JP2757172B2 - 箱 蓋 - Google Patents

箱 蓋

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JP2757172B2
JP2757172B2 JP8124040A JP12404096A JP2757172B2 JP 2757172 B2 JP2757172 B2 JP 2757172B2 JP 8124040 A JP8124040 A JP 8124040A JP 12404096 A JP12404096 A JP 12404096A JP 2757172 B2 JP2757172 B2 JP 2757172B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は箱蓋(例えば上箱蓋
又は下箱蓋)に関し、特に固定紐を引っ張るだけで、迅
速に組み立てられる箱蓋に関する。
【0002】
【従来技術】一般の箱蓋の構造は、蓋板と、蓋板周囲に
ある若干の側辺板よりなる。箱蓋の製造は、通常、例え
ば厚紙、プラスチック等の板面を、箱蓋の展開図に従っ
て切り取るか、又はプレスし、通常は、その後の組み立
ての便利の為、折り線を同時に切り付けるかプレスす
る、一体成形によって行われている。最も簡単な箱蓋に
ついて言えば、箱蓋を組み立てるには、側辺板を折り畳
み、適切に接着し、側辺板と蓋板がある角度(通常は9
0度である)をなす。このような箱蓋は周知であるか
ら、ここではその構造を詳しく述べない。
【0003】今でも多くの種類の改良式箱蓋又は箱があ
る。その改良点は、例えば、側辺板の幾何学形状を変え
たり、補助羽根を増加するものの外、蓋板と側辺板の適
切な部位に凹溝を切り込み、使用者が側辺板を折り畳ん
で、平面形状であった箱蓋を立体の箱蓋に組み立て、接
着しなくても箱蓋の立体形状を保持することが出来るよ
うにしたものである。本発明の技術思想の特徴は、側辺
板の幾何学形状を変えるものではないから、ここではそ
れらの改良箱蓋又は箱の構造を更に詳しく述べることは
しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の箱蓋を組み
立てる時、使用者が平面の箱蓋を立体の箱蓋にするの
に、多くの時間と複雑な折り畳み動作が必要となるか
ら、ギフト、文具、ケーキの店員などの箱蓋の使用者
は、予め箱蓋を立体の箱蓋に組み立てることによって、
忙しい時間に対応するが、このように予め立体に箱蓋を
組み立てると、立体箱蓋は多くの空間を占めるので、邪
魔になる上、美観にも影響を及ぼすという欠点があっ
た。従って本発明の目的は、平面状で保存できる上、組
み立てが極めて容易な箱蓋を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
少なくとも、一つの蓋板、複数の側辺板、各側辺板の外
縁に、側辺板と連結状態であるか又は一体に成形された
側辺板羽根であって、相隣接する二側辺板羽根のうちの
一つの端辺の長さが、対応する蓋板の辺の長さより短く
なっている側辺板羽根、該側辺板羽根からなる固定装
置、及び該固定装置に前記蓋板の辺方向に摺動自在に固
定された少なくとも一本の固定紐を有する箱蓋であっ
て、各側辺板はそれぞれ、前記蓋板に対していずれも折
り曲げ可能に蓋板と連結状態又は一体に成形されて蓋板
の周辺に設けられ、蓋を形成しないときには側辺板と蓋
板は同一平面にあると共に、前記固定紐が、前記側辺板
と側辺板羽根の間に通されており、該固定紐を絞ること
により、前記蓋板の各辺に対応して各側辺板が立ち上が
り、蓋を形成することを特徴とする箱蓋によって達成さ
れた。
【0006】本発明の箱蓋は主に蓋板と、複数の側辺板
と、固定装置及び少なくとも一本の固定紐からなるが、
組み立ての便利の為、折り線を設けることが好ましい。
また、蓋板は、三角形、四角形又は多角形等のいずれの
形状でもよく、側辺板は蓋板の周辺に設けられ、側辺板
の数は蓋板の幾何学形状により異なる。
【0007】本発明の箱蓋の主な特徴は、蓋箱と側辺板
が一体的に構成されていると共に、側辺板に沿って固定
紐が固定装置により側辺板に摺動自在に固定されてお
り、一回りさせた固定紐が軸線方向に自由に動けるよう
にしてある点である。該固定紐は無端点の環状紐、又は
2端点がある一般の線状紐でもよい。固定紐の材質は、
弾性があるもの又は弾性がないもののいずれでもよい。
【0008】固定紐の出口点は、二つの側辺板が連接す
る付近であることが好ましい。このようにすることによ
り、箱蓋を組み立てる時、使用者は、只固定紐を外へ引
けば、側辺板が折れ線から立ち上がって直ちに立体の箱
蓋となる。箱を組み立てる時、他方の箱蓋と合わせ、環
状の固定紐で他方の箱蓋を固定すれば、箱を組み立てる
動作が完了する。
【0009】箱を構成するために本発明の箱蓋と組み合
わされる第2の箱蓋14は、本願発明と同様の構成を有
するものであっても、既に完成している従来型のもので
あっても、図8に示す如く、箱蓋としては不完全なもの
であっても良い。以下、本発明を実施例に従って更に詳
述する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の箱蓋に近似した箱蓋12の
展開平面図である。箱蓋12は、主に長方形の蓋板20
と、側辺板30と、側辺板羽根40、及び少なくとも一
本の固定紐60を有する。本例の側辺板羽根40は、固
定紐60を適切な位置に固定する固定装置80である。
箱蓋12は、例えば、厚紙に必要な折り線16(・で図
示する)を直接プレスして形成する。
【0011】それらの折り線16により、蓋板20、側
辺板30、側辺板羽根40が区分され、これらは一体成
形することができる。折り線16は必須ではないが、箱
蓋12の組み立てに有利である。本実施例の蓋板20は
長方形であるから、相対的に四つの側辺板30が、それ
ぞれ蓋板20の四辺に設けられている。側辺板30は、
いずれも蓋板20と相対的に折り曲げ可能であり、蓋板
20と同一平面の状態から組み立てられ、蓋板20と異
なる平面の状態となる。
【0012】本例においては、側辺板30はいずれも、
側辺板外縁36で更に側辺板羽根40と連接する。実際
上、蓋板20は三角形、四角形又は多角形、(楕)円形
でもよく、側辺板30及び側辺板羽根40の数は、蓋板
20の幾何学形状により異なる。各側辺板の長さ34
は、対応する蓋板20の周辺の長さと同じであり、側辺
板羽根の長さ44は、対応する側辺板長さ34と同じで
ある。但し選択的にある側辺板羽根40の端辺に切り口
45を設け、側辺板羽根の長さ44を、対応する側辺板
長さ34より短くすることもできる(図2参照)。
【0013】図2は、本発明の第実施例である。この
場合には、選択的に、ある側辺板羽根40端辺に切り口
45を設け、側辺板羽根長さ44を対応する側辺板長さ
34より短くしてある(A図参照)。特に、隣接する両
側辺板羽根40から1つの側辺板羽根40の端辺を選ん
で切り口45を設けることが好ましい。実施例は一選
択方式であり、切り口45の大きさは、図7の如く、箱
蓋12が組み立てられるように決定される。具体的に
は、その箱蓋12の底面(蓋板20)、並びに、側辺板
30と側辺板羽根40が固定紐60を包んでなる幅によ
り決まるB図は、本箱蓋を組み立てた後の上面図であ
り、切り口45により、箱蓋12が組み立てられた後
に、箱蓋12の周囲は緊密に封鎖されたことが判る。
【0014】本発明の箱蓋12には少なくとも1本の固
定紐60があり、この固定紐60は、側辺板30と側辺
板羽根40との間(即ち側辺板外縁36の区域部分)の
折り線16よりなる一回りに設けられることが好ましい
(図1〜図3参照)。固定紐60は無端点の環状紐(線
状紐を結び無端点の環状紐にすることもできる)、又は
2端点がある一般の線状紐(図示していない)でもよい
が、何れにしても、それを引き絞ることにより側辺板を
起立させられるように摺動自在に設けられる。固定紐6
0の材質は、弾性があるものであっても、弾性がないも
のであってもよい。
【0015】固定紐60の長さは、その材質、箱蓋1
2、それと組み合わせる第2の箱蓋14(図8参照)の
大きさ、及びその用途により適宜決定すれば良い。第2
の箱蓋14は、本館発明と同様の構成を有するものであ
っても、公知のものであっても、図8に示す如く、箱蓋
としては不完全なものであっても良い。固定紐60の出
口点62は、二つの側辺板30が連接する付近であるこ
とが好ましい。固定紐60の出口点62が二つの側辺板
30が連接する付近でない場合には、側辺板30及び/
又は側辺板羽根40に、固定紐60の出口点62とする
孔を開ける。
【0016】本実施例の箱蓋12を製造する場合には、
固定紐60を適切な位置に置き、側辺板羽根40と側辺
板30で固定紐60を包むが、側辺板羽根40と側辺板
30を接着させることによって固定紐60を包むことが
好ましい。接着の部位は図4に示す通りであるが、同じ
効果が得られる限り、他の方式で側辺板羽根40と側辺
板30を固定することもできる。
【0017】もし、更に美麗に又は更に精確に固定紐6
0を包みたい場合には、側辺板羽根40と側辺板30の
間の折り線16を、二重折り線16(図示していない)
とすることもできる。即ち、二重折り線16間の幅が固
定紐60を収納できる幅になる。このように固定紐60
は包まれるが、自由に動ける。即ち、側辺板羽根40と
側辺板30が固定紐60を包む時、固定紐60の縦方向
(固定紐60の軸線の方向)の活動を制限しない(図5
のB図参照)ようにする。これにより、箱蓋12を組み
立てる場合には、使用者は固定紐60を引けばよい。
【0018】又、側辺板羽根40には、側辺板30を補
強する作用もある。側辺板羽根の幅42は、少なくとも
固定紐60を包める幅以上であることが必要である。勿
論、固定紐60を上記適切な位置に予め置くことなく、
側辺板羽根40と側辺板30を固定してから、固定紐6
0を、予め残した空間に通しても、上記固定紐60が包
まれる効果に変わりはない。
【0019】次に、図3は本発明の箱蓋12の第実施
例の展開平面図である。箱蓋12は、第一実施例と同じ
く、長方形の蓋板20、側辺板30、側辺板羽根40及
び少なくとも一本の固定紐60よりなる。本実施例にお
いては、各側辺板羽根40の側辺板羽根外縁46に、そ
れぞれ補助羽根50が付設されている。該補助羽根の長
さ54は側辺板羽根の長さ44と同じであるが、補助羽
根の幅52は側辺板羽根の幅42より狭い方が好まし
い。
【0020】補助羽根50は、主として側辺板30を補
強する外、固定紐60に、より多くの空間を与える作用
をする(図参照)。即ち、本実施例においては、図
から明らかな如く、補助羽根50を折り曲げて側辺板羽
根40と連接するが、好ましくは、接着、又は、同等の
効果を有する他の手段によって、折り曲げた補助羽根5
0を側辺板羽根40と結合する。
【0021】補助羽根の幅52が側辺板羽根の幅42よ
り狭い場合には、側辺板羽根40と共に補助羽根50を
側辺板30側へ折り曲げることができる。この場合に
は、図4に示す如く、張り付け区域35は、第一実施例
の場合より補助羽根50の部分が増えたので、側辺板3
0を補強するだけでなく、固定紐60のために設けられ
る側辺板30と側辺板羽根40との間の空間が広くな
る。
【0022】補助羽根の幅52が側辺板羽根の幅42と
同じである場合には、補助羽根50は側辺板30を補強
するのみである。勿論、側辺板羽根40にそれぞれ一つ
以上の補助羽根50を配置することにより側辺板30の
強度と固定紐60が占める空間を増加させることが出来
る、本実施例では、側辺板羽根40と補助羽根50は、
固定紐60を適切な位置に固定するための固定装置80
として機能している。
【0023】以上のつの実施例は、蓋板20以外の側
辺板30、側辺板羽根40、補助羽根50等の設計に差
があるが、何れも、相互に設計変更することができる。
例えば、第実施例の切り口45の設計は第実施例に
も応用でき、補助羽根50にも切り口45を設けること
ができる。
【0024】これに対し、以下に示す例の固定紐60を
固定する固定装置80は、上記実施例の固定手段と異な
り、側辺板羽根40又は補助羽根50ではない。例え
ば、固定装置80は、図10に示す如く中空管81であ
る。中空管81は接着又はそれと同等の効果を有する手
段で側辺板30の各側辺板外縁36にそれぞれ固定さ
れ、固定紐60は該中空管81中に通される。
【0025】また、別の例では、図11に示される如
く、中空管81に、側辺板30の厚さに相当する凹溝8
2が設けられている。側辺板30を凹溝82に通し、側
辺板30と密着させて固定した後(B図参照)、固定紐
60を中空間81内に通す。
【0026】更に、図12は別の例であり、側辺板30
の側辺板外縁36をフック83とした場合である(本図
に示すフック83は箱蓋12に向かって内側に湾曲して
るが、箱蓋12の外側に向かって湾曲してもよい)。
固定紐60は該フック83(固定装置80)内に通され
るが、フック83の空隙部からは離脱しない。
【0027】図13は固定装置80環状止め具84
である場合である。各側辺板30の適切な位置にそれぞ
れ止め具84を側辺板30に挟み(もし箱蓋12がプラ
スチック材よりなる場合には、止め具84と側辺板30
を一体成形してもよい)、固定紐60を逐次該止め具8
4の内部に通し、固定紐60を側辺板30に固定する。
実際上、もし中空管81の長さを側辺板の長さ34と異
るように、より短くした場合には、複数の中空管81
を、各側辺板30の適切な位置に固定することができ
る。
【0028】図14における固定装置80は、直接、側
辺板30の適切な位置に設けた側辺板の長さ44方向に
通した、通し穴85である。図15における固定装置8
0は、直接、各側辺板30の適切な位置に設けた孔86
である。この孔は、1つの側辺板当たり2以上設けるこ
とが好ましい。固定紐60は、図15に示される如く、
各孔86を通って、摺動自在に一回りするように設けら
れる。
【0029】以上の固定装置80はそれぞれ異なるが、
その何れの場合でも,固定紐60を側辺板30に固定
し、固定紐60は軸線方向に自由に動け、組み立ての時
に用いられる。但し、上記全ての実施例を組み立てる時
の工程と方法は同じである。
【0030】次に、図1の場合を例に挙げて、箱蓋の組
み立て工程を説明する。図6に示す如く、箱蓋12を組
み立てる場合には、使用者は、只固定紐60の出口点6
2から固定紐60を外へ引けば良い。これにより、折れ
線で各側辺板30が立ち上がるので、元来平面であった
箱蓋12は直ちに立体の箱蓋12になる(図7参照)。
この時、止め機能がある、リング等の止め具70を設け
てある場合には、これによって固定紐60を出口点62
に固定する。該止め具70を設けていない場合には、出
口点62において固定紐を結び、箱蓋として完成させ
る。
【0031】箱蓋12が立体になると、例えば図8に示
した第2の箱蓋14と合わせて一つの箱10を形成する
ことができる。弾性がある環状の固定紐60を使用した
場合には、使用者は、只、固定紐60を第2箱蓋14に
嵌めることにより箱10を完成させることができる(図
9参照)。勿論、固定紐60として長いものを選んだ場
合の、箱蓋12と第2箱蓋14の固定方式は、図8や図
9の場合と異なる。固定紐60が線状の場合には、固定
紐60を箱蓋12と第2箱蓋14の後で縛り、緊密な箱
を形成する。これらの固定紐60を使用した実施例は多
いので、ここではこれ以上述べない。
【0032】又、第2箱蓋14も本発明の箱蓋12とし
た場合には、迅速に箱蓋12と第2箱蓋14を組み立て
ることができるので、組み立て時間を大幅に短縮するこ
とができる。固定紐60の適切な部位に、予め、飾り7
2を付けておいても良い。これによって、店員など、本
発明の箱蓋の使用者が、飾り72を付ける時間を不要と
することができる。この場合にも、箱は、図6、図8、
図9の順序で迅速に組み立てられる。
【0033】本発明によれば、、固定紐60を箱蓋12
に設けることにより、迅速に箱蓋12を組み立て、又、
該固定紐60により、他方に合わせる箱蓋を固定し、迅
速に頑丈な箱10を形成することができる。本発明は上
記実施例に限らず、例えば蓋板20、側辺板30、側辺
板羽根40等の形状、数等を変更し、従来の箱蓋に固定
紐60を配置し、更に固定装置80を配置し、又は異な
る固定装置80により、固定紐60を側辺板30に固定
し、且つ固定紐60を軸線方向に自由に動けるようにす
る場合等も、本発明の範疇に属する。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の箱蓋は、少なくとも、連
結状態又は一体に成形された蓋板及び複数の側辺板並び
に側辺板羽根からなると共に、固定紐が、前記側辺板に
設けられた固定装置によって、摺動自在に固定されたも
のであり、非使用時には全てが一平面上に存在し得る
が、固定紐を引き絞ると、各側辺板が立ち上がり、迅速
に箱蓋が形成される。
【0035】
【発明の効果】本発明の箱蓋(例えば上箱蓋又は下箱
蓋)は、平面の形態で貯蔵できるので、空間を占めな
い。また、固定紐を引っ張るだけで迅速に組み立てられ
るので、ギフト、文具、ケーキの店員など、使用者によ
る箱蓋の組み立て時間を節約でき、特に売出しが多くて
忙しい場合に、最大の効果を発揮できる。
【0036】本発明の箱蓋には固定紐があるので、他の
箱蓋と合わせて箱を形成する場合、使用者は該固定紐を
利用して両方の箱蓋を結合し、迅速に頑丈な箱を形成す
ることができるので、別に紐を準備し、両箱蓋を結合す
る必要がない。即ち、使用者は更に紐で縛ったりセロテ
ープで接着する必要がなく、迅速に箱を完成させ固定す
ることができる。
【0037】又、従来は、紐で縛るか又はセロテープ接
着することにより、上下の箱蓋を固めているので、両箱
蓋を分離することが容易ではなく、往々紐が解き難く、
又はセロテープを剥がすので箱面を損傷する。これに対
し、本発明の箱蓋を使用すれば、例えばギフトを受けた
場合、容易に箱蓋が開けられ、紐解きの困難性や、セロ
テープを剥がす為に綺麗な箱面を破壊するということが
避けられる。
【0038】更に、箱に飾りを付ける場合、予め固定紐
の適切な部位に飾りを結合すれば、使用者は連続動作で
箱蓋を組み立て、固定し、他方の箱蓋を組み合わせ、容
易に頑丈で飾りを付けた箱を完成することができるの
で、使用者の時間を大いに節約できる。同様に、既に組
み立てた箱蓋又は箱を展開する場合、逆の順序で立体の
箱蓋を平面の箱蓋に展開できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明箱蓋に近似した例の展開平面図である。
【図2】A図は本発明箱蓋の第実施例の展開平面図で
ある。 B図は、本発明箱蓋の第実施例を組み立てた後の上面
拡大図である。
【図3】本発明箱蓋の第実施例の展開平面図である。
【図4】第実施例の、側辺板羽根と補助羽根とを張り
着けた場合の平面図である。
【図5】A図は、第一実施例の側辺板と側辺板羽根とを
張り付けた場合の平面図である。 B図は、A図のA−A断面拡大図である。
【図6】平面状に展開された本発明箱蓋から、立体箱蓋
を形成する中間状態図である。
【図7】本発明で形成した立体箱蓋の立体図である。
【図8】本発明箱蓋と第2箱蓋とを組み合わせる中間状
態図である。
【図9】本発明箱蓋と第2箱蓋とを組み合わせた立体図
である。
【図10】固定装置として中空間を使用した場合の展開
平面図である。
【図11】A図は、固定装置として使用する中空管の
視図である。 B図は、図におけるB−B断面拡大図である。 C図は、固定装置として中空管を使用場合の展開平面図
である。
【図12】固定紐に飾りを付けた場合の立体図である。
【図13】A図は、固定装置としての環状止めの立体図
である。 B図は、環状止めを固定装置として使用した状態を表
【図14】A図は、固定装置が通し穴の場合である。 B図は、通し穴を有する側辺板の断面拡大図である。
【図15】側辺板に設けられた孔が固定装置となってい
る例を表す
【符号の説明】
10 箱 12 箱蓋 14 第2箱蓋 16 折り線 20 蓋板 30 側辺板 32 側辺板幅 34 側辺板長さ 35 張り付け区域 36 側辺板外縁 40 側辺板羽根 42 側辺板羽根幅 44 側辺板羽根長さ 45 切り口 5 補助羽根 52 補助羽根幅 54 補助羽根長さ 56 側辺板羽根外縁 60 固定紐 62 出口点 70 リング状止め具 72 飾り 80 固定装置 81 中空管 82 凹溝 83 フック 84 止め具 85 通し穴 86 孔

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、一つの蓋板、複数の側辺
    板、各側辺板の外縁に、側辺板と連結状態であるか又は
    一体に成形された側辺板羽根であって、相隣接する二側
    辺板羽根のうちの一つの端辺の長さが、対応する蓋板の
    辺の長さより短くなっている側辺板羽根、該側辺板羽根
    からなる固定装置、及び該固定装置に前記蓋板の辺方向
    に摺動自在に固定された少なくとも一本の固定紐を有す
    る箱蓋であって、各側辺板はそれぞれ、前記蓋板に対し
    ていずれも折り曲げ可能に蓋板と連結状態又は一体に成
    形されて蓋板の周辺に設けられ、蓋を形成しないときに
    は側辺板と蓋板は同一平面にあると共に、前記固定紐
    が、前記側辺板と側辺板羽根の間に通されており、該固
    定紐を絞ることにより、前記蓋板の各辺に対応して各側
    辺板が正ち上がり、蓋を形成することを特徴とする箱
    蓋。
  2. 【請求項2】 固定装置が更に、各側辺板羽根の外縁
    に、側辺板羽根と連結状態であるか又は一体に成形され
    て設けられた補助羽根を含む、請求項1に記載された箱
    蓋。
  3. 【請求項3】 蓋板が三角形、四角形又は多角形であ
    る、請求項1又は2に記載された箱蓋。
  4. 【請求項4】 固定紐が環状の弾性体である、請求項1
    〜3の何れかに記載された箱蓋。
  5. 【請求項5】 固定紐に止め具が設けられた、請求項1
    〜4の何れかに記載された箱蓋。
  6. 【請求項6】 固定紐に飾りが設けられた、請求項1〜
    5の何れかに記載された箱蓋。
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