JP2748912B2 - フレーム同期回路 - Google Patents
フレーム同期回路Info
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- JP2748912B2 JP2748912B2 JP7339415A JP33941595A JP2748912B2 JP 2748912 B2 JP2748912 B2 JP 2748912B2 JP 7339415 A JP7339415 A JP 7339415A JP 33941595 A JP33941595 A JP 33941595A JP 2748912 B2 JP2748912 B2 JP 2748912B2
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- JP
- Japan
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- frame
- circuit
- signal
- protection
- gate signal
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送内容をフレー
ムに構成し複数種類のデータを多重して伝送するディジ
タル放送若しくは通信に用いる受信装置のフレーム同期
回路に関するものである。
ムに構成し複数種類のデータを多重して伝送するディジ
タル放送若しくは通信に用いる受信装置のフレーム同期
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、伝送内容をフレームに構成し複数
種類のデータを多重して伝送するディジタル放送若しく
は通信では、受信装置側でフレームの同期をとるため
に、このフレーム中にフレームシンクパターンが挿入さ
れている。また、フレームに多重する信号の数、伝送量
及び伝送レート等の違いにより、1フレームのビット
長、すなわちフレーム長は番組や局によって異なるもの
となる。受信装置側のフレーム同期回路では、受信装置
が選択した伝送レート(フレーム長)に基づいてフレー
ムシンクが受信データ中に存在すると予想される箇所の
データを検出して、真のフレームシンクパターンとのパ
ターン比較を行い、この比較結果により同期保護を行っ
ている。
種類のデータを多重して伝送するディジタル放送若しく
は通信では、受信装置側でフレームの同期をとるため
に、このフレーム中にフレームシンクパターンが挿入さ
れている。また、フレームに多重する信号の数、伝送量
及び伝送レート等の違いにより、1フレームのビット
長、すなわちフレーム長は番組や局によって異なるもの
となる。受信装置側のフレーム同期回路では、受信装置
が選択した伝送レート(フレーム長)に基づいてフレー
ムシンクが受信データ中に存在すると予想される箇所の
データを検出して、真のフレームシンクパターンとのパ
ターン比較を行い、この比較結果により同期保護を行っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のフレ
ーム同期回路では、受信装置が選択した伝送レートに基
づくフレーム長の整数分の1の長さの信号を受信した場
合にも、誤って同期保護を行ってしまうという問題点が
あった。これは、フレーム長が整数分の1の受信信号中
にも同じ箇所にフレームシンクが存在するため、上述の
ようにフレームシンクが存在すると予想される箇所のデ
ータを検出すると、これを選択したフレーム長の信号の
フレームシンクと誤認して同期保護を行ってしまうから
である。本発明は、上記課題を解決するためになされた
もので、選択されたフレーム長の整数分の1のフレーム
長を持つ信号を受信しても、誤って同期保護を行うこと
のないフレーム同期回路を提供することを目的とする。
ーム同期回路では、受信装置が選択した伝送レートに基
づくフレーム長の整数分の1の長さの信号を受信した場
合にも、誤って同期保護を行ってしまうという問題点が
あった。これは、フレーム長が整数分の1の受信信号中
にも同じ箇所にフレームシンクが存在するため、上述の
ようにフレームシンクが存在すると予想される箇所のデ
ータを検出すると、これを選択したフレーム長の信号の
フレームシンクと誤認して同期保護を行ってしまうから
である。本発明は、上記課題を解決するためになされた
もので、選択されたフレーム長の整数分の1のフレーム
長を持つ信号を受信しても、誤って同期保護を行うこと
のないフレーム同期回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信信号とフ
レームシンクパターンとを比較し、この結果を比較結果
信号として出力するフレームシンク比較回路と、選択さ
れた伝送レートにおけるフレーム長を示すフレーム長パ
ラメータを出力するフレーム長出力回路と、このフレー
ム長パラメータが表す長さの信号を受信したときのフレ
ームシンクパターンが存在する位置を示すゲート信号を
出力するゲート信号発生回路と、比較結果信号とゲート
信号に基づき、ゲート信号が示す位置にてフレーム同期
保護を行うフレーム同期保護回路と、比較結果信号とゲ
ート信号に基づき、ゲート信号が示す位置以外でのフレ
ームシンクパターンの保護を行い、保護回数が所定の回
数となったときに、フレーム同期保護回路による保護動
作を初期化するためのリセットパルスを出力する同期保
護誤動作防止回路とを有するものである。このように、
同期保護誤動作防止回路は、ゲート信号が示す位置以
外、すなわちフレーム同期保護回路が保護しようとして
いる位置以外で、同じ周期でフレームシンクパターンが
存在するかどうかを検出してフレームシンクパターンの
保護を行い、この保護回数が所定の回数となったときに
リセットパルスを出力することで、フレーム同期保護回
路を初期化する。
レームシンクパターンとを比較し、この結果を比較結果
信号として出力するフレームシンク比較回路と、選択さ
れた伝送レートにおけるフレーム長を示すフレーム長パ
ラメータを出力するフレーム長出力回路と、このフレー
ム長パラメータが表す長さの信号を受信したときのフレ
ームシンクパターンが存在する位置を示すゲート信号を
出力するゲート信号発生回路と、比較結果信号とゲート
信号に基づき、ゲート信号が示す位置にてフレーム同期
保護を行うフレーム同期保護回路と、比較結果信号とゲ
ート信号に基づき、ゲート信号が示す位置以外でのフレ
ームシンクパターンの保護を行い、保護回数が所定の回
数となったときに、フレーム同期保護回路による保護動
作を初期化するためのリセットパルスを出力する同期保
護誤動作防止回路とを有するものである。このように、
同期保護誤動作防止回路は、ゲート信号が示す位置以
外、すなわちフレーム同期保護回路が保護しようとして
いる位置以外で、同じ周期でフレームシンクパターンが
存在するかどうかを検出してフレームシンクパターンの
保護を行い、この保護回数が所定の回数となったときに
リセットパルスを出力することで、フレーム同期保護回
路を初期化する。
【0005】また、同期保護誤動作防止回路は、ゲート
信号が示す位置以外での比較結果信号を確認結果信号と
して出力するフレームシンクパターン確認回路と、この
確認結果信号に基づいてフレームシンクパターンの保護
を行い、保護回数が所定の回数となったときに、リセッ
トパルスを出力するフレームシンクパターン保護回路と
からなるものである。
信号が示す位置以外での比較結果信号を確認結果信号と
して出力するフレームシンクパターン確認回路と、この
確認結果信号に基づいてフレームシンクパターンの保護
を行い、保護回数が所定の回数となったときに、リセッ
トパルスを出力するフレームシンクパターン保護回路と
からなるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態を示すフレーム同期回路のブロック図である。図1に
おいて、FS比較回路1は、図示しない伝送路等から受
信した受信信号(ビットストリーム信号)Dinとフレ
ームシンクパターンFSとを比較し、その結果を比較結
果信号CE(本実施の形態では、信号Dinとパターン
FSが一致したとき「H」、不一致のとき「L」)とし
て出力する。フレーム長出力回路2は、本実施の形態の
フレーム同期回路を含む受信装置において選択された伝
送レートTRに基づいて、その伝送レートにおけるフレ
ーム長を示すフレーム長パラメータFLを出力する。
態を示すフレーム同期回路のブロック図である。図1に
おいて、FS比較回路1は、図示しない伝送路等から受
信した受信信号(ビットストリーム信号)Dinとフレ
ームシンクパターンFSとを比較し、その結果を比較結
果信号CE(本実施の形態では、信号Dinとパターン
FSが一致したとき「H」、不一致のとき「L」)とし
て出力する。フレーム長出力回路2は、本実施の形態の
フレーム同期回路を含む受信装置において選択された伝
送レートTRに基づいて、その伝送レートにおけるフレ
ーム長を示すフレーム長パラメータFLを出力する。
【0007】ゲート信号発生回路3は、受信信号Din
に同期したクロック信号CLKを受けて、そのクロック
数をカウントしてカウント値Cを出力すると共に、フレ
ーム長パラメータFLが表す長さの信号Dinを受信し
たときのフレームシンクパターンが存在する位置を示す
ゲート信号GAを出力する。フレーム同期保護回路4
は、比較結果信号CEとゲート信号GAに基づき、ゲー
ト信号GAが示す位置にてフレーム同期保護(後方保
護)を行い、一定の保護回数に達したときに同期がとれ
たと判断して、これを受信装置内の図示しない他の装置
に通知する。
に同期したクロック信号CLKを受けて、そのクロック
数をカウントしてカウント値Cを出力すると共に、フレ
ーム長パラメータFLが表す長さの信号Dinを受信し
たときのフレームシンクパターンが存在する位置を示す
ゲート信号GAを出力する。フレーム同期保護回路4
は、比較結果信号CEとゲート信号GAに基づき、ゲー
ト信号GAが示す位置にてフレーム同期保護(後方保
護)を行い、一定の保護回数に達したときに同期がとれ
たと判断して、これを受信装置内の図示しない他の装置
に通知する。
【0008】FSパターン確認回路5は、比較結果信号
CEとゲート信号GAに基づき、ゲート信号GAが示す
位置以外でのフレームシンクパターンの存在を確認し、
これを確認結果信号AEとして出力する。FSパターン
保護回路6は、確認結果信号AE、フレーム長パラメー
タFL、カウント値Cに基づきフレーム同期保護回路4
が保護しようとしている位置以外でフレームシンクパタ
ーンの保護を行い、保護回数が所定の回数となったとき
に保護回路4による保護動作を初期化するためのリセッ
トパルスRSを出力する。
CEとゲート信号GAに基づき、ゲート信号GAが示す
位置以外でのフレームシンクパターンの存在を確認し、
これを確認結果信号AEとして出力する。FSパターン
保護回路6は、確認結果信号AE、フレーム長パラメー
タFL、カウント値Cに基づきフレーム同期保護回路4
が保護しようとしている位置以外でフレームシンクパタ
ーンの保護を行い、保護回数が所定の回数となったとき
に保護回路4による保護動作を初期化するためのリセッ
トパルスRSを出力する。
【0009】次に、このようなフレーム同期回路の動作
を図2及び図3を用いて説明する。図2は受信信号Di
nのフレーム構成を示す図、図3はフレーム同期回路の
動作を説明するためのタイミングチャート図である。こ
こでは、受信信号Dinはフレーム長1500バイトの
図2(a)のようなフレーム構成をもつものとし、上記
伝送レートTRに基づく信号はフレーム長3000バイ
トの図2(b)のようなフレーム構成をもつものとす
る。よって、選択したフレーム長の1/2の長さの信号
Dinを受信していることになる。
を図2及び図3を用いて説明する。図2は受信信号Di
nのフレーム構成を示す図、図3はフレーム同期回路の
動作を説明するためのタイミングチャート図である。こ
こでは、受信信号Dinはフレーム長1500バイトの
図2(a)のようなフレーム構成をもつものとし、上記
伝送レートTRに基づく信号はフレーム長3000バイ
トの図2(b)のようなフレーム構成をもつものとす
る。よって、選択したフレーム長の1/2の長さの信号
Dinを受信していることになる。
【0010】また、フレーム同期保護回路4、FSパタ
ーン保護回路6の後方保護回数をそれぞれ5回、3回と
する。FS比較回路1は、受信信号Dinとフレームシ
ンクパターンFSとを比較して比較結果信号CEを出力
する。ここでは、フレーム長が1500バイトの信号D
inを受信しているので、図2(a)に示すように15
00バイトごとに比較結果信号CEが「H」となる。
ーン保護回路6の後方保護回数をそれぞれ5回、3回と
する。FS比較回路1は、受信信号Dinとフレームシ
ンクパターンFSとを比較して比較結果信号CEを出力
する。ここでは、フレーム長が1500バイトの信号D
inを受信しているので、図2(a)に示すように15
00バイトごとに比較結果信号CEが「H」となる。
【0011】続いて、フレーム同期保護回路4は、FS
比較回路1から出力された比較結果信号CEが受信信号
Din中のフレームシンクとフレームシンクパターンF
Sとの最初の一致(「H」レベル)を示すと、図3
(b)のように初回一致パルスAPを出力する。つま
り、時刻t1において、信号Din中の所定の位置にフ
レームシンクが存在して比較結果信号CEがフレームシ
ンクとフレームシンクパターンFSの一致を示すので、
初回一致パルスAPが出力される。
比較回路1から出力された比較結果信号CEが受信信号
Din中のフレームシンクとフレームシンクパターンF
Sとの最初の一致(「H」レベル)を示すと、図3
(b)のように初回一致パルスAPを出力する。つま
り、時刻t1において、信号Din中の所定の位置にフ
レームシンクが存在して比較結果信号CEがフレームシ
ンクとフレームシンクパターンFSの一致を示すので、
初回一致パルスAPが出力される。
【0012】ゲート信号発生回路3は、初回一致パルス
APが入力されると、初期化されて図3(c)のように
ゲート信号GAを「L」レベル(ノンアクティブ)にす
る。FSパターン確認回路5は、ゲート信号GAが
「L」のときの比較結果信号CEを有効とし、これを図
3(d)のような確認結果信号AEとして出力する。こ
れにより、時刻t2において、確認結果信号AEは
「H」となる。
APが入力されると、初期化されて図3(c)のように
ゲート信号GAを「L」レベル(ノンアクティブ)にす
る。FSパターン確認回路5は、ゲート信号GAが
「L」のときの比較結果信号CEを有効とし、これを図
3(d)のような確認結果信号AEとして出力する。こ
れにより、時刻t2において、確認結果信号AEは
「H」となる。
【0013】そして、FSパターン保護回路6は、FS
パターン確認回路5から「H」レベルの確認結果信号A
Eが入力されると、図示しない内部保護カウンタをカウ
ントアップし、フレームシンクパターン保護回数を図3
(g)のように1回とする。初回一致パルスAPによっ
て初期化されたゲート信号発生回路3は、フレーム長パ
ラメータFLが表す長さの信号Dinを受信したとき、
フレームシンクパターンが存在すると予想される位置に
「H」レベル(アクティブ)のゲート信号GAを発生さ
せる。
パターン確認回路5から「H」レベルの確認結果信号A
Eが入力されると、図示しない内部保護カウンタをカウ
ントアップし、フレームシンクパターン保護回数を図3
(g)のように1回とする。初回一致パルスAPによっ
て初期化されたゲート信号発生回路3は、フレーム長パ
ラメータFLが表す長さの信号Dinを受信したとき、
フレームシンクパターンが存在すると予想される位置に
「H」レベル(アクティブ)のゲート信号GAを発生さ
せる。
【0014】ここでは、フレーム長パラメータFLが示
す選択されたフレーム長が3000バイトなので、最初
にフレームシンクが確認された時刻t1から3000バ
イト後の時刻t3においてゲート信号GAが「H」とな
る。フレーム同期保護回路4は、ゲート信号GAが
「H」のときの比較結果信号CEを有効とし、この比較
結果信号CEが信号Din中のフレームシンクとフレー
ムシンクパターンFSの一致(「H」レベル)を示して
いれば、図示しない内部保護カウンタをカウントアップ
し、フレーム同期保護回数を図3(f)のように1回と
する。
す選択されたフレーム長が3000バイトなので、最初
にフレームシンクが確認された時刻t1から3000バ
イト後の時刻t3においてゲート信号GAが「H」とな
る。フレーム同期保護回路4は、ゲート信号GAが
「H」のときの比較結果信号CEを有効とし、この比較
結果信号CEが信号Din中のフレームシンクとフレー
ムシンクパターンFSの一致(「H」レベル)を示して
いれば、図示しない内部保護カウンタをカウントアップ
し、フレーム同期保護回数を図3(f)のように1回と
する。
【0015】時刻t4では、時刻t2と同様にFSパタ
ーン確認回路5から「H」レベルの確認結果信号AEが
出力され、FSパターン保護回路6によるフレームシン
クパターン保護回数がカウントアップされて図3(g)
のように2回となる。時刻t5では、時刻t3と同様に
ゲート信号発生回路3から「H」レベルのゲート信号G
Aが出力され、フレーム同期保護回路4によるフレーム
同期保護回数がカウントアップされて図3(f)のよう
に2回となる。
ーン確認回路5から「H」レベルの確認結果信号AEが
出力され、FSパターン保護回路6によるフレームシン
クパターン保護回数がカウントアップされて図3(g)
のように2回となる。時刻t5では、時刻t3と同様に
ゲート信号発生回路3から「H」レベルのゲート信号G
Aが出力され、フレーム同期保護回路4によるフレーム
同期保護回数がカウントアップされて図3(f)のよう
に2回となる。
【0016】時刻t6では、時刻t2、t4と同様にF
Sパターン保護回路6によるフレームシンクパターン保
護回数がカウントアップされて3回となる。上述のよう
にFSパターン保護回路6における保護回数のしきい値
を3回と設定しているので、FSパターン保護回路6
は、図3(g)に示すように内部保護カウンタを初期化
してフレームシンクパターン保護回数を0にすると共
に、フレーム同期保護回路4に図3(e)のようなリセ
ットパルスRSを出力する。
Sパターン保護回路6によるフレームシンクパターン保
護回数がカウントアップされて3回となる。上述のよう
にFSパターン保護回路6における保護回数のしきい値
を3回と設定しているので、FSパターン保護回路6
は、図3(g)に示すように内部保護カウンタを初期化
してフレームシンクパターン保護回数を0にすると共
に、フレーム同期保護回路4に図3(e)のようなリセ
ットパルスRSを出力する。
【0017】フレーム同期保護回路4は、リセットパル
スRSが入力されると、図3(f)に示すように内部保
護カウンタを初期化してフレーム同期保護回数を0とす
る。そして、ゲート信号発生回路3は、リセットパルス
RSが入力されると、ゲート信号GAを「H」レベルの
ままとする。
スRSが入力されると、図3(f)に示すように内部保
護カウンタを初期化してフレーム同期保護回数を0とす
る。そして、ゲート信号発生回路3は、リセットパルス
RSが入力されると、ゲート信号GAを「H」レベルの
ままとする。
【0018】次に、フレーム同期保護回路4は、時刻t
6にて初期化されたので、次の時刻t7にて「H」レベ
ルの比較結果信号CEが入力されると、受信信号Din
中のフレームシンクとフレームシンクパターンFSとの
最初の一致と認識して、時刻t1と同様に初回一致パル
スAPを出力する。この初回一致パルスAPにより、ゲ
ート信号発生回路3は、ゲート信号GAを「L」レベル
にする。こうして、時刻t1以降の動作が同様に繰り返
される。
6にて初期化されたので、次の時刻t7にて「H」レベ
ルの比較結果信号CEが入力されると、受信信号Din
中のフレームシンクとフレームシンクパターンFSとの
最初の一致と認識して、時刻t1と同様に初回一致パル
スAPを出力する。この初回一致パルスAPにより、ゲ
ート信号発生回路3は、ゲート信号GAを「L」レベル
にする。こうして、時刻t1以降の動作が同様に繰り返
される。
【0019】以上のようなフレーム同期回路において、
FSパターン保護回路6がリセットパルスRSを出力し
ないとすると、フレーム同期保護回路4の図示しない内
部保護カウンタがカウントアップを続けて保護回数がや
がて5回となり、フレーム同期保護回路4は同期がとれ
たと認識する。しかし、ここでは選択されたフレーム長
3000バイトに対して1500バイトの信号Dinを
受信しているのであるから、誤った同期保護を行うこと
になる。
FSパターン保護回路6がリセットパルスRSを出力し
ないとすると、フレーム同期保護回路4の図示しない内
部保護カウンタがカウントアップを続けて保護回数がや
がて5回となり、フレーム同期保護回路4は同期がとれ
たと認識する。しかし、ここでは選択されたフレーム長
3000バイトに対して1500バイトの信号Dinを
受信しているのであるから、誤った同期保護を行うこと
になる。
【0020】そこで、FSパターン保護回路6における
保護回数のしきい値(本実施の形態では3回)をフレー
ム同期保護回路4における保護回数のしきい値(5回)
よりも小さく設定すれば、フレーム同期保護回路4の保
護回数がしきい値に達する前にフレーム同期保護回路4
を初期化することができるので、誤った同期保護を防止
することができる。
保護回数のしきい値(本実施の形態では3回)をフレー
ム同期保護回路4における保護回数のしきい値(5回)
よりも小さく設定すれば、フレーム同期保護回路4の保
護回数がしきい値に達する前にフレーム同期保護回路4
を初期化することができるので、誤った同期保護を防止
することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、同期保護誤動作防止回
路がゲート信号が示す位置以外でのフレームシンクパタ
ーンの保護を行って、保護回数が所定の回数となったと
きにフレーム同期保護回路を初期化するので、選択され
たフレーム長の整数分の1のフレーム長を持つ信号を受
信した場合に、フレーム同期保護回路が誤って同期保護
を行うことを防止できる。
路がゲート信号が示す位置以外でのフレームシンクパタ
ーンの保護を行って、保護回数が所定の回数となったと
きにフレーム同期保護回路を初期化するので、選択され
たフレーム長の整数分の1のフレーム長を持つ信号を受
信した場合に、フレーム同期保護回路が誤って同期保護
を行うことを防止できる。
【0022】また、同期保護誤動作防止回路をフレーム
シンクパターン確認回路及びフレームシンクパターン保
護回路から構成することにより、誤った同期保護を行う
ことを防止する同期保護誤動作防止回路を簡単な構成で
実現することができる。
シンクパターン確認回路及びフレームシンクパターン保
護回路から構成することにより、誤った同期保護を行う
ことを防止する同期保護誤動作防止回路を簡単な構成で
実現することができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すフレーム同
期回路のブロック図である。
期回路のブロック図である。
【図2】 受信信号のフレーム構成を示す図である。
【図3】 図1のフレーム同期回路の動作を説明するた
めのタイミングチャート図である。
めのタイミングチャート図である。
1…FS比較回路、2…フレーム長出力回路、3…ゲー
ト信号発生回路、4…フレーム同期保護回路、5…FS
パターン確認回路、6…FSパターン保護回路。
ト信号発生回路、4…フレーム同期保護回路、5…FS
パターン確認回路、6…FSパターン保護回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 フレーム構造のディジタル信号を受信す
る受信装置のフレーム同期回路において、 受信信号とフレームシンクパターンとを比較し、この結
果を比較結果信号として出力するフレームシンク比較回
路と、 選択された伝送レートにおけるフレーム長を示すフレー
ム長パラメータを出力するフレーム長出力回路と、 このフレーム長パラメータが表す長さの信号を受信した
ときのフレームシンクパターンが存在する位置を示すゲ
ート信号を出力するゲート信号発生回路と、 前記比較結果信号とゲート信号に基づき、ゲート信号が
示す位置にてフレーム同期保護を行うフレーム同期保護
回路と、 前記比較結果信号とゲート信号に基づき、ゲート信号が
示す位置以外でのフレームシンクパターンの保護を行
い、保護回数が所定の回数となったときに、前記フレー
ム同期保護回路による保護動作を初期化するためのリセ
ットパルスを出力する同期保護誤動作防止回路とを有す
ることを特徴とするフレーム同期回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のフレーム同期回路におい
て、 前記同期保護誤動作防止回路は、前記ゲート信号が示す
位置以外での比較結果信号を確認結果信号として出力す
るフレームシンクパターン確認回路と、 この確認結果信号に基づいてフレームシンクパターンの
保護を行い、保護回数が所定の回数となったときに、前
記リセットパルスを出力するフレームシンクパターン保
護回路とからなるものであることを特徴とするフレーム
同期回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7339415A JP2748912B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フレーム同期回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7339415A JP2748912B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フレーム同期回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09181715A JPH09181715A (ja) | 1997-07-11 |
JP2748912B2 true JP2748912B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=18327262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7339415A Expired - Lifetime JP2748912B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | フレーム同期回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2748912B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3565206B2 (ja) * | 2002-02-05 | 2004-09-15 | 日本電気株式会社 | 伝送データフレーム同期回路及び伝送データフレーム同期方法 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP7339415A patent/JP2748912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09181715A (ja) | 1997-07-11 |
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