JP2749683B2 - 立坑、水平坑の掘進装置 - Google Patents
立坑、水平坑の掘進装置Info
- Publication number
- JP2749683B2 JP2749683B2 JP421390A JP421390A JP2749683B2 JP 2749683 B2 JP2749683 B2 JP 2749683B2 JP 421390 A JP421390 A JP 421390A JP 421390 A JP421390 A JP 421390A JP 2749683 B2 JP2749683 B2 JP 2749683B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- cutter
- concrete
- caisson
- shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
を掘進する立坑、水平坑の掘進装置に関するものであ
る。
例を第6図によって説明すると、1は円形断面のケーソ
ンであって、ケーソン1はケーソン外郭2と、内周に使
用するケーソン内郭3と、ケーソン刃口4と、ケーソン
1の剛性を増加させるためと後述の沈下ジャッキ6を取
付けるための複数の補強棧5とによって構成されてい
る。最上部に位置する補強棧5には複数本の沈下ジャッ
キ6が取付けられていて、立坑セグメント7に反力を取
ってケーソン1を沈下させるようになっている。
ルド掘進機8は、円筒形のシールド本体9、シールド本
体9の内周に設けられたリングガーダー10、シールド本
体9及びリングガーダー10に対して回転可能に支持され
たカッタードラム11、カッタードラム11の後部外周に取
付けられたリングギヤ12、リングギヤ12に噛合うピニオ
ンギヤ13、ピニオンギヤ13を出力軸に固着した油圧モー
ター、電動モーター等の駆動モーター14、カッタードラ
ム11内部の圧力室15に連なるように接続された送泥管16
及び排泥管17、カッタードラム11に取付けられた地山切
削用のカッター18等によって構成されている。
ラム11の中心を上下方向に摺動可能に貫通していて、カ
ッタースライドジャッキ20により上下に摺動変位される
ようになっている。カッターシャフト19の先端には沈下
カッター21が取付けられており、カッターシャフト19の
軸心には、沈下掘削終了後にケーソン底コンクリートを
打設するための中空孔22が設けられている。
泥水加圧シールド掘進機8をケーソン内郭3の内部に前
面を下にして嵌合し、ピン等で泥水加圧シールド掘進機
8がケーソン内郭3に対して上下方向の摺動と回転とが
できないように固定し、カッタードラム11の回転力を利
用して沈下カッター21を回転駆動し、沈下掘削を行な
う。
スライドジャッキ20(第6図参照)を縮めて、沈下カッ
ター21をケーソン刃口4に接触させて固定し、第8図に
示すように泥水加圧シールド掘進機8を沈下カッター21
から取外して上昇させる。泥水加圧シールド掘進機8を
上昇固定後、カッターシャフト19の中空孔22(第6図参
照)にパイプを接続して地上より生コンクリートを輸送
し、ケーソン底コンクリート23を打設する。この際沈下
カッター21は鉄骨として利用され、ケーソン底コンクリ
ート23の強度を高めることになる。
硬化するのを待ち、ケーソン底コンクリート23が硬化し
た後、第9図に示すように泥水加圧シールド掘進機8を
撤去し、さらにケーソン1上部に取付けてあった沈下ジ
ャッキ6を撤去して、その位置にコンクリート24を打設
する。
た後の位置に打設したコンクリート24に反力を取りシー
ルド発進台25を据付け、シールド発進台25に泥水加圧シ
ールド掘進機8を横向きに据付け、撤去した沈下ジャッ
キ6(第6図、第8図参照)を横向きにして、推進ジャ
ッキ26として取付けると共に、泥水加圧シールド掘進機
8の後部に反力受27を設置する。
据付けた後、第11図に示すように推進ジャッキ26を作動
して泥水加圧シールド掘進機8を一次発進させ、ある程
度地山に貫入させた後、シールドのテール周囲にシール
ド筒28を配設して再発進を行なう。
進すると、立坑の掘削を完了して水平坑の掘削に移る際
に、立坑の底にケーソン底コンクリートを打設した後、
ケーソン底コンクリートが硬化するのを待ち、ケーソン
底コンクリートが硬化した後でなければ水平坑の掘削を
開始することができなかった。このため余分な待時間を
必要とし、掘削効率を低下させる原因になっていた。
コンクリートを打設して、その硬化を待たず、直ちに水
平坑の掘削を開始して掘削能率を向上することができる
立坑、水平坑の掘進装置を提供することを目的とするも
のである。
該大カッターの背面に固着され該大カッターの背面をシ
ールドするバルクヘッドと、駆動モーターを有し前記バ
ルクヘッドの背面で前記大カッターに着脱可能に結合し
得る小カッターとを備えたことを特徴とするものであ
る。
って保護され、コンクリートの硬化を待たずに水平坑の
掘削を開始することができる。
の縦断面図であって、ケーソン30の下端内部中心には小
カッター31を有するシールド掘進機32が摺動並びに回動
可能に設けてあって、小カッター31は駆動モーター33に
よって回動されるようになっている。34は振れ止めのた
めのシール、35は排泥管である。
37によって着脱可能に結合できるようになっている。大
カッター36の背面にはバルクヘッド38が固着されてい
て、大カッター36の背面をシールしている。前述のよう
に連結ブロック37によって小カッター31と大カッター36
とを結合すると、小カッター31はバルクヘッド38の背面
に近接した状態になり、小カッター31を駆動モーター33
によって回転すると、大カッター36も共に回転すること
になる。
って第2図に示すように立坑を掘削し、水平坑を掘削し
始める箇所は、エントランス処理の無筋セグメント39を
組立て、バルクヘッド38の下部へコンクリート40を打設
して大カッター36をコンクリート40の底部に埋め込んで
しまう。
て小カッター31と大カッター36との結合を離し、第3図
に示すようにシールド掘進機32を小カッター31と共に上
方へ引き上げる。そして第4図に示すようにバルクヘッ
ド38上に底版コンクリート41を打設する。底版コンクリ
ート41の底部はバルクヘッド38によって支持され、底版
コンクリート41の周囲はケーソン30で囲まれているた
め、底版コンクリート41が硬化していない状態の時に底
版コンクリート41の上面全面にわたる平らなシールド発
進台42を底版コンクリート41上に置いても、未硬化の底
版コンクリート41が変形することはない。従ってバルク
ヘッド38上に底版コンクリート41を打設した後、直ちに
シールド発進台42と反力受け43とを設置し、シールド発
進台42上にシールド掘進機32を横向きに据付け、無筋セ
グメント39を掘削して第5図に示すように水平坑を掘進
することができる。
ヘッドが固着されているので、バルクヘッド上に支持さ
れて変形することがなく、従って底版コンクリート打設
後その硬化を待たずに水平坑掘進作業が行なえ、掘削能
率を向上させることができる。
5図は本発明の装置による掘進作業の順序を示す縦断面
図、第6図は従来装置の縦断面図、第7図ないし第11図
は従来装置による掘進作業の順序を示す縦断面図であ
る。 図中、31は小カッター、33は駆動モーター、36は大カッ
ター、37は連結ブロック、38はバルクヘッドを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】大カッターと、該大カッターの背面に固着
され該大カッターの背面をシールするバルクヘッドと、
駆動モーターを有し前記バルクヘッドの背面で前記大カ
ッターに着脱可能に結合し得る小カッターとを備えたこ
とを特徴とする立坑、水平坑の掘進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP421390A JP2749683B2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 立坑、水平坑の掘進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP421390A JP2749683B2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 立坑、水平坑の掘進装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03208991A JPH03208991A (ja) | 1991-09-12 |
JP2749683B2 true JP2749683B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=11578345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP421390A Expired - Lifetime JP2749683B2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 立坑、水平坑の掘進装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2749683B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4734541B2 (ja) * | 2005-09-29 | 2011-07-27 | 清水建設株式会社 | シールド掘進機の回収方法及びその方法を用いるシールド掘進機 |
WO2011027790A1 (ja) | 2009-09-03 | 2011-03-10 | 株式会社林原生物化学研究所 | 2-O-α-D-グルコシル-L-アスコルビン酸無水結晶含有粉末とその製造方法並びに用途 |
-
1990
- 1990-01-11 JP JP421390A patent/JP2749683B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03208991A (ja) | 1991-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2749683B2 (ja) | 立坑、水平坑の掘進装置 | |
CN113216188B (zh) | 超灌混凝土处理装置及水下混凝土灌注桩施工工艺 | |
JP2000073349A (ja) | 回転圧入鋼管杭を用いたジャケットとその施工方法 | |
JPH10184278A (ja) | シールドマシンのカッタのビット交換方法、およびシールドマシン | |
JPH08120671A (ja) | 地中杭の除去装置 | |
JPH04366300A (ja) | トンネルの施工方法 | |
JP2684531B2 (ja) | 立坑または構造物基礎杭の築造方法および築造装置 | |
JPS62284818A (ja) | 鋼管杭の打設工法 | |
JP3946588B2 (ja) | シールド掘進機 | |
JPH10121514A (ja) | 地中連続壁造成機械 | |
JP3181271B2 (ja) | オールケーシング掘削機 | |
JP2001032675A (ja) | シールド掘進機発進用の立坑構造およびシールド掘進機の発進方法 | |
JP3136019B2 (ja) | 立坑および横坑の連続掘削用トンネル掘進機 | |
JPS60164597A (ja) | 立坑、水平坑の掘削機 | |
JP3649530B2 (ja) | 立坑シールド掘進機及びそれを用いたトンネル掘削方法 | |
JP3212402B2 (ja) | オールケーシング掘削機 | |
JPH09250132A (ja) | 鋼管杭の打設工法 | |
JPH05125891A (ja) | 大口径地下壁体およびその構築方法、並びに管埋設用掘削装置 | |
JP2574149Y2 (ja) | シールド掘進機発進用のエントランス設備 | |
JP2795965B2 (ja) | 立坑掘進方法 | |
JP3181130B2 (ja) | オールケーシング掘削機 | |
JP2915843B2 (ja) | トンネルの地中接合工法およびそれに用いるシールド掘進機 | |
JPH09273382A (ja) | 水底トンネル用推進機 | |
JP2808371B2 (ja) | 既設管路の解体方法 | |
JPH0637066Y2 (ja) | 連続地中壁用掘削機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220 Year of fee payment: 10 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |