JPH03232851A - アルドース還元酵素阻害剤 - Google Patents

アルドース還元酵素阻害剤

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JPH03232851A
JPH03232851A JP14294890A JP14294890A JPH03232851A JP H03232851 A JPH03232851 A JP H03232851A JP 14294890 A JP14294890 A JP 14294890A JP 14294890 A JP14294890 A JP 14294890A JP H03232851 A JPH03232851 A JP H03232851A
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JP
Japan
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acid
aldose reductase
hydroxyl group
phenolic hydroxyl
compound
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Application number
JP14294890A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Matsuo
松尾 俊治
Toshikatsu Shoji
東海林 敏勝
Masaya Iwamoto
昌也 岩本
Keijiro Uchino
内野 敬二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPN Corp
Original Assignee
Nippon Flour Mills Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アルドース還元酵素阻害剤に関する。
このアルドース還元酵素阻害剤は、白内障、網膜症、賢
臓病症、神経障害等の糖尿病における各種合併症の治療
に有用である。
(従来技術) 糖尿病は、物質代謝のひずみに基づく疾患で、治療薬と
しては、インスリンや血糖降下剤が広く用いられている
。しかし、糖尿病の死因には、その合併症が大きく影響
しているため、新たな作用機作に基づく薬が望まれてい
る。合併症としては、血管病変、神経病変、感染症など
がある他、網膜症や白内障のような眼疾患は重大な糖尿
病合併症で、高齢者盲目の最大の原因となっている。
糖尿病性合併症の多発する水晶体、末梢神経、網膜、血
管などにおいて組織中に多量のソルビトールのごときポ
リオール(糖アルコール)が蓄積していることが示され
、糖尿病の合併症におけるその原因としての重要性が指
摘されている。組織障害の原因が糖アルコールの細胞内
蓄積に起因することから、糖代謝経路すなわちポリオー
ル経路の律速酵素であるアルドース還元酵素を阻害すれ
ば、上記糖尿病合併症の発症を予防したり治療すること
が可能である。
また、硫酸エステル化していないフェノール性水酸基を
有する化合物のある種のものには、アルドース還元酵素
阻害作用が知られている。
例えば、タフ、:l−ン酸(澤田ら、rchem、Ph
armBull、 J、37.16611664  (
1989))、ペンタガロイルグルコース(特M昭63
−104927号公報)、ルチン及びケルセチン(Ki
noshita、 J。
■、らrScience J、188.1215−12
16(1975) ) 、エラグ酸(Shimiza、
 M、ら、rchem、Pharm、  Bull、J
、37.2531−2532(1989))は、すてに
アルドース還元酵素の阻害作用を有することが知られて
いる。
また、フェノール性水酸基を有する化合物の硫酸エステ
ル化物またはその塩は、本出願人による特願昭63−3
20947号明細書において抗ウィルス剤の有効成分と
して開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、硫酸エステル化していないフェノール
性水酸基を有する化合物と同等または、より高いアルド
ース還元酵素阻害活性を有し、しかもより毒性が低く、
水に対する溶解性が高く、水溶液が安定である、アルド
ース還元酵素阻害剤を提供することにある。
本発明者らは、鋭意研究の結果、フェノール性水酸基を
有する化合物の硫酸エステル化物が上記目的を達成し得
ることを見出し、本発明を完成させた。
(課題を解決するための手段) 本発明は、フェノール性水酸基を有する化合物の硫酸エ
ステル化物又はその塩を有効成分とするアルドース還元
酵素阻害剤を提供するものである。
上記のフェノール性水酸基を有する化合物の一例として
タンニン酸、ペンタガロイルグルコース、ルチン、ケル
セチン、エラグ酸、エピカテキン、ジガロイルキニン酸
、トリガロイルキニン酸を例示することができる。タン
ニン酸は、植物起源のポリフェノールの一種であるタン
ニン類に属する化合物であり、通常は五倍子、没食子等
から製造され、局所収斂薬、止血薬等として用いられて
いる。
化学薬品、日本薬局方晶、米国薬局方晶等として市販さ
れており、人手は容易である。
ペンタガロイルグルコースは下記の式(T)で示される
−G (式中、 Gはガロイル基を示す。
) る3 トリヒドロキシベンゾイル基であ ルチンは、 下記の式 () %式% ケルセチンは、 下記の式 () %式% エラグ酸は、 下記の式 () %式% エピカテキンは下記の式 (V) で示される。
14 H ジガロイルキニン酸は、 下記の式 () ) トリガロイルキニン酸は、下記の式イ■)で示される。
(式中、Gはガロイル基を示す。) 以下、本発明について、更に詳細に説明する。
l)フェノール性水酸基を有する化合物本発明において
、フェノール性水酸基を有する化合物とは、天然物、合
成物、半合成物を問わず、タンニン類、フラボノイド類
、フェニルプロパノイド類、その他、上記の分類に属さ
ないフェノール誘導体類等に属する化合物をいう。また
、分類上明確に分類することのできない化合物、上記の
複数の分類に属する化合物、更に配糖体として存在する
天然物由来の化合物も含む。
以下に記載する化合物の大部分は、各種の植物から袖山
することのできるものであり、それゆえ各由来植物の粗
抽出物を硫酸エステル化したものも、本発明のアルドー
ス還元酵素阻害剤の有効成分として使用することができ
る。以下に、本発明に使用することができるフェノール
性水酸基を有する化合物を例示する。
(a)タンニン類 タンニン類としては、加水分解性タンニンとして、ジ没
食子酸、ルテオ酸、エラグ酸、クロロゲン酸、グルコガ
リン、テトラリン、ハマメリタンニン、没食子タンニン
、タンニン酸、ゲラニイン、没食子酸、ガロイル没食子
酸、ジガ0 ロイルキニン酸、トリガロイルキニン酸、その他の未知
構造の加水分解性タンニン等を挙げることができる。ま
た、非加水分解性タンニンとして、カテキン、エピカテ
キン、エピガロカテキン、エピガロカテキン−3−没食
子酸、ガロカテキン、カキタンニン、テアフラビン、そ
の他の未知構造の非加水性タンニン等を挙げることがで
きる。
ら)フラボノイド類 フラボン類として、フラボン、プリメチン、クリシン、
アビゲニン、バイカレイン、スフテラレイン、ルテオリ
ン、ロトフラビン、プラトーノペアカセチン、ゲンクワ
ニン、ウォゴニン、ジオスメチン、ヒスビデニリン、ペ
ダルチン、サージマリチン、ノビレチン、サポナレチン
、フクゲチン、ヒノキフラボン、アメシトフラボン、ソ
テツフラボン、ギンゲチン、シアトビティシン、カヤフ
ラボン等、変形フラボンとしては、オサジン、セリセチ
ン、ジャマイシン等。
フラボン配糖体としては、パイカリン、スフテラリン、
プラジキニン、トリンギン、コスモシイン、ガルチオリ
ン、ホモプラジキニン、ペダリイン、サージマリン、ア
ビイン、ロイフォリン、サポナリン、アカジイン、ジオ
スミン、ロートウシン等を挙げることができる。
フラボノール類として、ガランギン、ケンフエローノベ
フィセチン、クチセチン、ケンフエローノペフィセチン
、モリン、ケルセチン、ミリセチン、ゴシペチン、イザ
ルピニン、ケンフェリン、ラームネチン、イソラームネ
チン、アザレアチン、ピノセンプリン、イカリチン等を
挙げることができる。
フラボノール配糖体として、ケンフェリンリン、アビク
ラリン、ケンフェリン、ロピニン、アビクラリン、フェ
ルシトリン、イソクエルントリン、ハイペリン、ルチン
、ミリシトリン、ゴシピトリン、キサントラムニン、イ
カリイン等を挙げることができる。
フラバノン類として、ピノセンプリン、リクイリチゲニ
ン、ブチン、ナリンゲニン、エリ第デイクチオール、ア
ルピネチン、ピノストロビン、サクラネチン、イソサク
ラネチン、シトロネチン、ヘスペレチン、ファレロール
、シトミネチン、マチウシノール、ババチン、イソババ
チン、ババチニン、ソフォラノン、ソフォラノクロメン
等を挙げることができる。
フラバノン配糖体として、リクイリチン、エリオディク
チン、サフラニン、ナリンギン、ブトリン、シトロニン
、ヘスベリジン、ネオヘスベリジン等を挙げることがで
きる。
フラバノノール類として、ピノバンクシン、フスチン、
アロマプントリン、タクシフォリン、アンペロプシン、
アルピノン、フェラムリン等を挙げることができる。
カルコン類として、インリクイリチゲニン、ブチイン、
イソババカルコン、ソフォラジン、ソフォラドクロメン
、カルタミン等を挙げることができる。
フラバン類として、コアブチゲニン等を挙げることがで
きる。
3 イソフラボン類として、ダイゼイン、プエラリン、ゲニ
ステイン、プセウドバプテイゲニン、フォルモノネチン
、チクトリゲニン、アフロモシン、イソゲニン等を挙げ
ることができる。
イソフラボン配糖体として、グイジン、プエラリン、ゲ
ニスチン、オノニン、テクトリジン、ライスティン、イ
リジン、プセウドバプチシン等を挙げることができる。
イソフラボン関連化合物として、ソフォロール、マッキ
アイン、ブチロカプリン、ファセオリン、ロチノン等を
挙げることができる。
オーロン類として、スルファレチン、レプトシジン、リ
ンゾロン、ルシドン等を挙げることができる。
アントシアニン類としては、まず、ベラルゴニジン型配
糖体として、カリステフィン、バラルゴニン、モナルデ
イン等、シアニジン型配糖体として、クリサンチミン、
イダエイン、リコリシアニン、シアニン、パコニン等、
デルフイニジン型配糖体として、デルフイニジンモノグ
4 ルコンド、オエニン、デルフィン、ノ\イアンン等、変
形アントシアニジンとして、ゲスネリン、カラジニリン
、ドラコロジン等、す;−コアシトシアニジンとして、
d−ロイコシアニジン、l−ロイコデルフィニジン、β
−メラカシジン、d−モリサカンジン等を挙げることが
できる。
(C)フェニルプロパノイド類 酸類として、カフェー酸、フェルラ酸、インフェルラ酸
等、アルデヒドアルコール類として、コニフエリルアル
コール等、ケトン類として、ジンゲロール、クルワミン
等、フェノール類トして、カビコール、オイゲノール、
メチルオイゲノール等、ビフェニル類として、マグノロ
ール、ホーツキオール等、クマリン類として、スコポレ
チン、ジクマローノヘエスクレチン、ウンベリフェロン
等を挙げることができる。
(d)その他のフェノール誘導体類 リグチン類として、ノルジヒドログアヤク酸、グアヤク
酸、マタイレンノール、アークチゲニン、トラヶロゲニ
ン、ノルトラケロゲニン、り5 ベピン、ピノキニン、アントリシン、ポドフィロトキン
ン、ジフィリン、リオニレンノーノペピルシノール、エ
ピ−ピルシノール、シンビオコシン、セサミン、β−ア
サリニン、フイソゲノーノペエウデスミン、d−ラリシ
レシノール、ンザンドリン等、リクナン類似化合物とし
て、セサモリン等を挙げることができる。
リグニンを挙げることができる。
ウルシ、ギンナン成分として、ウルシオール、ラコール
、チトシオーノベギンキヨウ酸、アグリモノール等を挙
げることができる。
フロログルシノール誘導体として、コトイン、ハイドロ
コトイン、プロトコトイン、フロレチン、アセボゲニン
、フロルブチロフェノン、フロルブチロフェノン−2−
メチルエーテル、フロルブチロフェノン−6−メチルエ
ーテノヘメチルフロールーブチロフエノン、アスピジノ
ール、プセウドアスピジノール、プチリルフイソシン酸
、6−ブロビル1,2.3−ジヒドロピラン−2,4−
ジオン、アスピジノーノベフロラスピロン、フロロピロ
ン、フロラスピン、メチレンービスーデスアスピジノー
ル、フロラスビジノール、フラボスピド酸、デサスピジ
ン、マルガスピジン、オルトデサスピジン、アルバスピ
ジン、アスピリン、バラアスピジン、トリスーフラボス
ピド酸、トリスデサスピジン、フイソキス酸、トリスア
スピジン、メチレンービスーノルフラバスピド酸、ロッ
トレリン、コシン、ハムロン(Humulone) 、
ルブロン等ヲ挙ケることができる。
スチルベン誘導体として、ピノシルビン、レスベラトロ
ール、ビセイド、ブチロスチルベン、ヒドラシア酸、ラ
ハポウチゲニン、エゴノール等を、特殊なフェノール性
化合物として、カンナビノール、カンナビジオーノペカ
ンナビゲロールΔ8−テトラヒドロカンナビノール、α
トコフェロール、エウパリン、トラクリソン、ゴシポー
ル等を挙げることができる。
その他、ビンロウジ、ビロウ等、各種の植物由来のポリ
フェノール類等を挙げることができ7 る。
11)硫酸エステル化 本発明においては、前記の各種のフェノール性水酸基を
有する化合物を硫酸エステル化する。これらの原料物質
類は、硫酸エステル化することにより、アルドース還元
酵素阻害作用を保持したままで、より毒性が低く、水に
対する溶解性が増加し、水溶液が安定なものとなる。ま
た原料物質類の水溶液は、長時間放置すると不溶物が析
出し、褐変するが、硫酸エステル化物の場合そのような
ことはない。
本発明において、硫酸エステル化物のイオウ含量は、0
.1〜30重量%であることが好ましい。
硫酸エステル化に用いる試薬としては、公知の硫酸エス
テル化試薬ならどれでもよいが、反応性、扱い易さから
いえば、クロルスルホン酸や三酸化イオウが適当である
反応は塩基性下で行なうが、溶媒は特に限定されない。
ただし、溶媒自身で塩基性条件下となるピリジンが好ま
しく、特に無水ピリジンが好まし8 い。
反応温度は、室温下で差し支えないが、有機化学的には
、水冷下硫酸エステル化試薬を加え、後に室温でまたは
加熱して反応させるのが一般的である。
硫酸エステル化試薬例えば、クロルスルホン酸の添加量
は、得られる硫酸エステル化度に著るしく影響する。し
かし本誘導体の目的であるアルドース還元酵素阻害活性
、毒性の低下、検体の安定性、溶解性は、硫酸エステル
化度の低いものでも、十分達成させることができる。た
だし工業上、種々の硫酸エステル化度のものをつくり、
分離・精製することは不可能なため、大過剰の硫酸エス
テル化試薬を用い、可能なかぎり硫酸エステル化するこ
とが好ましい。
このように大過剰の硫酸エステル化試薬を用いて得た硫
酸エステル化物のイオン(S)含量は5〜20%で、容
易に毎回はぼ同含量の硫酸エステル化物を得ることがで
きる。
反応は、硫酸エステル化試薬滴下とほぼ同時に進行する
が、室温下しばらく撹拌するほうが好ましい。反応時間
については1時間、24時間、48時間のものでイオウ
含量はほとんど変化がなかった。
反応後の硫酸エステル化物を得る方法としては、種々考
えられるが、例えば反応液をそのまま脱塩し、硫酸エス
テル化物を得る方法、反応液を中和し、アルカリ塩とし
て得る方法等がある。
どちらも有効であるが、例えばナトリウム塩やカリウム
塩などの塩の形で、硫酸エステル化物を得る方が好まし
い。
また悪臭を放つピリジンを、非親水性溶媒、例えばクロ
ロホルム、酢酸エチル等で除去することも好ましい。
更に以上の硫酸エステル化法を何回か繰り返し実施し、
より硫酸化度の高いものを得ることもできる。
iii )アルドース還元酵素阻害剤 本発明において、アルドース還元酵素阻害剤は、フェノ
ール性水酸基を有する化合物の硫酸エステ0 ル化物並びに該硫酸エステル化物の塩の単品または任意
の混合物である。
(a)投与方法 本発明のアルドース還元酵素阻害剤は、経口及び非経口
投与のいずれも使用可能であり、経口投与する場合は、
軟・硬カプセル剤又は錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤とし
て投与され、非経口投与する場合は、注射剤、点滴剤及
び固体状又は懸濁粘稠液状として持続的な粘膜吸収が維
持できるように生薬のような剤型で投与され得るが、局
所組織内投与、皮膜、皮下、筋肉内、静脈内注射、局所
への塗布、噴霧、坐剤、膀胱内注射などの外用的投与法
等も用いることができる。
U投与量 投与量は、投与法と病気の悪性度、患者の年令、病状や
一般状態、病気の進行度等によって一定したものではな
いが、大人では通常、1日当り有効成分として0.5〜
5,000mg、小人では通常、0.5〜3,000m
gである。
1 (C)製剤化の方法 本発明のアルドース還元酵素阻害剤組成物の有効成分の
割合は、剤型によって変更し得るが、通常経口又は粘膜
吸収に投与されるとき、はぼ0.3〜15.0重量%が
適当であり、非経口投与されるときは、はぼ0.01〜
10重量%が適当である。
また、本発明の有効成分を製剤化するに当っては、常法
に従い、水溶液、油性製剤などにして皮下或いは静脈注
射用製剤とすることができる他、カプセル剤、錠剤、細
粒剤等の剤型に製剤化して経口用に供することができる
また、有効成分に長時間の保存に耐える安定性及び耐酸
性を付与して薬効を完全に持続させるために、更に医薬
的に許容し得る皮膜を施して製剤化すれば、すぐれた安
定性を有するアルドース還元酵素阻害剤組成物とするこ
とができる。
本発明の有効成分の製剤化に用いられる界面活性剤、賦
形剤、滑沢剤、佐剤及び医薬的に許2 容し得る皮膜形成物質等を挙げれば、次のとおりである
本発明の組成物の崩壊、溶出を良好ならしめるために、
界面活性剤、例えばアルコーノベエステル類、ポリエチ
レングリコール誘導体、ソルビタンの脂肪酸エステル類
、硫酸化脂肪アルコール類等の1種又は2種以上を添加
することができる。
また、賦形剤として、例えば蔗糖、乳糖、デンプン、結
晶セルロース、マンニット、ai無水珪酸、アルミン酸
マグネシウム、メタ珪酸アルミン酸マグネシウム、合成
珪酸アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウ
ム、リン酸水素カルシウム、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム等の1種又は2種以上を組合せて添加する
ことができる。
滑沢剤としては、例えばステアリン酸マグネシウム、タ
ルク、硬化油等を1種又は2種以上添加することができ
、また矯味剤及び矯臭剤として、食塩、サッカリン、糖
、マンニット、第3 レンジ油、カンゾウエキス、クエン酸、ブドウ糖、メン
トーノペユーカリ油、リンゴ酸等の甘味剤、香料、着色
剤、保存料等を含有させてもよい。
懸濁剤、湿潤剤の如き佐剤としては、例えばココナツツ
油、オリーブ油、ゴマ油、落花生油、乳酸カルシウム、
ベニバナ油、大豆リン脂質等を含有させることができる
また皮膜形成物質としては、セルロース・糖類等の炭水
化物誘導体として酢酸フタル酸セルロース(CAP)、
またアクリル酸系共重合体、二塩基酸モノエステル類等
のポリビニル誘導体としてアクリル酸メチル・メタアク
リル酸共重合体、メタアクリル酸メチル・メタアクリル
酸共重合体が挙げられる。
また、上記皮膜形成物質をコーティングするに際し、通
常使用されるコーティング助剤、例えば可塑剤の他、コ
ーティング操作時の薬剤相互の付着防止のための各種添
加剤を添加することによって皮膜形成剤の性質を改良し
たり、コ4 −ティング操作をより容易ならしめることができる。
以下、本発明の有効成分についての薬理作用をその測定
法と共に実施例に示す。
実施例1 アルドース還元酵素阻害活性の測定 10週令のSD系雌雄ラットエーテル麻酔下に致死させ
、直ちに水晶体を摘出した。水晶体を0.1Mリン酸緩
衝液(pH6,2)にてホモジナイズし、次いで12.
00Orpmで15分間遠心分離し、その上清を0.2
2μmのメンブランフィルタ−で濾過した。この濾液を
アルドース還元酵素阻害活性測定の酵素液とした。以上
の操作はすべて4℃で行なった。
アルドース還元酵素阻害活性の測定は公知の方法(In
agaki  ら、rChem、Pharm、  Bu
ll、J 、30−13244−3254  (198
2);  0ufraneら、rBiochemica
l Medicine」32.99−105(1984
))に準じて行った。即ち、補酵素としての0.16m
MのNADPH(還元ニコチンアミド5 アデニンジヌクレオチドリン酸)、基質としての10+
++MのDL−グリセルアルデヒドと0.4Mの硫酸ア
ンモニウムとを含む0.1 M !Jン酸緩衝液(pH
6,2)1mf!に、アルドース還元酵素と(1)日本
薬局方のタンニン酸を1μg/xi?、(2)(1)を
原料として製造されたタンニン酸硫酸エステルを1μg
/mlもしくは1.5μg/m1.、(3)米国薬局方
タンニン酸を1μg/dまたは(4)(3)を原料とし
て製造されたタンニン酸硫酸エステルを1μg/−もし
くは1.5μg/−の濃度でそれぞれ添加して30℃で
反応を行わしめた。
反応は分光光度計のセル内で行なわせ、340nmにお
ける吸光度の減少を300秒間測定した。
結果を表1に示す。
6 表 1 実施例2 実施例1と同様にして、ペンタガロイルグルコースと硫
酸化ペンタガロイルグルコースのアルドース還元酵素阻
害活性を測定した。
結果を表2に示す。
7 表 実施例3 実施例1と同様にしてルチンとルチン硫酸エステルのア
ルドース還元酵素阻害活性を測定した。
結果を表3に示す。
8 表 実施例4 実施例1と同様にしてケルセチンとケルセチン硫酸エス
テルのアルドース還元酵素阻害活性を測定した。結果を
表4に示す。
表    4 9 実施例5 実施例1と同様にしてエラグ酸硫酸エステルのアルドー
ス還元酵素阻害活性を測定した。結果を表5に示す。
表    5 実施例6 実施例1と同様にしてエピカテキンとエピカテキン硫酸
エステルのアルドース還元酵素阻害活性を測定した。結
果を表6に示す。
表    6 0 参考例1 0.1Mの酢酸緩衝液(pH4,0)下で蛋白としてゼ
ラチン、ヒトアルブミン、牛アルブミンを用いて、タン
ニン活性を求めた。
タンニン酸またはタンニン酸硫酸エステルと蛋白を混合
し、450%mで吸光度を測定した。
いくつかの濃度でタンニン酸またはタンニン酸硫酸エス
テルを加えて測定し、ある濃度におけるタンニン酸の吸
光度Bを100%とした時の、タンニン酸硫酸エステル
の吸光度Cを百分率で表したもの、即ちC/BX100
(%)を求め、タンニン活性の値とした。
なお、この値は、タンニンまたはタンニン酸硫酸エステ
ルの濃度に関わりなく一定であった。
結果を表7に示す。
表 *タンニン酸のタンニン活性を100%として算出した
表7に示されるように、タンニン酸は硫酸エステル化さ
れることによって、タンニン活性が著しく減少または消
失される。
参考例2 培養細胞に対する毒性の測定 HL−60細胞、エールリッヒ細胞(EhrlichL
etter Ascites Carcinoma 5
train E )またはL1210細胞を直径5cm
のシャーレに蒔き、37℃において24時間培養した後
、タンニン酸を50μg/mi7もしくは100μg/
−またはタンニン酸硫酸エステルを50μg/mlもし
くは100μg/mlの濃度でそれぞれ添加し、再び培
2 養して経時的に細胞数を測定した。細胞数の測定は、コ
ールタ−・カウンター2M型(コールタ−社製)を使用
しておこなった。結果を第1〜3図に示す。
この結果から明らかなようにタンニン酸硫酸エステルは
、タンニン酸に比べて細胞に対する毒性がはるかに低い
参考例3 参考例2と同様にして、HL−60細胞に対するペンタ
ガロイルグルコースと硫酸化ペンタガロイルグルコース
の毒性を測定した。結果を第4図に示す。この結果から
明らかなように硫酸化ペンタガロイルグルコースはペン
タガロイルグルコースに比べて細胞に対する毒性がはる
かに低い。
参考例4 参考例2と同様にして、HL−60細胞に対するケルセ
チンとケルセチン硫酸エステルの毒性を測定した。結果
を第5図に示す。この結果から明らかなようにケルセチ
ン硫酸エステルはケルセチンに比べて細胞に対する毒性
がはるかに低い。
3 参考例5 参考例2と同様にして、HL−60細胞に対するルチン
とルチン硫酸エステルの毒性を測定した。
結果を表8に示す。この結果から明らかなようにルチン
硫酸エステルはルチンに比べて細胞に対する毒性がはる
かに低い。
表    8 参考例6 参考例2と同様にして、HL−59細胞に対するエラグ
酸ナトリウムとエラグ酸硫酸エステルの4 毒性を測定した。結果を表9に示す。この結果から明ら
かなようにエラグ酸硫酸エステルはエラグ酸ナトリウム
に比べて細胞に対する毒性がはるかに低い。
表    9 参考例7 参考例2と同様にして、HL−60細胞に対するエピカ
テキンとエピカテキン硫酸エステルの毒5 性を測定した。結果を表10に示す。この結果から明ら
かなようにエピカテキン硫酸エステルはエピカテキンに
比べて細胞に対する毒性がはるかに低い。
表   10 製剤例1 (注射・点滴剤) 硫酸エステル化物又はその塩500mgを含有するよう
に粉末ぶどう糖5gを加えてバイアルに無6 菌的に分配し、密封した上、窒素、ヘリウム等の不活性
ガスを封入して冷暗所に保存する。使用前に、0.85
%生理的食塩水500m1を添加して静脈内注射剤とし
て、1日、10〜500艷を症状に応じて静脈内注射又
は点滴で投与する。
製剤例2(注射・点滴剤) 硫酸エステル化物又はその塩50mgを用いた他は、製
剤例1と同様の方法により軽症用静脈内注射剤とし、1
日、10〜500−を症状に応じて静脈内注射又は点滴
で投与する。
製剤例3 (注射剤、カプセル剤) 硫酸エステル化物又はその塩30mgを精製ゴマ油1g
及びステアリン酸アルミニウムゲル100mgに溶解し
密封した上、窒素、ヘリウム等の不活性ガスを封入して
冷暗所に保存し、皮下注射用製剤とする。症状に応じて
1日に1回、1〜1〇−を皮下注射で投与する。
また、前記製剤を0.5mlずつカプセルに分注して経
口用カプセル剤とし、1日、1〜10カプセルを症状に
応じて経口投与する。
7 製剤例4 (腸溶性錠剤) 以下の成分組成で腸溶性錠剤大人用(イ)小人用(ロ)
各々1,000個を製造した。
〔A〕
及び (イ) (ロ) 乳 糖 99.4 49.7 ステアリン酸 マグネシウム 2.0 1.0 BI 酢酸フタル酸セルロース   6.0 (g)  4.
0 (g)〔A〕の成分を各々とり、よく混合し、この
ものを直接に加圧するか、またはよく練合した後、押し
出し型製粒機のスクリーンを通して顆粒成形を行い、十
分によく乾燥したものを加圧して錠剤を製造した。
8 次に、成形された錠剤によく溶解させたCB〕の、基材
を被覆して腸溶性の錠剤とする。
この錠剤について日本薬局方(以下、「日周」という。
)崩壊試験法、腸溶性製剤の人工胃液(pH1,2’)
試験を行ったところ、1時間振盪しても崩壊せず、人工
腸液(pH7,5)試験においては5〜6分で崩壊した
製剤例5 (腸溶性顆粒剤) 以下の成分で腸溶性顆粒剤LOOOgを製造した。
〔A〕
主剤(硫酸エステル化物またはその塩)  10100
(乳   糖                   
 737ヒドロキシプロピルセルロース      3
(B) 酢酸フタル酸セルロース         80 (g
)ヒドロキシプロピルメチル セルロースフタレート          80(A〕
の成分を各々とり、よく混合した後、常9 法に従って粒状に成形し、それをよく乾燥して篩別し、
ピン、ヒートシール包装などに通した顆粒剤を製造した
。次に、この顆粒を浮遊流動させながら溶解した〔B〕
の基材を被覆し、腸溶性の顆粒剤とする。この顆粒剤は
、日周の崩壊試験器を用いて崩壊試験を行ったところ、
pH,1,2の人工胃液に1時間振盪しても崩壊しない
。I]H7,5の人工腸液では5分で崩壊した。
製剤例6 (腸溶性カプセル剤) 以下の成分で腸溶性カプセル剤1,000個を製造した
[A) (イ)  (ロ) 乳    糖 24.6   74.4 CB] 酢酸フタル酸セルロース 10(g) 10 (g) 0 上記の成分で製剤例5に記載した同様の方法でカプセル
用に適した腸溶性の顆粒剤を製造し、その組成物をカプ
セルに充填して腸溶性カプセルとした。
このカプセルは、日周の崩壊試験器を用いて崩壊試験を
行ったところ、pH1,2の人工胃液に1時間振盪して
も崩壊または溶出を認めず、pH7,5の人工腸液に5
分で崩壊または全量が溶出した。
(発明の効果) 本発明によれば、フェノール性水酸基を有する化合物を
有効成分とするアルドース還元酵素阻害剤と同等または
より高いアルドース還元酵素阻害活性を有し、しかも毒
性がはるかに低く、水に対する溶解性が高く、水溶液が
安定であるアルドース還元酵素阻害剤が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、タンニン酸及びタンニン酸硫酸エステルのH
L−60細胞に対する毒性を示すグラフである。 第2図は、タンニン酸及びタンニン酸硫酸ニス1 チルのエールリッヒ細胞に対する毒性を示すグラフであ
る。 第3図は、タンニン酸及びタンニン酸硫酸エステルのL
’l 210細胞に対する毒性を示すグラフである。 第4図は、ペンクガロイルグルコース及び硫H化ペンタ
ガロイルグルコースのHL−60細胞に対する毒性を示
すグラフである。 第5図は、ケルセチン及びケルセチン硫酸エステルのH
L−60細胞に対する毒性を示すグラフである。 2 特開平3−232851 (14)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェノール性水酸基を有する化合物の硫酸エステ
    ル化合物またはその塩を有効成分とするアルドース還元
    酵素阻害剤。
  2. (2)フェノール性水酸基を有する化合物が、タンニン
    酸である、請求項(1)記載のアルドース還元酵素阻害
    剤。
  3. (3)フェノール性水酸基を有する化合物が、ペンタガ
    ロイルグルコースである、請求項(1)記載のアルドー
    ス還元酵素阻害剤。
  4. (4)フェノール性水酸基を有する化合物が、ルチンで
    ある、請求項(1)記載のアルドース還元酵素阻害剤。
  5. (5)フェノール性水酸基を有する化合物が、ケルセチ
    ンである、請求項(1)記載のアルドース還元酵素阻害
    剤。
  6. (6)フェノール性水酸基を有する化合物が、エラグ酸
    である、請求項(1)記載のアルドース還元酵素阻害剤
  7. (7)フェノール性水酸基を有する化合物が、エピカテ
    キンである、請求項(1)記載のアルドース還元酵素阻
    害剤。
  8. (8)フェノール性水酸基を有する化合物が、ジガロイ
    ルキニン酸である、請求項(1)記載のアルドース還元
    酵素阻害剤。
  9. (9)フェノール性水酸基を有する化合物が、トリガロ
    イルキニン酸である、請求項(1)記載のアルドース還
    元酵素阻害剤。
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