JP2860542B2 - 寝装具用カバー - Google Patents
寝装具用カバーInfo
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- JP2860542B2 JP2860542B2 JP25589897A JP25589897A JP2860542B2 JP 2860542 B2 JP2860542 B2 JP 2860542B2 JP 25589897 A JP25589897 A JP 25589897A JP 25589897 A JP25589897 A JP 25589897A JP 2860542 B2 JP2860542 B2 JP 2860542B2
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- Japan
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- sheet
- present
- cover
- yarn
- yarns
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- Fireproofing Substances (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、防炎性および強度を有
するシーツを除く寝装具用カバー、即ち、布団カバー、
布団襟カバー、枕カバー、タオルケットおよび、車輌、
船舶、航空機、映画館、劇場等で用いられる座席カバー
に関する。
するシーツを除く寝装具用カバー、即ち、布団カバー、
布団襟カバー、枕カバー、タオルケットおよび、車輌、
船舶、航空機、映画館、劇場等で用いられる座席カバー
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、第８図に示される布団カバー１
０、布団襟カバー１１、シーツ１２、枕カバー１３、さ
らに、第９図に示されるタオルケット１４、第１０図に
示される車輌、船舶、航空機、映画館、劇場等で用いら
れる座席カバー１５等の寝装具用カバーを複数枚の紙あ
るいは繊維から成るシートで構成しようと試みられたこ
とがある。
０、布団襟カバー１１、シーツ１２、枕カバー１３、さ
らに、第９図に示されるタオルケット１４、第１０図に
示される車輌、船舶、航空機、映画館、劇場等で用いら
れる座席カバー１５等の寝装具用カバーを複数枚の紙あ
るいは繊維から成るシートで構成しようと試みられたこ
とがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
は使い捨て用に紙等で構成するため、燃焼しやすく防炎
上問題点があった。また、破れ易く強度上も問題点があ
った。そこで、本発明は上述の問題点を解決するために
提案されたもので、使い捨て用に紙等で構成しても十分
な防炎性および強度を有する寝装具用カバーを提供する
ことを目的とする。
は使い捨て用に紙等で構成するため、燃焼しやすく防炎
上問題点があった。また、破れ易く強度上も問題点があ
った。そこで、本発明は上述の問題点を解決するために
提案されたもので、使い捨て用に紙等で構成しても十分
な防炎性および強度を有する寝装具用カバーを提供する
ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙あるいは繊
維から成るシートから構成され、該シート間に、リン酸
アンモニア系化合物、窒素系化合物、あるいは、硫黄系
化合物のいずれかの成分が含浸された糸が、縦及び横方
向に夫々複数本設けられており、横方向の糸はシートの
圧着部で圧着されてされていることを特徴とする寝装具
用カバーにある。
維から成るシートから構成され、該シート間に、リン酸
アンモニア系化合物、窒素系化合物、あるいは、硫黄系
化合物のいずれかの成分が含浸された糸が、縦及び横方
向に夫々複数本設けられており、横方向の糸はシートの
圧着部で圧着されてされていることを特徴とする寝装具
用カバーにある。
【０００５】
【作用】本発明において、寝装具用カバーの用語は、布
団カバー、布団襟カバー、枕カバー、タオルケットおよ
び、車輌、船舶、航空機、映画館、劇場等で用いられる
座席カバーを意味し、シーツを意味しない。本発明によ
れば、紙あるいは繊維から成るシートから構成され、該
シート間、該シート内あるいは該シート面上に糸を複数
本設け、リン酸アンモニア系化合物、窒素系化合物、あ
るいは、硫黄系化合物のいずれかの成分が該糸に含浸さ
れる。別の本発明は、紙あるいは繊維から成るシートか
ら構成され、該シート間あるいは該シート面上に難燃性
金属から成る糸を複数本設ける。
団カバー、布団襟カバー、枕カバー、タオルケットおよ
び、車輌、船舶、航空機、映画館、劇場等で用いられる
座席カバーを意味し、シーツを意味しない。本発明によ
れば、紙あるいは繊維から成るシートから構成され、該
シート間、該シート内あるいは該シート面上に糸を複数
本設け、リン酸アンモニア系化合物、窒素系化合物、あ
るいは、硫黄系化合物のいずれかの成分が該糸に含浸さ
れる。別の本発明は、紙あるいは繊維から成るシートか
ら構成され、該シート間あるいは該シート面上に難燃性
金属から成る糸を複数本設ける。
【０００６】このため、火がついていてもこの糸により
延焼が防止され防炎性を有し、強度も有する。また、本
発明の寝装具用カバーは、糸にのみ防炎剤が含浸される
か、あるいは、防炎剤を用いずに糸自体が難燃性金属か
ら構成されるため、直接肌に接しても薬害はない。
延焼が防止され防炎性を有し、強度も有する。また、本
発明の寝装具用カバーは、糸にのみ防炎剤が含浸される
か、あるいは、防炎剤を用いずに糸自体が難燃性金属か
ら構成されるため、直接肌に接しても薬害はない。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面を参照してその実施例に
基づいて説明する。図１は本発明を構成するシートの部
分断面を含む平面図、図２は図１のＡ−Ａ矢視図、図３
は図１のＢ−Ｂ矢視図である。さらに、図４は図２の拡
大図、図５は図３の拡大図で、本発明の寝装具用カバー
を構成するシート１は、重ね合わされた複数枚あるいは
１枚の紙あるいは繊維から成り、リン酸アンモニア系化
合物、窒素系化合物、あるいは、硫黄系化合物のいずれ
かの成分が含浸される。
基づいて説明する。図１は本発明を構成するシートの部
分断面を含む平面図、図２は図１のＡ−Ａ矢視図、図３
は図１のＢ−Ｂ矢視図である。さらに、図４は図２の拡
大図、図５は図３の拡大図で、本発明の寝装具用カバー
を構成するシート１は、重ね合わされた複数枚あるいは
１枚の紙あるいは繊維から成り、リン酸アンモニア系化
合物、窒素系化合物、あるいは、硫黄系化合物のいずれ
かの成分が含浸される。
【０００８】これらの成分は、例えば、有機リン高分
子、有機重合リン化合物、縮合リン酸エステル、有機リ
ン酸化合物、無機リン酸化合物、有機窒素含有硫黄化合
物、有機窒素含有リン化合物、リン硼素化合物、リン窒
素化合物等が用いられる。また、シート１に、さらに、
パラフィン系ワックスを被覆しても良い。このパラフィ
ン系ワックスにより防水性を有する。さらに、香料等を
含浸させても良い。
子、有機重合リン化合物、縮合リン酸エステル、有機リ
ン酸化合物、無機リン酸化合物、有機窒素含有硫黄化合
物、有機窒素含有リン化合物、リン硼素化合物、リン窒
素化合物等が用いられる。また、シート１に、さらに、
パラフィン系ワックスを被覆しても良い。このパラフィ
ン系ワックスにより防水性を有する。さらに、香料等を
含浸させても良い。
【０００９】また、シート１に色彩を施しても良いこと
はもちろんである。さらに、重ね合わされた複数枚の紙
あるいは繊維から成るシート１間に糸２ａ，２ｂがほぼ
平行に複数本設けられる。また、１枚のシート１内に糸
２ａ，２ｂが内蔵される構成でも良い。この糸２ａ，２
ｂはシート１の両面あるいは片面上に設けても良い。
はもちろんである。さらに、重ね合わされた複数枚の紙
あるいは繊維から成るシート１間に糸２ａ，２ｂがほぼ
平行に複数本設けられる。また、１枚のシート１内に糸
２ａ，２ｂが内蔵される構成でも良い。この糸２ａ，２
ｂはシート１の両面あるいは片面上に設けても良い。
【００１０】本実施例では縦糸２ａと横糸２ｂとから成
るが、いずれか一方のみで構成しても良い。横糸２ｂは
圧着部４で圧着されるが圧着されなくても良い。
るが、いずれか一方のみで構成しても良い。横糸２ｂは
圧着部４で圧着されるが圧着されなくても良い。
【００１１】シート１が縮むことにより複数本の糸２
ａ，２ｂ間にはしわ３が形成される。しわ３はクション
となり、肌触りも良くなり、汗も良く吸収する。さら
に、第６図に示される本発明の寝装具用カバーを構成す
る他のシート１のように、シート１の両面あるいは片面
に合成繊維等から成るシート５を貼っても良い。
ａ，２ｂ間にはしわ３が形成される。しわ３はクション
となり、肌触りも良くなり、汗も良く吸収する。さら
に、第６図に示される本発明の寝装具用カバーを構成す
る他のシート１のように、シート１の両面あるいは片面
に合成繊維等から成るシート５を貼っても良い。
【００１２】さらに、図７に示される本発明を構成する
他のシート１のように、シート１の糸２ａ，２ｂは直線
状ではなく曲線状に設けても良く、その形状は特に限定
されない。なお、本発明の寝装具用カバーは、図８、図
９、図１０に示される布団カバー１０等に限定されず。
他のシート１のように、シート１の糸２ａ，２ｂは直線
状ではなく曲線状に設けても良く、その形状は特に限定
されない。なお、本発明の寝装具用カバーは、図８、図
９、図１０に示される布団カバー１０等に限定されず。
【００１３】
【発明の効果】本発明の以上説明したように、火がつい
てもこの糸により延焼が防止され防炎性を有し、強度も
有する。また、糸にのみ防炎剤が含浸されるか、あるい
は、防炎剤を用いずに糸自体が難燃性金属から構成され
るため、直接肌に接しても薬害はないという効果を奏で
る。
てもこの糸により延焼が防止され防炎性を有し、強度も
有する。また、糸にのみ防炎剤が含浸されるか、あるい
は、防炎剤を用いずに糸自体が難燃性金属から構成され
るため、直接肌に接しても薬害はないという効果を奏で
る。
【図１】本発明の一実施例を構成するシートの部分断面
を含む平面図である。
を含む平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ矢視図である。
【図４】図２の拡大図である。
【図５】図３の拡大図である。
【図６】本発明の他の一実施例を構成する他のシートの
部分側面図である。
部分側面図である。
【図７】本発明のさらに他の一実施例を構成するさらに
他のシートの部分側面図である。
他のシートの部分側面図である。
【図８】本発明の種々の図１乃至７に示す実施例とは異
なる他の一実施例の説明図である。
なる他の一実施例の説明図である。
【図９】本発明の種々の図１乃至８に示す実施例とは異
なる他の一実施例の説明図である。
なる他の一実施例の説明図である。
【図１０】本発明の種々の図１乃至８に示す実施例とは
異なる他の一実施例の説明図である。
異なる他の一実施例の説明図である。
１、５…シート ２ａ，２ｂ…糸
Claims (2)
- 【請求項１】 紙あるいは繊維から成るシートから構成
され、前記シート間に、リン酸アンモニア系化合物、窒
素系化合物、あるいは、硫黄系化合物のいずれかの成分
が含浸された糸が、縦及び横方向に夫々複数本設けられ
ており、横方向の糸は前記シートの圧着部で圧着されて
されていることを特徴とする寝装具用カバー。 - 【請求項２】 該シートはパラッフィン系ワックスで被
覆された請求項１または２記載の寝装具用カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25589897A JP2860542B2 (ja) | 1997-08-16 | 1997-08-16 | 寝装具用カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25589897A JP2860542B2 (ja) | 1997-08-16 | 1997-08-16 | 寝装具用カバー |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63282602A Division JP2816687B2 (ja) | 1988-08-02 | 1988-11-10 | 寝装具用カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10174643A JPH10174643A (ja) | 1998-06-30 |
| JP2860542B2 true JP2860542B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=17285111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25589897A Expired - Fee Related JP2860542B2 (ja) | 1997-08-16 | 1997-08-16 | 寝装具用カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2860542B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-16 JP JP25589897A patent/JP2860542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10174643A (ja) | 1998-06-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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