JP2752102B2 - ピルビン酸の醗酵生産方法 - Google Patents

ピルビン酸の醗酵生産方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は醗酵、特にCandidaタイプの酵母を使用する
醗酵によるピルビン酸の製造方法に関する。
発明が解決しようとする問題点 ピルビン酸はトリプトフアン、チロシン又はアラニン
のような必須アミノ酸の製造に有利な出発材料である。
酸性フレーバを与える添加物として使用する利点も有す
る化合物である。
Candidaタイプのような酵母の培養は培養培地にピル
ビン酸を生産することは既知である。しかし、これらの
條件で生産されるピルビン酸量は少量で、産業的規模で
この生産の実現を想定することはその低収量のため困難
である。
醗酵によるピルビン酸の製造方法についてはフランス
特許FR−A−277890明細書の方法により既知である。こ
の方法はチアミンおよびメチオニンを成長に対し必要と
するCandidaタイプの突然変異体である特別の酵母を使
用することによりピルビン酸の収量を増加させる。
従つて、この方法は特別の酵母分岐の使用を必要とす
る欠点を有する。
問題を解決するための手段 本発明の主な目的はピルビン酸の製造方法を供するこ
とであり、この方法は突然変異分岐体を必要とせずに一
層高収量で産業的規模で使用することができ、かつアル
フアーケトグルタル酸の同時生産を限定することを可能
化する。
本発明に係る醗酵によるピルビン酸の製造方法は: i)−炭素源、窒素源、チアミンおよび無機塩を含むPH
4.5〜5.5の培地に好気條件でCandidaタイプの細胞を培
養し、 ii)−こうして生産した細胞を生育培地から分離し、 iii)−これらの細胞を炭素源および無機要素を含有す
るpH3.5〜4.5のバイオ転換培地に好気條件で培養し、そ
して iv)−培養培地から生産したピルビン酸を抽出すること
から成る。
この方法の第3工程では、3.5〜4.5、好ましくは約4
のpHの選択はアルフアーケトグルタル酸に有害で、ピル
ビン酸の生産を有利にする。
さらに、このpH範囲およびチアミンおよび鉄を含有し
ないことが好ましいバイオ転換培地の選択はバイオマス
を増加せずにこの培養に対し生産でき、こうして培養培
地に導入した炭素の大部分をピルビン酸のような有用な
生成物に有利に転換することができる。
好ましくは、そして高収量のピルビン酸を得るために
バイオ転換培地の細胞濃度は培養開始時に少なくとも5g
/でなければならない。
本発明で使用する培養培地はピルビン酸を生産できる
通常の培地である。従つて、同化性炭素および無機塩源
を含有する。
炭素源はルコース、フラクトース、シユクロースおよ
び澱粉加水分解物のようなサツカライドでよい。価格の
理由で澱粉加水分解物を使用することが好ましい。
培養培地に一般に使用する無機塩はFe、K、Na、Mg、
Mn、N、PおよびS塩、すなわちバイオマスに対し増加
することができる酵素の合成に必要なものである。
好ましくは、そしてピルビン酸の生産を有利にし、バ
イオマスの発育を防止するために、バイオ転換培地はFe
イオンもチアミンも含有してはならない。
実際に本発明方法では、ピルビン酸を生産し、Candid
aタイプの細胞が発育しないように行ない、従つてこれ
らの細胞の発育を促進するFeイオンおよびチアミンを添
加することは必要ではない。
使用できる培養培地の例として、単にグルコース又は
澱粉加水分解物、硝酸アンモニウム、モノリン酸カリ、
硫酸マグネシウムおよび銅イオンを含む水溶液を使用す
ることができる。
本発明の好ましい態様によれば、醗酵によるピルビン
酸の製造方法は次の連続工程: a) 少なくとも0.2g/の細胞、炭素および窒素源、
無機塩および細胞の発育に必要なチアミンを含む4.5〜
5.5のpHの培養培地に、少なくとも5g/の細胞濃度が培
養培地に得られるまで好気培養によりCandidaタイプの
細胞を生産し、 b) 工程a)で生産した細胞を分離、洗滌し、 c) 炭素源、無機塩を含むが、チアミン又は鉄を含ま
ないバイオ転換培地で、pH3.5〜4.5Tで、培養の出発時
に少なくとも5g/の培養培地の細胞濃度により工程
b)で分離した細胞を好気培養し、そして d) ピルビン酸を培養培地から抽出する、 を含む。
この好ましい態様では、第1工程はこれらの細胞の発
育を促進する培養培地およびpHを使用することによりCa
ndidaタイプの細胞を発育させて所望細胞濃度を得るこ
とから成る。所要細胞濃度が得られると、後者は培養培
地から分離し、培養培地により洗滌し、これらは次の工
程c)で使用する。この工程で培養條件の選択はピルビ
ン酸の生産を指向する。従つてpHは3.5〜4.5、好ましく
は4であり、バイオ転換培地は炭素を含むが、チアミン
又は鉄を含まないものを使用する。この工程中にピルビ
ン酸はバイオ転換培地に蓄積し、常法により、例えば先
ず第一に限外濾過により細胞からピルビン酸を分離し、
次にイオン交換体樹脂と接触させることによりアルフア
ーケトグルタル酸からピルビン酸を抽出する。
一般に、この連続方法は限外濾過室に連結する醗酵容
器を含む装置で使用する。第1相間で細胞が成長した
後、細胞は限外濾過室で培養培地から分離でき、分離細
胞は透析濾過により徐々に培養培地を変えることにより
洗滌する。培養はpH3.5〜4.5で生産ピルビン酸を連続的
に抽出するために醗酵容器と限外濾過室間を循環する細
胞を含有する培養培地により生産する。培養培地と共に
限外濾過室の内側に抽出されたピルビン酸はイオン交換
体樹脂上に分離できる。
本発明のこの好ましい態様では、工程a)で使用する
培養培地は炭素および窒素源、および無機塩を含有す
る。使用する炭素および窒素源および無機塩は記述した
ものである。窒素源は有機又は無機物質、例えば硫酸ア
ンモニウム、硝酸アンモニウム、カルバミド、ペプトン
又は任意の他のペプチド化合物でよい。ピルビン酸基質
の同一バイオ転換収量を生ずる2分岐方法間で、窒素源
価格の理由により無機窒素を含有する分岐方法を選択す
る結果となる。この場合、培養培地は純粋形で、又は同
族物質形で、又はチアミンを含有する任意物質、例えば
酵母抽出物又はトウモロコシ浸軟溶液で導入できるチア
ミンを含む。
或る培養培地はビタミン、メチオニンなどのような他
の添加物の添加を必要とするが、これらの添加物の使用
は一層高い価格で得られるピルビン酸を生産する結果に
なる。
本発明方法の工程a)およびc)では、好気條件は培
養培地に酸素を注入することにより得られる。バイオマ
スの発育を指向する第1工程では、ピルビン酸を生産す
る方向を指向する第3c)工程より覆い酸素量を使用す
る。双方の場合、培養培地は撹拌する。
図面の簡単な説明 本発明の他の特性および利点は添付図面を引用して次
の記載を読むことにより一層容易に理解されよう。図
中、 第1図は本発明方法を充足する装置を図示する。
第2図は産生ピルビン酸量(カーブI)、産生アルフ
アーケトグルタル酸量(カーブII)、および培養期間に
従つてバイオマス濃度の発達(カーブIII)の変化、そ
の場合後者は90時間の終期に5から4へ培養pHを変化さ
せる例示図である。
第3図はバイオ転換培地のpHに従つて、消費グルコー
ズ1gにつきビルビン酸(カーブIV)およびアルフアーケ
トグルタル酸(カーブV)の生産を表わす図表である。
本発明の具体的構成 第1図に図示するように、本発明方法を実施できる装
置は醗酵に必要な生産物の供給装置3を供した1個の醗
酵容器1および図示しないが温度調整、pH調整および酵
素入口および撹拌から成ることがわかる。
醗酵容器内の培地はポンプ7を備えた導管5により吸
引し、濾過壁10を備えた限外濾過装置9の内側を循環
し、濾過壁から限外濾過液体培地を抽出できる。これは
特に醗酵時に生産したピルビン酸およびアルフアーケト
グルタル酸を含む。限外濾過装置9を出る細胞の豊富な
培養培地は醗酵容器1の内部に導管13により再循環す
る。
本発明によりピルビン酸の製造方法を実施するため
に、次の操作を行なう: 工程a):細胞の生産 この第1工程は次の組成を有する培養培地C1を醗酵容
器の内側に最初に導入することにより実施する: グルコース :50 g/ NH4NO3 :2.5 g/ MgSO4 :1 g/ KH2PO4 :2 g/ Fe2+ :2.10-6g/ Cu2+ :2.10-6g/ 肉エキス :0.2 g/ チアミン :10-6 g/ この培地にCandida Lipolyticaタイプの細胞を0.2g/
添加する。
次に培養を次の条件で行なう: pH :5 温度 :30±3℃ 溶存酵素の分圧:30℃の溶媒培地の内側の酸素の飽和
圧の80±10% 撹拌 :250〜950rpm(8500〜32000のレイノ
ルズ数に対し)。
培養は培養條件を大畧一定に保持することにより90時
間継続する。
操作が終ると、培養培地の細胞濃度およびピルビン酸
およびアルフアーケトグルタル酸濃度を測定する。得た
結果は次の通りである: 細 胞 :5〜15g/ ピルビン酸 :10〜15g/ アルフアーケト グルタル酸 :5〜8g/ 工程b):限外濾過による細胞の分離、細胞の洗滌およ
び透析濾過による培養培地の変化 この工程を実施するために、ポンプ7の運転を開始
し、細胞を含有する培養培地を限外濾過装置9の内側を
循環させる。これは酸化ジルコニウム微小多孔性被覆に
より被覆した多孔性炭素支持体により構成されたCarbos
epブランドの濾過膜を含む。
培養培地は4±2m/sの接線速度で循環させる。限外濾
過装置の内側を通過中に培地は液体を減少する。第1相
では、Candida Lypolytic細胞は培養培地の最初の容積
の1/4に濃縮される。
第2相では、培養培地C2は導管3により限外濾過装置
に導入し、この培地C2は次のピルビン酸生産工程で使用
するもので、次の組成を有する: グルコース :100 g/ NH4NO3 :5 g/ KH2PO4 :2 g/ MgSO4 :1 g/ Cu2+ :2.10-6g/ このC2培地の導入により培養培地の容積はV/4からV/2
に戻る。次いでこの添加を中断し、培養培地は再び導管
11により排水してV/2からV/4に濃縮する。第2培養培地
C2のこれらの3回の添加操作でV/4からV/2に濃縮するた
めに更新される。最終相では、第2培養培地C2は醗酵容
器の内側を循環する培養培地容積をV/4からVに戻すた
めに添加する。その場合この培地は5〜10g/の細胞を
含有し、次に第3工程Cを実施する。
工程c):ピルビン酸の生産 細胞の培養は次の條件で行なう: pH :4 温 度 :30±3℃ 酸素分圧 :50% 撹 拌 :700rpm(レイノルズ数500に対し)、 そして全培養期間中、培養條件および培養培地の組成は
大畧一定に保持する。
このピルビン酸生産中、培養培地は限外濾過装置を通
過し、導管11により、ピルビン酸、アルフアーケトグル
タル酸および他の生成物を含有する液体は連続的に抽出
される。この液体に存在する酸はDuolite A 162樹脂の
ような第4級アンモニウムタイプのイオン交換体樹脂と
接触させることにより回復する。液体および細胞は導管
13により醗酵容器1に再循環する。
90時間の培養後、培養培地の細胞、ピルビン酸および
アルフアーケトグルタル酸の濃度を測定する。例とし
て、得た結果の1つは次の通りである: ピルビン酸 :40.63g/ アルフアーケト グルタル酸 :5.90g/ 細 胞 :6.0 g/ この工程c)でpH5の代りにpH4およびチアミン、Fe2+
イオンおよび肉エキスを含有しない培養培地を使用する
ことにより、アルフアーケトグルタル酸の生産を減少さ
せることによりピルビン酸の生産を増加し、培養培地の
細胞量を実際に一定量に保持することができることが認
められるであろう。
第2図は90時間の終りに培地およびpHが変化した上記
條件で行なつた培養期間(時間で)による培養培地のピ
ルビン酸(カーブI)アルフアーケトグルタル酸(カー
ブII)および細胞(カーブIII)の濃度変化(g/)を
示す。
この図面はピルビン酸およびアルフアーケトグルタル
酸生産は培養の出発時、すなわちpH5の工程a)におい
て大畧同じであり、その時点からpHおよび培地は変化
し、すなわち工程c)ではpH4で、ピルビン酸の生産は
アルフアーケトグルタル酸の生産より一層有意に増加す
る。Candidaタイプの細胞の生産はpHおよび培地が変化
するまで工程a)で増加し、この培地の変化によりほと
んど一定になる。
従つて、本発明方法はアルフアーケトグルタル酸の生
産に関しピルビン酸の生産を増加させることができる。
これは産業的規模における利用に対しきわめて有利であ
る。
次表は細胞の生産中(工程a)およびピルビン酸の生
産中(工程c)の炭素の結果を示す。
これらの結果に照して、工程c)において炭素は2倍
になるが、アルフアーケトグルタル酸の生産は工程a)
におけるより少ないことが分る。他方、ピルビン酸のバ
イオ転換収量は工程a)におけるより工程c)において
明らかに一層有意である。
試験の別のシリーズでは、工程cの培養培地を使用
し、バイオ転換は工程c)に関しては90時間の上記と同
じ條件で行なつたが、pHは3〜9の範囲を使用した。操
作の終了時に、それぞれの場合について培養培地のアル
フアーケトグルタル酸およびピルビン酸濃度を測定し
た。
第3図は得た結果を図示する。この数字はピルビン酸
生産量(導入グルコースのg当りのgで)およびアルフ
アーケトグルタル酸生産量(導入グルコースのg当りの
gで)を縦座標に示す。カーブIVはピルビン酸に関し、
カーブVはアルフアーケトグルタル酸に関する。
この図面はピルビン酸の生産はpH4で最高を示す。他
方、アルフアーケトグルタル酸の生産に関するカーブV
はpH5で明らかに最高を示し、pH4で最低を示す。
ピルビン酸の生産に対し本発明において4に等しいpH
の使用はアルフアーケトグルタル酸の生産を限定でき
る。他方、本発明方法の工程a)に相当する細胞のバイ
オマスの生産に対する場合には約5のpHを使用すること
が好ましい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方法を実施する概畧装置図である。 第2図はピルビン酸、アルフアーケトグルタル酸、バイ
オマス濃度をpH4および5で経時的に示す。 第3図はピルビン酸およびアルフアーケトグルタル酸の
導入グルコース1g当りのpHの変化による生産量を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12R 1:73) (72)発明者 クレール サウ フランス国 エイクス アン プロバン ス,シュマン ドゥ ペティット バル セレミィ(番地なし)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】醗酵によりピルビン酸の生産方法におい
    て、 (i) Candidaタイプの細胞を炭素源、窒素源、チア
    ミンおよび無機塩を含む培地に4.5〜5.5のpHで、好気條
    件下培養し、 (ii) 生成された細胞を生育培地から分離し、 (iii) 炭素源および無機要素を含有するバイオ転換
    培地に3.5〜4.5のpHで好気條件下この細胞を培養し、そ
    して (iv) 産生ピルビン酸を培養培地から抽出する ことを特徴とする、上記醗酵によるピルビン酸の生産方
    法。
  2. 【請求項2】バイオ転換培地はチアミン又は鉄を含まな
    い、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】請求項1の(iii)の培養を約4のpHで実
    施する、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】バイオ転換培地の細胞濃度は培養の開始時
    に少なくとも5g/である、請求項1又は2記載の方
    法。
  5. 【請求項5】醗酵によるピルビン酸の生産方法におい
    て、次の連続工程: (a) 開始時に少なくとも0.2g/の細胞、炭素およ
    び窒素源、無機塩および細胞の発育に必要なチアミンを
    含む培地に、4.5〜5.5のpHで少なくとも5g/の培養培
    地の細胞濃度を得るまで好気培養によりCandidaタイプ
    の細胞を生産し、 (b) 工程a)中に生産した細胞を分離し、洗滌し、 (c) 炭素源および無機塩を含むが、チアミンも鉄も
    含有しない培地に、3.5〜4.5のpHで培養の開始時に少な
    くとも5g/のバイオ転換培地の細胞濃度により工程
    b)中に分離した細胞を好気培養し、そして (d) ピルビン酸を培養培地から抽出することを特徴
    とする、上記醗酵によるピルビン酸の生産方法。
  6. 【請求項6】工程a)におけるpHは約5である、請求項
    5記載の方法。
  7. 【請求項7】工程c)におけるpHは約4である、請求項
    5又は6記載の方法。
  8. 【請求項8】工程c)で生産した細胞の分離および洗滌
    は限外濾過および透析濾過により行なう、請求項5記載
    の方法。
  9. 【請求項9】細胞洗滌培地は工程c)で使用する培養培
    地である、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】ピルビン酸は限外濾過により細胞から分
    離し、次いでアルファーケトグルタル酸はイオン交換体
    樹脂と接触させることにより分離する、請求項5記載の
    方法。
JP63259259A 1987-10-15 1988-10-14 ピルビン酸の醗酵生産方法 Expired - Lifetime JP2752102B2 (ja)

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KR (1) KR970001687B1 (ja)
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FR (1) FR2621925B1 (ja)

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