JP2748231B2 - フォーク式立体駐車装置 - Google Patents
フォーク式立体駐車装置Info
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- JP2748231B2 JP2748231B2 JP4387394A JP4387394A JP2748231B2 JP 2748231 B2 JP2748231 B2 JP 2748231B2 JP 4387394 A JP4387394 A JP 4387394A JP 4387394 A JP4387394 A JP 4387394A JP 2748231 B2 JP2748231 B2 JP 2748231B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フォーク式立体駐車
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フォーク式立体駐車装置として、
特開平2-311678号公報に開示されているようなものが公
知となっており、その概要を説明する。これは上下方向
に複数の格納区画が設置され、この格納区画の端部にリ
フト昇降路が設けられていて、格納棚とリフト昇降路に
横行レールが設けられ、横行レールには各支持レバー及
び昇降レバーの通過間隙が設けられていて、リフトの第
1フォークアームとの間に車両を移載する第2フォーク
アームを具備した台車を移動可能に載置し、リフトは図
5に示すように上下動する左右に分割されたフォークス
テージ30を有し、このフォークステージ30は駆動手段31
によって縦向きの4本のガイドレールに沿って上下動す
るようになっており、駆動手段31は駆動モータ33と、駆
動ケーシング34と、被駆動ケーシング36と、これらの駆
動ケーシング34及び被駆動ケーシング36から導出された
駆動シャフト37及び被駆動シャフト38と、駆動シャフト
37と被駆動シャフト38とを連動するカウンタシャフト39
と、駆動シャフト37及び被駆動シャフト38の両端に取付
けられた駆動側スプロケット40及び被駆動側スプロケッ
ト41と、これらのスプロケット40,41に対応して設けら
れた4個のガイドスプロケット42とを具えていて、駆動
シャフト37及び被駆動シャフト38はそれぞれガイドレー
ル32に回転可能に支持され、スプロケット40,42;41,
42に条体44が巻装され、この条体44の内端にはそれぞれ
フォークステージ30が、また外端にはバランスウェイト
46が取付けられている。
特開平2-311678号公報に開示されているようなものが公
知となっており、その概要を説明する。これは上下方向
に複数の格納区画が設置され、この格納区画の端部にリ
フト昇降路が設けられていて、格納棚とリフト昇降路に
横行レールが設けられ、横行レールには各支持レバー及
び昇降レバーの通過間隙が設けられていて、リフトの第
1フォークアームとの間に車両を移載する第2フォーク
アームを具備した台車を移動可能に載置し、リフトは図
5に示すように上下動する左右に分割されたフォークス
テージ30を有し、このフォークステージ30は駆動手段31
によって縦向きの4本のガイドレールに沿って上下動す
るようになっており、駆動手段31は駆動モータ33と、駆
動ケーシング34と、被駆動ケーシング36と、これらの駆
動ケーシング34及び被駆動ケーシング36から導出された
駆動シャフト37及び被駆動シャフト38と、駆動シャフト
37と被駆動シャフト38とを連動するカウンタシャフト39
と、駆動シャフト37及び被駆動シャフト38の両端に取付
けられた駆動側スプロケット40及び被駆動側スプロケッ
ト41と、これらのスプロケット40,41に対応して設けら
れた4個のガイドスプロケット42とを具えていて、駆動
シャフト37及び被駆動シャフト38はそれぞれガイドレー
ル32に回転可能に支持され、スプロケット40,42;41,
42に条体44が巻装され、この条体44の内端にはそれぞれ
フォークステージ30が、また外端にはバランスウェイト
46が取付けられている。
【0003】このような駐車装置において、車両を搬入
するに際しては、図示しない乗入口から乗り入れた自動
車を、リフトのフォークステージ30を駆動手段31の駆動
モータ33を作動して、駆動シャフト37及び被駆動シャフ
ト38に取付けられた駆動側スプロケット40及び被駆動側
スプロケット41を回動し、条体44を移動してリフトをリ
フト昇降路中を4本のガイドレールに沿って上下動し、
台車を横行レール上を移動させて、フォークステージ30
の上又は下にあるリフト昇降路の横行レール上に移動し
て停止し、リフトを下降又は上昇させて車両の車輪をフ
ォークステージ30から台車に移載し、この台車を横行レ
ール上を移動させることによって所定の格納場所まで移
行することとし、車両を格納区画から外部に搬出するに
際しては、これと反対の操作をすることとなる。
するに際しては、図示しない乗入口から乗り入れた自動
車を、リフトのフォークステージ30を駆動手段31の駆動
モータ33を作動して、駆動シャフト37及び被駆動シャフ
ト38に取付けられた駆動側スプロケット40及び被駆動側
スプロケット41を回動し、条体44を移動してリフトをリ
フト昇降路中を4本のガイドレールに沿って上下動し、
台車を横行レール上を移動させて、フォークステージ30
の上又は下にあるリフト昇降路の横行レール上に移動し
て停止し、リフトを下降又は上昇させて車両の車輪をフ
ォークステージ30から台車に移載し、この台車を横行レ
ール上を移動させることによって所定の格納場所まで移
行することとし、車両を格納区画から外部に搬出するに
際しては、これと反対の操作をすることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなフォーク式
立体駐車装置は、前記のようであって、フォークステー
ジ30の2本の支持レバーの両端を、4本のガイドレール
に上下動可能に装着し、このようなフォークステージ30
は、駆動モータ33によって駆動される駆動シャフト37、
被駆動シャフト38、カウンタシャフト39や、駆動シャフ
ト37、被駆動シャフト38の回動によって回転される駆動
側スプロケット40、被駆動側スプロケット41や、これら
のスプロケット40,41の回動によって回動するガイドス
プロケット42や、これらのスプロケット40,41,42に巻
装されている条体44等によって構成されている複雑な構
造の駆動手段31の作動によって、上下動するようになっ
ているので、全体として構造が複雑であって、製作施工
が困難となるのに加えて高価となるという問題がある。
立体駐車装置は、前記のようであって、フォークステー
ジ30の2本の支持レバーの両端を、4本のガイドレール
に上下動可能に装着し、このようなフォークステージ30
は、駆動モータ33によって駆動される駆動シャフト37、
被駆動シャフト38、カウンタシャフト39や、駆動シャフ
ト37、被駆動シャフト38の回動によって回転される駆動
側スプロケット40、被駆動側スプロケット41や、これら
のスプロケット40,41の回動によって回動するガイドス
プロケット42や、これらのスプロケット40,41,42に巻
装されている条体44等によって構成されている複雑な構
造の駆動手段31の作動によって、上下動するようになっ
ているので、全体として構造が複雑であって、製作施工
が困難となるのに加えて高価となるという問題がある。
【0005】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来のフォーク式立体駐車装置のもつ問題を解消し、フォ
ークステージの2本の支持レバーの一端を2本のガイド
レールに装着し、駆動手段も2組設けるだけでよいこと
から構造が簡単であって、製作施工が容易となって安価
なフォーク式立体駐車装置を提供するにある。
来のフォーク式立体駐車装置のもつ問題を解消し、フォ
ークステージの2本の支持レバーの一端を2本のガイド
レールに装着し、駆動手段も2組設けるだけでよいこと
から構造が簡単であって、製作施工が容易となって安価
なフォーク式立体駐車装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1の発明は、リフト昇
降路の両側又は片側に上下複数の格納棚が設けられ、格
納棚とリフト昇降路とに横行レールが設けられ、リフト
の左右の2ブロックのフォークステージの第1フォーク
アームの基端が取付けられた2本の支持レバーの対角線
端部に取付けた昇降杆を、ガイドレールに上下動可能に
装着し、支持レバーの下方または上方にそれと平行に延
伸する昇降レバーの一端を昇降杆に取付け、昇降レバー
が連結ロッドで他方の昇降レバーに連結されており、横
行レールには各支持レバー及び昇降レバーの1個の通過
間隙が設けられていて、第1フォークアームとの間に車
両を移載する第2フォークアームを具備した台車を移動
可能に載置し、前記各昇降杆の上下部に両端が取付けら
れた無端状条体を有し、この無端状条体は駆動手段の駆
動輪、上下部に回転可能に設けられた案内輪に巻装され
ていて、これにガイドレールから離れたところにバラン
スウェイトが取付けられていることを特徴とするもので
ある。請求項2の発明は、請求項1の発明において、駆
動手段は、リフト昇降路の下部に設けられているもので
ある。請求項3の発明は、請求項1の発明において、駆
動手段は、リフト昇降路の上部に設けられているもので
ある。請求項4の発明は、請求項2又は3の発明におい
て、駆動手段は、いずれか一方のガイドレールに対応し
て設けられた単一のモータを具え、各駆動輪は同期して
回転する連結軸で連動するものである。請求項5の発明
は、請求項2又は3の発明において、駆動手段は、各ガ
イドレールに対応して設けられた2個のモータを具え、
これらのモータは電気的に同期して回転するものであ
る。
な目的を達成するために、請求項1の発明は、リフト昇
降路の両側又は片側に上下複数の格納棚が設けられ、格
納棚とリフト昇降路とに横行レールが設けられ、リフト
の左右の2ブロックのフォークステージの第1フォーク
アームの基端が取付けられた2本の支持レバーの対角線
端部に取付けた昇降杆を、ガイドレールに上下動可能に
装着し、支持レバーの下方または上方にそれと平行に延
伸する昇降レバーの一端を昇降杆に取付け、昇降レバー
が連結ロッドで他方の昇降レバーに連結されており、横
行レールには各支持レバー及び昇降レバーの1個の通過
間隙が設けられていて、第1フォークアームとの間に車
両を移載する第2フォークアームを具備した台車を移動
可能に載置し、前記各昇降杆の上下部に両端が取付けら
れた無端状条体を有し、この無端状条体は駆動手段の駆
動輪、上下部に回転可能に設けられた案内輪に巻装され
ていて、これにガイドレールから離れたところにバラン
スウェイトが取付けられていることを特徴とするもので
ある。請求項2の発明は、請求項1の発明において、駆
動手段は、リフト昇降路の下部に設けられているもので
ある。請求項3の発明は、請求項1の発明において、駆
動手段は、リフト昇降路の上部に設けられているもので
ある。請求項4の発明は、請求項2又は3の発明におい
て、駆動手段は、いずれか一方のガイドレールに対応し
て設けられた単一のモータを具え、各駆動輪は同期して
回転する連結軸で連動するものである。請求項5の発明
は、請求項2又は3の発明において、駆動手段は、各ガ
イドレールに対応して設けられた2個のモータを具え、
これらのモータは電気的に同期して回転するものであ
る。
【0007】
【作用】このような駐車装置において、車両を搬入する
に際しては、乗入口から乗り入れた車両を、リフトを駆
動手段を作動して駆動輪を回動し、これによって駆動輪
とバランスウェイトとが協動して、両無端状条体を数個
の案内輪で誘導して同期して同方向に移動させ、所望の
格納棚のところに到達したら、駆動手段の作動を停止し
て従来のものと同様にしてリフトから台車へ自動車を移
載した後、台車を横行レール上を移動して所定の位置に
格納する。自動車を格納棚から外部に搬出するに際して
は、これと反対の操作をすることとなる。
に際しては、乗入口から乗り入れた車両を、リフトを駆
動手段を作動して駆動輪を回動し、これによって駆動輪
とバランスウェイトとが協動して、両無端状条体を数個
の案内輪で誘導して同期して同方向に移動させ、所望の
格納棚のところに到達したら、駆動手段の作動を停止し
て従来のものと同様にしてリフトから台車へ自動車を移
載した後、台車を横行レール上を移動して所定の位置に
格納する。自動車を格納棚から外部に搬出するに際して
は、これと反対の操作をすることとなる。
【0008】
【実施例】図1〜3に示すこの発明の第1実施例におい
て、リフト昇降路2の両側又は片側に上下方向に複数の
格納棚が設置され、リフト昇降路2にリフト1が設けら
れていて、格納棚とリフト昇降路2とに横行レール3が
設けられ、リフト1は上下動する左右の2ブロックに分
割されたフォークステージ4を有し、このフォークステ
ージ4は、車両の車輪が載置される第1フォークアーム
6の基端がそれぞれ取付けられた2本の支持レバー7を
具備し、この支持レバー7の対角線上の端部にそれぞれ
縦向きの昇降杆13を取付け、支持レバー7の下方または
上方において、昇降杆13に支持レバー7と同方向に平行
に延伸する昇降レバー5の一端が取付けられ、各昇降レ
バー5が連結ロッド10で対向する他方の昇降レバー5に
連結されており、各横行レール3には第1フォークアー
ム6との間に車両を移載する第2フォークアーム9を具
備した台車11を移動可能に載置し、各横行レール3には
昇降レバー5及び支持レバー7が通過することができる
1個の通過間隙12が設けられている。
て、リフト昇降路2の両側又は片側に上下方向に複数の
格納棚が設置され、リフト昇降路2にリフト1が設けら
れていて、格納棚とリフト昇降路2とに横行レール3が
設けられ、リフト1は上下動する左右の2ブロックに分
割されたフォークステージ4を有し、このフォークステ
ージ4は、車両の車輪が載置される第1フォークアーム
6の基端がそれぞれ取付けられた2本の支持レバー7を
具備し、この支持レバー7の対角線上の端部にそれぞれ
縦向きの昇降杆13を取付け、支持レバー7の下方または
上方において、昇降杆13に支持レバー7と同方向に平行
に延伸する昇降レバー5の一端が取付けられ、各昇降レ
バー5が連結ロッド10で対向する他方の昇降レバー5に
連結されており、各横行レール3には第1フォークアー
ム6との間に車両を移載する第2フォークアーム9を具
備した台車11を移動可能に載置し、各横行レール3には
昇降レバー5及び支持レバー7が通過することができる
1個の通過間隙12が設けられている。
【0009】昇降杆13の上下部には図示しないガイドロ
ーラを取付け、このガイドローラによって昇降杆13を縦
向きの2本のガイドレール8に上下動可能に装着し、ま
た昇降杆13の上下部に無端状条体14,15の両端が取付け
られ、この無端状条体14,15は各ガイドレール8の基部
に対応して設けられた1対の第1,2駆動手段17,18の
第1,2駆動輪19,21、ガイドレール8の上下部にほぼ
縦長の矩形位置に回転可能に設けられた数個の案内輪22
に巻装されていて、これにガイドレール8から離れたと
ころにバランスウェイト23が取付けられており、第1,
2駆動手段17,18のいずれか一方、この実施例では第1
駆動手段17がブレーキ付駆動モータ24を有していて、こ
の駆動モータ24によりを回転するようになっており、こ
の第1駆動手段17の第1駆動輪19と第2駆動部材18の従
動輪26とが伝動軸25によって連結されており、従動輪26
と第2駆動輪21とは図示しない中間歯車機構によって連
結されており、これによって第1,2駆動輪19,21は両
無端状条体14,15を矢印に示すように同方向に移動させ
ることとなる。なお地下に格納する形式のものの場合に
は、昇降レバー5を支持レバー7の上方に設けることと
なり、また第1,2駆動手段17,18は上部に設けてもよ
く、また第1駆動輪19から第2駆動輪21への運動伝達は
他の機構を採用してもよい。
ーラを取付け、このガイドローラによって昇降杆13を縦
向きの2本のガイドレール8に上下動可能に装着し、ま
た昇降杆13の上下部に無端状条体14,15の両端が取付け
られ、この無端状条体14,15は各ガイドレール8の基部
に対応して設けられた1対の第1,2駆動手段17,18の
第1,2駆動輪19,21、ガイドレール8の上下部にほぼ
縦長の矩形位置に回転可能に設けられた数個の案内輪22
に巻装されていて、これにガイドレール8から離れたと
ころにバランスウェイト23が取付けられており、第1,
2駆動手段17,18のいずれか一方、この実施例では第1
駆動手段17がブレーキ付駆動モータ24を有していて、こ
の駆動モータ24によりを回転するようになっており、こ
の第1駆動手段17の第1駆動輪19と第2駆動部材18の従
動輪26とが伝動軸25によって連結されており、従動輪26
と第2駆動輪21とは図示しない中間歯車機構によって連
結されており、これによって第1,2駆動輪19,21は両
無端状条体14,15を矢印に示すように同方向に移動させ
ることとなる。なお地下に格納する形式のものの場合に
は、昇降レバー5を支持レバー7の上方に設けることと
なり、また第1,2駆動手段17,18は上部に設けてもよ
く、また第1駆動輪19から第2駆動輪21への運動伝達は
他の機構を採用してもよい。
【0010】このような駐車装置において、車両を搬入
するに際しては、乗入口16から乗り入れた車両を、リフ
ト1を第1駆動手段17の駆動モータ24を作動して、第1
駆動手段17の第1駆動輪19と第2駆動手段18の従動輪26
とを伝動軸25を介して回動し、これによって第1,2駆
動輪19,21はバランスウェイト23と協動して、両無端状
条体14,15を数個の案内輪22で誘導して同期して矢印に
示すように同方向に移動させ、所望の格納棚のところに
到達したら、駆動モータ24を停止して第1,2駆動手段
17,18の作動を停止し、従来のものと同様にしてリフト
1から台車11へ自動車を移載した後、横行レール3上を
移動して所定の位置に格納する。自動車を格納棚から外
部に搬出するに際しては、これと反対の操作をすること
となる。
するに際しては、乗入口16から乗り入れた車両を、リフ
ト1を第1駆動手段17の駆動モータ24を作動して、第1
駆動手段17の第1駆動輪19と第2駆動手段18の従動輪26
とを伝動軸25を介して回動し、これによって第1,2駆
動輪19,21はバランスウェイト23と協動して、両無端状
条体14,15を数個の案内輪22で誘導して同期して矢印に
示すように同方向に移動させ、所望の格納棚のところに
到達したら、駆動モータ24を停止して第1,2駆動手段
17,18の作動を停止し、従来のものと同様にしてリフト
1から台車11へ自動車を移載した後、横行レール3上を
移動して所定の位置に格納する。自動車を格納棚から外
部に搬出するに際しては、これと反対の操作をすること
となる。
【0011】図4に示すこの発明の第2実施例は、多く
の部分において第1実施例と同様になっているので、そ
のような部分には同一の符号を付して説明を省略し、主
として異なる部分について説明する。第1,2駆動手段
27,28はそれぞれサーボモータ29を有していて、互いに
独立してしかも同期して両無端状条体14,15を移動さ
せ、したがって第1実施例における伝動軸25を必要とし
ない点で第1実施例と相違するだけであり、その作用は
格別異なるところがないので説明を省略する。
の部分において第1実施例と同様になっているので、そ
のような部分には同一の符号を付して説明を省略し、主
として異なる部分について説明する。第1,2駆動手段
27,28はそれぞれサーボモータ29を有していて、互いに
独立してしかも同期して両無端状条体14,15を移動さ
せ、したがって第1実施例における伝動軸25を必要とし
ない点で第1実施例と相違するだけであり、その作用は
格別異なるところがないので説明を省略する。
【0012】
【発明の効果】この発明は、前記のようであって、リフ
ト昇降路の両側又は片側に上下複数の格納棚が設けら
れ、格納棚とリフト昇降路とに横行レールが設けられ、
リフトの左右の2ブロックのフォークステージの第1フ
ォークアームの基端が取付けられた2本の支持レバーの
対角線端部に取付けた昇降杆を、ガイドレールに上下動
可能に装着し、支持レバーの下方または上方にそれと平
行に延伸する昇降レバーの一端を昇降杆に取付け、昇降
レバーが連結ロッドで他方の昇降レバーに連結されてお
り、横行レールには各支持レバー及び昇降レバーの通過
間隙が設けられていて、第1フォークアームとの間に車
両を移載する第2フォークアームを具備した台車を移動
可能に載置し、前記各昇降杆の上下部に両端が取付けら
れた無端状条体を有し、この無端状条体はリフト昇降路
の下部又は上部に設けられた駆動手段の駆動輪、上下部
に回転可能に設けられた案内輪に巻装されていて、これ
にガイドレールから離れたところにバランスウェイトが
取付けられているので、フォークステージの2本の支持
レバーの一端を2本のガイドレールに装着し、駆動手段
も2組設けるだけでよいことから構造が簡単であって、
製作施工が容易となって安価であり、また横行レールに
は各1本の支持レバーを通過させる各1個の通過間隙が
設けられているだけで、台車の移動が円滑に行われると
いう効果がある。
ト昇降路の両側又は片側に上下複数の格納棚が設けら
れ、格納棚とリフト昇降路とに横行レールが設けられ、
リフトの左右の2ブロックのフォークステージの第1フ
ォークアームの基端が取付けられた2本の支持レバーの
対角線端部に取付けた昇降杆を、ガイドレールに上下動
可能に装着し、支持レバーの下方または上方にそれと平
行に延伸する昇降レバーの一端を昇降杆に取付け、昇降
レバーが連結ロッドで他方の昇降レバーに連結されてお
り、横行レールには各支持レバー及び昇降レバーの通過
間隙が設けられていて、第1フォークアームとの間に車
両を移載する第2フォークアームを具備した台車を移動
可能に載置し、前記各昇降杆の上下部に両端が取付けら
れた無端状条体を有し、この無端状条体はリフト昇降路
の下部又は上部に設けられた駆動手段の駆動輪、上下部
に回転可能に設けられた案内輪に巻装されていて、これ
にガイドレールから離れたところにバランスウェイトが
取付けられているので、フォークステージの2本の支持
レバーの一端を2本のガイドレールに装着し、駆動手段
も2組設けるだけでよいことから構造が簡単であって、
製作施工が容易となって安価であり、また横行レールに
は各1本の支持レバーを通過させる各1個の通過間隙が
設けられているだけで、台車の移動が円滑に行われると
いう効果がある。
【図1】この発明の第1実施例の駆動手段の斜面図であ
る。
る。
【図2】同上の全体の配置説明図である。
【図3】同上の台車の一実施例の斜面図である。
【図4】この発明の第2実施例の駆動手段の斜面図であ
る。
る。
【図5】この発明と同種の従来の駐車装置の駆動手段の
図1と同様の斜面図である。
図1と同様の斜面図である。
1 リフト 2 リフト昇降路 3 横行レール 4 フォークステージ 5 昇降レバー 6 第1フォークアーム 7 支持レバー 8 ガイドレール 9 第2フォークアーム 10 連結ロッド 11 台車 12 通過間隙 13 昇降杆 14 無端状条体 15 無端状条体 16 乗入口 17 第1駆動手段 18 第2駆動手段 19 第1駆動輪 21 第2駆動輪 22 案内輪 23 バランスウェイト 24 駆動モータ 25 伝動軸 27 第1駆動手段 28 第2駆動手段 29 サーボモータ
Claims (5)
- 【請求項1】 リフト昇降路の両側又は片側に上下複数
の格納棚が設けられ、格納棚とリフト昇降路とに横行レ
ールが設けられ、リフトの左右の2ブロックのフォーク
ステージの第1フォークアームの基端が取付けられた2
本の支持レバーの対角線端部に取付けた昇降杆を、ガイ
ドレールに上下動可能に装着し、支持レバーの下方また
は上方にそれと平行に延伸する昇降レバーの一端を昇降
杆に取付け、昇降レバーが連結ロッドで他方の昇降レバ
ーに連結されており、横行レールには各支持レバー及び
昇降レバーの通過間隙が設けられていて、第1フォーク
アームとの間に車両を移載する第2フォークアームを具
備した台車を移動可能に載置し、前記各昇降杆の上下部
に両端が取付けられた無端状条体を有し、この無端状条
体は駆動手段の駆動輪、上下部に回転可能に設けられた
案内輪に巻装されていて、これにガイドレールから離れ
たところにバランスウェイトが取付けられていることを
特徴とするフォーク式立体駐車装置。 - 【請求項2】 駆動手段は、リフト昇降路の下部に設け
られている請求項1のフォーク式立体駐車装置。 - 【請求項3】 駆動手段は、リフト昇降路の上部に設け
られている請求項1のフォーク式立体駐車装置。 - 【請求項4】 駆動手段は、いずれか一方のガイドレー
ルに対応して設けられた単一のモータを具え、各駆動輪
は同期して回転する連結軸で連動する請求項2又は3の
フォーク式立体駐車装置。 - 【請求項5】 駆動手段は、各ガイドレールに対応して
設けられた2個のモータを具え、これらのモータは電気
的に同期して回転する請求項2又は3のフォーク式立体
駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4387394A JP2748231B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | フォーク式立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4387394A JP2748231B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | フォーク式立体駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07252964A JPH07252964A (ja) | 1995-10-03 |
JP2748231B2 true JP2748231B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=12675824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4387394A Expired - Lifetime JP2748231B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | フォーク式立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2748231B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108049675B (zh) * | 2017-10-25 | 2023-12-29 | 广东怡丰智能车库有限公司 | 车辆搬运设备 |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP4387394A patent/JP2748231B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07252964A (ja) | 1995-10-03 |
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