JP2751746B2 - 自動車用ダッシュ構造 - Google Patents
自動車用ダッシュ構造Info
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- JP2751746B2 JP2751746B2 JP19809692A JP19809692A JP2751746B2 JP 2751746 B2 JP2751746 B2 JP 2751746B2 JP 19809692 A JP19809692 A JP 19809692A JP 19809692 A JP19809692 A JP 19809692A JP 2751746 B2 JP2751746 B2 JP 2751746B2
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ダッシュ構造
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば図２及び
図３（特開平３−１３２４８０号、実開昭６１−１６９
５０号そして実開昭５７−１５４５７２号公報参照）に
示すように、自動車用ダッシュ構造１は、ダッシュロア
パネル３と、該ダッシュロアパネル３の上端部３ａに固
設されたダッシュアッパパネル４と、該ダッシュアッパ
パネル４に固設されたステアリングポストブラケット５
とを有し、これらの部材の室内側Ｒの面にインシュレー
タ本体２が添設されている。該インシュレータ本体２
は、前記ダッシュロアパネル３の殆どを覆うと共に前記
ステアリングポストブラケット５の周りに取り付けれる
ように、切り欠き６が形成されて前記ステアリングポス
トブラケット５を除くダッシュアッパパネル４に固設さ
れている。前記インシュレータ本体２の構造は、ダッシ
ュロアパネル３側に固設される吸音層７と、該吸音層７
の表面、つまり室内側Ｒに積層された遮音性表皮層８と
よりなる。尚、符号９は、前記ダッシュアッパパネル４
に固設されたカウルトップパネル、１０はフロントウイ
ンドウパネルである。
図３（特開平３−１３２４８０号、実開昭６１−１６９
５０号そして実開昭５７−１５４５７２号公報参照）に
示すように、自動車用ダッシュ構造１は、ダッシュロア
パネル３と、該ダッシュロアパネル３の上端部３ａに固
設されたダッシュアッパパネル４と、該ダッシュアッパ
パネル４に固設されたステアリングポストブラケット５
とを有し、これらの部材の室内側Ｒの面にインシュレー
タ本体２が添設されている。該インシュレータ本体２
は、前記ダッシュロアパネル３の殆どを覆うと共に前記
ステアリングポストブラケット５の周りに取り付けれる
ように、切り欠き６が形成されて前記ステアリングポス
トブラケット５を除くダッシュアッパパネル４に固設さ
れている。前記インシュレータ本体２の構造は、ダッシ
ュロアパネル３側に固設される吸音層７と、該吸音層７
の表面、つまり室内側Ｒに積層された遮音性表皮層８と
よりなる。尚、符号９は、前記ダッシュアッパパネル４
に固設されたカウルトップパネル、１０はフロントウイ
ンドウパネルである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ス
テアリングポストブラケット５は図３に示すように、側
面で見て末広がりの形状をしている為、前記インシュレ
ータ本体２に対して、取り付け後の切り欠きの寸法Ｂよ
りも大きい寸法Ａ分切り欠かないと、前記インシュレー
タ本体２がダッシュアッパパネル４に、取り付かないこ
とになる。その為、かかる切り欠きにより、その分遮音
効果が劣ることになる。
テアリングポストブラケット５は図３に示すように、側
面で見て末広がりの形状をしている為、前記インシュレ
ータ本体２に対して、取り付け後の切り欠きの寸法Ｂよ
りも大きい寸法Ａ分切り欠かないと、前記インシュレー
タ本体２がダッシュアッパパネル４に、取り付かないこ
とになる。その為、かかる切り欠きにより、その分遮音
効果が劣ることになる。
【０００４】また、前記インシュレータ本体２を、この
ように大きな寸法Ａで切り欠いても、取り付け困難性が
伴うことになる。そこで、本発明は、インシュレータ本
体の切り欠き寸法を可及的に小さくする自動車用ダッシ
ュ構造を提供することを目的とするものである。
ように大きな寸法Ａで切り欠いても、取り付け困難性が
伴うことになる。そこで、本発明は、インシュレータ本
体の切り欠き寸法を可及的に小さくする自動車用ダッシ
ュ構造を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用ダッシ
ュ構造としては、インシュレータ本体が室内側の面に添
設されたダッシュロアパネルと、該ダッシュロアパネル
の上端部に固設されたダッシュアッパパネルと、該ダッ
シュアッパパネルに固設されたブレースと、該ブレース
の取付部を介して取り付けられるステアリングポストブ
ラケットとよりなり、
ュ構造としては、インシュレータ本体が室内側の面に添
設されたダッシュロアパネルと、該ダッシュロアパネル
の上端部に固設されたダッシュアッパパネルと、該ダッ
シュアッパパネルに固設されたブレースと、該ブレース
の取付部を介して取り付けられるステアリングポストブ
ラケットとよりなり、
【０００６】前記ブレースと前記ステアリングポストブ
ラケットとの間に第１空隙部が形成され、前記ブレース
の取付部と前記ダッシュアッパパネルとの間に第２空隙
部が形成され、前記第１空隙部間に第１ダッシュインシ
ュレータを介在し、前記第２空隙部間に第２ダッシュイ
ンシュレータを介在して、前記インシュレータ本体と連
続一体的に形成されてなることを特徴とする。
ラケットとの間に第１空隙部が形成され、前記ブレース
の取付部と前記ダッシュアッパパネルとの間に第２空隙
部が形成され、前記第１空隙部間に第１ダッシュインシ
ュレータを介在し、前記第２空隙部間に第２ダッシュイ
ンシュレータを介在して、前記インシュレータ本体と連
続一体的に形成されてなることを特徴とする。
【０００７】
【作 用】この構造によると、遮音部材の取り付けに際
しての切り欠き寸法が縮小できるので、遮音性能が向上
する。また、ダッシュアッパパネル周りの強度が向上す
る。
しての切り欠き寸法が縮小できるので、遮音性能が向上
する。また、ダッシュアッパパネル周りの強度が向上す
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。図１において、自動車用ダッシュ構造１１は、ダッ
シュロアパネル３と、該ダッシュロアパネル３の上端部
３ａに固設されたダッシュアッパパネル４と、該ダッシ
ュアッパパネル４に溶接ＳＷにより固設されたブレース
１２と、該ブレース１２の取付部１３、１４を介してボ
ルト・ナット１５により取り付けられるステアリングポ
ストブラケット１６とを有し、これらの部材１２、１６
の室内側Ｒの面にインシュレータ本体２が添設されてい
る。前記取付部１３は、ブレース１２の一般面１２ａに
対して室内Ｒ側に突出している。
る。図１において、自動車用ダッシュ構造１１は、ダッ
シュロアパネル３と、該ダッシュロアパネル３の上端部
３ａに固設されたダッシュアッパパネル４と、該ダッシ
ュアッパパネル４に溶接ＳＷにより固設されたブレース
１２と、該ブレース１２の取付部１３、１４を介してボ
ルト・ナット１５により取り付けられるステアリングポ
ストブラケット１６とを有し、これらの部材１２、１６
の室内側Ｒの面にインシュレータ本体２が添設されてい
る。前記取付部１３は、ブレース１２の一般面１２ａに
対して室内Ｒ側に突出している。
【０００９】そして、前記ブレース１２と前記ステアリ
ングポストブラケット１６のフランジ１６ａとの間に第
１空隙部２０が形成され、前記ブレース１２の取付部１
３と前記ダッシュアッパパネル４との間に第２空隙部２
１が形成されている。前記第１空隙部２０間には、前記
インシュレータ本体２の構造と同じく吸音層２２及び遮
音性表皮層２３よりなる第１ダッシュインシュレータ２
４が介在されている。前記第２空隙部２１間には、粘性
発泡材層よりなる第２ダッシュインシュレータ２５が介
在されている。
ングポストブラケット１６のフランジ１６ａとの間に第
１空隙部２０が形成され、前記ブレース１２の取付部１
３と前記ダッシュアッパパネル４との間に第２空隙部２
１が形成されている。前記第１空隙部２０間には、前記
インシュレータ本体２の構造と同じく吸音層２２及び遮
音性表皮層２３よりなる第１ダッシュインシュレータ２
４が介在されている。前記第２空隙部２１間には、粘性
発泡材層よりなる第２ダッシュインシュレータ２５が介
在されている。
【００１０】そして、前記第１ダッシュインシュレータ
２４及び第２ダッシュインシュレータ２５が前記インシ
ュレータ本体２と連続一体的に形成されてなる。符号２
６は、ダッシュアッパパネル４の上部に固設されたカウ
ルフロントパネル、２７はカウルアッパパネルである。
２４及び第２ダッシュインシュレータ２５が前記インシ
ュレータ本体２と連続一体的に形成されてなる。符号２
６は、ダッシュアッパパネル４の上部に固設されたカウ
ルフロントパネル、２７はカウルアッパパネルである。
【００１１】かかる実施例によれば、まずダッシュアッ
パパネル４に第２ダッシュインシュレータ２５を介在さ
せてブレース１２を溶接ＳＷにより固設する。次に、イ
ンシュレータ本体２及び第１ダッシュインシュレータ２
４を、ブレース１２の取付部１３、１４を除いて配す
る。次に、ステアリングポストブラケット１６をブレー
ス１２の取付部１３、１４に取り付けることにより、ス
テアリングポストブラケット１６に形成したフランジ１
６ａ、１６ｂによりインシュレータ本体２及び第１ダッ
シュインシュレータ２４を保持する。
パパネル４に第２ダッシュインシュレータ２５を介在さ
せてブレース１２を溶接ＳＷにより固設する。次に、イ
ンシュレータ本体２及び第１ダッシュインシュレータ２
４を、ブレース１２の取付部１３、１４を除いて配す
る。次に、ステアリングポストブラケット１６をブレー
ス１２の取付部１３、１４に取り付けることにより、ス
テアリングポストブラケット１６に形成したフランジ１
６ａ、１６ｂによりインシュレータ本体２及び第１ダッ
シュインシュレータ２４を保持する。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車用
ダッシュ構造としては、インシュレータ本体が室内側の
面に添設されたダッシュロアパネルと、該ダッシュロア
パネルの上端部に固設されたダッシュアッパパネルと、
該ダッシュアッパパネルに固設されたブレースと、該ブ
レースの取付部を介して取り付けられるステアリングポ
ストブラケットとよりなり、前記ブレースと前記ステア
リングポストブラケットとの間に第１空隙部が形成さ
れ、前記ブレースの取付部と前記ダッシュアッパパネル
との間に第２空隙部が形成され、前記第１空隙部間に第
１ダッシュインシュレータを介在し、前記第２空隙部間
に第２ダッシュインシュレータを介在して、前記インシ
ュレータ本体と連続一体的に形成されてなることを特徴
とするから、遮音部材の取り付けに際しての切り欠き寸
法が縮小できるので、遮音性能が向上し、ダッシュアッ
パパネル周りの強度が向上することができる。
ダッシュ構造としては、インシュレータ本体が室内側の
面に添設されたダッシュロアパネルと、該ダッシュロア
パネルの上端部に固設されたダッシュアッパパネルと、
該ダッシュアッパパネルに固設されたブレースと、該ブ
レースの取付部を介して取り付けられるステアリングポ
ストブラケットとよりなり、前記ブレースと前記ステア
リングポストブラケットとの間に第１空隙部が形成さ
れ、前記ブレースの取付部と前記ダッシュアッパパネル
との間に第２空隙部が形成され、前記第１空隙部間に第
１ダッシュインシュレータを介在し、前記第２空隙部間
に第２ダッシュインシュレータを介在して、前記インシ
ュレータ本体と連続一体的に形成されてなることを特徴
とするから、遮音部材の取り付けに際しての切り欠き寸
法が縮小できるので、遮音性能が向上し、ダッシュアッ
パパネル周りの強度が向上することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す自動車用ダッシュ構造
の断面図である。
の断面図である。
【図２】従来例の図１相当図である。
【図３】図２の矢視Ｐに係る図である。
１ 自動車用ダッシュ構造 １１ 自動車用ダッシュ構造 ２ インシュレータ本体 ３ ダッシュロアパネル ４ ダッシュアッパパネル ５ ステアリングポストブラケット １６ ステアリングポストブラケット １２ ブレース １３ ブレースの取付部 １４ ブレースの取付部 ２０ 第１空隙部 ２１ 第２空隙部 ２４ 第１ダッシュインシュレータ ２５ 第２ダッシュインシュレータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−43173（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−132480（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−71059（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−157966（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−76477（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−96373（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−16950（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−154572（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B62D 25/08
Claims (1)
- 【請求項１】 インシュレータ本体が室内側の面に添設
されたダッシュロアパネルと、該ダッシュロアパネルの
上端部に固設されたダッシュアッパパネルと、該ダッシ
ュアッパパネルに固設されたブレースと、該ブレースの
取付部を介して取り付けられるステアリングポストブラ
ケットとよりなり、 前記ブレースと前記ステアリングポストブラケットとの
間に第１空隙部が形成され、前記ブレースの取付部と前
記ダッシュアッパパネルとの間に第２空隙部が形成さ
れ、前記第１空隙部間に第１ダッシュインシュレータを
介在し、前記第２空隙部間に第２ダッシュインシュレー
タを介在して、前記インシュレータ本体と連続一体的に
形成されてなることを特徴とする自動車用ダッシュ構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19809692A JP2751746B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 自動車用ダッシュ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19809692A JP2751746B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 自動車用ダッシュ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640351A JPH0640351A (ja) | 1994-02-15 |
| JP2751746B2 true JP2751746B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=16385433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19809692A Expired - Fee Related JP2751746B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 自動車用ダッシュ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2751746B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010228711A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Isuzu Motors Co (Thailand) Ltd | 車両の前部車体構造 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP19809692A patent/JP2751746B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0640351A (ja) | 1994-02-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |