JP2750952B2 - 四肢の周囲固定のための装置 - Google Patents

四肢の周囲固定のための装置

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JP2750952B2 JP3515462A JP51546291A JP2750952B2 JP 2750952 B2 JP2750952 B2 JP 2750952B2 JP 3515462 A JP3515462 A JP 3515462A JP 51546291 A JP51546291 A JP 51546291A JP 2750952 B2 JP2750952 B2 JP 2750952B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、四肢および四肢領域の周囲固定のための装
置に関するものであり、さらに詳しくは、下脚部、大腿
部、下腕部および上腕部の領域における骨折を治療する
ための装置に関するものである。
背景技術 四肢骨折の治療のためには、ギプス包帯、またはその
現代的形態であるプラスチック・カスト(プラスチック
包帯)が通常使用されている。しかし、このようなカス
トは担当者がかなりの適性を必要とし、また時間と労力
を必要とするだけでなく、ギプスまたはプラスチック・
カストの内側の突起の端が加圧点となって患者に苦痛、
困惑を与えることが多い。骨折が調整されたあと、患者
には包帯が巻かれ、ギプスが固まるまで待たなくてはら
なない。最後に、既知のギプスまたはプラスチック・カ
ストでは、骨折の治療経過中に関連肢の膨張がおさまる
につれて、このギプスまたはプラスチック・カストを原
則として変えなくてはならない。これもまた複雑であ
り、患者にとって不快なものである。
発明の開示 本発明の目的は、ギプスおよびプラスチック・カスト
のこのような問題を回避することができ、四肢を簡単に
また迅速に周囲固定することができ、加圧点が生じるこ
となく、固定がただちに有効となり、簡単に除去し、ま
たすぐ再使用できるような、上記のような装置を提供す
ることである。
この目的は、本発明によれば次のように達成すること
ができる。すなわち、互いにクランプで留めることがで
き、上肢または下肢を包み込むことのできる少なくとも
2個のシェル部があり、真空密閉された変形可能な、真
空排気式のクッションを備え、互いに対して動くことの
できる複数の充填物、とくに小粒子の充填物がシェル部
と上肢または下肢の間に備えられている。
真空排気が短時間に行なわれる間に、上肢または下肢
の治療される部分に密着するよう当てられたクッション
は、適用中に定められた安定した形に硬化する。従っ
て、各上肢または下肢の形に合わせた、きわめて堅固な
スリーブが堅いシェル部に対して設けられ、これは皮膚
部分に加圧点を生じることはない。この構造物が硬化す
る間、半径方向に内側に向いた圧力は生ぜず、縁部や突
起が内側に形成されることはない。
フット部(足部)や、ストリップ状の密閉部分から構
成されるシャフト部の縦方向縁部に密閉部材が設けられ
ているが、これは請求項3によれば、互いに差し込める
ようなラッチ部材のついたラッチ(掛け金)装置ででき
ており、クッションを真空排気する前に、包み込む身体
部分に対して必要な軽い接触圧をごく簡単にまた迅速に
与える役割を果たす。このようにして絶対に正確な密着
した形のスリーブができ、これは密閉部材を通してまず
決定することができる。真空排気のあと、スリーブはそ
れ自体が固化し、安定した形となる。
本発明のその他の有利な形態は、従属請求項に述べら
れている。
以下に実施例を用いて、図面を参照しながら、本発明
を詳しく説明する。
図1は、本発明による装置の側面図である。
図2は、本発明による装置の平面図である。
図3は、本発明による装置の垂直断面図である。
図4は、図3の部分断面図である。
図5は、図3の線V−Vに沿った水平断面図である。
図6は、図5に類似した本発明によるもう一つの装置
の水平断面図である。
図7は取外し式走行ソールのついた、本発明による装
置の部分断面側面図である。
図8は、真空排気式クッションの平面図である。
図9は、図3の線IX-IXのレベルでの、本発明による
もう一つの装置の水平断面図である。
発明を実施すめたの最良の形態 四肢の周囲固定のための装置を患者の足/下肢部分の
ためのシェル本体として図1に示す。シェル本体は、フ
ット部10とシャフト部11により構成されている。フット
部10とシャフト部11は側面ヒンジ15を通じて枢軸を中心
として接続されている。ヒンジはX線が透過するように
プラスチック製であることが望ましい。
フット部10は、シェル状に形成されていて上方に開
き、足を収容できるようになっている。歩行ソール(足
の裏)14がフット部10の下側にあり、歩行ソール14の外
形は歩行中の足の動きに合うようになっている。ソール
14とフット部10のシェル(外殻)の下側の間にはダンピ
ング層14′と14″があり、そのうちの一つが緩衝層とな
っている。
あとで説明する調整装置3のための軸受ブロック16
が、フット部16の踵(かかと)部に取付けられている。
シャフト部11はほぼ半円形のシェル状体で構成され、
その後部に調整装置3を受けるための収納部17がある。
シャフト部11の壁上の後方側面部分に少なくとも1個の
孔18があいていて、あとで述べるように弁20′を通すよ
うになっている。孔18はできれば外側に向いたシャフト
部11の側壁にあることが望ましい。しかし、この装置が
両方の脚に使えるように、もう一つの孔18を選択的に、
シャフト11の反対側の側壁に設けることができる。
シャフト部11の前縁部に、少なくとも1個の外側を向
いたキノコ形スピゴット(差込み口)が各縁部に設けら
れている。シャフト部11の側壁の弾性は、シャフト部11
の後部からその前縁11′へ行くにつれて増大する。
シャフト部11の各前縁に沿って数個のクランプ部材が
配置され、いずれの場合にも、同じレベルにある2個の
クランプ部材19が共同にクランプ装置として働く。クラ
ンプ部材19は、たとえばシャフト部11にリベット止めま
たは接着剤によって固定された密閉テープによって形成
することができる。同様なクランプ装置19がフット部10
の自由端にも設けられている。フット部10には、いずれ
の場合にも前部上縁に横方向スロット19″があり、これ
は縁部に対して直角方向に伸びている。シャフトカバー
シェル12は、硬く、わずかに弾力性のある材料でできた
シェル本体1と同様に、たとえばプラスチック製であ
る。シャフトカバーシェル12にはその側壁の後部自由端
の上部にスロット12′があり、この中にシャフト部11の
キノコ形スピゴット19′がそれぞれ挿入され、シャフト
カバーシェル12をシャフト11上へ誘導するようになって
いる。シャフトカバーシェル12の前部には壁部に弁21′
を通すための孔12″が設けられている。
足カバーシェル13が同様にシャフトカバーシェル12に
対して設けられ、その上側には弁22′を通すための孔1
3′がある。足カバーシェル13は、いずれの場合にもそ
の自由縁部にキノコ形スピゴット13″があり、これはフ
ット部10のそれぞのスロット19″といっしょに、足カバ
ーシェル13のためのガイド(誘導部)を形成している。
シャフトカバーシェル12の内側と足カバーシェル13の
内側には肋材12″、ウェブまたは内側への突起を設ける
ことができる(図2)。これらの突起は前記クッション
21に掛けられ、前部クッション21が滑るのを防止してい
る。同様の構造が、足クッション22について足カバーシ
ェル13の内側に、また、後部クッション20についてシャ
フト部11の内側に見られる。
シャフト部の内側には、後部順応クッション20が、ゆ
るく接触するか、またたとえば密閉テープまたは接着剤
によってシャフト部に固定されている。前部クッション
21は、シャフトカバー部12の内側にあり、また同様の足
クッション22が足カバー部13の内側に設けられている。
後部クッション20、前部クッション21および足クッシ
ョン22は真空密閉式空気袋により構成され、これには少
なくとも1個の排気弁20′、21′、22′が設けられ、空
気袋の内部には複数の充填物があり、これらは互いに対
して動くことができる。このような充填物はたとえばSt
yropor(登録商標)(ポリスチレン球)のボールであっ
てもよい。
図3にはフット部10とシャフト部11の間の傾斜角を調
節し、またフット部10に対して、シャフト部11を回転で
きる角度範囲を調節するための調節機構3を見ることが
できる。
シャフト部11の後部には、円形断面のチャネル(溝形
材)40が縦方向に設けられている。このチャネル40に
は、2つのナット受け部41、44が互いに間隔をおいて形
成されている。ナット受け部の直径はチャネルのそれよ
りも大きく、ナット受け部はシャフト部11の後部に向か
って開いている。チャネル40とナット受け部41、44の間
の移行部には当接部42、43および45、46が形成され、こ
れらはチャネルの軸47に対して直角方向に延びている。
ローレット付き(きざみ付き)の外周にある管状ナッ
トがナット受け部41、44に挿入されている。ローレット
付きのナットの外周は、ナット受け部41、44の後部孔を
通して接近できる。
ねじ付き棒35が上部調節ナット34にねじ込まれ、ねじ
付き棒の下側は当接部35′を形成している。ねじ付き管
33が下部調節ナット32にねじ込まれ、その上面にリング
状当接部33′がある。たとえば金属棒によって形成され
ているアンカー(留め金)30が、ねじ付き管33を通して
押し込まれ、当接部ヘッド31がその上端に固定されてい
る。こうして、当接部31は、ねじ付き管33の当接部33′
と、ねじ付き棒35の当接部35′の間に配置される。当接
部35の方を向いている当接部ヘッド31の上端面は、上部
当接部31′を形成し、当接部33の方を向いている下部リ
ング状端面は下部当接部31″を形成している。アンカー
30の他端はヒンジによってフット部10の軸受ブロック16
に保持されている。こうして軸受の中心軸16′は、アン
カー30の軸30′に対して直角方向にあり、シャフト部12
とフット部10の間で2個のヒンジの軸15′に平行に延び
ている。
図4で明らかなように、接片またはアンカー30は、当
接部33′の部分でねじ付き管33の端壁によって誘導さ
れ、ねじ付き棒33の残りの部分では、その内径はアンカ
ー30の直径よりも実質上大きい。こうして、シャフト部
が、フット部10のまわりを回転する間、ねじ付き管33内
でのアンカー30のジャミング(動きの停止)が防止され
る。
シャフト部11の後側には、ナット受け部41、44の間に
スロット48があり、ピン33″、35″が内側からこの中へ
突き出している。これらのピンは、ねじ付き管33および
ねじ付き棒35のそれぞれの当接部33′または35″の部分
に設けられ、これらがチャネル40内でその縦軸のまわり
を回転するのを防止している。
上部調節ナット34の回転によって、ねじ付き棒35はチ
ャネル40に沿って動く。同様に、ねじ付き管33は下部調
節ナット32の回転によってチャネル40内で動く。従っ
て、ねじ付き棒35の当接部35′の位置は、上部調節ナッ
ト34の回転によって変えることができ、ねじ付き棒33の
当接部33′の位置は、下部調節ナット32の回転によって
チャネル40内で変えることができる。フット部としっか
りと接続している結果として、当接部ヘッド31はチャネ
ル軸47の方向でフット部に対して固定され、軸15′のま
わりのシャフト部11の旋回運動は、当接部ヘッド31の上
部当接部31′とねじ付き棒35の当接部35′の間、および
当接部ヘッド31の下部当接部31″とねじ付き管33の当接
部33′の間でのみ可能となる。このような構成により、
ねじ付き棒35の当接部35′はシャフト部11の後方への旋
回運動を制限し、ねじ付き管33の当接部33′はシャフト
の前方への旋回範囲を制限する。
このようにして、希望に応じて選ぶ静止位置から前方
へのシャフト部11の許容旋回範囲は、この静止位置から
後方へ旋回範囲とは無関係に設定することができる。し
かもシャフト部11は、ねじ付き棒35およびねじ付き管33
を当接部ヘッド31と接触させクランプで止めたまま調節
可能な角度位置の間で選ぶことのできるどの角度位置で
も固定することができる。このクランピング(締付け)
の間、調節ナット34の上部リング状端面は、上部ナット
受け部41の上部当接部42と接触し、一方、下部調節ナッ
ト32の下部リング状端面は下部ナット受け部44の下部当
接部46と接触する。このクランピングの結果、シャフト
部11の選ばれた角度位置はフット部10に対して遊びなし
に固定される。
調節ナット32と34の不意の回転を防止するために、こ
れらのナットの回転を防止する装置を設けることができ
る。たとえば、これらのナットのそれぞれに関連したス
ライダ49をシャフトの後部に設け、調節ナット32と34と
強制ロック(型締め)することができる。このロックが
不意に解放されないようにそれぞれのスライダを固定す
るには、たとえばスライダがシャフト部の後側にブロッ
ク(49)されるときに接近可能な孔にプラグ39を挿入す
ることにより行なうことができ、またラッチを掛けるこ
とによって、脱落を防止することができる。
スロット48に沿ってシャフト部11の外側に目盛を当て
ると、前と後の境界角はそれぞれピン33″または35″を
通して読み取ることができ、これらのピンはこの場合、
指示針としての働きも果している。当接部ヘッド31の上
部当接部31′および下部当接部31″には弾性層および/
または緩衝層38、38′を設けることができ、フット部10
に対すシャフト部11の旋回中のショック−たとえば歩行
中の−は減衰され、必要なときは吸収される。緩衝減衰
機能は軸受けブロック16にアンカー30を弾力取付するこ
とによって果たすことができる。
中間ソール50は、フット部10の収容部の下側内面10″
上に配置され、足の縦方向に平行に延びる軸50′のまわ
りでフット部10に対して傾斜させることができる。さら
に、フット部10と下側内面10″から中間ソール50までの
距離を変えることができる。このように中間ソール50
は、その高さもまた内面10″に対するその傾斜も調節す
ることができ、選んだ位置に固定することができる。調
節は内面10″と中間ソール50の間に部材を挿入すること
によって、あるいは調節機構(図示せず)によって行な
うことができる。
フット床51は中間ソール50の上に配置され、弾力性の
緩衝減衰材でできている。側面ヒンジ15は、その高さを
互いに別個に(図1の矢印Y方向に)調節できるため、
足の縦方向に平行な軸のまわりに調節できる可能性がさ
らにふえる。フット部に対するシャフト部11の側方傾斜
について、この種の調節が行なわれれば、フット部10上
の軸受けブロック16も同様に足の縦方向に平行に延びる
軸16″のまわりを旋回させることができるはずであり、
これにより調節機構3′内のひずみを防止できる。
以下に、この装置の作動と操作法について述べる。装
置に後部クッション20を付け、後部クッション20に前も
って配置した充填物をフット床51に入れて、後部クッシ
ョン20の形が患者の下肢後部および足の部分の形にほぼ
対応するようにして装置を開き、患者の下脚と足を入れ
る。
そのあと、下肢と足を装置内に配置し、たとえば下脚
の骨折を調整するためにシャフト部11の弾力性側壁を側
方へ圧迫することができるようにする。さらに充填物の
移動によって必要とされるときは後部クッション20の形
を変えることができる。患者のアキレス腱部分のヒンジ
15の後に自由空間23があるため、後部クッション20への
接近が容易である。
次に、前部クッション21を患者の下脚前部に当て、充
填物を移動させて、クッションが前部で下肢の輪郭に適
合するようにする。そのあと、シャフトカバーシェル12
をシャフト部11に取付け、シャフト部11の前縁を外側に
重ね(図5)、キノコ形スピゴット19′をスロット12′
に接合する。たとえば、密閉テープでできているシャフ
ト部11前側のクランプ装置をシャフトカバーシェル上に
誘導し、そこで緊張させて、装置内にある下肢に対して
シャフトカバーシェルを押しつける。
同じように、足クッション22を患者の足の上側に当
て、足カバーシェル13をフット部10のスロット19″内に
入れ、そこにあるクランプ装置で締付ける。
最後に、弁20′、21′、22′を通してクッション20、
21および22から空気を吸い出し、各クッション内にある
充填物が摩擦接触するようにする。こうして各クッショ
ンは患者(の下肢)を圧迫せずに患者の下肢または足に
合った形に固定される。
この段階のあと、クランプ装置を必要に応じて再び締
付ける。真空排気によって硬くなったクッションに対し
て、固い安定したシェルが締付けているので、患者の下
肢と足は装置にしっかり受け止められる。
装置は通常は患者が横臥しているときに適用されるの
で足の裏とフット床51の間には空間があり、これによっ
て足に均一な接触圧がかかるのが防止される。この場
合、フット部10の内側に対して中間ソール50を垂直に調
節することによって、フット床51を足の裏まで上げるこ
とができる。こうして中間ソール50はその全長にわたっ
て均一に垂直調節することができ、あるいはまた局所的
に垂直調節することができる。
患者の足の裏にフット床を理想的に適合させるため、
軸50′のまわりの中間ソール50の傾斜について傾斜調節
を行なうことができる。たとえば患者が著しい内反膝で
ある場合のように、極端な傾斜調節が必要な場合には、
一方または両方のヒンジ15を垂直調節することによっ
て、フッ部に対するシャフト部11の側方傾斜を変えるこ
とができる。このようにして、足と下脚はしっかりと装
置内に受け止められるが、患者の体に過剰な圧力が加わ
ることはない。
軸15′のまわりでのフット部10に対するシャフト部11
の傾斜角を2個の調節ナット32と34によって固定調節す
ることによって、患者の足根関節(距関節)の動きを防
止することができる。この固定調節角の選択は調節装置
により選ぶことのできる全旋回角度範囲内で、治療する
傷害に応じて行なうことができる。
足根関節を動かすことのできるような傷害の場合に
は、軸15′のまわりの旋回角は調節ナット32と34を調節
することによって制限することができ、前方への、また
後方への最大旋回運動に互いに個別に設定することがで
きる。
図6は本発明による装置の別の実施例を示すが、この
場合には密閉装置はラッチ部材119、119′のついたラッ
チ(掛け金)装置によって構成され、ラッチ部材は互い
に差し込むことができ、また複数のラッチ位置がある。
この実施例では、シャフト部11の自由縁は、シャフトカ
バーシェル12の自由縁と連接し、シャフトカバーシェル
12の自由縁がシャフト部11の自由縁と関連クッションの
間にくる。
シャフト部11の自由縁部分には孔11′が設けられ、ラ
ッチ部材119は孔を通って弾力的に連接する。この構成
ではラッチ部材119はその内側にラッチ歯があり、その
外側では固定され、たとえばリベット61によって従来の
方法でシェル部11上に取付けられたバネ部材60に対して
横軸62のまわりを回転できることが望ましい。こうして
バネ60は前もって偏倚(バイアス)を受け、ラッチ部材
119が孔11′を通って内側へ偏倚するようになってい
る。
シャフトカバーシェル12の自由縁部分には、固定した
対抗ラッチ部材119′が設けられ、対抗ラッチ部材119′
のラッチ歯は外側に向けられ同じ高さにあるラッチ部材
119のラッチ歯と共同で作用するようになっている。ラ
ッチ部材119は横軸62のまわりを回転できるため、回転
性ラッチ部材119の位置は固定ラッチ部材119′のラッチ
歯の縦方向長さに適合する。
ラッチングを確実に行うに必要な対抗当接部を設ける
ために、対抗ラッチ部材119′の近くのシャフトカバー
シェル12上に、好ましくはラッチ部材119′の上と下に
キノコ形スピゴット112が配置され、同様に、好ましく
は対応するラッチ部材119の上と下にある、シャフト部1
1のスロット119″と同じレベルで連接し、キノコ形ヘッ
ド112′はこれらのスロットの上で外向きにかみ合う。
弾力的に外側に偏向することができるラッチ部材119
は、各ラッチ位置でブロックされ、とくに別個の作動部
によってロックできることが望ましく、これによって許
可なしにラッチを解放したり、装置を開いたりできない
ようになっている。たとえば外側へ偏向できるラッチ部
材119のこのような固定は、バネ60上に取付けられた、
ノーズ付きの半径方向に突出した回転円板によって行う
ことができ、この場合ノーズはシャフト部11にある溝に
差込み式に連接している。この構成では回転円板は特殊
工具によってのみ回転できるような形をしている。ノー
ズのためにシャフト部に傾斜面があるときは、弾力性ラ
ッチ部材119は円板の回転によって開いた位置にしてそ
こで固定することができる。この位置でラッチ装置は全
く問題なく解放することができる。
このようなラッチ装置はもちろん装置の外側に、また
フット部10と足カバーシェル13にも設けることができ
る。さらに上記のラッチ装置と図5のクランプ装置と同
様に使用することもできる。
図7は本発明による装置のもう一つの実施例を示すも
のであるが、この場合には歩行ソールを取外すことがで
きる。フット部10にはその下側に孔110があり、これら
の孔はできればフット部の縦方向に延びる長孔として形
成することが望ましい。取外し式歩行ソール部114には
下方に湾曲した歩行ソール114があり、またフット部10
に面した上側には固定取付板114が設けられている。
取付板114上にはフット部の各孔110に対応してフット
部材114が形成され、取付板から上方へ突出していて後
向きのフックの形をしている。
取付板114の後端には、前向きのラッチ縁部のつい
て対抗ラッチ部材114が形成されている。この対抗ラ
ッチ部材114に対応して弾力的に支持されたラッチレ
バー110′がフット部の踵部分に設けられている。
フット部10に歩行ソール部114を取付けるには、フッ
ク部材114′を孔110内に貫通させて、歩行ソール部材11
4を下からフット部10に押しつける。次にフック部材11
4′のフックを各孔110の後縁に連接させたまま歩行ソー
ル部114を後方へ押す。同時に歩行ソール部114の後方移
動中にラッチレバー110′は対抗ラッチ部材114″の斜め
の後縁が外方へ旋回し、そのラッチ面は対抗ラッチ部材
114″のラッチ面の前で歩行ソール部114の最後部にパチ
ッと音を立ててはまる。このようにして、歩行ソール部
114は確実にフット部10に固定される。
歩行ソール部114をはずすには、ラッチレバー110′を
後方の上向き作動レバーにかみ合わせて、これを押し付
け、ラッチレバー110′を旋回軸110″のまわりに(図7
では時計回りに)回転させ、対抗ラッチ部材114″をは
ずす。同様にラッチレバー110′上に設けられた放出突
起110″を歩行ソール部114の取付板114″の後縁に対し
て押しつけ、レバー110′をさらに旋回させ、レバーを
前方へ押してフック部材114′がフット部10の孔110′か
ら出ることができるようにする。このようにして工具を
用いずに歩行ソール部114をフット部10から片手で外す
ことができる。
この種の取外し式歩行ソール部は、患者が装置をつけ
たままベッドへはいるときに自分で取外すことができる
ため衛生上好ましい。同時に装置を何回も使用すると部
品として形成されている歩行ソール部が摩耗するが、こ
れを低費用で簡単に交換することができる。この種の取
外し式歩行ソール部のもう一つの利点は、装置を「リク
ライニング式(傾斜式)ギプス」の代用として、歩行ソ
ール部を取外したままで使用し、そうすることによって
患者は歩行ソールなしの装置をつけているため歩くこと
は許されないのだと知ることにある。たとえば担当医が
歩行ソールを患者に手渡したときに、はじめて患者は歩
くことができ、脚に荷重をかけてもよいのだと明確に知
ることができる。
図7には、このほかに通気孔70および71が、フット部
10とシャフト部11に形成されている。これら通気孔70、
71は、装置に受容される身体部分のための、あとで述べ
る通気システムの一部をなすものである。
さらに、フット部10の基部に、フット部にたまる液体
を排出するための足の接触面の部分に、外側に開いた排
出チャネル10′を設ける。フット部の中間ソール50およ
びフット床51には、この場合排出チャネル10′に開いた
孔(図示せず)を設け、これによって足から出る汗や、
装置にはいってくる水分を排出することができる。
図8には目に見えない後側にある弁のついた平らな真
空排気式のクッションが示されている。このクッション
には複数の真空密閉部200があり、これらは互いにつな
がっていて充填物が充填され、ウェブ210(クッション
を構成する2枚のシート間に設けられた線状な添え骨
部)と島(状部分)(クッションを構成する2枚のシー
トが互いに接着されている局部)220がその間に設けら
れている。ウェブ210と島220は空気孔211、221を備えて
いる。ウェブ210はクッション20の縦方向に延びている
ことが望ましい。
クッションが真空排気されると、ウェブは曝気および
通気チャネルを形成する。クッションの真空排気中に生
じるクッションの凹みによってさらに曝気および通気チ
ャネルが形成され、チャネルが島220とウェブ210の間に
形成される。包まれた身体部分の表面と、この身体部分
を包むクッションの外側の間の空気交換は、これらチャ
ネルと通気孔211、221を通じて行なわれる。真空排気状
態で充填物によってクッション表面に凹凸ができるた
め、ごく小さい曝気および通気チャネルが形成される。
少なくとも、ウェブ210と島220によって形成されるチ
ャネルが、対応するシェル部分11、12の空気通路70、71
の部分にできるようにシェル部にクッション20を配置す
る。このようにして、包み込まれた身体部分と装置の外
側の間の空気交換が確実に行なわれる。
シェフとカバーシェル12、足カバーシェルおよび関連
クッション21、22を同じやり方で形成することができ
る。
クッションは少なくとも、湿分を運び去る乾いた層
と、隣接する湿分を集める貯蔵層で取り囲んだ身体部分
に面する側に設ける。こうして通気システムが形成さ
れ、これによって包み込まれた身体部分の確実な曝気を
行い、また同時に身体部分の皮膚から湿分を除去するこ
とができる。クッションにポリスチレンを充填すること
によって包み込まれた身体部分の熱絶縁を行なうことが
でき、これはとくに冬季に有利に働く。
図8に示したクッション20は、上部シャフト部分20A
と下部フット部分20Bによって構成されている。このよ
うにして患者の下脚と足を単一の真空排気式のクッショ
ンで包み込むことができる。フット部分20Bの中央には
真空密閉部をフット床152として形成し、この部分の輪
郭はクッションの真空排気中に患者の足の湾曲に適合
し、同時に足を包み込む。同時に足の下には通気孔25
1′が形成され、これは排出チャネル10′に開き、足の
下の部分から液体を排出するのに役立つ。
クランプ部材、とくにクランプフック72をフット部10
またはシャフト部11に蝶番式に取付ける。これはとくに
フット部10からシャフト部11へ移行する部分のピボット
ヒンジ15に隣接するのが望ましく、これによって横方向
クランピングを行い、また関連シャフトカバーを足に押
しつけることができる(図7)。このクランピング・フ
ーズ(締付け輪)72はシェル部の材料の弾性によって生
じるこの部分での側方屈曲に対抗し、包み込まれている
身体部分に対してこの部分でシャフト部とフット部を押
しつける。
本発明による装置のもう一つの特別な実施例が図9に
示されているが、シャフト部分は図3の線IX-IXに沿っ
た断面となっている。シャフト部11の後部にはクランプ
バンド73が設けられ、シャフト部11を左から右へ貫通
し、クランプバンド73はシャフト11の側面孔を通って誘
導される。シャフト部11の後部外面ではクランプバンド
73は通常のやり方でループによって誘導される。シャフ
ト部の内側には、クランプバンドはシャフト部11とクッ
ション20の間に配置される。
クランプバンド73が張りつめると、シャフト部11の内
側にあるクランプバンド73の部分が伸長し、足の方向に
前方に向けられた圧力がクッション20に加えられる。こ
の圧力が足、とくに足根関節を前方へ移動させ、包み込
まれた身体部分をこの前方位置で固定する。
これとは別にクランプバンド74をシャフト部11の前部
に設けることができ、この場合クランフバンド74はシャ
フト部11の自由縁部分にある側面孔を通り、その内側部
分は前部クッション21とシャフトカバーシェル12の間に
くる。クランプバンド74の外側部分はシャフトカバーシ
ェル12のまわりを外方へ向けて誘導され、ここで互いに
締付けられる。
前方に配置されたクランプバンド74を強く締めると、
前方から前部クッション21に圧力が加わり、これが足
を、とくに足根関節をシャフト部11に向かって、あるい
はフット部10の踵部分に向かって後方へ押しつけ、それ
をこの位置で固定する。
特定の後期治療段階では、クッション20、21、22の真
空排気はわずかな過剰圧力を加えることによって行わ
れ、この場合クッション内に含まれている粒子によって
希望するマッサージ効果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハスラー アンドレアス ドイツ連邦共和国 グレーフェルフィン グ 8032 フェルド ストラッセ 11 (56)参考文献 特開 昭55−106105(JP,A) 実開 昭59−119817(JP,U) 実開 昭61−109305(JP,U) 実開 昭61−51010(JP,U) 米国特許4919118(US,A) 欧州公開355930(EP,A1)

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下脚部、大腿部、下腕部及び上腕部での四
    肢の骨折の治療のため、四肢及び四肢領域を周囲固定す
    るための装置であって、少なくとも2個のシェル部(1
    1、12)が設けられ、これが互に締め付けられ、また四
    肢を取り囲み、真空密閉式の変形可能で、真空排気式の
    クッション(20、21、22)が少なくとも1個の弁(2
    0′、21′、22′)を備え、この中に互に対して動くこ
    とのできる複数の小粒子の充填物があり、このクッショ
    ンがシェル部(11、12)と四肢の間に設けられた装置に
    おいて、 互いに接続されたシェル部の間に型締めガイドが設けら
    れていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】下脚部、大腿部、下腕部及び上腕部での四
    肢の骨折の治療のため、四肢及び四肢領域を周囲固定す
    るための装置であって、少なくとも2個のシェル部(1
    1、12)が設けられ、これが互に締め付けられ、また四
    肢を取り囲み、真空密閉式の変形可能で、真空排気式の
    クッション(20、21、22)が少なくとも1個の弁(2
    0′、21′、22′)を備え、この中に互に対して動くこ
    とのできる複数の小粒子の充填物があり、このクッショ
    ンがシェル部(11、12)と四肢の間に設けられた装置に
    おいて、 歩行ソール部(114)が型締めにより、また力の伝達に
    よりフット部(10)の下側に連結されることを特徴とす
    る装置。
  3. 【請求項3】下脚部、大腿部、下腕部及び上腕部での四
    肢の骨折の治療のため、四肢及び四肢領域を周囲固定す
    るための装置であって、少なくとも2個のシェル部(1
    1、12)が設けられ、これが互に締め付けられ、また四
    肢を取り囲み、真空密閉式の変形可能で、真空排気式の
    クッション(20、21、22)が少なくとも1個の弁(2
    0′、21′、22′)を備え、この中に互に対して動くこ
    とのできる複数の小粒子の充填物があり、このクッショ
    ンがシェル部(11、12)と四肢の間に設けられた装置に
    おいて、 ウェブ(210)及び/又は島(状部分)(220)がクッシ
    ョン(20;21;22)の真空密閉部(200)の間に形成さ
    れ、通気孔(211、221)を備え、クッションの真空排気
    状態にあるとき少なくとも部分的に曝気及び通気チャネ
    ルを形成することを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】下脚部、大腿部、下腕部及び上腕部での四
    肢の骨折の治療のため、四肢及び四肢領域を周囲固定す
    るための装置であって、少なくとも2個のシェル部(1
    1、12)が設けられ、これが互に締め付けられ、また四
    肢を取り囲み、真空密閉式の変形可能で、真空排気式の
    クッション(20、21、22)が少なくとも1個の弁(2
    0′、21′、22′)を備え、この中に互に対して動くこ
    とのできる複数の小粒子の充填物があり、このクッショ
    ンがシェル部(11、12)と四肢の間に設けられた装置に
    おいて、 フット部(10)の基部の足が立っている表面の部分に、
    外側に開いた排出チャネル(10′)が設けられ、足の部
    分にたまった液体を排出することを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】下脚部、大腿部、下腕部及び上腕部での四
    肢の骨折の治療のため、四肢及び四肢領域を周囲固定す
    るための装置であって、少なくとも2個のシェル部(1
    1、12)が設けられ、これが互に締め付けられ、また四
    肢を取り囲み、真空密閉式の変形可能で、真空排気式の
    クッション(20、21、22)が少なくとも1個の弁(2
    0′、21′、22′)を備え、この中に互に対して動くこ
    とのできる複数の小粒子の充填物があり、このクッショ
    ンがシェル部(11、12)と四肢の間に設けられた装置に
    おいて、 少なくとも包み込まれた身体部分(6)に面した側にク
    ッション(20、21、22)が、湿分を運び去る乾いた層を
    備え、また隣接する湿分収集貯蔵層を備えることを特徴
    とする装置。
  6. 【請求項6】下脚部、大腿部、下腕部及び上腕部での四
    肢の骨折の治療のため、四肢及び四肢領域を周囲固定す
    るための装置であって、少なくとも2個のシェル部(1
    1、12)が設けられ、これが互に締め付けられ、また四
    肢を取り囲み、真空密閉式の変形可能で、真空排気式の
    クッション(20、21、22)が少なくとも1個の弁(2
    0′、21′、22′)を備え、この中に互に対して動くこ
    とのできる複数の小粒子の充填物があり、このクッショ
    ンがシェル部(11、12)と四肢の間に設けられた装置に
    おいて、 フット床(251)がフット部(10)の内側に設けられ、
    充填物を含む真空排気式クッションの部分として形成さ
    れ、足の下に配置されることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】下脚部、大腿部、下腕部及び上腕部での四
    肢の骨折の治療のため、四肢及び四肢領域を周囲固定す
    るための装置であって、少なくとも2個のシェル部(1
    1、12)が設けられ、これが互に締め付けられ、また四
    肢を取り囲み、真空密閉式の変形可能で、真空排気式の
    クッション(20、21、22)が少なくとも1個の弁(2
    0′、21′、22′)を備え、この中に互に対して動くこ
    とのできる複数の小粒子の充填物があり、このクッショ
    ンがシェル部(11、12)と四肢の間に設けられた装置に
    おいて、 クッションの位置固定のために、内側を向いた突起(12
    )がシャフト(11)の内側、及び/又はシャフトカバ
    ーシェル(12)の内側、及び/又はフットカバーシェル
    (13)の内側に設けられていることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】下脚部、大腿部、下腕部及び上腕部での四
    肢の骨折の治療のため、四肢及び四肢領域を周囲固定す
    るための装置であって、少なくとも2個のシェル部(1
    1、12)が設けられ、これが互に締め付けられ、また四
    肢を取り囲み、真空密閉式の変形可能で、真空排気式の
    クッション(20、21、22)が少なくとも1個の弁(2
    0′、21′、22′)を備え、この中に互に対して動くこ
    とのできる複数の小粒子の充填物があり、このクッショ
    ンがシェル部(11、12)と四肢の間に設けられた装置に
    おいて、 クランプバンド(73;74)が足根関節の部分でフット部
    (10)又はシャフト部(11)上に設けられ、これによっ
    て足根関節が前方又は後方へ押されることを特徴とする
    装置。
  9. 【請求項9】下脚部、大腿部、下腕部及び上腕部での四
    肢の骨折の治療のため、四肢及び四肢領域を周囲固定す
    るための装置であって、少なくとも2個のシェル部(1
    1、12)が設けられ、これが互に締め付けられ、また四
    肢を取り囲み、真空密閉式の変形可能で、真空排気式の
    クッション(20、21、22)が少なくとも1個の弁(2
    0′、21′、22′)を備え、この中に互に対して動くこ
    とのできる複数の小粒子の充填物があり、このクッショ
    ンがシェル部(11、12)と四肢の間に設けられた装置に
    おいて、 クランプフープ(締め付け輪)(72)がフット部(10)
    からシャフト部(11)への移行部分でフット部(10)と
    シャフト部(11)にヒンジで取り付けられていて、この
    部分で横方向クランピング(締め付け)を行い、また対
    応するシャフトカバーシェルを足に押しつけることを特
    徴とする装置。
  10. 【請求項10】互いにヒンジ(蝶番)で接続された第1
    シェル部がフット部(10)とシャフト部(11)を形成
    し、シャフトカバーシェル(12)と足カバーシェル(1
    3)を形成する第2シェル部が設けられ、これらが互い
    に縁部で重なるように調節式密閉部材(19、19′、1
    9″;119、119′)によってそれぞれ第1シェル部と接続
    できることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか
    1つに記載の装置。
  11. 【請求項11】密閉部材が少なくとも部分的にラッチ部
    材(119、119′)を備えたラッチ装置によって構成さ
    れ、ラッチ部材が互いに差し込まれ、また複数のラッチ
    位置を有することを特徴とする、請求項1ないし10のい
    ずれか1つに記載の装置。
  12. 【請求項12】シェル部(10、11)の配置されたラッチ
    装置が、関連する別のシェル部(12、13)に設けられた
    弾力により外側へ偏向するラッチ部材(119)と固定ラ
    ッチ部材(119′)を含み、弾力により外側へ偏向する
    ラッチ部材(119)はブロック可能であり、また各ラッ
    チ位置で別の作動部材によってロックできることを特徴
    とする、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】歩行ソール部(114)がフット部(10)
    に面した側に固定フック部材(114′)を備え、それを
    フット部(10)の孔(110)内に入れて、はめこむこと
    ができ、また対抗ラッチ部材(114″)があってこれが
    フット部(10)の踵部分で弾力的に支持されたラッチレ
    バー(110)と共同で作動することを特徴とする、請求
    項2記載の装置。
  14. 【請求項14】ラッチレバー(110)がソール部(114)
    のための放出突起(110″)を備えていることを特徴と
    する、請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】ウェブ(210)が主としてクッション(2
    0、21、22)の縦方向に延びていることを特徴とする、
    請求項3記載の装置。
  16. 【請求項16】シェル部(10、11、12、13)がシェル表
    面に所定の大きさと寸法の複数の孔(70、71)を備え、
    この種の孔がクッションのウェブによって形成された曝
    気及び通気チャネルの部分に設けられていることを特徴
    とする、請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】通気孔(251′)が足の下に配置された
    クッションに設けられ、フット部(10)の排出チャネル
    (10′)に開き、足の下にたまった液体がこの通気孔
    (251′)を通して排出されることを特徴とする、請求
    項6記載の装置。
  18. 【請求項18】フット部(10)とシェル部(11)が側面
    ヒンジ(15)によって互いに接続され、フット部(10)
    とシャフト部(11)の踵部分に支持された調節装置
    (3)が設けられ、これによってフット部(10)に対す
    るシャフト部(11)の傾斜角が調節できることを特徴と
    する、請求項1ないし17のいずれか一つに記載の装置。
  19. 【請求項19】調節装置(3)がフット部(10)にヒン
    ジによって支持されたアンカー(30)を備え、シャフト
    部(11)に回転可能なように支持された調節ナット(3
    2)にねじ込まれ、シャフト部(11)に回転できないよ
    うに、しかし軸方向に動くように取付けられたねじ付き
    管(33)を通して延び、その自由端には当接部ヘッド
    (31)があり、当接部ヘッドがねじ付き管(33)の関連
    端部によって形成された当接部(33′)と共同で作動す
    ることを特徴とする、請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】第2調節ナット(34)が第1調節ナット
    (32)の上でシャフト部(11)上に支持され、ねじ付き
    棒(35)が第2調節ナット(34)にねじ込まれ、回転で
    きないように、しかし軸方向に移動できるようにシャフ
    ト部(11)内を誘導され、ねじ付き棒(35)の下方端面
    が当接部ヘッド(3)に面してアンカー(30)の当接部
    ヘッド(31)のためのもう一つの当接部(35′)を形成
    し、当接部(31)の上と下のそれぞれ1個の個別に調節
    可能な当接部を備えていることを特徴とする、請求項19
    記載の装置。
  21. 【請求項21】望ましくない操作を回避するために調節
    ナット(32および/または34)のために回転止めのロッ
    ク可能な装置(49、39)が設けられていることを特徴と
    する、請求項19又は20に記載の装置。
  22. 【請求項22】フット部(10)に対するシャフト部(1
    1)の側方傾斜ができれば垂直調節式ヒンジ(15)によ
    ってヒンジ軸(15′)に対して横方向に調節できること
    を特徴とする、請求項1ないし21のいずれか一つに記載
    の装置。
  23. 【請求項23】脚の下方部における骨折のための足及び
    脚の先端部の全体的固定具であって、環状なさやの形に
    変形可能で脚を包むためのさや状クッション(20)を有
    し、真空密閉式に構成され、内容物が排気され、弁(2
    0′)を有していて、2つのクッション壁の間の内側に
    はゆるい充填材粒子が多数存在し、排気により本質的に
    固く、安定した構造となるよう固められ、さや状のクッ
    ション(20)を真空により安定した状態にさせて、前記
    脚下方部の慨形を有する外部さや(1)を有し、シェル
    状に構成されているものにおいて、 脚をさやで包むように相互に締め付けられる少なくとも
    2つのシェル部材(11、12)が設けられ、このうち第1
    のシェル部(11)が足部(10)と、これにちょつがい的
    に接続された脚部(11a)とを形成し、第2のシェル部
    (12)が脚を覆うシェル部(12a)と足を覆うシェル部
    を形成し、 前記2つのシェル部(11、12)は、調節可能な密閉部材
    (19、19′、19″、119、119′)により、互に縁部で重
    なるように接続可能で、 前記2つのシェル部(11、12)と脚の間には、真空密閉
    式に構成され、内容が排気され得る1又は数個の変形可
    能なクッション(20、21、22)が設けられ、クッション
    (20、21、22)の真空密閉領域(200)とウエブ(210)
    及び/又は島(状部分)(2220)がクッション(20、2
    1、22)の実質的な長手方向に続き、空気通路の小孔(2
    11、221)が設けられ、クッションが排気された状態で
    は、少なくとも部分的に換気が行われ、換気ダクトが形
    成されるものであることを特徴とする装置。
JP3515462A 1990-09-13 1991-09-13 四肢の周囲固定のための装置 Expired - Lifetime JP2750952B2 (ja)

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