JP2746490B2 - スポット位置合わせ方法 - Google Patents

スポット位置合わせ方法

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JP2746490B2
JP2746490B2 JP32220791A JP32220791A JP2746490B2 JP 2746490 B2 JP2746490 B2 JP 2746490B2 JP 32220791 A JP32220791 A JP 32220791A JP 32220791 A JP32220791 A JP 32220791A JP 2746490 B2 JP2746490 B2 JP 2746490B2
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泰幸 佐藤
尚之 江草
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数スポットをディ
スク面上の互いに隣接するトラックに正確に位置合わせ
をする方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開昭60−224133
号公報に示された従来のスポット位置合わせ方法を示
すブロック図である。ここでは2つの波長の異なるレー
ザ光源(Arレーザ、He−Neレーザ、半導体レー
ザ)を用いて2スポットを形成する場合について述べ
る。第1の波長λ1 のレーザ光源1は記録/再生用スポ
ットを形成するために用い、レーザ光源1から出た光は
集光レンズ2で平行光となって波長分離フィルタ3を通
過して偏光プリズム4、1/4波長板5、ガルバノミラ
ー6で折り曲げられ、さらに絞り込みレンズ7によりデ
ィスク8のトラック上にスポット9として絞り込まれ
る。また、第2の波長λ2 のレーザ光源10は、エラー
チェックの場合は小出力レーザ、消去を行なう場合は大
出力レーザを使用する。レーザ光源10からでた光は集
光レンズ11、ガルバノミラー12を通り波長分離フィ
ルタ3で反射した後、第1のレーザ光源1からの光とほ
ぼ同一光路を通って絞り込みレンズ7で記録再生用ス
ポット9に接近して同一トラック上に再生用スポット
あるいは消去用スポット13として絞り込まれる。2ス
ポットの間隔dは絞り込みレンズ7の焦点距離をf、第
1のレーザ光源の光路と第2のレーザ光源の光路が紙面
に垂直方向のなす角をθとすればd=fθと表わせる。
たとえばf=4.5mm、d=20μmとすれば、θ=
4.4mrad となり第1のレーザ光源1の光路に対し
第2のレーザ光源2の光路をレーザ光源2自身、ガルバ
ノミラー12、波長分離フィルタ3などで紙面に対して
垂直方向に4.4mrad 傾けて絞り込みレンズ7に入射
すれば良いことになる。
【0003】まず図6を用いてディスク8上に設ける調
整用トラック50について説明する。調整用トラック5
0はディスク8の最内周あるいは最外周に設けてあり、
さらに調整用トラック50は円周をl個のブロック51
に分け、たとえばコンピュータ用ディジタル光ディスク
では32あるいは64などのセクタに分割されているの
l=32、64と選ぶ(図6(a))ブロック内
2つのスポット径よりも大きく等間隔で凹凸あるいは
濃淡ピットの形でグループ52上にピット53が記録さ
れており、さらにそのピット数はトラック毎に順次異な
らせてある。それは連続的に単調増加あるいは単調減少
してもよく、さらに増加減少を繰り返しても良い(図6
(b))。図6(b)において記録再生用スポット9
とエラーチェック用あるいは消去用スポット13が調整
時に図に示す位置関係にあったとすれば、それぞれのス
ポットに対して設けられた光検出器には図6(c)に示
すような再生信号が得られる。すなわち、出力I がスポ
ット9による信号(23の出力)であり出力IIがスポ
ット13による信号(30の出力)である。これにより
第2のスポット13は第1のスポット9に対して2トラ
ックずれた位置にありさらに時間的に2ピット分遅れ
ているので、ピット間隔を10μmとすれば、20μm
円周方向に位置ずれしていることになる。したがって、
トラックの垂直方向には2トラック分スポット13を移
動して再生した信号がブロック内で5ピットとなるよう
にし、円周方向は20μmで良ければこのままとする。
トラックの垂直方向のビームの移動については、移動す
るごとにピット数を見ておくとピット数はトラックごと
に順次異なっているのでその移動の方向を知ることがで
きる。
【0004】以下図5を再び用いて検出系について説明
する。ディスク8で反射されたスポット9、13は再び
絞り込みレンズ7、ガルバノミラー6、1/4波長板5
を通り偏光プリズム4で光路を分離される。分離された
後、波長分離フィルタ3と同じ特性をもつ波長分離フィ
ルタ14で波長λ1 の第1のレーザ光源1のスポット9
の光束は透過し、波長λ2 の第2のレーザ光源10のス
ポット13の光束は反射される。透過した光束はさらに
ハーフプリズム15で2等分に分割され、反射した光束
はレンズ16を通ってトラックずれ信号および情報信号
検出用の光検出器17に入射し、また透過した光束はレ
ンズ18、シリンドリカレンズ19を通って焦点ずれ
信号検出用光検出器20に入射する。光検出器17は通
常二分割されており、各々の出力は差動増幅器21で差
分されてトラックずれ信号となり、サーボ回路22を通
してガルバノミラー6を駆動することにより、ディスク
8の偏心に応じてトラック追跡を行なう。また各々の出
力は加算器23で加算されて情報信号となり、信号再生
に用いられる。光検出器20は通常4分割されており、
各々の出力は演算された後、差動幅器24で焦点ずれ
信号となり、サーボ回路25を通して絞り込みレンズ7
が取り付けられているボイスコイルを駆動することによ
りディスク8の上下ぶれに応じて自動焦点追跡を行な
う。また、波長分離フィルタ14で反射されたスポット
13の光束はレンズ26を通って2分割光検出器27に
入射する。光検出器27からの各々の出力は差動増幅器
28で差分されてスポット13のトラックずれ信号とな
り、サーボ回路29を通してガルバノミラー12を駆動
することにより、調整トラックによる2スポット位置合
わせ後の温度や振動による微小ずれを補正する。また光
検出器27からの各々の出力は加算器30により加算さ
れてスポット13の情報信号となり、調整トラックによ
る2スポット位置合わせ時に利用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスポット位置合
わせ方法は以上のように構成されているので、トラック
毎にピット数を順次連続的に単調増加あるいは単調減少
されて記録されている調整用トラックを設けた特殊なデ
ィスクを用いなければ、スポット位置合わせをすること
が不可能であり、また、スポット位置合わせを行ってい
る間は同一トラックを繰り返し再生しなければならず、
さらにトラック追従サーボ回路に同一トラックを繰り返
し再生する機能が必要なため装置が大きくなるなどの問
題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、調整用トラックを設けた特殊な
ディスクでなくとも録再可能なディスクであれば、どの
ようなディスクでも良く、また、トラック追従サーボ回
路を必要とせず、簡素でかつ高精度なスポット位置合わ
せ方法と装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
るスポット位置合わせ方法は、複数のスポットをディス
ク面上の互いに隣接するトラックに形成して、情報の記
録・再生を行なう光ヘッドを備えた光ディスク装置の、
上記複数のスポットの位置合わせを行う方法において、
上記ディスク面上に形成した複数のスポットをディスク
面上で回転調整する像回転プリズムを備え、ディスクの
最内周あるいは最外周の位置で、トラック部とミラー部
の境界を複数のスポットを横断させ、複数のスポットの
トラック横断信号を検出し、複数のスポットのトラック
横断信号の位相を検出し、複数のスポットのトラック横
断信号の位相が2πラジアンずつずれるように、上記像
回転プリズムを回転調整することにより、上記複数のス
ポットの位置合わせを行うことを特徴とするものであ
る。 本発明(請求項2)に係るスポット位置合わせ方法
は、複数のスポットをディスク面上の互いに隣接するト
ラックに形成して、情報の記録・再生を行なう光ヘッド
を備えた光ディスク装置の、上記複数のスポットの位置
合わせを行う方法において、上記ディスク面上に形成し
た複数のスポットをディスク面上で回転調整するマルチ
ビームアレイLD回転機構を備え、ディスクの最内周あ
るいは最外周の位置で、トラック部とミラー部の境界を
複数のスポットを横断させ、複数のスポットのトラック
横断信号を検出し、複数のスポットのトラック横断信号
の位相を検出し、複数のスポットのトラック横断信号の
位相が2πラジアンずつずれるように、上記マルチビー
ムアレイLD回転機構を回転調整することにより、上記
複数のスポットの位置合わせを行うことを特徴とするも
のである。 本発明(請求項3)に係るスポット位置合わ
せ方法は、複数のスポットをディスク面上の互いに隣接
するトラックに形成して、情報の記録・再生を行なう光
ヘッドを備えた光ディスク装置の、上記複数のスポット
の位置合わせを行う方法において、上記ディスク面上に
形成した複数のスポットをディスク面上で回転調整する
像回転プリズムを備え、ディスクの最内周あるいは最外
周の位置で、トラック部とミラー部の境界を複数のスポ
ットが横断し、複数のスポットのトラックずれ信号を検
出し、複数のスポットのトラックずれ信号の位相を検出
し、複数のス ポットのトラックずれ信号の位相が2πラ
ジアンずつずれるように、上記像回転プリズムを回転調
整することにより、上記複数のスポットの位置合わせを
行うことを特徴とするものである。 本発明(請求項4)
に係るスポット位置合わせ方法は、複数のスポットをデ
ィスク面上の互いに隣接するトラックに形成して、情報
の記録・再生を行なう光ヘッドを備えた光ディスク装置
の、上記複数のスポットの位置合わせを行う方法におい
て、上記ディスク面上に形成した複数のスポットをディ
スク面上で回転調整するマルチビームアレイLD回転機
構を備え、ディスクの最内周あるいは最外周の位置で、
トラック部とミラー部の境界を複数のスポットが横断
し、複数のスポットのトラックずれ信号を検出し、複数
のスポットのトラックずれ信号の位相を検出し、複数の
スポットのトラックずれ信号の位相が2πラジアンずつ
ずれるように、上記マルチビームアレイLD回転機構を
回転調整することにより、上記複数のスポットの位置合
わせを行うことを特徴とするものである。 本発明(請求
項5)に係るスポット位置合わせ方法は、複数のスポッ
トをディスク面上の互いに隣接するトラックに形成し
て、情報の記録・再生を行なう光ヘッドを備えた光ディ
スク装置の、上記複数のスポットの位置合わせを行う方
法において、上記ディスク面上に形成した複数のスポッ
トをディスク面上で回転調整する像回転プリズムを備
え、複数のスポットの位置合わせのためにディスクに任
意の信号ピットを少なくともスポット列よりも長い区間
記録し、そのピット列を複数のスポットが横断し、複数
のスポットのトラック横断信号を検出し、複数のスポッ
トのトラック横断信号の位相を検出し、複数のスポット
のトラック横断信号の位相が2πラジアンずつずれるよ
うに、上記像回転プリズムを回転調整することにより、
上記複数のスポットの位置合わせを行うことを特徴とす
るものである。 本発明(請求項6)に係るスポット位置
合わせ方法は、複数のスポットをディスク面上の互いに
隣接するトラックに形成して、情報の記録・再生を行な
う光ヘッドを備えた光ディスク装置の、上記複数のスポ
ットの位置合わせを行う方法において、上記ディスク面
上に形成した複数のスポットをディスク面上で回転調整
するマルチビームアレイLD回転機構を備え、複数のス
ポットの位置合わせのた めにディスクに任意の信号ピッ
トを少なくともスポット列よりも長い区間記録し、その
ピット列を複数のスポットが横断し、複数のスポットの
トラック横断信号を検出し、複数のスポットのトラック
横断信号の位相を検出し、複数のスポットのトラック横
断信号の位相が2πラジアンずつずれるように、上記マ
ルチビームアレイLD回転機構を回転調整することによ
り、上記複数のスポットの位置合わせを行うことを特徴
とするものである。
【0008】第の発明に係るスポット位置合わせ方
ディスクに任意の信号のピットを少なくともスポット
列よりも長い区間記録し、そのピット列を複数のスポッ
トが横断し、トラック横断信号を検出し、複数のスポッ
トのトラック横断信号の位相を2πラジアンつずれる
ようにすることにより複数のスポット位置合わせを
うようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、ディスクの最内周あるいは最
外周の位置でトラック部とミラー部の境界を複数のスポ
ットが横断することで、複数のスポットの横断信号から
容易に位相ずれを高精度に検出することができる。
【0010】また、本発明によれば、ディスクに任意の
信号のピットを少なくともスポット列よりも長い区間記
録し、そのピット列を複数のスポットが横断すること
で、この任意の信号のピットを少なくともスポット列よ
りも長い区間記録したピットを横断した時はトラック横
断信号が変調された波形となるので、複数のスポットの
横断信号から容易に位相ずれを高精度に検出することが
できる。
【0011】
【実施例】実施例1. 図1は第一の発明の一実施例によるスポット位置合わせ
方法と装置を示す構成図である。図において、101は
3ビームアレイLDであり、3ビームアレイLD101
から出た光はコリメータレンズ102で平行光となり、
ビームスプリッタ103、像回転プリズム104を透過
し、ビームをディスクに向けて上方に反射する打ち上げ
三角プリズム105で反射し、対物レンズ106で第1
のビームスポット108、第2のビームスポット10
9、第3のビームスポット110の3つのスポットがデ
ィスク107のトラック上に絞り込まれる。さらに、3
つのスポット108、109、110のディスク107
の反射光は対物レンズ106、打ち上げ三角プリズム1
05、像回転プリズム104を通ってビームスリッタ
103で反射し、集光レンズ111で絞り込まれ、集光
途中のビームスプリッタ112透過した光はウェッジ
プリズム113で2方向に偏向され、第2のスポット1
09の反射光だけ4分割光検知器114に絞り込まれ、
対角同士の受光面114aと114cの信号と受光面1
14bと114dの信号は差分器115で差分され、第
2のスポット109のフォーカスずれを示すフォーカス
ずれ信号#2として検出される。
【0012】また、ビームスプリッタ112で反射した
光は、ウェッジプリズム116で2方向に偏向され、6
分割光検知器117に絞り込まれ、ディスク107のト
ラック方向に分割されている受光面117aと117b
の信号は差分器118で差分され、加算器119で加算
され、第1のスポット108のトラックずれ信号#1
ラック横断信号#1として検出され、受光面117c
と117dの信号は同様に差分器120、加算器121
で第2のスポット109のトラックずれ信号#2、トラ
ック横断信号#2として検出され、また受光面117e
と117fの信号は同様に差分器122加算器123
で第3のスポット110のトラックずれ信号#3、トラ
ック横断信号#3として検出される。124は加算器1
19、121、123で検出されたトラック横断信号#
1、#2、#3の位相ずれを検出する位相検出器であ
る。
【0013】まず、図2を用いて、3つのスポット10
8、109、110のトラック横断信号#1、#2、#
3の位相ずれの検出について説明する。ディスク107
のトラック上の3つのスポット108、109、110
が隣接するトラックにそれぞれオントラックするような
位置であって、図2(a)に示すようにディスク107
のトラック部107aと最内周あるいは最外周のミラー
部107bの境界を横断したときのトラック横断信号#
1、#2、#3は図2(b)に示すような信号波形とな
る。トラック横断信号#1 #2 #3の位相はそろっ
ているが、トラック部107aとミラー部107bとの
境界は、それぞれ位相で2πづつずれて検出され、ディ
スク107のトラック上で3つのスポット108、10
9、110は隣接するトラックにそれぞれオントラック
していることがわかる。
【0014】次に3つのスポット108、109、11
0の位置合わせ方法について説明する。図1において3
ビームアレイLD101から出た光はコリメータレンズ
102で平行光となり、ビームスプリッタ103、像回
転プリズム104を透過し、打上げ三角プリズム105
で反射し、対物レンズ106でディスク107のトラッ
ク上に3つのスポット108、109、110として絞
り込まれ像回転プリズム104を回転調整をすること
3つのスポット108、109、110を隣接する
トラックに位置合わせを行う。ディスク107のトラッ
ク上の3つのスポット108、109、110が隣接す
るトラックにそれぞれオントラックしている場合、図3
(a)に示すようにトラック横断信号#1、#2、#3
の位相ずれは2πnラジアン(n=0、1、2)で位置
合わせされている。例えば3つのスポット108、10
9、110が1/4トラックつ離れている場合、図3
(b)に示すようにトラック横断信号#1、#2、#3
の位相ずれは(2π+π/2)nラジアン;n=0、
1、2)となり、π/2ラジアンつ遅れて検出され、
逆に3つのスポット108、109、110が1/4ト
ラックつ近いている場合、図3(c)に示すように
トラック横断信号#1、#2、#3の位置ずれは(2π
−π/2)nラジアン;(n=0、1、2)となり、π
/2ラジアンつ進んで検出され、像回転プリズム10
4を回転調整する際、図3(a)に示すようにトラック
横断信号#1、#2、#3の位相ずれを2πnラジアン
となるようにすることによって、3つのスポット10
8、109、110が隣接トラックにそれぞれオントラ
ックすることができる。
【0015】実施例2.なお、3つのスポット108、
109、110のトラック横断信号#1、#2、#3の
位相ずれを検出することとしたが、トラックずれ信号#
1、#2、#3の位相ずれを検出してもよく、上記実施
例と同様の効果を得る。
【0016】実施例3. 上記実施例では3つのスポット108、109、110
がディスク107のトラック部107aと最内周および
最外周のミラー部107bの境界を横断したときトラッ
ク横断信号♯1、♯2、♯3の位相ずれを検出するもの
を示したが、ディスク107のトラック部107aにお
いても同様にトラック横断信号♯1、♯2、♯3の位相
ずれを検出することができ、第2の発明を図4を用いて
説明する。ディスク107のトラック部107aの任意
のトラックに任意の信号を3つのスポット108、10
9、110列よりも長い区間記録された記録ピット列1
25を設け、図4(a)に示すように3つのスポット1
08、109、110が記録ピット列125を横断した
ときのトラック横断信号♯1、♯2、♯3は図4(b)
に示すような信号波形となり、記録ピット列125を横
断したときは変調されエンベロープ波形となり、トラッ
ク横断信号♯1、♯2、♯3の位相が2πラジアン
ずれて検出され、ディスク107のトラック上で3つの
スポット108、109,110は隣接するトラックに
それぞれオントラックしていることがわかる。
【0017】実施例4.なお、3つのスポット108、
109、110を隣接トラックに位置合わせを行うのに
像回転プリズム104を回転調整することとしたが、3
ビームアレイLD101を回転調整してもよく、上記実
施例と同様の効果をえる。
【0018】実施例5.また、3ビームアレイLD10
1を構成したものを示したが、複数ビームを出射するマ
ルチビームアレイLDでもよく上記実施例と同様の効果
をえる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によればディス
クの最内周あるいは最外周の位置でトラック部とミラー
部の境界を複数のスポットを横断してそれぞれのトラッ
ク横断信号および位相ずれを検出するように構成したの
で、スポット位置合わせ専用のディスクを用意せずに済
み、また、トラック追従のためのサーボ回路を必要とせ
ず、装置が簡素にでき、さらに高精度に位相ずれ検出が
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明の一実施例によるスポット位置合わ
せ方法と装置を示す構成図である。
【図2】第一の発明の一実施例によるトラック横断信号
の位相ずれの検出についての説明図である。
【図3】第一の発明の一実施例によるスポット位置合わ
せ方法の説明図である。
【図4】第二の発明の一実施例によるトラック横断信号
の位相ずれの検出についての説明図である。
【図5】従来のスポット位置合わせ方法と装置を示すブ
ロック図である。
【図6】従来のスポット位置合わせ方法と装置の調整用
トラックの説明図である。
【符号の説明】
107 ディスク 108 第一のビームのスポット 109 第二のビームのスポット 110 第三のビームのスポット 119 トラック横断信号#1を検出する加算器 121 トラック横断信号#2を検出する加算器 123 トラック横断信号#3を検出する加算器 124 位相検出器 118 差分器 120 差分器 122 差分器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 昌久 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 電子商品開発研究所内 (56)参考文献 特開 平2−230518(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスポットをディスク面上の互いに
    隣接するトラックに形成して、情報の記録・再生を行な
    う光ヘッドを備えた光ディスク装置の、上記複数のスポ
    ットの位置合わせを行う方法において、上記ディスク面上に形成した複数のスポットをディスク
    面上で回転調整する像回転プリズムを備え、 ディスクの最内周あるいは最外周の位置で、トラック部
    とミラー部の境界を複数のスポット横断させ、 複数のスポットのトラック横断信号を検出し、 複数のスポットのトラック横断信号の位相検出、 複数のスポットのトラック横断信号の位相が2πラジア
    ンずつずれるように、上記像回転プリズムを回転調整す
    ることにより、上記複数のスポットの位置合わせを行う
    ことを特徴とするスポット位置合わせ方法。
  2. 【請求項2】 複数のスポットをディスク面上の互いに
    隣接するトラックに形成して、情報の記録・再生を行な
    う光ヘッドを備えた光ディスク装置の、上記複数のスポ
    ットの位置合わせを行う方法において、上記ディスク面上に形成した複数のスポットをディスク
    面上で回転調整するマルチビームアレイLD回転機構を
    備え、 ディスクの最内周あるいは最外周の位置で、トラック部
    とミラー部の境界を複数のスポット横断させ、 複数のスポットのトラック横断信号を検出し、 複数のスポットのトラック横断信号の位相検出、 複数のスポットのトラック横断信号の位相2πラジア
    ンずつずれるように、上記マルチビームアレイLD回転
    機構を回転調整することにより、上記複数のスポットの
    位置合わせを行うことを特徴とするスポット位置合わせ
    方法。
  3. 【請求項3】 複数のスポットをディスク面上の互いに
    隣接するトラックに形成して、情報の記録・再生を行な
    う光ヘッドを備えた光ディスク装置の、上記複数のスポ
    ットの位置合わせを行う方法において、 上記ディスク面上に形成した複数のスポットをディスク
    面上で回転調整する像 回転プリズムを備え、 ディスクの最内周あるいは最外周の位置で、トラック部
    とミラー部の境界 を複数のスポットが横断し、 複数のスポットのトラックずれ信号を検出し、 複数のスポットのトラックずれ信号の位相検出、 複数のスポットのトラックずれ信号の位相2πラジア
    ンずつずれるように、上記像回転プリズムを回転調整す
    ることにより、上記複数のスポットの位置合わせを行う
    ことを特徴とするスポット位置合わせ方法。
  4. 【請求項4】 複数のスポットをディスク面上の互いに
    隣接するトラックに形成して、情報の記録・再生を行な
    う光ヘッドを備えた光ディスク装置の、上記複数のスポ
    ットの位置合わせを行う方法において、 上記ディスク面上に形成した複数のスポットをディスク
    面上で回転調整するマルチビームアレイLD回転機構を
    備え、 ディスクの最内周あるいは最外周の位置で、トラック部
    とミラー部の境界を複数のスポットが横断し、 複数のスポットのトラックずれ信号を検出し、 複数のスポットのトラックずれ信号の位相を検出し、 複数のスポットのトラックずれ信号の位相が2πラジア
    ンずつずれるように、上記マルチビームアレイLD回転
    機構を回転調整することにより、上記複数のスポットの
    位置合わせを行うことを特徴とするスポット位置合わせ
    方法。
  5. 【請求項5】 複数のスポットをディスク面上の互いに
    隣接するトラックに形成して、情報の記録・再生を行な
    う光ヘッドを備えた光ディスク装置の、上記複数のスポ
    ットの位置合わせを行う方法において、 上記ディスク面上に形成した複数のスポットをディスク
    面上で回転調整する像回転プリズムを備え、 複数のスポットの位置合わせのためにディスクに任意の
    信号ピットを少なくともスポット列よりも長い区間記録
    し、 そのピット列を複数のスポットが横断し、 複数のスポットのトラック横断信号を検出し、 複数のスポットのトラック横断信号の位相を検出し、 複数のスポットのトラック横断信号の位相が2πラジア
    ンずつずれるように、上記像回転プリズムを回転調整す
    ることにより、上記複数のスポットの位置合わせを行う
    ことを特徴とするスポット位置合わせ方法。
  6. 【請求項6】 複数のスポットをディスク面上の互いに
    隣接するトラックに形成して、情報の記録・再生を行な
    う光ヘッドを備えた光ディスク装置の、上記複数のスポ
    ットの位置合わせを行う方法において、 上記ディスク面上に形成した複数のスポットをディスク
    面上で回転調整するマルチビームアレイLD回転機構を
    備え、 複数のスポットの位置合わせのためにディスクに任意の
    信号ピットを少なくともスポット列よりも長い区間記録
    し、 そのピット列を複数のスポットが横断し、 複数のスポットのトラック横断信号を検出し、 複数のスポットのトラック横断信号の位相を検出し、 複数のスポットのトラック横断信号の位相が2πラジア
    ンずつずれるように、上記マルチビームアレイLD回転
    機構を回転調整することにより、上記複数のスポットの
    位置合わせを行うことを特徴とするスポット位置合わせ
    方法。
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