JP2747796B2 - カーテン - Google Patents

カーテン

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JP2747796B2
JP2747796B2 JP6296188A JP29618894A JP2747796B2 JP 2747796 B2 JP2747796 B2 JP 2747796B2 JP 6296188 A JP6296188 A JP 6296188A JP 29618894 A JP29618894 A JP 29618894A JP 2747796 B2 JP2747796 B2 JP 2747796B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓などに設けられるカ
ーテンレールに着脱可能に取付けるカーテンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種カーテンは、カーテン地の
上端部に複数のフックを取付け、これら各フックをカー
テンレールに摺動自由に設けられた各係止具にそれぞれ
着脱可能に係止させ、該各係止具を前記カーテンレール
に沿って摺動させることにより前記カーテンの開閉を行
うようにしている。
【0003】また、前記各フックは、前記カーテンレー
ルの係止具を挿嵌保持する円弧形状の保持部と、該保持
部の一方側に連続状に設けられた前記カーテン地への取
付部と、前記保持部の他方側に連続状に設けられ、この
保持部を外方に開放して、該保持部に前記係止具を挿入
させる挿入部とを備え、前記フックの少なくとも挿入部
及び保持部が前記カーテン地の外部側に露出されるよう
に、前記取付部を前記カーテン地に縫着手段やその他手
段により固定するようにしている。そして、前記カーテ
ン地をカーテンレールに取付けるときには、前記フック
の保持部を挿入部から前記係止具に挿入して係止させ、
また、前記カーテン地をカーテンレールから取外すとき
には、前記フックの保持部を挿入部から前記係止具の外
方へと離合させるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のカー
テンを洗濯機で洗濯するような場合には、前記カーテン
レール側から前記カーテン地の全体を取外して洗濯する
のであるが、このとき、前記カーテン地には前記各フッ
クが取付けられ、該各フックの少なくとも挿入部及び保
持部は、この各フックを前記カーテンレールの係止具に
対し着脱可能ならしめるべく前記カーテン地の外部側に
露出されていることから、洗濯時に前記各フックに設け
た挿入部の先端が前記カーテン地に食い込み状に絡み、
このカーテン地が団子状となって良好な洗濯ができなか
ったり、また、前記各フックの挿入部で前記カーテン地
が破損したりすることもあった。尚、前記カーテン地か
ら前記各フックを取外して洗濯を行うようにすれば、以
上の問題は解決できるのであるが、前記カーテン地には
通常多数のフックが設けられていることから、これら各
フックを洗濯を行う以前に前記カーテン地から取外した
り、また、洗濯後に前記各フックを前記カーテン地に取
付けることは、非常に面倒であって作業性が悪くなるの
である。
【0005】本発明の目的は、洗濯時にカーテン地から
各フックを取外したり取付けたりする面倒な作業を行う
ことなく、洗濯時の作業性を高めることができながら、
前記カーテン地の破損を招いたりすることなく良好な洗
濯を行うことができるようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の第1発明にかかるカーテンは、互い
に係合可能な係合部及び係止部を有する帯状の一対のフ
ァスナー部材を用い、一方側ファスナー部材をその係合
部又は係止部が外表面側に位置されるようにカーテン地
に固着し、該カーテン地に固着された一方側ファスナー
部材の外表面側に複数のフックを取付け、前記一方側フ
ァスナー部材に、前記各フックを隠蔽可能に他方側ファ
スナー部材を取外し可能に接合していることを特徴とす
る。
【0007】また、請求項2記載の第2発明に係るカー
テンは、互いに係合可能な係合部及び係止部を有する帯
状の一対のファスナー部材を用い、一方側ファスナー部
材をその係合部又は係止部が外表面側に位置されるよう
にカーテン地に固着し、該カーテン地に固着された一方
側ファスナー部材の外表面側に複数のフックを取付け、
前記カーテン地の一方側ファスナー部材の近くに、該一
方側ファスナー部材と平行状に前記各フックを隠蔽可能
に他方側ファスナー部材を固着していることを特徴とす
る。
【0008】
【0009】
【作用】第1発明のカーテンによれば、ファスナー部材
1,2の一方をその係合部11又は係止部21が外表面
側に位置されるようにカーテン地5に固着し、該カーテ
ン地5に固着された一方側ファスナー部材1又は2の外
表面側に、カーテンレール側に係止される複数のフック
4を取付け、前記一方側ファスナー部材1又は2に前記
各フック4を隠蔽可能に他方側ファスナー部材2又は1
を取外可能に接合しているため、前記カーテンの使用時
には、前記他方側ファスナー部材2又は1を前記カーテ
ン地5に固着された一方側ファスナー部材1又は2から
取外し、この一方側ファスナー部材1又は2に設けた前
記各フック4を外部露出させた状態で、該各フック4を
前記カーテンレール側の係止具に係止し、これら各係止
具をカーテンレールに沿って摺動させることにより、前
記カーテンの開閉を行えるのである。
【0010】一方、前記カーテン地5を洗濯機などで洗
濯するときには、該カーテン地5を前記カーテンレール
側から取外した後、前記一方側ファスナー部材1又は2
に他方側ファスナー部材2又は1を、その係合部11と
係止部21との係合により接合させて、この他方側ファ
スナー部材2又は1で前記一方側ファスナー部材1又は
2に設けた前記各フック4を隠蔽することにより、該各
フック4の一部が前記カーテン地5に食い込んで絡んだ
りするのを阻止でき、このカーテン地5が団子状になっ
たり、また、該カーテン地5の破損を招いたりすること
なく、良好な洗濯を行うことができる。しかも、前記カ
ーテン地5の洗濯を行うときには、前記一方側ファスナ
ー部材1又は2に他方側ファスナー部材2又は1を取付
け、また、洗濯後には、この他方側ファスナー部材2又
は1を前記一方側ファスナー部材1又は2から取外すこ
とにより通常の使用ができることから、前記カーテン地
5から前記各フック4を取外したり取付けたりする面倒
な作業は必要とすることなく、洗濯時の作業性を高める
ことができながら、前記カーテン地5の破損を招いたり
することなく良好な洗濯を行うことができるのである。
【0011】また、第2発明のカーテンによれば、ファ
スナー部材1,2の一方をその係合部11又は係止部2
1が外表面側に位置されるようにカーテン地5に固着
し、該カーテン地5に固着された一方側ファスナー部材
1又は2の外表面側に、カーテンレール側に係止される
複数のフック4を取付けると共に、前記カーテン地5に
おける前記一方側ファスナー部材1又は2の近くに、こ
のファスナー部材1又は2と平行状に前記各フック4を
隠蔽可能に他方側ファスナー部材2又は1を固着してい
るため、前記カーテンの使用時には、前記一方側ファス
ナー部材1又は2と他方側ファスナー部材2又は1とを
接合することなく、これら各ファスナー部材1,2を平
行状として前記カーテン地5を広げた状態で使用するこ
とにより、第1発明の場合と同様に、前記一方側ファス
ナー部材1又は2に設けた各フック4を外部露出させ
て、該各フック4を前記カーテンレール側の係止具に係
止し、これら各係止具をカーテンレールに沿って摺動さ
せることで前記カーテンの開閉を行えるのである。
【0012】一方、前記カーテン地5を洗濯するときに
は、このカーテン地5をカーテンレールから取外した
後、該カーテン地5を前記各ファスナー部材1,2の中
間部位から折り込んで、この一方側ファスナー部材1又
は2を他方側ファスナー部材2又は1に接合させ、該他
方側ファスナー部材2又は1で前記一方側ファスナー部
材1又は2に設けた前記各フック4を隠蔽することによ
り、第1発明の場合と同様に、前記カーテン地5から前
記各フック4を取外したり取付けたりする面倒な作業を
必要とすることなく、洗濯時の作業性を高めることがで
きながら、前記各フック4の一部が前記カーテン地5に
絡んだりするのを阻止できて、このカーテン地5が団子
状になったり、また、該カーテン地5の破損を招いたり
することなく、良好な洗濯を行うことができるのであ
る。
【0013】しかも、以上の第2発明では、前記カーテ
ン地5における前記一方側ファスナー部材1又は2の近
くに、該ファスナー部材1又は2と平行状に他方側ファ
スナー部材2又は1を固着しているため、第1発明の場
合と較べ、この他方側ファスナー部材2又は1を失った
りするのを確実に防止することができながら、前記カー
テン地5を折り込んで前記他方側ファスナー部材2又は
1を一方側ファスナー部材1又は2に接合させる極めて
簡単な操作でもって、この一方側ファスナー部材1又は
2に設けられる各フック4を隠蔽することができて、該
各フック4の一部が前記カーテン地5に絡んだりするの
を阻止できるのである。
【0014】
【0015】
【0016】また、以上の第1及び第2発明によれば、
前記各ファスナー部材に互いに係合可能な係合部と係止
部とをそれぞれ設けているため、これら係合部と係止部
とを介して前記各ファスナー部材の着脱操作をワンタッ
チで簡単に行うこともできるのである。
【0017】
【実施例】図1は第1発明にかかるカーテンを示してお
り、同図の実施例では、一側面に多数のループ状係合部
11を備えた帯状の第1ファスナー部材1と、一側面に
前記係合部11に係止可能な多数の鉤状係止部21を備
えた帯状の第2ファスナー部材2とを使用し、前記第1
ファスナー部材1における係合部11の形成面にカーテ
ンレール3側に係止される複数のフック4を所定間隔置
きに取付け、前記第1ファスナー部材1をカーテン地5
の上端縁部にその長さ方向に沿って固着すると共に、前
記第1ファスナー部材1に第2ファスナー部材2を前記
係止部11と係合部21との係合により取外可能に接合
させている。
【0018】また、前記カーテンレール3は、レール本
体31と、該レール本体31に摺動自由に支持された複
数の摺動体32とから成り、この摺動体32の下部側に
は前記フック4が挿嵌保持されるループ状の係止具33
を設けている。
【0019】さらに、前記第1ファスナー部材1に取付
ける前記フック4は、前記カーテンレール3側の係止具
33を挿嵌保持する円弧形状とされた保持部41と、該
保持部41の一方側に連続状に設けられ、前記カーテン
地5に取付けられる円弧形状の取付部42と、前記保持
部41の他方側に連続状に設けられ、この保持部41を
外方に開放して、該保持部41に前記係止具33を挿入
させる挿入部43とを備え、前記フック4の少なくとも
保持部41及び挿入部43が前記カーテン地5の外部側
に露出位置されるように、前記取付部42を前記カーテ
ン地5に縫合糸44により縫着している。また、前記第
1ファスナー部材1は、その上下部位を縫合糸12,1
2で縫着することにより、前記係合部11側が外表面に
位置されるように前記カーテン地5の上端縁部に固着し
ている。
【0020】次に、以上の第1発明にかかるカーテンの
作用について説明する。先ず、カーテンの使用時には、
前記第2ファスナー部材2を前記カーテン地5に固着さ
れた第1ファスナー部材1から取外し、この第1ファス
ナー部材1に設けた前記各フック4を外部露出させた状
態で、該各フック4の保持部41をその挿入部43から
前記カーテンレール3側の各係止具33に挿入して係止
させ、これら各係止具33を前記カーテンレール3のレ
ール本体31に沿って摺動させることにより、前記カー
テンの開閉を行うのである。
【0021】また、前記カーテン地5を洗濯機などで洗
濯するときには、前記各フック4の保持部41をその挿
入部43から前記各係止具33の外方へと離脱させるこ
とにより、前記カーテン地5を前記カーテンレール3か
ら取外し、この後前記カーテン地5側に固着した第1フ
ァスナー部材1に前記第2ファスナー部材2を、これら
ファスナー部材1,2に設けた前記各係合部11と各係
止部21とを係合させて接合することにより、前記第2
ファスナー部材2で前記第1ファスナー部材1に設けた
前記各フック4を隠蔽するのである。斯くすることによ
り、洗濯時に前記各フック4に備えた例えば前記挿入部
43の先端側などが前記カーテン地5に食い込んで絡ん
だりするのを阻止でき、このカーテン地5が団子状にな
ったり、また、該カーテン地5の破損を招いたりするこ
となく、良好な洗濯を行うことができるのである。
【0022】しかも、前記カーテン地5の洗濯を行うと
きには、前記第1ファスナー部材1に第2ファスナー部
材2を取付け、また、洗濯後には、この第2ファスナー
部材2を前記第1ファスナー部材1から取外すことによ
り通常の使用ができるため、前記カーテン地5から前記
各フック4を取外したり取付けたりする面倒な作業を必
要とすることなく、洗濯時の作業性を高めることができ
ながら、前記カーテン地5の破損を招いたりすることな
く良好な洗濯が行えるのである。さらに、前記カーテン
地5の上端縁部には、通常、該カーテン地5の形崩れ防
止用の芯地が取付けられているが、この芯地として前記
第1ファスナー部材1を使用することにより、前記カー
テン地5の形崩れを防止することができながら、前記第
1ファスナー部材1に着脱可能な前記第2ファスナー部
材2を追加する極めて簡単な構成でもって、前記カーテ
ン地5の破損を招いたりすることなく良好な洗濯が行え
るのである。
【0023】また、図2は第2発明にかかるカーテンを
示しており、同図の実施例では、第1発明の場合と同じ
く、第1及び第2ファスナー部材1,2を用い、この第
1ファスナー部材1における係合部11の形成面に複数
のフック4を取付け、該第1ファスナー部材1をその係
合部11側が外表面に位置されるように前記カーテン地
5の上端縁部に縫合糸12,12で縫着すると共に、こ
のカーテン地5における前記第1ファスナー部材1の近
くで下部側に、該第1ファスナー部材1と平行状に前記
第2ファスナー部材2を、その係止部21が前記係合部
11と同一外表面に位置されるように、上下部位を縫合
糸22,22で縫着している。
【0024】そして、以上の第2発明のカーテンを使用
するときには、前記第1及び第2ファスナー部材1,2
を接合させることなく、同図で示すように、これら各フ
ァスナー部材1,2を平行状として前記カーテン地5を
広げた状態で使用することにより、第1発明の場合と同
様に、前記第1ファスナー部材1に設けた前記各フック
4を外部露出させて、該各フック4を前記カーテンレー
ル3側の係止具33に係止し、これら各係止具33を前
記カーテンレール3のレール本体31に沿って摺動させ
ることにより、前記カーテンの開閉を行うのである。
【0025】また、前記カーテン地5を洗濯するときに
は、該カーテン地5を前記カーテンレール3側から取外
した後、このカーテン地5を前記各ファスナー部材1,
2の中間部位から折り込んで、これら各ファスナー部材
1,2をその係合部11と係止部21との係合により接
合させて、該第2ファスナー部材2で前記第1ファスナ
ー部材1側の各フック4を隠蔽することにより、第1発
明の場合と同様に、前記カーテン地5から前記各フック
4を取外したり取付けたりする面倒な作業を必要とする
ことなく、洗濯時の作業性を高めることができながら、
前記各フック4の挿入部43などが前記カーテン地5に
絡んだりするのを阻止できて、このカーテン地5が団子
状になったり、また、該カーテン地5の破損を招いたり
することなく、良好な洗濯を行うことができるのであ
る。
【0026】しかも、以上の第2発明にかかるカーテン
によれば、前記カーテン地5における前記第1ファスナ
ー部材1の近くに、該ファスナー部材1と平行状に第2
ファスナー部材2が固着されているため、第1発明の場
合と較べ、この第2ファスナー部材2を失ったりするの
を確実に防止することができながら、前記カーテン地5
を折り込んで前記第2ファスナー部材2を第1ファスナ
ー部材1に接合させる極めて簡単な操作でもって、この
第1ファスナー部材1に設けられる各フック4を隠蔽す
ることができて、該各フック4の挿入部43などが前記
カーテン地5に絡んだりするのを阻止できるのである。
さらに、以上のように、前記カーテン地5に2つの第1
及び第2ファスナー部材1,2を設けることにより、こ
れら各ファスナー部材1,2を介して前記カーテン地5
の形崩れを一層良好に防止することもできるのである。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】また、以上の第1及び第2発明にかかるカ
ーテンによれば、前記各ファスナー部材1,2に互いに
係合可能な係合部11と係止部21とをそれぞれ設けて
いるため、これら係合部11と係止部21とを介して前
記各ファスナー部材1,2の着脱操作をワンタッチで簡
単に行うこともできるのである。
【0031】尚、図1の実施例では、ループ状の係合部
11をもつ第1ファスナー部材1をカーテン地5側に固
着し、前記係合部11に係合可能な鉤状の係止部21を
もった第2ファスナー部材2を前記第1ファスナー部材
1側に取外可能に接合させるようにしたが、本発明で
は、前記第2ファスナー部材2をカーテン地5側に固着
し、前記第1ファスナー部材1を前記カーテン地5に固
着された第2ファスナー部材2に取外可能に接合させる
ようにしてもよい。また、前記第1ファスナー部材1又
は第2ファスナー部材2に前記フック4を取付けるにあ
たっては、各図の実施例で示したもの以外に、例えば前
記各ファスナー部材1,2の一部を切欠き又は別部材を
設けることにより係合片を形成し、また、この係合片に
係合可能な係止部をもつフック4を用いて、このフック
4の係止部を前記係合片に係合させることにより、前記
各ファスナー部材1,2に前記フック4を取付けるよう
にしてもよい。さらに、前記第1ファスナー部材1は、
前述した縫着手段によることなく、接着剤やホックなど
の係止金具を用いて前記カーテン地5側に固着よるよう
にしてもよいのである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明のカーテ
ンによれば、互いに係合可能な係合部11及び係止部2
1をもつ帯状のファスナー部材1,2を用い、この一方
側ファスナー部材1又は2をその係合部11又は係止部
21が外表面側に位置されるようにカーテン地5に固着
し、該カーテン地5に固着された一方側ファスナー部材
1又は2の外表面側に、カーテンレール側に係止される
複数のフック4を取付けると共に、前記一方側ファスナ
ー部材1又は2に前記各フック4を隠蔽可能に他方側の
ファスナー部材2又は1を取外可能に接合しているた
め、前記カーテンの使用時には、前記他方側ファスナー
部材2又は1を前記カーテン地5に固着された一方側フ
ァスナー部材1又は2から取外し、このファスナー部材
1又は2に設けた前記各フック4を外部露出させた状態
で、該各フック4を前記カーテンレール側の係止具に係
止し、これら各係止具をカーテンレールに沿って摺動さ
せることにより、前記カーテンの開閉を行うことができ
る。
【0033】また、前記カーテン地5を洗濯機などで洗
濯するときには、該カーテン地5を前記カーテンレール
側から取外した後、前記一方側ファスナー部材1又は2
に他方側ファスナー部材2又は1を、その係合部11と
係止部21との係合により接合させて、この他方側ファ
スナー部材2又は1で前記一方側ファスナー部材1又は
2に設けた前記各フック4を隠蔽することにより、該各
フック4の一部が前記カーテン地5に食い込んで絡んだ
りするのを阻止でき、このカーテン地5が団子状になっ
たり、また、該カーテン地5の破損を招いたりすること
なく、良好な洗濯を行うことができる。しかも、前記カ
ーテン地5の洗濯を行うときには、前記一方側ファスナ
ー部材1又は2に前記他方側ファスナー部材2又は1を
取付け、また、洗濯後には、この他方側ファスナー部材
2又は1を前記一方側ファスナー部材1又は2から取外
すことにより通常の使用ができることから、前記カーテ
ン地5から前記各フック4を取外したり取付けたりする
面倒な作業は必要とすることなく、洗濯時の作業性を高
めることができながら、前記カーテン地5の破損を招い
たりすることなく良好な洗濯を行うことができるのであ
る。
【0034】また、第2発明のカーテンによれば、第1
発明と同様のファスナー部材1,2を用い、この一方側
ファスナー部材1又は2にカーテンレール側に係止され
る複数のフック4を取付け、この一方側ファスナー部材
1又は2をカーテン地5に固着すると共に、該カーテン
地5における前記一方側ファスナー部材1又は2の近く
に、このファスナー部材1又は2と平行状に他方側ファ
スナー部材2又は1を固着しているため、前記カーテン
の使用時には、前記一方側ファスナー部材1又は2と他
方側ファスナー部材2又は1とを接合させることなく、
これら各ファスナー部材1,2を平行状として前記カー
テン地5を広げた状態で使用することにより、第1発明
の場合と同様に、前記ファスナー部材1又は2に設けた
各フック4を外部露出させて、該各フック4を前記カー
テンレール側の係止具に係止し、これら各係止具をカー
テンレールに沿って摺動させることで前記カーテンの開
閉を行うことができる。
【0035】また、前記カーテン地5を洗濯するときに
は、このカーテン地5をカーテンレールから取外した
後、該カーテン地5を前記各ファスナー部材1,2の中
間部位から折り込んで、この一方側ファスナー部材1又
は2を他方側ファスナー部材2又は1に接合させ、該他
方側ファスナー部材2又は1で前記一方側ファスナー部
材1又は2に設けた各フック4を隠蔽することにより、
第1発明の場合と同様に、前記カーテン地5から前記各
フック4を取外したり取付けたりする面倒な作業を必要
とすることなく、洗濯時の作業性を高めることができな
がら、前記各フック4の一部が前記カーテン地5に絡ん
だりするのを阻止できて、このカーテン地5が団子状に
なったり、また、該カーテン地5の破損を招いたりする
ことなく、良好な洗濯を行うことができるのである。
【0036】しかも、以上の第2発明にかかるカーテン
によれば、前記カーテン地5における前記一方側ファス
ナー部材1又は2の近くに、該ファスナー部材1又は2
と平行状に他方側ファスナー部材2又は1を固着してい
るため、第1発明の場合と較べ、この他方側ファスナー
部材2又は1を失ったりするのを確実に防止することが
できながら、前記カーテン地5を折り込んで前記他方側
ファスナー部材2又は1を一方側ファスナー部材1又は
2に接合させる極めて簡単な操作でもって、この一方側
ファスナー部材1又は2に設けられる各フック4を隠蔽
することができて、該各フック4の一部が前記カーテン
地5に絡んだりするのを阻止できるのである。
【0037】
【0038】
【0039】また、以上の第1及び第2発明によれば、
前記各ファスナー部材に互いに係合可能な係合部と係止
部とをそれぞれ設けているため、これら係合部と係止部
とを介して前記各ファスナー部材の着脱操作をワンタッ
チで簡単に行うこともできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明にかかるカーテンを一部省略して示す
斜視図。
【図2】第2発明にかかるカーテンを一部省略して示す
斜視図。
【符号の説明】 1,2 ファスナー部材 11 係合部 21 係止部 4 フック 5 カーテン地

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに係合可能な係合部及び係止部を有
    する帯状の一対のファスナー部材を用い、一方側ファス
    ナー部材をその係合部又は係止部が外表面側に位置され
    るようにカーテン地に固着し、該カーテン地に固着され
    た一方側ファスナー部材の外表面側に複数のフックを取
    付け、前記一方側ファスナー部材に、前記各フックを隠
    蔽可能に他方側ファスナー部材を取外し可能に接合して
    いることを特徴とするカーテン。
  2. 【請求項2】 互いに係合可能な係合部及び係止部を有
    する帯状の一対のファスナー部材を用い、一方側ファス
    ナー部材をその係合部又は係止部が外表面側に位置され
    るようにカーテン地に固着し、該カーテン地に固着され
    た一方側ファスナー部材の外表面側に複数のフックを取
    付け、前記カーテン地の一方側ファスナー部材の近く
    に、該一方側ファスナー部材と平行状に前記各フックを
    隠蔽可能に他方側ファスナー部材を固着していることを
    特徴とするカーテン。
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