JP2756885B2 - 燃焼器具の給排気装置 - Google Patents

燃焼器具の給排気装置

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JP2756885B2
JP2756885B2 JP4016572A JP1657292A JP2756885B2 JP 2756885 B2 JP2756885 B2 JP 2756885B2 JP 4016572 A JP4016572 A JP 4016572A JP 1657292 A JP1657292 A JP 1657292A JP 2756885 B2 JP2756885 B2 JP 2756885B2
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弘毅 三つ谷
英紀 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に寒冷地で使用する燃
焼器具の給排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図に示すごとく、排気筒aの外
周にこれを囲撓する給気筒bを設け、この給気筒bの先
端部より突出した排気筒aに排気出口cを設け、該給気
筒bの先端部より突出した部分の排気筒a−1にフラン
ジdを取付け、該フランジdとこれに対向する壁面その
他の面eとの間に給気口fを形成した給排気装置は特開
平1−310222号に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの種給排気装
は、気筒が外壁面から大きく突出すると、風の影
響を受け易い、美観を損なう等の不具合があるため、突
出長さを短くすることが要請される。このため給気口f
は狭く設定される傾向にあり、しかも該フランジの先端
は外気に晒されて冷やされる状態にあるので、寒冷地で
は燃焼器具の使用中でも、雪で給気口fが塞がれたり又
は排気ガス中に含まれる水蒸気が該給気口fに回込んで
凍結して給気口fを塞ぐ等して、給気口fからの給気を
妨げることによる空気不足で不完全燃焼する恐れがあ
る。
【0004】本発明はかゝる不具合のない燃焼器具の給
排気装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するため、家屋の外壁を貫通する排気筒の外周にこれ
を囲撓する給気筒を設け、この給気筒の先端部より突出
した排気筒部分に、該給気筒径より大径のフランジを取
付け、該フランジとこれ対向する外壁側に形成される
との間に給気口を形成し、且つフランジより先方に突出
する排気筒部分に排気出口を設けたものに於いて、該フ
ランジを排気筒と連通する中空部を備えるものに構成
、該フランジの中空部内に、排気を中空部内周縁部に
誘導する誘導板を設けて成る。
【0006】
【作用】上記構成を備える給排気装置にあっては、燃焼
器具を使用し続ける限り、排気筒からの排気は、誘導板
に当たってフランジの中空部周縁部に流れ、該フランジ
の周縁部を温められるため、前記給気口部分に雪が付着
するようなことがあってもこれを融解することができ、
又燃焼時に発生する水蒸気が該フランジに付着しても凍
結することがない。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を先ず図1並びに図2に示す
実施例につき説明する。
【0008】 図で1は家屋の外壁、2は該壁1に穿設し
た貫通孔、3は貫通孔2を挿通させた給排気装置を示
し、該給排気装置3は排気筒4とその外周を囲撓する給
気筒5からなる。
【0009】 該給気筒5は先端に鍔板5aを備え根部に
ねじ5bを施した第1給気筒5Aと、該先端部に該ねじ
5bと螺合するねじ5cを備え根部に燃焼器具に接続す
る接続口5dを備えた第2給気筒5Bからなり、該第1
給気筒5Aを外壁1の外周から貫通孔2に挿入させると
共に第2給気筒5Bを外壁1の内側から貫通孔2に挿入
させて両給気筒5A、5Bを互いに螺合させた後第2給
気筒5Bをこれに設けた取付片5eで外壁1に取付けた
取付板6にビス等で締付けた。
【0010】 排気筒4は、該第1給気筒5A内にスペー
サ7を介して取付けた第2排気筒4Bと、該第2排気筒
4Bに根部を挿着され、先端部が第1給気筒5Aより先
方に突出する突出部4aを備えるごとく取付けた第1排
気筒4Aからなり、第2排気筒4Bの根部には燃焼器具
と接続する接続口4bを備え、第1排気筒4Aの突出部
4aの先端は該突出部4a内にのびる紡錘型の塞板9で
塞ぐと共に突出部4aの周囲に排気出口8を設け更に突
出部4aにはその外周に前記鍔板5aと間隔を存して対
向するフランジ10を取付け、該フランジ10と鍔板5
aの面Fとの間に給気口11を形成させた。そして該フ
ランジ10を中空部hを備えるものに構成し該中空部h
を排気筒4内に連通させた。
【0011】 これを更に説明すると、該フランジ10
は、第1の円板10aと第2の円板10bとをその外周
で巻締め且つ各円板10a、円板10bの中央に設けた
透孔10d、10eの周囲で排気筒4にシーム溶接して
該フランジ10内に中空部hを構成させた。
【0012】 そして該フランジ10内の中空部h内に、
該誘導板12を設け、該誘導板12で排気を該フランジ
10の中空部hの周縁部に誘導するようにした。
【0013】 尚、フランジ10は図1に示すごとく、第
1排気筒4Aとは別個に設けた突出部4aにフランジ1
0を予めシーム溶接し、フランジ10を取付けた突出部
4aを第1排気筒4Aの先端部に挿着して取り付ける。
【0014】 図3に示すものは、突出部4aの根部を閉
塞板4cで塞ぎ且つ該フランジ10を、第1の円板10
aと第2の円板10bとの間の第3の円板10cとで構
成し、第1の円板10a乃至第3の円板10cをその外
周で一体に結着し且つ第1の円板10aをその中央の透
孔10dの内周縁で排気筒4にシーム溶接し、第3の円
板10cをその中央の透孔10fの内周縁で突出部4a
の根部側外周にシーム溶接し、更に第2の円板10bを
その中央の透孔10eの内周縁で突出部4aの先端側外
周にシーム溶接して、第1の円板10aと第3の円板1
0cの間並びに第3の円板10cと第2の円板10bと
の間に中空部hを形成すると共に該第3の円板10cと
第2の円板10bとの内周縁で突出部4aに取付け、該
第3の円板10cの外周近くには周方向に沿って多数の
穴10c−1を設けて、中空部h内を排気筒4と連通さ
せた。そして、突出部4aの先端は塞板9で塞いだ。
【0015】 かくするときは、閉塞板4c並びに第3の
円板10cが誘導板として機能し、排気は矢示するごと
く該フランジ10内を流れ、この間にフランジ10を加
温して突出部4aに設けた排気出口8から外部に流れ出
る。
【0016】 図4に示すものは、支持筒13を該貫通孔
2に取付け、該支持筒13を介して給排気装置3を前記
貫通孔2に取付けるようにした実施例を示し、該支持筒
13は先端に鍔板13aを備え根部にねじ部13bを備
えた第1支持筒13Aと、根部に鍔板13cを備え先端
にねじ部13dを備えた第2支持筒13Bとからなり、
該第1支持筒13Aを外壁1の外側から貫通孔2に挿入
させると共に第2支持筒13Bを外壁1の外側から貫通
孔2に挿入させて両支持筒13A、13Bを互いに螺合
させて該外壁1に設置する。そして該支持筒13に給排
気装置3を挿着した後、該給排気装置3を構成する給気
筒5の外周に設けた取付片5eをビス等で該鍔板13c
に締付けることで該給排気装置3を支持筒13に結着支
持させた。そしてこの実施例では、前記給気口11を鍔
板13aの外面Fと該フランジ10との間に形成させ
た。
【0017】 尚、図1において、14は第1給気筒5A
と第2給気筒5Bとの間に介在させたOリング、15は
排気筒4の根部を塞ぐ塞板を示す。
【0018】 尚、排気出口8は図3に示す実施例のよう
な塞板9を設けても良い。
【0019】
【発明の効果】上記構成を備える請求項1記載の給排気
装置にあっては次のような効果がある。給気筒径より大
径のフランジを備え、該フランジとこれ対向する外壁側
に形成される面との間に給気口を形成した給排気装置に
あって、燃焼器具を使用し続ける限り、フランジの周縁
部に該排気を積極的に誘導して、家屋の外壁側に形成さ
れる面との間に給気口を形成するフランジの周縁部が排
気によって温められるので、給気口に雪が入込むような
ことがあっても雪は排気で加温されるフランジに接触し
て融解され、又水蒸気が該フランジに付着しても凍結す
ることがなく、従ってこれらによって給気口が塞がれる
ことなく、従来例のように雪等で給気口が塞がれ給気不
足となって不完全燃焼するような恐れを解消出来て安全
に使用できる給排気装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の1例の截断側面図
【図2】 図1のA−A線截断側面図
【図3】 他の実施例の一部の截断側面図
【図4】 更に他の実施例の一部の截断側面図
【図5】 従来例の一部の截断側面図
【符号の説明】
3 給排気装置 4 排気筒 5 給気
筒 7 スペーサ 8 排気出口 10 フラ
ンジ 11 給気口 12 誘導板 F 面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋の外壁を貫通する排気筒の外周にこれ
    を囲撓する給気筒を設け、この給気筒の先端部より突出
    した排気筒部分に、該給気筒径より大径のフランジを取
    付け、該フランジとこれ対向する外壁側に形成される
    との間に給気口を形成し、且つフランジより先方に突出
    する排気筒部分に排気出口を設けたものに於いて、該フ
    ランジを排気筒と連通する中空部を備えるものに構成
    、該フランジの中空部内に、排気を中空部内周縁部に
    誘導する誘導板を設けた燃焼器具の給排気装置。
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