JP2747169B2 - 紙葉類の搬送路切り換え装置 - Google Patents

紙葉類の搬送路切り換え装置

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JP2747169B2
JP2747169B2 JP4158589A JP15858992A JP2747169B2 JP 2747169 B2 JP2747169 B2 JP 2747169B2 JP 4158589 A JP4158589 A JP 4158589A JP 15858992 A JP15858992 A JP 15858992A JP 2747169 B2 JP2747169 B2 JP 2747169B2
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diameter grip
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roller
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和幸 小沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類の搬送路切り換
え装置に係り、特に、装置内に送り込まれてきた紙葉類
を複数の排出路に向けて選択的に送り出す紙葉類の搬送
路の切り換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙葉類搬送路切り換え機
構は、図7に示すようにガイド60,61,グリップロ
ーラ72,73により構成される搬入路51と、ガイド
60,62により構成される搬出路52と、ガイド6
3,64により構成される搬出路54と、上記の搬出路
52と53への搬送を切り換えるゲート70と、上記の
ゲートを駆動するアクチュエータ(ロータリソレノイ
ド)71と、受光素子74と発光素子75とからなる紙
葉類検知部とから構成されている。
【0003】そして、装置外部から紙葉類30が矢印L
方向に送られてくると、紙葉類30は搬入路51を通
り、受光素子74,発光素子75から成る紙葉類検知部
76に検知される。この検知信号により、アクチュエー
タ71を駆動してゲート70は、図7に示す符号G側或
は符号H側の位置のいずれかの状態に動かされる。そし
て、ゲート70がG側の位置にある時に、紙葉類30
は、搬入路51から搬出路52に搬送され、ゲート70
がHの位置にある時、紙葉類30は搬入路51から搬出
路54に搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例では、搬送路を切り換える1ヶ所の分岐につい
て、1ヶの紙葉類検知部と1ヶのゲート駆動用アクチュ
エータとが必要であることから、複数の分岐がある場合
には、その分岐の数だけ紙葉類検知部及びゲート駆動用
アクチュエータがそれぞれ必要となり、それだけアクチ
ュエータ自体の部品点数が増大し価格の低減化に支障を
来すという不都合があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、複数の分岐がある場合でも、これらの
いずれの分技路に対しても単一の紙葉類検知及び単一
の駆動モータ等によって紙葉類を送り込むことを可能と
これによって装置全体における紙葉類検知及び
動モータ等の部品点数の軽減化を図った紙葉類の搬送路
切り換え装置を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、ステッピン
グモータによって正逆回転駆動され外部から搬入される
紙葉類を巻き込みつつ小径グリップローラと共に保持し
外周面に沿って搬送する大径グリップローラと、この大
径グリップローラの正回転方向の上流側に配設され当該
大径グリップローラの接線方向に沿って外部から送り込
むまれる紙葉類を案内する用紙搬入路と、大径グリップ
ローラの正回転方向の下流側に配設され前記用紙搬入路
から搬入された紙葉類を当該大径グリップローラの接線
方向に沿って外部に送りだす正転時排出路とを備えてい
る。 又、用紙搬入路と正転時排出路との間に、大径グリ
ップローラが逆転した場合に機能して用紙搬入路から搬
入された紙葉類が大径グリップローラに付勢されて当該
大径グリップローラの接線方向に沿って外部に送り出さ
れるのを案内する第1および第2の少なくとも二つの逆
転時排出路を、所定間隔を隔てて且つ前述した大径グリ
ップローラに沿って順次装備する。 第1および第2の二
つの逆転時排出路の大径グリップローラに対向して設け
れた開口部分に、大径グリップローラが逆転した場合
に作動して当該大径グリップローラに沿って逆送される
紙葉類を第1又は第2の逆転時排出路側に案内する第1
又は第2のゲート機構をそれぞれ装備する更に、前述
した第1のゲート機構と第2のゲート機構との間に、大
径グリップローラの正回転時に当該大径グリップローラ
に沿って搬送される紙葉類の後端部の通過のタイミング
を検出するセンサを装備すると共に、このセンサからの
情報に基づいて作動し前述した大径グリップローラの回
転停止および逆転動作のタイミング若しくは正回転動作
の維持等を設定制御する制御部を前述したステッピング
モータに併設する。 そして、前述した制御部が、 センサ
からの紙葉類通過信号を受信した場合に当該受信信号に
惑わされることなく大径グリップローラの正回転動作を
維持する正回転動作維持機能とセンサからの紙葉類通
過信号を受信した場合に予め設定された指令に従って作
動し大径グリップローラを停止制御すると共に当該大径
グリップローラを逆回転モードに設定する第1の逆転モ
ード設定機能と、 センサからの紙葉類通過信号を受信し
た場合に予め設定された指令に従って作動し紙葉類が第
2のゲート機構を通過するに必要な所定ステップ分だけ
前述した大径グリップローラを回転させた後に当該大径
グリップローラを停止制御しその後に当該大径グリップ
ローラを逆回転モードに設定する第2の逆転モード設定
機能とを備えている、等の構成を採っている。これによ
って前述した目的を達成しようとするものである
【0007】
【作用】まず、用紙搬入路から搬入される紙葉類は、ロ
ーラの正回転に応じて第1のゲート機構と大径グリップ
ローラの外周面との間に送り込まれる。更に、紙葉類が
第1のゲート機構を通過すると、その通過終了時がセン
サに検知される。このセンサに検知された信号は制御部
に出力される。制御部では、この信号に基づいて作動
し、例えば、紙葉類を第1の逆転時排出路に送り込む旨
の外部指令がある場合には、大径グリップローラを逆回
転モードに設定する。これにより、 大径グリップローラ
は、停止動作に続いて逆転動作に入る。同時に、紙葉類
は、第1のゲート機構に案内されて第1の逆転時排出路
に送り込まれる。 また、予め前述した制御部に紙葉類を
第2の逆転時排出路に送り込む旨の外部指令がある場合
には、紙葉類の後端縁がセンサに検知されてから第2の
ゲート機構を通過するまでの時間の間,当該制御部は大
径グリップローラの正転動作を継続せしめ、紙葉類が第
2のゲート機構を通過するに相当する時間の経過をまっ
て大径グリップローラを逆回転モードに設定する。これ
により、大径グリップローラは、停止動作に続いて逆転
動作に入る。同時に、紙葉類は、第2のゲート機構に案
内されて第2の逆転時排出路に送り込まれる。更に、
め前述した制御部に紙葉類を正転時排出路に送り込む旨
の外部指令がある場合には、前述したセンサからの紙葉
類通過情報の有無にかかわらず制御部は大径グリップ
ローラの正転動作を継続せしめる。これにより、紙葉類
は正転時排出路から外部に送りだされる。
【0008】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図6に基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明にかかる一実施例の紙葉類
の搬送路切り換え装置を説明する概略断面図を示す。こ
の図1に示す搬送路切り換え装置は、ステッピングモー
タ17によって正逆回転(図1に示す矢印A又はB方
向)し紙葉類30を搬送する大径グリップローラ6と、
一端部9a,10aが大径グリップローラ6の回転軸6
aと平行に回転自在に支持されると共に他端部9b,1
0bが大径グリップローラ6の正回転方向Aに向けて傾
斜して当該大径グリップローラ6の外周面6b近傍に押
圧される第1乃至第2のゲート機構9,10と、大径グ
リップローラ6の正回転Aに応じて第1乃至第2のゲー
ト機構9,10の傾斜側9c,10cから当該第1乃至
第2のゲート機構9,10の他端部9b,10bと大径
グリップローラ6の外周面6bとの間に紙葉類30を送
り込む用紙搬入路2を備えた用紙搬入機構31と、大径
グリップローラ6の逆回転Bの動作タイムングに応じて
機能し第1乃至第2のゲート機構9,10の傾斜側9
c,10cの反対側9d,10dから当該第1乃至第2
ゲート機構9,10の傾斜面9e,10eに沿って紙
葉類30が外部に送り出されるのを案内する第1乃至第
2の逆転時排出路3,4と、大径グリップローラ6の正
回転Aに応じて紙葉類30がそのまま外部に送り出され
るのを案内する正転時排出路5と、第1のゲート機構9
の他端部9bの近傍に当該他端部9bと大径グリップロ
ーラ6の外周面6bとの間の紙葉類30の通過終了時の
タイミングを検知するセンサ32と、用紙搬入機構31
に紙葉類30の送り込む際の速度を検出する速度検出手
段としてのロータリエンコーダ18とを備え、このロー
タリエンコーダ18およびセンサ32からの信号出力に
応じてステッピングモータ17を駆動制御する制御部1
9を装備している。
【0010】そして、この制御部19は、前述したセン
サ32からの紙葉類通過信号を受信した場合に作動して
大径グリップローラ6を停止制御すると共に当該大径グ
リップローラ6を逆回転モードに設定する第1の逆転モ
ード設定機能と、前述したセンサ32からの紙葉類通過
信号を受信した場合に作動して紙葉類30が第2のゲー
ト機構10を通過するに必要な所定ステップ分だけ大径
グリップローラ6を回転させた後に当該大径グリップロ
ーラ6を停止制御しその後に当該大径グリップローラ6
を逆回転モードに設定する第2の逆転モード設定機能
と、前述したセンサ32からの紙葉類通過信号を受信し
た場合に当該受信信号に惑わされることなく大径グリッ
プローラ6の正回転動作を維持する正回転動作維持機能
とを備えている。
【0011】これを更に詳述すると、大径グリップロー
ラ6の周囲には、この大径グリップローラ6の外周面6
bに当接し該大径グリップローラ6と共に回転する小径
グリップローラ7a及び7bが配置されている。また、
大径グリップローラ6の回転軸6aは、プーリ22,2
3及びタイミングベルト24を介して上記大径グリップ
ローラ6を正逆方向に回転させるステッピングモータ1
7の回転軸17aに連結されている。
【0012】用紙搬入機構31は、ステッピングモータ
17とは別の駆動系(図示せず)により、駆動回転され
るグリップローラ8a,8b及び第1のゲート機構9の
傾斜側9Cから当該第1のゲート機構9の他端部9bに
向けて配設された一対のガイド11,12により形成さ
れた用紙搬入路2によって構成されている。この内、ガ
イド11は、図1に示すように大径グリップローラ6の
外周面6dに沿った状態になっており、その後端11a
正転時排出路5を形成するガイドの一部になってい
る。
【0013】又、前述した第1の逆転時排出路3は、
1のゲート機構9の一端部9aから外方に向けて配置さ
れたガイド13と該ガイド13と平行に且つ第2のゲー
ト機構10の一端部10aから外方に向けて配置され
たガイド14とより構成されている。
【0014】第2の逆転時排出路4は、第2のゲート機
構10の一端部10aから外方に向けて配置されたガイ
ド15と該ガイド15と平行に配置されたガイド16と
により構成されている。また、このガイド16の後端1
6aは、上述したガイド11の後端11aまで延設され
ており、ガイド11の後端11aと共に正転時排出路
を形成している。
【0015】更に、ガイド11とガイド14との間で搬
送路1が形成されている。
【0016】第1のゲート機構9は、搬送路1と第1の
逆転時排出路3の分岐点に位置し、バネ9Aにより大径
グリップローラ6側に、その他端部9b付勢されてい
る。又、第2のゲート機構10は、搬送路1と第2の逆
転時排出路の分岐点に位置し、バネ10Aにより大径グ
リップローラ6側にその他端部10bが付勢されてい
る。
【0017】センサ32は、発光素子20及び受光素子
21により構成されており、その出力側が制御部19の
入力側に連結されている。
【0018】ロータリエンコーダ18は、グリップロー
ラ8bに装備されており、その出力側が制御部19の入
力側に連結されている。このロータリエンコーダ18
は、搬送路1への紙葉類30の搬入及び搬出時のもたつ
き現象等か発生しないようにグリップローラ8bにおけ
る紙葉類搬送速度を計測し、この計測結果から、制御部
19によりステッピングモータ17の回転速度を制御す
るものである(回転数設定モード機能)。
【0019】制御部19は、上述したセンサ32及びロ
ータリエンコーダ18からの信号出力によってステッピ
ングモータ17を駆動制御するものであり、その出力側
がステッピングモータ17の入力側に連結されている。
【0020】次に、上記実施例の動作を説明する。
【0021】図2に示すように、外部から搬入されてき
た紙葉類30は用紙搬入路2を矢印C方向に送られ、
1のゲート機構9の他端部9bを押し上げて、搬送路1
に搬送される。この時、大径グリップローラ6を制御部
19からの信号出力によってこのまま正回転としての矢
印A方向に回転すると、紙葉類30は搬送路1から正転
時排出路5を通り矢印F方向外部に搬出される(正回
転動作維持機能)かかる動作は、前述した制御部19
に紙葉類30を正転時排出路5に送り込む旨の外部指令
がある場合に実行される。
【0022】次に、前述した紙葉類30が第1の逆転時
排出路3に搬出される場合の動作を説明する。紙葉類3
0が搬送路1中を搬送されて、図3に示すように、紙葉
類30の後端30aが第1のゲート機構9の他端部9b
を通過すると、発光素子20と受光素子21から成るセ
ンサ32に検知される。このセンサ32に検知された信
号は制御部19に送り込まれる。制御部19では、この
信号に基づいて作動し、例えば、紙葉類30を第1の逆
転時排出路3に送り込む旨の外部指令がある場合には、
大径グリップローラ6を逆回転モードに 設定する。これ
により、大径グリップローラ6は、停止動作に続いて逆
転動作(矢印B方向に回転)に入る。同時に、紙葉類3
0は、第1のゲート機構9に案内されて第1の逆転時排
出路3に送り込まれる(第1の逆転モード設定機能
この場合、紙葉類30は第1のゲート機構9の他端部9
bと傾斜面9eとにより、用紙搬入路2に戻ることがで
きずに、逆転時排出路3に搬出される。
【0023】次に、前述した紙葉類30が第2の逆転時
排出路4に搬出される場合の動作を説明する。紙葉類3
0が搬送路1に搬送されて、後端30aセンサ32を
通過したことを検知されてから、図5に示すように、紙
葉類30の後端30aが第2のゲート機構10の他端部
10bを通過するステップ数だけ、制御部19からの信
号出力によって大径グリップローラ6を正回転(A方
向)させてから停止させる。このあと、図6に示すよう
に、大径グリップローラ6を逆回転(B方向)に回転す
ると、紙葉類30は第2のゲート機構10の他端部10
bと傾斜面10eとに導かれて第2の逆転時排出路4に
搬出される(第2の逆転モード設定機能)
【0024】以上、説明したように本実施例では、その
基本的な構成として、ステッピングモータによって正逆
回転駆動され外部から搬入される紙葉類を巻き込みつつ
小径グリップローラと共に保持し外周面に沿って搬送す
る大径グリップローラと、この大径グリップローラの正
回転方向の上流側に配設され当該大径グリップローラの
接線方向に沿って外部から送り込むまれる紙葉類を案内
する用紙搬入路と、大径グリップローラの正回転方向の
下流側に配設され前記用紙搬入路から搬入された紙葉類
を当該大径グリップローラの接線方向に沿って外部に送
りだす正転時排出路とを備えている。 又、用紙搬入路と
正転時排出路との間に、大径グリップローラが逆転した
場合に機能して用紙搬入路から搬入された紙葉類が大径
グリップローラに付勢されて当該大径グリップローラの
接線方向に沿って外部に送り出されるのを案内する第1
および第2の少なくとも二つの逆転時排出路を、所定間
隔を隔てて且つ前述した大径グリップローラに沿って順
次装備する。 更に、第1および第2の二つの逆転時排出
路の大径グリップローラに対向して設けられた開口部分
に、大径グリップローラが逆転した場合に作動して当該
大径グリップローラに沿って逆送される紙葉類を第1又
は第2の二つの逆転時排出路側に案内する第1又は第2
のゲート機構をそれぞれ装備するそして、前述した第
1のゲート機構と第2のゲート機構との間に、大径グリ
ップローラの正回転時に当該大径グリップローラに沿っ
て搬送される紙葉類の後端部の通過のタイミングを検出
するセンサを装備すると共に、このセンサからの情報に
基づいて作動し前述した大径グリップローラの回転停止
および逆転動作のタイミング若しくは正回転動作の維持
等を設定制御する制御部を前述したステッピングモータ
に併設している。
【0025】そして、制御部19は、センサからの紙葉
類通過信号を受信した場合に予め設定された指令に従っ
て作動し大径グリップローラを停止制御すると共に当該
大径グリップローラを逆回転モードに設定する第1の逆
転モード設定機能と、センサからの紙葉類通過信号を受
信した場合に予め設定された指令に従って作動し前述し
た紙葉類が第2のゲート機構を通過するに必要な所定ス
テップ分だけ当該大径グリップローラを回転させた後に
当該大径グリップローラを停止制御しその後に当該大径
グリップローラを逆回転モードに設定する第2の逆転モ
ード設定機能と、センサからの紙葉類通過信号を受信し
た場合に当該受信信号に惑わされることなく大径グリッ
プローラの正回転動作を維持する正回転動作維持機能と
を備えている
【0026】このため、複数の分岐路がある場合でも、
これらの分技を1ヶのセンサ32及び1ヶのステッピン
グモータ17によって動作させることができ、その結
果、装置全体におけるセンサ及びステッピングモータ1
7の部品点数の軽減化を図ることができる。また、本実
施例では、1ヶのセンサ及び1ヶのスッテピングモータ
17のみで複数の搬送路の分技を切り換えることができ
るため、従来例のように複数のセンサ及びステッピング
モータを使用する必要がない。このため、装置全体の価
格の低減化を図ることができる。
【0027】また、他の駆動系によって駆動される用紙
搬入機構31における用紙搬入路2の紙葉類30の搬送
速度を制御部19により計測し、この計測結果に基づい
て大径グリップローラ6の回転速度を制御するため、搬
送路1内での紙葉類のもたつき現象をなくすことができ
る。
【0028】ここで、本実施例では、一つの用紙搬入路
2から三つの用紙搬出路(第1又は第2の逆転時排出
正転時排出路)3,4,5に分岐させる例について
説明したが、大径グリップローラ6の外周上に、ゲート
機構と搬出路とを追加することで、さらに、分岐を増す
ことが可能である。この場合も、駆動はステッピング
モータ17,1ヶで可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、制御部の作用により、紙葉類の
搬送路上に複数の分岐がある場合でも、これらの分技
を1ヶのセンサ及び1ヶのステッピングモータによっ
各分岐路に対する用紙の排出を自在に設定し動作させ
ることができ、その結果、装置全体におけるセンサ及ス
テッピングモータの部品点数の軽減化を図ることがで
、複数の分岐を大径グリップローラの外周上に沿って
設けるようにしたので、装備全体の集中化および小型化
が可能となるという従来にない優れた紙葉類の搬送路切
り換え装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例を示す概略説明図であ
る。
【図2】図1に示す紙葉類の排出路側への搬送動作を示
す説明図である。
【図3】図2の動作が少し進んだ場合の状況を示す説明
図である。
【図4】図1に示す紙葉類の逆方向の排出路への搬送動
作を示す説明図である。
【図5】図1に示す紙葉類の他の逆方向の排出路への搬
送動作を示す説明図である。
【図6】図5の動作が少し進んだ場合の状況を示す説明
図である。
【図7】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
第1の逆転時排出路第2の逆転時排出路正転時排出路 6 大径グリップローラ7a,7b 小径グリップローラ第1のゲート機構 10 第2のゲート機構 17 ステッピングモータ 19 制御部 30 紙葉類 31 用紙搬入機構 32 センサ A 正回転方向 B 逆回転方向

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータによって正逆回転
    動され外部から搬入される紙葉類を巻き込みつつ小径グ
    リップローラと共に保持し外周面に沿って搬送する大径
    グリップローラと、この大径グリップローラの正回転方
    向の上流側に配設され当該大径グリップローラの接線方
    向に沿って外部から送り込むまれる紙葉類を案内する用
    紙搬入路と、前記大径グリップローラの正回転方向の下
    流側に配設され前記用紙搬入路から搬入された紙葉類を
    当該大径グリップローラの接線方向に沿って外部に送り
    だす正転時排出路とを備え、前記用紙搬入路と前記正転時排出路との間に、前記大径
    グリップローラが逆転した場合に機能し前記用紙搬入路
    から搬入された紙葉類が前記大径グリップローラに付勢
    されて当該大径グリップローラの接線方向に沿って外部
    に送り出されるのを案内する第1および第2の少なくと
    も二つの逆転時排出路を、所定間隔を隔てて且つ前記大
    径グリップローラに沿って順次装備し、 前記第1および第2の二つの逆転時排出路の前記大径グ
    リップローラに対向して設けられた開口部分に、前記大
    径グリップローラが逆転した場合に作動して当該大径グ
    リップローラに沿って逆送される紙葉類を前記第1又は
    第2の逆転時排出路側に案内する第1又は第2のゲート
    機構をそれぞれ装備し、 前記第1のゲート機構と第2のゲート機構との間に、前
    記大径グリップローラの正回転時に当該大径グリップロ
    ーラに沿って搬送される紙葉類の後端部の通過のタイミ
    ングを検出するセンサを装備すると共に、このセンサか
    らの情報に基づいて作動し前記大径グリップローラの回
    転停止および逆転動作のタイミング若しくは正回転動作
    の維持等を設定制御する制御部を前記ステッピングモー
    タに併設し前記制御部が、 前記センサからの紙葉類通過信号を受信した場合に該受
    信信号に惑わされることなく前記大径グリップローラの
    正回転動作を維持する正回転動作維持機能と前記センサからの紙葉類通過信号を受信した場合に予め
    設定された指令に従っ て作動し前記大径グリップローラ
    を停止制御すると共に当該大径グリップローラを逆回転
    モードに設定する第1の逆転モード設定機能と、 前記センサからの紙葉類通過信号を受信した場合に予め
    設定された指令に従って作動し前記紙葉類が前記第2の
    ゲート機構を通過するに必要な所定ステップ分だけ前記
    大径グリップローラを回転させた後に当該大径グリップ
    ローラを停止制御しその後に当該大径グリップローラを
    逆回転モードに設定する第2の逆転モード設定機能とを
    備えていることを特徴とした 紙葉類の搬送路切り換え装
    置。
JP4158589A 1992-05-26 1992-05-26 紙葉類の搬送路切り換え装置 Expired - Lifetime JP2747169B2 (ja)

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