JP2753685B2 - 噴射ノズル - Google Patents

噴射ノズル

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JP2753685B2
JP2753685B2 JP6197618A JP19761894A JP2753685B2 JP 2753685 B2 JP2753685 B2 JP 2753685B2 JP 6197618 A JP6197618 A JP 6197618A JP 19761894 A JP19761894 A JP 19761894A JP 2753685 B2 JP2753685 B2 JP 2753685B2
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治秀 田中
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孝行 石原
康弘 耒住
豊文 金丸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮エア、溶剤等の吹
付けを行うための噴射ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種加工部品、金型等のエアブロー、あ
るいはダイカスト型に離型剤を吹付けるための噴射ノズ
ルとして、例えば図18に示すような内径6〜8mm程度の
パイプノズル1が用いられている。パイプノズル1の基
端部には、圧縮エア、溶剤等の噴射流体の供給源からの
配管に接続するためのテーパねじ部2が設けられてい
る。
【0003】このほかの噴射ノズルとしては、例えば特
開平1−317561号公報に記載されたもののよう
に、内部に拡張室を形成したノズル本体に、複数の噴射
孔を一列に配置し、拡張室を介してノズル入口に連通さ
せるように構成したものがある。そして、供給源から供
給される圧縮エア、溶剤等の噴射流体を拡張室で一旦膨
張させた後、複数の噴射孔から分配して噴射することに
より、噴射速度を高めてブロー効果を向上させるととも
に噴射時の騒音低減を図るようにしている。
【0004】上記のような噴射ノズルを適用した高圧鋳
造装置を図19に示す。図19に示す高圧鋳造装置3は、自
動車用アルミ合金ホイールを鋳造するためのダイカスト
装置であり、離型剤の吹付けおよびエアブローを行う噴
射装置4がスイングアーム5の先端部に連結されてお
り、スイングアーム5の作動によって噴射装置4が上型
6と下型7との間に進退動するようになっている。噴射
装置4には、上下型6,7に対向させて複数のエアブロ
ーノズル8および離型剤噴射ノズル9が回転可能に設け
られている。そして、各鋳造サイクル毎に、噴射装置4
を上下型6,7間へ移動させ、エアブローノズル8およ
び離型剤噴射ノズル9を回転させて離型剤の吹付けおよ
びエアブローを行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の噴射ノズルでは、次のような問題がある。
【0006】図18に示すパイプノズル1によってエアブ
ローを行った場合、噴射口が単一のパイプ状であるた
め、噴射速度が低くブロー効果が小さいので、圧縮エア
の消費量が大きくなる。また、噴射時の騒音が大きいと
いう問題がある。
【0007】一方、特開平1−317561号公報に記
載されたもののように、複数の噴射孔および拡張室を設
けた噴射ノズルでは、ブロー効果を向上させるととも
に、噴射時の騒音を低減することができるが、各噴射孔
が小さいため、離型剤の噴射ノズルとして使用した場
合、溶剤中の粘性成分等の異物が噴射孔内に付着して目
詰まりが生じやすく、噴射機能低下の原因となる。特
に、黒鉛等を含有した離型剤を高温雰囲気下で噴射する
場合、噴射孔内に粘性成分が付着しやすく問題を生じ
る。この場合、噴射孔にピアノ線等を挿入して清掃する
ようにしているが、噴射孔が小さいため、異物を完全に
取り除くことは困難である。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ブロー効果を高めるとともに騒音を低減するこ
とができ、しかも、噴射孔の清掃を容易に行うことがで
きる噴射ノズルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の噴射ノズルは、ノズル本体に、その両側
面を貫通する開口部と、該開口部内に連通する入口通路
と、両側面に形成され前記開口部から外部へ延びる溝部
とを設け、前記ノズル本体の両側面に、前記開口部を閉
鎖して拡張室を形成するとともに、前記溝部を閉鎖して
噴射通路を形成する蓋部材を開閉可能に取付けたことを
特徴とする。
【0010】
【作用】このように構成したことにより、蓋部材を閉じ
ることによって、拡張室および噴射通路が形成され、入
口通路からノズル本体内に流入した噴射流体は、拡張室
で一旦膨張した後、噴射通路から外部へ噴出される。ま
た、噴射通路および拡張室は、開口部および溝部と蓋部
材とによって形成されるので、蓋部材を開くことによっ
て外部に開放させて内部を容易に清掃することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1ないし図4に示すように、噴射ノズル
10は、ノズル本体11と、ノズル本体11の上下両側面に、
開閉可能に取付けられた上蓋部材12および下蓋部材13と
から概略構成されている。なお、図1および図4は、上
蓋部材12および下蓋部材13が開いた状態を示し、図2お
よび図3は、上蓋部材12および下蓋部材13が閉じた状態
を示している。
【0013】ノズル本体11は、基端部が両側に突出され
て断面形状が略T字形に形成されている。ノズル本体11
の中間部には、その上下両側面を貫通する略五角形の開
口部14が形成されている。また、ノズル本体11の基端部
には、圧縮エア、溶剤等の噴射流体の供給源に接続され
るテーパねじ部15が設けられ、テーパーねじ部15からノ
ズル本体11の先端側へ向かって延ばされた入口通路16が
開口部14内に連通されている。ノズル本体11の先端部の
上下両側面には、開口部14からノズル本体11の先端に向
かって外部まで延ばされ、互いに平行に配置された複数
条(図示のものでは、上下各8条)の溝部17,18が形成
されている。ノズル本体11の平面図を図5に示し、正面
図を図6に示す。
【0014】ノズル本体11の先端には、上下に配置され
た溝部17,18の開口部の間に消音凸部19が形成されてい
る。また、ノズル本体11の先端部には、先端側の幅が狭
くなるように左右両側に傾斜部20が形成されている。ノ
ズル本体11の基端部の上下に形成された突出部には、上
蓋部材12および下蓋部材13を開閉可能に取付けるための
取付部21,22が設けられている。
【0015】上蓋部材12および下蓋部材13の基端部に
は、それぞれノズル本体11の取付部21,22に係合する取
付部23,24が形成されており、ノズル本体11側の取付部
21,22と上下蓋部材12,13側の取付部23,24とにピン2
5,26が挿通されて、上下蓋部材12,13がノズル本体11
に回動可能に軸支されている。そして、上下蓋部材12,
13を回動させ、図2および図3に示すように閉じる、す
なわち、ノズル本体11の上下両側面に緊密に当接させる
ことにより、開口部14を閉鎖して入口通路16に連通する
拡張室14a が形成されるとともに、溝部17,18を閉鎖し
て拡張室14a から外部へ延びる複数(図示のものでは、
上下各8つ)の直線状の噴射通路17a ,18aが形成され
るようになっている。
【0016】上下蓋部材12,13は、上蓋部材12の中央部
に形成されたボス部27の孔に挿通させたボルト28を開口
部14に通して下蓋部材13の中央部に固着されたナット29
に螺合させることにより、閉じた状態でノズル本体11に
固定されるようになっている。上下蓋部材12,13は、ノ
ズル本体11との接合面がノズルの両側面に重なり合うよ
うな形状に形成されており、また、先端側が上下に細く
なるように上蓋部材12の上面および下蓋部材13の下面の
それぞれに傾斜面30,31が形成されている。
【0017】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。
【0018】ノズル本体11のテーパねじ部15を圧縮エ
ア、溶剤等の噴射流体の供給源からの配管(図示せず)
に接続して、噴射ノズル10を高圧鋳造装置等の噴射装置
本体(図示せず)に装着する。
【0019】図2および図3に示すように、上蓋部材12
および下蓋部材13を閉じてボルト28によってノズル本体
11に固定し、開口部14および溝部17,18を閉鎖して拡張
室14a および噴射通路17a ,18a を形成する。
【0020】噴射流体の供給源から入口通路16に供給さ
れた噴射流体は、拡張室14a に流入した後、複数の噴射
通路17a ,18a に分配されて噴射される。このとき、噴
射流体を拡張室14a で一旦膨張させた後、通路面積の小
さい噴射通路17a ,18a に分配して噴射するようにして
いるので、拡張、絞りによる消音効果が得られ、噴射時
の騒音を低減することができる。
【0021】上下に配置された噴射通路17a ,18a の開
口部の間に消音凸部19を設け、ノズル本体11の先端部の
左右に傾斜部20を形成し、さらに、上下蓋部材12,13の
上下面に傾斜面30,31を形成しているので、噴射ノズル
10の先端部付近の乱流の発生を防止して騒音の発生を低
減するとともに、ブロー機能を向上させることができ
る。また、噴射通路17a ,18a が直線状に延ばされてい
るので、噴射流体を一点に集中させて噴射することがで
き、噴射圧力を高めてブロー機能を向上させることがで
きる。さらに、噴射通路17a ,18a を上下2列に配置し
たので、小さなスペースに多数の噴射通路を設けること
ができる。
【0022】ボルト28を取りはずして、図1および図4
に示すように、上蓋部材12および下蓋部材13を開くこと
により、拡張室14a および噴射通路17a ,18a の内部が
外部に開放されるので、拡張室14a および噴射通路17a
,18a の内部をブラシ等を用いて容易に清掃すること
ができる。したがって、離型剤等の溶剤の噴射によっ
て、溶剤中の粘性成分等の異物が噴射通路17a ,18a 内
に付着して目詰まりを生じた場合でも、噴射通路17a ,
18b 内の異物を容易に、しかも確実に取り除くことがで
きる。
【0023】このように、本発明に係る噴射ノズル10
は、ブロー効果が高く、低騒音であり、しかも、拡張室
14a および噴射通路17a ,18b を容易に清掃できるの
で、例えば、埃、水滴等を吹き飛ばすための各種エアブ
ロー、また、ダイカスト型に塗布する離型剤等の溶剤を
吹付けるための噴射装置の噴射ノズルとして、そのほか
様々な用途に適用することができる。
【0024】なお、上記実施例では、ノズル本体11に、
複数条の細長い溝部17,18を設けて噴射通路17a ,18b
を複数形成するようにしているが、溝17,18すなわち噴
射通路17a ,18b は、それぞれ1つずつ設けるようにし
てもよく、また、図7に示すように、ノズル本体11の上
下両側面に幅広の溝部32(上側のみ図示する。以下、同
じ)を設けて扁平形状の噴射通路32a を形成するように
してもよい。
【0025】次に、本発明の他の実施例について図8な
いし図13を用いて説明する。なお、以下の説明では、図
1ないし図7に示す噴射ノズル10と同様の部材には同一
の番号を付し、異なる部分についてのみ詳細に説明す
る。
【0026】図8および図9に示す噴射ノズル33では、
ノズル本体11の上下両側面の側部に形成された取付部34
(上側のみ図示する。以下、同じ)に、上下蓋部材12,
13の側部に形成された取付部35を係合させ、取付部34と
取付部35とにピン36を挿通させて回動可能に支持するこ
とにより、上下蓋部材34がノズル本体11に開閉可能に取
付けられている。そして、上下蓋部材12,13を閉じて、
ノズル本体11および上下蓋部材12の反対側の側部にそれ
ぞれ形成されたボス部37,38,39にボルト40を挿通して
これらを結合させることにより固定するようになってい
る。
【0027】図10および図11に示す噴射ノズル41では、
上記図8および図9に示す噴射ノズル33に対して、ボス
部37,38,39およびボルト40を設ける代わりに、上下蓋
部材12,13に互いに平行な平面部を有する凹部42,43を
設け、凹部42,43に、係止部材としての略C字形のばね
部材44を嵌合させて、上下蓋部材12,13をばね部材44に
よって挾持することにより固定するようになっている。
【0028】また、図12および図13に示す噴射ノズル45
では、ノズル本体11側に設けた凸部46,47と、上下蓋部
材12,13側に設けた凹部48,49とを嵌合させることによ
り、上下蓋部材12,13の閉じ位置の位置決めを行い、ノ
ズル本体11および上下蓋部材12,13に、2本のボルト50
を直接挿通させてこれらを結合させることにより、上下
蓋部材12,13を固定するようになっている。なお、図12
および図13に示すものでは、ノズル本体11の開口部14、
すなわち拡張室14a の形状が三角形となっているが、他
の実施例と同様に五角形としてもよい。
【0029】次に、図1ないし図6に示す実施例につい
ての性能試験結果について、図14ないし図17を参照して
説明する。
【0030】本試験に用いた噴射ノズル10の主要各部の
寸法は、図3および図5に示すとおりであり、また、入
口通路16の内径6.0mm 、噴射通路17a ,18a の通路面積
1.0×1.5(mm) ×16(個)である。
【0031】圧力4.0kg /cm2 のエアを供給した場合の
エア流量および図14に示す測定点Bにおける騒音を測定
し、同じ条件での内径6.0mm のパイプノズル(図18参
照)の測定値との比較を行う。なお、騒音測定は、騒音
計NA−29(リオン)を用いて行い、暗騒音は56.6dB
A である。
【0032】噴射ノズル10およびパイプノズルのエア流
量および騒音(dBA) (オールパス音の平均値)の測定結
果を図15に示す。図15から、噴射ノズル10によれば、パ
イプノズルに対してエア流量を32.6%低減でき、また、
騒音値を15.5dBA 低減できることがわかる。
【0033】各周波数における騒音測定値を図16に示
す。図16中、実線は噴射ノズル10の測定値を示し、破線
はパイプノズルの測定値を示す。図16から、噴射ノズル
10によれば、パイプノズルに対して各周波数において、
騒音を低減することができ、聴力損失評価の目安である
周波数4000Hzにおいては、96.7dBA から86.5dBA に低減
できることがわかる。
【0034】また、供給エア圧力を2〜5気圧とした場
合のエア流量および騒音(dBA) (オールパス音の平均
値)の測定結果を図17に示す。図17中、実線は噴射ノズ
ル10の測定値を示し、破線はパイプノズルの測定値を示
しており、点P1,P2,P3,P4 は、順にエア圧力2,3,
4,5気圧における測定値を示す。図17から、噴射ノズ
ル10によれば、パイプノズルに対して、各エア圧力にお
いて、騒音およびエア流量を低減できることがわかる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の噴射ノズ
ルは、ノズル本体に、開口部と、開口部内に連通する入
口通路と、開口部から外部へ延びる溝部とを設け、開口
部を閉鎖して拡張室を形成するとともに、溝部を閉鎖し
て噴射通路を形成する蓋部材を開閉可能に取付けたこと
により、蓋部材を閉じることによって、拡張室および噴
射通路が形成され、入口通路からノズル本体内に流入し
た噴射流体は、拡張室で一旦膨張した後、噴射通路から
外部へ噴出される。また、噴射通路および拡張室は、開
口部および溝部と蓋部材とによって形成されるので、蓋
部材を開くことによって容易に外部に開放させることが
できる。その結果、ブロー効果を高めるとともに、騒音
を低減することができ、しかも、蓋部材を開くことによ
って噴射通路内部の清掃を容易に行うことができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の噴射ノズルにおいて、蓋部
材を開いた状態を示す斜視図である。
【図2】図1の装置において、蓋部材を閉じた状態を示
す斜視図である。
【図3】図1の装置において、蓋部材を閉じた状態を示
す側面図である。
【図4】図1の装置において、蓋部材を開いた状態を示
す側面図である。
【図5】図1の装置のノズル本体の平面図である。
【図6】図1の装置のノズル本体の正面図である。
【図7】図1の装置の噴射通路の他の実施例を示す要部
の斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例の平面図である。
【図9】図8の装置の側面図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例の平面図である。
【図11】図10の装置の平面図である。
【図12】本発明のさらに他の実施例の平面図である。
【図13】図12の装置の側面図である。
【図14】本発明に係る噴射ノズルの騒音試験における
測定点を示す図である。
【図15】本発明に係る噴射ノズルの性能試験結果を示
す図である。
【図16】本発明に係る噴射ノズルの騒音試験におい
て、各周波数の測定値を示す図である。
【図17】本発明に係る噴射ノズルの性能試験におい
て、供給エア圧力に対するエア流量および騒音の測定値
の変化を示す図である。
【図18】従来のパイプノズルの側面図である。
【図19】高圧鋳造装置の概略図である。
【符号の説明】
10 噴射ノズル 11 ノズル本体 12 上蓋部材 13 下蓋部材 14 開口部 14a 拡張室 16 入口通路 17,18 溝部 17a,18a 噴射通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 治秀 北海道苫小牧市字勇払145番1 トヨタ 自動車北海道株式会社内 (72)発明者 岡部 賢一 北海道苫小牧市字勇払145番1 トヨタ 自動車北海道株式会社内 (72)発明者 石原 孝行 北海道苫小牧市字勇払145番1 トヨタ 自動車北海道株式会社内 (72)発明者 耒住 康弘 東京都品川区東五反田5丁目10番18号 スプレーイングシステムスジャパン株式 会社内 (72)発明者 金丸 豊文 東京都品川区東五反田5丁目10番18号 スプレーイングシステムスジャパン株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭62−68569(JP,A) 特開 平3−504824(JP,A) 特開 平5−68925(JP,A) 特開 平6−190307(JP,A) 特開 平6−506143(JP,A) 特開 平7−193367(JP,A) 実開 昭61−11629(JP,U) 実開 平2−82450(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル本体に、その両側面を貫通する開
    口部と、該開口部内に連通する入口通路と、両側面に形
    成され前記開口部から外部へ延びる溝部とを設け、前記
    ノズル本体の両側面に、前記開口部を閉鎖して拡張室を
    形成するとともに、前記溝部を閉鎖して噴射通路を形成
    する蓋部材を開閉可能に取付けたことを特徴とする噴射
    ノズル。
  2. 【請求項2】 溝部を複数条設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の噴射ノズル。
  3. 【請求項3】 溝部を幅広として噴射通路を扁平形状と
    したことを特徴とする請求項1に記載の噴射ノズル。
  4. 【請求項4】 蓋部材は、一端部がノズル本体に回動可
    能に支持され、両側の蓋部材をボルトで結合させて固定
    することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の噴射ノズル。
  5. 【請求項5】 蓋部材は、一端部がノズル本体に回動可
    能に支持され、両側の蓋部材を係止部材で挾持させて固
    定することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
    れか記載の噴射ノズル。
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