JP2757191B2 - 船外機用音声アラーム出力切換装置 - Google Patents

船外機用音声アラーム出力切換装置

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JP2757191B2
JP2757191B2 JP63243665A JP24366588A JP2757191B2 JP 2757191 B2 JP2757191 B2 JP 2757191B2 JP 63243665 A JP63243665 A JP 63243665A JP 24366588 A JP24366588 A JP 24366588A JP 2757191 B2 JP2757191 B2 JP 2757191B2
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    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P3/00Liquid cooling
    • F01P3/20Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine
    • F01P3/202Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine for outboard marine engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、船外機用音声アラーム出力切換装置に係
り、とくに、ラジオ等の作動中に冷却水異常等を検出し
た場合に、その異常状態を音声にて出力する船外機用音
声アラーム出力切換装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、自動車用の音声アラーム出力切換装置は多
く研究開発され、比較的多く実用に供せられているが、
船外機用のものは見当たらない。
自動車用の音声アラーム出力切換装置としては、例え
ば特開昭57−55240号公報記載の発明がある。この発明
は車内に装着されている無線,ステレオ,ラジオ等の操
作を手動でなく運転者の声で自動的に操作させるととも
に運転者の指示内容を音声合成音にて確認するシステム
にて、車の各部の異常が発生した場合、音声合成音にて
警告するシステムも同時に持ち合わせており、この異常
状態になった場合、車内の各機器の自動操作を行うコン
ピュータの演算に優先して警告音声を出力させる様にし
たものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例の特開昭57−55240号公報
記載の発明にあっては、音声警告出力と例えばラジオ出
力との切換えは、マイコン自身で操作する(即ち、マイ
コンのソフトにて行われる)ようになっていることか
ら、マイコンとラジオとの間に制御器を設ける必要があ
る等全体的に構成が複雑で高価なものになっている。ま
た、ソフトにて切換えを行なうため、応答があまり良く
ないという不都合を有している。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、と
くに、構成が簡単で安価に供給し得るとともにラジオ等
の出力から音声警告出力への切換え時の応答性が良好な
船外機用音声アラーム出力切換装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、冷却水異常等を検出する複数のセンサ
と、この複数のセンサからの出力信号を受信するととも
にその異常状態を音声にて出力する音声出力回路と、エ
ンジン回転数の増加に応じて前記音声出力回路の音量を
自動的に大きく切換える音声レベル可変設定回路とを設
けている。そして、音声出力回路に、当該音声出力回路
の音声出力用のスピーカを併用するラジオ等の音響再生
手段を併設するとともに、音声出力回路の音声出力中に
当該音声出力回路から出力される動作信号に応じてスピ
ーカを音響再生手段側から音声出力回路側へ一時的に切
換接続する音声出力切換手段を、音声出力回路と音響再
生手段との間に介装するという構成を採っている。これ
によって前述した目的を達成しようとするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。
この実施例は、第2図に示すエンジン駆動制御回路50
と、冷却水異常等を検出する複数のセンサを備えたセン
サスイッチ部100と、このセンサスイッチ部100の各セン
サからの信号に基づいて異常の有無及びアラームの必要
性等を判定し或いは所定のプログラムにより定められた
優先順位に従って入力信号の優先順位を決定し音声を合
成出力する音声出力回路200と、この音声出力回路200か
らの出力を音声に変換するスピーカ300と、音声出力回
路200に併設されているとともにスピーカ300を併用する
第1図に示す音響再生手段としてのFMラジオ1と、音声
出力回路200とFMラジオ1との間に介装された音声出力
切換手段2とを備えている。また、音声出力回路200に
は、音声出力回路200の出力レベルをエンジン回転数増
加とともに段階的に且つ自動的に大きく切換え出力する
音声レベル可変設定回路290が併設されている。
音声出力回路200とスピーカ300との間には後述する第
1図に示すリレーRY110の接点部10aが設けられている
が、以下の音声出力回路200関係の説明においては、便
宜上接点部10aはスピーカ300を音声出力回路200側に接
続するよう設定されているものとする。
次に、音声出力回路200の構成,動作について説明す
る。
この音声出力回路200は、インターフェース(I/F)22
0,中央演算装置(CPU)230,音声合成処理回路240、増幅
器(AMP)250等から構成されている。符号110は電源回
路を示す。
電源回路110では、バッテリ電源を入力し、CPU230等
の動作電圧に調整し、一定レベルの安定した電圧をI/F2
20,CPU230,音声合成処理回路240等へ出力する。I/F220
は、各センサ,各スイッチ等から入力された信号をCPU2
30が受け入れ可能な信号に変換し、次段の当該CPU230へ
出力する。
このCPU230は、I/F220からの信号に基づき、当該信号
の異常か正常かの判定及び優先順位等を予め定められた
所定のプログラムに従い演算して特定し、I/F220及び音
声合成処理回路240へ出力する。音声合成処理回路240
は、I/F220からの信号に基づいて予め音声信号の基本ワ
ードをインプット(INPUT)されたメモリ(図示せず)
から引き出して必要とする音声信号を形成し、次のフィ
ルタ260及びAMP250へ送り込む作用をなす。
音声合成処理回路240は抵抗205,206コンデンサ211を
介してフィルタ260に接続され、フィルタ260の出力はコ
ンデンサ213,抵抗210を介してAMP250と接続されてい
る。AMP250の出力側はコンデンサ214と可変抵抗器219と
を介しスピーカ300に接続され、スピーカ300の反対側は
AMP250と接続される。コンデンサ211,212,213,214,215,
216はノイズ,直流成分吸収及びS/N比向上の目的で設け
られている。
ここで、船外機のエンジン系及び冷却水系等における
異常状態及びその検出について説明する。
ギヤーがニュートラル時以外(前進又は後進の状態)
にエンジンが作動すると危険なため、ギヤーがニュート
ラル状態でないとスタータモータが作動しないようにニ
ュートラルスイッチ131が設けられている。このため、
ニュートラル以外の時は、イグニションスイッチ128を
「スタート(START)」にしてもニュートラルスイッチ1
31が「オフ(OFF)」になっており、スタータモータリ
レーRY2132に電流が流れず、回路が接続されないため、
スタータモータは作動しないようになっている。ところ
が、運転者はこれに気付かずとまどうことがしばしばあ
る。
本実施例では、ニュートラルスイッチ131の両端を後
述する音声出力回路200のI/F220に接続している。
このため、音声出力回路200では、ニュートラルスイ
ッチ131の両端の電位差を検出して電位差がある場合に
は、CPU230はイグニションスイッチ128が「スタート」
でギヤーがニュートラル以外と判断し、最終的にスピー
カ300から「シフトレバーをニュートラルに戻す」よう
指示する音声が出力されるようになっている。
一方、航走中に何らかの原因で運転者が船外へ落水し
た場合、船を即座に停止するためのエマージェンシース
イッチ(E/SW)134が装着されている。このE/SW134の構
造は、スイッチ本体にロープ付のキャップが装着されて
おり、このキャップがスイッチのシャフトを押して接点
を「オフ」している。また、キャップがはずれるとシャ
フトが戻り接点を「オン(ON)」する。そして、このキ
ャップに取付けられたロープを運転者が運転中身体に結
んでおき落水すれば当然キャップがスイッチ本体よりは
ずれるため、接点は「オン」する。一方このスイッチは
イグニションスイッチ128のストップ回路(図示せず)
と並列に接続されているのでキャップがはずれることに
より、ストップ回路が動作したことになりエンジンは停
止する。
また、E/SW134のキャップは装着されているが、スト
ップ回路が途中で短絡状態になっているということもあ
る。
本実施例では、マグネトのコンデンサ充電コイル133
のプラス側にダイオード101を介してイグニションスイ
ッチ128のストップ回路とエマージェンシースイッチ134
が接続され、更にこの接続部と音声出力回路200のI/F22
0とが接続されている。一方、マグネトのバッテリ充電
コイル129の両端に整流器130が接続されており、ヒュー
ズ127を介してバッテリ126が充電されるようになってい
る。この整流器130とバッテリ充電コイル129の接続部の
片側と音声出力回路200のI/F220とが接続されている。
そこで、イグニションスイッチ128をスタートにする
とスタータモータが作動し、マグネトのロータが回転す
るためバッテリ充電コイル129に出力が発生し、そのエ
ンジン回転信号135が音声出力回路200のI/F220に入力
し、CPU230はエンジンが回転していると判定する。この
時E/SW134のキャップがはずれているか又はストップ回
路の途中がアースに落ちていれば飛火しないと同時にI/
F220のこの箇所の出力が「ロー(L)」レベルとなり、
CPU230は異常状態と判定し、「ストップ回路異常」の音
声を出力する。又E/SW134のキャップが正規に装着され
ており且つ途中のストップ回路も正常であればI/F220の
この箇所の出力が「ハイ(H)」レベルとなっておりCP
U230は正常と判定し何も出力しない。
オイルレベルスイッチ136は、オイルタンク内にエン
ジンオイルを給油しておき、一定レベル以下になると
「オン」となるよう設定されており運転者に給油を知ら
せるためのものである。
このオイルレベルスイッチ136の片側が音声出力回路2
00のI/F220に接続されており、オイルレベルスイッチ13
6が「オン」した場合に、I/F220のこの箇所の出力レベ
ルが「H」から「L」となりCPU230はオイルレベルが警
告レベルに達したと判断し、オイルレベルが警告レベル
であることの音声を出力する。運転者がオイルを補給す
ればオイルレベルスイッチ136は「オフ」し、I/F220の
出力レベルが「H」となり音声出力は停止する。
ウォータセンサ137はエンジンのシリンダヘッド部等
に取付けられ、エンジン始動後、冷却水が正常にジャケ
ット内を循環しだしたか、又、航走中何らかの異常で冷
却水が途絶えた場合に異常を検出する機能を持ち、本実
施例では異常の時、ウォータセンサ137が「オン」する
ようになっている。
このセンサ137の片側が音声出力回路200のI/F220に同
じく接続されておりウォータセンサ137が「オン」する
とI/F220の出力レベルが「H」から「L」になりCPU230
は冷却水異常と判定し、「冷却水異常」の音声を出力す
る。異常状態が解除されウォータセンサ137が「オフ」
すれば当然音声出力は停止する。
オイルタンク内のオイルレベルの警告とは別にオイル
タンクからエンジン部までのオイルの流れで途中オイル
フィルタが詰まったりするとオイルは流れなくなりエン
ジンが焼付くが、このオイルの流れの正否をオイルフロ
ーセンサ139で検出する。オイルの流れが異常となった
場合オイルフローセンサ139が「オン」する。そしてオ
イルフローセンサ139の片側が音声出力回路200のI/F220
に接続されておりオイルフローセンサ139が「オン」す
ると、音声出力回路200のI/F220の出力レベルが「H」
から「L」となりCPU230はオイルフローの異常と判定
し、「オイルフロー異常」の音声を出力する。もちろ
ん、この状態が解除しオイルフローセンサ139が「オ
フ」すれば音声出力は停止する。
エンジン駆動制御回路50は、一般にエンジンの回転数
が必要以上高くなるとエンジンが損傷したり耐久性が悪
くなったりするため、予め設定された所定の回転数(過
回転防止設定回転数)以上になると点火火花をカットす
る機能(レブリミッタ)を備えている。また、冷却水が
シリンダジャケット内を循環しなくなった場合やオイル
レベルが警告レベルに達した場合等において予め設定さ
れた所定の回転数(異常時設定回転数)以上になった場
合も同様に点火火花をカットして設定回転数までエンジ
ンの回転数を下げるようになっている。
このレブリミッタ(図示せず)からの出力信号線138
が音声出力回路200のI/F220に接続されている。この出
力信号線138からI/F220にレブリミット信号が入力され
ると、CPU230ではレブリミッタが動作していると判定
し、最終的にスピーカ300から「回転数ダウン指示」の
音声が出力される。
次に、前記音声出力回路200の音量切換動作について
説明する。
ここで、一方のダイオード302と抵抗207の直列回路,
および他方のダイオード303と抵抗208の直列回路の組
は、相互に一組となって音声レベル可変設定回路290を
構成し、その一端が抵抗209に接続され、他端が各々A
部,B部に分かれたままの状態でI/F220に接続されてい
る。このA,Bの各点は、前述したCPU230により、その電
位が共に「ハイレベル」又は「ローレベル」の場合、又
はBが「ローレベル」でAが「ハイレベル」の場合に制
御されるようになっている。
音声合成処理回路240からの音声出力信号は抵抗205,2
06及びコンデンサ211を通りフィルタ260に入力し高周波
分がカットされる。そしてコンデンサ213を通りAMP250
で増幅され可変抵抗器219を通りスピーカ300から音声が
出力される。
この時、エンジン回転数が第3図に示すR1以下の時、
CPU230に制御されてI/F220の第2図のA,B部がいずれも
「ローレベル(L)」となっているため、音声合成処理
回路240からの音声出力の一部すなわち抵抗205,209を経
由し抵抗207と208の合成抵抗値により定まる電流がI/F2
20のA,B部に流れ込む。このように、音声合成処理回路2
40からの出力がかなり減じられてフィルタ260以降の回
路に流れる。そして可変抵抗器219の調整によってAMP25
0で増幅され最終的にスピーカ300より出力される音量が
第3図のX1領域の実線から点線まで変化することにな
る。
スロットルを開き、エンジン回転数を上げて第3図の
回転数R1(1000〜1500RPM)を越すとI/F220のA部が
「H」レベルとなり音声合成処理回路240からの音声出
力の一部は抵抗208の値で決まる電流としてI/F220のB
部に流れ込む。この抵抗208は、A部,B部「L」時の抵
抗207,208の合成抵抗より当然大きくなるので、この時
よりも電流は少なくなる。故にフィルタ260以降に流れ
る電流は逆に大きくなり、最終的にスピーカ300より出
力される音量は回転数R1以下の時よりも大きくなる。こ
れが第3図のX2の範囲で実線と点線で示した範囲の音量
となる。R1以下の時の初期調整音量が実線の値であれば
X2の範囲でも実線の値、点線の値であれば、同じく点線
の値となる。
更に、スロットルを開きエンジン回転数を上げて第3
図の回転数R2(2500〜3000RPM)を越すと、I/F220のA,B
部いずれも「H」レベルとなり音声合成処理回路240か
らの音声出力は全くA,B部には入力せず、そのままの出
力でフィルタ260以降に入力されるため、最終的にスピ
ーカ300からの音声出力は第3図のX2の範囲の音量より
も更にアップする。これがX3の範囲で同じ様に実線と点
線の範囲となる。
この場合、初期設定値に従って順次ステップ状で音量
がアップするので、最終X3の範囲でも初期設定値により
音量差が出るようになっている。
また、この大小の音量の差は、可変抵抗器の抵抗値を
適当に選定して決定すれば良く、又、X1,X2,X3の音量ア
ップ量も抵抗207,208の値を適当に選定して決定すれば
良い。また、X1,X2,X3と同じレベルでアップしなくとも
実際に即した形で差をつければ良い。
次に、音声出力回路200に併設された第1図に示すFM
ラジオ1及びこれら両者間に介装された音声出力切換手
段2の構成を説明する。
この内、FMラジオ1は、受信用のアンテナ3と、この
アンテナ3で受信した電波を同調するとともに電波信号
を音声信号に変換するFMチューナユニット4と,FMチュ
ーナユニット4からの音声信号を増幅するパワーアンプ
5等から構成されている。FMチューナユニット4の入力
側はラジオ電源スイッチ8に接続されるとともに、この
FMチューナユニット4の入力側には同調用可変抵抗器6
が設けられ、この同調用可変抵抗器6の可動接点部とFM
チューナユニット4とが接続されている。一方、このFM
チューナユニット4の出力側には、FM音量調整用可変抵
抗器7が設けられ、このFM音量調整用可変抵抗器7の可
動接点部とパワーアンプ5とがコンデンサ12,抵抗22を
介して接続されている。前記同調用可変抵抗器6の一端
はラジオ電源スイッチ8に接続され,他端は抵抗21を介
して接地されている。また、この同調用可変抵抗器6に
はコンデンサ11が並列接続されている。電源スイッチ8
は、バッテリ126にヒューズ127を介して接続されたイグ
ニッションスイッチ128に接続されている。コンデンサ1
1,12,13,14,15,16はノイズ吸収及びS/N比向上の目的で
設けられている。
音声出力切換手段2は、前述した音声出力回路200のA
MP250からの音声出力信号線のプラス側270aにコンデン
サ31,ダイオード41を介してそのエミッター側が接続さ
れたトランジスタ9と、一端が前記AMP250からの音声出
力信号線のプラス側270aにダイオード46を介して接続さ
れ,他端が該音声出力信号線のマイナス側270bに接続さ
れたリレーRY110等から構成されている。
これを更に詳述すると、トランジスタ9のコレクタ側
はイグニッションスイッチ128に接続され,ベース側は
音声出力回路200のI/F220から当該音声出力回路200が音
声出力中である場合に出力される動作信号としてのbusy
信号が出力されるbusy信号線280に接続されている。ま
た、このトランジスタ9のエミッター側に接続されたAM
P250からの音声出力信号線のプラス側270aは、コンデン
サ31,32,及び可変抵抗器219を介してリレーRY110の常開
側接点に接続され,該音声出力信号線のマイナス側270b
もリレーRY110の常開側接点に接続されている。コンデ
ンサ31及び32は、直流成分を吸収し交流成分のみをスピ
ーカ300へ流す為のものである。
前記リレーRY110(コイル部)両端には、ダイオード4
2とコンデンサ43とが並列に接続されている。この内、
コンデンサ43は、リレーRY110のコイルに電流が流れ込
んだ瞬間発生するサージ出力を吸収する為のものであ
り、また、ダイオード42は、電流が切れた瞬間発生する
逆起電力を吸収してトランジスタ9等を保護する役目を
有している。
一方、リレーRY110の接点部10aの常閉側にはFMラジオ
1のパワーアンプ出力端子が接続されている。
次に上記実施例の全体的動作を説明する。
イグニションスイッチ128「オン」状態でFMラジオの
電源スイッチ8を「オン」にすると、リレーRY110の接
点部10aは、常時FMラジオのパワーアンプ5とスピーカ3
00とを接続する側に設定されているため、スピーカ300
からFMラジオ1の音声が出力される。
次にエンジン運転中でFMラジオ作動中にエンジン側に
何等かの異常が生じ警告音声信号が音声出力回路200か
ら出力されると、音声出力回路200のI/F220から当該音
声出力回路200が音声出力中であることを示すbusy信号
がトランジスタ9のベースに入力される。これにより、
電流がトランジスタ9のベース→トランジスタ9のエミ
ッタ→ダイオード41→ダイオード46→リレーRY110のコ
イル→アースと流れる為、トランジスタ9は「オン」す
る。このため、バッテリ126からの電流が、トランジス
タ9→ダイオード41→ダイオード46→リレーRY110のコ
イル→アースと流れ、リレーRY110の作用(吸引力)に
より、それ迄FMラジオ1のパワーアンプ側に接続されて
いた接点が音声出力回路側に切換接続される。
すなわち、スピーカ300がFMラジオ1側から音声出力
回路200側に一時的に切換接続され、FMラジオ1の音声
出力は遮断され音声出力回路200からの警告音声が出力
される。
そして、警告音声出力が終了すると、インターフェー
スI/F220からのbusy信号の出力も停止する為、トランジ
スタ9のベースに電流が流れなくなる。このため、トラ
ンジスタ9は「オフ」状態となりリレーRY110のコイル
も吸引力を失いリレーRY110の接点は元の位置に戻る。
その為、一時的に遮断されていたFMラジオの音声が再度
出力されることとなる。
本実施例においては、音声出力切換手段2は全体とし
て小型に出来る為、実際には、簡単にスピーカ内に納め
ることが可能である。
以上説明したように、本実施例によると、FMラジオ1
の動作中に、音声出力回路200から警告音声出力がなさ
れている場合に当該音声出力回路200から出力されるbus
y信号を信号源として、FMラジオ1側から音声出力回路2
00側にスピーカ300を一時的に切換接続するようにした
ことから、スピーカケース内ですべて処理することが出
来、また、非常に簡単な回路でリレーをバッテリ電源で
動作させる為、ノイズ等に依る誤動作を有効に防止する
ことが出来、簡素で安価に出来るという利点がある。ま
た、エンジン回転数の増加に伴い音声出力回路200の出
力信号が自動的に且つ段階的にレベルアップされるとと
もに警告音声出力時にFMラジオ1の出力が遮断されるた
め高速走行下においても運転者が警告音を容易に聞き取
ることが出来,ラジオのボリュームを下げる等の操作を
全く行なう必要がないという利点がある。
なお、上記実施例においては、6種類の異常検出につ
いて説明したが、他の検出項目があれば、任意に追加し
ても良い。
また、オイルレベルスイッチ,ウォータセンサ、オイ
ルフローセンサは常時「オフ」,異常時「オン」とし、
音声出力回路のI/F220の各出力部を「H→L」で音声出
力させるよう説明したが、これについても当方式に限っ
たことでなく,逆にセンサを常時「オン」,異常時「オ
フ」,音声出力回路のI/F220の各出力部を「L→H」で
音量出力させても差支えない。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成され機能するので、これ
によると、音声出力切換手段の作用により異常時に音響
再生手段側から一時的に音声出力回路側にスピーカが切
換接続される。この音声出力切換手段は例えば上記実施
例のようにトランジスタとリレーとにより構成すること
が可能であり、この場合音声回路側に何ら切換えのため
の回路等を設ける必要がなく、しかも小型でスピーカ内
に簡単に組み込むことが出来る。
これがため、比較的安価に供給することが出来るとと
もにマイコンのソフトによる切換えに比べ応答性を向上
せしめることが出来、音声出力回路の音声出力中に当該
音声出力回路から出力される動作信号により、音声出力
の切替えを行うようにしたことからノイズ等に依る誤動
作を略完全に防止することが出来るという従来にない優
れた船外機用音声アラーム出力切換装置を提供すること
が出来る。
しかも、エンジン回転数の増加に伴い音声出力回路の
出力信号が自動的にレベルアップされるとともに警告音
声出力時にラジオ等の出力が遮断されるため高速走行下
においても運転者が警告音を容易に聞き取ることが出
来、ラジオ等のポリュームを下げる等の操作を全く行な
う必要がないという利点がある。
尚、上記実施例においては、FMラジオを使用した場合
を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく
AMラジオ,AM・FM2バンドラジオ、或いは又ステレオ等の
音響再生手段を用いるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の主要部を示すブロック図、
第2図は第1図の実施例のその他の部分を示すブロック
図、第3図は音声出力回路の音声出力レベルの段階的変
化を示す説明図である。 1……音響再生手段としてのFMラジオ、2……音声出力
切換手段、135……エンジン回転信号、136……オイルレ
ベルスイッチ、137……ウォータセンサ、139……オイル
フローセンサ、200……音声出力回路、290……音声レベ
ル可変設定回路、300……スピーカ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却水異常等を検出する複数のセンサと、
    この複数のセンサからの出力信号を受信するとともにそ
    の異常状態を音声にて出力する音声出力回路と、エンジ
    ン回転数の増加に応じて前記音声出力回路の音量を自動
    的に大きく切換える音声レベル可変設定回路とを設け、 前記音声出力回路に、当該音声出力回路の音声出力用の
    スピーカを併用するラジオ等の音響再生手段を併設する
    とともに、 前記音声出力回路の音声出力中に当該音声出力回路から
    出力される動作信号に応じて前記スピーカを前記音響再
    生手段側から音声出力回路側へ一時的に切換接続する音
    声出力切換手段を、前記音声出力回路と音響再生手段と
    の間に介装したことを特徴とする船外機用音声アラーム
    出力切換装置。
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