JP3254247B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3254247B2 JP3254247B2 JP20534292A JP20534292A JP3254247B2 JP 3254247 B2 JP3254247 B2 JP 3254247B2 JP 20534292 A JP20534292 A JP 20534292A JP 20534292 A JP20534292 A JP 20534292A JP 3254247 B2 JP3254247 B2 JP 3254247B2
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- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、ファクシミ
リ等に用いられる画像形成装置に関し、特に、転写紙に
付いた金属片による紙詰まりを防止する紙搬送機構を有
する画像形成装置に関するものである。
リ等に用いられる画像形成装置に関し、特に、転写紙に
付いた金属片による紙詰まりを防止する紙搬送機構を有
する画像形成装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、画像形成装置に利用する転写
紙にホッチキスの針等の金属が付いていることがたまに
あり、そのまま使用すると金属が装置内の部品を傷つけ
たり、紙詰まりが起きたりすることがあった。このよう
な問題を解消するために、例えば、実開昭６３−１１６
９５１号公報においては、転写紙に付いた金属片を紙送
りローラの手前に設けた溝に磁力で落とし込み、金属片
が装置内部へ進入するのを防止する画像形成装置が示さ
れている。
紙にホッチキスの針等の金属が付いていることがたまに
あり、そのまま使用すると金属が装置内の部品を傷つけ
たり、紙詰まりが起きたりすることがあった。このよう
な問題を解消するために、例えば、実開昭６３−１１６
９５１号公報においては、転写紙に付いた金属片を紙送
りローラの手前に設けた溝に磁力で落とし込み、金属片
が装置内部へ進入するのを防止する画像形成装置が示さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置においては、ホッチキスの針等の金属
が転写紙に付いている場合、単に磁力だけでは金属片を
取り除けないことが多く、金属の付いた転写紙を搬送す
ると紙詰まりを起こしてしまい、その紙を除去するため
に装置の内部を開けなくてはならないという問題点があ
った。そこで、この発明は上述した従来の問題点を解消
して、金属片の付いた転写紙そのものを除去することが
できる、簡単な構成の除去機構を有する画像形成装置を
提供することを課題としている。
来の画像形成装置においては、ホッチキスの針等の金属
が転写紙に付いている場合、単に磁力だけでは金属片を
取り除けないことが多く、金属の付いた転写紙を搬送す
ると紙詰まりを起こしてしまい、その紙を除去するため
に装置の内部を開けなくてはならないという問題点があ
った。そこで、この発明は上述した従来の問題点を解消
して、金属片の付いた転写紙そのものを除去することが
できる、簡単な構成の除去機構を有する画像形成装置を
提供することを課題としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨とすると
ころは、請求項１では、紙搬送ローラによる紙搬送機構
を有する画像形成装置において、前記紙搬送ローラの内
部に設けられた転写紙幅以上の大きさの磁石、若しくは
同一形状の磁石から成る紙搬送ローラと、この紙搬送ロ
ーラに引き寄せられた、金属の付いた転写紙を装置外へ
排出するための排出路とを有することにある。また、請
求項２では、前記磁石は非回動で、前記排出路に沿った
前記搬送ローラ外周の円弧に対応する扇形状としたこと
にある。また、請求項３では、紙搬送ローラによる紙搬
送機構を有する画像形成装置において、前記紙搬送ロー
ラの内部に設けられた転写紙幅以上の大きさの磁石、若
しくは同様の形状の磁石から成る紙搬送ローラと、この
紙搬送ローラに引き寄せられた金属の付いた転写紙を通
常の搬送路から分岐させるための分岐路と、金属の付い
ていない転写紙を検知する紙検知手段と、この紙検知手
段が金属の付いていない転写紙を予定時刻に検知しなか
った時に紙搬送ローラを逆転させて金属の付いた転写紙
を元の位置へ排出するための制御手段とを備えたことに
ある。
ころは、請求項１では、紙搬送ローラによる紙搬送機構
を有する画像形成装置において、前記紙搬送ローラの内
部に設けられた転写紙幅以上の大きさの磁石、若しくは
同一形状の磁石から成る紙搬送ローラと、この紙搬送ロ
ーラに引き寄せられた、金属の付いた転写紙を装置外へ
排出するための排出路とを有することにある。また、請
求項２では、前記磁石は非回動で、前記排出路に沿った
前記搬送ローラ外周の円弧に対応する扇形状としたこと
にある。また、請求項３では、紙搬送ローラによる紙搬
送機構を有する画像形成装置において、前記紙搬送ロー
ラの内部に設けられた転写紙幅以上の大きさの磁石、若
しくは同様の形状の磁石から成る紙搬送ローラと、この
紙搬送ローラに引き寄せられた金属の付いた転写紙を通
常の搬送路から分岐させるための分岐路と、金属の付い
ていない転写紙を検知する紙検知手段と、この紙検知手
段が金属の付いていない転写紙を予定時刻に検知しなか
った時に紙搬送ローラを逆転させて金属の付いた転写紙
を元の位置へ排出するための制御手段とを備えたことに
ある。
【０００５】
【作用】したがって、請求項１では、先端に金属のつい
た転写紙が入って来ると、紙搬送ローラ内部（若しくは
紙搬送ローラの磁力）によって転写紙が紙搬送ローラに
引き寄せられ、紙搬送ローラの回転に沿って運ばれて排
出路を介して装置外へ排出される。また、請求項２で
は、先端に金属のついた転写紙が入って来ると、紙搬送
ローラ内部（若しくは紙搬送ローラの磁力）によって転
写紙が紙搬送ローラに引き寄せられ、紙搬送ローラの回
転に沿って運ばれるが、前記磁石は非回動で、前記紙搬
送ローラ外周の円弧に対応する扇形状であるので、転写
紙が磁石の部分を過ぎると磁力が弱くなり、転写紙は容
易に紙搬送ローラを離れて排出路に入り易くなり、排出
路を介して装置外へ排出される。また、請求項３では、
先端に金属のついた転写紙が入って来ると、搬送ローラ
内部（若しくは紙搬送ローラの磁力）によって転写紙が
紙搬送ローラに引き寄せられ、先端に金属の付いていな
い転写紙が運ばれる通常の搬送経路から分岐して紙搬送
ローラの回転に沿って運ばれる。この時、通常の搬送経
路に設けられた紙検知手段は、予定時刻になっても転写
紙が来ないことを検知して、転写紙に金属が付いている
と判定し、制御手段にその信号を出力する。これによ
り、制御手段は紙搬送ローラを逆転させて金属の付いた
転写紙を元の位置へ戻すことにより排出するものであ
る。
た転写紙が入って来ると、紙搬送ローラ内部（若しくは
紙搬送ローラの磁力）によって転写紙が紙搬送ローラに
引き寄せられ、紙搬送ローラの回転に沿って運ばれて排
出路を介して装置外へ排出される。また、請求項２で
は、先端に金属のついた転写紙が入って来ると、紙搬送
ローラ内部（若しくは紙搬送ローラの磁力）によって転
写紙が紙搬送ローラに引き寄せられ、紙搬送ローラの回
転に沿って運ばれるが、前記磁石は非回動で、前記紙搬
送ローラ外周の円弧に対応する扇形状であるので、転写
紙が磁石の部分を過ぎると磁力が弱くなり、転写紙は容
易に紙搬送ローラを離れて排出路に入り易くなり、排出
路を介して装置外へ排出される。また、請求項３では、
先端に金属のついた転写紙が入って来ると、搬送ローラ
内部（若しくは紙搬送ローラの磁力）によって転写紙が
紙搬送ローラに引き寄せられ、先端に金属の付いていな
い転写紙が運ばれる通常の搬送経路から分岐して紙搬送
ローラの回転に沿って運ばれる。この時、通常の搬送経
路に設けられた紙検知手段は、予定時刻になっても転写
紙が来ないことを検知して、転写紙に金属が付いている
と判定し、制御手段にその信号を出力する。これによ
り、制御手段は紙搬送ローラを逆転させて金属の付いた
転写紙を元の位置へ戻すことにより排出するものであ
る。
【０００６】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。請求項１に基づく実施例を図１に示しており、
同図において、駆動ローラ３に所定の圧力で当接し、内
部に磁石１を固定した紙搬送ローラ２が回転可能に取り
付けられており、この当接部に転写紙８を通過させるよ
うに案内する紙搬送ガイド板４及び５が設けられてい
る。そして、紙搬送ローラ２の後ろ側には磁石１に吸い
付けられた転写紙８を案内するガイド板６が設けられ、
その後流側には、金属の付いた転写紙を引き剥がす爪７
ａを有する転写紙排出用のガイド板７とこれに近接して
対向するガイド板１４が設けられ、このガイド板７及び
１４により排出路が構成されている。この構成におい
て、先端に金属９の付いた転写紙８が紙搬送ローラ２と
駆動ローラ３の前記当接部を通過した後、金属が磁石１
に引き寄せられて、ガイド板６に案内される方向に進
み、紙搬送ガイド板５を進む通常の搬送経路には進まな
い。ガイド板６に案内された転写紙８はガイド板７の先
端の爪７ａによって紙搬送ローラ２から引き剥がされ
て、ガイド板７及び１４の間を通過し、装置外へ排出さ
れる。また、金属片が付いていない転写紙は紙搬送ロー
ラ２に引き付けられることなく、紙搬送ガイド板５へと
進む。
明する。請求項１に基づく実施例を図１に示しており、
同図において、駆動ローラ３に所定の圧力で当接し、内
部に磁石１を固定した紙搬送ローラ２が回転可能に取り
付けられており、この当接部に転写紙８を通過させるよ
うに案内する紙搬送ガイド板４及び５が設けられてい
る。そして、紙搬送ローラ２の後ろ側には磁石１に吸い
付けられた転写紙８を案内するガイド板６が設けられ、
その後流側には、金属の付いた転写紙を引き剥がす爪７
ａを有する転写紙排出用のガイド板７とこれに近接して
対向するガイド板１４が設けられ、このガイド板７及び
１４により排出路が構成されている。この構成におい
て、先端に金属９の付いた転写紙８が紙搬送ローラ２と
駆動ローラ３の前記当接部を通過した後、金属が磁石１
に引き寄せられて、ガイド板６に案内される方向に進
み、紙搬送ガイド板５を進む通常の搬送経路には進まな
い。ガイド板６に案内された転写紙８はガイド板７の先
端の爪７ａによって紙搬送ローラ２から引き剥がされ
て、ガイド板７及び１４の間を通過し、装置外へ排出さ
れる。また、金属片が付いていない転写紙は紙搬送ロー
ラ２に引き付けられることなく、紙搬送ガイド板５へと
進む。
【０００７】次に、請求項２に基づく実施例を図２を参
照して説明する。同図において、全体的な構成は請求項
１の実施例と同様であるが、異なっている点は、紙搬送
ローラ２に固定された磁石１の代わりに、紙搬送ローラ
２の回転とは無関係に固定されていて、その形状も紙搬
送ローラ２の外周に沿った扇形状の磁石１２を設け、ま
た、ガイド板１４の代わりに先端部分が湾曲してせり出
した形状のガイド板１５を設けている。この構成におい
て、先端に金属９の付いた転写紙８は、紙搬送ローラ２
と駆動ローラ３の前記当接部を通過した後、金属９が磁
石１２に引き寄せられてガイド板６に案内される方向に
進み、紙搬送ガイド板５を進む通常の搬送経路には進ま
ない。ガイド板６に案内された転写紙８は、ガイド板６
を過ぎた所で磁石１２の磁力の影響が無くなり、金属９
は紙搬送ローラ２から少し離れる。この状態で転写紙８
の先端がガイド板１５の湾曲部に入ってガイド板１５及
び７の間を通過し、装置外へ排出される。また、金属片
９が付いていない転写紙８は紙搬送ローラ２に引き付け
られることなく、紙搬送ガイド板５へと進む。
照して説明する。同図において、全体的な構成は請求項
１の実施例と同様であるが、異なっている点は、紙搬送
ローラ２に固定された磁石１の代わりに、紙搬送ローラ
２の回転とは無関係に固定されていて、その形状も紙搬
送ローラ２の外周に沿った扇形状の磁石１２を設け、ま
た、ガイド板１４の代わりに先端部分が湾曲してせり出
した形状のガイド板１５を設けている。この構成におい
て、先端に金属９の付いた転写紙８は、紙搬送ローラ２
と駆動ローラ３の前記当接部を通過した後、金属９が磁
石１２に引き寄せられてガイド板６に案内される方向に
進み、紙搬送ガイド板５を進む通常の搬送経路には進ま
ない。ガイド板６に案内された転写紙８は、ガイド板６
を過ぎた所で磁石１２の磁力の影響が無くなり、金属９
は紙搬送ローラ２から少し離れる。この状態で転写紙８
の先端がガイド板１５の湾曲部に入ってガイド板１５及
び７の間を通過し、装置外へ排出される。また、金属片
９が付いていない転写紙８は紙搬送ローラ２に引き付け
られることなく、紙搬送ガイド板５へと進む。
【０００８】次に、請求項３に基づく第３の実施例を図
３を参照して説明する。同図において、全体的な構成は
請求項１の実施例と略同様であるが、異なっている点
は、ガイド板７及び１４を設けておらず、転写紙８の有
無を検知する紙検知手段である紙検知センサ１７が紙搬
送ガイド板５に取り付けられており、また、転写紙８の
進行方向を規制するガイド板２０が紙搬送ガイド板４に
近接して配置されている。さらに、紙検知センサ１７の
検知結果に応じて駆動ローラ３を逆転させるための図示
しない制御手段を設けている。ここで、紙検知センサ１
７と、紙搬送ローラ２及び駆動ローラ３との当接点との
距離は、転写紙８の先端から後端までの距離より短かく
設定されている。この構成において、先端に金属９の付
いた転写紙８は、搬送ローラ２と駆動ローラ３の前記当
接部を通過した後、金属９が磁石１２に引き寄せられて
ガイド板６に案内される方向に進み、紙搬送ガイド板５
を進む通常の搬送経路には進まない。この場合、金属の
付いていない普通の転写紙は、紙搬送ガイド板５を進
み、紙検知センサ１７によって検知されるが、金属９の
付いている転写紙８は予定時刻になっても検知されない
ので、これにより、転写紙８に金属９が付いていると判
定し、この信号を図示しない制御手段に出力する。制御
手段は駆動ローラ３を逆回転させて転写紙８を進入して
きた方向とは逆方向へ搬送することにより、ガイド板２
０に規制されつつ元の位置から排出される。この動作を
簡単にフローチャートから示すと、図４に示すように、
先ず、搬送ローラ２が正転して転写紙が搬送され、紙検
知センサ１７によって転写紙有りと判定されると搬送ロ
ーラ２をそのまま正転させ、転写紙無しと判定されると
搬送ローラ２を逆転させて転写紙を同一搬送路で元の位
置に戻すものである。
３を参照して説明する。同図において、全体的な構成は
請求項１の実施例と略同様であるが、異なっている点
は、ガイド板７及び１４を設けておらず、転写紙８の有
無を検知する紙検知手段である紙検知センサ１７が紙搬
送ガイド板５に取り付けられており、また、転写紙８の
進行方向を規制するガイド板２０が紙搬送ガイド板４に
近接して配置されている。さらに、紙検知センサ１７の
検知結果に応じて駆動ローラ３を逆転させるための図示
しない制御手段を設けている。ここで、紙検知センサ１
７と、紙搬送ローラ２及び駆動ローラ３との当接点との
距離は、転写紙８の先端から後端までの距離より短かく
設定されている。この構成において、先端に金属９の付
いた転写紙８は、搬送ローラ２と駆動ローラ３の前記当
接部を通過した後、金属９が磁石１２に引き寄せられて
ガイド板６に案内される方向に進み、紙搬送ガイド板５
を進む通常の搬送経路には進まない。この場合、金属の
付いていない普通の転写紙は、紙搬送ガイド板５を進
み、紙検知センサ１７によって検知されるが、金属９の
付いている転写紙８は予定時刻になっても検知されない
ので、これにより、転写紙８に金属９が付いていると判
定し、この信号を図示しない制御手段に出力する。制御
手段は駆動ローラ３を逆回転させて転写紙８を進入して
きた方向とは逆方向へ搬送することにより、ガイド板２
０に規制されつつ元の位置から排出される。この動作を
簡単にフローチャートから示すと、図４に示すように、
先ず、搬送ローラ２が正転して転写紙が搬送され、紙検
知センサ１７によって転写紙有りと判定されると搬送ロ
ーラ２をそのまま正転させ、転写紙無しと判定されると
搬送ローラ２を逆転させて転写紙を同一搬送路で元の位
置に戻すものである。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１によれ
ば、紙搬送ローラの内部に設けられた転写紙幅以上の大
きさの磁石、若しくは同一形状の磁石から成る紙搬送ロ
ーラと、この紙搬送ローラに引き寄せられた、金属の付
いた転写紙を装置外へ排出するための排出路とを備えた
ので、先端に金属（ホッチキスの針）の付いた転写紙が
搬送路に入って来た場合でも装置を停止させることな
く、その紙を装置外へ排出することができる。また、請
求項２によれば、磁石は非回動で、排出路に沿った紙搬
送ローラ外周の円弧に対応する扇形状としたので、金属
の付いた転写紙が紙搬送ローラに引き付けられた後、金
属に作用する磁力が弱くなって容易に転写紙が紙搬送ロ
ーラから離れ、排出路にスムーズに入ることができる。
また、請求項３によれば、紙搬送ローラの内部に設けら
れた転写紙幅以上の大きさの磁石、若しくは同様の形状
の磁石から成る紙搬送ローラと、金属の付いていない転
写紙を検知する紙検知手段と、この紙検知手段が金属の
付いていない転写紙を予定時刻に検知しなかった時に紙
搬送ローラを逆転させて金属の付いた転写紙を元の位置
へ排出するための制御手段とを備えたので、装置外排出
用の排出路を別に設けることなく、且つ装置を停止する
ことなく、先端に金属（ホッチキスの針）の付いた転写
紙を装置外へ排出することができるものである。
ば、紙搬送ローラの内部に設けられた転写紙幅以上の大
きさの磁石、若しくは同一形状の磁石から成る紙搬送ロ
ーラと、この紙搬送ローラに引き寄せられた、金属の付
いた転写紙を装置外へ排出するための排出路とを備えた
ので、先端に金属（ホッチキスの針）の付いた転写紙が
搬送路に入って来た場合でも装置を停止させることな
く、その紙を装置外へ排出することができる。また、請
求項２によれば、磁石は非回動で、排出路に沿った紙搬
送ローラ外周の円弧に対応する扇形状としたので、金属
の付いた転写紙が紙搬送ローラに引き付けられた後、金
属に作用する磁力が弱くなって容易に転写紙が紙搬送ロ
ーラから離れ、排出路にスムーズに入ることができる。
また、請求項３によれば、紙搬送ローラの内部に設けら
れた転写紙幅以上の大きさの磁石、若しくは同様の形状
の磁石から成る紙搬送ローラと、金属の付いていない転
写紙を検知する紙検知手段と、この紙検知手段が金属の
付いていない転写紙を予定時刻に検知しなかった時に紙
搬送ローラを逆転させて金属の付いた転写紙を元の位置
へ排出するための制御手段とを備えたので、装置外排出
用の排出路を別に設けることなく、且つ装置を停止する
ことなく、先端に金属（ホッチキスの針）の付いた転写
紙を装置外へ排出することができるものである。
【図１】この発明の請求項１に基づく紙搬送機構の実施
例を示す概略構成図である。
例を示す概略構成図である。
【図２】この発明の請求項２に基づく紙搬送機構の実施
例を示す概略構成図である。
例を示す概略構成図である。
【図３】この発明の請求項３に基づく紙搬送機構の実施
例を示す概略構成図である。
例を示す概略構成図である。
【図４】請求項３に基づく紙搬送機構の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
１，１２ 磁石 ２ 紙搬送ローラ ８ 転写紙 ９ 金属片 ６，７，１４ 排出路 １７ 紙検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｇ０３Ｇ 15/00 ５２６ Ｇ０３Ｇ 15/00 ５２６ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65H 5/00 B65H 29/20 B65H 29/60 G03G 15/00 518 G03G 15/00 526 B65H 29/62
Claims (3)
- 【請求項１】紙搬送ローラによる紙搬送機構を有する画
像形成装置において、 前記紙搬送ローラの内部に設けられた転写紙幅以上の大
きさの磁石、若しくは同一形状の磁石から成る紙搬送ロ
ーラと、この紙搬送ローラに引き寄せられた、金属の付
いた転写紙を装置外へ排出するための排出路とを有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】前記磁石は非回動で、前記排出路に沿った
前記搬送ローラ外周の円弧に対応する扇形状であること
を特徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項３】紙搬送ローラによる紙搬送機構を有する画
像形成装置において、 前記紙搬送ローラの内部に設けられた転写紙幅以上の大
きさの磁石、若しくは同様の形状の磁石から成る紙搬送
ローラと、この紙搬送ローラに引き寄せられた金属の付
いた転写紙を通常の搬送路から分岐させるための分岐路
と、金属の付いていない転写紙を検知する紙検知手段
と、この紙検知手段が金属の付いていない転写紙を予定
時刻に検知しなかった時に紙搬送ローラを逆転させて金
属の付いた転写紙を元の位置へ排出するための制御手段
とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20534292A JP3254247B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20534292A JP3254247B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656326A JPH0656326A (ja) | 1994-03-01 |
| JP3254247B2 true JP3254247B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=16505312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20534292A Expired - Fee Related JP3254247B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3254247B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20534292A patent/JP3254247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0656326A (ja) | 1994-03-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071122 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |