JP2750742B2 - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JP2750742B2
JP2750742B2 JP18549889A JP18549889A JP2750742B2 JP 2750742 B2 JP2750742 B2 JP 2750742B2 JP 18549889 A JP18549889 A JP 18549889A JP 18549889 A JP18549889 A JP 18549889A JP 2750742 B2 JP2750742 B2 JP 2750742B2
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哲 石坂
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカメラのストロボ装置、とくに集光効率およ
び配光特性を改善したストロボ装置に関する。
(従来技術) 従来、カメラのストロボ装置においては、第5図に示
すように、断面が楕円状の反射傘1の焦点付近に円筒状
の放電管2を配置し、放電管2から放射される光を前方
に均一に集めるようにしている。そして通常のコンパク
トカメラの場合、反射傘の短辺方向の半画角が15゜〜30
゜程度のストロボ装置が用いられている。
ところが、近年、カメラのコンパクト化に伴い、スト
ロボ装置にも小型のものが要求され、さらにデザイン上
の要求から反射傘としても、開きの小さい細長い形状の
ものが用いられるようになった。しかし、そうなると放
電管の直径が反射傘に対して大きくなり、従来のように
焦点近傍に配置することができなくなってくる。すなわ
ち、断面形状を楕円とした場合、放電管を反射傘の最深
部に配置したとしても、反射傘の焦点は放電管の中心か
らかなり奥に偏った位置にあり、放電管の中心より物体
側の部分は焦点近傍とはみなせなくなる。このため放電
管の中心付近から出て前方に向かう光線のうち、反射傘
によって反射される光線のほとんどは、反射後、光軸に
対して大きな角度をもってしまい、画角外へ向かってし
まう。発光位置が管中心から物体側に寄れば寄るほど、
この角度は大きくなる。
このため、従来、第6図のように反射傘1の前面に集
光レンズ3を配置したものも用いられているが、それに
よっても配光特性はあまり改善されない。すなわち、図
に示すように、放電官2の物体寄りの部分から出て後方
へ向かう光線は、2回反射の後、光軸に対して大きな角
度を持ってしまい、画角外へ向かう。これらの光線は集
光レンズ3によって逆に発散され、さらに画角外へ放射
される。
第7図に従来の楕円状反射傘とレンズを組合せたとき
(第6図の例)の配光特性を示す。前述したように、光
軸に対して大きな角度を持つ光線のため、画角外に第2
のピークができてしまい、集光効率が悪い。
以上のように、小型ストロボ装置においては、傘形状
として従来の断面が楕円状のものは非効率的であり、特
別な配慮が必要である。
そこで本出願人は特願昭63−73211号により、小型ス
トロボ装置において、奥部では反射傘が放電管をほぼ円
弧状に取り囲み、開口側では反射傘の光照射正面方向に
対する傾きを、開口端を通り放電管に接する直線の傾き
より大きくすることにより、集光効率および配光特性を
改善したストロボ装置を提案した。
しかし、発明者のその後の研究によると、開口側の反
射傘の傾きが上記範囲より小さくても集光効率および配
光特性のすぐれた小型ストロボ装置を得ることができる
ことがわかってきた。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、集光
効率および配光特性がすぐれた小型ストロボ装置を提供
することを目的とする。このため、本発明においては、
放電管の中心軸に垂直で装置を長手方向に2分する平面
をとったとき、奥部において反射傘が放電管をほぼ円弧
状に取り囲み開口部側の反射傘の光照射正面方向に対す
る傾斜角をβ、反射傘の前記開口部側の端を通り放電管
前方を横切らすに放電管に接する接線が光照射正面方向
となす角度をαとしたとき、 0.7α≦β≦α (α>0、β>0) となるようにストロボ装置を構成した。
(実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明によるストロボ装置の一実施例の断面
図であり、4は半径がa、長さが20mm程度の円筒状の放
電管、5は反射傘である。
図に示すように、反射傘5の光照射正面方向に対する
傾斜角をβ、反射傘5の開口部側の端5aを通り、放電管
4の前方を横切らすに放電管4に接する接線Aが光照射
正面方向となす角度をαとすると、 0.7α≦β≦α …(1) となるように反射傘5の傾斜角βを設定してある。上記
(1)式の下限を越えてβが小さくなると、光軸に対し
て大きな角度を持つ光線のために配光は広い角度にゆる
やかに分布し、集光レンズを用いても周辺部にピークが
できてしまい効率が悪くなる。本発明の特徴は反射傘5
の開口部側の傾きを(1)式のように与えることによ
り、放電管4の中心付近から発して後方で反射された光
線がほぼ同じ経路で戻り、直接前方へ向かう光線ととも
に再度反射された後に光軸に対して大きな角度を持たな
いようにしたことにある。
さらに実施例においては、反射傘5の上下方向の最大
値を|X|max、奥行方向の最大値をYmaxとしたとき、 1.5a≦|X|max≦3a …(2) 1.5|X|max≦Ymax≦3|X|max …(3) とするのが望まし。(2)、(3)式の上限を越えると
装置のコンパクト性が失われ、下限を越えると集光機能
が著しく低下する。
いま、第1図に示すようにXY座標軸をとり、このXY座
標を用いて反射傘5の断面形状を表すと、以下のとおり
である(単位:mm)。なお放電管4の半径a=1.5であ
る。
本実施例の配光は、第2図に示すように半画角が25〜
30゜とかなり広角のカメラに適したものとなっている。
なお、集光レンズは用いていない。
第3図は他の実施例を示すもので、第1図と同じ符号
は同じ構成部分を示している。この実施例では、反射傘
5の前方に焦点距離が30mmのフレネル型集光レンズ6を
配している。そのフレネル面6aはレンズの物体側に設け
られている。第6図の断面図ではフレネル面6aの表面形
状は省略して示してある。
第3図の反射傘5の形状はXY座標を用いると次のよう
に表わされる。
第4図は第3図のストロボ装置の配光特性図であり、
図からわかるように、この装置は20゜程度の半画角を有
するカメラに適している。
以上の実施例からわかるように、ストロボ装置の照射
角は|X|max/aが大きい程狭くなる。したがってカメラの
画角に応じてこの値を適当に設定してやればそれぞれの
カメラに適した効率のよいストロボ装置を提供すること
ができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、反射傘の傾斜
角を所定の範囲で設定したことにより、ストロボ装置の
集光効率および配光特性を向上させることができる。と
くに本発明によれば、第2図および第4図に示されるよ
うにある角度を越えると急激に光量が低下するようなす
ぐれた配光特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるストロボ装置の一実施例の概略線
図、第2図は第1図の装置の配光特性図、第3図は他の
実施例の概略線図、第4図は第3図の装置の配光特性
図、第5図ないし第7図は従来のストロボ装置を説明す
る図である。 4……放電管、5……反射傘、6……集光レンズ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の放電管と、反射傘を有するストロ
    ボ装置において、放電管の中心軸に垂直で装置を長手方
    向にほぼ2分する平面をとったとき、奥部において反射
    傘が放電管をほぼ円弧状に取り囲み、反射傘の集光に寄
    与する部分の開口側の光照射正面方向に対する傾斜角を
    β(β>0)、反射傘の集光に寄与する部分の前記開口
    側の端を通り放電管の前方を横切らずに放電管に接する
    直線が光照射正面方向となす角度をα(α>0)とした
    とき、 0.7α≦β≦α を満足することを特徴とするストロボ装置。
JP18549889A 1989-07-18 1989-07-18 ストロボ装置 Expired - Lifetime JP2750742B2 (ja)

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US5539622A (en) * 1992-03-12 1996-07-23 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Strobe device
US5584572A (en) * 1993-08-19 1996-12-17 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Reflector used in a strobe device
JP2004303602A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Mamiya Op Co Ltd 誘導灯
JP4688454B2 (ja) * 2004-09-06 2011-05-25 花王株式会社 混合用アタッチメント及び薬剤散布器具

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