JP3106615B2 - 給湯機などにおける燃焼装置 - Google Patents
給湯機などにおける燃焼装置Info
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- JP3106615B2 JP3106615B2 JP03301673A JP30167391A JP3106615B2 JP 3106615 B2 JP3106615 B2 JP 3106615B2 JP 03301673 A JP03301673 A JP 03301673A JP 30167391 A JP30167391 A JP 30167391A JP 3106615 B2 JP3106615 B2 JP 3106615B2
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- air
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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- Air Supply (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭で使用する給
湯機などにおける燃焼装置に関する。
湯機などにおける燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給湯機などにおける燃焼
装置には図2に示すような構成のものがあった。以下そ
の構成について図面を参照しながら説明する。図に示す
ように、熱交換器1はその内部に水を循環させてバーナ
ー2によって加熱される。熱交換器1の下部に燃焼室3
を設け、この燃焼室3は両側壁部4に燃焼用空気が通る
空気通路5を設けている。点火電極6はロッド7と碍子
8からなり、これは側壁部4の外側から空気通路5を貫
通して、取付板9を介して取り付けられ、燃焼室3のバ
ーナー2に臨ませてバーナー2から噴出されたガスを点
火する。また燃焼室3の側壁部4には穴10を設け、こ
の穴10に点火電極6を貫通させ、ロッド7と側壁部4
との絶縁距離を確保している。さらに燃焼室3の側壁部
4の上面には多数の空気穴11を設け、この空気穴11
から空気を吐出させて熱交換器1の結露を防止してい
る。
装置には図2に示すような構成のものがあった。以下そ
の構成について図面を参照しながら説明する。図に示す
ように、熱交換器1はその内部に水を循環させてバーナ
ー2によって加熱される。熱交換器1の下部に燃焼室3
を設け、この燃焼室3は両側壁部4に燃焼用空気が通る
空気通路5を設けている。点火電極6はロッド7と碍子
8からなり、これは側壁部4の外側から空気通路5を貫
通して、取付板9を介して取り付けられ、燃焼室3のバ
ーナー2に臨ませてバーナー2から噴出されたガスを点
火する。また燃焼室3の側壁部4には穴10を設け、こ
の穴10に点火電極6を貫通させ、ロッド7と側壁部4
との絶縁距離を確保している。さらに燃焼室3の側壁部
4の上面には多数の空気穴11を設け、この空気穴11
から空気を吐出させて熱交換器1の結露を防止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、空気通路5内の燃焼用空気が穴10から燃
焼室3に流出し、穴10の近傍の燃焼火炎が吹き飛ばさ
れたり、冷却されて排ガス中の一酸化炭素が多くなると
いう欠点があった。また通常運転時においては熱交換器
1に結露することはないが、使用していないときには結
露が発生し、その結露水が空気穴11を経て点火電極6
のロッド7と碍子8に付着し、ロッド7と碍子8間の絶
縁を劣化させるという問題があった。これらの対策とし
て図3のように、取付板9aの絞り寸法を変更して、穴
10を覆うように取り付けて、燃焼用空気の流出を防い
だものが検討されていたが、点火電極6の碍子8の表面
に煤が付着して絶縁を劣化させ、着火性能が悪くなると
いう問題があった。
の構成では、空気通路5内の燃焼用空気が穴10から燃
焼室3に流出し、穴10の近傍の燃焼火炎が吹き飛ばさ
れたり、冷却されて排ガス中の一酸化炭素が多くなると
いう欠点があった。また通常運転時においては熱交換器
1に結露することはないが、使用していないときには結
露が発生し、その結露水が空気穴11を経て点火電極6
のロッド7と碍子8に付着し、ロッド7と碍子8間の絶
縁を劣化させるという問題があった。これらの対策とし
て図3のように、取付板9aの絞り寸法を変更して、穴
10を覆うように取り付けて、燃焼用空気の流出を防い
だものが検討されていたが、点火電極6の碍子8の表面
に煤が付着して絶縁を劣化させ、着火性能が悪くなると
いう問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、安定した燃焼特性および着火性能を得ることができ
る給湯機などにおける燃焼装置を提供することを目的と
する。
で、安定した燃焼特性および着火性能を得ることができ
る給湯機などにおける燃焼装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、湯を加熱する熱交換器と、この熱交換器を
加熱するバーナーと、このバーナーの上部に設けた燃焼
室と、この燃焼室の側部に設けた燃焼用空気が通る空気
通路と、この空気通路を形成する側壁部に設けた穴と、
この穴を貫通して先端部が前記バーナーに臨み、ロッド
の一部及び碍子部が空気通路内に配設された点火電極と
を備え、前記空気通路内に前記穴を覆い点火電極取付穴
を有したカバーを設け、このカバーに密着させるように
取り付けた取付板を介して点火電極を取り付けるととも
に、前記取付板で前記空気通路を外部から遮蔽する構成
としてある。
するために、湯を加熱する熱交換器と、この熱交換器を
加熱するバーナーと、このバーナーの上部に設けた燃焼
室と、この燃焼室の側部に設けた燃焼用空気が通る空気
通路と、この空気通路を形成する側壁部に設けた穴と、
この穴を貫通して先端部が前記バーナーに臨み、ロッド
の一部及び碍子部が空気通路内に配設された点火電極と
を備え、前記空気通路内に前記穴を覆い点火電極取付穴
を有したカバーを設け、このカバーに密着させるように
取り付けた取付板を介して点火電極を取り付けるととも
に、前記取付板で前記空気通路を外部から遮蔽する構成
としてある。
【0006】
【作用】上記した構成において、カバーと取付板によっ
て点火電極と穴が覆われているため、燃焼用空気が空気
通路内を通過しても、穴から燃焼室内への空気の流出お
よび外部への空気の流出がなく、また結露水が点火電極
に付着しない。
て点火電極と穴が覆われているため、燃焼用空気が空気
通路内を通過しても、穴から燃焼室内への空気の流出お
よび外部への空気の流出がなく、また結露水が点火電極
に付着しない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1を参
照しながら説明する。なお、本実施例において、前述の
従来例に示したものと同一構成部品には同じ符号を付し
その説明は省略する。本実施例の特徴的構成は従来例で
説明した、空気通路5部にカバー12を設けたことにあ
る。すなわち、空気通路5内に燃焼用空気と点火電極6
を遮蔽するカバー12を設け、カバー12は点火電極6
の碍子8に密着して取り付け、側壁部4の空気通路5側
から穴10を覆うようにしている。
照しながら説明する。なお、本実施例において、前述の
従来例に示したものと同一構成部品には同じ符号を付し
その説明は省略する。本実施例の特徴的構成は従来例で
説明した、空気通路5部にカバー12を設けたことにあ
る。すなわち、空気通路5内に燃焼用空気と点火電極6
を遮蔽するカバー12を設け、カバー12は点火電極6
の碍子8に密着して取り付け、側壁部4の空気通路5側
から穴10を覆うようにしている。
【0008】このように、カバー12によって点火電極
6と穴10を覆うことにより、燃焼用空気が空気通路5
内を通過しても、穴10から空気が燃焼室3内に流出し
なく、空気が燃焼火炎に吹きつけることもなくなり、吹
き切れや一酸化炭素の発生を防止できる。また、通常運
転時においては、空気通路5の上面に設けた空気穴11
から空気を吐出して、熱交換器1の結露を防止している
が、使用していないときには結露が発生し、その結露水
が空気穴11を経て空気通路5内に侵入することがある
が、点火電極6はカバー12によって覆われているの
で、結露水がロッド7と碍子8には付着しなくなり、絶
縁劣化による点火不良を防止できる。
6と穴10を覆うことにより、燃焼用空気が空気通路5
内を通過しても、穴10から空気が燃焼室3内に流出し
なく、空気が燃焼火炎に吹きつけることもなくなり、吹
き切れや一酸化炭素の発生を防止できる。また、通常運
転時においては、空気通路5の上面に設けた空気穴11
から空気を吐出して、熱交換器1の結露を防止している
が、使用していないときには結露が発生し、その結露水
が空気穴11を経て空気通路5内に侵入することがある
が、点火電極6はカバー12によって覆われているの
で、結露水がロッド7と碍子8には付着しなくなり、絶
縁劣化による点火不良を防止できる。
【0009】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
給湯機などにおける燃焼装置は、湯を加熱する熱交換器
と、この熱交換器を加熱するバーナーと、このバーナー
の上部に設けた燃焼室と、この燃焼室の側部に設けた燃
焼用空気が通る空気通路と、この空気通路を形成する側
壁部に設けた穴と、この穴を貫通して先端部が前記バー
ナーに臨み、ロッドの一部及び碍子部が空気通路内に配
設された点火電極とを備え、前記空気通路内に前記穴を
覆い点火電極取付穴を有したカバーを設け、このカバー
に密着させるように取り付けた取付板を介して点火電極
を取り付けるとともに、前記取付板で前記空気通路を遮
蔽する構成としてあり、この構成とすることにより、前
記穴及び点火電極が空気通路から遮蔽され、燃焼用空気
が空気通路内を通過しても、穴から空気が流出すること
がなく、結露水が点火電極に付着するという不具合も生
じない、さらにロッドの一部を空気通路内に配するよう
にしているため、ロッドと碍子の表面にススが付着して
絶縁劣化を起こすという心配もなく、安定した燃焼特性
および着火性能を得ることができ、実用的価値は顕著で
ある。
給湯機などにおける燃焼装置は、湯を加熱する熱交換器
と、この熱交換器を加熱するバーナーと、このバーナー
の上部に設けた燃焼室と、この燃焼室の側部に設けた燃
焼用空気が通る空気通路と、この空気通路を形成する側
壁部に設けた穴と、この穴を貫通して先端部が前記バー
ナーに臨み、ロッドの一部及び碍子部が空気通路内に配
設された点火電極とを備え、前記空気通路内に前記穴を
覆い点火電極取付穴を有したカバーを設け、このカバー
に密着させるように取り付けた取付板を介して点火電極
を取り付けるとともに、前記取付板で前記空気通路を遮
蔽する構成としてあり、この構成とすることにより、前
記穴及び点火電極が空気通路から遮蔽され、燃焼用空気
が空気通路内を通過しても、穴から空気が流出すること
がなく、結露水が点火電極に付着するという不具合も生
じない、さらにロッドの一部を空気通路内に配するよう
にしているため、ロッドと碍子の表面にススが付着して
絶縁劣化を起こすという心配もなく、安定した燃焼特性
および着火性能を得ることができ、実用的価値は顕著で
ある。
【図1】本発明の一実施例における給湯機などにおける
燃焼装置の要部断面図
燃焼装置の要部断面図
【図2】従来の給湯機などにおける燃焼装置の要部断面
図
図
【図3】同給湯機などにおける燃焼装置の部分断面図
1 熱交換器 2 バーナー 3 燃焼室 4 側壁部 5 空気通路 6 点火電極 10 穴 12 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−78821(JP,A) 特開 平2−143003(JP,A) 特開 昭58−133509(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23L 1/00 F23Q 3/00 102 F23D 14/62
Claims (1)
- 【請求項1】 湯を加熱する熱交換器と、この熱交換器
を加熱するバーナーと、このバーナーの上部に設けた燃
焼室と、この燃焼室の側部に設けた燃焼用空気が通る空
気通路と、この空気通路を形成する側壁部に設けた穴
と、この穴を貫通して先端部が前記バーナーに臨み、ロ
ッドの一部及び碍子部が空気通路内に配設された点火電
極とを備え、前記空気通路内に前記穴を覆い点火電極取
付穴を有したカバーを設け、このカバーに密着させるよ
うに取り付けた取付板を介して点火電極を取り付けると
ともに、前記取付板で前記空気通路を外部から遮蔽する
構成とした給湯機などにおける燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03301673A JP3106615B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 給湯機などにおける燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03301673A JP3106615B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 給湯機などにおける燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05141644A JPH05141644A (ja) | 1993-06-08 |
JP3106615B2 true JP3106615B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=17899755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03301673A Expired - Fee Related JP3106615B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 給湯機などにおける燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106615B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4588309B2 (ja) * | 2003-10-24 | 2010-12-01 | 株式会社Ihi | 燃料改質装置の燃焼装置 |
WO2020170955A1 (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-27 | 株式会社ノーリツ | 燃焼装置およびこれを備えた温水装置 |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP03301673A patent/JP3106615B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05141644A (ja) | 1993-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |