JP2758981B2 - 遠方監視制御システムの制御指令確認方法およびその装置 - Google Patents

遠方監視制御システムの制御指令確認方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は制御所側装置が遠方の被制御所側装置と交信
しながら、この被制御所側装置を介し制御対象機器を監
視制御する遠方監視制御システムにおいて、 特に制御所側装置の発した制御指令が制御対象機器の
最新の状態に適合するか否か(つまり当該の制御指令が
有効か無効か)を確認する方法およびその装置として
の、遠方監視制御システムの制御指令確認方法およびそ
の装置に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当
部分を示す。
【従来の技術】
第3図に遠方監視制御システムの構成例を示す。同図
において1は監視制御の主体となる制御所側装置、2は
この制御所側装置1の制御下にあって制御対象機器3を
直接監視制御する被制御所側装置、4は制御所側装置1
と被制御所側装置2とを結合する通信線である。 制御所側装置1は通信線4を介し受信した制御対象機
器3の状態データDに基づいて、被制御所側装置2へ制
御対象機器3に対する制御指令CMを送信することによ
り、この制御指令CMは被制御所側装置2から制御対象機
器3に与えられる。 また被制御所側装置2は制御対象機器3からその状態
データDを収集し、通信線4を介し制御所側装置1へ送
信する。このようにして制御所側装置1は遠方の制御対
象機器3の監視制御を行うことができる。 ところで従来、被制御所側装置2が制御所側装置1の
側の期待に反する制御指令CMを発することを防止する方
式としては下記のものがある。 (1)制御指令CMを5C2等のコードに交換して伝送し、
被制御所側装置2にてコードチェックを行い伝送誤りを
防止する方式、 (2)制御指令CMにCRC符号等の誤り訂正符号を付加し
て伝送し、被制御所側装置2にて伝送誤りを訂正する方
式。
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の伝送誤り防止方式は制御所側装置1に
て作成した制御指令と被制御所側装置2が制御対象機器
3に与える制御指令を完全に一致させることを目的とし
ている。一方、制御所側は制御対象機器の状態を元に制
御内容を決定している。従って制御対象機器の状態が異
なれば制御内容もこれに応じて変える必要がある。 ところが制御所側装置1と被制御所側装置2との間の
伝送には遅れ時間が伴うため、制御所側では古い状態デ
ータを元に制御内容を決定する危険性がある。 第2図は制御所側装置1,被制御所側装置2間の伝送デ
ータの流れ(制御指令CM,状態データD21)、および両装
置1,2の内部にそれぞれ記憶された制御対象機器3の状
態データD1,D2の変化を示す。 制御対象機器3の状態が変化し、被制御所側装置2の
メモリM2に記憶された状態データD2が時刻t1に変化した
場合、被制御所側装置2はその新たな状態データを同デ
ータD21として制御所側装置1に送信する。状態データD
21を受信した制御所側装置1はこれによって時刻t2に自
身のメモリM1の内容としての状態データD1を同データD2
1の内容に書き換える。いま、時刻t0〜t1の間に制御所
側装置1から制御指令CMを送信した場合、状態データD1
とD2は一致しているため期待どおりの制御結果を得るこ
とができる。しかし時刻t1〜t2の間に制御指令CMを送信
した場合、状態データD1とD2は不一致であるため、本来
新たな状態データD2の内容によって決定されるべき制御
指令CMが古い状態データD1の内容によって決定されてし
まう。従って従来の方式でいかに制御指令CMを正確に伝
送したとしても期待に反する制御指令を出力してしまう
ことになる。 そこでこの発明の課題は時刻t1〜t2の間に制御指令CM
を送信した場合において、被制御所側装置2が制御発信
元の期待に反する制御指令を出力することを防止する遠
方監視制御システムの制御指令確認方法およびその装置
を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1)の制御指令
確認方法では、『遠方の制御対象機器(3など)に対
し、その状態データ(Dなど)に基づいて制御指令(CM
など)を送信する制御所側装置(1など)、 前記制御対象機器側に設けられ、この制御対象機器か
ら前記状態データを収集し通信線(4など)を介して前
記制御所側装置に送信すると共に、前記通信線を介し前
記制御指令を受信して前記制御対象機器に与える被制御
所側装置(2など)を備えた遠方監視制御システムにお
いて、 前記制御所側装置は前記制御指令にその根拠となった
前記状態データ(D1など)を付加して前記被制御所側装
置へ送信し、 前記被制御所側装置は送信された該状態データと、前
記制御対象機器から収集した最新の前記状態データ(D2
など)とを比較し、両者が一致したときのみ当該の制御
指令を有効として前記制御対象機器へ与えるように』す
るものとし、 請求項2)の制御指令確認装置は、『遠方の制御対象
機器(3など)に対し、その状態データ(Dなど)に基
づいて制御指令(CMなど)を送信する制御所側装置(1
など)、 前記制御対象機器側に設けられ、この制御対象機器か
ら前記状態データを収集し通信線(4など)を介して前
記制御所側装置に送信すると共に、前記通信線を介し前
記制御指令を受信して前記制御対象機器に与える被制御
所側装置(2など)を備えた遠方監視制御システムにお
いて、 前記制御所側装置は前記被制御所側装置から送信され
た最新の前記状態データを記憶する第1の記憶手段(メ
モリM1など)と、前記制御指令の送信時、この制御指令
に前記第1の記憶手段の状態データを付加する手段(デ
ータ送信部12など)とを備え、 前記被制御所側装置は前記制御対象機器から収集した
最新の前記状態データを記憶する第2の記憶手段(メモ
リM2など)と、前記制御所側装置から送信された制御指
令および状態データとを夫々記憶する第3,第4の記憶手
段(メモリM22,M21など)と、前記第2,第4の記憶手段
の状態データを比較する比較手段(比較器21など)と、
この比較の結果、2つの状態データが一致したときは前
記第3の記憶手段に記憶された制御指令を前記制御対象
機器へ出力する手段(制御出力部22など)とを備えた』
ものとし、また 請求項3)の制御指令確認装置では前記請求項2)の
制御指令確認装置において、『前記被制御所側装置は前
記比較手段の比較の結果、この状態データが不一致のと
きはその旨(状態不一致通知NAなど)を前記制御所側装
置へ送信する手段(データ送信部23など)を備えた』も
のとする。
【作用】
制御所側装置1から制御指令CMを送信する際、指令内
容の決定に使用した制御対象機器3の状態データD1を同
時に送信する。被制御所側装置2は制御対象機器3の現
状の状態データD2と制御指令の内容決定に使用した前記
状態データD1を比較することにより、決定内容の正当性
を評価し、指令内容が不当であると判断された場合に
は、その制御指令CMの出力を防止する。
【実施例】
第1図は本発明の一実施例としての構成を示すブロッ
ク図で第3図に対応するものである。次に第1図の構成
と動作を併せ説明する。第1図においては制御所側装置
1内に制御所側から通信線4を介し伝送される状態デー
タD21を同データD1として記憶するメモリM1を設ける。
制御所側装置1内の制御指令作成部11はメモリM1の内容
(つまり状態データD1)を元に制御指令CMの内容を決定
する機能、またはメモリM1の内容を元に運転員が決定し
て入力した制御指令CMを取り込む機能を有する。この制
御指令作成部11にて作成された制御指令CMは制御所側装
置1内のデータ送信部12から通信線4を介し被制御所側
装置2へ送信される。この際、データ送信部12はメモリ
M1の内容(状態データD1)も併せて送信する。 他方、被制御所側装置2には制御対象機器3の状態デ
ータDを同データD2として記憶し、制御所側装置1へ送
信するためのメモリM2および制御所側から受信した状態
データD1,制御指令CMを夫々記憶するメモリM21,M22を設
ける。なおメモリM2の状態データD2はデータ送信部23,
通信線4を介し状態データD21として制御所側装置1に
送信される。 被制御所側装置2はこのように制御所側装置1からデ
ータ受信部24を介し制御指令CMと状態データD1とを受信
後、制御対象機器3にこの制御指令CMをCM1として出力
するに先立って、比較器21にてメモリM2の状態データD2
とメモリM21の状態データD1とを比較し、制御出力部22
に通知する。この制御出力部22では比較器21からデータ
一致通知を受けた場合にはメモリM22内の制御指令CMをC
M1として制御対象機器3へ出力し、データ不一致通知の
場合は制御指令CMを捨て、CM1を出力しない。また不一
致の場合、比較器21はデータ送信部23,通信線4を介し
状態不一致通知NAを制御所側装置1に送信する。
【発明の効果】
本発明によれば、遠方の制御対象機器3に対し、その
状態データDに基づいて制御指令CMを送信する制御所側
装置1、 前記制御対象機器3側に設けられ、この制御対象機器
3から前記状態データDを収集して同データD2として記
憶したうえ、通信線4を介して前記制御所側装置1に状
態データD21として送信すると共に、前記通信線4を介
し前記制御指令CMを受信して前記制御対象機器3に与え
る被制御所装置2を備えた遠方監視制御システムにおい
て、 前記制御所側装置は前記制御指令CMにその根拠となっ
た前記状態データD1を付加して前記被制御所側装置2へ
送信し、 前記被制御所側装置2は送信された該状態データD1
と、前記制御対象機器3から収集した最新の前記状態デ
ータD2とを比較し、両者が一致したときのみ当該の制御
指令CMを有効として前記制御対象機器3へ与えるように
したので、 第2図において時刻t0〜t1の間に制御を行った場合、
第1図におけるメモリM2の状態データD2とメモリM1,M21
の状態データD1は一致する。従って制御指令作成部11に
て作成された制御指令CMはCM1として制御対象機器3に
出力される。 一方、第2図において時刻t1〜t2の間に制御を行った
場合、第1図におけるメモリM2の状態データD2とメモリ
M1,M21の状態データD1は一致しない。このため制御出力
部22によって制御指令CMは捨てられる。その結果、制御
所側装置1にある古い情報(時刻t0〜t1間の情報データ
D1)に基づく制御指令CMの出力をロックすることで、制
御対象機器3に対する現状に合わない制御指令CMの出力
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての構成を示すブロック
図、 第2図は制御所側装置と被制御所側装置間の交信説明用
のタイムチャート、 第3図は第1図に対応する従来のブロック図である。 1:制御所側装置、2:被制御所側装置、3:制御対象機器、
4:通信線、11:制御指令作成部、12,23:データ送信部、1
3,23:データ受信部、21:比較器、22:制御出力部、M1,M
2,M21,M22:メモリ、D,D1,D2,D21:状態データ、CM,CM1:
制御指令。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠方の制御対象機器に対し、その状態デー
    タに基づいて制御指令を送信する制御所側装置、 前記制御対象機器側に設けられ、この制御対象機器から
    前記状態データを収集し通信線を介して前記制御所側装
    置に送信すると共に、前記通信線を介し前記制御指令を
    受信して前記制御対象機器に与える被制御所側装置を備
    えた遠方監視制御システムにおいて、 前記制御所側位置は前記制御指令にその根拠となった前
    記状態データを付加して前記被制御所側装置へ送信し、 前記被制御所側装置は送信された該状態データと、前記
    制御対象機器から収集した最新の前記状態データとを比
    較し、両者が一致したときのみ当該の制御指令を有効と
    して前記制御対象機器へ与えるようにしたことを特徴と
    する遠方監視制御システムの制御指令確認方法。
  2. 【請求項2】遠方の制御対象機器に対し、その状態デー
    タに基づいて制御指令を送信する制御所側装置、 前記制御対象機器側に設けられ、この制御対象機器から
    前記状態データを収集し通信線を介して前記制御所側装
    置に送信すると共に、前記通信線を介し前記制御指令を
    受信して前記制御対象機器に与える被制御所側装置を備
    えた遠方監視制御システムにおいて、 前記制御所側装置は前記被制御所側装置から送信された
    最新の前記状態データを記憶する第1の記憶手段と、前
    記制御指令の送信時、この制御指令に前記第1の記憶手
    段の状態データを付加する手段とを備え、 前記被制御所側装置は前記制御対象機器から収集した最
    新の前記状態データを記憶する第2の記憶手段と、前記
    制御所側装置から送信された制御指令および状態データ
    を夫々記憶する第3,第4の記憶手段と、前記第2,第4の
    記憶手段の状態データを比較する比較手段と、この比較
    の結果、2つの状態データが一致したときは前記第3の
    記憶手段に記憶された制御指令を前記制御対象機器へ出
    力する手段とを備えたことを特徴とする遠方監視制御シ
    ステムの制御指令確認装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載の制御指令確
    認装置において、前記被制御所側装置は前記比較手段の
    比較の結果、この状態データが不一致のときはその旨を
    前記制御所側装置へ送信する手段を備えたことを特徴と
    する遠方監視制御システムの制御指令確認装置。
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