JP2748399B2 - 誤り訂正装置 - Google Patents

誤り訂正装置

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JP2748399B2
JP2748399B2 JP63098206A JP9820688A JP2748399B2 JP 2748399 B2 JP2748399 B2 JP 2748399B2 JP 63098206 A JP63098206 A JP 63098206A JP 9820688 A JP9820688 A JP 9820688A JP 2748399 B2 JP2748399 B2 JP 2748399B2
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、PCM通信において受信側で使用される誤り
訂正装置に関し、特に、訂正後の誤り率を低減させるこ
とが可能な誤り訂正装置に関する。
[従来の技術] まず、従来の誤り訂正装置(誤り訂正復号器)につい
て、1ワード中、2個までの誤りを訂正できるものを例
にとって説明する。
第2図は、1ワード中、2個までの誤りを訂正する能
力を有する従来の誤り訂正装置のブロック図である。
同図において、201はPCM通信による入力信号、202は
誤り訂正器、203はその出力信号である。
ここで、入力信号201は、送信側で二重誤り訂正符号
に符号化されている。また、伝搬路で誤りが生じた場
合、すなわち入力信号中に誤りがあった場合は、誤り訂
正器202においてシンドローム(図示せず)が発生す
る。すると、誤り訂正器202は、それに応じて1ワード
中、2個までの誤りを訂正し、誤り訂正装置の出力とし
て出力信号203を出力する。
ところで、この誤り訂正器202は、1ワード中、2個
までの誤り訂正が可能であるが、誤り率が訂正能力を越
える場合も生じる。
すなわち伝搬路において1ワード中、3個以上の誤り
が発生する場合もあり、このような場合は誤り訂正によ
って最大2個の誤りを付加することになる。
すると、1ワード中1個の誤りだけを訂正する場合
や、全く誤りを訂正しない場合に比較して、却って誤り
率が悪くなる場合がある。
つまり、1ワード長をN、伝搬路での誤り率をPとし
たとき、誤りを訂正しない場合の訂正後の誤り率をP0
1ワード中1個の誤りを訂正する場合の訂正後の誤り率
をP1、1ワード中2個の誤りを訂正する場合の訂正後の
誤り率をP2とすると、それぞれの場合の誤り率は次式で
表される。
従って、P0、P1、P2をPの値に応じて比較すると以下
の関係がある。
P>1.7/Nのとき P2>P1>P0 (1) 1.7/N>P>1.04/Nのとき P1>P2>P0 (2) 1.04/N>P>0.67/Nのとき P1>P0>P2 (3) 0.67/N>Pのとき P0>P1>P2 (4) すなわち、(1)、(2)から伝搬路での誤り率があ
る値より大きい場合は、1ワード中の2個までの誤り訂
正をすると、1ワード中1個の誤り訂正をする場合や、
綾り訂正を行わない場合に比べて誤り率が悪くなってい
た。
すなわち、伝搬路での誤り率がある値より大きい場合
は、1ワード中の2個までの誤り訂正をすると、1ワー
ド中1個の誤り訂正をする場合や、誤り訂正を行なわな
い場合に比べて誤り率が悪くなっていた。
[解決すべき問題点] 上述した従来の誤り訂正装置は、伝搬路で誤り訂正能
力を越えた誤りが生じた場合に、その状態で誤り訂正を
続行してしまうため、誤り訂正を行なわなかったとした
場合や、その誤り訂正能力以下の誤り訂正を行なった場
合と比較し、訂正後の誤り率が却って悪化してしまうこ
とがあるという問題点があった。
本発明は、上記問題点にかんがみてなされたもので、
伝搬路において誤り訂正能力を越えた誤りが生じた場合
に起こり得る誤り率の悪化を防止し、誤り率の改善を図
ることが可能な限り訂正装置の提供を目的とする。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するため、本発明の誤り訂正装置は、 PCM通信の受信側で使用される誤り訂正装置に関し、 訂正能力を異にする二以上の誤り訂正回路と、 この複数の誤り訂正回路のうち、何れか一つを選択する
選択回路と、 入力信号中の誤り率を算出し、前記誤り率が最小となる
ように上記選択回路における選択を制御する制御回路と を具備することを特徴とする。
そして、誤り訂正装置出力の誤り率が最良になる誤り
訂正能力を有する誤り訂正器の出力を選択する。
すなわち、PCM通信の受信側に用いられ、1ワード中
のT個までの誤りを訂正できるT重誤り訂正復号器にお
いて、符号誤り率の検出手段と、その検出結果に応じて
上記訂正量Tを変更する訂正量変更手段を有している。
なお、ここでは、誤り訂正を行なわない場合も一つの
誤り訂正回路とする。
[実施例] 以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る誤り訂正装置のブ
ロック図である。
同図において、101は送信側で二重誤り訂正符号に符
号化された入力信号であり、誤り訂正器102に入力され
る。
この誤り訂正器102は、1ワード中2個までの誤り訂
正できる第1の誤り訂正回路と、1ワード中1個の誤り
に対しては訂正可能であるが、2個の誤り対してはその
うちの1個だけの誤り訂正を行なう第2の誤り訂正回路
と、全く誤り訂正を行なわない第3の誤り訂正回路から
構成されている。そして、第1の誤り訂正回路の出力10
3と、第2の誤り訂正回路の出力104と、第3の誤り訂正
回路の出力105とを別個に出力する。
また、誤り訂正の過程で得られたシンドローム106を
制御器107に出力する。
一方、108は選択器であり、制御器107の制御信号109
に応じて上述した誤り訂正器102の出力103,104,105のい
ずれか一つを選択して出力信号110とする。
ここで、先ほど指摘した伝搬路の誤り率と誤り訂正後
の誤り率の関係を整理すると、以下のことがいえる。Pa
=0.67/N、Pb=1.7/Nとする。
入力信号101の誤り率Pがある誤り率Paより良い場合
には、第1の誤り訂正回路の出力103の誤り率は、第2
および第3の誤り訂正回路の出力104,105の誤り率より
良い。
入力信号101の誤り率PがPaより悪く、かつPaより悪
いある誤り率Pbよりも良い場合には、第2の誤り訂正回
路の出力104の誤り率は、第1および第3の誤り訂正回
路の出力103,105の誤り率よりも悪い。
入力信号101の誤り率PがPbよりも悪い場合には、第
3の誤り訂正回路の出力105の誤り率は、第1および第
2の誤り訂正回路103,104の誤り率よりも良い。
上述のような背景より、制御器107では入力されたシ
ンドローム106から伝搬路の誤り率を検出し、それに応
じて制御信号109を選択器108に出力する。
すなわち、入力信号101の誤り率がPaよりも良い場合
は、第1の誤り訂正回路の出力103を選択させ、またPa
よりも悪くPbよりも良い場合は、第1又は第3の誤り訂
正回路の出力104を選択させ、またPbよりも悪い場合は
第3の誤り訂正回路の出力105を選択させるような制御
信号109を発生する。
そして、選択器108では、この入力された制御信号109
にもとづいて誤り訂正器102から出力される第1、第
2、第3の誤り訂正回路の出力103,104,105のうち、1
つを選択し、これを誤り訂正復号器の出力信号110とし
て出力する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、
要旨の範囲内における種々変形例を含むものである。例
えば、上述の実施例では、誤り訂正器の出力にもとづい
て誤り率を検出しているが、誤り訂正器とは別個に誤り
率を検出することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、伝搬路での誤り率に応
じ、異なる訂正能力を持つ複数個の訂正回路の中から最
良の誤り率となるものを選ぶことにより、伝搬路で訂正
能力を越える誤りが発生したときに起こりうる誤り率の
悪化を防止し、誤り率の改善を図ることが可能な限り訂
正装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る誤り訂正装置のブロッ
ク図、第2図は従来の誤り訂正装置のブロック図であ
る。 102:誤り訂正器 107:制御器 108:選択器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PCM通信の受信側で使用される誤り訂正装
    置に関し、 訂正能力を異にする二以上の誤り訂正回路と、 この複数の誤り訂正回路のうち、何れか一つを選択する
    選択回路と、 入力信号中の誤り率を算出し、前記誤り率が最小となる
    ように上記選択回路における選択を制御する制御回路と を具備することを特徴とする誤り訂正装置。
JP63098206A 1988-04-22 1988-04-22 誤り訂正装置 Expired - Lifetime JP2748399B2 (ja)

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JPH01270426A JPH01270426A (ja) 1989-10-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55138939A (en) * 1979-04-18 1980-10-30 Kokusai Electric Co Ltd Error correction system of radio circuit
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