JP2762366B2 - セーフティゾーン設定方式 - Google Patents

セーフティゾーン設定方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパンチプレス加工機におけるパンチヘッドと
ワークホルダの干渉を防止するためのセーフティゾーン
設定方式に関し、特に複数のパンチヘッドを有するパン
チプレス加工機のセーフティゾーン設定方式に関する。
〔従来の技術〕
パンチプレス機ではパンチヘッドとワークホルダとの
干渉を防止するために、ワークホルダを保護するための
領域をセーフティゾーンとしている。テーブルが移動
し、パンチヘッドの工具がこのセーフティゾーンに侵入
した状態で、プレス加工を実行しないようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
一方、パンチプレス機ではパンチヘッドが1個であっ
たが、多数のパンチを使用して、複雑な加工を行うため
に、複数のパンチヘッドを有するパンチプレス機が使用
されるようになってきた。
このために、複数のパンチヘッドに対して、簡単な方
法でそれぞれのパンチヘッドに対応したセーフティゾー
ンを設けることが要求される。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
数値制御装置の位置補正機能を使用して、複数のパンチ
ヘッドに対応したセーフティゾーンを簡単に設定できる
セーフティゾーン設定方式を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では上記課題を解決するために、 パンチプレス機におけるパンチヘッドとワークホルダ
の干渉を防止するためのセーフティゾーン設定方式にお
いて、基準のパンチヘッドに対するセーフティゾーンを
設定し、基準のパンチヘッドに対して、他のパンチヘッ
ドの位置補正量を設定し、他のパンチヘッドが選択され
たときは、前記基準のパンチヘッドで決められたセフテ
ィゾーンを前記位置補正量で移動させて前記他のパンチ
ヘッドのセーフティゾーンを生成することを特徴とする
セーフティゾーン設定方式が、 提供される。
〔作用〕
基準のパンチヘッドと他のパンチヘッドの距離は機械
によって決められている。従って、パンチヘッド間の距
離を位置補正量として与えておき、他のパンチヘッドが
選択されたときは、補正量を使用して基準のパンチヘッ
ドのセーフティゾーンを移動して、他のパンチヘッドの
セーフティゾーンを生成する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図はパンチプレス機のパンチヘッドとワークホル
ダとの関係の概略を示す図である。ここではパンチヘッ
ド1a、1b、1c及び1dの4個のパンチヘッドがある。ここ
で、パンチヘッド1aを基準となるパンチヘッドとする。
ワーク2はワークホルダ3a及び3bによって保持されて
おり、ワークホルダ3a及び3bはテーブルの部材4に設け
られている。ワークホルダの斜線で示す領域がセーフテ
ィゾーンである。
ワークホルダ3a及び3bは各パンチヘッドの領域に入っ
た状態で、プレス加工の指令がされ、パンチが下降する
と互いに干渉する。従って、セーフティゾーンにパンチ
ヘッド1a、1b、1cあるいは1dの工具が侵入した状態で
は、プレス加工を禁止し、もしプレス加工が指令された
ときはアラーム等を表示する。
この領域を設定するに当たって、まず、基準となるパ
ンチヘッド1aの中心P1aを基にセーフティゾーンを設定
する。次にパンチヘッド1bのセーフティゾーンは、中心
P1bとパンチヘッド1bのセーフティゾーンの中心P1aとの
距離を位置補正量TObとしてパラメータに設定する。も
し、パンチヘッド1bが選択されたときは、セーフティゾ
ーンをX方向に距離TObだけ移動すれば、パンチヘッド1
bに相当するセーフティゾーンが生成できる。パンチヘ
ッド1c及びパンチヘッド1dに対応するセーフティゾーン
についても同様に生成することができる。勿論、このと
きの位置補正量は点P1aと点P1c、点P1dの距離であるTO
c、TOdである。
第1図は本発明のセーフティゾーン設定方式のソフト
ウェア処理のフローチャートである。図において、Sに
続く数値はステップ番号を示す。
〔S1〕パンチヘッドを選択するT指令があるか調べ、あ
ればS2へ、なければS4へ進む。
〔S2〕T指令があるので、対応するパンチヘッドの位置
補正量をパラメータ領域から読み出す。
〔S3〕基準となるセーフティゾーンを位置補正量によっ
て、移動し新しく選択されたパンチヘッドに対応するセ
ーフティゾーンを生成する。
〔S4〕セーフティゾーンにパンチヘッドの工具が侵入し
たか調べ、侵入したらS5へ、侵入していなければS6へ進
む。
〔S5〕パンチヘッドの工具がセーフティゾーン内にある
のでプレス加工を禁止し、もし、プレス加工が指令され
たときはアラームを表示する。
〔S6〕通常のプレス加工を実行する。
なお、上記の説明ではパンチヘッドは4個としてがこ
れは単なる例であり、これ以外の数のパンチヘッドを有
するパンチプレス機に使用できる。また、上記の例で
は、X軸方向にのみセーフティゾーンを移動させたが、
Y軸方向にも同様に移動させることができる。ただし、
この場合は位置補正量として、1個のパンチヘッドに対
して、X軸及びY軸の位置補正量を設定する必要があ
る。
第3図は本発明を実施するための数値制御装置(CN
C)のハードウエアのブロック図である。図において、1
0は数値制御装置(CNC)である。プロセッサ11は数値制
御装置(CNC)10全体の制御の中心となるプロセッサで
あり、バス21を介して、ROM12に格納されたシステムプ
ログラムを読み出し、このシステムプログラムに従っ
て、数値制御装置(CNC)全体の制御を実行する。RAM13
には一時的な計算データ、表示データ等が格納され、セ
ーフティゾーンの移動データ等も格納される。RAM13に
はDRAMが使用される。CMOS14には基準のセーフティゾー
ン、セーフティゾーンを移動させる位置補正量がパラメ
ータとして格納される。その他にピッチ誤差補正量、加
工プログラム及び他のパラメータ等を格納される。CMOS
14は、図示されていないバッテリでバックアップされ、
数値制御装置(CNC)10の電源がオフされても不揮発性
メモリとなっているので、それらのデータはそのまま保
持される。
インタフェース15は外部機器用のインタフェースであ
り、紙テープリーダ、紙テープパンチャー、紙テープリ
ーダ・パンチャー等の外部機器31が接続される。紙テー
プリーダからは加工プログラムが読み込まれ、また、数
値制御装置(CNC)10内で編集された加工プログラムを
紙テープパンチャーに出力することができる。
PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)16はC
NC10な内蔵され、ラダー形式で作成されたシーケンスプ
ログラムで機械側を制御する。すなわち、加工プログラ
ムで指令された、M機能、S機能及びT機能に従って、
これらをシーケンスプログラムで機械側で必要な信号に
変換し、I/Oユニット17から機械側に出力する。この出
力信号は機械側のマグネット等を駆動し、油圧バルブ、
空圧バルブ及び空気アクチュエイタ等を作動させ、パン
チを降下させる動作等を実行する。また、機械側のリミ
ットスイッチ及び機械操作盤のスイッチ等の信号を受け
て、必要な処理をして、プロセッサ11に渡す。
グラフィック制御回路18は各軸の現在位置、アラー
ム、パラメータ、画像データ等のディジタルデータを画
像信号に変換して出力する。この画像信号はCRT/MDIユ
ニット25の表示装置26に送られ、表示装置26に表示され
る。インタフェース19はCRT/MDIユニット25内のキーボ
ード27からのデータを受けて、プロセッサ11に渡す。
インタフェース20は手動パルス発生器32に接続され、
手動パルス発生器32からのパルスを受ける。手動パルス
発生器32は機械操作盤に実装され、手動で機械稼働部を
精密に移動させるのに使用される。
軸制御回路41〜42はプロセッサ11からの各軸の移動指
令を受けて、各軸の指令をサーボアンプ51〜52に出力す
る。サーボアンプ51〜52はこの移動指令を受けて、各軸
のサーボモータ61〜62を駆動する。サーボモータ61〜62
には位置検出用のパルスコーダが内蔵されており、この
パルスコーダから位置信号がパルス列としてフィードバ
ックされる。場合によっては、位置検出器として、リニ
アスケールが使用される。また、このパルス列をF/V
(周波数/速度)変換することにより、速度信号を生成
することができる。さらに、速度検出用にタコジェネレ
ータが使用される場合もある。図ではこれらの位置信号
のフィードバックライン及び速度フィードバックは省略
してある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、複数のパンチヘッド
のセーフティゾーンを基準となるパンチヘッドからの距
離のみで生成できるようにしたので、多数のパンチヘッ
ドを有するパンチプレス機でも簡単にセーフティゾーン
を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の数値制御装置のソフトウェア処理のフ
ローチャート、 第2図はパンチプレス機のパンチヘッドとワークホルダ
との関係の概略を示す図、 第3図は本発明を実施するための数値制御装置のハード
ウェアの概略構成図である。 1a〜1d……パンチヘッド 2……ワーク 3a、3b……ワークホルダ TOb〜TOd……位置補正量 11……プロセッサ 12……ROM 13……RAM 14……CMOS 15……インタフェース 16……PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ) 17……I/Oユニット 18……グラフィック制御回路 21……バス 41〜42……軸制御回路 51〜52……サーボアンプ 61〜62……サーボモータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21D 28/00 G05B 19/19

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パンチプレス機におけるパンチヘッドとワ
    ークホルダの干渉を防止するためのセーフティゾーン設
    定方式において、 基準のパンチヘッドに対するセーフティゾーンを設定
    し、 前記基準のパンチヘッドに対する他のパンチヘッドの位
    置補正量を設定し、 他のパンチヘッドが選択されたときは、前記基準のパン
    チヘッドで決められたセフティゾーンを前記位置補正量
    で移動させて前記他のパンチヘッドのセーフティゾーン
    を生成することを特徴とするセーフティゾーン設定方
    式。
  2. 【請求項2】前記セーフティゾーンに工具が侵入したと
    きは、プレス加工を禁止するようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のセーフティゾーン設定方
    式。
  3. 【請求項3】前記セーフティゾーンに工具が侵入した状
    態で、プレス加工を実行させようとしたときは、事前に
    アラーム表示を行うようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のセーフティゾーン設定方式。
JP18169689A 1989-07-14 1989-07-14 セーフティゾーン設定方式 Expired - Fee Related JP2762366B2 (ja)

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