要な要因となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、フィルムの検出精度を高めて、ジャム検知
に伴うフィルム搬送停止をいち早く確実に行い、後続の
フィルムを救済することを課題目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、フィルム搬送ローラーに対面して反射型
の光電センサーが、フィルムと該フィルム搬送ローラー
の接触開始母線近傍で該ローラー面に対して入射角0°
となる位置から該センサーの投光光軸をフィルム搬送方
向と反対方向に、0°より大きく15°以内になるように
回動して設置したことを特徴とする自動現像機における
フィルム検出器によって達成される。
〔実施例〕
フィルムFがフィルム搬送ローラー1に接触開始する
該ローラー1の母線近傍で該ローラー1に対し入射角度
0°となるセンサー2の位置から該センサー2の投光軸
をフィルムFの搬送方向と反対方向に0°より大きく15
°以内に回動できるようにしてある。このようにしてフ
ィルムF通過中にはセンサー2の投受光を安定確実にさ
せると共にフィルムが通過したときは前記ローラー1に
照射する光線の反射光は殆ど受光されないことになり、
したがって検出精度を高めた、次に本発明の実施例を図
をもって説明する。
第1図は本発明のフィルム検出器を適用する自動現像
機の側断面図である。露光されたフィルムは左方の入口
Aから矢印方向に入り、右方に搬送されながら各処理を
経て右下方の乾燥部4に至り、フィルム検出器(センサ
ー)2のチェックを受けてのち、フィルムバスケット3
に、矢印方向に排出される。ここに、処理されたフィル
ムFは乾燥部4で乾燥されてから、フィルム検出器(セ
ンサー)2のあるところに至るけれども、完全に固化し
ていないから固定物でその表面をこすることはさけなけ
ればならない。したがって、フィルム通路から離れて、
フィルム面をねらう形で反射型の光電センサーを設け、
フィルム検出器(センサー)2を構成した。
第2図は乾燥部4を更に詳しく説明する側断面図でロ
ーラー1は矢印方向に回り、上方から下りてきたフィル
ムはフィルム検出器(センサー)2の前を通過してロー
ラー1と、これに対向し転動するローラー5、ローラー
6及びガイド7によって方向を変えフィルムバスケット
3に入っていく。
第3図はフィルム検出器(センサー)2の位置を詳し
く示す側断面図で、フィルムFがローラー1に接触し通
過する際の接触開始線に、ローラー1の中心0から下し
た垂線OPの延長線と光電センサーの投光光軸とのなす角
Bについて最適値を求める実験を行なった。そのデータ
を第4図に示す。光電センサーの投光光軸の回動角度を
15°,13°,12°,11°,8.5°,7.5°,0.5°と7種につい
て設定し、また、同性能のセンサー2をS7,S8,S9,S10,S
11に交換して夫々に対する受光レベルのちがいを見る
と、図に示す如く7.5°から13°までがスレッショール
ドベルトに対して確実な差別化をみせ、好ましい良好な
結果が得られた。なおこのテストでは、15°を超えると
上部ガイドローラー8にフィルム検出器が接触してしま
うのでそれ以下の回動角度の範囲でチェックした。この
テストでの実用適正値としては7.5°から13°が最適と
いえる。しかし、わずかでも0°を超え7.5°に至る範
囲と13°を超え15°に至る範囲においても従来より実用
されてきた垂直投光入射の場合にくらべてスレッショー
ルド域に対しての有意性が高く実用可能域といえる。
したがって検出精度を高めるために、前記ローラー1
に対する投光光軸回動角度を0°よりわずかでも超え15
°以内とすることが必要であるといえる。
このように投光器によりフィルム面からの反射光を受
光する場合から、フィルムが通過しローラー面からの反
射光を受光する場合に切り換わる瞬間その受光量が大き
く変化する。その変化が大きければフィルム通過の検出
キャッチの感度がよく安定するわけである。そして本発
明のようにセンサー2の投光軸がわずかでも回動する
と、フィルム面からの反射光はそれほど減殺されないで
受光器に戻るが、フィルムが通過し終わりローラー面か
らの反射に切りかわったときには反射面の傾きが今まで
のフィルム面よりも大きくなるのでローラー面からの反
射光軸は入射光軸から大きく開き、受光器に入光する光
量がけられわずかになってしまうからといえる。また、
逆に回動角が15°を越すと、フィルム面からの反射光量
もけられすぎて受光器に達しにくくなり感度が下がって
行くと考えられる。
〔発明の効果〕
前述の実験データが示す如く本発明の設置センサーの
回動位置によって同一センサーでも検出精度を高めるこ
とができて、ジャム検知の応答を早く確実にしジャム等
のトラブルが発生したとしてもそのときの対策を早く容
易にうつことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動現像機の側断面図。 第2図は、自動現像機の乾燥部の側断面図。 第3図は、フィルム検出器の位置を示す側断面図。 第4図はセンサー入射角度と受光レベルの関係を示すデ
ータ。 1……ローラー、2……フィルム検出機 3……フィルムバスケット 4……乾燥部、5……ローラー 6……ローラー、7……ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 あきら 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社内 審査官 藤田 年彦 (56)参考文献 特開 昭57−76544(JP,A) 実開 昭56−108133(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム搬送ローラーに対面して反射型の
    光電センサーが、フィルムと該フィルム搬送ローラーの
    接触開始母線近傍で該ローラー面に対し入射角0°とな
    る位置から該センサーの投光光軸をフィルム搬送方向と
    反対方向に、0°より大きく15°以内になるように回動
    して設置したことを特徴とする自動現像機におけるフィ
    ルム検出器。
JP1213090A 1990-01-22 1990-01-22 自動現像機におけるフィルム検出器 Expired - Fee Related JP2759292B2 (ja)

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