JP6472531B2 - ステー - Google Patents

ステー Download PDF

Info

Publication number
JP6472531B2
JP6472531B2 JP2017540907A JP2017540907A JP6472531B2 JP 6472531 B2 JP6472531 B2 JP 6472531B2 JP 2017540907 A JP2017540907 A JP 2017540907A JP 2017540907 A JP2017540907 A JP 2017540907A JP 6472531 B2 JP6472531 B2 JP 6472531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
damper
door
stay
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017540907A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017221716A1 (ja
Inventor
拓真 河本
拓真 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sugatsune Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sugatsune Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sugatsune Kogyo Co Ltd filed Critical Sugatsune Kogyo Co Ltd
Publication of JPWO2017221716A1 publication Critical patent/JPWO2017221716A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6472531B2 publication Critical patent/JP6472531B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C17/00Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith
    • E05C17/02Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means
    • E05C17/04Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing
    • E05C17/32Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing consisting of two or more pivoted rods
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F5/00Braking devices, e.g. checks; Stops; Buffers
    • E05F5/02Braking devices, e.g. checks; Stops; Buffers specially for preventing the slamming of swinging wings during final closing movement, e.g. jamb stops
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D3/00Hinges with pins
    • E05D3/06Hinges with pins with two or more pins
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F1/00Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass
    • E05F1/08Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings
    • E05F1/10Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings for swinging wings, e.g. counterbalance
    • E05F1/14Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings for swinging wings, e.g. counterbalance with double-acting springs, e.g. for closing and opening or checking and closing no material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

本発明は、互いに回転可能に連結される第一アームと第二アームとを備えるステーに関する。
利用者が扉を開くのをアシストし、及び/又は扉の開き位置を保持するステーが知られている。ステーは、本体に回転可能に連結される第一アームと、扉に回転可能に連結される第二アームと、を備える。第一アームと第二アームとは互いに回転可能に連結される。第一アームには、扉に開き方向のアシスト力を与えるスプリング等の付勢手段が設けられる。付勢手段の付勢力は、例えばカムによって第二アームの開き方向のトルクに変換され、最終的には扉の開き方向にアシスト力が付与される。
扉が勢いよく閉まるのを防止するために、特許文献1には、第一アームに付勢手段に加えてダンパを設けたステーが開示されている。このステーは、第一アームに対して第二アームが相対的に回転すると、カムによってダンパが縮まり、ダンパ力が発生するように構成される。ダンパのダンパ力によって、扉がゆっくり閉まるようになり、扉の動きに高級感を醸し出すことができる。
欧州特許出願公開第2251514号明細書
しかしながら、特許文献1に記載のステーにあっては、ダンパが第一アームに内蔵される。このため、第一アームが大きくなり、第一アームが大きくなった分、本体の有効範囲(すなわちスペース)を侵してしまう。
そこで、本発明は、第一アームにダンパを設けても本体の有効範囲を侵すのを防止できるステーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、本体及び前記本体に対して開閉可能な扉の一方に回転可能に連結される第一アームと、一端部が前記第一アームに回転可能に連結され、他端部が前記本体及び前記扉の他方に回転可能に連結される第二アームと、前記本体、前記扉、前記第一アーム及び前記第二アームで囲まれる範囲内に少なくとも一部が配置されるダンパと、を備え、前記ダンパは、前記第一アームの外側にあり、前記第一アームに回転不可能に設けられるハウジングと、前記ハウジングに対して移動可能であり、前記第二アームに接触可能な、又は前記他方に締結されて前記第二アームが回転可能に連結される連結要素に接触可能なスライダと、を有するステーである。
本発明によれば、本体、扉、第一アーム及び第二アームで囲まれる範囲内にダンパの少なくとも一部が配置されるので、ステー装着時のデッドスペースをダンパ取付けスペースとして有効活用することができる。このため、本体の有効範囲を侵すのを防止できる。
本体及び扉に取り付けられる本発明の第一の実施形態のステーの斜視図である。 図2(a)は本実施形態のステーの側面図であり、図2(b)は本実施形態のステーの正面図である。 本実施形態のステーの斜視図である。 本実施形態のステーの垂直断面図である。 図5(a)は図3と同方向から見たばね受けの断面図であり、図5(b)は、ばね受けの背面図である。 ダンパの分解斜視図である。 図7(a)はダンパのスライダの斜視図であり、図7(b)はダンパのハウジングの斜視図である。 扉の開閉に伴うダンパの作動を示すステーの側面図である(図8(a)は、ダンパの作動開始位置を示し、図8(b)は、ダンパの作動終了位置(扉の閉じ位置)を示す)。 本発明の第二の実施形態のステーの側面図である。 本発明の第三の実施形態のステーの側面図である(図10(a)はダンパの作動開始位置を示し、図10(b)はダンパの作動終了位置(扉の閉じ位置)を示す)。 本発明の第四の実施形態のステーの側面図である(図11(a)は扉の開き位置を示し、図11(b)は扉が閉じる途中を示し、図11(c)はダンパの作動開始位置(扉が閉じる途中)を示し、図11(d)はダンパの作動終了位置(扉の閉じ位置)を示す)。 図12(a)は本発明の第五の実施形態のステーの側面図であり、図12(b)は本発明の第五の実施形態のステーの断面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態のステーを詳細に説明する。ただし、本発明のステーは、種々の形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものではない。本実施形態は、明細書の開示を十分にすることによって、当業者が発明の範囲を十分に理解できるようにする意図をもって提供されるものである。
図1は、本体1及び扉2に取り付けられる本発明の第一の実施形態のステー4を示す。本体1には、扉2がヒンジ3(図2参照)を介して開閉可能に連結される。ステー4は、互いに回転可能に連結される第一アーム5と第二アーム6とを備える。本体1には、連結要素としての座金7を介して第一アーム5が回転可能に連結される。扉2には、連結要素としての座金8を介して第二アーム6が回転可能に連結される。第一アーム5には、第一アーム5の外側からダンパ9が取り付けられる。ダンパ9は、第一アーム5の外側にある。
なお、この実施形態では、扉2は、回転軸が水平方向を向く上開き式の扉であるが、扉2は、回転軸が垂直方向を向く右開き式又は左開き式の扉にすることもできる。また、ヒンジ3の種類は限定されるものではなく、一軸ヒンジ、スライドヒンジ(すなわちヒンジ本体とカップとが2つのリンクを介して連結される)等を用いることができる。さらに、座金7は本体1の背板1aに締結されているが、本体1の側板1bに締結することもできる。
図2(a)はステー4の側面図を示し、図2(b)はステー4の正面図を示す。本体1の内面には、ねじ等の締結部材によって座金7が締結される。座金7には、枢軸11を介して第一アーム5の一端部5aが回転可能に連結される。第一アーム5の他端部5bには、枢軸12を介して第二アーム6の一端部6aが回転可能に連結される。扉2の内面には、ねじ等の締結部材によって座金8が締結される。座金8には、枢軸13を介して第二アーム6の他端部6bが回転可能に連結される。
ステー4は、利用者が扉2を軽く持ち上げられるようにするアシスト機能と、持ち上げた扉2を任意の開き角度で保持するフリーストップ機能と、扉2が勢いよく閉まるのを防止するダンパ機能と、を持つ。アシスト機能、フリーストップ機能は、第一アーム5に内蔵されるスプリング、第二アーム6のカムによって実現される。ダンパ機能は、第一アーム5に取り付けられるダンパ9によって実現される。ダンパ9は、第一アーム5に取り付けられるハウジング21と、ハウジング21に対してスライド可能なスライダ22と、を備える。
図3はステー4の斜視図を示し、図4はステー4の垂直断面図を示す。以下では説明の便宜上、扉2を開いた状態のステー4を正面から見た方向、すなわち図3の上下、左右、及び前後方向を用いてステー4の構成を説明する。もちろん、ステー4の配置はこのような配置に限られるものではない。
図4に示すように、第一アーム5は、筒状のケース31と、ケース31の下端部に固定されるばね受け32と、ケース31に上下方向にスライド可能に収容されるばねスライダ33と、ばね受け32とばねスライダ33との間に介在する付勢手段としての複数のスプリング34と、を備える。
図3に示すように、ケース31は、薄板を折り曲げて形成される。ケース31は、左右一対の側板31aと、一対の側板31aをつなげる前板31bと、を有して、水平断面がU字状に形成される。ケース31は、側面視で上部が四角形状で下部が三角形状である。ケース31の扉2との対向面には、上下方向に延在する開口31cが形成される。ダンパ9のスライダ22は、ケース31の扉2との対向面の開口31cに移動可能に配置される。
図4に示すように、ケース31の下部には、ばね受け32が固定される。ばね受け32は、側面視略三角形状である。ばね受け32は、座金7に枢軸11を介して回転可能に連結される。ばね受け32の上端部には、スプリング34を位置決めするためにスプリング34の内側に突出する複数の突起32bが設けられる。ばね受け32の扉2との対向面5cには、ダンパ9のハウジング21の突起部21aが嵌まる断面三角形状の凹部32aが設けられる。この対向面5cには、ダンパ9のハウジング21が着脱可能に取り付けられる。
凹部32aは、ダンパ9のハウジング21の突起部21aと相補的な形状をしている。図5(a)は図3と同方向から見たばね受け32の断面図を示し、図5(b)は、ばね受け32の背面図を示す。ばね受け32の凹部32aは、円柱状凹部32a1と、三角柱状凹部32a2と、を有する。円柱状凹部32a1は、第二アーム6がスライダ22を押すとき、ハウジング21が第一アーム5の扉2との対向面5c(図2、図4参照)に押し付けられるように、スライダ22の移動方向に対して傾斜する。
図4に示すように、ばねスライダ33は、ケース31の内側にスライド可能に嵌められる。ばねスライダ33には、スプリング34の上端部が嵌められる複数の筒状の収容部33aが設けられる。また、ばねスライダ33には、第二アーム6のカム6cに接触するニードル33bが固定される。
複数のスプリング34は、ばね受け32とばねスライダ33との間に介在する。複数のスプリング34は、ばねスライダ33を上方向に付勢する。
第二アーム6は、側面視略L字状である。第二アーム6の一端部6aは、ケース31の上端部に枢軸12を介して回転可能に連結される。第二アーム6のニードル33bとの接触面には、カム6cが一体に形成される。このカム6cは例えば、閉じ位置にある扉2に大きなアシスト力を作用させ、約10〜80°の任意の開き角度で扉2をフリーストップさせ、約90°の開き角度に扉2を保持できるように形成される。もちろん、カムの形状はこれに限られるものではなく、扉2の開き仕様に応じて適宜決定することができる。
図6は、ダンパ9の分解斜視図を示す。ダンパ9は、ハウジング21と、スライダ22と、ハウジング21とスライダ22との間に介在するリニアダンパ23と、を備える。
ハウジング21は、上端部が開口すると共に、上下方向に細長い箱形状である。ハウジング21の外側面には、上下方向に細長い案内溝21bが設けられる。ハウジング21の第一アーム5との対向面21cには、ばね受け32の凹部32aに嵌る突起部21aが設けられる。図7(b)に示すように、突起部21aは、スライダ22の移動方向に対して傾斜する円柱部21a1と、円柱部21a1に一体の三角柱部21a2と、を備える。また、ハウジング21の対向面21cには、ケース31に係合することによって、ハウジング21が上方向に位置ずれするのを防止する横長四角形状の突起部21dも設けられる。
図7(a)は、スライダ22の斜視図を示す。スライダ22は、ケース31との対向面22c及びハウジング21側の一端面が開口する箱体状である。スライダ22の左右一対の側板22aの内面には、ハウジング21の案内溝21bに嵌る上下方向に細長い案内突起22bが設けられる。スライダ22は、ハウジング21に対して上下方向に移動可能である。スライダ22の移動は、ハウジング21の案内溝21bによって案内される。スライダ22のケース31との対向面22cには、ケース31の開口31cに嵌る突起部22dが設けられる。スライダ22の移動は、この突起部22dによっても案内される。
図6に示すように、スライダ22の上端部には、第二アーム6の他端部6bに接触する接触平面22eが設けられる。この接触平面22eは、スライダ22のストロークを大きくできるように、スライダ22の移動方向に直交する仮想平面P1(図4参照)に対して傾斜する。
リニアダンパ23は、円筒形のダンパ本体23aと、ダンパ本体23aに移動可能に収容されるピストンを有する軸23bと、を備える公知の流体式のリニアダンパである。ダンパ本体23aには、ピストンの移動に抵抗する流体が充填されると共に、ピストンを所定位置に復元させるスプリングが設けられる。
なお、リニアダンパ23の種類は、流体式に限られることなく、空気式にすることもできる。また、スライダ22にラックを設け、ハウジング21にラックに噛み合うピニオンを設け、ハウジング21にピニオンと共に回転する回転ダンパを設けることもできる。
図8(a)(b)は、扉2の開閉に伴うダンパ9の作動を示すステー4の側面図である。図8(a)は、ダンパ9の作動開始位置を示し、図8(b)は、ダンパ9の作動終了位置(扉2の閉じ位置)を示す。開き位置にある扉2が所定角度まで閉まると、図8(a)に示すように、ダンパ9のスライダ22が第二アーム6の他端部6b(この実施形態では、第二アーム6の枢軸12よりも先端側の部分)に接触し、ダンパ9が圧縮され始める。ダンパ9の圧縮は、図8(b)に示すように、扉2が閉まるまで継続する。このため、扉2が勢いよく閉まるのを防止できる。
本実施形態のステー4によれば、以下の効果を奏する。ダンパ9が、本体1、扉2、第一アーム5、第二アーム6で囲まれる範囲S1(図8(a)(b)にピッチの小さい斜線で示す領域)に配置されるので、ステー4の装着時のデッドスペースをダンパ9の取付けスペースとして有効活用することができる。このため、本体1の有効範囲を侵すのを防止できる。ここで、正確にいえば、座金7,8もこの範囲S1に含まれる。座金7,8もデッドスペースになるからである。また、選択したダンパ9を又は後付けによりダンパ9を第一アーム5に取り付けることもできる。
ダンパ9を第一アーム5の扉2に対向する面に沿って配置するので、上記の範囲S1にダンパ9を効率的に配置することができる。
ダンパ9のスライダ22を第二アーム6の他端部6b(すなわち座金8と第二アーム6との回り対偶の部分)に接触させるので、ダンパ9が作動し始めるときの扉2の開き角度をコントロールできる(すなわち扉2が開き位置近傍にあるときにダンパ9を作動させないことができる)。また、扉2の小さい角度範囲でスライダ22の大きなストロークを得られるので、ダンパ効率がよい。
ダンパ9のスライダ22の接触平面22eを傾斜させるので、スライダ22のストロークをさらに大きくすることができる。
図9は、本発明の第二の実施形態のステー41を示す。この実施形態のステー41も、スプリング34を有する第一アーム5と、第一アーム5に回転可能に連結される第二アーム6と、第一アーム5に取り付けられるダンパ9と、を備える。第一アーム5、第二アーム6、ダンパ9の構成は、第一の実施形態のステー4と同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。第二の実施形態のステー41では、第一アーム5が扉2に回転可能に連結され、第二アーム6が本体1に回転可能に連結される点が、第一の実施形態と相違する。
図10は、本発明の第三の実施形態のステー51を示す。図10(a)はダンパ9の作動開始位置を示し、図10(b)はダンパ9の作動終了位置(扉2の閉じ位置)を示す。この実施形態のステー51も、第一アーム5と、第一アーム5に回転可能に連結される第二アーム6と、第一アーム5に取り付けられるダンパ9と、を備える。第一アーム5、第二アーム6、ダンパ9の構成は、第一の実施形態のステー4と同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。第三の実施形態のステー51では、ダンパ9のスライダ22が連結要素としての座金8に接触する点が、第一の実施形態と相違する。
図10(a)に示すように、開き位置にある扉2が所定角度まで閉まると、ダンパ9のスライダ22が座金8に接触し、ダンパ9が圧縮され始める。ダンパ9の圧縮は、図10(b)に示すように、扉2が閉まるまで継続する。このため、扉2が勢いよく閉まるのを防止できる。第三の実施形態のステー51によれば、第一の実施形態のステー4と同様な効果を奏する。
図11は、本発明の第四の実施形態のステー61を示す。図11(a)は扉2の開き位置を示し、図11(b)は扉2が閉じる途中を示し、図11(c)はダンパ9´の作動開始位置(扉2が閉じる途中)を示し、図11(d)はダンパ9´の作動終了位置(扉2の閉じ位置)を示す。この実施形態のステー61も、第一アーム5´と、第一アーム5´に回転可能に連結される第二アーム6´と、第一アーム5´に取り付けられるダンパ9´と、を備える。ダンパ9´は、第一アーム5´の外側にある。第一アーム5´、第二アーム6´、ダンパ9´の構成は、第一の実施形態のステー4と略同一である。本体1には、連結要素としての座金7´を介して第一アーム5´が回転可能に連結される。扉2には、連結要素としての座金8´を介して第二アーム6´が回転可能に連結される。
第四の実施形態のステー61では、ダンパ9´のハウジング21´が第一アーム5´に回転可能かつ移動可能に連結される。第一アーム5´には、第一アーム5´の長さ方向に細長い有端の案内溝62が設けられる。ダンパ9´のハウジング21´には、案内溝62に嵌る枢軸63が設けられる。
ダンパ9´のスライダ22´は、座金8´の枢軸13´に回転可能に連結される。第二アーム6´は座金8´に枢軸13´を介して回転可能に連結される。
開き位置にある扉2が所定角度まで閉まると、図11(c)に示すように、ハウジング21´の枢軸63が案内溝62の一端部62aに接触し、ダンパ9´が圧縮され始める。ダンパ9´の圧縮は、図11(d)に示すように、扉2が閉まるまで継続する。このため、扉2が勢いよく閉まるのを防止できる。
第四の実施形態のステー61によれば、以下の効果を奏する。ダンパ9´の大部分が、本体1、扉2、第一アーム5´、第二アーム6´で囲まれる範囲内に配置されるので、ステー61の装着時のデッドスペースをダンパ9´の取付けスペースとして有効活用することができる。
扉2の閉じ位置において、ダンパ9´が第一アーム5´の扉2に対向する面に沿って配置されるので、上記の範囲にダンパ9´の大部分を効率的に配置することができる。
ダンパ9´のハウジング21´の枢軸63を第一アーム5´の案内溝62の一端部62aに接触させるので、ダンパ9´が作動し始めるときの扉2の開き角度をコントロールできる(すなわち扉2が開き位置近傍にあるときにダンパ9´を作動させないことができる)。また、扉2の小さい角度範囲でスライダ22´の大きなストロークを得られるので、ダンパ効率がよい。
図12は、本発明の第五の実施形態のステー71を示す。図12(a)はステー71の側面図を示し、図12(b)はステー71の断面図を示す。図12(a)に示すように、この実施形態のステー71も、第一アーム5´´と、第一アーム5´´に回転可能に連結される第二アーム6と、第一アーム5´´の外側にあるダンパ9´´と、を備える。第一アーム5´´は座金7に回転可能に連結される。第二アーム6は座金8に回転可能に連結される。第二アーム6、座金7、座金8の構成は、第一の実施形態のステー4と同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。
図12(b)に示すように、第一アーム5´´は、筒状のケース31と、ケース31の下端部に固定されるばね受け32´´と、ケース31の上端部に上下方向にスライド可能に収容されるばねスライダ33と、ばね受け32´´とばねスライダ33との間に介在する複数のスプリング34と、を備える。ケース31、スライダ22、ばねスライダ33の構成は、第一の実施形態のステー4と同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。
第五の実施形態のステー71では、ダンパ9´´のハウジング21´´が第一アーム5´´のばね受け32´´と一体である点が、第一の実施形態のステー4と異なる。ただし、ハウジング21´´の基本形状、ばね受け32´´の基本形状は第一の実施形態のステー4と同一である。
第五の実施形態のステー71によれば、第一の実施形態のステー4と略同様な効果を奏する。
なお、本発明は上記実施形態に限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で他の実施形態に具現化できる。
例えば、上記実施形態では、第一アームにアシスト機能を発揮するスプリングを設けているが、第一アームにスプリングを設けずに第一アームと第二アームとの間にフリーストップ機能を発揮する摩擦力発生手段を設けることもできる。
上記実施形態では、ねじ等の締結部材を用いることなく、ダンパを第一アームに着脱可能に取り付けているが、ねじ等の締結部材を用いて、ダンパを第一アームに着脱可能に取り付けることもできる。
上記実施形態では、第一アーム及び第二アームの形状、構成は一例であり、本発明の要旨を変更しない範囲で他の形状、他の構成を採用し得る。
本明細書は、2016年6月21日出願の特願2016−122243に基づく。この内容はすべてここに含めておく。
1…本体
2…扉
4,41,51,61,71…ステー
5,5´,5´´…第一アーム
5c…第一アームの扉との対向面
6,6´…第二アーム
6a…第二アームの一端部
6b…第二アームの他端部
7,7´…座金(連結要素)
8,8´…座金(連結要素)
9,9´,9´´…ダンパ
13,13´…座金(連結要素)の枢軸
21,21´,21´´…ハウジング
21a…突起部
22,22´…スライダ
22e…接触平面
23…リニアダンパ
P1…スライダの移動方向に直交する仮想平面
S1…本体、扉、第一アーム及び第二アームで囲まれる範囲

Claims (7)

  1. 本体及び前記本体に対して開閉可能な扉の一方に回転可能に連結される第一アームと、
    一端部が前記第一アームに回転可能に連結され、他端部が前記本体及び前記扉の他方に回転可能に連結される第二アームと、
    前記本体、前記扉、前記第一アーム及び前記第二アームで囲まれる範囲内に少なくとも一部が配置されるダンパと、を備え、
    前記ダンパは、前記第一アームの外側にあり、前記第一アームに回転不可能に設けられるハウジングと、前記ハウジングに対して移動可能であり、前記第二アームに接触可能な、又は前記他方に締結されて前記第二アームが回転可能に連結される連結要素に接触可能なスライダと、を有するステー。
  2. 前記ダンパは、前記第一アームの前記扉に対向する面に沿って配置されることを特徴とする請求項1に記載のステー。
  3. 前記ダンパの前記スライダは、前記連結要素に回転可能に連結される前記第二アームの前記他端部に接触することを特徴とする請求項1又は2に記載のステー。
  4. 前記スライダは、前記第二アームの前記他端部に接触する接触平面を有し、
    前記接触平面は、前記スライダのストロークを大きくできるように、前記スライダの移動方向に直交する仮想平面に対して傾斜することを特徴とする請求項3に記載のステー。
  5. 記ダンパの前記スライダは、前記連結要素に接触することを特徴とする請求項1又は2に記載のステー。
  6. 前記第一アームは、前記第一アームの前記扉に対向する面に凹部を有し、
    前記ダンパの前記ハウジングは、前記凹部に嵌る突起部を有して、前記第一アームに着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のステー。
  7. 前記ダンパの前記ハウジングは、前記第一アームに取り付けられることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のステー。
JP2017540907A 2016-06-21 2017-06-08 ステー Active JP6472531B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016122243 2016-06-21
JP2016122243 2016-06-21
PCT/JP2017/021243 WO2017221716A1 (ja) 2016-06-21 2017-06-08 ステー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017221716A1 JPWO2017221716A1 (ja) 2018-06-21
JP6472531B2 true JP6472531B2 (ja) 2019-02-20

Family

ID=60784185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017540907A Active JP6472531B2 (ja) 2016-06-21 2017-06-08 ステー

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6472531B2 (ja)
CN (1) CN109312590B (ja)
WO (1) WO2017221716A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11319739B2 (en) 2018-06-29 2022-05-03 Sugatsune Kogyo Co., Ltd. Stay
EP4116149A1 (en) * 2021-07-06 2023-01-11 Thule Sweden AB Tilting mechanism

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007023556A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Ttk:Kk 開閉装置
AT502486B1 (de) * 2005-09-01 2007-04-15 Blum Gmbh Julius Anordnung mit einem scharnier, insbesondere möbelscharnier
KR20110104968A (ko) * 2009-02-27 2011-09-23 스가쓰네 고우교 가부시키가이샤 문 개폐용 스테이
DK2251514T3 (da) * 2009-05-12 2011-12-19 Huwil Butoripari Es Uezletberendezesi Låg-positioneringsindretning
JP5778793B2 (ja) * 2012-09-25 2015-09-16 スガツネ工業株式会社 扉開閉装置
TWI603317B (zh) * 2013-03-04 2017-10-21 Sugatsune Kogyo Co Ltd Switchgear
TWI597432B (zh) * 2015-11-26 2017-09-01 川湖科技股份有限公司 鉸鏈及其緩衝裝置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017221716A1 (ja) 2017-12-28
CN109312590A (zh) 2019-02-05
CN109312590B (zh) 2020-06-23
JPWO2017221716A1 (ja) 2018-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102027181B (zh) 门开关用支撑条
JP5364162B2 (ja) 扉開閉装置
CA2455313C (en) Hinge device
US10808442B2 (en) Decelerated hinge for pieces of furniture
JP2018522151A (ja) 家具用ヒンジ
US11414908B2 (en) Decelerated hinge for furniture
JP6472531B2 (ja) ステー
KR20200021981A (ko) 힌지 및 힌지를 개폐하기 위한 방법
EP3309335B1 (en) Articulated damped snap hinge
KR101252818B1 (ko) 슬라이딩 도어용 잠금장치
JP2014234699A (ja) 自動車用ドアチェッカ
JP5598776B2 (ja) ヒンジ装置
KR20200066859A (ko) 도어 클로저
CN116964292A (zh) 铰链组件
JP2758933B2 (ja) ドアクローザ
JP5426466B2 (ja) 戸当り
KR200349129Y1 (ko) 도어용 힌지장치
JP5726127B2 (ja) ダンパー付きステー
KR100630228B1 (ko) 김치냉장고 도어용 힌지
TWI642838B (zh) 開闔裝置及產業機器
JP6440253B2 (ja) 折戸装置
RU2013123913A (ru) Запорный механизм для ворот
KR200353796Y1 (ko) 도어용 힌지장치
JP2014098267A (ja) 引込み装置
TWM573375U (zh) Hinge

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6472531

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150