JPH0127492B2 - - Google Patents

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JPH0127492B2
JPH0127492B2 JP12972880A JP12972880A JPH0127492B2 JP H0127492 B2 JPH0127492 B2 JP H0127492B2 JP 12972880 A JP12972880 A JP 12972880A JP 12972880 A JP12972880 A JP 12972880A JP H0127492 B2 JPH0127492 B2 JP H0127492B2
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light
photodetector
disk
reflected light
signal
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JP12972880A
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Shunji Harikae
Tomio Yoshida
Isao Sato
Kenji Koishi
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビデオデイスク等のように円盤状記
録媒体(デイスク)上に記録された情報を光学的
に読み取る光学的再生装置、あるいはデイスクに
情報を光学的に記録再生しようとする光学的再生
装置に係り、特にデイスクよりの反射光を利用
し、各種サーボをかけるためのサーボ信号および
再生信号を得るための光学系に関するものであ
る。
一般にビデオデイスクや光学的記録再生装置に
おいては、情報を高密度に記録・再生するために
デイスク上のトラツクは、例えばその幅が
0.6μm、そのピツチが1.6μmと微細なスパイラル、
あるいは同心円の形状となつている。前記デイス
クにはφ1μm以下に絞り込まれた微小スポツト光
が照射され、その反射光からデイスク上の情報が
読み出されている。
かかる装置においては少なくとも2つのサーボ
技術が必要で、1つはデイスクの回転に伴い回転
方向と垂直な方向にデイスクが面ブレをおこす
が、前記面ブレに対し前記微小スポツト光の大き
さが常に1φμm以下でデイスク上に照射できるよ
うに光学系を追従させるサーボで、このサーボは
フオーカシングサーボと呼ばれている。他方はデ
イスクの回転い伴い前記トラツクが偏心等により
デイスクの半径方向に移動するが、これに対し常
に前記微小スポツト光が前記トラツク上を照射す
るように光学系を追従させるサーボで、このサー
ボはトラツキングサーボと呼ばれている。
前記フオーカシングおよびトラツキングサーボ
を行うためのサーボ信号はデイスクの反射光より
得ており、具体的な光学系としては例えば第1図
に示すような光学系が提案されている。
第1図の光学系において、1は例えば半導体レ
ーザからなる光源、2は半導体レーザから出た光
を集める集光レンズ、3は偏光ビームスプリツタ
で半導体レーザ1から出た光を図の様に折り曲げ
デイスクに導く、4はλ/4板、5は微小スポツ
ト光に絞り込むための絞りレンズ、6はデイスク
でデイスク上に前記微小スポツト光が照射されて
いる。デイスク6よりの反射光はλ/4板4を再
び通り、その偏向方向が変えられ偏光ビームスプ
リツタ3を通過する。7は凸レンズ、8はハーフ
ミラーで前記デイスクよりの反射光の半分は光検
出器19上に、あと半分はウエツジと呼ばれる三
角プリズム10に導かれる。前記ウエツジ10で
光は2分されかつ方向を変えられ11,12の光
検出器にそれぞれ導かれる。前記ウエツジの形状
は第7図に示したこの光学系において、前記トラ
ツキングサーボのためのサーボ信号は光検出器9
から、前記フオーカシングサーボのためのサーボ
信号は2分割された光検出器11,12のそれぞ
れの素子11a,11b,12a,12b差から
デイスク上の情報を取り出す再生信号は光検出器
11,12の出力の和からそれぞれ得るようにな
つている。
前記第1図の光学系には以下の問題を有してい
る。
1 前記反射光の光路中の光学部品が凸レンズ
7、ハーフミラー8、ウエツジ10、さらに3
ケの光検出器9,11,12と多いため、装置
が全体として大きく、重く、かつ高価となつて
いる。
2 デイスクからの前記再生信号が光検出器12
から得るようになつているため、前記光検出器
12に受光される光量は全反射光量の1/2以下
となり再生信号のS/Nが劣化する。
3 前記フオーカスサーボの引き込み範囲は、後
述するように単レンズ17とウエツジ10との
距離が短かい程広くとれるが、第1図の光学系
では前記両者の間にハーフミラー8が入つてい
るため前記両者の距離が短かくできない。
本発明は、以上の欠点に鑑みてなされたもので
あり、第1図の光学系において、単レンズ7の後
方すぐにウエツジ10を設け、前記ウエツジで2
分割された反射光から各サーボ信号と再生信号を
得るようにすることにより、装置の小型化、低価
格化をはかり、再生信号のS/Nを劣化させずさ
らにフオーカシングサーボの引き込み範囲も広く
とれるようにしたことを特徴とする新規な光学系
を提供することを目的とする。
以下図面に従い本発明を詳しく説明する。第2
図は本発明の一実施例を示した図で、イはデイス
ク上方からみた上面図、ロは光学系の側面図、
ハ,ニはそれぞれ光検出器13,14へ光が入射
する方向からみた上面図を示す。なお第1図と同
一の構成要素には同じ番号を付した。
第2図において、例えば半導体レーザからなる
光源1から出た光が、デイスク6に照射されるま
での入射光路は第1図と同様である。
デイスク6からの反射光は単レンズ7により絞
られ、ウエツジ10により2分割され光路が図の
ように曲げられて光検出器13,14に導かれて
いる。光検出器13は、絞りレンズ5と凸レンズ
7とで構成される反射光の光学系に対し、前記絞
りレンズ5により絞り込まれた微小スポツト光と
共役な位置、すなわちデイスク6上に前記微小ス
ポツト光が照射されている時に反射光が凸レンズ
7により集光するところに置かれており、光検出
器14は前記共役な位置よりデイスクに近い側に
置かれている。すなわち光検出器13は一方の反
射光の集光位置に、光検出器14は他方の反射光
の集光位置からずれた位置に置かれる。
デイスク6はモータ15により回転しその回転
により、矢印X方向にデイスクは面ブレし、矢印
Yの方向にデイスク上のトラツクは移動する。前
記面ブレに前記微小スポツト光が追従するように
フオーカシング駆動装置16で、絞りレンズ5を
矢印X方向に動かしフオーカシングサーボがかけ
られまた前記トラツクの移動に前記微小スポツト
光が追従するようにトラツキング駆動装置17に
より絞りレンズ5を矢印Y方向に動かし、トラツ
キングサーボがかけられる。前記2つのサーボを
かけるためのサーボ信号はデイスクよりの反射光
を利用して得ており、フオーカシングサーボのた
めのサーボ信号は光検出器13、トラツキングサ
ーボのためのサーボ信号は光検出器14から得て
いる。
なお第2図イにて、16,17,18はデイス
ク上でトラツクを形成しているビツトで、19は
デイスク上で絞られた微小スポツト光を示し、ま
た第2図ニにて、20は光検出器上に照射された
反射光を示している。
第3図はフオーカシングサーボ信号を得る方法
についてのみ説明するために第2図を簡略化した
図であり、第2図と同様の構成要素については同
一の付号を付した。なお第2図において第1図に
示した偏光ビームスプリツター3,λ/4板4、
ならびに光検出器14はフオーカシングサーボと
直接関係ないので略した。
第3図において、イは絞りレンズ5とデイスク
6間が所望の距離より近づきすぎた場合、ロは丁
度所望の距離になつた場合、ハは前記所望の距離
より前記両者の間隔が長くなつた場合をそれぞれ
示した。
また、図中13′は、光検出器13を矢印Xの
方向から見た図で、図に示すように光検出器13
は13aと13bに2分割されている。なお光検
出器13′上の黒点は光検出器上に照射される光
の形状を示している。
3図を用いてフオーカシングサーボ信号を得る
方法について説明する。まず第3図イに示したよ
うに絞りレンズ5とデイスク6とが近づき、前記
両者の距離が第3図ロに示す所望の距離より短く
なると、凸レンズ7より絞られる反射光の位置
P1は、第3図ロに示した前記位置P2より遠くな
る。従つて、この場合、光検出器13aに受光さ
れる光量より光検出器13bに受光される光量の
方が多くなる。逆に第3図ハに示したように絞り
レンズ5とデイスク6とが遠ざかり、前記両者の
距離が第3図ロに示した所望の距離より長くなる
と光検出器13bに受光される光量より光検出器
13aに受光される光量の方が多くなる。また第
3図ロに示したようにデイスク6上に最も絞られ
た光が照射された場合は、前記13a,13bの
両光検出器の受光量は等しくなる。
従つて、前記13a,13bの両光検出器の出
力の差動をとつてやれば第4図に示すようなS字
のフオーカスサーボ信号が得られ、前記両者の光
検出器の受光量が等しくなるようにサーボをかけ
てやれば、デイスク6と絞りレンズ5の距離は、
デイスクの前記面ブレにかかわらず所望の距離に
保つことができ、フオーカスサーボが実現する。
第4図にて横軸mは絞りレンズ5とデイスク6
間の距離を示しロが前記所望の距離、イが前記所
望の距離より短かい場合、ハが前記所望の距離よ
り長い場合をそれぞれ示している。縦軸nは前記
光検出器13aの出力から前記光検出器13bの
出力を差引いた差動出力を示し、S字カーブがフ
オーカスサーボ信号となつている。
第4図にて、前記S字カーブはニの点で再び零
となりここでサーボの極性は反転してしまう。
第10図は前記サーボの極性が反転する限界の
状態を示した図で、イは従来例の場合、ロは本発
明の場合を各々示す。各図において、数字、記号
は第3図に各々対応している。第10図に示すよ
うに、従来例、本発明いずれの場合も、デイスク
6と絞りレンズ5とが所望の距離fより離れた状
態で、かつ単レンズ7で絞られる位置P4あるい
はP4′が、ウエツジ10の頂点Q(三角形の内角が
最も狭い点)上に来た時が、フオーカスサーボ信
号が零となる前記第4図ニの点になる。この状態
で、従来例における単レンズ7から前記位置P4
までの光路に添つた距離をbとし、本発明におけ
る単レンズ7から前記位置P4′までの光路に添つ
た距離をb′とすると、bとb′の関係は、本発明の
場合ハーフミラー8を必要としないため、従来例
の前記bより本発明の前記b′のほうが短かくでき
る(b>b′)。この時のデイスク6と絞りレンズ
5間の距離a(従来例)、およびa′(本発明)との
関係は、a<a′となり、本発明の方が(a′−a)
だけ、より絞りレンズ5より遠ざかつた位置から
フオーカスサーボの引き込みが可能となる。何故
ならば、レンズ5と7が、従来例と本発明で同一
条件だとすると、本発明の像点P4′は、従来例の
像点P4より単レンズ7に近いため、本発明の物
点P5′は、従来例の物点P5より絞りレンズ5より
遠くなるためである。すなわち、従来例と本発明
の絞りレンズとデイスク間の距離aとa′の差は、
第4図に示すフオーカスサーボ信号のニ点の位置
の差となり、本発明の構成の場合、単レンズとウ
エツジ間の距離を従来例より短くできるため、b
>b′によりa<a′となり、本発明の方が前記ロ,
ニ間の距離を(a′−a)だけ長くすることがで
き、したがつてフオーカスサーボ引き込み範囲は
従来の光学系より広くとることができる。
ここで光検出器13を反射光の集光位置に設け
たのは、この位置でフオーカス感度が最も高く、
また前記微小スポツト光がデイスク上のトラツク
を横切つた時、光検出器13上の光分布が変化し
フオーカシングサーボに影響を与えるが、その影
響が反射光の絞り点だと最も少なくなるためであ
るまた後述のトラツキングサーボのために絞りレ
ンズ5がトラツクと垂直方向に移動した際、光検
出器13上での反射光の動きも最も少なくなる。
このように近視野像からの方がフオーカスサーボ
信号はS/Nよく取り出せる。
つぎにトラツキングサーボについて説明する。
第5図はトラツキングサーボ信号を得る方法につ
いて説明するための図である。第5図において各
数字は第2図と対応している。16,17,18
はデイスク7上でトラツクを形成しているピツト
でこの長さの変化が例えばFM変調されたビデオ
信号の情報となつている。19は前記ピツトに照
射される前記微小スポツト光を示し、イはピツト
の左端に、ロはピツトの真上に、ハはピツト右端
に微小スポツト光が照射された場合をそれぞれ示
している。トラツキングサーボ信号は第2図14
の光検出器から得ており、前記光検出器14は第
5図に示す14a,14bと、前記トラツクに対
し平行方向、かつ前記13a,13bに2分割さ
れた方向と垂直に2分割された光検出器から構成
されている。0は光検出器14a,14b上に照
射された反射光を示している。第5図イに示すよ
うに微小スポツト光19の右半分がピツト17に
照射された場合、反射光20の右半分が例えば明
るくなり、光検出器14bに受光する光量の方が
光検出器14aに受光する光量より多くなる。逆
に第5図ハに示すように微小スポツト光19の左
半分がピツト17に照射された場合、反射光20
の左半分が明るくなり、光検出器14aに受光す
る光量の方が光検出器14bに受光する光量より
多くなる。第5図ロに示すようにピツト17上に
前記微小スポツト光20が全部照射された時、1
4a,14bの前記光検出器の出力は等しくな
る。従つて光検出器14aの出力から光検出器1
4bの出力を差し引いて差動出力を得れば、これ
がトラツキングサーボ信号となり、前記トラツキ
ングサーボ信号の出力が零になるように制御をか
けてやれば、前記微小スポツト光19を情報ピツ
ト上に保持することができ、トラツキングサーボ
が実現する。トラツキングサーボ信号を得るため
の光検出器14は第2図に示すように、凸レンズ
7により反射光の集光位置からズラして設けられ
てある。これはトラツクを横切つた時に前記トラ
ツクで光が回折して得られるトラツキングサーボ
信号が前記集光位置では出にくいためであり、前
記集光位置からずれた遠視野像からの方がトラツ
キングサーボ信号はS/Nよく取り出せる。
ここで、反射光の遠視野像からの方がトラツキ
ングサーボ信号がS/Nよく取り出せるのは次の
理由による。遠視野像の位置(反射光が集光して
いない位置)では、信号ピツトから形成される反
射光の0次光と±1次光が空間的に分かれて入射
するために、0次光と±1次光が光検出器上で干
渉し回折作用が大きく観測できる。しかし、逆に
集光位置では前記0次光と前記±1次光の全ての
光が一点に集中するため、前記干渉は起きず回折
作用も観測されなくなる。従つて、回折作用が大
きく現われる反射光の遠視野像からの方がトラツ
キングサーボ信号はS/N良く取りだせる。
なおウエツジにより光を2分割する方向である
が、前記反射光が2つに分かれて行く方向とトラ
ツキングサーボ信号があらわれる方向とが同じ
(平行)であれば光検出器14だけでトラツキン
グサーボ信号を得ることはできなくなる。
第9図はウエツジ10とトラツク29との関係
を説明するための図で、28はウエツジ10の稜
線、29はデイスク上のピツト16,17,18
からなるトラツクを示す。第9図イはトラツク2
9の方向(矢印C)と稜線28とが平行になるよ
うに、あるいはウエツジ10でデイスクよりの反
射光が2分割される方向(矢印D)と、光検出器
14上に投影されるデイスク上のトラツクの像1
6′,17′,18′の方向(矢印C′)とが垂直に
なるようにウエツジ10を置いた場合の図を示
し、第9図ロはトラツク29の方向(矢印C)と
稜線28とが垂直になるように、あるいはウエツ
ジ10でデイスクよりの反射光が2分割される方
向(矢印D′)と、光検出器14上に投影される
デイスク上のトラツクの像16′,17′,18′
の方向(矢印C′)とが平行になるようにウエツジ
10を置いた場合(本発明の置き方)の図を各々
示す。トラツク29をデイスク上の微小スポツト
光が横切つた(矢印A方向)とき、反射光の遠視
野像に現われる影(第5図の斜線で示した部分)
はトラツクと垂直方向に移動するように現われる
(第5図イ,ハで示す)。ここで第9図イのように
ウエツジ10を置いた場合、、前記影の移動は矢
印Aで示すようにウエツジの稜線10をまたぐ垂
直方向(光が2分割される方向、即ち第2図左右
方向、第9図イでD方向)となり、前記影の移動
によつては、影が稜線10を越えてしまい、光検
出器14に前記影の情報が現われないタイミング
が発生する。従つて光検出器14だけでは常にト
ラツキングサーボ信号を得ることができない。そ
こでトラツキングサーボ信号を光検出器14から
常に得るようにするには第9図ロに示すようにト
ラツクの方向Cに対して、ウエツジ10の稜線が
垂直方向になるように、即ち光検出器14上に投
影されるトラツク29の像の方向C′と反射光が2
分割される方向D′とが平行になるようにウエツ
ジ10を置く必要がある。このように配置すれば
トラツク29を横切つたとき発生する前記影の情
報が、常に稜線28に沿つて平行に移動するので
光検出器14上の光スポツト20の単独で、トラ
ツキングサーボ信号を得ることができる。
従つて、ウエツジにより前記反射光が2つに分
かれていく方向D′と、光検出器14上に投影さ
れるデイスク上のトラツクの像の方向C′とが平行
になるように前記ウエツジは設置させなければな
らない。また14a,14bの前記トラツキング
サーボのための光検出器の分割方向は、前記反射
光が2つに分かれていく方向と平行に、また13
a,13bの前記フオーカシングサーボのための
光検出器の分割方向は、前記反射光が2つに分か
れていく方向と垂直になるように設置することと
なる。
以上説明してきたフオーカスとトラツキングサ
ーボのためのサーボ信号とさらに再生信号を得る
ための回路についてつぎに説明する。
第6図は各信号を得るための回路のブロツク図
である。端子c,d,eそしてfは、第3図、第
5図の光検出器13a,13b,14aそして1
4bにそれぞれ接続されており、21〜24は各
光検出器の出力を増幅する増幅器、25,26は
入力された2つの信号の差をとる差動増幅器、2
7は入力された4つの信号の和をとる増幅器であ
る。
端子gには前記光検出器13aと13bからの
出力の差動信号が得られるため、この出力はフオ
ーカスサーボ信号となる。端子hには前記光検出
器14aと14bからの出力の差動信号が得られ
るため、この出力はトラツキングサーボ信号とな
る。一方端子iには全4つの光検出器からの出力
の和信号が得られ、この出力はデイスクに記録さ
れた情報を読み出す再生信号となる。このように
本発明の構成によれば再生信号は2分割された2
ケの光検出器の出力の総和から得られるため、全
反射光量から再生信号が得られることとなり、反
射光の1部を利用して再生信号を得ている従来の
光学系よりS/Nよく再生信号を取り出すことが
できる。また本発明の光学系だと反射光路中にハ
ーフミラーを置く必要もなくまた光検出器も2ケ
で済む。
以上説明してきたように本発明の構成によれ
ば、従来の光学系より反射光路中の光学素子(ハ
ーフミラー、光検出器1ケ)を減らすことがで
き、装置の小型化、低価格化、調整の簡易化が実
現できる。また再生信号は全反射光量から得るよ
うにしているためS/Nよく再生信号を取り出す
ことができ、かつフオーカスサーボの引き込み範
囲も広くとれるという多くの特長を有する。
以上ビデオデイスクのような光学的再生装置に
ついて説明してきたが、デイスクに光学的に直接
記録再生する光学的記録再生装置にも本発明は適
用可である。またウエツジの形状として第7図に
示した三角プリズムを例にとつて説明したきたが
このウエツジの機能は反射光を2分割することで
あるから、第8図に示す台形の形状をしたプリズ
ムでも同様な効果が得られる。なお光はいずれも
図中矢印の方向から入射される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光学的記録再生装置の光学系を
示す構成図、第2図は本発明の一実施例を示す光
学系の構成図、第3図は本発明の一実施例で用い
られたフオーカシングサーボの動作を説明するた
めの図で、イは絞りレンズとデイスクの間の距離
が所望の距離より長くなつた場合、ロは所望の距
離になつた場合、ハは所望の距離より短かくなつ
た場合をそれぞれ示している。第4図はフオーカ
スサーボ信号を示した図、第5図はトラツキング
サーボを説明するための図で、イはトラツクを形
成しているピツトの左端に、ロは真上に、ハは右
端に微小スポツト光がそれぞれ照射された場合を
示した図、第6図は本発明の構成の各光検出器か
らの信号よりフオーカスサーボ信号、トラツキン
グサーボ信号および再生信号を得るための回路の
一実施例を示したブロツク図、第7図、第8図は
本発明に用いられるプリズムの一実施例をそれぞ
れ示した図、第9図イ,ロはウエツジとトラツク
の配置を説明するための図、第10図イ,ロはフ
オーカスサーボの範囲を説明するための図であ
る。 1……レーザ、5……絞りレンズ、6……デイ
スク、7……レンズ(凸レンズ)、10……プリ
ズム(ウエツジ)、13,14……光検出器、1
3a,13b……2分割された光検出器、14
a,14b……2分割された光検出器、16,1
7,18……デイスク上のトラツクを形成するピ
ツト、19……微小スポツト光、20……光スポ
ツト、21,22,23,24……増幅器、2
5,26……差動増幅器、27……和をとる増幅
器、28……ウエツジの稜線、29……トラツ
ク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レーザから出た光を絞りレンズにより微小ス
    ポツト光に絞り、記録媒体に照射し情報を再生す
    る光学的再生装置において、前記記録媒体からの
    反射光を収束する少なくとも1ケ以上のレンズ
    と、前記収束しようとする反射光の光路中に前記
    反射光を空間的に2方向に分ける光学素子を設
    け、前記2方向に分けられた1方の反射光の集光
    位置で受光する2分割された第1の光検出器の出
    力の差から前記記録媒体の面ブレに追従させるた
    めのフオーカシングサーボ信号を得、他方の反射
    光の集光位置よりずれた位置で受光する2分割さ
    れた第2の光検出器の出力の差から、記録媒体上
    のトラツクの移動に追従させるトラツキングサー
    ボ信号を得、前記2つの光検出器の出力の和から
    記録媒体よりの前記情報を読み出した信号を検出
    することを特徴とする光学的再生装置。
JP12972880A 1980-09-17 1980-09-17 Kogakutekisaiseisochi Granted JPS5753839A (ja)

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JP12972880A JPS5753839A (ja) 1980-09-17 1980-09-17 Kogakutekisaiseisochi

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JPS5753839A JPS5753839A (ja) 1982-03-31
JPH0127492B2 true JPH0127492B2 (ja) 1989-05-29

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ID=15016724

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JPS5753839A (ja) 1982-03-31

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