JPH08166612A - パーフォレーション検出装置 - Google Patents

パーフォレーション検出装置

Info

Publication number
JPH08166612A
JPH08166612A JP30897294A JP30897294A JPH08166612A JP H08166612 A JPH08166612 A JP H08166612A JP 30897294 A JP30897294 A JP 30897294A JP 30897294 A JP30897294 A JP 30897294A JP H08166612 A JPH08166612 A JP H08166612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
film
perforation
sensor
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30897294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Atsumi
浩昭 厚見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP30897294A priority Critical patent/JPH08166612A/ja
Publication of JPH08166612A publication Critical patent/JPH08166612A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】センサの出力を改善し、パーフォレーション検
出の判定を良好にしたパーフォレーション検出装置を提
供する。 【構成】フイルムの幅方向のパーフォレーションが穿設
されている位置に光センサ投光部72から光を照射して
その反射光を受光部74で受光している。投光部72か
らの光がフイルム114面上で反射された場合には、セ
ンサ光の到達距離が小さいので、受光部74に入射する
光量が多く、これに応じて大きいセンサ出力を出力す
る。一方、フイルム114が搬送されてパーフォレーシ
ョンの位置に来たときは、投光部72からの光はパーフ
ォレーションを通過してフイルム搬送路のガイド底面プ
レート50bに形成した凹部53に達する。即ち、セン
サ光の到達距離が大きく、受光部74に入光する光量は
凹部53が設けられていない場合に比べて著しく少な
く、センサ出力は非常に小さい。このように、センサ出
力とパーフォレーション検出のしきい値のレベル差を大
きくすることで、検出判定を確実なものとすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーフォレーション検出
装置に係り、特にカメラやフイルム画像再生装置等のフ
イルム搬送機構に適用されるパーフォレーション検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現像処理された写真フイルムを順
次給送して焼付け位置へ位置決めを行う写真焼付装置
は、特開平4─134341号公報等により公知であ
る。前記特開平4─134341号公報には、フイルム
のパーフォレーションを検出して、所定の位置に停止さ
れる写真フイルム搬送制御方法及びこの方法を用いたカ
メラ並びに写真焼付装置が開示されている。
【0003】また、特開平4─350645号公報に
は、各種センサ系の自動化を行い、写真焼付に必要な最
適な状態を常に保つことができる写真焼付装置が開示さ
れている。図5(a)及び(b)は従来のパーフォレー
ション検出装置の概略図である。同図において、50は
フイルムガイド、70は光センサ、114はフイルムで
ある。フイルムガイド50は黒のプラスチックで形成さ
れており、ガイド上面プレート50aとガイド底面プレ
ート50bとでフイルム搬送路51が形成されている。
光センサ70は投光部72と受光部74からなり、受光
部74に入射した光の光量に応じて出力信号を出力す
る。図6はセンサ光の到達距離とセンサ出力の関係を示
すグラフであり、センサ光の到達距離が小さいと反射光
の光量が多いのでセンサ出力は大きく、逆に到達距離が
大きくなると、反射光の光量が少ないのでセンサ出力は
小さくなる。
【0004】フイルム114は図2に示すように帯状に
形成され、その縁部には各フレームに対応したパーフォ
レーション118が穿設されている。前記フイルム11
4は図5において図示しないローラに挟持されて前記フ
イルム搬送路51を所定の速度で給送される。図5
(a)は、光センサ70の下方にフイルム114が有る
場合、即ちパーフォレーション118が無い位置でのセ
ンサ光の到達距離Aを示すものである。投光部72から
の光はフイルム114表面で反射されて受光部74に入
射する。尚、通常この場合の到達距離Aは1mm程度で
ある。
【0005】図5(b)は光センサ70の下方にパーフ
ォレーション118が存在する位置でのセンサ光の到達
距離Bを示すものである。投光部72からの光はパーフ
ォレーション118を通過して搬送路のガイド底面プレ
ート50bで反射されて受光部74に入光する。尚、こ
の場合の到達距離Bは2mm程度である。受光部74は
上記図5(a)、(b)夫々の場合の反射光を受光し、
その光量の多寡に応じた出力信号を出力している。
(a)の場合はセンサ出力が大きく、(b)の場合はセ
ンサ出力が小さい(図6参照)。この出力信号について
所定のしきい値を設け、そのしきい値よりも大きい出力
の場合はフイルム114面からの反射光と判定し、逆に
そのしきい値よりも小さい出力の場合はフイルム114
のパーフォレーション118を通過して搬送路のガイド
底面プレート50bで反射された反射光と判定してい
る。こうしてフイルムのパーフォレーションを検出して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、上
記従来のパーフォレーション検出装置では、パーフォレ
ーション検出センサの出力と、パーフォレーションの有
無の判定しきい値のレベルとの差が小さい時には、検出
の判定が困難であるという問題がある。即ち、フイルム
によってはその反射率が異なるものが存在し、例えば反
射率の小さいフイルムを使用した場合は、センサ光がフ
イルム面で十分に反射されずフイルムを透過し、フイル
ム搬送路の底面で反射して受光部に入射することにな
る。このような場合、本来センサ光はフイルムの表面で
十分に反射されてセンサ受光部に入射する場合と比較し
て、センサ出力は小さくなる。従って、実際にはパーフ
ォレーションが無いにもかかわらず、センサ出力が小さ
い為にパーフォレーションが有るものと誤って判別する
ことがあり、パーフォレーションのミスカウントが発生
するという問題がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、センサの出力を改善し、パーフォレーション
検出の判定を良好にしたパーフォレーション検出装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明は、各フレームの位
置を示すパーフォレーションが穿設された帯状の写真フ
イルムのフイルム搬送路を形成する一対のガイドプレー
トの一方側に、前記フイルムの幅方向の前記パーフォレ
ーションが穿設されている位置に光を照射する投光部
と、該フイルム表面からの反射光を受光する受光部戸を
設け、他方のガイドプレートの前記投光部及び受光部と
対向する位置に凹部又は孔を形成したことを特徴として
いる。
【0009】
【作用】本発明によれば、フイルムの幅方向のパーフォ
レーションが穿設されている位置に光センサ投光部から
光を照射してその反射光をセンサ受光部で受光してい
る。投光部からの光がフイルム面上で反射された場合に
は、センサ光の到達距離が小さく、受光部が受光する反
射光の光量が多く、これに応じて大きいセンサ出力を出
力している。一方、フイルムが搬送されてパーフォレー
ションの位置に来たときは、投光部からの光はパーフォ
レーションを通過してフイルム搬送路を形成しているガ
イドプレート面で反射する。この時、光を反射するガイ
ドプレートの前記投光部及び受光部と対向する位置には
凹部又は孔が設けてあるので、センサ光の到達距離が大
きく、従って受光部が受光する反射光の光量は凹部又は
孔が設けられていない場合に比べて著しく少なくなる。
この時センサは、受光した光量に応じて非常に小さいセ
ンサ出力を出力する。このように、センサ出力とパーフ
ォレーション検出のしきい値のレベル差を大きくするこ
とができ、パーフォレーション検出判定を確実なものに
することができる。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るパーフォ
レーション検出装置の好ましい実施例について詳説す
る。図1は本発明が適用されるカメラ10の概略構成を
示す図である。同図に示すように、カメラ10は、主に
レンズ12とケーシング14から成り、ケーシング14
の内部には、フイルム114をスプール116に巻き取
って収容するフイルムカートリッジ110が装填されて
いる。
【0011】図2は図1に示したカメラに適用されるフ
イルムカートリッジ110の一例を示す図である。同図
に示すようにフイルムカートリッジ110は、単一のス
プール112を有し、このスプール112に写真フイル
ム114が巻回されている。写真フイルム114には、
各フレームの位置を示すパーフォレーション118が穿
設されている。
【0012】図3は図1の要部構成を示す図である。同
図に示したように、カメラ10におけるフイルム114
の搬送系はDCモータ30及びこのDCモータ30駆動
力をフイルム114に付与する減速部32とで構成され
ている。DCモータ30は制御部34と接続されてお
り、この制御部34はDCモータ30の駆動及び駆動停
止を制御している。
【0013】減速部32は、その出力側にフイルムカー
トリッジ110から引き出されたフイルム114を層状
に巻き取る為の巻取り軸36が設けられており、撮影さ
れたフイルム114はこの巻取り軸36に巻き取られ
る。また、フイルムガイド50のガイド上面プレート5
0aには前記フイルム114のパーフォレーション11
8の有無を検出する光センサ70が配設されており、こ
のセンサ70は制御部34と接続され、センサ70で検
出された結果は制御部34へ供給される。
【0014】制御部34は、撮影終了後にDCモータ3
0を駆動させ、パーフォレーション118の検出に基づ
いてDCモータ30の駆動を停止させるようにしてい
る。図4は図3における本発明の要部の拡大図である。
フイルムガイド50は黒のプラスチックで形成されてお
り、ガイド上面プレート50aとガイド底面プレート5
0bで仕切られたフイルム搬送路51を形成している。
搬送路51の幅は約2mmであり、この空間をフイルム
114が搬送される。ガイド底面プレート50bの一部
には、凹部53を形成し、該凹部53の上方に光センサ
70を配設する。尚、センサ70から前記凹部53の底
面までの距離(センサとのクリアランス)Cは4mm程
度とする。
【0015】光センサ70は投光部72と受光部74か
らなり、受光部74に入射した光の光量に応じて出力信
号を出力する。図6はセンサ光の到達距離とセンサ出力
の関係を示すグラフであり、センサ光の到達距離が小さ
いと反射光の光量が多いのでセンサ出力は大きく、逆に
到達距離が大きくなると反射光の光量が少ないのでセン
サ出力は小さくなる。
【0016】次に、上記構成の作用について説明する。
フイルムカートリッジ110がカメラ10に装填される
と、フイルムカートリッジ110からフイルム114が
引き出され、図3において図示しないローラに挟持され
て前記フイルム搬送路51を矢印Aの方向に所定の速度
で給送される。この時、センサ70はパーフォレーショ
ン118の検出をおこない、パーフォレーション118
がセンサ70の検出位置にない場合は、投光部72から
の光はフイルム114表面上で反射されて受光部74に
入射する。この場合、センサ光の到達距離は1mm程度
であり、センサ出力は大きい(図6参照)。
【0017】一方、パーフォレーション118がセンサ
70の検出位置にある場合は、投光部72からの光はパ
ーフォレーション118を通過して、ガイド底面プレー
ト50bに形成した凹部53に到達し、該凹部53面で
反射して受光部74に入射する。センサ70とのクリア
ランスCが4mm程度と大きいために、受光部74が受
光する光量は極めて少なく、従ってセンサ出力は上記ク
リアランスが無い場合と比較して、著しく小さくなる
(図6参照)。
【0018】こうして、フイルムの反射率の違い等によ
り発生するセンサ出力のバラツキに影響されないように
前記検出判定のしきい値を設定して、センサ出力とパー
フォレーション118検出判定のしきい値のレベル差を
大きくし、パーフォレーション118検出の判定を確実
なものとしている。そして、パーフォレーション118
が検出された場合は、検出された時点で、フイルム搬送
を停止する。
【0019】撮影が終了したフイルム114は、再度フ
イルムカートリッジ110へ巻き戻された後、カメラ1
0から取り出される。上記実施例では、カメラ10に適
用した場合を説明したが、これに限らず、写真焼付装置
におけるパーフォレーション検出や、その他フイルム画
像再生機器におけるパーフォレーション検出にも広く適
用が可能である。また、上記フイルム114は磁気記録
層が設けられたフイルムとすることも可能である。
【0020】また、上記実施例では、ガイドプレートに
凹部を形成する場合を説明したが、これに限らず、孔を
形成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るパー
フォレーション検出装置によれば、パーフォレーション
位置ではセンサ光の到達距離を大きくすることができる
ため、センサ出力を小さくする事ができ、フイルムが有
る場合(パーフォレーション以外の位置)のセンサ光到
達距離との差が大きく、センサ出力とパーフォレーショ
ン検出判定のしきい値のレベル差を大きくすることがで
き、パーフォレーション検出の判定を確実なものとする
ことができ、パーフォレーションのミスカウントが無く
なる。
【0022】また、本発明に係るパーフォレーション検
出装置によれば、反射率の異なるフイルムが使用される
場合にも、パーフォレーション検出の判定が確実にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるカメラの概略構成を示す図
【図2】図1に示したカメラに適用されるフイルムカー
トリッジの一例を示す図
【図3】図1の要部構成を示す図
【図4】本発明の要部の拡大図
【図5】図5(a)及び(b)は従来のパーフォレーシ
ョン検出装置の概略図
【図6】センサ光の到達距離とセンサ出力の関係を示す
グラフ
【符号の説明】
30…モータ 32…減速部 34…制御部 50…フイルムガイド 51…フイルム搬送路 50a…ガイド上面プレート 50b…ガイド底面プレート 53…凹部 72…センサ投光部 74…センサ受光部 110…フイルムカートリッジ 114…フイルム 118…パーフォレーション

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各フレームの位置を示すパーフォレーシ
    ョンが穿設された帯状の写真フイルムのフイルム搬送路
    を形成する一対のガイドプレートの一方側に、前記フイ
    ルムの幅方向の前記パーフォレーションが穿設されてい
    る位置に光を照射する投光部と、該フイルム表面からの
    反射光を受光する受光部とを設け、 他方のガイドプレートの前記投光部及び受光部と対向す
    る位置に凹部又は孔を形成したことを特徴とするパーフ
    ォレーション検出装置。
JP30897294A 1994-12-13 1994-12-13 パーフォレーション検出装置 Pending JPH08166612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30897294A JPH08166612A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 パーフォレーション検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30897294A JPH08166612A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 パーフォレーション検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08166612A true JPH08166612A (ja) 1996-06-25

Family

ID=17987438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30897294A Pending JPH08166612A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 パーフォレーション検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08166612A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104858918A (zh) * 2014-02-24 2015-08-26 住友橡胶工业株式会社 橡胶片切断装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104858918A (zh) * 2014-02-24 2015-08-26 住友橡胶工业株式会社 橡胶片切断装置
JP2015157403A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 住友ゴム工業株式会社 ゴムシート切断装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0625849B2 (ja) 写真原稿を複写する方法
US5278610A (en) Rotary camera having data recording device
JPH08166612A (ja) パーフォレーション検出装置
US6172737B1 (en) Image recording apparatus
JP3946921B2 (ja) 画像読取方法及び画像読取装置
JPH1175039A (ja) 画像読取装置
JPH0427145B2 (ja)
JP2543179B2 (ja) マイクロフイルム検索装置
JPH06337479A (ja) 画像プリント条件決定装置
JPH03139625A (ja) 検出装置
US5797053A (en) Apparatus and method for feeding film having perforations including judging wheter a film tip has passed a detector
JPH10171029A (ja) フィルム搬送装置
US6175696B1 (en) Camera including jam detection and correction mechanism for automatic film feed cartridge system
US6130996A (en) Apparatus capable of using a film cartridge containing a lead portion of a film which is fed out by the film thrusting operation
JP3419903B2 (ja) フィルムキャリア及び写真フィルム離脱防止方法
JP3373657B2 (ja) 写真フィルム搬送装置
JP2759292B2 (ja) 自動現像機におけるフィルム検出器
JP2589826B2 (ja) マイクロフイルム検索装置
JPH0950109A (ja) 画像記録装置
JP2587201Y2 (ja) 排出マガジン
JP2710077B2 (ja) マイクロフィルム検索装置
JPH11218896A (ja) フィルム検出センサ
JP2785995B2 (ja) 印画紙巻取り方法及び搬送装置
JP2913761B2 (ja) 画像形成装置
JPH11295820A (ja) フィルム搬送装置