JP2747808B2 - マンホ―ル等用足掛具の取付装置 - Google Patents
マンホ―ル等用足掛具の取付装置Info
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- JP2747808B2 JP2747808B2 JP7145130A JP14513095A JP2747808B2 JP 2747808 B2 JP2747808 B2 JP 2747808B2 JP 7145130 A JP7145130 A JP 7145130A JP 14513095 A JP14513095 A JP 14513095A JP 2747808 B2 JP2747808 B2 JP 2747808B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、足踏部とその両側に位
置する側部とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそ
れを覆う合成樹脂で形成したマンホ―ル等用足掛具の取
付装置に関するものである。
置する側部とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそ
れを覆う合成樹脂で形成したマンホ―ル等用足掛具の取
付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,足踏部とその両側に位置する側部
とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合
成樹脂で形成したマンホ―ル等用足掛具におけるその取
付装置として、例えば実公平4ー4040号公報に示す
ように、両側部から鈎状の脚部を延出させ、この鈎状の
脚部をマンホ―ル等の壁に形成した足掛具固定用の孔内
に挿入して接着材で固めて足掛具を固定するようにした
ものがある。
とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合
成樹脂で形成したマンホ―ル等用足掛具におけるその取
付装置として、例えば実公平4ー4040号公報に示す
ように、両側部から鈎状の脚部を延出させ、この鈎状の
脚部をマンホ―ル等の壁に形成した足掛具固定用の孔内
に挿入して接着材で固めて足掛具を固定するようにした
ものがある。
【0003】また、図4に示すように、両側部から直線
状に延びる脚部をマンホ―ル等の壁に形成した足掛具固
定用の孔内に挿入して足掛具を固定するようにしたもの
もある。即ち、足掛具20の両側部21,21から直線
状に延びる脚部22,22のそれぞれの先端に軸方向に
割り23を形成し、該脚部22の先端開口に拡開用の駒
24を配置したものである。そして、脚部22の先端開
口に駒24を少し挿入した状態で、該脚部22の外径と
略等しい径の例えばマンホ―ルの壁に穿設された孔に、
足掛具20の足踏部25等をハンマ―で叩きながら脚部
22を挿入する。この際、駒24が孔の奥壁に当接する
と、それ以後は駒24が脚部22内に順次進入して、該
脚部22の割り部23において先端部を順次拡径するこ
とになり、脚部22は孔の周囲に当接して、足掛具20
の脚部22はマンホ―ルの壁に固定される。
状に延びる脚部をマンホ―ル等の壁に形成した足掛具固
定用の孔内に挿入して足掛具を固定するようにしたもの
もある。即ち、足掛具20の両側部21,21から直線
状に延びる脚部22,22のそれぞれの先端に軸方向に
割り23を形成し、該脚部22の先端開口に拡開用の駒
24を配置したものである。そして、脚部22の先端開
口に駒24を少し挿入した状態で、該脚部22の外径と
略等しい径の例えばマンホ―ルの壁に穿設された孔に、
足掛具20の足踏部25等をハンマ―で叩きながら脚部
22を挿入する。この際、駒24が孔の奥壁に当接する
と、それ以後は駒24が脚部22内に順次進入して、該
脚部22の割り部23において先端部を順次拡径するこ
とになり、脚部22は孔の周囲に当接して、足掛具20
の脚部22はマンホ―ルの壁に固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記脚部を
鈎状にしたものでは、該脚部を挿入するためのマンホ―
ル等の壁に形成する孔径が大きなものとなり、その孔掘
り作業が容易ではなく過分の労力を要すると共に多量の
接着材を必要とし、且つ接着材による足掛具の固定であ
るため、該足掛具の長期使用により前記接着材による固
定が壊れて足掛具がガタ付くことがある。
鈎状にしたものでは、該脚部を挿入するためのマンホ―
ル等の壁に形成する孔径が大きなものとなり、その孔掘
り作業が容易ではなく過分の労力を要すると共に多量の
接着材を必要とし、且つ接着材による足掛具の固定であ
るため、該足掛具の長期使用により前記接着材による固
定が壊れて足掛具がガタ付くことがある。
【0005】また、前記直線状に延びる脚部を用いたも
のにおいても、孔の奥壁を利用して駒を移動させるた
め、マンホ―ル等の壁に形成する孔はその奥行きを正確
に穿設する必要があり、その作業が面倒であると共に、
足掛具の取付け時にハンマ―で足踏部等を叩くため、足
掛具が変形する虞もある。
のにおいても、孔の奥壁を利用して駒を移動させるた
め、マンホ―ル等の壁に形成する孔はその奥行きを正確
に穿設する必要があり、その作業が面倒であると共に、
足掛具の取付け時にハンマ―で足踏部等を叩くため、足
掛具が変形する虞もある。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、マンホ―ル等の壁に形成する孔に対して足掛具
の脚部を確実・容易にフィットさせて、孔の穿設も比較
的に容易で、足掛具がマンホ―ル等の壁に確実に取付ら
れ、足掛具が長期の使用に耐え得るような安全なマンホ
―ル等用足掛具の取付装置を提供しようとするものであ
る。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、マンホ―ル等の壁に形成する孔に対して足掛具
の脚部を確実・容易にフィットさせて、孔の穿設も比較
的に容易で、足掛具がマンホ―ル等の壁に確実に取付ら
れ、足掛具が長期の使用に耐え得るような安全なマンホ
―ル等用足掛具の取付装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホール等用足掛具の取付装置
は、両側部から芯金をそれぞれ延長させて足掛具の取付
用脚部とし、該脚部の芯金に雄ねじを螺設し、該雄ねじ
と螺合する雌ねじを内部に形成し表面に複数のひれを備
えた合成樹脂製のキャップを前記脚部の芯金に取付けた
ことを特徴とするものである。
に、本発明におけるマンホール等用足掛具の取付装置
は、両側部から芯金をそれぞれ延長させて足掛具の取付
用脚部とし、該脚部の芯金に雄ねじを螺設し、該雄ねじ
と螺合する雌ねじを内部に形成し表面に複数のひれを備
えた合成樹脂製のキャップを前記脚部の芯金に取付けた
ことを特徴とするものである。
【0008】
【0009】
【作用】上記のように構成されたマンホール等用足掛具
の取付装置であるので、まず、既存の足掛具において
は、その脚部芯金に、前記雌ねじを内部に形成し表面に
複数のひれを備えた合成樹脂製のキャップを螺合し、キ
ャップの外径と略等しい径(微少大きな径)の例えばマ
ンホールの壁に穿設された孔に、複数のひれが孔の周壁
で押されるような状態で足掛具の脚部を挿入する。次い
で、該足掛具全体を手前に僅かに引く。これによって、
前記複数のひれの各先端は拡径されながら前記孔の周壁
に食い込む。この操作により脚部側は前記マンホールの
壁に穿設された孔に密着され、足掛具の脚部はマンホー
ルの壁に確実に固定される。
の取付装置であるので、まず、既存の足掛具において
は、その脚部芯金に、前記雌ねじを内部に形成し表面に
複数のひれを備えた合成樹脂製のキャップを螺合し、キ
ャップの外径と略等しい径(微少大きな径)の例えばマ
ンホールの壁に穿設された孔に、複数のひれが孔の周壁
で押されるような状態で足掛具の脚部を挿入する。次い
で、該足掛具全体を手前に僅かに引く。これによって、
前記複数のひれの各先端は拡径されながら前記孔の周壁
に食い込む。この操作により脚部側は前記マンホールの
壁に穿設された孔に密着され、足掛具の脚部はマンホー
ルの壁に確実に固定される。
【0010】
【0011】
【実施例】図1ないし図3は本発明の一実施例に関する
ものであり、図1は足掛具をマンホールに取付けた状態
の平面図、図2は側面図、図3はキャップの側面図であ
る。
ものであり、図1は足掛具をマンホールに取付けた状態
の平面図、図2は側面図、図3はキャップの側面図であ
る。
【0012】図において、1は足掛具の全体を示すもの
であり、該足掛具1は、足踏部2とその両側に位置する
側部3,3で構成され、これら足踏部2と側部3とは平
面視略コ字状をした鉄製の芯金4にポリプロピレン等の
合成樹脂5を防錆被覆してなるものである。
であり、該足掛具1は、足踏部2とその両側に位置する
側部3,3で構成され、これら足踏部2と側部3とは平
面視略コ字状をした鉄製の芯金4にポリプロピレン等の
合成樹脂5を防錆被覆してなるものである。
【0013】 前記芯金4は両側部3,3からそれぞれ
延長され、該延長部で構成する脚部の芯金4aには、キ
ャップ6に形成された雌ねじ8が螺合される雄ねじが螺
設されている。また、前記キャップ6は図3に示すよう
に、その内部に雌ねじ8が形成されていると共に、その
表面には複数(例えば3本)のひれ7を備えて合成樹脂
製となっている。そして、このひれ7の先端はそれぞれ
外方に拡径するように多少湾曲されている。
延長され、該延長部で構成する脚部の芯金4aには、キ
ャップ6に形成された雌ねじ8が螺合される雄ねじが螺
設されている。また、前記キャップ6は図3に示すよう
に、その内部に雌ねじ8が形成されていると共に、その
表面には複数(例えば3本)のひれ7を備えて合成樹脂
製となっている。そして、このひれ7の先端はそれぞれ
外方に拡径するように多少湾曲されている。
【0014】以上のような構成からなる足掛具1の取付
装置において、足掛具1を例えばマンホールの壁8に固
定取付ける場合には、足掛具1の脚部の芯金4aに螺設
された雄ねじに、前記雌ねじ8を内部に形成し表面に複
数のひれ7を備えた合成樹脂製のキャップ6を螺合し、
キャップ6の外径と略等しい径(微少大きな径)の例え
ばマンホールの壁8に穿設された孔に、複数のひれ7が
孔の周壁で押されるような状態で足掛具1の脚部を挿入
する。次いで、該足掛具全体を手前に僅かに引く。これ
によって、前記複数のひれ7の各先端は拡径されながら
前記孔の周壁に食い込む。この操作により脚部側は前記
マンホールの壁8に穿設された孔に密着され、足掛具の
脚部はマンホールの壁に確実に固定される。
装置において、足掛具1を例えばマンホールの壁8に固
定取付ける場合には、足掛具1の脚部の芯金4aに螺設
された雄ねじに、前記雌ねじ8を内部に形成し表面に複
数のひれ7を備えた合成樹脂製のキャップ6を螺合し、
キャップ6の外径と略等しい径(微少大きな径)の例え
ばマンホールの壁8に穿設された孔に、複数のひれ7が
孔の周壁で押されるような状態で足掛具1の脚部を挿入
する。次いで、該足掛具全体を手前に僅かに引く。これ
によって、前記複数のひれ7の各先端は拡径されながら
前記孔の周壁に食い込む。この操作により脚部側は前記
マンホールの壁8に穿設された孔に密着され、足掛具の
脚部はマンホールの壁に確実に固定される。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、両側部から芯金をそれ
ぞれ延長させて足掛具の取付用脚部とし、該脚部の芯金
に雄ねじを螺設し、該雄ねじと螺合する雌ねじを内部に
形成し表面に複数のひれを備えた合成樹脂製のキャップ
を前記脚部の芯金に取付けたので、既存の足掛具に有利
に適用でき、その足掛具は、その脚部のひれがマンホー
ル等の壁に形成した孔の周囲に押圧されて確実にフィッ
トし、足掛具がマンホール等の壁に確実に取付けられ、
その取付け操作が容易で、足掛具が長期の使用に耐え得
るような安全なマンホール等用足掛具の取付装置とな
る。
ぞれ延長させて足掛具の取付用脚部とし、該脚部の芯金
に雄ねじを螺設し、該雄ねじと螺合する雌ねじを内部に
形成し表面に複数のひれを備えた合成樹脂製のキャップ
を前記脚部の芯金に取付けたので、既存の足掛具に有利
に適用でき、その足掛具は、その脚部のひれがマンホー
ル等の壁に形成した孔の周囲に押圧されて確実にフィッ
トし、足掛具がマンホール等の壁に確実に取付けられ、
その取付け操作が容易で、足掛具が長期の使用に耐え得
るような安全なマンホール等用足掛具の取付装置とな
る。
【0019】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る取付装置を用い
て足掛具をマンホールに取付けた状態の平面図である。
て足掛具をマンホールに取付けた状態の平面図である。
【図2】図2はその側面図である。
【図3】図3は本発明の取付装置に用いるキャップの側
面図である。
面図である。
【図4】図4は従来例の平面図である。
【符号の説明】 1 足掛具 2 足踏部 3 側部 4,4a 芯金5 合成樹脂 6 キャップ 7 ひれ 8 雌ねじ
Claims (1)
- 【請求項1】足踏部とその両側に位置する側部とを有
し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合成樹脂
で形成したマンホール等用足掛具において、両側部から
芯金をそれぞれ延長させて足掛具の取付用脚部とし、該
脚部の芯金に雄ねじを螺設し、該雄ねじと螺合する雌ね
じを内部に形成し表面に複数のひれを備えた合成樹脂製
のキャップを前記脚部の芯金に取付けたことを特徴とす
るマンホール等用足掛具の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145130A JP2747808B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | マンホ―ル等用足掛具の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145130A JP2747808B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | マンホ―ル等用足掛具の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08311904A JPH08311904A (ja) | 1996-11-26 |
JP2747808B2 true JP2747808B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=15378106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7145130A Expired - Fee Related JP2747808B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | マンホ―ル等用足掛具の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2747808B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4733083B2 (ja) * | 2007-08-03 | 2011-07-27 | 三山工業株式会社 | コンクリート躯体へのステップの取付装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0671899U (ja) * | 1993-03-23 | 1994-10-07 | 岡島工業株式会社 | 昇降用足掛金具 |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP7145130A patent/JP2747808B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08311904A (ja) | 1996-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |