JP2752286B2 - 混成集積回路装置 - Google Patents
混成集積回路装置Info
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Description
し、詳細には、シリコンゲル充填型の混成集積回路装置
のケース材構造に関する。
回路装置を説明する。なお、図7は要部を切断して示す
従来例の斜視図であり、図8は図7のB−B線断面図で
ある。従来の混成集積回路装置は、図7および図8に示
すように、略箱形状のケース材(60)、外部リード(80)、
集積回路素子(82)等を固着、搭載する第1の絶縁金属基
板(70)、主として、絶縁性向上のために使用される第2
の絶縁金属基板(90)から構成される。
周辺部に当接する壁(62)を備える。外部リードが導出さ
れる方向に形成される壁(62)の1つには、図8に示すよ
うに、シリコンゲル導入孔(64)が形成される。また、通
常、ケース材(60)の長手方向端部に段部が形成され、こ
の段部に、混成集積回路装置を図示しない放熱板に結合
するネジのための孔(66)が形成される。このケース材(6
0)は、例えばファイバグラス・レインホースPET(F
RPET)を射出成形して得られる。
は放熱特性および加工性を考慮して略2mm厚のアルミ
ニウムが使用され、絶縁性の向上のためにその表面が陽
極酸化処理される。第1の絶縁金属基板(70)は矩形であ
り、混成集積回路装置が略完成した時点で、数単位乃至
十数単位の混成集積回路装置基板から単位混成集積回路
装置のサイズに分割プレスされる。また、第2の絶縁金
属基板(90)はケース材(60)と略同一の平面形状であり、
これを第1の絶縁金属基板(70)に接着する接着層(92)が
図示しない放熱板と第1の絶縁金属基板(70)間の絶縁に
寄与する。
ド(76)、ワイアボンディングパッド(78)および導電路
(図示しない)は、ポリイミド樹脂等の接着性を有する
熱硬化性絶縁樹脂と略35μm厚の銅箔とのクラッド材
を温度150℃〜170℃、1平方センチメートル当り
50〜100Kgの圧力で第1の絶縁金属基板(70)にホ
ットプレスした後、その銅箔をホトエッチングする等し
て所定パターンに形成される。なお、前記熱硬化性絶縁
樹脂はこのホットプレス工程で完全硬化して略35μm
厚の絶縁層(72)となる。
の他の回路素子にはチップ部品が使用され、集積回路素
子(82)は銀ペースト等により第1の絶縁金属基板(70)の
ダイボンドパッド(76)に固着され、チップコンデンサあ
るいはチップ抵抗、外部リード(80)等の異型部品は所定
のパッドに半田固着される。これら回路素子および部品
は所定のパッド(74)(76)(78)上にスクリーン印刷したソ
ルダーペーストに一時的に付着させた後、リフローして
完全固着される。この第1の絶縁金属基板(70)の周辺部
は、エポキシ含浸ポリエステル不繊布を接着シートとし
て、ケース材(60)の壁(62)に加熱圧着(125℃、8時
間)され、搭載回路素子が封止される。
に充填されるシリコンゲル(94)は図示しないポンプ等に
より、ゾル状態で壁(62)の充填孔(64)を介して回路素子
搭載部に注入され、注入後に熱処理してゲル化される。
そして、この後に、外部リード(80)が固着された領域に
エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂(96)が充填され、これを
硬化(125℃、2〜8時間)して、外部リード(80)の
固着部が補強される。
要求され、特殊なヒートサイクル試験が行われるシリコ
ンゲル充填型の混成集積回路装置に発生することがある
外部リード(80)のためのパッド(74)の剥離の原因の解明
の過程で成されたものである。即ち、発明者の研究によ
り、樹脂製のケース材(60)で封止した混成集積回路装置
をヒートサイクル試験すると、図8の矢印で示すよう
に、ケース材(60)の端部が上方に湾曲することが知られ
た。また、熱硬化性樹脂(96)と第1の絶縁金属基板(70)
との固着が完全である場合にはこの湾曲は僅少であるこ
とも知られた。
れるエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂(96)とケース材(60)
との接着強度が極めて高いに対し、シリコンゲル(94)と
他の材料の接着強度が低いため、外部リード(80)固着部
にシリコンゲル(94)が付着する場合には、ケース材(60)
の湾曲に応じて、熱硬化性樹脂(96)および外部リード(8
0)が第1の絶縁金属基板(70)から持ち上げられ、やが
て、パッド(74)の剥離に至ることが解明された。
ル(94)が付着する理由は、従来の混成集積回路装置で
は、ゾル状態のシリコンを外部リード(80)の固着部から
注入するため、注入パイプの外壁を濡らすシリコンゾル
が外部リード(80)固着部に付着するためである。また、
注入するシリコンゾルの流動性が高いため、図8に示す
ように、外部リード(80)のための電極パターンを浸透し
て、外部リード(80)固着部をシリコンゾルで濡らすため
であり、さらにまた、シリコンゾルを高圧注入する場合
に飛散するシリコンゾルが外部リード(80)固着部に付着
するためである。
対の外部リードが相対する面から導出されるため、外部
リード固着部の補強のための熱硬化性樹脂の充填、硬化
を同時に行うことが不可能であり製造工程が煩雑である
問題を有する。従って、本発明の第1の目的は過酷なヒ
ートサイクルが加えられる場合にも、パッドの剥離を生
じない高信頼のシリコンゲル充填型の混成集積回路装置
を提供することにあり、第2の目的は外部リード固着部
の補強のための熱硬化性樹脂の充填、硬化を同時に行う
ことが可能な混成集積回路装置を提供することにある。
ス材に集積回路素子搭載領域と外部リード固着領域を分
割する壁を形成した点を主要な特徴とする。請求項2の
発明は、ケース材に集積回路素子搭載領域と外部リード
固着領域を分割する壁を形成し、シリコンゲルと熱硬化
性樹脂の充填のための開口部を単一方向に形成した点を
主要な特徴とする。
子搭載領域と外部リード固着領域を分割する壁を形成す
ると共に、全ての外部リードを同一平面から導出した点
を主要な特徴とする。請求項4の発明は、ケース材に集
積回路素子搭載領域と外部リード固着領域を分割する壁
を形成すると共に、集積回路素子搭載領域上部にタイバ
ーを形成した点を主要な特徴とする。
性樹脂の充填のための開口部を単一方向に形成したケー
ス材の外部リード固着領域およびシリコンゲル上部に熱
硬化性樹脂を同時充填した点を主要な特徴とする。
固着領域を分割する壁を形成した請求項1の構成は、シ
リコンゾル注入パイプの外部リード固着領域への接近を
回避し、シリコンゾル注入パイプ外壁のシリコンゾルが
外部リード固着領域に付着する問題、飛散シリコンゾル
が外部リード固着領域に付着する問題を解決する。
ード固着領域を分割する壁を形成し、シリコンゲルと熱
硬化性樹脂の充填のための開口部を単一方向に形成する
請求項2の構成により、シリコンゾルの飛散等による外
部リード固着部の汚染の問題が解決されると共に、シリ
コンゾル注入と熱硬化性樹脂の充填を単一治具上で行う
ことが可能になる。
ード固着領域を分割する壁を形成すると共に、全ての外
部リードを同一平面から導出する請求項3の構成によ
り、シリコンゾルの飛散等による外部リード固着部の汚
染の問題が解決されると共に、熱硬化性樹脂充填が一回
で完了する。ケース材に集積回路素子搭載領域と外部リ
ード固着領域を分割する壁を形成すると共に、集積回路
素子搭載領域上部にタイバーを形成する請求項4の構成
は、シリコンゾルの飛散等による外部リード固着部の汚
染の問題を解決すると共に、熱硬化性樹脂とケース材と
の固着強度を増加させる。
の開口部を単一方向に形成したケース材の外部リード固
着領域およびシリコンゲル上部に熱硬化性樹脂を同時充
填する請求項5の構成により、シリコンゾルの飛散等に
よる外部リード固着部の汚染の問題が解決されると共
に、熱硬化性樹脂充填が一回で完了する。
説明する。なお、図1は実施例の斜視図であり、図2は
図1のA−A線断面図である。また、図3乃至図6は実
施例の製造工程を説明する斜視図である。図1および図
2を参照すると、デュアルインライン・パッケージの混
成集積回路装置を例示する実施例は、枠(12)内に一対の
壁(14)を備え、この壁(14)により絶縁金属基板(30)上の
領域を集積回路素子搭載領域(16)と外部リード固着領域
(18)とに分割するケース材(10)、集積回路素子(46)等の
半導体素子、外部リード(44)等を固着、搭載する第1の
絶縁金属基板(30)、主として絶縁性向上のために使用さ
れる第2の絶縁金属基板(50)、集積回路素子搭載領域(1
6)に充填されるシリコンゲル(56)、このシリコンゲル(5
6)上部および外部リード固着領域(18)に充填される熱硬
化性樹脂(58)からなる。
ンゲル(56)は図示しないポンプ等により、ゾル状態で一
対の壁(14)で形成された集積回路素子搭載領域(16)の所
定の深さまで注入され、注入後に熱処理してゲル化され
る。本実施例によれば、その際、集積回路素子搭載領域
(16)の面積が大きい理由、および集積回路素子搭載領域
(16)と外部リード固着領域(18)間に分離のための壁(14)
が形成されている理由のため、シリコンゾル注入パイプ
の外部リード固着領域(18)への接近が回避され、シリコ
ンゾル注入パイプ外壁のシリコンゾルが外部リード固着
領域(18)に付着する問題、飛散シリコンゾルが外部リー
ド固着領域(18)に付着する問題が生じない。また、図2
に示すように、ケース材(10)の枠(12)および壁(14)の上
部を厚肉にした実施例は熱硬化性樹脂(58)とケース材(1
0)の結合が良好である利点を有する。そして、熱硬化性
樹脂(58)を前記シリコンゲル(56)上部および一対の外部
リード固着領域(18)に充填し、熱処理して図1の構造が
完成する。
の開口部を単一方向に形成する実施例によれば、シリコ
ンゾル注入と熱硬化性樹脂(58)の充填を同一姿勢のま
ま、即ち、単一治具上で行うことが可能になり、製造工
程が簡素化される。また、本発明によれば、第1の絶縁
金属基板(30)とケース材(10)との固着を熱硬化性樹脂(5
8)により行うため、従来例のようなエポキシ含浸ポリエ
ステル不繊布等の接着シートが不要となる。
枠(12)および壁(14)の上部を厚肉にした実施例は熱硬化
性樹脂(58)とケース材(10)の結合が良好である利点を有
する。また、一対の壁(14)の上部を厚肉に形成した実施
例は、シリコンゲル(56)の外部リード固着領域(18)への
浸透、飛散をさらに抑制して、外部リード用パッド(38)
の剥離を防止する利点を有する。
金属基板(30)上に、直立させた実施例は混成集積回路装
置の実装面積が低下する利点を有する。図3乃至図6を
参照して実施例をさらに詳細に説明する。図3はケース
材(10)の斜視図であり、図示されているように、ケース材
(10)は混成集積回路装置を放熱板に結合するネジのため
の孔(22)を備え、例えばファイバグラス・レインホース
PET(FRPET)を略枠状に射出成形して得られ。
基板(30)の斜視図である。第1の絶縁金属基板(30)には
放熱特性および加工性を考慮して略2mm厚のアルミニ
ウムが使用され、絶縁性の向上のためにその表面が陽極
酸化処理される。この絶縁金属基板(30)は混成集積回路
装置が略完成した時点で、数単位乃至十数単位の混成集
積回路基板から単位混成集積回路装置のサイズに分割プ
レスされる。
ングパッド(40)、ダイボンドパッド(42)および導電路
(図示しない)は、ポリイミド樹脂等の接着性を有する
熱硬化性絶縁樹脂と略35μm厚の銅箔とのクラッド材
を温度150℃〜170℃、1平方センチメートル当り
50〜100Kgの圧力で第1の絶縁金属基板(30)にホ
ットプレスした後、その銅箔をホトエッチングする等し
て所定パターンに形成される。なお、前記熱硬化性絶縁
樹脂はこのホットプレス工程で完全硬化して略35μm
厚の絶縁層となる(図2の符号(32)参照)。
の他の回路素子にはチップ部品が使用され、集積回路素
子(46)は銀ペースト等によりダイボンドパッド(42)に固
着され、チップコンデンサ、あるいはチップ抵抗、外部
リード(44)等の異型部品は所定のパッドに半田固着され
る。これら回路素子は所定のパッド(38)(40)(42)上にス
クリーン印刷したソルダーペーストに一時的に付着させ
た後、リフローして完全固着される。
と第1の絶縁金属基板(30)とを図示するように重ね、第
1の絶縁金属基板(30)の周辺部とケース材(10)の枠(12)
が、シリコン樹脂(図2の符号(57)参照)により仮接着さ
れる。図6は主として絶縁性向上のために使用される第2
の絶縁金属基板(50)の斜視図である。第2の絶縁金属基
板(50)は第1の絶縁金属基板(30)と同一の素材であり、
ケース材(10)の放熱板に結合するネジのための孔(22)に
対応する位置に孔(54)が形成される。この第2の絶縁金
属基板(50)はシリコン樹脂(図2の符号(52)参照)によ
ってケース材(10)の枠(12)に結合される。そして、この
接着に使用されたシリコン樹脂が第1の絶縁金属基板(3
0)と図示しない放熱板間の絶縁能を向上させる。
とケース材(10)との固着を熱硬化性樹脂(58)により行う
ため、従来例のようなエポキシ含浸ポリエステル不繊布
等の接着シートが不要となる。再び図3を参照して変形
例を説明する。本変形例は同図の集積回路素子搭載領域
(16)内に破線で示すように、タイバー(24)を設けた点を
特徴とし、これにより、変形例は熱硬化性樹脂(58)とケ
ース材(10)との結合がより強固になり、信頼性が向上す
る。
たが、上記説明した各構成は随意に組み合わせて実施す
ることができる。
装置は、ケース材に集積回路素子搭載領域と外部リード
固着領域を分割する壁を形成したため、シリコンゾル注
入パイプの外部リード固着領域へ接近するおそれが少な
く、シリコンゾル注入パイプ外壁のシリコンゾルが外部
リード固着領域に付着する問題、飛散シリコンゾルが外
部リード固着領域に付着する問題が生じない。この結
果、過酷なヒートサイクルが加えられる場合にも、パッ
ドの剥離を生じない高信頼のシリコンゲル充填型の混成
集積回路装置を提供することができる。
のための開口部を単一方向に形成したため、シリコンゾ
ル注入と熱硬化性樹脂の充填を単一治具上で行うことが
可能になり、製造工程が簡素化される。また、全ての外
部リードを同一平面から導出するため、熱硬化性樹脂充
填が一回で完了する。
ス材と絶縁金属基板とを結合するため、接着シートが不
要となる利点を有する。
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁金属基板に形成した回路パターン上
に複数の集積回路素子および外部リードを固着、搭載し
た集積回路基板と、 集積回路素子搭載領域と外部リード固着領域とを分割す
る壁を少なくとも備える略枠形状の樹脂製ケース材と、 集積回路素子搭載空間に充填されるシリコンゲルと、 外部リード導出辺の空間に充填される熱硬化性樹脂から
構成される混成集積回路装置。 - 【請求項2】 絶縁金属基板に形成した回路パターン上
に複数の集積回路素子および外部リードを固着、搭載し
た集積回路基板と、 集積回路素子搭載領域と外部リード固着領域とを分割す
る壁を少なくとも備える略枠形状の樹脂製ケース材と、 集積回路素子搭載空間に充填されるシリコンゲルと、 外部リード導出辺の空間に充填される熱硬化性樹脂から
構成され、 前記ケース材のシリコンゲルと熱硬化性樹脂の充填のた
めの開口部を単一方向に形成したことを特徴とする混成
集積回路装置。 - 【請求項3】 絶縁金属基板に形成した回路パターン上
に複数の集積回路素子および外部リードを固着、搭載し
た集積回路基板と、 集積回路素子搭載領域と外部リード固着領域とを分割す
る壁を少なくとも備える略枠形状の樹脂製ケース材と、 集積回路素子搭載空間に充填されるシリコンゲルと、 外部リード導出辺の空間に充填される熱硬化性樹脂から
構成され、 全ての外部リードを同一平面から導出したことを特徴と
する混成集積回路装置。 - 【請求項4】 絶縁金属基板に形成した回路パターン上
に複数の集積回路素子および外部リードを固着、搭載し
た集積回路基板と、 集積回路素子搭載領域と外部リード固着領域とを分割す
る壁および集積回路素子搭載領域上部にタイバーを備え
る略枠形状の樹脂製ケース材と、 集積回路素子搭載空間に充填されるシリコンゲルと、 外部リード導出辺の空間に充填される熱硬化性樹脂から
構成される混成集積回路装置。 - 【請求項5】 絶縁金属基板に形成した回路パターン上
に複数の集積回路素子および外部リードを固着、搭載し
た集積回路基板と、 集積回路素子搭載領域と外部リード固着領域とを分割す
る壁を少なくとも備え、シリコンゲルと熱硬化性樹脂の
充填のための開口部を単一方向に形成した略枠形状の樹
脂製ケース材と、 集積回路素子搭載空間に充填されるシリコンゲルと、 外部リード導出辺の空間および前記シリコンゲル上部に
充填した熱硬化性樹脂から構成される混成集積回路装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4040647A JP2752286B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 混成集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4040647A JP2752286B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 混成集積回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06177270A JPH06177270A (ja) | 1994-06-24 |
JP2752286B2 true JP2752286B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=12586351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4040647A Expired - Lifetime JP2752286B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 混成集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2752286B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4040647A patent/JP2752286B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH06177270A (ja) | 1994-06-24 |
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