JP2752244B2 - 液体循環装置 - Google Patents

液体循環装置

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JP2752244B2
JP2752244B2 JP32040790A JP32040790A JP2752244B2 JP 2752244 B2 JP2752244 B2 JP 2752244B2 JP 32040790 A JP32040790 A JP 32040790A JP 32040790 A JP32040790 A JP 32040790A JP 2752244 B2 JP2752244 B2 JP 2752244B2
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和人 松田
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は装置本体から離れた位置に設置された電子顕
微鏡、ガス分析装置或いは蒸着装置等の負荷に、冷却さ
れたブライン(水または他の液体)を循環して負荷を冷
却するのに使用する液体循環装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の液体循環装置として、例えば、実公昭
60−15107号公報に開示されているように、外装体内の
中間部にこの外装体内を上下に仕切る仕切板を設け、こ
の仕切板の下の空間に冷媒回路の冷媒圧縮機、凝縮器及
び冷却ファンを配置する一方、仕切板の上の空間部には
蒸発器にて冷却されるブラインを貯溜する液体タンクと
循環ポンプとを配し、この循環ポンプにより液体タンク
のブラインを装置本体から離間して設置された負荷に供
給するようにしたものが知られている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述した液体循環装置は、液体タンクと循環ポンプを
載置した仕切板の下の空間部に、冷媒圧縮機や凝縮器等
の発熱する部品を配置しているので、液体タンクやブラ
イン循環路を構成する配管が、それら発熱部品の熱影響
を受けにくいものであり、冷却損失が少ない利点がある
反面、液体タンクと循環ポンプが同一平面上に設置され
ているので、循環ポンプ内に入り込んだ空気が抜けにく
く、循環ポンプが空運転する場合があり、この空運転が
原因でポンプ内部のメカニカルシールが短期間で破損す
る場合があった。
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、
液体タンクやブライン循環路を構成するための配管が冷
媒圧縮機と凝縮器の熱影響を受けないようにしつつ、循
環ポンプの空気抜きが確実に行えるようにすることを目
的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、外装体内の中間部に、この外装体内を上下
に仕切る仕切板を設け、この仕切板の下の空間部に、冷
媒回路の冷媒圧縮機、凝縮器及び冷却ファンを設け、仕
切板の上の空間部に、冷媒回路の蒸発器と、この蒸発器
にて冷却されるブラインを貯溜する液体タンクと、この
液体タンクに配管接続されるとともに液体タンクのブラ
インを負荷に供給する循環ポンプとを設けたものにおい
て、前記仕切板は上段部とこの上段部よりも低い下段部
を有し、上段部上に前記液体タンクを載置し、かつ、下
段部上に前記循環ポンプを載置した構成である。
(ホ)作用 このように構成すると、液体タンク及び循環ポンプを
配置した空間と、冷媒圧縮機及び凝縮器を配置した空間
は仕切板で仕切られるので、液体タンクやこの液体タン
クと循環ポンプとを連絡する配管が、冷媒圧縮機と凝縮
器の熱影響を受けずに済み、冷却損失を減少できる。ま
た、仕切板は上段部とこの上段部よりも低い下段部を有
し、上段部上に液体タンクを載置し、かつ、下段部上に
循環ポンプを載置しているので、循環ポンプ内には液体
タンクのブラインが落差により流入し、循環ポンプ内の
空気を押し出すため、循環ポンプの空気抜きが確実に行
える。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に示す実施例について説
明する。
図において、(1)は縦長箱体状に形成された液体循
環装置の外装体であり、この外装体(1)は下部に空気
吸込口(2)と空気吐出口(3)を有するとともに、キ
ャスター(4)(4)を有する底板(5)と周側板
(6)と天板(7)とから構成されており、また、前記
外装体(1)内の中間部には、この外装体(1)内を上
部空間(イ)と下部空間(ロ)とに仕切る仕切板(8)
が設けられてる。
前記仕切板(8)は、一枚板の途中適所を折曲加工し
て、上段部(8A)とこの上段部(8A)よりも約100〜150
mm低い下段部(8B)とを一体成形してなり、前記上段部
(8A)の上には蒸発器(9)を内蔵した大気開放式の液
体タンク(10)が載置固定され、一方、前記下段部(8
B)の上には液体タンク(10)内のブラインを外部負荷
(図示せず)へ循環供給する循環ポンプ(12)が載置固
定され、この循環ポンプ(12)と前記液体タンク(10)
は外装体(1)の上部空間(イ)に配置されている。
前記液体タンク(10)はステンレス等で作られ、その
外周は断熱材(13)で被覆されており、また、上部には
液体タンク(10)内にブラインを補給するためのブライ
ン補給管(14)が設けられている。そして、このブライ
ン補給管(14)の上部は、着脱自在なキャップ(15)を
有する口金(16)とゴムパイプ等の可撓性を有する接続
管(17)を介して接続され、また前記口金(16)は外装
体(1)の天板(7)に形成された液受け部(18)の底
壁に貫通固定されている。(19)は前記液受け部(18)
の上面を開閉する開閉蓋、(20)は液体タンク(10)の
下部と循環ポンプ(12)とを接続する配管、(21)は往
き管、(22)は戻り管であり、この戻り管(22)には液
体タンク(10)内に外部負荷(図示せず)と熱交換した
後のブラインを噴出流入させる噴出ノズル(23)が接続
され、これら配管(20)、往き管(21)及び戻り管(2
2)はブライン循環路(A)を構成している。
また、(B)は冷凍サイクルを構成する冷媒回路であ
り、この冷媒回路(B)は冷媒圧縮機(24)、凝縮器
(25)、冷却ファン(26)、ドライヤー(27)、前記蒸
発器(9)及びアキュムレータ(28)とから構成され、
この冷媒回路(A)の構成部品のうち、冷媒圧縮機(2
4)と凝縮器(25)と冷却ファン(26)とドライヤー(2
7)とアキュムレータ(28)は、前記仕切板(8)の下
の下部空間(ロ)にそれぞれ配置されている。(29)は
前記冷却ファン(26)を駆動するモータである。
本実施例は、外装体(1)内の中間部に、この外装体
(1)内を上部空間(イ)と下部空間(ロ)とに仕切る
仕切板(8)を設け、前記下部空間(ロ)に、冷媒回路
(B)の構成部品のうち、冷媒圧縮機(24)と凝縮器
(25)と冷却ファン(26)とドライヤー(27)とアキュ
ムレータ(28)を配置し、一方、仕切板(8)の上の上
部空間(イ)に、冷媒回路(B)の蒸発器(9)にて冷
却されるブラインを貯溜する液体タンク(10)と、この
液体タンク(10)に配管(20)により接続され、液体タ
ンク(10)のブラインを外部負荷に循環供給する循環ポ
ンプ(12)とを配置しているので、液体タンク(10)と
循環ポンプ(12)が配置された外装体(1)の上部空間
(イ)は、冷却運転時に発熱する冷媒圧縮機(24)及び
凝縮器(25)を配置した外装体(1)の下部空間(ロ)
と仕切板(8)により仕切られるため、液体タンク(1
0)、この液体タンク(10)と循環ポンプ(12)とを連
絡する配管(20)、往き管(21)及び戻り管(22)等
が、冷媒圧縮機(24)及び凝縮器(25)の熱影響を受け
ずに済み、冷却損失の減少が図れ、ブラインを効率良く
冷却できる。また、仕切板(8)は液体タンク(10)を
載置固定した上段部(8A)とこの上段部(8A)よりも約
100〜150mm低い下段部(8B)を有し、この下段部(8B)
上に前記循環ポンプ(12)を載置しているので、循環ポ
ンプ(12)は液体タンク(10)と同じ仕切板(8)の上
に載置されながら、液体タンク(10)よりも低く設置で
きる。そのため、循環ポンプ(12)内には液体タンク
(10)のブラインが落差により流入し、循環ポンプ(1
2)内の空気を確実に押し出すので、循環ポンプ(12)
が空運転することがなく、空運転が原因で循環ポンプ
(12)のメカニカルシール部が短期間で破損するのを防
止でき、循環ポンプ(12)の耐久性を高めることができ
る。
また、上述の実施例では、液体タンク(10)と循環ポ
ンプ(12)が共通の仕切板(8)の上に設置されている
ので、両者を連絡する配管の長さを短くできるととも
に、仕切板(8)は一枚板の途中を折曲加工することに
より、上段部(8A)と下段部(8B)を形成するようにし
たので、荷重に対して強度が高められ、強固な仕切板と
なせるものである。
さらに、前記ブライン補給管(14)と口金(16)とは
ゴムパイプ等の可撓性を有する接続管(17)を介して接
続されているので、ブライン補給管(14)と口金(16)
との位置に僅かなずれが生じても、その位置ずれを接続
管(17)で吸収することが可能である。
(ト)発明の効果 本発明は以上のように構成されているので、ブライン
を貯溜する液体タンクや配管が冷媒圧縮機と凝縮器の熱
影響を受けるのを仕切板により抑制でき、負荷に供給す
るブラインの冷却損失を減少できるのはもちろんのこ
と、液体タンクよりも低位置に循環ポンプを設置したこ
とにより、循環ポンプの空気抜きを確実に行うことが可
能となり、循環ポンプの空運転を防止でき、耐久性を大
幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す液体循環装置の縦断面図で
ある。 (B)…冷媒回路、(1)…外装体、(8)…仕切板、
(8A)…上段部、(8B)…下段部、(9)…蒸発器、
(10)…液体タンク、(12)…循環ポンプ、(20)…配
管、(24)…冷媒圧縮機、(25)…凝縮器、(26)…冷
却ファン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−95268(JP,A) 特開 平2−282678(JP,A) 実開 昭63−181781(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装体内の中間部に、この外装体内を上下
    に仕切る仕切板を設け、この仕切板の下の空間部に、冷
    媒回路の冷媒圧縮機、凝縮器及び冷却ファンを設け、仕
    切板の上の空間部に、冷媒回路の蒸発器と、この蒸発器
    にて冷却されるブラインを貯溜する液体タンクと、この
    液体タンクに配管接続されるとともに液体タンクのブラ
    インを負荷に供給する循環ポンプとを設けたものにおい
    て、前記仕切板は上段部とこの上段部よりも低い下段部
    を有し、上段部上に前記液体タンクを載置し、かつ、下
    段部上に前記循環ポンプを載置したことを特徴とする液
    体循環装置。
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