JP2754749B2 - ベッド制御装置 - Google Patents

ベッド制御装置

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JP2754749B2
JP2754749B2 JP1158271A JP15827189A JP2754749B2 JP 2754749 B2 JP2754749 B2 JP 2754749B2 JP 1158271 A JP1158271 A JP 1158271A JP 15827189 A JP15827189 A JP 15827189A JP 2754749 B2 JP2754749 B2 JP 2754749B2
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敦司 久野
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Omron Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は就寝者の動作により得られた各種の情報に基
づいてベッドクッションの圧力分布を制御すると共に、
目覚まし時計などを要せずに就寝者を起床させるように
した目覚まし機能付きのベッド制御装置に関する。
《従来の技術》 就寝者に使用するベッドは硬すぎても軟らかすぎても
寝心地がよくないため、従来からスプリングの配置を工
夫するなどして、就寝に適したクッションの研究が行な
われている。
《発明が解決しようとする課題》 しかし従来のベッドの多くは、クッションの分布が予
め固定されているため、就寝時に最適なクッション位置
で寝ても、就寝中に寝返りなどを打つと、就寝位置が変
ってしまい、快適なクッション性能が得られなくなる不
具合がある。
また標準的な体重の人に合せてクッションの圧力分布
を設定しているため、体重の重い人が寝ると、体が沈み
すぎて寝心地が悪かったり、逆に体重の軽い人はクッシ
ョンが硬すぎて寝心地が悪いなどの不具合があると共
に、ある時刻に就寝者を強制的に目覚めさせるなどの性
能もなかった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、就寝中就寝
者の動作を情報として検出し、得られた情報を基に就寝
者の快適なクッションの圧力分布となるように制御する
と共に、目覚まし時計などを要せずに就寝者を目覚めさ
せ起床させるようにした目覚まし機能付きのベッド制御
装置を提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明
は、ベッドに寝ている人が目覚めるべき所定時刻を記憶
する目覚め時刻記憶手段と、時計を計るタイマーと、前
記タイマーで計られた時刻が前記目覚め時刻記憶手段に
記憶されている所定時刻に達したときに就寝者に振動を
加える目覚まし手段とを備え、該目覚まし手段が、ベッ
ドのマット下部に配置された複数の圧力ユニットと、こ
れら各圧力ユニット内の圧力を調整して前記ベッドに振
動を加える手段とを具備してなるベッド制御装置であ
る。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の各圧力ユニッ
ト内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手
段が検出した各圧力ユニットの圧力を合計した値を用い
て人が前記ベッド上にあるかどうかを判断する判断手段
と、前記判断手段の判断結果が人がベッド上にいないこ
とを示す場合には、システムを省電力状態に移行させる
省電力手段とを具備したベッド制御装置である。
更に、請求項3記載の発明は、請求項1記載のベッド
のマット下部に配置された複数の圧力ユニットと、各圧
力ユニット内の圧力を調整する圧力調整手段と、時計を
計るタイマーと、前記タイマーで計時した時刻が予め定
められた所定の時刻になると、各圧力ユニットの圧力を
所定の目票値になるように制御する制御手段とを具備し
たベッドの制御装置である。
《作用》 上記請求項1記載の発明は、ベッド就寝者が自己の起
床時間を予め入力しておき、起床時間になると、目覚ま
し手段が就寝者に振動を伝達して、就寝者の目覚まし機
能を果たすようにしたものである。
また、上記請求項1記載の発明は、ベッド就寝者の起
床時間になると、圧力ユニット内の圧力を変動させて、
この圧力変動を就寝者に振動として伝達して、就寝者の
目覚まし機能を果たすようにしたものである。
また上記請求項2記載の発明は、ベッド就寝者から得
た体重などにより、圧力ユニット内の圧力を検出して、
人がベッド上にいるかどうかを判断し、もし、人がベッ
ド上にいない事を示す場合には、システムを省電力状態
に移行させて、システム電源の省電力化を可能とすると
共に、再び就寝する場合には、圧力ユニット内の圧力変
化を検知して、ベッドのクッションを就寝者に適するよ
うに自動的に制御するようにしたものである。
更に、上記請求項3記載の発明は、就寝者が予め入力
した所定の時刻になると、圧力ユニット内の圧力を所定
の目標値になるよう制御して、例えば就寝者がベッドに
寝てから所定の時間経過した後には、この時間に適した
快適なクッション性能を自動的に得られるようにしたも
のである。
《実施例》 本発明の一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図において1はベッド、2は複数の圧力ユニッ
ト、3は制御装置を示す。
上記ベッド1は脚1aを有する支持台1b上にマット1cを
設けた構成で、マット1cの下側に複数の圧力ユニット2
が配置されている。
上記圧力ユニット2はゴムなどの機密性を有する材料
により中空な立方体形に形成されていて、空気供給管4
の一端が接続され、空気供給管4の他端は、各圧力ユニ
ット2毎に設けられた空気ポンプ5に接続されて、これ
ら空気ポンプ5により圧力ユニット2の内部に空気が供
給されると共に、空気供給管4の途中には供給圧力を検
出する圧力センサ6が設けられている。
一方上記制御装置3は第3図に示すようにCPUを有し
ていて、上記各圧力センサ6により検出された圧力信号
P1,P2…Pnがアナログマルチプレッサ7及びA/D変換器8
を介して入力されている。
またCPUにはバス9を介してメモリ(ROM,RAM)や、目
覚め時刻を設定する目覚時刻設定部10、タイマ11などが
接続されており、CPUからの制御信号Kiはポンプ指令イ
ンタフェイス12を介して各空気ポンプ5へ出力され、こ
の制御信号Kiにより各空気ポンプ5の吸排気が制御され
るようになっている。
次に第4図に示すフローチャートを基に作用を説明す
ると、制御装置3による処理フローのファジィ推論は次
のファジィルールにより実行する。
(ファジィルール1) もし(if)入力データP7が小、P4が大、P1が小である
ならば(then)、P7を大の値にせよ。これを簡略化する
と、 ifR7=大&P4=大&P1=小、 thenP7=大となる。
(ファジィルール2) もし(if)T(目覚め時刻からタイマで設定された値
を減算した値)が小、P1が中であるならば(then)、P7
を大、P1を小の値にせよ。
これを簡略化すると、 ifT=小&P1=中、thenP7=大、P1=小となる。
すなわち第4図に示すフローチャートのスタートから
フローが実行されてステップへ進み、ステップで各
圧力ユニット2内の圧力Aiは予め設定された初期圧力に
セットされる。
その後ステップへ進んでタイマ11が起動されステッ
プに進む。
ステップでは圧力センサ6が検出する各圧力ユニッ
ト2内の全圧力を合計しマット1c上に人が寝ているかを
チェックし、もし寝ていなければ電源をオフにし、寝て
いる場合は所定時刻かを判定する。
そして所定時刻であればステップへ進んで圧力セン
サ6が検出する各圧力ユニット2内の圧力をアナログマ
ルチプレッサ7でサンプリングしてCPU内に取込み、ス
テップで上記ファジィルール1,2に基づいてファジィ
推論を実行し、ステップに進む。
ステップではファジィ推論により得られた推論結果
と現在の状態を比較し、圧力分布の変化を要しない場合
はステップへ戻ると共に、圧力分布の変更を要する場
合はステップに進んで各圧力ユニット2に接続された
空気ポンプ5にそれぞれ吸気「1」、保持「0」、排気
「−1」の制御信号Kiを個々に出力して、圧力ユニット
2内の圧力がファジィ推論により得られた目標値となる
ように空気ポンプ5を制御する。
そしてステップで全圧力ユニット2が目標値に調整
されたかを判定し、目標値に調整されていない圧力ユニ
ット2があればステップへ戻って調整を繰返すと共
に、全ての圧力ユニット2が目標値に調整されたらステ
ップで次の調整時刻をセットしてからステップ3へ戻
り、ステップより再び上記フローを繰返すもので、ベ
ッド1上に寝ている人の体重分布や、就寝中の寝返り頻
度、ベッドに寝てからの経過時間、目覚め予定時間に基
づいてもっとも快適な圧力分布を、予め設定したファジ
ィルールにより推論し、得られた推論結果に応じて圧力
ユニット2内の圧力を制御するようにしたものである。
《発明の効果》 本発明は、以下詳述したように、請求項1記載の発明
においては、起床時間を予め入力しておくと、起床時間
になると目覚まし手段が就寝者に振動を伝達して、就寝
者の目覚まし機能を果たすので目覚まし時計などを必要
とせずに就寝者を起床させることもできる。また、目覚
まし手段による振動によって、就寝者の目覚めを促進す
ることとなって、時には騒音となりがちな通常の目覚ま
し時計等による目覚まし機能よりも、就寝者に快適な目
覚めを促すことができ、目覚め後の気分も快適となり、
これから始まる一日の活動の源を蓄えることも可能とな
るベッドを提供することができる。
さらに、請求項1記載の発明においては、起床時間を
予め入力しておくと、起床時間になると圧力ユニット内
の圧力が変動して就寝者に振動として伝達されるので目
覚まし時計などを必要とせずに就寝者を起床させること
もできる。また、圧力ユニットの圧力を変動させること
によって、ベッドのクッション性能を制御し、就寝者の
目覚めを促進することとなって、時には騒音となりがち
な通常の目覚まし時計等による目覚まし機能よりも、就
寝者に快適な目覚めを促すことができ、目覚まし後の気
分も快適となり、これから始まる一日の活動の源を蓄え
ることも可能となるベッドを提供することができる。
請求項2記載の発明においては、ベッド就寝者から得
た体重などにより、圧力ユニット内の圧力を検出して、
人がベッド上にいるかどうかを判断し、もし、人がベッ
ド上にいない事を示す場合には、システムを省電力状態
に移行させて、システム電源の省電力化を可能とすると
共に、再び就寝する場合には、圧力ユニット内の圧力変
化を検知して、ベッドのクッションを就寝者に適した性
能を自動的に得られるものであり、この結果、、システ
ム電源を常に投入したままにしておいても、省電力化を
達成し得ると共に、人が再びベッド上に上がれば、寝心
地のよい快適なクッション性能を得られるベッドを提供
することができる。
請求項3記載の発明においては、就寝者が予め入力し
た所定の時刻になると、圧力ユニット内の圧力を所定の
目標値になるよう制御することができるので、例えば、
就寝者がベッドに寝てから所定の時間経過した後には、
当該時間に適した快適なクッション性能を自動的に得ら
れるベッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すベッドの概略断面図、
第2図は圧力ユニットの断面図、第3図は制御装置のブ
ロック図、第4図は作用を示すフローチャートである。 1……ベッド、1c……マット、2……圧力ユニット、3
……制御装置、5……空気ポンプ、6……圧力センサ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッドに寝ている人が目覚めるべき所定時
    刻を記憶する目覚め時刻記憶手段と、 時計を計るタイマーと、 前記タイマーで計られた時刻が前記目覚め時刻記憶手段
    に記憶されている所定時刻に達したときに就寝者に振動
    を加える目覚まし手段とを備え、 該目覚まし手段が、ベッドのマット下部に配置された複
    数の圧力ユニットと、 これら各圧力ユニット内の圧力を調整して前記ベッドに
    振動を加える手段と、 を具備して構成したことを特徴とするベッド制御装置。
  2. 【請求項2】前記各圧力ユニット内の圧力を検出する圧
    力検出手段と、 前記圧力検出手段が検出した各圧力ユニットの圧力を合
    計した値を用いて人が前記ベッド上にあるかどうかを判
    断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果が人がベッド上にいないことを
    示す場合には、システムを省電力状態に移行させる省電
    力手段と、 を具備した請求項1記載のベッド制御装置。
  3. 【請求項3】ベッドのマット下部に配置された複数の圧
    力ユニットと、 各圧力ユニット内の圧力を調整する圧力調整手段と、 時間を計るタイマーと、 前記タイマーで計時した時刻が予め定められた所定の時
    刻になると、前記各圧力ユニットの圧力を所定の目票値
    になるように制御する制御手段と、 を具備した請求項1記載のベッド制御装置。
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