JP2759042B2 - 出 窓 - Google Patents

出 窓

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JP2759042B2
JP2759042B2 JP5172664A JP17266493A JP2759042B2 JP 2759042 B2 JP2759042 B2 JP 2759042B2 JP 5172664 A JP5172664 A JP 5172664A JP 17266493 A JP17266493 A JP 17266493A JP 2759042 B2 JP2759042 B2 JP 2759042B2
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JP
Japan
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heat insulating
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香里 高田
堀  良昭
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WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築躯体の開口部
より突設した正面部と左右両袖部とで構成される枠骨の
下部に地板を備える出窓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の出窓には積極的な断熱機能が施し
てないことから、殊に冬季の暖房エネルギーの消費が嵩
むため、積極的に断熱機能を付与することが要望される
ようになり、正面部と袖部の窓にペアガラスを嵌め、天
井部には発砲材による断熱材を設け、更に地板にも断熱
材を付設することが提案されている。その一例として、
特開平4−323486号公報に記載したものが知られ
ており、当該公報に記載している地板部分の断熱手段
は、地板の下方に底板を設け、その底板と地板間に断熱
材を充填したものであり、底板はその基部側を躯体にブ
ラケットを介して固着し、先端部側に枠体を取り付けた
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように底板と地
板との間に空間部を設け、その中に断熱材を充填する手
段は一般的に行われる手段であるが、この出窓を躯体に
取り付ける手段は、まず底板を取り付け、これに枠体を
設け、底板上に断熱材を載置してから地板を取り付ける
ものである。ところで、上記の底板は前記公報の発明で
は枠体の荷重を受ける重要な部材であり、この底板に枠
体を取り付ける組立操作に手間がかかり、また底板上に
断熱材を圧縮しつつ挿入されるために、挿入中に断熱材
がずり動いたり、地板と枠体との取り付け部内に挟み込
んだりすることから、地板の挿入に細心の注意が必要と
なり、取り付け難いという問題点があった。今一つの問
題点は、特にビル用の出窓の場合には、出窓の枠骨は溶
接によって取り付けられるが、その火花によって断熱材
に焦げた傷跡が残る欠点を免れなかった。
【0004】本発明は以上の問題を解決することにあ
り、地板に断熱を施してもその地板を出窓の枠骨に簡単
に組み付けることができ、溶接による支障を残すことな
く取り付けられることを目的とする出窓を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による解決手段
は、建築躯体の開口部より突出して設けた正面部と左右
袖部で枠骨を構成し、その枠骨の下部に地板を備える出
窓において、前記地板より下方部に、複数のリブを備え
た台輪よりなる支持部材を設け、該支持部材上に定形断
熱材よりなる断熱板を載置していることを特徴とする。
【0006】前記支持部材に載置された断熱板と地板間
に、空間層を保持していることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の出窓は、その枠骨を建築躯体に取り付
けた後に、枠骨の下方部に設けた台輪よりなる支持部材
上に断熱板を載置し、次いで地板を嵌め込んで組み付け
るものである。
【0008】本発明による出窓を具体的に説明すると、
図1の(A)に示しているように、出窓の枠骨1は、正
面部2と左右の両袖部3,3で横断面形が台形に形成し
てある。該枠骨1の下枠4における室内側で正面部2と
左右両袖部3,3に亘って、図2に示す如く上片5と下
片6とを室内側に向い互いに平行に突設し、その上下両
片5,6間に凹溝7が設けてある。この凹溝7には地板
8の室外側先端周縁が嵌まり、これに地板8を嵌めた後
に上片5よりビス止めされるものである。
【0009】上記地板8は木製のもので、図2に示して
いるように、出窓の突出寸法に加えて建築躯体9の窓台
10上に載置される大きさに形成したものである。この
地板8の窓台10より室外側へ突出する部分の下方部に
断熱板11を設けるものであり、該断熱板11は、ポリ
スチレンフォーム板、硬質ウレタンフォーム板、あるい
は発泡スチロール板などの定形断熱材よりなる。
【0010】以上の断熱板11を設ける手段は、図1の
(B)に示す如く地板8の下方部に設けた支持部材12
に載置して設けるものであるが、その支持部材12には
図2に示す例と図4に示す例とがある。
【0011】図2に示す例は、出窓枠骨1を躯体9に取
り付ける前に地板8及び断熱板11を枠骨1に取り付け
るもので、枠骨1を形成する正面部2と両袖部3,3の
下枠4における凹溝7より下部に断面L字状に形成した
前受け材13を設け、地板8を枠骨1の室内側となる開
放口より凹溝7内に差し込んで取り付けた後に、断熱板
11を地板8の下方に同じく差し込んで、その室外側先
端縁部を前記前受け材13上に支持するが、その断熱板
11の室内側端面に突片15を有する見切り材14を取
り付けておき、その見切り材14を地板8と躯体9に取
り付けるものである。この見切り材14に断熱板11の
裏面を支持する前記突片15が突設してあって、この突
片15と前期前受け材13とで断熱板11を支持するも
のである。従って、この例での支持部材12は前受け材
13と突片15とからなるものである。尚、上記例にお
ける突片15は見付け材14より一体に突設したもので
あるが、必ずしもこれに限ることがなく、図3の如く突
片のない従来の見切り材14を用い、別個に断面L形部
材16を従来の見切り材14と断熱板11間に挟み込ん
で設けても良い。従って前期突片15は見切り材14に
対して一体あるいは別体にして設けるものである。
【0012】ところで、出窓には図2に示すように台輪
17を有するものと、図示してないが台輪を取り付けて
無いものがあり、台輪17を設けた出窓であると、その
台輪17に底板18を設けたものであるから、断熱板1
1が外観上見えないが、台輪の無い場合には下から覗き
見られ、殊に2階などの高い位置に設けたものは見やす
くなり体裁を損なうことになる。以上のように台輪の取
り付けてない出窓の場合には、図3に示すように、前記
地板8に下方に設けた断熱板11の裏面にアルミニウム
板などの化粧板19を張り付けておくことが好ましい。
【0013】次ぎに図4と図5に示す例は、ビル用の出
窓であって、台輪17には数本のリブ20が設けてあ
り、その枠骨1と台輪17を躯体9に取り付けてから、
台輪17のリブ20を支持部材12として兼用し、その
上に定形断熱材を所定の大きさに切断した断熱板11を
載置し、その上に地板8を差し込み凹溝7内に支持する
ものであるが、断熱板11を差し込む際には、その室外
側先端部を凹溝7の下片6の下方へ収める必要がある。
そこへ差し込む際には断熱板11を上から傾斜して入れ
る必要があるが、断熱板11には弾性がなく脆弱なた
め、挿入中に折れたり端縁を欠かしてしまうこともあ
り、既に取り付けられている台輪17内への挿入が困難
である。
【0014】そこで図4に示しているように、所定の大
きさに切断した断熱板11を複数に切断して、複数の単
位板11a,11b,11cに分割することにより、簡
単に台輪17内に敷き詰めた状態に設けることができ
る。その分割は図4では、室外側の単位板11aと、室
内側の左右の単位板11aを更に左右に分割しても良
い。しかし分割する手段は、所定の大きさの断熱板11
を少なくとも室外側と室内側に分割すれば良い。
【0015】また断熱板11は 図5に示しているよう
に、凹溝7の下片6より下部となるような厚みに形成
し、地板8の裏面と断熱板11との間に空間層21をあ
け、この空間層21による空気断熱層を設けることが好
ましい。また図2に示す例の場合も、図示してないが、
同様に地板8の裏面と断熱板11との間に空間層を設け
る場合もある。
【0016】
【発明の効果】本発明による出窓によれば、リブを設け
た台輪を支持部材として、その上に断熱板を載置したも
ので、台輪と枠骨とを躯体に取り付けてから断熱板及び
地板を嵌め込む手順で設けることができるので、特にビ
ル用の出窓の枠骨は躯体に対して溶接によって取り付け
られるが、その溶接時には地板と断熱板が設けてないか
ら、火花による損傷の発止を防止することができる。更
に断熱板を複数に分割したものであれば、躯体に取り付
けた台輪上に簡単且つ容易に嵌め込むことができる。
【0017】また地板と断熱板との間に空間層を設けた
ものであれば、断熱板の断熱効果に、更に空間層の断熱
効果が得られ、断熱効果を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)図は本発明による出窓の枠骨、地板と断
熱板をそれぞれ分解して示す斜視図である。 (B)図は断熱板の一部を切断して示す拡大斜視図であ
る。
【図2】同じく本発明による出窓の断面図である。
【図3】断熱板の類例を示す断面図である。
【図4】台輪に断熱板を載置する例を分解して示す斜視
図である。
【図5】図4に示す出窓の断面図である。
【符号の説明】
1 出窓の枠骨 2 正面部 3 袖部 4 下枠 7 凹溝 8 地板 9 躯体 11 断熱板 12 支持部材 17 台輪 20 リブ 21 空間層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 3/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築躯体(9)の開口部より突出して設
    けた正面部(2)と左右袖部(3,3)で枠骨(1)を
    構成し、その枠骨(1)の下部に地板(8)を備える出
    窓において、前記地板(8)より下方部に、複数のリブ
    (20)を備えた台輪(17)よりなる支持部材(1
    2)を設け、該支持部材(12)上に定形断熱材よりな
    る断熱板(11)を載置していることを特徴とする出
    窓。
  2. 【請求項2】 前記支持部材(12)に載置された断熱
    板(11)と地板(8)間に、空間層(21)を保持し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の出窓。
  3. 【請求項3】 前記支持部材(12)に載置する断熱板
    (11)が、複数枚に分割した単体板(11a〜11
    c)で形成してあることを特徴とする請求項1または2
    に記載の出窓。
  4. 【請求項4】 建築躯体(9)の開口部より突出して設
    けた正面部(2)と左右袖部(3,3)で枠骨(1)を
    構成し、その枠骨(1)の下部に地板(8)を備える出
    窓において、前記地板(8)より下方部に、断面L字状
    に形成した支持部材(12)を躯体(9)と枠骨(1)
    の下枠(4)とにそれぞれ突設し、該支持部材(17)
    上に定形断熱材よりなる断熱板(11)を載置している
    と共に、該断熱板(11)と地板(8)間に、空間層
    (21)を保持していることを特徴とする出窓。
  5. 【請求項5】 前記支持部材(12)に載置する断熱板
    (11)が、複数枚に分割した単体板(11a〜11
    c)で形成してあることを特徴とする請求項4に記載の
    出窓。
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