JP2754387B2 - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP2754387B2
JP2754387B2 JP21116088A JP21116088A JP2754387B2 JP 2754387 B2 JP2754387 B2 JP 2754387B2 JP 21116088 A JP21116088 A JP 21116088A JP 21116088 A JP21116088 A JP 21116088A JP 2754387 B2 JP2754387 B2 JP 2754387B2
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勤 若林
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、インタバルタイマー撮影やオートブラケテ
ィング撮影など連続して複数枚の撮影を行う際に用いら
れるカメラシステムに関する。
B.従来の技術 操作部材の操作に伴って予め設定された所定駒数の撮
影を連続して行い、所定時間経過後に再び所定駒数の撮
影を連続して行うといった動作を、所定の繰り返し回数
だけ行うインタバルタイマー撮影が従来から知られてい
る。
この種のインタバルタイマー撮影を行うには、例えば
インタバルタイマー機能を備えたデータバック装置をカ
メラ本体に装着し、このデータバック装置側で上述の駒
数(1回の撮影駒数),所定時間(インタバル時間)お
よび繰り返し回数を指定した後、スタート釦を操作す
る。その操作信号は、カメラ側のCPUに入力されこれに
よりカメラ本体がインタバルタイマー撮影を開始する。
C.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来のシステムでは、インタ
バルタイマー撮影における1回の連続撮影時に、その最
初の撮影から最後の撮影までデータバック装置側からレ
リーズ信号を出力し続けるようになっており、その間に
カメラ本体が指定された駒数の撮影を行うような構成で
あったため、カメラ本体を連続撮影モードに切換ておく
必要がある。すなわち、この切換え操作を忘れてカメラ
が1駒撮りのモードになっていると、インタバルタイマ
ー撮影の各回の撮影駒数を複数枚に設定しても、それぞ
れの回に1駒の撮影しか行われない。
そこで、インタバルタイマー機能が設定されるとカメ
ラ本体側を強制的に連続撮影モードに切換えるようにし
たカメラシステムもあるが、この場合には、例えばイン
タバルタイマー撮影における任意の回の撮影と次の回の
撮影との間に、通常の撮影として1駒撮りの撮影を行い
たいときでも連続撮影モードによって複数駒の撮影が行
われてしまうことがある。
また、従来のシステムでは、所定のインタバル時間T
が経過しても1回の連続撮影が終了しない場合には、そ
の回の撮影を中断して次の回の撮影を開始するようにな
っており、このような場合、指定した1回のインタバル
タイマー撮影における全駒数の撮影が行われない。した
がって、例えばこのインタバルタイマー機能と、露出値
を順次変化させて所定駒数の連続撮影を行うオートブラ
ケティング機能とを組み合わせた場合、オートブラケテ
ィング撮影において指定した枚数の撮影ができないこと
がある。
本発明の目的は、カメラ本体側を連続撮影モードに設
定しなくてもインタバルタイマー機能やオートブラケテ
ィング機能設定時に指定した所定枚数の撮影が行われる
とともに、連続撮影中であってもカメラ本体側の操作で
通常の通り1駒撮りの撮影が行えるカメラシステムを提
供することにある。
D.課題を解決するための手段 クレーム対応図である第1図(a)により説明する
と、請求項1に記載のカメラシステムは、カメラ本体20
0側に設けられ、投入操作によりレリーズ信号を出力す
るレリーズスイッチ201と、レリーズ信号の入力によっ
て撮影シーケンスを実行せしめる撮影シーケンス制御手
段211;および次の撮影の準備が完了したときに撮影準備
完了信号を出力する信号出力手段212を有するカメラ本
体200側の第1の制御手段210と、インタバルタイマー撮
影における撮影間隔を示すインタバル時間と、該インタ
バル時間毎の連続撮影の繰り返し回数と、1回の連続撮
影の際の撮影駒数とを設定する設定手段301;インタバル
タイマー撮影の開始を指令する撮影指令手段302;この撮
影指令手段302により各回の連続撮影の開始が指令され
るとレリーズスイッチ201に無関係にレリーズ信号を生
起して撮影シーケンス制御手段211に入力せしめる第1
のレリーズ信号発生手段303;第1のレリーズ信号発生手
段303によるレリーズ信号の発生後、上記撮影準備完了
信号の入力にそれぞれ応答してレリーズ信号を設定され
た連続駒数分だけ生起して撮影シーケンス制御手段211
に入力せしめる第2のレリーズ信号発生手段304;インタ
バル時間を計時する計時手段305;計時手段305により設
定されたインタバル時間が計時されたときに前回の連続
撮影が完了しているか否かを判定する判定手段306;判定
手段306により前回の連続撮影が完了していないことが
判定されると完了するまで第2のレリーズ信号発生手段
304を作動せしめるとともに、第1のレリーズ信号発生
手段303の作動を禁止して今回の連続撮影を禁止する信
号制御手段307を有し;第1の制御手段210との間で信号
を授受するように第1の制御手段210と接続されたカメ
ラ本体とは別設の第2の制御手段300とを具備する。
クレーム対応図である第1図(b)により説明する
と、請求項2の発明に係るカメラシステムは、上述した
レリーズスイッチ201と、カメラ本体200側の第1の制御
手段210とを備えるとともに、連続撮影を指令する連続
撮影指令スイッチ101;およびこの連続撮影指令スイッチ
101により連続撮影の開始が指令されるとレリーズスイ
ッチ211に無関係にレリーズ信号を生起し、その後は前
記撮影準備完了信号の出力に応答してレリーズ信号を生
起して撮影シーケンス制御手段211に入力せしめるレリ
ーズ信号発生手段102を有し、第1の制御手段210との間
で信号を授受するように第1の制御手段210と接続され
たカメラ本体200とは別設の第2の制御手段100とを具備
する。
E.作用 (1)請求項1の発明 第1のレリーズ信号発生手段303は、撮影指令手段302
によりインタバルタイマー撮影の開始が指令されると、
カメラ側のレリーズスイッチ201に無関係にレリーズ信
号を生起して撮影シーケンス制御手段211に入力せしめ
る。このレリーズ信号の入力により撮影シーケンス制御
手段211は、撮影シーケンスを実行せしめる。その後、
次の撮影の準備が完了すると信号出力手段212は、撮影
準備完了信号を出力する。この信号出力により第2のレ
リーズ信号発生手段304は、次のレリーズ信号を生起し
て撮影シーケンス制御手段211に入力せしめる。この繰
返しにより連続撮影が行われる。
また、設定されたインタバル時間が計時されたときに
前回の連続撮影が完了していないことが判定手段306に
より判定されると、信号制御手段307は、第1のレリー
ズ信号発生手段303の作動を禁止して今回の連続撮影を
禁止し、前回の連続撮影が完了するまで第2のレリーズ
信号発生手段304を作動せしめる。すなわち、1回の連
続撮影が開始された場合には、その指定駒数の撮影が確
実に行われる。
(2)請求項2の発明 レリーズ信号発生手段102は、連続撮影指令スイッチ1
01により連続撮影の開始が指令されると、カメラ側のレ
リーズスイッチ201に無関係にレリーズ信号を生起して
第1の制御手段210に入力せしめる。このレリーズ信号
の入力により撮影シーケンス制御手段211は、撮影シー
ケンスを実行せしめる。その後、次の撮影の準備が完了
すると信号出力手段212は、撮影準備完了信号を出力す
る。この信号出力によりレリーズ信号発生手段102は、
次のレリーズ信号を生起して第1の制御手段210に入力
せしめる。この繰返しにより連続撮影が行われる。
F.実施例 第2図〜第6図に基づいて本発明の一実施例を説明す
る。
全体構成を示す第2図において、10は、フィルムへの
データ写し込みやインタバルタイマー撮影等を行うため
のデータバック装置であり、カメラ本体20に装着可能と
されている。インタバルタイマー撮影は、例えば自然観
察などに用いられ、所定の時間間隔で複数駒の撮影を行
うものである。すなわち、ある時点で所定駒数の撮影を
連続して行い、所定時間後に再び所定駒数の撮影を連続
して行うといった動作を所定の繰り返し回数だけ行う。
そして、ある時点での1回の連続撮影における最初の撮
影と、次の回の連続撮影における最初の撮影との間の時
間がインタバル時間である。
データバック装置10がカメラ本体20に装着されると、
カメラ本体20側のマイクロコンピュータ21とデータバッ
ク撮影装置10側のマイクロコンピュータ11とが接点C1
C5を介して接続されるようになっている。マイクロコン
ピュータ11は、電源12により給電され、基準発振源13お
よび内蔵の発振回路により演算や計時に必要なクロック
パルスを得る。
またマイクロコンピュータ11には、このデータバック
装置10の外面に設けられた操作部14と、例えば液晶表示
装置を含む表示回路15とがそれぞれ接続されている。操
作部14には操作釦等が設けられ、上述のインタバル時間
Tや1回の連続撮影における撮影駒数Mまたはこの連続
撮影を何回行うかを示す繰り返し回数Nの指定が行われ
る。またこの操作部14には、その操作によりインタバル
タイマー撮影の開始を指令するスイッチ(連続撮影指令
スイッチ)、およびインタバルタイマー撮影の停止を指
令するスイッチが設けられている。そしてこれらの操作
に応じた信号はマイクロコンピュータ11に入力される。
表示回路15は、マイクロコンピュータ11からの表示信号
に応答して上述のインタバル時間T,1回の撮影駒数Mお
よび繰り返し回数Nを液晶表示装置にて表示せしめると
ともに、インタバルタイマー撮影中にはその旨の表示を
行う。
マイクロコンピュータ11の入力ポートI11,I12は、接
点C1,C2を介してマイクロコンピュータ21の出力ポートO
21,O22にそれぞれ接続されている。カメラ側のマイクロ
コンピュータ21は、フィルム巻き上げ時にフィルムが終
端に達したことを検知すると、ハイレベルのフィルム終
端検知信号を出力ポートO21に出力するとともに、フィ
ルム1駒分の巻き上げ完了を検知すると、ハイレベルの
巻上げ完了信号(撮影準備完了信号)を出力ポートO22
に出力する。この巻上げ完了信号の出力により、入力ポ
ートI12がハイレベルとなり、マイクロコンピュータ11
は次の撮影の準備が完了したことを認識する。なお、フ
ィルムの終端は、巻き上げ中にフィルムが所定量だけ巻
き上げられないことにより検知される。
また、マイクロコンピュータ11の入力ポートI13は、
プルアップ抵抗17によりプルアップされるとともに、接
点C3を介してカメラ本体20内のNPNトランジスタTr1のコ
レクタに接続されている。トランジスタTr1のエミッタ
は接地されるとともに接点C5に接続され、そのベースは
抵抗23を介してマイクロコンピュータ21の出力ポートO
23に接続されている。マイクロコンピュータ21は、カメ
ラ本体20が撮影動作を開始すると、フィルムにデータを
写し込むべく出力ポートO23にハイレベルの写し込み信
号(撮影開始信号)を出力する。これによりトランジス
タTr1がオンし、マイクロコンピュータ11の入力ポートI
13がローレベルとなる。
さらに、マイクロコンピュータ11の出力ポートO
11は、エミッタ接地されたNPNトランジスタTr2のベース
に抵抗16を介して接続され、トランジスタTr2のコレク
タは接点C4を介してマイクロコンピュータ21の入力ポー
トI11に接続されている。この入力ポートI11はプルアッ
プ抵抗22によりプルアップされている。なお、トランジ
スタTr2のエミッタは接点C5に接続されている。マイク
ロコンピュータ11が撮影の開始を指令するハイレベルの
レリーズ信号を出力ポートO11に出力すると、トランジ
スタTr2がオンしてマイクロコンピュータ21の入力ポー
トI11がローレベルとなる。またこの入力ポートI11
は、カメラ本体20に設けられたレリーズ釦(不図示)の
操作に連動してオンするレリーズスイッチSW1が接続さ
れており、通常の撮影時にはこのスイッチSW1のオンに
より入力ポートI11がローレベルとなる。この入力ポー
トI11がローレベルになることをレリーズ信号が生起す
ると呼ぶ。マイクロコンピュータ21は、入力ポートI11
がローレベルとなることによりカメラ本体20の撮影動作
を開始させる。
また、カメラ本体20側のマイクロコンピュータ21は、
不図示の測距回路からの測距情報により撮影レンズを所
定の被写体へ合焦させるためのレンズ駆動量を演算して
焦点調節を行うが、この被写体への合焦が不能な場合に
はレリーズ信号が出力されてもカメラ本体20の撮影動作
を開始しないようにする。したがってこの場合には、写
し込み信号は出力されない。マイクロコンピュータ11
は、レリーズ信号を出力してから所定時間内に写し込み
信号が入力されない場合には、被写体への合焦が不能で
あり撮影が行われなかったと判定してレリーズ信号を停
止せしめる。なお、被写体への合焦が不能な場合として
は、例えば被写体が暗いために、あるいは被写体のコン
トラストがなく測距が不能な場合である。
次に、第3図〜第5図のフローチャートに基づいてマ
イクロコンピュータ11によるインタバルタイマー撮影の
手順を説明する。
データバック装置10内に電池12が装填されてマイクロ
コンピュータ11が給電されるとこのプログラムが起動さ
れ、まず、ステップS1で初期リセットを行い、これによ
り、インタバルタイマー撮影におけるインタバル時間T,
1回の撮影駒数Mおよび繰り返し回数Nが初期値にリセ
ットされる。次いでステップS2で操作部14の操作により
入力されたインタバル時間Tと、1回の撮影駒数Mと、
繰り返し回数Nとを読み込むとともに、ステップS3で表
示回路15に表示信号を出力してこれらの値T,M,Nを液晶
表示装置に表示せしめステップS4に進む。ステップS4で
は、操作部14からインタバルタイマー撮影の開始を指令
する操作がなされたか否かを判定し、否定されるとステ
ップS2に戻り、肯定されるとステップS5に進む。
ステップS5では、読み込んだ1回の撮影駒数Mを撮影
駒数のカウント値mとして設定するとともに、繰り返し
回数Nを繰り返し回数のカウント値nとして設定する。
次いでステップS6で表示信号を出力し、表示回路15を
介して液晶表示装置によりインタバルタイマー撮影実行
中である旨の表示を行うとともに、ステップS7で計時時
間tを零に設定して計時を開始する。ここで、この計時
時間tは、インタバル時間Tを計時するためのものであ
る。
次にステップS8で上述した繰り返し回数のカウント値
nを「−1」だけ歩進し、ステップS9で出力ポートO11
にハイレベルのレリーズ信号を出力する。これによりト
ランジスタTr2がオンしてカメラ本体20側のマイクロコ
ンピュータ21の入力ポートI21がローレベルとなり、こ
れに伴ってマイクロコンピュータ21はカメラ本体20に撮
影動作を開始させる。
次にステップS10に進み、計時時間toを零に設定して
計時を開始する。この計時時間toはレリーズ信号出力か
ら所定時間内に写し込み信号が出力されたか否かを判定
するためのものである。その後、ステップS11で撮影駒
数のカウント値mを「−1」だけ歩進して第4図のステ
ップS12に進む。ステップS12では、計時時間tとインタ
バル時間Tとを比較し、t≧Tであると判定するとステ
ップS30へ進む。ステップS30では計時時間tを零として
計時を開始し、次に、ステップS31でカウント値nの値
を「−1」だけ歩進してステップS13に進む。ステップ1
2にて、t<Tであると判定されると直接ステップS13に
進む。
ステップS13では、計時時間toを所定時間(ここでは1
0秒)と比較し、to≧10秒であるとステップS32へ進む。
ステップS32ではレリーズ信号の出力を停止し、ステッ
プS33にて撮影駒数のカウント値mを零に設定して後述
するステップS17に進む。
一方、ステップS13にて、to<10秒が判定されるとス
テップS14に進み、インタバルタイマー撮影停止のため
の操作が行われたか否かを判定し、肯定されると第5図
のステップS27に進む。ステップS27では、出力ポートO
11へのレリーズ信号の出力を停止し、次いでステップS2
8で表示信号を出力し、表示回路15を介して液晶表示装
置によりインタバルタイマー撮影でない旨の表示を行
う。次にステップS29にて時間tおよびtoによる計時を
停止し、第3図のステップS2に戻り、上述の処理を繰り
返す。
ステップS14が否定されるとステップS15に進み、カメ
ラ本体20のマイクロコンピュータ21から写し込み信号が
入力されたか否かを判定する。入力ポートI13がローレ
ベルでありステップS15が肯定されるとステップS16に進
み、入力ポートI13がハイレベルでありステップS15が否
定されるとステップS12へ戻って上述の処理を繰り返
す。
ステップS16では、出力ポートO11へのレリーズ信号の
出力を停止し、次いでステップS17にて計時時間tとイ
ンタバル時間Tとを比較する。t≧Tであればステップ
S34に進み、t=0として新たに計時を開始する。次に
ステップS35で繰り返し回数のカウント値nを「−1」
だけ歩進しステップS18に進む。ステップS17でt<Tが
判定されると、直接、ステップS18に進む。
ステップS18では、インタバルタイマー撮影停止の操
作がなされたか否かを判定し、肯定判定されると上述し
た第5図のステップS28に進む。ステップS18が否定され
るとステップS19へ進み、入力ポートI11にフィルム終端
検知信号が入力されているか否かを判定する。入力ポー
トI11がハイレベルでありステップS19が肯定されると第
5図のステップS28へ進む。入力ポートI11がローレベル
でありステップS19が否定されるとステップS20に進み、
入力ポートI22に巻上完了信号が入力されているか否か
を判定する。入力ポートI12がローレベルでありステッ
プS20が否定されるとステップS17に戻り、上述の処理を
繰り返す。
一方、入力ポートI12がハイレベルでありステップS20
が肯定されるとステップS21に進み、撮影駒数のカウン
ト値mと0とを比較し、m>0であれば第3図のステッ
プS9へ戻り上述の処理を繰り返す。すなわちマイクロコ
ンピュータ11は、巻上げ完了信号の出力に応答して次の
撮影のためのレリーズ信号を出力する。ステップS21に
てm≦0が判定されるとステップS22に進み、ステップS
2において読み込んだ1回の撮影枚数Mの値をカウント
値mとして設定する。
次に、ステップS23にて繰り返し回数のカウント値n
の値を0と比較し、n≦0であれば第5図のステップS2
8に進み、n>0であればステップS24へ進む。ステップ
S24では、インタバルタイマー撮影停止の操作が行われ
たか否かを判定し、肯定判定されると第5図のステップ
S28に進み、否定判定されるとステップS25へ進む。
ステップS25では、入力ポートI11にフィルム終端検知
信号が入力されているか否かを判定し、肯定判定される
と第5図のステップS28に進む。ステップS25が否定され
るとステップS26に進み、計時時間tとインタバル時間
Tとを比較する。t<TであればステップS24へ戻り、
上述の処理を繰り返す。t≧TであればステップS7へ戻
り上述の処理を繰り返す。
以上の処理手順に基づいて制御を行った場合、マイク
ロコンピュータ11の各ポートO11,I13,I12の信号レベル
は、時間の経過に伴って例えば第6図(a)〜(d)の
如く変化する。
第6図(a)は、1回の撮影駒数Mが「2」、繰り返
し回数Nが「3」に設定された場合を示している。操作
部14にてインタバルタイマー撮影の開始操作が行われる
とレリーズ信号の出力により出力ポートO11がハイレベ
ルとなる。この信号出力によりカメラ本体20内で撮影が
開始され、カメラ本体側のマイクロコンピュータ21から
写し込み信号が出力されると入力ポートI13がローレベ
ルになり、これによりマイクロコンピュータ11はレリー
ズ信号の出力を停止するので出力ポートO11はローレベ
ルになる。次いで撮影動作が完了してマイクロコンピュ
ータ21から巻き上げ完了信号が出力されると入力ポート
I12がハイレベルになり、これに応答してマイクロコン
ピュータ11は次のレリーズ信号を出力し、出力ポートO
11がハイレベルとなる。その後、同様に写し込み信号の
入力により入力ポートI13がローレベルとなり、これに
伴って出力ポートO11がローレベルとなりレリーズ信号
の出力が停止する。そして巻上完了信号が出力されると
入力ポートI12がハイレベルになる。
以上の2回のレリーズ信号出力により2回の撮影が行
われ、撮影開始からインタバル時間Tが経過すると、上
述と同様にレリーズ信号が2回出力されて2回の撮影が
行われる。さらに次のインタバル時間T経過時に2回の
撮影が行われる。
第6図(a)では、インタバル時間内に、1回の撮影
駒数の撮影が終了する一般的な場合を示したが、次に上
述と同様に1回の撮影駒数Mが「2」,繰り返し回数N
が「3」、インタバル時間Tが10秒以上で、レリーズ信
号を出力後10秒以内に写し込み信号が入力されない場合
を第6図(b)により説明する。
第6図(b)において、操作部14にて開始操作が行わ
れるとマイクロコンピュータ11は、出力ポートO11をハ
イレベルとする。すなわち、レリーズ信号を出力する。
その後、10秒以内に写し込み信号が入力されず入力ポー
トI13がローレベルにならないので、マイクロコンピュ
ータ11は、測距不能のための撮影が行われなかったと判
断して出力ポートO11をローレベルとする。すなわち、
レリーズ信号の出力を停止する。その後、インタバル時
間Tが経過するまでレリーズ信号を出力せず、インタバ
ル時間Tが経過すると次の回の連続撮影を行うべく出力
ポートO11をハイレベルとしてレリーズ信号を出力す
る。次に写し込み信号が入力されると入力ポートI13
ローレベルになるのでこれに伴ってレリーズ信号の出力
を停止し、巻上完了信号が入力されると入力ポートI12
がハイレベルになるのでレリーズ信号を再び出力する。
その後、10秒以内に写し込み信号が入力されず入力ポー
トI13がローレベルにならないのでレリーズ信号の出力
を停止する。次のインタバル時間が経過すると3回目の
連続撮影を行うべくレリーズ信号を出力し、この場合
は、いずれの場合も10秒以内に写し込み信号が入力され
ているので上述と同様2回の撮影が行われる。
第6図(c)は、1回の撮影駒数Mが「6」,繰り返
し回数Nが「4」でインタバル時間T内に1回の撮影駒
数の撮影が完了しない場合を示している。開始操作によ
りレリーズ信号が出力され、その後、上述と同様に写し
込み信号(入力ポートI13)および巻上げ信号(入力ポ
ートI12)の有無によりレリーズ信号の出力,停止が行
われるが、この例で、4駒目の撮影を指令するレリーズ
信号の出力が停止した後に所定のインタバル時間Tが経
過してしまっている。この場合上述したプログラムによ
れば、インタバル時間が経過した時点で計時時間tは零
とされ次のインタバル時間の計時が開始されるが、撮影
枚数mはクリアされず1回目の連続撮影のためのレリー
ズ信号出力が続行される。このため2回目の連続撮影は
行われない。2回目のインタバル時間が経過すると3回
目のインタバル時間の計時が開始されるとともに、3回
目(実際は2回目)の連続撮影を開始すべくレリーズ信
号の出力が行われる。3回目のインタバル時間が経過し
たときに3回目の連続撮影は終了していないが、上述の
如くこれが続行される。そして所定駒数(6駒)の撮影
が完了したときには、3回目のインタバル時間が経過し
ており、4回目の連続撮影を開始させるべき時間が過ぎ
ているので、ここでインタバルタイマー撮影を終了させ
る。
この場合は、繰り返し回数Nが「4」であるにも拘ら
ず2回の連続撮影しか行われないことになるが、この2
回に関しては指定した1回の撮影駒数M(6駒)だけ確
実に撮影が行われる。したがってこのインタバルタイマ
ー機能と上述のオートブラケティング機能とを組合せた
場合でも不都合がない。
また、第6図(d)は、1回の撮影駒数Mが「2」、
繰り返し回数Nが「4」であり、インタバル時間が10秒
以下の場合を示している。開始操作に伴ってレリーズ信
号を出力(出力ポートO11)し、10秒経過しても写し込
み信号が入力(入力ポートI13)されないのでレリーズ
信号を停止する。このとき、すでに1回目のインタバル
時間は経過しており、2回目のインタバル時間の計時を
行っているので、この時点ではレリーズ信号を出力せ
ず、2回目のインタバル時間の経過後にレリーズ信号を
出力する。その後は、上述したように撮影が行われる。
したがってこの場合には繰り返し回数Nが「4」である
にも拘らず2回の連続撮影しか行われない。
なお以上では、レリーズ信号出力後、写し込み信号の
入力に伴ってこれを停止させ、その後、巻上げ信号の入
力に伴って再びレリーズ信号を出力する例を示したが、
写し込み信号、すなわち撮影が開始されたことを示す信
号の入力は必須ではなく、例えば開始時にレリーズ信号
として1発のパルス信号を出力し、その後、巻上げ信号
の入力により再びこのパルス信号を出力するようにして
もよい。
また、インタバルタイマー撮影を行なうものについて
説明したが、例えば、撮影駒数と、露出補正量とを予め
入力設定し、開始操作に伴い設定された露出補正量だけ
露出を順次補正しつつ設定した駒数だけ連続して撮影す
る、いわゆるオートブラケティング撮影を行なうものに
も本発明を適用できる。
G.発明の効果 本発明によれば、インタバル撮影等の連続撮影を行う
にあたり、例えばデータバック装置の撮影指令スイッチ
の操作によってレリーズ信号を発生せしめて最初の撮影
を行い、その後は、カメラ本体側から入力される次の撮
影準備が完了した旨を示す信号に応答して逐次レリーズ
信号を発生せしめ、これにより連続撮影を行うようにし
たので、カメラ本体側が1駒撮りのモードになっていて
も、連続撮影が行え、カメラを連続撮影モードに切換え
操作する必要がない。したがって、これをインタバルタ
イマー撮影を行うカメラシステムに適用した場合、イン
タバルタイマー機能が設定されていても任意の回の連続
撮影と次の回の連続撮影との間に、カメラ本体側の通常
のレリーズ操作で1駒撮りの撮影が行える。
また、特に請求項1の発明によれば、インタバルタイ
マー撮影時、1回の連続撮影がインタバル時間を過ぎて
も終了しない場合には、次の連続撮影を禁止してその回
の連続撮影を続行させるようにしたので、指定した駒数
の撮影が確実に行なわれ、オートブラケティング機能と
インタバルタイマー機能とを組み合わせた撮影において
ても不都合がない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はクレーム対応図である。 第2図〜第6図は本発明の一実施例を示し、第2図は本
発明に係るカメラシステムの全体構成を示すブロック
図、第3図〜第5図はインタバルタイマー撮影の処理手
順を示すフローチャート、第6図(a)〜(d)は各ポ
ートの信号レベルをそれぞれ示すタイムチャートであ
る。 10:データバック装置、20:カメラ本体 11,21:マイクロコンピュータ 14:操作部 100,300:第2の制御手段 101:連続撮影指令スイッチ 102:レリーズ信号発生手段 200:カメラ本体 201:レリーズスイッチ 210:第1の制御手段 211:撮影シーケンス制御手段 212:信号出力手段 301:設定手段、302:撮影指令手段 303:第1のレリーズ信号発生手段 304:第2のレリーズ信号発生手段 305:計時手段、306:判定手段 307:信号制御手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体側に設けられ、投入操作により
    レリーズ信号を出力するレリーズスイッチと、 レリーズ信号の入力によって撮影シーケンスを実行せし
    める撮影シーケンス制御手段;および次の撮影の準備が
    完了したときに撮影準備完了信号を出力する信号出力手
    段を有するカメラ本体側の第1の制御手段と、 インタバルタイマー撮影における撮影間隔を示すインタ
    バル時間と、該インタバル時間毎の撮影の繰り返し回数
    と、1回の連続撮影の際の撮影駒数とを設定する設定手
    段;インタバルタイマー撮影の開始を指令する撮影指令
    手段;この撮影指令手段により各回の連続撮影の開始が
    指令されると前記レリーズスイッチに無関係に前記レリ
    ーズ信号を生起して前記撮影シーケンス制御手段に入力
    せしめる第1のレリーズ信号発生手段;該第1のレリー
    ズ信号発生手段によるレリーズ信号の発生後、前記撮影
    準備完了信号の入力に応答してレリーズ信号を設定され
    た連続駒数分だけ生起して前記撮影シーケンス制御手段
    に入力せしめる第2のレリーズ信号発生手段;前記イン
    タバル時間を計時する計時手段;該計時手段により前記
    設定されたインタバル時間が計時されたときに前回の連
    続撮影が完了しているか否かを判定する判定手段;およ
    び該判定手段により前回の連続撮影が完了していないこ
    とが判定されると完了するまで前記第2のレリーズ信号
    発生手段を作動せしめるとともに、前記第1のレリーズ
    信号発生手段の作動を禁止して今回を連続撮影を禁止す
    る信号制御手段を有し;前記第1の制御手段との間で信
    号を授受するように該第1の制御手段と接続されたカメ
    ラ本体とは別設の第2の制御手段とを具備することを特
    徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】カメラ本体側に設けられ、投入操作により
    レリーズ信号を出力するレリーズスイッチと、 レリーズ信号の入力によって撮影シーケンスを実行せし
    める撮影シーケンス制御手段;および次の撮影の準備が
    完了したときに撮影準備完了信号を出力する信号出力手
    段を有するカメラ本体側の第1の制御手段と、 連続撮影を指令する連続撮影指令スイッチ;およびこの
    連続撮影指令スイッチにより前記連続撮影の開始が指令
    されると前記レリーズスイッチに無関係に前記レリーズ
    信号を生起し、その後は前記撮影準備完了信号の出力に
    応答してレリーズ信号を生起して前記撮影シーケンス制
    御手段に入力せしめるレリーズ信号発生手段を有し、前
    記第1の制御手段との間で信号を授受するように該第1
    の制御手段と接続されたカメラ本体とは別設の第2の制
    御手段とを具備することを特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】前記第1の制御手段は、撮影レンズを所定
    の被写体に合焦させる焦点調節手段、該焦点調節手段に
    よる被写体への合焦が不能な場合には前記レリーズ信号
    が出力されても撮影シーケンス制御手段の作動を禁止す
    る撮影禁止手段および前記撮影シーケンス制御手段の作
    動が開始されると撮影開始信号を生起して前記第2の制
    御手段に入力せしめる撮影開始信号発生手段を更に有
    し、 前記第2の制御手段は、前記レリーズ信号発生手段から
    の前記レリーズ信号の出力後に所定時間経過しても前記
    撮影開始信号が入力されない場合には、以降のレリーズ
    信号の出力を禁止する信号出力禁止手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項2に記載のカメラシステム。
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