JP2758933B2 - ドアクローザ - Google Patents

ドアクローザ

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    • E05F3/10Closers or openers with braking devices, e.g. checks; Construction of pneumatic or liquid braking devices with liquid piston brakes with a spring, other than a torsion spring, and a piston, the axes of which are the same or lie in the same direction
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
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    • E05Y2900/132Doors

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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドアのヒンジ部分に取付けられドアの開閉
をスムースに行うためのドアクローザに関する。
〔従来の技術〕
一般に、ドアのヒンジ部分に取付けられるドアクロー
ザは、ドアのヒンジ部分に連結される主軸を有し、この
主軸にはカムが一体的に取付けられている。このカムに
対向してカムフォロワーが設けられ、このカムフォロワ
ーはケーシング内に左右に往復動するように設けられた
摺動板に取付けられ、この摺動板はピストンを保持した
連結棒に連結されている。前記ピストンは円筒状のシリ
ンダー部分に収納され、このシリンダー部分には復帰用
ばねと作動油が収納されている。そして、ドアが回転す
ると前記主軸も回転し、この主軸の回転により前記カム
が回転し、このカムの回転がカムフォロワーを介して連
結棒の直線運動に変換され、これによってピストンが前
記復帰用ばねを圧縮しつつ直線的に移動する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来のドアクローザにおいては、ドアの前
後両開き(主軸を時計回りに180°以上、反時計回りに1
80°以上回転させること)が可能であるが、いずれの方
向にも主軸が180°以上回転し、これに伴ってカムが回
転すると前記復帰用ばねの復帰力によって主軸は同一回
転方向に更に回転しようとする。すなわち、この主軸に
ドアを取り付けた場合に、ドアが開いた方向とは逆方向
には復帰用ばねの復帰力が作用せず、ドアが更に開く方
向に復帰用ばねの復帰力が作用してしまう。例えば、こ
のドアクローザを180°回転する防火ドアに使用した場
合、ドアを戸袋内に納めるためにドアクローザを180°
以上回転させてその状態に保持しておく必要があるが、
上記の記載のように主軸を180°以上回転させると更に
その回転方向に主軸が回転しようとするため、ドアが閉
じないということがある。
従来のドアクローザの中には、180°以上ドアを開い
た場合でもドアを閉じる方向に復帰力が働くタイプのも
のが存在するが、その場合の復帰力は一方向のみしか作
用せず、かかるドアクローザは逆方向に開くドアの場合
には使用できない。したがって、このタイプのドアクロ
ーザはドアの開く方向によって使用すべきドアクローザ
が限定され、逆方向に開くドアの場合にはその方向に復
帰力が働くようなドアクローザを準備しなければれなら
ない。すなわち、前後両開き用と、片開き用である前開
き用と後開き用の別々のドアクローザを製造したり、あ
るいは在庫しておく必要があり、コストアップの要因と
なっていた。
本発明は、かかる点に鑑み、主軸をいずれの方向に18
0°以上回転させても復帰方向に力が働くドアクローザ
を作製し、ドアをいずれの方向に180°以上開いたとし
ても、ドアを閉扉の方向に必ず力が作用し、一種類でい
ずれかの方向で180°以上開きかつ前後両方向に開閉す
る態様で使用するドアにでも適用できるようなドアクロ
ーザを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明はドアの回動に伴って回動する主軸に
カムを取付け、このカムの回動によりピストンを保持し
ている連結部材を直線移動せしめ、前記ピストンの直線
移動により復帰用スプリングに復帰力を蓄勢するように
したドアクローザにおいて、前記主軸に隣接してカムを
備えた副軸を設け、この主軸と副軸とを互いにギアによ
り連結し、主軸と副軸とのギヤ比を1よりも小さくし、
主軸が時計回り及び、反時計回りに180°以上回動して
も副軸は時計回り及び、反時計回りに180°よりも小さ
な角度しか回転しないようにし、前記主軸、副軸のそれ
ぞれに設けられた、左右対称構造のカムに対してカムフ
ォロワーを前記連結部材に連結された摺動板に取り付
け、前記カムフォロワーは前記ドアクローザの長手方向
軸に対して対称となるよう配され、これらのカムフォロ
ワーは、ドアの回転角度が小さいきには、主軸のカムと
これと協働するカムフォロワーとが接触し副軸のカムと
これと協働するカムフォロワーとが離れ、ドアの回転角
度が大きくなると、主軸のカムとカムフォロワーが離
れ、副軸のカムとカムフォロワーとが接触する位置関係
に取付けられているようにした。
〔作用〕
ドアの回動に伴って回動する主軸に副軸を隣接せし
め、前記主軸と副軸とを互いにギヤにより連結し、主軸
と副軸とのギヤ比を1よりも小さくし、主軸が180°以
上回動しても副軸はそれよりも小さな角度しか回転しな
いようにする。前記主軸及び副軸に対向してカムフォロ
ワーをそれぞれ設け、このカムフォロワーを摺動板に取
付け、この摺動板を連結棒の一端に取付け、この連結棒
の他端をピストンに取付ける。前記主軸の回動角度が小
さいときは主軸のカムとこれに対するカムフォロワーが
接触し、副軸のカムとこれに対するカムフォロワーとは
離れている。また、前記主軸の回動角度が大きくなると
主軸のカムとこれに対するカムフォロワーが離れて副軸
のカムとこれに対するカムフォロワーとが接触する。前
記主軸及び副軸に取付けられたギヤのギヤ比の関係によ
って主軸が180°よりも大きく回動しても副軸は180°以
下しか回転せず、ドアの回動角度が大きくなった場合に
は副軸に取付けられたカムとこれに対向したカムフォロ
ワーとによって連結棒を介してピストンを移動せしめ、
このときには主軸に取付けられたカムとこれに対向した
カムフォロワーとはピストンの移動に対して機能しな
い。これによって、ドアが180°よりも大きく回転して
も副軸は180°よりも小さな角度しか回動せず、ドアを
放したときにはドアを閉めようとする復帰力がドアに加
えられる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明
する。
第1図乃至第3図において、本発明のドアクローザD
はケーシング1を有し、このケーシング1は図上左側に
位置した箱型の駆動部1aと、駆動部1aに連結されたシリ
ンダー部1bとからなる。前記駆動部1aには回転するドア
のヒンジ部に連結される主軸2が設けられ、この主軸2
の中央部分には略円形をなすカム3が一体的に取付けら
れている。このカム3の下方には主軸ギヤ4が固着され
ている。前記主軸2に対して副軸5が隣接して設けら
れ、これら主軸2及び副軸5はドアクローザの長手方向
中心軸上に所定間隔だけ離れて設けられている。前記副
軸5の中央部分には前記主軸のカム3と同一平面上に木
の葉状のカム6が設けられ、このカム6の下方には副軸
ギヤ7が設けられている。この副軸ギヤ7は前記主軸ギ
ヤ4と噛合し、この主軸ギヤ4と副軸ギヤ7とのギヤ比
が主軸2が180°以上回動して副軸5の回動角度が180°
以下となるように1よりも小さな値、例えば1/1.7とな
っている。前記駆動部1aは蓋体30によって閉塞され、こ
の蓋体30にはベアリング20aが設けられ、このベアリン
グ20a内に主軸2が回転自在に支持され、主軸2の下端
部はケーシング1の下面に取付けられたベアリング20b
によって回転自在に支持されている。また、前記副軸5
も蓋体30の内面に取付けられたベアリング8aにその上端
が回転自在に支持されているとともに、その下端がケー
シングの下面に取付けられたベアリング8bに回転自在に
支持されている。前記主軸2及び副軸5のカム3及び6
の上下は摺動板10によって摺動自在にガイドされ、この
摺動板10,10間にはカムフォロワーとしてのローラC1,C
2及びC3,C4が回転自在に支持されている。前記ローラC
1,C2はケーシング1の幅方向に離間して設けられ、こ
れらローラC1,C2は前記主軸2のカム3と協働する。ま
た、前記ローラC3,C4はケーシング1の幅方向に離間し
て設けられ、これらローラC3,C4は副軸5に取付けられ
たカム6と協働する。なお、各カムフォロワーは、主軸
2の回転角度が小さいときには、カム6がカムフォロワ
ーC3,C4から離れている状態においてカム3がカムフォ
ロワーC1,C2に接触し、主軸2の回転角度が大きくなる
と、逆にカム3がカムフォロワーC1,C2から離れている
状態においてカム6がカムフォロワーC3,C4に接触する
ような位置関係で摺動板10上に取付けられている。前記
摺動板10には主軸2用の長穴11とこの長穴11に離間して
設けられた副軸5用の長穴12が形成されている。これら
長穴11,12は前記摺動板10が左右に摺動するときのガイ
ド穴として作用する。前記摺動板10のシリンダー部1b側
には確動ローラPが設けられ、この確動ローラPによっ
て風等によりドアが急激にしまろうとしたときにカム6
の回動を押さえる。これら摺動板10は連結棒52の一端に
固着され、この連結棒52の他端はピン15を介してピスト
ン14に結合されている。前記シリンダー部1b内には復帰
用スプリング13が収納され、この復帰用スプリング13は
シリンダー部1bの図上左内壁とピストン14間に配設さ
れ、ピストン14が左右に摺動したときに伸縮する。この
シリンダー部1b内には復帰用スプリング13の他に作動油
が収納され、この作動油はピストン14の左右動に伴って
ピストン14の両側に形成される2つの圧力室A,B間を移
動する。前記シリンダー部1bの先端部分はエンドプラグ
16によって閉塞され(第3図)、このエンドプラグ16の
近傍からケーシングの肉厚内を連通路18が伸び、この連
通路18はピストン14の圧力室A側に開口している。
前記ピストン14の中心部には通路21が設けられ、この
通路21にはボール弁17が装着され、このボール弁17はピ
ストン14がドアの開放に伴って復帰用スプリング13を圧
縮して図上左側に移動したときに左側の圧力室A内の作
動油をピストン14の右側の圧力室B内に移動するための
ものであり、逆にピストン14が復帰用スプリング13の復
帰力によって図上右側方向へ復帰運動するときには前記
ボール弁17は逆止弁として作用し、このときには前記圧
力室B内の作動油は前記連通路18を通って左側圧力室A
内に流入し、このようにしてピストン14のスムースな左
右運動が確保される。前記主軸2に取付けられたカム3
の形状は第3図に図示されるように図上左側に位置する
小径部3bとこの小径部3bよりも大きな角度範囲を占める
大径部3aとこれら小径部3bと大径部3aの隣接部分に形成
される変換曲線部3c,3cからなる。また、副軸5に取付
けられている木の葉状のカム6は、カム6の長手方向中
心軸に対して左右対称に形成されている緩曲線部6a,6a
と、この緩曲線部6aとは反対側に形成された曲率半径の
小さな小径部6cと、この小径部6cと前記2つの緩曲線部
6a,6a間に形成される変換曲線部6b,6bからなっている。
次に作用について説明する。
第1図乃至第3図はドアが完全に閉じているとき、す
なわちドアの回転角度が0°のときのドアクローザの状
態を示している。このときには主軸2のカム3の変換曲
線部3c,3cは摺動板10上に取付けらたカムフォロワーと
してのローラC1,C2にそれぞれ係合している。また、こ
のとき副軸5の木の葉状のカム6の変換曲線部は前記カ
ムフォロワーとしてのローラC3,C4に緩く接している。
そして、このときには前記ピストン14はシリンダー部1b
のエンドプラグ16に隣接した位置にある。したがって、
前記摺動板10も最も右側に偏った位置にあり、主軸2及
び副軸5は摺動板10に形成された長穴11及び12の図上左
側端部近傍に位置している。
ドアが完全に閉じられている状態から反時計方向に5
°回動したときの状態が第4図に示されている。すなわ
ち、主軸2が図上反時計方向に5°回転しこれに伴って
ギヤ比が1/1.7であるので、副軸5は図上時計方向に2.9
°回動する。このときには主軸2のカム3の上側変換曲
線部3cがこれに協働するローラC1を図上左側に押し、こ
れら変換曲線部3cとローラC1との協働によって前記摺動
板10は図上左側に移動し、これに伴って前記ピストン14
も左側に移動する。このとき前記副軸5のカム6の回動
は摺動板10の左方向への移動には全く寄与しない。
次いで、ドアを20°位開放したときには第5図に示す
ように、主軸2が反時計方向に20°回転し、これに対し
て副軸5が時計方向に11.7°回動する。このときには主
軸のカム3とこれらと協働するローラC1,C2とは協働せ
ずローラC1,C2はカム3のカム面から離間してしまう。
これに対して副軸5のカム6の下側の変換曲線部6bがこ
れに対向するローラC4と協働し、この変換曲線部6bとロ
ーラC4との協働によってのみ前記ピストン14は図上左側
に動かされてこのときに復帰用スプリング13は圧縮され
る。すなわち、ドアの開放角度が20°近傍に至ると主軸
2のカム3とこれらと協働するカムフォロワーとしての
ローラC1,C2は摺動板10、連結棒52及びピストン14の直
線運動には全く寄与せず、副軸5に取付けられたカム6
とこれに対向して設けられたローラC4とがピストン14の
直線運動に寄与している。
更に、ドアを反時計方向に90°回転したとするとその
状況は第6図のようになり、このときにも図上下側のロ
ーラC4とこれに対向するカム面であるカム6の変換曲線
部6bとの協働作用によってのみ前記ピストン14は図上左
側方向に移動される。
同様に第7図を示すようにドアを反時計方向に180°
開放した場合には、前記副軸5は時計方向へ105.8°回
動し、このときにはカム6の緩曲線部6aとカムフォロワ
ーとしてのローラC4との係合のみが前記ピストン14の図
上左側方向への移動に寄与する。さらに、第8図に示す
ようにドアを時計方向に190°開放したとするとこのと
きには副軸5は時計方向に111.7°回動し、このときに
も第7図と同様にローラC4と緩曲線部6aとがピストン14
の直線運動に寄与する。
このようにドアを180°以上に開放したとしても、こ
のときには副軸5に取付けられたカム6は180°以下し
か回動せず、したがって副軸に取付けられたカム6はさ
らに回動することができ、この状態でドアを放した場合
には復帰用スプリング13の復帰力によって副軸5が反対
方向に回動し、これに伴って副軸の回動方向とは反対方
向に主軸が回転し、結局ドアは閉じる方向に力が加えら
れることになる。
なお、本実施例においてはドアを反時計方向に回動し
た場合について説明したが、本発明のドアクローザにお
いては、カム3,6の形状が対称構造をなし、しかもドア
クローザの長手方向軸に対して対称位置にそれぞれのカ
ムフォロワーC1,C2,C3,C4が設けられているので、ド
アを時計方向に回動した場合副軸5が反対方向に回転
し、この場合にはローラC3とこれに対向するカム6のカ
ムの緩曲線部6aとが協働して前記ピストン14の直線運動
に寄与することとなる。したがって、ドアをいずれの方
向に180°以上回動した場合でも常にドアには復帰力が
加わり、ドアを放した場合にはドアが自動的に閉じられ
ることとなる。
また、カム6に切欠きを設け、この切欠きをカムフォ
ロワーC3又はC4と係合せしめれば、ドアにストップ機能
を付加できる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成したので、いずれの方向
にドアを180°以上回転させたとしても復帰力がドアに
作用し、ドアは自動的に確実に閉じられるという効果を
奏する。したがって、一種類でいずれかの方向で180°
以上開きかつ前後両方向に開閉する態様で使用するドア
にでも適用でき、当該1種類のドアクローザを製造すれ
ば、従来のように2種類のものを製造し、在庫しておく
必要がなくなり、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のドアクローザの平面図、第2図は第1
図におけるII−II線断面図、第3図は上側の摺動板を取
外した場合のドアクローザの一部断面平面図、第4図は
ドアを5°回転した場合のドアクローザの一部断面平面
図、第5図はドアを20°回転した場合のドアクローザの
一部断面平面図、第6図はドアを90°回転した場合のド
アクローザの一部断面平面図、第7図はドアを180°回
転した場合のドアクローザの一部断面平面図、第8図は
ドアを190°回転した場合のドアクローザの一部断面平
面図である。 1…ケーシング、2…主軸、3…カム、4…主軸ギア、
5…副軸、6…カム、7…副軸ギヤ、10…摺動板、13…
復帰用スプリング、14…ピストン。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアの回動に伴って回動する主軸にカムを
    取付け、このカムの回動によりピストンを保持している
    連結部材を直線移動せしめ、前記ピストンの直線移動に
    より復帰用スプリングを蓄勢するようにしたドアクロー
    ザにおいて、前記主軸隣接してカムを備えた副軸を設
    け、この主軸と副軸とを互いにギヤにより連結し、主軸
    と副軸とのギヤ比を1よりも小さくし、主軸が時計回り
    及び、反時計回りに180°以上回動しても副軸は時計回
    り及び、反時計回りに180°よりも小さな角度しか回転
    しないようにし、前記主軸、副軸のそれぞれに設けられ
    た、左右対称構造のカムに対してカムフォロワーを前記
    連結部材に連結された摺動板に取り付け、前記カムフォ
    ロワーは前記ドアクローザの長手方向軸に対して対称と
    なるよう配され、これらのカムフォロワーは、ドアの回
    転角度が小さいときには、主軸のカムとこれと協働する
    カムフォロワーとが接触し副軸のカムとこれと協働する
    カムフォロワーとが離れ、ドアの回転角度が大きくなる
    と、主軸のカムとカムフォロワーが離れ、副軸のカムと
    カムフォロワーが接触する位置関係に取り付けられてい
    ることを特徴とするドアクローザ。
  2. 【請求項2】前記主軸と副軸とのギヤ比は、1/1.7であ
    ることを特徴とする請求項1記載のドアクローザ。
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