JP2750879B2 - 寝装具 - Google Patents
寝装具Info
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- JP2750879B2 JP2750879B2 JP63292029A JP29202988A JP2750879B2 JP 2750879 B2 JP2750879 B2 JP 2750879B2 JP 63292029 A JP63292029 A JP 63292029A JP 29202988 A JP29202988 A JP 29202988A JP 2750879 B2 JP2750879 B2 JP 2750879B2
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- Japan
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- sheet
- compound
- futon
- sheets
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、十分な強度を有する敷布、布団カバー等の
寝装具に関する。
寝装具に関する。
従来、第8図に示される布団カバー10、布団襟カバー
11、敷布12、枕カバー13、さらに、第9図に示されるタ
オルケット14、第10図に示される車輌、船舶、航空機、
映画館、劇場等で用いられる座席カバー15等の寝装具を
紙あるいは繊維から成るシートで構成しようと試みられ
たことがある。
11、敷布12、枕カバー13、さらに、第9図に示されるタ
オルケット14、第10図に示される車輌、船舶、航空機、
映画館、劇場等で用いられる座席カバー15等の寝装具を
紙あるいは繊維から成るシートで構成しようと試みられ
たことがある。
しかし、上述の従来例は使い捨て用に紙等で構成する
ため、強度が弱く、また、寝たきり老人等が敷布として
用いた場合に下の布団の湿気の抜けが悪く蒸れが生じる
という問題点があった。
ため、強度が弱く、また、寝たきり老人等が敷布として
用いた場合に下の布団の湿気の抜けが悪く蒸れが生じる
という問題点があった。
そこで、本発明は上述の問題点を解決するために提案
されたもので、使い捨て用に構成しても十分な強度を有
し、敷布として用いた場合に下の布団の湿気の抜けが良
好で蒸れを生じない寝装具を提供することを目的とす
る。
されたもので、使い捨て用に構成しても十分な強度を有
し、敷布として用いた場合に下の布団の湿気の抜けが良
好で蒸れを生じない寝装具を提供することを目的とす
る。
本発明は、平行する複数の直線状の圧着部が、夫々位
置的に対応して形成されており、水分は表面張力により
通過しないが空気は通過する大きさの複数の孔部が設け
られているラミネートで、夫々少なくとも一部が被覆さ
れている紙製の二枚のシートと、前記シート間に設けら
れ、リン酸アンモニア系化合物、窒素系化合物、あるい
は、硫黄系化合物のいずれかの成分が含浸され、圧着部
に沿って配置されているた複数の横糸と、前記シート間
に設けられ、リン酸アンモニア系化合物、窒素系化合
物、あるいは、硫黄系化合物のいずれかの成分が含浸さ
れ、圧着部で横糸と直交する複数の縦糸とを備えること
を特徴とする寝装具である。
置的に対応して形成されており、水分は表面張力により
通過しないが空気は通過する大きさの複数の孔部が設け
られているラミネートで、夫々少なくとも一部が被覆さ
れている紙製の二枚のシートと、前記シート間に設けら
れ、リン酸アンモニア系化合物、窒素系化合物、あるい
は、硫黄系化合物のいずれかの成分が含浸され、圧着部
に沿って配置されているた複数の横糸と、前記シート間
に設けられ、リン酸アンモニア系化合物、窒素系化合
物、あるいは、硫黄系化合物のいずれかの成分が含浸さ
れ、圧着部で横糸と直交する複数の縦糸とを備えること
を特徴とする寝装具である。
さらに、本発明は、紙から成るシートから構成され、
該シート間に縦糸及び横糸を夫々複数本設け、該シート
は全部あるいは所要部がパラフィン系ワックスあるいは
ラミネートで被覆される。ラミネートには、水分は表面
張力により通過しないが空気は通過する大きさの複数の
孔部が設けられる。
該シート間に縦糸及び横糸を夫々複数本設け、該シート
は全部あるいは所要部がパラフィン系ワックスあるいは
ラミネートで被覆される。ラミネートには、水分は表面
張力により通過しないが空気は通過する大きさの複数の
孔部が設けられる。
本発明によれば、紙から成るシートから構成され、該
シート間に縦糸及び横糸を夫々複数本設けるために、使
い捨て用寝装具は、紙でシートを構成しても十分な強度
を有する。
シート間に縦糸及び横糸を夫々複数本設けるために、使
い捨て用寝装具は、紙でシートを構成しても十分な強度
を有する。
また、該シートは、所要部がパラフィン系ワックスあ
るいはラミネートで被覆されるため、防水性を有する。
るいはラミネートで被覆されるため、防水性を有する。
これによりシートの所要部のみが防水性を有し、シー
トを敷布として用いた場合に、シート全部をパラフィン
系ワックス等で被覆しないため、布団の湿気が抜けやす
く、布団の蒸れを防止できる。
トを敷布として用いた場合に、シート全部をパラフィン
系ワックス等で被覆しないため、布団の湿気が抜けやす
く、布団の蒸れを防止できる。
さらに、シートで布団を包むように折り曲げても布団
の摩擦力によりずれが防止される。
の摩擦力によりずれが防止される。
さらに、シートは全部あるいは所要部がパラフィン系
ワックスあるいはラミネートで被覆され、該ラミネート
には、水分は表面張力により通過しないが空気は通過す
る大きさの複数の孔部が設けられる。
ワックスあるいはラミネートで被覆され、該ラミネート
には、水分は表面張力により通過しないが空気は通過す
る大きさの複数の孔部が設けられる。
シートの所要部がパラフィン系ワックス等で被覆され
ると、この孔部により布団の湿気が抜けやすく、布団の
蒸れを防止できる。
ると、この孔部により布団の湿気が抜けやすく、布団の
蒸れを防止できる。
シートの全部がパラフィン系ワックス等で被覆される
と寝たきり老人等の多量の排泄物にも対応でき、この孔
部により布団の湿気が抜けやすく、布団の蒸れを防止で
きる。
と寝たきり老人等の多量の排泄物にも対応でき、この孔
部により布団の湿気が抜けやすく、布団の蒸れを防止で
きる。
以下、本発明を図面を参照してその実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図は、本発明を構成するシートの部分断面を含む
平面図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は第1
図のB−B矢視図である。
平面図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は第1
図のB−B矢視図である。
さらに、第4図は第2図の拡大図、第5図は第3図の
拡大図で、重ね合わされた複数枚の紙から成るシート1
間に、縦糸2a,横糸2bがほぼ平行に複数本設けられる。
拡大図で、重ね合わされた複数枚の紙から成るシート1
間に、縦糸2a,横糸2bがほぼ平行に複数本設けられる。
さらに、第8図に示される布団カバー10、布団襟カバ
ー11、敷布12、枕カバー13、さらに、第9図に示される
タオルケット14、第10図に示される座席カバー15等の寝
装具を構成するシート1面上に宣伝等の表示20が施され
る。
ー11、敷布12、枕カバー13、さらに、第9図に示される
タオルケット14、第10図に示される座席カバー15等の寝
装具を構成するシート1面上に宣伝等の表示20が施され
る。
本実施例では縦糸2aと横糸2bとから成る。
横糸2bは圧着部4で圧着されるが圧着されなくても良
い。
い。
この縦糸2a,横糸2bの難燃性の金属で構成しても良
い。この場合は上述の防炎剤を含浸させる必要はない。
い。この場合は上述の防炎剤を含浸させる必要はない。
シート1が縮むことにより複数本の縦糸2a,横糸2b間
にはしわ3が形成される。
にはしわ3が形成される。
しわ3はクッションとなり、肌触りも良くなり、汗も
良く吸収する。さらに、保温性も良く床ずれも防止され
る。
良く吸収する。さらに、保温性も良く床ずれも防止され
る。
さらに、第6図に示される本発明の寝装具を構成する
他のシート1のように、シート1の両面あるいは片面に
合成繊維等から成るシート5を貼っても良い。
他のシート1のように、シート1の両面あるいは片面に
合成繊維等から成るシート5を貼っても良い。
さらに、第7図に示される本発明を構成する他のシー
ト1のように、シート1の糸2a,2bは直線状ではなく曲
線状に設けても良く、その形状は特に限定されない。
ト1のように、シート1の糸2a,2bは直線状ではなく曲
線状に設けても良く、その形状は特に限定されない。
また、本発明の寝装具を構成するシート1は、重ね合
わされた複数枚あるいは1枚の紙あるいは繊維から成
り、リン酸アンモニア系化合物、窒素系化合物、あるい
は、硫黄系化合物のいずれかの成分が含浸される。
わされた複数枚あるいは1枚の紙あるいは繊維から成
り、リン酸アンモニア系化合物、窒素系化合物、あるい
は、硫黄系化合物のいずれかの成分が含浸される。
これらの成分は、例えば、有機リン高分子、有機重合
リン化合物、縮合リン酸エステル、有機リン酸化合物、
無機リン酸化合物、有機窒素含有硫黄化合物、有機窒素
含有リン化合物、リン硼素化合物、リン窒素化合物等が
用いられる。
リン化合物、縮合リン酸エステル、有機リン酸化合物、
無機リン酸化合物、有機窒素含有硫黄化合物、有機窒素
含有リン化合物、リン硼素化合物、リン窒素化合物等が
用いられる。
また、シート1は所要部がパラフィン系ワックスある
いはラミネートで被覆されても良い。
いはラミネートで被覆されても良い。
シート1はパラフィン系ワックスあるいはラミネート
により防水性を有する。
により防水性を有する。
さらに、シート1は全部あるいは所要部がパラフィン
系ワックスあるいはラミネートで被覆され、水分は表面
張力により通過しないが空気は通過する複数の孔部が設
けられても良い。
系ワックスあるいはラミネートで被覆され、水分は表面
張力により通過しないが空気は通過する複数の孔部が設
けられても良い。
さらに、香料等を含浸させても良い。
また、シート1に色彩を施しても良いことはもちろん
である。
である。
なお、本発明の寝装具は第8図、第9図、第10図に示
される布団カバー10等に限定されず、例えば、図示され
ない寝袋、テーブルクロス等のシート1から構成される
全ての寝装具を含む。
される布団カバー10等に限定されず、例えば、図示され
ない寝袋、テーブルクロス等のシート1から構成される
全ての寝装具を含む。
本発明は以上説明したように、使い捨て用に構成して
も十分な強度を有し、肌触りも良く、汗も良く吸収す
る。また、保温性も良く床ずれも防止されるという効果
を奏する。
も十分な強度を有し、肌触りも良く、汗も良く吸収す
る。また、保温性も良く床ずれも防止されるという効果
を奏する。
さらに、本実施例は、防災性および防水性を有する。
また、シートは所要部がパラフィン系ワックスあるい
はラミネートで被覆されるため、シートの所要部のみが
防水性を有し、シートを敷布として用いた場合に、シー
ト全部をパラフィン系ワックス等で被覆しないため、布
団の湿気が抜けやすく、布団の蒸れを防止できる。
はラミネートで被覆されるため、シートの所要部のみが
防水性を有し、シートを敷布として用いた場合に、シー
ト全部をパラフィン系ワックス等で被覆しないため、布
団の湿気が抜けやすく、布団の蒸れを防止できる。
さらに、シートで布団を包むように折り曲げても布団
との摩擦力によりずれが防止される。
との摩擦力によりずれが防止される。
さらに、シートは全部あるいは所要部がパラフィン系
ワックスあるいはラミネートで被覆され、水分は表面張
力により通過しないが空気は通過する複数の孔部が設け
られる。
ワックスあるいはラミネートで被覆され、水分は表面張
力により通過しないが空気は通過する複数の孔部が設け
られる。
シートの所要部がパラフィン系ワックス等で被覆され
ると、この孔部により布団の湿気が抜けやすく、布団の
蒸れの防止できる。
ると、この孔部により布団の湿気が抜けやすく、布団の
蒸れの防止できる。
シートの全部がパラフィン系ワックス等で被覆される
と寝たきり老人等の多量の排泄物にも対応でき、この孔
部により布団の湿気が抜けやすく、布団の蒸れを防止で
きる。
と寝たきり老人等の多量の排泄物にも対応でき、この孔
部により布団の湿気が抜けやすく、布団の蒸れを防止で
きる。
第1図は本発明の一実施例を構成するシートの部分断面
を含む平面図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図
は第1図のB−B矢視図、第4図は第2図の拡大図、第
5図は第3図の拡大図、第6図は本発明の一実施例を構
成する他のシートの部分側面図、第7図は本発明の一実
施例を構成するさらに他のシートの部分側面図、第8
図、第9図、第10図は本発明の種々の実施例の説明図で
ある。 1、5……シート 2a……縦糸 2b……横糸 3……しわ 4……圧着部
を含む平面図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図
は第1図のB−B矢視図、第4図は第2図の拡大図、第
5図は第3図の拡大図、第6図は本発明の一実施例を構
成する他のシートの部分側面図、第7図は本発明の一実
施例を構成するさらに他のシートの部分側面図、第8
図、第9図、第10図は本発明の種々の実施例の説明図で
ある。 1、5……シート 2a……縦糸 2b……横糸 3……しわ 4……圧着部
Claims (3)
- 【請求項1】平行する複数の直線状の圧着部が、夫々位
置的に対応して形成されており、水分は表面張力により
通過しないが空気は通過する大きさの複数の孔部が設け
られているラミネートで、夫々少なくとも一部が被覆さ
れている紙製の二枚のシートと、前記シート間に設けら
れ、リン酸アンモニア系化合物、窒素系化合物、あるい
は、硫黄系化合物のいずれかの成分が含浸され、圧着部
に沿って配置されているた複数の横糸と、前記シート間
に設けられ、リン酸アンモニア系化合物、窒素系化合
物、あるいは、硫黄系化合物のいずれかの成分が含浸さ
れ、圧着部で横糸と直交する複数の縦糸とを備えること
を特徴とする寝装具。 - 【請求項2】該シートに、リン酸アンモニア系化合物、
窒素系化合物、あるいは、硫黄系化合物のいずれかの化
合物が含浸されていることを特徴とする請求項1に記載
の寝装具。 - 【請求項3】該シートは、パラフィン系ワックスで被覆
されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の寝
装具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63292029A JP2750879B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 寝装具 |
US07/387,514 US5011731A (en) | 1988-08-02 | 1989-07-28 | Sheet material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63292029A JP2750879B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 寝装具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02139405A JPH02139405A (ja) | 1990-05-29 |
JP2750879B2 true JP2750879B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=17776607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63292029A Expired - Fee Related JP2750879B2 (ja) | 1988-08-02 | 1988-11-18 | 寝装具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2750879B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010016423A (ko) * | 2000-12-09 | 2001-03-05 | 박봉현 | 종이 이불 및 그 제조 방법 |
EP2451036B1 (en) | 2009-06-30 | 2016-03-30 | Nagaki Seiki Co., Ltd. | Wire gripper |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4927769U (ja) * | 1972-06-09 | 1974-03-09 | ||
JPS523239A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 | Ei Jiyakusun Shiinia Jieimuzu | Heating and working method and recovery method of pavement surface and burner device and roaddsurface maintenance machine |
JPH0531993Y2 (ja) * | 1985-12-17 | 1993-08-17 | ||
JPH0312246Y2 (ja) * | 1987-04-21 | 1991-03-22 |
-
1988
- 1988-11-18 JP JP63292029A patent/JP2750879B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02139405A (ja) | 1990-05-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |