JP2754552B2 - コンパレータ - Google Patents

コンパレータ

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JP2754552B2
JP2754552B2 JP63022414A JP2241488A JP2754552B2 JP 2754552 B2 JP2754552 B2 JP 2754552B2 JP 63022414 A JP63022414 A JP 63022414A JP 2241488 A JP2241488 A JP 2241488A JP 2754552 B2 JP2754552 B2 JP 2754552B2
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JP
Japan
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switch
capacitor
voltage
input
inverter
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正日子 大野
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は論理回路などに多用されるコンパレータに関
し、特に平衡信号を入力とするコンパレータに関する。
(従来の技術) 従来、この種のコンパレータは、一般に第5図に示す
ように、入出力端がスイツチ15を介して接続されたイン
バータ4の入力端子に接続されたキヤパシタンス2に入
力端子21,22の2つの平衡した入力をそれぞれスイツチ1
1,12を介して接続している。
入力端子21と22の2入力を比較するには、まず、スイ
ツチ11と15を導通状態とし、スイツチ12は開放の状態で
キヤパシタ2にインバータ4の遷移点電圧と入力端子21
の電圧との差を充電し、つぎに、スイツチ11と15を開放
してスイツチ12を導通状態とし、入力端子22の電圧を入
力して、インバータ4の入力電圧を2入力の差電圧だけ
前記遷移点電圧から振らせて、2入力の比較結果をイン
バータ4の出力から得ている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のコンパレータは、インバータ4の遷移
点電圧を基準とする2入力の差電圧をインバータ4に入
力しているので、2入力の大小関係だけしか識別でき
ず、2入力の差電圧を、ある閾値電圧と比較できないと
いう欠点がある。
また、入力端子21の電圧は、キヤパシタ2を充電する
が、入力端子22が接続されるときは、スイツチ15が開放
状態で、入力端子22の電圧によるキヤパシタ2の充電が
行われず、入力端子からコンパレータ側をみたインピー
ダンスが異なり、2入力が平衡とならないという欠点が
ある。
本発明は、このような欠点を解消し、2入力の平衡信
号の差電圧を、任意に設定することができる閾値と比較
でき、また2つの入力端子が対称で完全な平衡が保たれ
るようなコンパレータを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明のコンパレータ
は、第1のキヤパシタ1の一端に第1のスイツチ11およ
び第3のスイツチ13を接続し、他端に第2のスイツチ12
および第4のスイツチ14を接続してスイツチドキヤパシ
タを構成し、第1のキヤパシタ1の一端を第1のスイツ
チ11を介して第1の入力端21に、第3のスイツチ13を介
して第2のキヤパシタ2の一端にそれぞれ接続し、第1
のキヤパシタ1の他端を第2のスイツチ12を介して第2
の入力端子22に、第4のスイツチ14を介してアースにそ
れぞれ接続し、スイツチ15を介して入出力端が接続され
たインバータ4の入力端を第2のキヤパシタ2の他端に
接続し、第2のキヤパシタ2と第3のスイツチ13の接続
点を、スイツチ16を介して基準電源3に接続し、インバ
ータ4の出力を出力端子20に接続して構成する。
(実施例) 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。
第1図に示すように、スイツチドキヤパシタを第1の
スイツチ11と、第2のスイツチ12と、第3のスイツチ13
と、第4のスイツチ14と、第1のキヤパシタ1で構成し
ている。
キヤパシタ1は、スイツチ11を介して第1の入力端子
21に接続され、スイツチ12を介して第2の入力端子22に
接続され、スイツチ13を介して第2のキヤパシタ2の一
端に接続され、スイツチ14を介してアースに接続されて
いる。キヤパシタ2の他端は、その入出力端がスイツチ
15を介して接続されているインバータ4の入力端に接続
されていて、スイツチ13とキヤパシタ2の接続点は、ス
イツチ16を介して基準電源3に接続されている。そして
インバータ4の出力は、出力端子20に接続されている。
次に第1の実施例の動作について説明する。
第2図は、第1図のインバータ4の入出力特性を示す
曲線図である。
いま、連続した動作を、第1周期と第2周期に分けて
説明すると、第1周期では、スイツチ11,12,15,16が導
通状態であり、スイツチ13と14が開放状態である。この
状態においては、インバータ4の入力電圧VIと出力電圧
VOは、第2図に示すインバータ4の入出力特性曲線C
と、VO=VIを示す直線Lとの交点Pに動作点があるた
め、遷移点電圧をVBとすると、VO=VI=VBとなつてい
る。遷移点電圧VBは感度が高く、入力電圧VIの微少変動
で出力電圧VOは高電位VH、または低電位VLへ転移できる
状態にある。一方、キヤパシタ2にはインバータ4の出
力端からスイツチ15を経由して電流がスイツチ16を介し
て基準電源3へと流れ、基準電源3の出力電圧をVTH
すると、キヤパシタ2の両端の電圧がVB−VTHとなるよ
う充電される。また同時に、スイツチドキヤパシタ1の
両端の電圧は、平衡入力端子21,22の電圧をそれぞれ
V1,V2とすると、その電圧差ΔVI=V1−V2になるよう充
電される。
次に第2周期になると、スイツチのオン、オフ状態が
すべて逆転し、スイツチ11,12,15,16が開放状態とな
り、スイツチ13と14が導通状態となる。そこで、スイツ
チドキヤパシタ1が、アースとキヤパシタ2の間に直列
に接続される。キヤパシタ2は接続されているインバー
タ4の入力インピーダンスが高いため、その電荷は保存
され、インバータ4の入力電圧VIは次に示す(1)式の
ようにスイツチドキヤパシタ1の電圧とキヤパシタ2の
電圧の和となる。
したがつて、 VI=ΔVI+(VB−VTH)=VB+(ΔVI−VTH) ・・・・・(1)式 この(1)式は、インバータ4の入力電圧VIが平衡2
入力の電圧の差ΔVIから閾値電圧(基準電源の出力電
圧)VTHを減じた分だけ第1周期のときの初期電圧(遷
移点電圧)VBから増加することを示している。
そこで、平衡2入力の電圧の差ΔVIが閾値電圧VTH
り大きいときは(1)式よりVIがVBより大となり、イン
バータ4の出力電圧VOは第2図に示すようにVO=VL(低
電位)となる。
逆に、平衡2入力の電圧の差ΔVIが閾値電圧VTHより
小さいときは(1)式よりVIがVBより小となり、インバ
ータ4の出力電圧VOは、第2図に示すようにVO=VH(高
電位)となる。
このようにして平衡2入力の差電圧ΔVIと、ある閾値
電圧VTHの大小関係を検出することができる。
しかも、第1周期、第2周期にいずれの期間にも従来
例のように2入力の一方のみがキヤパシタ2を充電する
ことなく完全に2入力の平衡が保たれる。また比較時、
キヤパシタ2を充電することがないので、本実施例は従
来の回路に比べ高速性が保たれるという利点もある。
次に、第3図に、本発明の他の実施例を示す。
第3図は、基準電源が異なる2つの回路を動作させる
コンパレータで、第1図の実施例と同一動作をするもの
には同一符号を付している。
第3図において、平衡した2つの入力は、入力端子2
1,22から、特性のそろったN型MOSトランジスタ8およ
び9のゲートに加えられており、トランジスタ8および
9のそれぞれのドレインからスイツチ11,12を介してス
イツチドキヤパシタ1に接続される。そこで、スイツチ
ドキヤパシタ1に加えられる電圧は、ソースから約0.8
ボルトの一定電圧だけシフトされる。
キヤパシタ2、基準電源3、インバータ4、スイツチ
13,15,16によつて構成され、出力端子20に出力する回路
は、第1図の同一符号を付けた部分と同一の動作をす
る。
キヤパシタ5、基準電源6、インバータ7、スイツチ
17,18,19によつて構成され、出力端子23に出力する回路
は、第1図の前記回路に比べ基準電源6の出力が異なつ
ているだけで前記回路に準じた動作をするので説明は省
略する。
第3図の実施例は、このような構成と機能を有してい
るので高入力バツフアを入力段に持ち、複数の異なつた
閾値を有するコンパレータとして動作する。なお、第1
図および第3図に使用するスイツチ11,12,13,14,15,16,
17,18,19の具体例を第4図に示す。
第4図の端子31,32に一対の制御信号を加えることに
よつて、端子33と34の間を、あるときは導通状態に、ま
たあるときは開放状態にすることができる。この動作は
一般によく知られているので説明は省略する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、スイツチドキヤパシタ
に2入力をスイツチを介して接続し、またこのスイツチ
ドキヤパシタに充電した2入力の電圧差を、基準電圧と
比較できるよう構成した回路にスイツチを介して接続す
ることにより、2つの入力に対し完全な平衡を保ちなが
ら、平衡信号の差の電圧を任意に設定可能な閾値と比較
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。 第2図は、第1図の実施例のインバータ4の入出力特性
を示す特性曲線図である。 第3図は、本発明の他の実施例を示す回路図である。 第4図は、第1図および第3図の実施例に使用されるス
イツチの一例を示す回路図である。 第5図は、従来のコンパレータの例を示す回路図であ
る。 1,2,5……キヤパシタ 3,6……基準電源 4,7……インバータ 8,9……MOSトランジスタ 11,12,13,14,15,16,17,18,19……スイッチ 20,23……出力端子 21,22……入力端子 31,32,33,34……スイツチの端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のキヤパシタの一端に第1のスイツチ
    および第3のスイツチを接続し、他端に第2のスイツチ
    および第4のスイツチを接続してスイツチドキヤパシタ
    を構成し、前記第1のキヤパシタの一端を前記第1のス
    イツチを介して第1の入力端子に、前記第3のスイツチ
    を介して第2のキヤパシタの一端にそれぞれ接続し、前
    記第1のキヤパシタの他端を前記第2のスイツチを介し
    て第2の入力端子に、前記第4のスイツチを介してアー
    スにそれぞれ接続し、スイツチを介して入出力端が接続
    されたインバータの入力端を前記第2のキヤパシタの他
    端に接続し、前記第2のキヤパシタと前記第3のスイツ
    チの接続点を、スイツチを介して基準電源に接続し、前
    記インバータの出力を出力端子に接続したコンパレー
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564061A (en) * 1979-06-23 1981-01-16 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Phase difference measuring instrument
JPS5848121A (ja) * 1981-09-16 1983-03-22 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置

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