JP2749303B2 - パンチプレス用のnc装置 - Google Patents

パンチプレス用のnc装置

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JP2749303B2
JP2749303B2 JP62005145A JP514587A JP2749303B2 JP 2749303 B2 JP2749303 B2 JP 2749303B2 JP 62005145 A JP62005145 A JP 62005145A JP 514587 A JP514587 A JP 514587A JP 2749303 B2 JP2749303 B2 JP 2749303B2
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紀章 安生
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、パンチプレス用のNC装置に関する。 (従来の技術) 例えばタレットパンチプレスのような加工機では、各
部の動作調整のために駆動モータやパンチの動作指令信
号波形をチェックする場合、オシロスコープを用いて各
部の指令信号や動作信号を採取するようにしていた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のNC装置の動作調整手
法では、工業側でも納入先でも必ずオシロスコープを用
いなければならず、信号採取のための結線が複雑で手間
がかかり、また調整操作も微妙なもので手間取る問題が
あった。 この発明は、このような従来の問題に鑑み、外部結線
作業をせずに簡単に所望の波形表示ができるパンチプレ
ス用のNC装置を提供することの目的とする。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、パンチ
プレス用のNC装置において、ワーク移動用のサーボモー
タの回転速度指令信号及び打撃子の下死点到達、下死点
離脱を採取する波形採取手段と、上記波形採取手段によ
って採取した波形信号を格納するグラフィックRAMと、
上記グラフィックRAMに格納されている前記回転速度指
令信号と打撃子の下死点到達及び下死点離脱を同時にグ
ラフィック表示するCRTと、を備えているものである。 (実施例) 第1図はこの発明の一実施例の用いられたタレットパ
ンチプレスを示している。このタレットパンチプレス1
は、各種のパンチ3a,3b,…を装着する上タレット5と、
各パンチ3a,3b,…を係合するダイ(図示せず)を装着す
る下タレット7とを備えている。また、所望の組のパン
チとダイが位置決めされた後、パンチのヘッドを強打し
てパンチングを行う打撃子9を有している。 また、ワークWをワークテーブル11上でクランするた
めのクランパ13を備えていて、ワークWをXY2次元的に
移動し、所定の加工部位を前記打撃子9の直下に位置決
めすることができる。 NC装置15は、このタレットパンチプレス1の各被制御
要素の動作の制御を行うものであり、前記の上下のタレ
ット5,7の回転駆動、クランパ13の2次元移動、打撃子
9の上下動等の制御を行う。このNC装置15は、キーボー
ドのような入力装置17と表示装置としてのCRT19を備え
ている。 第2図に示すように、NC装置15は司令部21と位置制御
部23とから成っている。 司令部21は、入力手段として紙テープ25に対するテー
プリーダインタフェース27と、システムメモリ29と、グ
ラフィックRAM31とを備えている。またCRT17と、このCR
T17に対する制御のためのCRTコントローラ33と、テキス
タRAM35と、加工プログラムメモリ37と、CPU39とを備え
ている。 位置制御部23は、CPU39からの指令を受けて位置指令
値を与える指令値カウンタ41と、サーボモータ43の現在
位置の指示値を与える現在値カウンタ45とを備えてい
る。また、前記指令値カウンタ41と現在値カウンタ45と
からの信号の偏差をとる偏差カウンタ47と、偏差カウン
タ47のデジタル指令値をアナログ量に変換するD/Aコン
バータ49とを備えている。さらに、後述するエンコーダ
51のパルス信号を速度指示電圧に変換する周波数−速度
変換器53も備えている。 この位置制御部23によって制御されるドライブユニッ
ト55は、サーボ増幅器57と、このサーボ増幅器57の出力
電圧によって駆動されるサーボモータ43と、このサーボ
モータ43の回転を検出するエンコーダ51とを有してい
る。 クランパ13のキャリッジ59は、サーボモータ43によっ
て駆動される。 尚、この第2図ではクランパ13を駆動する1軸のみを
示しているが、キャリッジ59はXY2軸制御されるもので
あり、各軸毎にサーボモータが備えられている。 サーボ波形入力インタフェース61が、被制御要素のサ
ーボモータ43の指令信号波形を採取する手段として設け
られている。このサーボ波形入力インタフェース61は、
所定時間間隔でデータを採取し、グラフィックRAM31に
格納するもので、偏差カウンタ47の速度指令信号を入力
とし、またエンコーダ51のパルス出力も入力としてい
る。さらに、このサーボ波形入力インタフェース61は、
前記打撃子9の下死点到着を検出するリミットスイッチ
63の検出信号をも入力としている。 第3図はNC装置15の位置制御部23のブロック線図を示
している。NC装置15の司令部21側のCPU39は、紙テープ2
5または加工プログラムメモリ37からの指令データを受
けて移動ピッチを算出し、位置制御部23にパルス分配を
行う。 位置制御部23の指令値カウンタ41では、与えられた移
動ピッチより速度と時定数を求め、各軸の移動パターン
Pを生成する。そして、この移動パターンPからの速度
指令値をサンプリング周期Δt毎に積算し、偏差カウン
タ47に位置指令値として与える。 現在値カウンタ45では、サーボモータ43の回転によっ
てエンコーダ51が発生するパターンを積算し、現在位置
指示値として偏差カウンタ47に与える。 偏差カウンタ47では、指令値カウンタ41から位置指令
値と現在値カウンタ45からの現在位置指示値との偏差を
とり、定数K倍してD/Aコンバータ49に速度指令値とし
て入力する。 このD/Aコンバータ49は、速度指定値のデジタル信号
を電圧に変換し、その電圧をサーボ増幅器57に与える。 サーボ増幅器57では、速度指令値に比例した電圧を増
幅し、サーボモータ43を駆動する。 そして、サーボモータ43の回転は、エンコーダ51にて
検出され、パルスとして現在値カウンタ45にフィードバ
ックされ、偏差カウンタ47における偏差出力が0になっ
て位置決めが完了するまで上記の動作が繰返される。 前記エンコーダ51のパルス信号は、この位置制御ルー
プ内に形成された速度制御ループにおける周波数−速度
変換器53にも与えられる。ここでは、パルス周波数と速
度指示電圧との差をとってサーボ増幅器57に入力し、サ
ーボモータ43の速度制御を行う。 この実施例の特徴としてのCRT19による被制御要素の
指令信号/動作信号の波形表示動作は、次のようにして
行われる。 第2図を参照しながら、偏差カウンタ47からの速度指
令デジタル信号がサーボ波形入力インタフェース61に入
力される。このサーボ波形入力インタフェース61には、
エンコーダ51からのサーボモータ43の回転周波数に比例
したパルス信号も入力される。 さらに、このサーボ波形入力インタフェース61には、
パンチ3a,3b,…に対して打撃子9が下死点に到達したこ
とを検出するリミットスイッチ63の検出信号も与えられ
る。 そして、このサーボ波形入力インタフェース61の入力
信号は、グラフィックRAM31に格納される。 そこで、CPU39が、テキストRAM35を呼び出してCRTコ
ントローラ33に対して波形表示指令を与えると、CRTコ
ントローラ33はグラフィックRAM31に対してその格納し
ているデジタル波形信号を呼出し、CRT19に表示させ
る。 したがって、CRT19は、第4図に示すように通常のオ
シロスコープと同様に、位置指令部23のサーボモータ43
の回転速度指令信号Aと打撃子9のパンチングのタイミ
ングB1(下死点到達),B2(下死点離脱)をグラフィッ
ク表示する。そこで、このCRT19の表示を見ることによ
り、パンチングがワークの位置決め完了に実行されるよ
うに調整されているかどうかを確認することができる。 このようにして、この実施例では、タレットパンチプ
レス1におけるNC装置15のCRT19により、サーボモータ4
3の速度指令信号とパンチングのタレットとをオシロス
コープのようにグラフィック表示することができる。し
たがって、実際の調整にあたっては、CRT19の表示を見
ながら被制御要素の動作を調整することができることに
なる。 なお、このCRT19の表示内容や表示態様は変更するこ
とができる。つまり、キーボードやセレクタスイッチに
より選択可能にしておき、サーボ波形入力インタフェー
ス61が採取する種々の指令信号や動作信号を選択して表
示させるようにできる。そして、第2図に示す実施例の
場合には、速度指令値と現在速度との比較を示すグラフ
ィック表示も可能である。 さらに、この発明は上記の実施例に限定されることは
なく、CRTのような表示手段を持つNC装置を備えた種々
の加工機に適用することができる。 [発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、パンチプレス用のNC装置において、ワ
ーク移動用のサーボモータ(43)の回転速度指令信号
(A)及び打撃子(9)の下死点到達(B1)、下死点離
脱(B2)を採取する波形採取手段(61)と、上記波形採
取手段(61)によって採取した波形信号を格納するグラ
フィックRAM(31)と、上記グラフィックRAM(31)に格
納されている前記回転速度指令信号(A)と打撃子
(9)の下死点到達(B1)及び下死点離脱(B2)を同時
にグラフィック表示するCRTと、を備えている。 上記構成より明らかなように、本発明においては、パ
ンチプレスにおけるワーク移動用のサーボモータ43の回
転速度指令信号Aと打撃子9の下死点到達B1及び下死点
離脱B2をCRTに同時にグラフィック表示する構成である
から、従来のオシロスコープが不要であることは勿論の
こと、ワークの位置決め完了後に、打撃子9によりパン
チングが行れ、打撃子9がワークから離脱した後にワー
クの移動が直ちに開始されるか否かを確認することがで
きるものである。 したがって、ワークの位置決め完了と同時的に打撃子
9のパンチングを開始し、ワークからの打撃子9の離脱
と同時的にワークの移動を開始するように調整すること
が可能になり、作業能率向上を図ることが可能なもので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例の使用されたNC付きのタレ
ットパンチプレスの全体を示す斜視図、第2図はこの発
明の一実施例の回路構成を示すブロック図、第3図は上
記実施例の位置制御部の動作を説明するブロック図、第
4図はCRTによる表示の一例を示す説明図である。 1……タレットパンチプレス 5……上タレット 7……下タレット 9……打撃子 13……クランパ 15……NC装置 19……CRT 31……グラフィックRAM 33……CRTコントローラ 39……CPU 43……サーボモータ 47……偏差カウンタ 51……エンコーダ 61……サーボ波形入力インタフェース 63……リミットスイッチ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.パンチプレス用のNC装置において、ワーク移動用の
    サーボモータ(43)の回転速度指令信号(A)及び打撃
    子(9)の下死点到達(B1)、下死点離脱(B2)を採取
    する波形採取手段(61)と、上記波形採取手段(61)に
    よって採取した波形信号を格納するグラフィックRAM(3
    1)と、上記グラフィックRAM(31)に格納されている前
    記回転速度指令信号(A)と打撃子(9)の下死点到達
    (B1)及び下死点離脱(B2)を同時にグラフィック表示
    するCRTと、を備えていることを特徴とするパンチプレ
    ス用のNC装置。
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JPS5825898A (ja) * 1981-08-07 1983-02-16 Riken Keiki Nara Seisakusho:Kk 往復運動体の動作異常検出方法及び装置
JPS6046000B2 (ja) * 1981-11-27 1985-10-14 株式会社杉山電機製作所 プレス加工の下死点変動検出装置
JPS58106402A (ja) * 1981-12-18 1983-06-24 Riide Denki Kk 下死点検出装置
JPS62278609A (ja) * 1986-05-27 1987-12-03 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置

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