JP2757471B2 - インバータ回路 - Google Patents
インバータ回路Info
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- JP2757471B2 JP2757471B2 JP1182770A JP18277089A JP2757471B2 JP 2757471 B2 JP2757471 B2 JP 2757471B2 JP 1182770 A JP1182770 A JP 1182770A JP 18277089 A JP18277089 A JP 18277089A JP 2757471 B2 JP2757471 B2 JP 2757471B2
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- circuit
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- inverter circuit
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- 238000003079 width control Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
- 239000013642 negative control Substances 0.000 description 1
- 239000013641 positive control Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はインバータ回路に関するもので、さらに詳し
く言えばその偏磁防止に関するものである。
く言えばその偏磁防止に関するものである。
従来の技術 直流電圧を高周波インバータでスイッチングして出力
に正弦波を得るものとしては第2図のようなものが知ら
れている。すなわち、第2図において、蓄電池1の直流
電力をブリッジ接続したスイッチ素子2,3,4,5からなる
回路に入力し、出力正弦波の波高値に対応したパルス幅
で各スイッチ素子をオン、オフさせ、得られた正、負の
パルス列をリアクトル6、コンデンサ7からなるフィル
タ回路によって出力を正弦波にするものである。
に正弦波を得るものとしては第2図のようなものが知ら
れている。すなわち、第2図において、蓄電池1の直流
電力をブリッジ接続したスイッチ素子2,3,4,5からなる
回路に入力し、出力正弦波の波高値に対応したパルス幅
で各スイッチ素子をオン、オフさせ、得られた正、負の
パルス列をリアクトル6、コンデンサ7からなるフィル
タ回路によって出力を正弦波にするものである。
上記の如き制御動作を第3図により説明する。出力正
弦波を検出回路8で検出し、その出力と基準正弦波発生
回路9で得られる基準正弦波とを誤差増幅器10に入力
し、第3図(a)の実線のような出力を得る。この出力
を直接比較器14に入力するとともに、前記出力を反転増
幅器11によって第3図(b)の破線のように反転させて
比較器15に入力する。各比較器14,15の他の入力端子に
は、三角波発生回路13から第3図(c)のような三角波
が入力され、各比較器14,15の出力にパルス幅制御出力
を得る。得られたパルス幅制御出力を、それぞれデッド
タイム設定回路16,17を介して駆動回路18,19に入力し、
第3図(e),(f),(g),(h)のようなスイッ
チ素子2,3,4,5の駆動信号を得る。このようにスイッチ
素子2,3,4,5をオン、オフさせることにより、リアクト
ル6、コンデンサ7からなるフィルタ回路には第3図
(d)のような波形が入力され、出力に正弦波を得るも
のである。なお、第3図(e),(f),(g),
(h)には図示していないが、デッドタイム設定回路1
6,17により、各スイッチ素子のオンを遅延させてスイッ
チ素子2,3の同時オンおよびスイッチ素子4,5の同時オン
を防止するようにしている。
弦波を検出回路8で検出し、その出力と基準正弦波発生
回路9で得られる基準正弦波とを誤差増幅器10に入力
し、第3図(a)の実線のような出力を得る。この出力
を直接比較器14に入力するとともに、前記出力を反転増
幅器11によって第3図(b)の破線のように反転させて
比較器15に入力する。各比較器14,15の他の入力端子に
は、三角波発生回路13から第3図(c)のような三角波
が入力され、各比較器14,15の出力にパルス幅制御出力
を得る。得られたパルス幅制御出力を、それぞれデッド
タイム設定回路16,17を介して駆動回路18,19に入力し、
第3図(e),(f),(g),(h)のようなスイッ
チ素子2,3,4,5の駆動信号を得る。このようにスイッチ
素子2,3,4,5をオン、オフさせることにより、リアクト
ル6、コンデンサ7からなるフィルタ回路には第3図
(d)のような波形が入力され、出力に正弦波を得るも
のである。なお、第3図(e),(f),(g),
(h)には図示していないが、デッドタイム設定回路1
6,17により、各スイッチ素子のオンを遅延させてスイッ
チ素子2,3の同時オンおよびスイッチ素子4,5の同時オン
を防止するようにしている。
発明が解決しようとする課題 上記の如きインバータ回路では、デッドタイムの微小
な差、駆動回路の遅れ時間の微小な差等により、正側の
パルス列とパルス幅と負側のパルス列のパルス幅とが異
なる場合があり、出力正弦波の電圧時間積に差を生じて
第3図(i)のように出力電流が正負非対称になるとい
う欠点があった。
な差、駆動回路の遅れ時間の微小な差等により、正側の
パルス列とパルス幅と負側のパルス列のパルス幅とが異
なる場合があり、出力正弦波の電圧時間積に差を生じて
第3図(i)のように出力電流が正負非対称になるとい
う欠点があった。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明のインバータ回路
は、誤差増幅器の出力を入力する反転増幅器に直流バイ
アス回路を付加したものである。
は、誤差増幅器の出力を入力する反転増幅器に直流バイ
アス回路を付加したものである。
作用 反転増幅器に付加した直流バイアス回路によって直流
バイアスを変化させると、出力電流が正負非対称になる
のを防止することができる。
バイアスを変化させると、出力電流が正負非対称になる
のを防止することができる。
実施例 以下実施例により説明する。第1図は本発明のインバ
ータ回路の回路図で、第2図と同じ機能を有する部分に
は同じ符号を付している。本発明の特徴は、第2図の反
転増幅器11に直流バイパス回路12を付加したものであ
る。そして、この直流バイアス回路12の一端を正の制御
電源+Vcに、他端を負の制御電源−Vcに接続し、両電源
間に可変抵抗器20を接続して直流バイアスが可変できる
ようにしている。
ータ回路の回路図で、第2図と同じ機能を有する部分に
は同じ符号を付している。本発明の特徴は、第2図の反
転増幅器11に直流バイパス回路12を付加したものであ
る。そして、この直流バイアス回路12の一端を正の制御
電源+Vcに、他端を負の制御電源−Vcに接続し、両電源
間に可変抵抗器20を接続して直流バイアスが可変できる
ようにしている。
上記の如く構成することにより、デッドタイムの微小
な差、駆動回路の遅れ時間の微小な差等により、正側の
パルス列のパルス幅と負側のパルス列のパルス幅が異な
って出力正弦波の電圧時間積に差が生じても、前記可変
抵抗器20を調整すれば出力電流が正負非対称になるのを
防止することができる。
な差、駆動回路の遅れ時間の微小な差等により、正側の
パルス列のパルス幅と負側のパルス列のパルス幅が異な
って出力正弦波の電圧時間積に差が生じても、前記可変
抵抗器20を調整すれば出力電流が正負非対称になるのを
防止することができる。
発明の効果 実施例において詳述した如く、本発明のインバータ回
路は出力正弦波の電圧時間積に差が生じても、出力電流
が正負非対称になるのを防止することができ、トランス
やリアクトルなどの偏磁要素をもった負荷に対しても正
負対称な出力電流を供給することができる。
路は出力正弦波の電圧時間積に差が生じても、出力電流
が正負非対称になるのを防止することができ、トランス
やリアクトルなどの偏磁要素をもった負荷に対しても正
負対称な出力電流を供給することができる。
第1図は本発明のインバータ回路の回路図、第2図は従
来のインバータ回路の回路図、第3図は動作波形図であ
る。 2,3,4,5…スイッチ素子、8…検出回路 9…基準正弦波発生回路、10…誤差増幅器 11…反転増幅器、12…直流バイアス回路 13…三角波発生回路、14,15…比較器 16,17…デッドタイム設定回路 18,19…駆動回路、20…可変抵抗器
来のインバータ回路の回路図、第3図は動作波形図であ
る。 2,3,4,5…スイッチ素子、8…検出回路 9…基準正弦波発生回路、10…誤差増幅器 11…反転増幅器、12…直流バイアス回路 13…三角波発生回路、14,15…比較器 16,17…デッドタイム設定回路 18,19…駆動回路、20…可変抵抗器
Claims (1)
- 【請求項1】出力正弦波に対応する信号と基準正弦波と
を誤差増幅器に入力し、その出力を直接または反転させ
て、それぞれ比較器に入力し、各比較器で三角波と比較
してスイッチ素子のパルス幅制御出力を得るインバータ
回路において、誤差増幅器の出力を反転させる回路に反
転増幅器を用い、この反転増幅器に直流バイアスが可変
できる直流バイアス回路を付加したことを特徴とするイ
ンバータ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1182770A JP2757471B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | インバータ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1182770A JP2757471B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | インバータ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0345165A JPH0345165A (ja) | 1991-02-26 |
JP2757471B2 true JP2757471B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=16124116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1182770A Expired - Fee Related JP2757471B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | インバータ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2757471B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015198391A1 (ja) * | 2014-06-24 | 2015-12-30 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
-
1989
- 1989-07-11 JP JP1182770A patent/JP2757471B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0345165A (ja) | 1991-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |