JP2753719B2 - リポソーム製剤の製造法 - Google Patents

リポソーム製剤の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、リン脂質を用いて製造されるリポソームに
フラボノイドを配合してなる安定性に優れたリポソーム
製剤の製造法に関する。
(従来の技術) フラボノイドは植物の2次代謝産物の花色素で多くは
グルコースが結合した配糖体であり、フラボン類、イソ
フラボン類、フラバノン類、カテキン類、アントシアン
類、カルコン類、フラボノール類などの化合物群を含
む。このフラボノイドの遊離型やグルコシド型は血小板
凝集抑制、血管拡張、抗ヒスタミン、抗炎症、鎮痙、エ
ストロン様、遊離ラジカルのスキャベンジャーなどの薬
理的性質を有する。また、脂質系酵素のホスホジエステ
ラーゼ、リポオキシゲナーゼ、シクロオキシゲナーゼ、
およびプロテインキナーゼなどに対する制御性が生化学
的に知られている。このように広汎な生理活性を有する
フラボノイドは、天然物中に存在し、日常の食事中にも
微量存在している安全な化合物である点から、特定な治
療目的に用いることが考案されてきた(特開昭60−1998
17号)。
リポソーム素材として使われるリン脂質およびコレス
テロールは、生物を構成する基本単位である生体膜の構
成成分である。特にリン脂質は動物性、植物性の天然物
の他に、合成されたものもあるが、主としてホスファチ
ジン酸にコリン、エタノールアミン、セリンの残基が結
合したものが使われている。以上のように生体にとって
有用であり且つ毒性のない素材を組み合わせた薬剤の開
発が望まれていた(特開昭62−95134号)。
(発明が解決しようとする課題) 前述した如く、フラボノイドは多くはグルコースと結
合した配糖体として天然に存在するが、その生理活性
は、加水分解を受けた遊離型のものに一層強くその効果
がある。
配糖体は水への親和性を少し有しているが遊離型は非
常に融点が高く、水への溶解度が著しく低下するため、
水溶液として用いることが難しい。遊離型は熱水、熱メ
タノール、熱エタノール、熱含水アルコール、熱アセト
ンなどで溶解度が向上することが判明しているが、冷却
されると直ちに結晶が析出してくるので、医薬品の溶媒
としては不適である。有機溶媒では高極性非プロトン系
溶剤、塩素系溶剤などの一部に溶解するがこれらの溶剤
を医薬品の溶媒として生体内に使用することは毒性の観
点から難しい。
また遊離型のフラボノイドは数個の芳香族系の水酸基
を有するものが多いので、これをグルコシド化などの修
飾が出来るが、これらの修飾によっても水に対する溶解
度は大きく改善されない。
上記の理由によりフラボノイドの生理活性は、例えば
便宜上ピリジン溶液で検定されたり(特開昭60−199817
号)、非常に微量しか可溶化出来ないが蛋白質可溶化剤
に可溶化して検定されたり、不均一にしかも微量しか分
散出来ない増粘剤で懸濁させて検定されたりしてきた
が、これらの方法は生体に及ぼす毒性、必要量の確保、
医薬品製剤の均質性、および医薬品としての取り扱いな
どから直ちには適用出来ない。また、フラボノイドが固
体である点から、タブレット、カプセル、顆粒および座
薬などへの加工は容易であるが、液剤、シロップ剤など
の水性の分散物としては、界面活性剤を用いて乳化して
も、加工し難い点から、これらの問題点を解決した剤型
加工性の出現が望まれていた。
(課題を解決するための手段) 本発明は、リン脂質またはリン脂質とコレステロール
との混合物にpH10以上のアルカリ溶液で処理したフラボ
ノイドを添加して、エクストルーダーを用いてリポソー
ム化することを特徴とするリポソーム製剤の製造法であ
る。
本発明に用いられるフラボノイドには下記の基本骨格
を有する化合物を挙げることが出来る。
(式中のphはフェニル基を示す。) その具体例としては、次の化合物を挙げることができ
る。
〔I〕はフラボン類であり、クリシン、トリンギン、ア
ピゲニン、コスモシインなどがある。
〔II〕はフラバノン類であり、ピノセンブリン、ナリン
ゲニン、セリプルピンなどがあり、3位に水酸基を有す
るフラボノール類にはケンフェロール、アストラガリ
ン、クェルセチンなどがあり、さらに水酸基が増したジ
ハイドロフラバノール類にはビノバンクシン、アスチル
ピル、フスチンなどがある。
〔III〕はイソフラボン類でありダイゼイン、ゲニスタ
イン、ゲニスチンなどがある。
天然フラボノイドは前述の如きフラボノイド骨格の主
として7位に、まれに5位、3位に単糖および多糖が結
合した配糖体として存在することが知られているが、本
発明においては、これらの配糖体をエマルジョンで酵素
的に加水分解したり、硫酸との煮沸やメタノール性塩酸
との煮沸で化学的に加水分解した遊離型のフラボノイド
が好ましい。
従来報告されているフラボノイドの分化誘導活性に関
し、構造既知なフラボノイド配糖体の活性は、糖を含ま
ないフラボノイド化合物のそれより低いことが証明され
ている(キノシタ・ティ、サンカワ・ユー、タクマ・テ
ィ、アサヒ・ケィ、J.Pharmacobio−Dyn 8:S−64,198
5)。また、遊離型のフラボン類の代表例であるアピゲ
ニンは、ダリアやフジモドキの花、高梁の包葉、種子、
茎に含まれており、これらの天然産の遊離型のフラボノ
イドも利用できるが、遊離型のイソフラボン類の代表的
であるゲニスタインはゼンプレンらによって合成法が確
立されており(Acta Chir.Acad.Sci.Hung.19,277,195
9)、その他多くの遊離型のフラボノイドが多数の化学
合成研究者から合成法が報告されており、これらの化学
合成品の遊離型のフラボノイドも利用できる。さらに市
販の遊離型フラボノイドの利用できる。
そこで、本発明者らは遊離型フラボノイドの均一溶液
を得るため各種溶媒に対する遊離型フラボノイドの溶解
能を検討した。そして、本発明者は遊離型フラボノイド
には、多くの場合2〜6個の芳香族系水酸基があること
に着目した。そのため、各種アルカリに対する遊離型フ
ラボノイド類の溶解能を検討した。各種アルカリの0.1M
溶液におけるpH値と溶解能を例示すると、酪酸ナトリウ
ムは10.9で一部溶解し、炭酸カリは11.6、炭酸ナトリウ
ムは12.0、水酸化カリは13.6、水酸化ナトリウムは13.7
でそれぞれ溶解する。
pH10未満ではフラボノイドを溶解することができない
が、pH値が10以上を示すアルカリ溶液は溶解能を示すこ
とが判明した。
しかし、このアルカリ溶液による生体への直接投与は
細胞毒性やフラボノイド化合物の消化器官中に存在する
生体成分との結合体の形成や生体内分解酵素による早急
な分解により、有効な治療効果を発揮する濃度を達成す
ることは難しい。そのため、その脂溶性と二分子膜構造
により生体成分との結合および分解酵素による分解の防
止、また細胞などとの相互作用の容易さなどの点から薬
効増強が期待できるリポソーム製剤を検討した。
そこで本発明者らはリポソーム素材であるリン脂質や
コレステロールが遊離型フラボノイドを溶解する高極性
非プロトン溶剤に溶解することに着目し、逆相蒸発法に
よるリポソームの調製を行った。しかし、高極性非プロ
トン溶剤で均一に溶解して脱溶剤後に得られた混合物に
高速撹拌や超音波法を用いて均質化を行い水中の分散物
に加工したが、この分散物の放置後、分散物の分離が認
められ、またリポソーム形成時に使用されるエクストル
ーダーのフィルターに遊離型フラボノイドと思われる結
晶が認められ、リポソームが形成されなかった。
一方、逆相蒸発法により薄膜状となったリン脂質また
はリン脂質とコレステロールとの混合物に、可溶化され
た遊離型フラボノイドのアルカリ溶液を添加して、超音
波法を用いて均質化を行って水中の分散物に加工すると
安定性の良い乳化液が得られた。この乳化液はリポソー
ム形成時に使用されるエクストルーダー処理に際し、孔
径0.2μmサイズのフィルター通過時に透明溶液に変化
し、さらに孔径0.05μmサイズのフィルター通過後にリ
ポソーム形成時に特有に観察される溶液の蛍光が認めら
れた。本リポソーム製剤は淡黄褐色を帯びた透明溶液で
あり、粘性は水と同様であり、1ヶ月以上の冷蔵庫保存
においても何らの変化は認められなかった。
本リポソーム製剤中には、1ml当りリン脂質が200mgま
で可溶化できる。本発明に用いられるリン脂質は植物起
源、動物起源および合成から得られるものいずれでもよ
い。その分子種に関し、アシル残基は同一および異種で
もよく、そのアシル残基の種類には、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、
リノール酸、リノレン酸などが挙げられ、これらの脂肪
酸がホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノール
アミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシ
トール、ホスファチジルグリセロール、ジホスファチジ
ルグリセロールあるいはスフィンゴミエリンと結合して
いる。特に、製造上は炭素数14〜18のアシル残基を有す
るホスファチジルコリンが好ましい。
本リポソーム製剤中には、1ml当り遊離型フラボノイ
ドが100mgまで可溶化できる。遊離型フラボノイドの可
溶化量は使用するアルカリの使用量とpH値に依存し、塩
基性の強いアルカリほど一定量で可溶化できる遊離型フ
ラボノイド量は増加するが、その種類の選択は目的によ
って決められる。本発明に用いられる遊離型フラボノイ
ドのリン脂質に対する使用量は、リポソームの製造のし
やすさや生理活性の発現から1〜50重量%が好ましく、
この際に使用されるアルカリの濃度は0.01〜1モルが好
ましい。1重量%未満ではフラボノイドの生理効果が得
にくくなり、50重量%を超えると安定なリポソームが得
られない。
本リポソーム製剤の安定性、血中消失速度の遅延およ
び肝・脾臓への分布抑制などから、コレステロールをさ
らに添加してもよく、用いられるコレステロールのリン
脂質に対する使用量はモル比として1/2、重量比として
0.3以下が好ましく、これ以上の添加は製造上好ましく
ない。
なお、本リポソーム製剤は3ヶ月間冷蔵庫保存しても
性状の変化が認められず、実験動物へ腹腔内投与しても
何らの毒性の発現が認められなかった。
(発明の効果) 本発明の方法によれば、水に不溶性で高極性非プロト
ン溶剤にしか溶解しなかった生理活性を有するフラボノ
イドをリポソーム製剤に加工することが出来るので水溶
性液剤となる。
また、本発明によって提供されるリポソーム製剤はフ
ラボノイドを含むリポソームを経静脈、経腹腔によって
補給ができるので、生体中に高濃度にフラボノイドを保
持し治療を目的とした剤型に利用できる。特に生理活性
を有する遊離型フラボノイドを含むので、血小板凝集抑
制、血管拡張、抗ヒスタミン、抗炎症、鎮痙、エストロ
ン様、遊離ラジカルのスキャベンジャー等に有効であ
り、従来水不溶性であるが為にその使用に制限のあった
分野にリポソーム剤として利用することができる。
(実施例) 以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明する。
実施例1 窒素気流下、ガラスビーズを多数入れた200mlのナス
フラスコにジステアロイルホスファチジルコリン200ml
を量りとり、エチルアルコール50mlを添加して加熱撹拌
しながらで溶解した。エバポレーターで窒素気流下、溶
媒を留去し、この残留物に0.02モルの水酸化カリウム
(pH13.6)で可溶化されたゲニスタイン(イソフラボン
類)80mgを含む水溶液20mlを加え、ボルテックスミキサ
ーで80℃、20分間、超音波乳化を行った。
得られた牛乳様のサスペンションを3.0、2.0、1.0、
0.8、0.6、0.4、0.2、0.1、0.05μmのポアーサイズの
フィルターを装着したリポソーム調整用の押出成形機
(エクストルーダー)を用い、各ポアーサイズのフィル
ターごとに5回通過させた。この際、牛乳様のサスペン
ジョンは0.2μmのポアーサイズのフィルター通過後か
ら透明溶液となり、0.05μmのポアーサイズのフィルタ
ー通過後はリポソーム形成時に特徴的に観察される蛍光
が認められた。
得られたリポソーム製剤はpH値9.9であり、淡黄色透
明で、水と同様の粘性を示し、1ヶ月以上の冷蔵庫保存
においても何らの変化は認められなかった。
実施例2 窒素気流下、ガラスビーズを多数入れた300mlのナス
フラスコにジオレイルホスファチジルコリン1,000mgと
コレステロール264mgを量りとり、エチルアルコール250
mlを添加して加熱撹拌しながら溶解した。エバポレータ
ーで窒素気流下、溶媒を留去し、この残留物に、0.1モ
ルの炭酸ナトリウムpH12.0で可溶化されたアピゲニン
(フラボン類)200mgを含む水溶液20mlを加え、その
後、実施例1に従って調製した。
得られたリポソーム製剤はpH値9.7であり、淡黄褐色
透明で、その他は実施例1と同様であった。
実施例3 窒素気流下、ガラスビーズの多数入れた200mlのナス
フラスコにジパルミトイルホスファチジルコリン150ml
と大豆ホスファチジルエタノールアミン(97%)23mgと
コレステロール27mgを量りとり、エチルアルコール60ml
を添加して加熱撹拌しながら溶解した。エバポレーター
で窒素気流下、溶媒を留去し、この残留物に0.5モルの
酪酸ナトリウムpH10.9で可溶化させたケンフェロール
(フラボノール類)20mgを含む水溶液20mlを加え、その
後、実施例1に従って調製した。
得られたリポソーム製剤はpH値9.6であり、淡褐色透
明で、その他は実施例1と同様であった。
実施例4 実施例1においてゲニスタインの代わりにゲニスチン
を用いた以外は同様に行った。
得られたリポソーム製剤はpH値9.8であり、淡黄色透
明で、水と同様の粘性を示し、一ヶ月以上の冷蔵庫保存
においても、何らの変化は認められなかった。
〔急性毒性(マウス)〕 体重25〜30gの4週令の雌雄のICR系マウス4匹に、実
施例1で調製されたリポソーム製剤を、腹腔内に2週間
の期間に1回0.4mlずつ7回にわけて投与し、さらに最
終投与後7日間観察した。最終投与直後やその1日後に
皮膚症状や行動に一部異常が認められたが、最終投与後
3〜4日後に正常に復し、それ以外は本剤に基因すると
思われる著明な急性毒性症状を発現したものはなかっ
た。
比較例1 窒素気流下、ガラスビーズを多数入れた200mlのナス
フラスコにゲニスタイン80mgを量りとり、ジオキサン/
メタノール(7/3 v/v)混合液50mlを加えて懸濁させ、
さらにジステアロイルホスファチジルコリン200mgを加
え、完全に溶解するよう加熱還流した。エバポレーター
で窒素気流下、溶媒を留去し、この残留物に精製水20ml
を加え、ボルテックスミキサーで80℃、20分間、超音波
乳化を行った。
得られた牛乳様のサスペンションを3.0μmのポアー
サイズのフィルターを装着したリポソーム調製用の押出
成形機(エクストルーダー)で処理したが、ゲニスタイ
ンはフィルター上に析出し、透明な濾液が滴下して来
た。
比較例2 ゲニスタイン10mgを増粘剤のナトリウムカルボキシメ
チルセルロースの1%水溶液およびメチルセルソルブの
1%水溶液で、さらに膜タンパク質の可溶化に使われる
両親媒性界面活性剤の3−〔(3−コラミドプロピル)
ジメチルアンモニオ〕−1−プロパンスルホネートの1
%水溶液で加熱して、別々に均一に懸濁させた。しか
し、これらの各溶液は室温放置後、1週間後にゲニスタ
インの沈澱が認められた。
比較例3 実施例1において、水酸化カリウムのかわりに酢酸ナ
トリウム(pH9.1)を用いた以外は同様にした。結果は
ゲニスタインは可溶化せず、沈澱が生じてリポソームが
形成されなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 成 東京都杉並区南荻窪1丁目33番12号 (72)発明者 高橋 信孝 東京都杉並区荻窪4丁目27番2号 (56)参考文献 特開 昭60−161920(JP,A) 特表 平3−504598(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リン脂質またはリン脂質とコレステロール
    との混合物にpH10以上のアルカリ溶液で処理したフラボ
    ノイドを添加して、エクストルーダーを用いてリポソー
    ム化することを特徴とするリポソーム製剤の製造法。
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