JP2746363B2 - メッセージ通信方法 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特に移動データ通信式に適用する、しかし
これに限定されるものではないメッセージ通信方法に関
するものである。 〔従来の技術〕 データ通信に生じる問題は例えばチャネル雑音による
妨害であり、これによりメッセージデータの一部或いは
すべてを失わしめる。移動データ通信方式に対し用いる
2種類の伝送プロトコルは1985年5月に米国サンジェブ
で開催されたアイ・イー・イー・イー・ベヒキュラー・
テクノロジー・コンフェレンス(IEEE Vehicular Techn
olozy Confe−rence)の会報の第370〜374頁でP.J.マベ
イ氏により報告された論文“プレディクティング・ザ・
レンジ・アンド・スループット・オブ・モービル・デー
タ・システムズ(Predicting the range and throughpu
t of mobile data systems)”に開示されている。これ
らを説明する前に図面の第1図を参照する。この第1図
に代表的なデータフォーマットの1つのセグメントを示
してある。このフォーマットはデータ復調器でビット同
期を達成する為の16個の反転ビット1010…10のプリアン
ブルPRで開始し、これに続いてコードワードのフレーミ
ングを達成する為の16ビット同期列SYNがある。これに
続いて、巡回的な誤り検出/補正符号に基づいた64ビッ
ト符号ワードで伝送される情報があり、各符号ワードは
48個の情報ビットと16個の誤り検査ビットとを含んでい
る。メッセージのアドレス符号ワードACWにはアドレス
情報と幾つかのデータが含まれており、このアドレス符
号ワードは状態報告メッセージや予め符号化したメッセ
ージのような短いメッセージを供給するのに充分であ
る。データメッセージが長い場合、このデータを収容す
るためにアドレス符号ワードACWに追加のデータ符号ワ
ードDCW1〜DCWnを連結する。 前記の論文に記載されている第1の再伝送プロトコル
ではシンプルリトランスミッションプロトコルと称され
ている。特にこのプロトコルでは伝送装置が完全なメッ
セージを伝送し、次に受信装置からの質疑応答(アクノ
レッジメント)を待っている。この応答を受けないか或
いは再伝送を要求される場合には、送信装置は完全なメ
ッセージを再伝送し、再び質疑応答を待っている。この
メッセージは所定の最大回数まで再伝送でき、その質疑
応答を受けない場合にはトランザクションが終了され
る。受信装置は各伝送に対しデータ符号ワードDCWを復
号しうるようになる前に順次に同期ワードSYNおよびア
ドレス符号ワードACWを復号する必要がある。復号しう
るデータワードは記憶でき、復号できないデータワード
は無視され。受信装置は再伝送メッセージからデータワ
ードを取出し、必要に応じメッセージを完成させ、完全
なメッセージがアセンブルされた場合のみトランザクシ
ョン終了応答を伝送する(或いはメッセージが前に完成
されていた場合でその前の応答が復号されなかったか或
いは遅延された場合には、メッセージの繰り返しを受信
する)。各再伝送は完全なメッセージを有している為、
この簡単な再伝送プロトコルはスループットを低くして
しまうおそれがある。更にこのプロトコルは質疑応答信
号を送ることを前提としており、受信装置が質疑応答信
号を送らない群(グループ)呼出しに対するものではな
い。 既知の第2の再伝送プロトコルはセレクティブリトラ
ンスミッションプロトコルと称されており、既に首尾良
く復号されたデータ符号ワードを再伝送しないようにす
ることによりスループットを高くしうる。この第2プロ
トコルでは、受信装置が受信する各伝送に対し、この受
信装置が質疑応答信号を伝送し、どのデータワードを再
伝送する必要があるかを特定し、これによりスループッ
トを改善する。応答信号を首尾良く受信されない場合に
は、送信装置はその前の伝送信号を繰返す。受信装置が
完全なメッセージをアセンブルしたということを表す応
答信号を受信した場合、或いは送信装置が所定の最大回
数の伝送を行なった場合に、トランザクションが終了さ
れる。この第2のプロトコルも受信装置が送信する応答
信号に頼っており、従って群呼出しに対するものではな
い。 伝送プロトコルで生じる追加の問題は、再伝送が行わ
れた際の受信装置でのメッセージの“重複”や、伝送中
の妨害による受信装置でのメッセージの“欠落”や、例
えば応答信号が遅れた為に送信社がこの応答信号を間違
ったメッセージに対するものとして解釈してしまうこと
による“喪失”メッセージである。これらの問題は順序
番号付方式により交信プロトコル(これ自体既知であ
る)で解決される。しかし、交信プロトコルには呼出し
の達成或いは呼出しの開始に対するシグナリングオーバ
ーヘッドの欠点を有する。従ってこれらのプロトコルも
群呼出しには最適でない。 効率はデータをセグメントの列として伝送することに
より改善しうるも、既知のようにこのようなプロトコル
は特に小量のデータに対し不所望なオーバーヘッドであ
る呼出し達成段階を必要とするということが知られてい
る。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、データ通信の際の上述した欠点を解
決し、より一層効率的で融通性のあるメッセージ通信方
法を提供せんとするにある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明データ符号ワードを有するメッセージを送信機
から受信機に伝送するに当り、各メッセージのデータ符
号ワードを1つのセグメント内に或いは各々が予め決定
された長さの一連の複数のセグメント内に配置し、伝送
すべき前記の1つのセグメント又は一連の複数のセグメ
ントの各セグメントにセグメント識別子を割当て、各セ
グメントに入れる前記のセグメント識別子は一連の複数
のセグメント中のセグメント位置を表するようにするメ
ッセージ通信方法において、 各メッセージにメッセージ識別子を割当て、各メッセ
ージの前記の1つのセグメントに又は一連の複数のセグ
メントのうち少なくとも1つのセグメントにこのメッセ
ージ識別子を含めることを特徴とする。 本発明によれば、単信法において、受信者が要求する
メッセージの一部のみを再伝送してメッセージの重複を
避けることができ、受信者が応答を送ることができない
群呼出しの場合には、メッセージおよびセグメントの識
別子の使用により、互いに関係のない2つのメッセージ
のセグメントではなく1つの完全なメッセージのすべて
のセグメントを受けることを受信者が決定しうるように
なるという利点が得られる。 例えば30個のソースデータ符号ワード以下の短いメッ
セージの場合、このメッセージは1つのセグメントとし
て処理される。 本発明による方法を実行する場合、伝送されたセグメ
ントすべてにこれらのそれぞれのセグメント識別子を導
入し且つ長いメッセージの少なくとも第1セグメントに
或いは短いメッセージの唯一のセグメントにそのメッセ
ージ識別子を導入する。 同じセグメントの再伝送が新たなメッセージとして処
理されるおそれを無くす為には、受信装置にリセット可
能なタイマを設け、このタイマはセグメントの受信によ
り始動させられた際に固定の持続時間或いはこのセグメ
ントの長さに対し適宜決定しうる持続時間の間動作する
ようにし、この持続時間の間同じセグメント識別子を有
する他のセグメントを受信しまたメッセージ識別子も存
在する場合には、受信装置はこれを前のセグメントの再
伝送として処理するようにする。しかし、前記の持続時
間の終了後に上述したセグメントを受信する場合にはこ
のセグメントを新たなセグメントとして処理する。この
タイマはセグメントを受信する度に、或いはまた各新た
なセグメントが受信された際にリセットされるようにし
うる。 所望に応じ、データ符号ワードを任意のビットインタ
リービングにより伝送し、受信に際して相補的にデイン
タリービングするようにすることができる。データ符号
ワードをビットインタリービングするか否かの決定を適
宜行うことができ、この決定は数種類の要因、例えば受
信装置における復号器の能力や優勢チャネル状態に依存
させることができる。ビットインタリービングを用いた
場合、伝送中バースト誤りが生じる際これらの誤りは幾
つかの符号ワードの間に消滅し、従って符号が誤りを補
正しうる可能性が増大するという利点が得られる。従っ
て、再伝送する必要のあるセグメントの個数が減少す
る。ある状況の下では、ビットインタリービングが好ま
しくない場合があり、従ってビットインタリービングを
任意(選択自由)にするのが良い。データ符号ワードが
ビットインタリービングされている場合には、データ符
号ワードがインタリービングされているということを受
信装置に指示する為に標識、例えばフラグをメッセージ
中に導入する。インタリービングの程度は1つのセグメ
ントの長さに依存させるのが良い。その理由は、セグメ
ント中の符号ワードの個数を変えうる為である。また1
つのセグメント中の符号ワードの個数にかかわらず、こ
れら符号ワードすべてインタリービングさせることがで
きる。インタリービングの程度をセグメントの長さに依
存して可変とすることにより、ビットインターリービン
グの利益を最大にすることができる。 メッセージデータは暗号化することができ、この場
合、標識、例えばフラグをメッセージ中に導入して、メ
ッセージデータが暗号化されたということを受信装置に
指示するようにする。暗号化の必要性はメッセージデー
タ自体の特性およびこれが送信されている選択アドレス
の双方またはいずれか一方に依存させることができる。
ビットインタリービングおよび暗号化の双方を一緒に用
いることができる。 データメッセージプロトコルの効率は、再伝送すべき
データ符号ワードに連結された新たな符号ワードと一緒
に再伝送すべきデータ符号ワードを有するセグメントに
より高めることができる。 以下第2〜5図につき発明を説明する。 本発明によるメッセージデータ伝送方法においては、
連結されたデータ符号ワードを多数のセグメントに配置
し、各セグメントを順次に送る。 受信装置において重複メッセージを認識するのにメッ
セージおよびセグメント識別子、例えば連続番号を用い
る。メッセージデータはセグメント毎に送り、これによ
りチャネルが伝送に不充分である場合にトランザクショ
ンを早期に打切り、全トランザクションが完成される前
にメッセージの第1部分をその目的地に送る。更にセグ
メント化によりスループットをも改善し、繰返し量を減
少させることにより遅延を減少させる。 メッセージをフォーマット化する際に、各セグメント
にプリアンブルPRと、同期列SYNと、アドレス符号ワー
ドACWおよびこれに続く複数個(代表的には1〜31個)
のデータ符号ワードDCWとを含ませる。メッセージおよ
びセグメント識別番号は各セグメントにおいて例えばア
ドレス符号ワードに続く第1データ符号ワードに入れ
る。 1つのセグメントのうちの64ビットアドレス符号ワー
ドACWのフォーマットを第2図に示し、第1データ符号
ワードDCW1のフォーマットを第3図に示す。アドレス符
号ワードおよび第1データ符号ワードDCW1の各部分に用
いられているビット数をも示してある。 第2図におけるアドレス符号ワードACWを参照する
に、第1ビットは符号ワードがアドレス符号ワードであ
るか(2進数字“1")或いはデータ符号ワードであるか
(2進数字“0")を示すのに用いられている。PFIXはプ
レフィックスアドレスである。IDENT1は受信装置の或い
は受信装置群のアドレスである。CATは、このアドレス
符号ワードがメッセージデータ伝送に対して用いられた
カテゴリーのものであることを示す。SEGLはアドレス符
号ワードに続いて連結されたデータ符号ワードの個数を
表す。この場合5ビットが割当てられている為、最大数
はこれらのディジットが符号化されていなければ31であ
る。IDENT2は送信装置のアドレスである。INTは、デー
タ符号ワードがインタリービングされていない場合には
値“0"を有し、データ符号ワードがインタリービングさ
れている場合には値“1"を有する。CRYPTは、データ符
号ワードが暗号化されていない場合には値“0"を有し、
データ符号ワードが暗号化されている場合には値“1"を
有する。最後のフィールド(最後の部分)Pは誤り訂正
或いは誤り検出の為の奇偶検査ビットを有する。上述し
なかった部分EXT,FLAG1およびFLAG2は本発明の理解に関
する限りにおいて重要ではない。 第3図において、第1データ符号ワードDCW1の第1ビ
ットは、このワードがデータ符号ワードであるというこ
とを表す“0"である。SPECは例えばデータの特定の種類
すなわちデータ構成を表すのい、或いはデータを特定の
周辺アドレスに当てるのに用いうる。NSEGはセグメント
番号を示す。NUMはメッセージ番号或いはセグメント中
で繰返される符号ワードの個数を示す。特に、NSEG=0
によりメッセージの第1セグメントを示す場合には、NU
M=NMESSであり、NSEGが0に等しくない場合には、NUM
=NREPである。ここにNMESSはメッセージ番号であり、N
REPはセグメント中で繰返される符号ワードの個数であ
り、非選択伝送の場合零に設定される。LASTはメッセー
ジの最後のセグメントを除いてすべて零である。セグメ
ントの最終符号ワード内ではLASTは符号ワードに用いら
れているデータビットの個数を示す。C=1の場合に
は、CRCフィールドにはCCITT(国際電信電話諮問委員
会)の勧告に従った16ビットのチェック・サムが入れら
れる。或いはまた、Cが値“0"を有する場合には、CRC
フィールド内に入れられたチェック・サムによってデー
タが保護されず、この場合このフィールドはカスタマイ
ズする為に用いられる。RSVDは専用されていないビット
であり、最後の16ビットPは64ビット符号ワードに対す
るパリティ・チェック(奇遇検査)ビットである。 セグメントを形成する場合、データ符号ワードを選択
自由なビットインタリービングにより構成しうる。この
ビットインタリービングでは、データ符号ワードは二次
元記憶装置に行順次の方向に読込まれ、また列順次の方
向に読出され、従って第1ビットすべてが読出され、次
に第2ビットすべてが読出され、以下同様に順次読出さ
れる。このことは、伝送中バースト誤りがあった場合
に、これら誤りはデータ符号ワードに亘って分配され、
受信装置においては、復号器の誤り訂正容量を越えて誤
りが生じるおそれが減少するということを意味する。従
って再伝送量を減少せしめることができる。選択自由な
ビットインタリービングの使用は、バースト誤りが生じ
るおそれのある長さや、インタリービングすべきセグメ
ント中のデータ符号ワードの個数や、受信装置における
誤り訂正モードに依存する。更に受信装置はインタリー
ビングをデインタリービングしうるようにする必要があ
る。 必要に応じ、データ符号ワードを暗号化でき、この場
合指示ビット、例えばフラグをメッセージ中に挿入し、
受信装置にメッセージデータが暗号化されているという
ことを指示する。データ符号ワードは暗号化される前に
選択自由にビットインタリービングされる。 第4図は、受信装置によって送信すなわち伝送装置に
送られたデータセグメントに対する応答アドレス符号ワ
ードACKDを示す。第1ビットはこの符号ワードがアドレ
ス符号ワードであるということを表す値“1"を有する。
PFIXはプレフィックスアドレスであり、IDENT1はデータ
セグメントに応答する受信装置のアドレスである。CAT
は、このアドレス符号ワードが応答に用いられるカテゴ
リーのものであるということを示し、TYPEは、例えばセ
グメントが首尾良く復号化されたか否かを、或いはセグ
メントの選択再伝送又は非選択再伝送が要求されている
か否かを特定する応答の種類を示す。IDENT2はデータセ
グメントを送った装置の識別を示す。NEWは零でないセ
グメント番号に応答している場合に値“0"を有し、零の
セグメント番号(すなわち新たなメッセージの第1セグ
メント)に応答している場合に値“1"を有する。ANUMは
応答番号(アクノレッジナンバー)であり、NEW=0の
場合には、ANUM=(零が先行するNSEG)であり、NEW=
1の場合には、各場合(セグメントが応答されている場
合)において、ANUM=NMESSである。Pは64ビット符号
ワードに対する奇偶検査(パリティチェック)ビットを
示す。 選択再伝送を要求する応答アドレス符号ワードの場合
には、第5図に示すような制御データワードが続く。主
フィールドは、セグメントのどのソース(原始)データ
符号ワードが再伝送を必要としているかを表す選択再伝
送フラグを有するSELFである。各データ符号ワードに1
つのビットが割当てられており、“0"は繰返しを要求し
ていないことを表し、“1"は関連のデータ符号ワードが
繰返されることを要求されているということを表す。SE
LFフィールド内の最上位ビットはセグメント中の最初に
伝送されたソースデータ符号ワードDCW2に相当する。セ
グメントが30個よりも少ないソースデータ符号ワードを
含む場合。再伝送情報はSELFフィールドの最上位からの
ビット中に配置される。これに続く未使用ビットは零に
セットされる。 次に、プロトコルの手順を単一の受信者に対する呼出
しにつき説明する。 送信者は動作に際しソースデータをデータ符号ワード
の順序で符号化する。各データ符号ワード中には47個の
データビットを用いうる。必要に応じ、ソースデータに
続いて零を加え、最終のデータ符号ワードを終了させ
る。30個以下のソースデータ符号ワードを占めるメッセ
ージは1つのセグメントとして送ることができる。それ
よりも長いメッセージは細分して多数のセグメントとし
て送る必要がある。各セグメント30個までのソースデー
タ符号ワードを有することができる(これら30個のソー
スデータ符号ワードはデータ符号ワードDCW2〜DCW31で
ある)。各セグメントの開始にはヘッダーが付けられ
る。ヘッダーはプリアンブルの反転ビットと、符号ワー
ド同期列SYNと、アドレス符号ワードACWと、データ符号
ワードDCW1とを有する。ACWおよびDCW1におけるフィー
ルドは適当に設定される。メッセージ番号NMESSは目的
地(データ伝送される個所)にかかわらず伝送される新
たな各メッセージに対しモジュロー128で増大する。セ
グメント番号NSEGは新たな各メッセージの開始で零にセ
ットされ、伝送される新たな各セグメントに対しモジュ
ロー64で増大する。NSEGは同一の繰返し伝送に対しては
増大されない。 任意であるが、CRCを計算し、これをデータ符号ワー
ド中に含めることができる。この場合もデータ符号ワー
ドを暗号化でき、且つビットインタリービングさせるこ
とができ、又はこれらのいずれか一方のみを行うことも
できる。送信者は受信者との前の取り決めによりインタ
リービングを行う必要があるだけである。送信者はセグ
メントを伝送し、受信者からの応答を待つ。応答中のTY
PEフィールドは応答の意味を表す。例えば、セグメント
が首尾良く復合されたか(ACKDD)どうか、或いは選択
再伝送(ACKDS)或いは非選択再伝送(ACKDR)が要求さ
れたかどうかを表す。 送信者応答を受信した後、同じセグメントを再伝送す
るか、選択再伝送を行うか、次のセグメントを伝送する
か、呼出しが首尾良く終了されたとみなすか、或いはト
ランザクションを打ち切る。 応答を受けない場合には送信者はセグメントを再伝送
しうる。 送信者はセグメント当り所定の回数まで同じセグメン
トを繰返し、各伝送後応答を待つようにすることができ
る。 選択再伝送が要求されるも送信者は選択再伝送を行え
ない場合には、送信者は前のセグメントを同様に再伝送
しうる。 選択再伝送を行っている場合には、セグメント番号NS
EGは増大せしめられる。繰返しのソースデータ符号ワー
ドはセグメント中で最初に伝送され、次に新たなソース
データ符号ワードを合計で30個のソースデータ符号ワー
ドまでこのセグメント中に入れることができる。データ
符号ワードDCW1中では、NUM=NREP(繰返されたソース
データ符号ワードの個数)となる。 従って、他のヘッダー或いはアドレス符号ワードの伝
送を含む選択した符号ワードの再伝送にセグメント全体
を当てないようにすることにより時間を節約することが
できる。 受信装置側では、メッセージおよびセグメントの番号
を用いてセグメントが重複しないように、或いは脱落が
生じた時を受信装置が識別しうるようにするとともに、
異なるメッセージからのセグメントを単一のメッセージ
として受けないようにする。 一例では、SELFフィールド(第5図)は選択再伝送フ
ラグを表し、このフラグにより、例えばデータ符号ワー
ドDCW4,DCW5及びDCW6を、換言すれば3つのデータ符号
ワードを再伝送することを要求する。伝送装置が次のセ
グメントを伝送する場合、データ符号ワードDCW1中のメ
ッセージ識別子NUMは、3つのデータ符号ワード、即ち
データ符号ワードDCW2,DCW3及びDCW4は繰り返し(すな
わち再伝送)であることを表し、データ符号ワードDCW5
〜DCW31を新たな符号ワードとすることができる。加入
者局では、新たに受信したセグメントが最初のセグメン
トの次に続くセグメントであることをこの加入者局が確
認し、データ符号ワードDCW2,DCW3及びDCW4を最初のセ
グメント中の失われたデータ符号ワードDCW4,DCW5及びD
CW6と置き換えるべきデータ符号ワードとして受信する
ようにすることができる。従来考えられていたように1
つのセグメント全体を再伝送するのではなく、3つのデ
ータ符号ワードのみを再伝送することにより、可成りの
節約を達成でき、この節約分を新たなデータ符号ワー
ド、すなわちDCW5〜DCW31の伝送に向け、これによりス
ループット(処理能力)を高めることができる。 受信装置におけるタイマはセグメントを受ける度に始
動する。タイマはセグメントの長さに関する期間の間動
作する。受信機はNSEGの値および最も遅くに受けたNMES
Sの値を記憶する。(NMESSは少なくとも各メッセージの
第1セグメント中に現れる)。 タイマが動いている間受信者は、NMESSが前に受けたN
MESSと異なる場合のみ新たなメッセージの開始としてNS
EG=0のセグメントを受けることができ、それ以外では
前のメッセージの最初のセグメントの繰返しとしてセグ
メントを受けることができる。 またタイマが動いている間受信者は、NSEGの値が前に
受けたセグメントのNSEGの値から1(モジュロ64)だけ
増大した場合のみ、進行中のメッセージの連続としてセ
グメントを受けることができる。 またタイマが動いている間受信者は、セグメントの番
号(NSEG)が前に受けたセグメントの番号と同じ場合の
み連続セグンメトの繰返し伝送として当該セグメントを
受けることができる。 メッセージの最終セグメントは0でないLASTによって
示されている。 受信装置が、受容しうるセグメント、すなわち前述し
た条件および受容しうる一個人のIDENT1を満足するセグ
メントのACWおよびDCW1を復号すると、SEGLによって表
されている次のデータ符号ワードの番号を復号する。こ
の際CRYPT=1の場合最初に符号ワードの暗号を解き、I
NT=1の場合次の符号ワードをデインタリービングす
る。 受信者はACKDDを用いた応答の前にデータ符号ワード
のすべてを復号しうるようにすることを要求できる。或
いは制御データ符号ワードが首尾良く復号された場合に
は、復号しうるソースデータ符号ワードのみを記憶し、
繰返し伝送を用いることにより残りをアセンブルするこ
とができる。 受信装置は受容しうる各セグメントに対する応答を送
る。また非選択再伝送はACKDRにより要求する。選択再
伝送はACKDSにより要求する。 群呼出しの場合には、受信者は応答を伝送しない。群
呼出しの場合には、各セグメントを次のセグメントでの
進行前に所定回数まで再伝送するようにしてセグメント
順次のメッセージの伝送を達成することができる。いず
れにしても、メッセージおよびセグメントに番号付けを
する。 タイマ期間の持続時間を決定する場合、この持続時間
は1つのセグメントの所定の伝送回数に相当する持続時
間に関連させる必要がある。この決定にはセグメントの
長さ、例えばアドレス符号ワードと31個のデータ符号ワ
ードとの合計の長さと、例えば8回のようにセグメント
を伝送しうる最大回数とを考慮する。 メッセージの番号付けは最大のタイマ持続時間中に送
信しうるメッセージの最大個数を考慮して決定され、従
ってタイマの持続時間中に128個の(短い)メッセージ
を送信しうるものとすると、再び繰返される前のメッセ
ージの番号付順序は少なくとも0〜127とする必要があ
る。番号があまりにも少ない場合には、メッセージ番号
がすべて用いられた状態では、タイマ持続時間の残りの
期間中新たなメッセージを送ることができない。
これに限定されるものではないメッセージ通信方法に関
するものである。 〔従来の技術〕 データ通信に生じる問題は例えばチャネル雑音による
妨害であり、これによりメッセージデータの一部或いは
すべてを失わしめる。移動データ通信方式に対し用いる
2種類の伝送プロトコルは1985年5月に米国サンジェブ
で開催されたアイ・イー・イー・イー・ベヒキュラー・
テクノロジー・コンフェレンス(IEEE Vehicular Techn
olozy Confe−rence)の会報の第370〜374頁でP.J.マベ
イ氏により報告された論文“プレディクティング・ザ・
レンジ・アンド・スループット・オブ・モービル・デー
タ・システムズ(Predicting the range and throughpu
t of mobile data systems)”に開示されている。これ
らを説明する前に図面の第1図を参照する。この第1図
に代表的なデータフォーマットの1つのセグメントを示
してある。このフォーマットはデータ復調器でビット同
期を達成する為の16個の反転ビット1010…10のプリアン
ブルPRで開始し、これに続いてコードワードのフレーミ
ングを達成する為の16ビット同期列SYNがある。これに
続いて、巡回的な誤り検出/補正符号に基づいた64ビッ
ト符号ワードで伝送される情報があり、各符号ワードは
48個の情報ビットと16個の誤り検査ビットとを含んでい
る。メッセージのアドレス符号ワードACWにはアドレス
情報と幾つかのデータが含まれており、このアドレス符
号ワードは状態報告メッセージや予め符号化したメッセ
ージのような短いメッセージを供給するのに充分であ
る。データメッセージが長い場合、このデータを収容す
るためにアドレス符号ワードACWに追加のデータ符号ワ
ードDCW1〜DCWnを連結する。 前記の論文に記載されている第1の再伝送プロトコル
ではシンプルリトランスミッションプロトコルと称され
ている。特にこのプロトコルでは伝送装置が完全なメッ
セージを伝送し、次に受信装置からの質疑応答(アクノ
レッジメント)を待っている。この応答を受けないか或
いは再伝送を要求される場合には、送信装置は完全なメ
ッセージを再伝送し、再び質疑応答を待っている。この
メッセージは所定の最大回数まで再伝送でき、その質疑
応答を受けない場合にはトランザクションが終了され
る。受信装置は各伝送に対しデータ符号ワードDCWを復
号しうるようになる前に順次に同期ワードSYNおよびア
ドレス符号ワードACWを復号する必要がある。復号しう
るデータワードは記憶でき、復号できないデータワード
は無視され。受信装置は再伝送メッセージからデータワ
ードを取出し、必要に応じメッセージを完成させ、完全
なメッセージがアセンブルされた場合のみトランザクシ
ョン終了応答を伝送する(或いはメッセージが前に完成
されていた場合でその前の応答が復号されなかったか或
いは遅延された場合には、メッセージの繰り返しを受信
する)。各再伝送は完全なメッセージを有している為、
この簡単な再伝送プロトコルはスループットを低くして
しまうおそれがある。更にこのプロトコルは質疑応答信
号を送ることを前提としており、受信装置が質疑応答信
号を送らない群(グループ)呼出しに対するものではな
い。 既知の第2の再伝送プロトコルはセレクティブリトラ
ンスミッションプロトコルと称されており、既に首尾良
く復号されたデータ符号ワードを再伝送しないようにす
ることによりスループットを高くしうる。この第2プロ
トコルでは、受信装置が受信する各伝送に対し、この受
信装置が質疑応答信号を伝送し、どのデータワードを再
伝送する必要があるかを特定し、これによりスループッ
トを改善する。応答信号を首尾良く受信されない場合に
は、送信装置はその前の伝送信号を繰返す。受信装置が
完全なメッセージをアセンブルしたということを表す応
答信号を受信した場合、或いは送信装置が所定の最大回
数の伝送を行なった場合に、トランザクションが終了さ
れる。この第2のプロトコルも受信装置が送信する応答
信号に頼っており、従って群呼出しに対するものではな
い。 伝送プロトコルで生じる追加の問題は、再伝送が行わ
れた際の受信装置でのメッセージの“重複”や、伝送中
の妨害による受信装置でのメッセージの“欠落”や、例
えば応答信号が遅れた為に送信社がこの応答信号を間違
ったメッセージに対するものとして解釈してしまうこと
による“喪失”メッセージである。これらの問題は順序
番号付方式により交信プロトコル(これ自体既知であ
る)で解決される。しかし、交信プロトコルには呼出し
の達成或いは呼出しの開始に対するシグナリングオーバ
ーヘッドの欠点を有する。従ってこれらのプロトコルも
群呼出しには最適でない。 効率はデータをセグメントの列として伝送することに
より改善しうるも、既知のようにこのようなプロトコル
は特に小量のデータに対し不所望なオーバーヘッドであ
る呼出し達成段階を必要とするということが知られてい
る。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、データ通信の際の上述した欠点を解
決し、より一層効率的で融通性のあるメッセージ通信方
法を提供せんとするにある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明データ符号ワードを有するメッセージを送信機
から受信機に伝送するに当り、各メッセージのデータ符
号ワードを1つのセグメント内に或いは各々が予め決定
された長さの一連の複数のセグメント内に配置し、伝送
すべき前記の1つのセグメント又は一連の複数のセグメ
ントの各セグメントにセグメント識別子を割当て、各セ
グメントに入れる前記のセグメント識別子は一連の複数
のセグメント中のセグメント位置を表するようにするメ
ッセージ通信方法において、 各メッセージにメッセージ識別子を割当て、各メッセ
ージの前記の1つのセグメントに又は一連の複数のセグ
メントのうち少なくとも1つのセグメントにこのメッセ
ージ識別子を含めることを特徴とする。 本発明によれば、単信法において、受信者が要求する
メッセージの一部のみを再伝送してメッセージの重複を
避けることができ、受信者が応答を送ることができない
群呼出しの場合には、メッセージおよびセグメントの識
別子の使用により、互いに関係のない2つのメッセージ
のセグメントではなく1つの完全なメッセージのすべて
のセグメントを受けることを受信者が決定しうるように
なるという利点が得られる。 例えば30個のソースデータ符号ワード以下の短いメッ
セージの場合、このメッセージは1つのセグメントとし
て処理される。 本発明による方法を実行する場合、伝送されたセグメ
ントすべてにこれらのそれぞれのセグメント識別子を導
入し且つ長いメッセージの少なくとも第1セグメントに
或いは短いメッセージの唯一のセグメントにそのメッセ
ージ識別子を導入する。 同じセグメントの再伝送が新たなメッセージとして処
理されるおそれを無くす為には、受信装置にリセット可
能なタイマを設け、このタイマはセグメントの受信によ
り始動させられた際に固定の持続時間或いはこのセグメ
ントの長さに対し適宜決定しうる持続時間の間動作する
ようにし、この持続時間の間同じセグメント識別子を有
する他のセグメントを受信しまたメッセージ識別子も存
在する場合には、受信装置はこれを前のセグメントの再
伝送として処理するようにする。しかし、前記の持続時
間の終了後に上述したセグメントを受信する場合にはこ
のセグメントを新たなセグメントとして処理する。この
タイマはセグメントを受信する度に、或いはまた各新た
なセグメントが受信された際にリセットされるようにし
うる。 所望に応じ、データ符号ワードを任意のビットインタ
リービングにより伝送し、受信に際して相補的にデイン
タリービングするようにすることができる。データ符号
ワードをビットインタリービングするか否かの決定を適
宜行うことができ、この決定は数種類の要因、例えば受
信装置における復号器の能力や優勢チャネル状態に依存
させることができる。ビットインタリービングを用いた
場合、伝送中バースト誤りが生じる際これらの誤りは幾
つかの符号ワードの間に消滅し、従って符号が誤りを補
正しうる可能性が増大するという利点が得られる。従っ
て、再伝送する必要のあるセグメントの個数が減少す
る。ある状況の下では、ビットインタリービングが好ま
しくない場合があり、従ってビットインタリービングを
任意(選択自由)にするのが良い。データ符号ワードが
ビットインタリービングされている場合には、データ符
号ワードがインタリービングされているということを受
信装置に指示する為に標識、例えばフラグをメッセージ
中に導入する。インタリービングの程度は1つのセグメ
ントの長さに依存させるのが良い。その理由は、セグメ
ント中の符号ワードの個数を変えうる為である。また1
つのセグメント中の符号ワードの個数にかかわらず、こ
れら符号ワードすべてインタリービングさせることがで
きる。インタリービングの程度をセグメントの長さに依
存して可変とすることにより、ビットインターリービン
グの利益を最大にすることができる。 メッセージデータは暗号化することができ、この場
合、標識、例えばフラグをメッセージ中に導入して、メ
ッセージデータが暗号化されたということを受信装置に
指示するようにする。暗号化の必要性はメッセージデー
タ自体の特性およびこれが送信されている選択アドレス
の双方またはいずれか一方に依存させることができる。
ビットインタリービングおよび暗号化の双方を一緒に用
いることができる。 データメッセージプロトコルの効率は、再伝送すべき
データ符号ワードに連結された新たな符号ワードと一緒
に再伝送すべきデータ符号ワードを有するセグメントに
より高めることができる。 以下第2〜5図につき発明を説明する。 本発明によるメッセージデータ伝送方法においては、
連結されたデータ符号ワードを多数のセグメントに配置
し、各セグメントを順次に送る。 受信装置において重複メッセージを認識するのにメッ
セージおよびセグメント識別子、例えば連続番号を用い
る。メッセージデータはセグメント毎に送り、これによ
りチャネルが伝送に不充分である場合にトランザクショ
ンを早期に打切り、全トランザクションが完成される前
にメッセージの第1部分をその目的地に送る。更にセグ
メント化によりスループットをも改善し、繰返し量を減
少させることにより遅延を減少させる。 メッセージをフォーマット化する際に、各セグメント
にプリアンブルPRと、同期列SYNと、アドレス符号ワー
ドACWおよびこれに続く複数個(代表的には1〜31個)
のデータ符号ワードDCWとを含ませる。メッセージおよ
びセグメント識別番号は各セグメントにおいて例えばア
ドレス符号ワードに続く第1データ符号ワードに入れ
る。 1つのセグメントのうちの64ビットアドレス符号ワー
ドACWのフォーマットを第2図に示し、第1データ符号
ワードDCW1のフォーマットを第3図に示す。アドレス符
号ワードおよび第1データ符号ワードDCW1の各部分に用
いられているビット数をも示してある。 第2図におけるアドレス符号ワードACWを参照する
に、第1ビットは符号ワードがアドレス符号ワードであ
るか(2進数字“1")或いはデータ符号ワードであるか
(2進数字“0")を示すのに用いられている。PFIXはプ
レフィックスアドレスである。IDENT1は受信装置の或い
は受信装置群のアドレスである。CATは、このアドレス
符号ワードがメッセージデータ伝送に対して用いられた
カテゴリーのものであることを示す。SEGLはアドレス符
号ワードに続いて連結されたデータ符号ワードの個数を
表す。この場合5ビットが割当てられている為、最大数
はこれらのディジットが符号化されていなければ31であ
る。IDENT2は送信装置のアドレスである。INTは、デー
タ符号ワードがインタリービングされていない場合には
値“0"を有し、データ符号ワードがインタリービングさ
れている場合には値“1"を有する。CRYPTは、データ符
号ワードが暗号化されていない場合には値“0"を有し、
データ符号ワードが暗号化されている場合には値“1"を
有する。最後のフィールド(最後の部分)Pは誤り訂正
或いは誤り検出の為の奇偶検査ビットを有する。上述し
なかった部分EXT,FLAG1およびFLAG2は本発明の理解に関
する限りにおいて重要ではない。 第3図において、第1データ符号ワードDCW1の第1ビ
ットは、このワードがデータ符号ワードであるというこ
とを表す“0"である。SPECは例えばデータの特定の種類
すなわちデータ構成を表すのい、或いはデータを特定の
周辺アドレスに当てるのに用いうる。NSEGはセグメント
番号を示す。NUMはメッセージ番号或いはセグメント中
で繰返される符号ワードの個数を示す。特に、NSEG=0
によりメッセージの第1セグメントを示す場合には、NU
M=NMESSであり、NSEGが0に等しくない場合には、NUM
=NREPである。ここにNMESSはメッセージ番号であり、N
REPはセグメント中で繰返される符号ワードの個数であ
り、非選択伝送の場合零に設定される。LASTはメッセー
ジの最後のセグメントを除いてすべて零である。セグメ
ントの最終符号ワード内ではLASTは符号ワードに用いら
れているデータビットの個数を示す。C=1の場合に
は、CRCフィールドにはCCITT(国際電信電話諮問委員
会)の勧告に従った16ビットのチェック・サムが入れら
れる。或いはまた、Cが値“0"を有する場合には、CRC
フィールド内に入れられたチェック・サムによってデー
タが保護されず、この場合このフィールドはカスタマイ
ズする為に用いられる。RSVDは専用されていないビット
であり、最後の16ビットPは64ビット符号ワードに対す
るパリティ・チェック(奇遇検査)ビットである。 セグメントを形成する場合、データ符号ワードを選択
自由なビットインタリービングにより構成しうる。この
ビットインタリービングでは、データ符号ワードは二次
元記憶装置に行順次の方向に読込まれ、また列順次の方
向に読出され、従って第1ビットすべてが読出され、次
に第2ビットすべてが読出され、以下同様に順次読出さ
れる。このことは、伝送中バースト誤りがあった場合
に、これら誤りはデータ符号ワードに亘って分配され、
受信装置においては、復号器の誤り訂正容量を越えて誤
りが生じるおそれが減少するということを意味する。従
って再伝送量を減少せしめることができる。選択自由な
ビットインタリービングの使用は、バースト誤りが生じ
るおそれのある長さや、インタリービングすべきセグメ
ント中のデータ符号ワードの個数や、受信装置における
誤り訂正モードに依存する。更に受信装置はインタリー
ビングをデインタリービングしうるようにする必要があ
る。 必要に応じ、データ符号ワードを暗号化でき、この場
合指示ビット、例えばフラグをメッセージ中に挿入し、
受信装置にメッセージデータが暗号化されているという
ことを指示する。データ符号ワードは暗号化される前に
選択自由にビットインタリービングされる。 第4図は、受信装置によって送信すなわち伝送装置に
送られたデータセグメントに対する応答アドレス符号ワ
ードACKDを示す。第1ビットはこの符号ワードがアドレ
ス符号ワードであるということを表す値“1"を有する。
PFIXはプレフィックスアドレスであり、IDENT1はデータ
セグメントに応答する受信装置のアドレスである。CAT
は、このアドレス符号ワードが応答に用いられるカテゴ
リーのものであるということを示し、TYPEは、例えばセ
グメントが首尾良く復号化されたか否かを、或いはセグ
メントの選択再伝送又は非選択再伝送が要求されている
か否かを特定する応答の種類を示す。IDENT2はデータセ
グメントを送った装置の識別を示す。NEWは零でないセ
グメント番号に応答している場合に値“0"を有し、零の
セグメント番号(すなわち新たなメッセージの第1セグ
メント)に応答している場合に値“1"を有する。ANUMは
応答番号(アクノレッジナンバー)であり、NEW=0の
場合には、ANUM=(零が先行するNSEG)であり、NEW=
1の場合には、各場合(セグメントが応答されている場
合)において、ANUM=NMESSである。Pは64ビット符号
ワードに対する奇偶検査(パリティチェック)ビットを
示す。 選択再伝送を要求する応答アドレス符号ワードの場合
には、第5図に示すような制御データワードが続く。主
フィールドは、セグメントのどのソース(原始)データ
符号ワードが再伝送を必要としているかを表す選択再伝
送フラグを有するSELFである。各データ符号ワードに1
つのビットが割当てられており、“0"は繰返しを要求し
ていないことを表し、“1"は関連のデータ符号ワードが
繰返されることを要求されているということを表す。SE
LFフィールド内の最上位ビットはセグメント中の最初に
伝送されたソースデータ符号ワードDCW2に相当する。セ
グメントが30個よりも少ないソースデータ符号ワードを
含む場合。再伝送情報はSELFフィールドの最上位からの
ビット中に配置される。これに続く未使用ビットは零に
セットされる。 次に、プロトコルの手順を単一の受信者に対する呼出
しにつき説明する。 送信者は動作に際しソースデータをデータ符号ワード
の順序で符号化する。各データ符号ワード中には47個の
データビットを用いうる。必要に応じ、ソースデータに
続いて零を加え、最終のデータ符号ワードを終了させ
る。30個以下のソースデータ符号ワードを占めるメッセ
ージは1つのセグメントとして送ることができる。それ
よりも長いメッセージは細分して多数のセグメントとし
て送る必要がある。各セグメント30個までのソースデー
タ符号ワードを有することができる(これら30個のソー
スデータ符号ワードはデータ符号ワードDCW2〜DCW31で
ある)。各セグメントの開始にはヘッダーが付けられ
る。ヘッダーはプリアンブルの反転ビットと、符号ワー
ド同期列SYNと、アドレス符号ワードACWと、データ符号
ワードDCW1とを有する。ACWおよびDCW1におけるフィー
ルドは適当に設定される。メッセージ番号NMESSは目的
地(データ伝送される個所)にかかわらず伝送される新
たな各メッセージに対しモジュロー128で増大する。セ
グメント番号NSEGは新たな各メッセージの開始で零にセ
ットされ、伝送される新たな各セグメントに対しモジュ
ロー64で増大する。NSEGは同一の繰返し伝送に対しては
増大されない。 任意であるが、CRCを計算し、これをデータ符号ワー
ド中に含めることができる。この場合もデータ符号ワー
ドを暗号化でき、且つビットインタリービングさせるこ
とができ、又はこれらのいずれか一方のみを行うことも
できる。送信者は受信者との前の取り決めによりインタ
リービングを行う必要があるだけである。送信者はセグ
メントを伝送し、受信者からの応答を待つ。応答中のTY
PEフィールドは応答の意味を表す。例えば、セグメント
が首尾良く復合されたか(ACKDD)どうか、或いは選択
再伝送(ACKDS)或いは非選択再伝送(ACKDR)が要求さ
れたかどうかを表す。 送信者応答を受信した後、同じセグメントを再伝送す
るか、選択再伝送を行うか、次のセグメントを伝送する
か、呼出しが首尾良く終了されたとみなすか、或いはト
ランザクションを打ち切る。 応答を受けない場合には送信者はセグメントを再伝送
しうる。 送信者はセグメント当り所定の回数まで同じセグメン
トを繰返し、各伝送後応答を待つようにすることができ
る。 選択再伝送が要求されるも送信者は選択再伝送を行え
ない場合には、送信者は前のセグメントを同様に再伝送
しうる。 選択再伝送を行っている場合には、セグメント番号NS
EGは増大せしめられる。繰返しのソースデータ符号ワー
ドはセグメント中で最初に伝送され、次に新たなソース
データ符号ワードを合計で30個のソースデータ符号ワー
ドまでこのセグメント中に入れることができる。データ
符号ワードDCW1中では、NUM=NREP(繰返されたソース
データ符号ワードの個数)となる。 従って、他のヘッダー或いはアドレス符号ワードの伝
送を含む選択した符号ワードの再伝送にセグメント全体
を当てないようにすることにより時間を節約することが
できる。 受信装置側では、メッセージおよびセグメントの番号
を用いてセグメントが重複しないように、或いは脱落が
生じた時を受信装置が識別しうるようにするとともに、
異なるメッセージからのセグメントを単一のメッセージ
として受けないようにする。 一例では、SELFフィールド(第5図)は選択再伝送フ
ラグを表し、このフラグにより、例えばデータ符号ワー
ドDCW4,DCW5及びDCW6を、換言すれば3つのデータ符号
ワードを再伝送することを要求する。伝送装置が次のセ
グメントを伝送する場合、データ符号ワードDCW1中のメ
ッセージ識別子NUMは、3つのデータ符号ワード、即ち
データ符号ワードDCW2,DCW3及びDCW4は繰り返し(すな
わち再伝送)であることを表し、データ符号ワードDCW5
〜DCW31を新たな符号ワードとすることができる。加入
者局では、新たに受信したセグメントが最初のセグメン
トの次に続くセグメントであることをこの加入者局が確
認し、データ符号ワードDCW2,DCW3及びDCW4を最初のセ
グメント中の失われたデータ符号ワードDCW4,DCW5及びD
CW6と置き換えるべきデータ符号ワードとして受信する
ようにすることができる。従来考えられていたように1
つのセグメント全体を再伝送するのではなく、3つのデ
ータ符号ワードのみを再伝送することにより、可成りの
節約を達成でき、この節約分を新たなデータ符号ワー
ド、すなわちDCW5〜DCW31の伝送に向け、これによりス
ループット(処理能力)を高めることができる。 受信装置におけるタイマはセグメントを受ける度に始
動する。タイマはセグメントの長さに関する期間の間動
作する。受信機はNSEGの値および最も遅くに受けたNMES
Sの値を記憶する。(NMESSは少なくとも各メッセージの
第1セグメント中に現れる)。 タイマが動いている間受信者は、NMESSが前に受けたN
MESSと異なる場合のみ新たなメッセージの開始としてNS
EG=0のセグメントを受けることができ、それ以外では
前のメッセージの最初のセグメントの繰返しとしてセグ
メントを受けることができる。 またタイマが動いている間受信者は、NSEGの値が前に
受けたセグメントのNSEGの値から1(モジュロ64)だけ
増大した場合のみ、進行中のメッセージの連続としてセ
グメントを受けることができる。 またタイマが動いている間受信者は、セグメントの番
号(NSEG)が前に受けたセグメントの番号と同じ場合の
み連続セグンメトの繰返し伝送として当該セグメントを
受けることができる。 メッセージの最終セグメントは0でないLASTによって
示されている。 受信装置が、受容しうるセグメント、すなわち前述し
た条件および受容しうる一個人のIDENT1を満足するセグ
メントのACWおよびDCW1を復号すると、SEGLによって表
されている次のデータ符号ワードの番号を復号する。こ
の際CRYPT=1の場合最初に符号ワードの暗号を解き、I
NT=1の場合次の符号ワードをデインタリービングす
る。 受信者はACKDDを用いた応答の前にデータ符号ワード
のすべてを復号しうるようにすることを要求できる。或
いは制御データ符号ワードが首尾良く復号された場合に
は、復号しうるソースデータ符号ワードのみを記憶し、
繰返し伝送を用いることにより残りをアセンブルするこ
とができる。 受信装置は受容しうる各セグメントに対する応答を送
る。また非選択再伝送はACKDRにより要求する。選択再
伝送はACKDSにより要求する。 群呼出しの場合には、受信者は応答を伝送しない。群
呼出しの場合には、各セグメントを次のセグメントでの
進行前に所定回数まで再伝送するようにしてセグメント
順次のメッセージの伝送を達成することができる。いず
れにしても、メッセージおよびセグメントに番号付けを
する。 タイマ期間の持続時間を決定する場合、この持続時間
は1つのセグメントの所定の伝送回数に相当する持続時
間に関連させる必要がある。この決定にはセグメントの
長さ、例えばアドレス符号ワードと31個のデータ符号ワ
ードとの合計の長さと、例えば8回のようにセグメント
を伝送しうる最大回数とを考慮する。 メッセージの番号付けは最大のタイマ持続時間中に送
信しうるメッセージの最大個数を考慮して決定され、従
ってタイマの持続時間中に128個の(短い)メッセージ
を送信しうるものとすると、再び繰返される前のメッセ
ージの番号付順序は少なくとも0〜127とする必要があ
る。番号があまりにも少ない場合には、メッセージ番号
がすべて用いられた状態では、タイマ持続時間の残りの
期間中新たなメッセージを送ることができない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、1つのセグメントの代表的なデータフォーマ
ットを示す説明図、 第2図は、セグメントの見出しの一部を構成するアドレ
ス符号ワードACWのフォーマットを示す説明図、 第3図は、セグメントの第1データ符号ワードDCW1のフ
ォーマットを示す説明図、 第4図は、受信装置によって送られた応答アドレス符号
ワードACKDのフォーマットを示す説明図、 第5図は、応答アドレス符号ワードに続く選択自由なデ
ータ符号ワードのフォーマットを示す説明図である。 PR……プリアンブル SYN……同期列 ACW……アドレス符号ワード、DCW……データ符号ワード PFIX……プレフィックスアドレス IDENT1……受信装置の或いは受信装置群のアドレス IDENT2……送信装置のアドレス INT……インタリービング CRYPT……暗号化 NSEG……セグメント番号 NUM……メッセージ番号或いは符号ワード繰返個数 LAST……最終セグンメト P……奇遇検査ビット ACKD……応答アドレス符号ワード
ットを示す説明図、 第2図は、セグメントの見出しの一部を構成するアドレ
ス符号ワードACWのフォーマットを示す説明図、 第3図は、セグメントの第1データ符号ワードDCW1のフ
ォーマットを示す説明図、 第4図は、受信装置によって送られた応答アドレス符号
ワードACKDのフォーマットを示す説明図、 第5図は、応答アドレス符号ワードに続く選択自由なデ
ータ符号ワードのフォーマットを示す説明図である。 PR……プリアンブル SYN……同期列 ACW……アドレス符号ワード、DCW……データ符号ワード PFIX……プレフィックスアドレス IDENT1……受信装置の或いは受信装置群のアドレス IDENT2……送信装置のアドレス INT……インタリービング CRYPT……暗号化 NSEG……セグメント番号 NUM……メッセージ番号或いは符号ワード繰返個数 LAST……最終セグンメト P……奇遇検査ビット ACKD……応答アドレス符号ワード
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ローマン・マーヴァート
イギリス国ケンブリッジ インピントン
ザ クレッセント 14
(56)参考文献 特開 昭59−122251(JP,A)
特開 昭54−128205(JP,A)
特開 昭56−35550(JP,A)
特開 昭60−53348(JP,A)
特開 昭55−137743(JP,A)
特開 昭60−102038(JP,A)
特開 昭58−83448(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.データ符号ワード(DCW)を有するメッセージを送
信機から受信機に伝送するに当り、各メッセージのデー
タ符号ワード(DCW)を1つのセグメント内に或いは各
々が予め決定された長さの一連の複数のセグメント内に
配置し、伝送すべき前記の1つのセグメント又は一連の
複数のセグメントの各セグメントにセグメント識別子
(NSEG)を割当て、各セグメントに入れる前記のセグメ
ント識別子(NSEG)は一連の複数のセグメント中のセグ
メント位置を表するようにするメッセージ通信方法にお
いて、 各メッセージにメッセージ識別子(NUM)を割当て、各
メッセージの前記の1つのセグメントに又は一連の複数
のセグメントのうち少なくとも1つのセグメントにこの
メッセージ識別子を含めることを特徴とするメッセージ
通信方法。 2.特許請求の範囲第1項に記載のメッセージ通信方法
において、短いメッセージはその独自のメッセージ識別
子(NUM)及びセグメント識別子(NSEG)を有する単一
のセグメントとして処理し、これらメッセージ識別子及
びセグメント識別子の双方を伝送することを特徴とする
メッセージ通信方法。 3.特許請求の範囲第1項に記載のメッセージ通信方法
において、複数のセグメントのうちの第1(NSEG=0)
セグメントが伝送時にそのメッセージ識別子(NMESS)
を含むことを特徴とするメッセージ通信方法。 4.特許請求の範囲第1〜3項のいずれか一項に記載の
メッセージ通信方法において、前記の1つのセグメント
又は一連の複数のセグメントの各セグメントが、アドレ
ス符号ワード(ACW)を含むヘッダーと、複数の連結さ
れたデータ符号ワード(DCW)とを有するようにするこ
とを特徴とするメッセージ通信方法。 5.特許請求の範囲第1〜4項のいずれか一項に記載の
メッセージ通信方法において、受信機がメッセージセグ
メントの受信に応答して応答信号(ACKD)を送信するよ
うにすることを特徴とするメッセージ通信方法。 6.特許請求の範囲第5項に記載のメッセージ通信方法
において、前記の応答信号(ACKD)は、第1セグメント
を受けたか又は同一メッセージの後続のセグメントを受
けたかを表す標識(NEW)を含むようにすることを特徴
とするメッセージ通信方法。 7.特許請求の範囲第5又は6項に記載のメッセージ通
信方法において、受信機が選択再伝送を要求する場合に
受信機が応答信号(ACKD)に制御データワードを追加
し、この制御データワードはセグメントのどの符号ワー
ドが再伝送を必要としているかを識別する(SELF)よう
にすることを特徴とするメッセージ通信方法。 8.特許請求の範囲第7項に記載のメッセージ通信方法
において、送信機が前記の制御データワードの受信に応
答して、再伝送データ符号ワード及び新たなデータ符号
ワードを有するセグメントを伝送するようにすることを
特徴とするメッセージ通信方法。 9.特許請求の範囲第1〜8項のいずれか一項に記載の
メッセージ通信方法において、伝送すべきメッセージ最
終セグメントが、これが最終セグメントであることを示
す標識(LAST)を有するようにすることを特徴とするメ
ッセージ通信方法。 10.特許請求の範囲第1〜9項のいずれか一項に記載
のメッセージ通信方法において、メッセージデータを、
これがビットインタリービングされていることを表すメ
ッセージ中の標識(INT)と一緒にビットインタリービ
ングにより伝送することを特徴とするメッセージ通信方
法。 11.特許請求の範囲第10項に記載のメッセージ通信方
法において、ビットインタリービングの程度をセグメン
トの長さに依存させることを特徴とするメッセージ通信
方法。 12.特許請求の範囲第1〜11項のいずれか一項に記載
のメッセージ通信方法において、メッセージデータを、
これが暗号化されていることを表すメッセージ中の標識
(CRYPT)と一緒に暗号化して伝送することを特徴とす
るメッセージ通信方法。 13.特許請求の範囲第1〜12項のいずれか一項に記載
のメッセージ通信方法において、前に受信したセグメン
トと同じセグメント識別子(NSEG)が割当てられたセグ
メントの、予め定めた固定の期間内での受信を前記前に
受信したセグメントの再伝送として処理することを特徴
とするメッセージ通信方法。 14.特許請求の範囲第1〜12項のいずれか一項に記載
のメッセージ通信方法において、前に受信したセグメン
トと同じセグメント識別子(NSEG)が割当てられたセグ
メントの、適宜定めた期間内での受信を前記前に受信し
たセグメントの再伝送として処理することを特徴とする
メッセージ通信方法。 15.特許請求の範囲第13又は14項に記載のメッセージ
通信方法において、前のメッセージと同じ識別子(NU
M)が割当てられたメッセージの、前記の期間の終了後
の受信を新たなメッセージとして処理することを特徴と
するメッセージ通信方法。 16.特許請求の範囲第13〜15項のいずれか一項に記載
のメッセージ通信方法において、前記の期間の持続時間
を、セグメントを伝送しうる回数及びセグメントの長さ
に関連させることを特徴とするメッセージ通信方法。 17.特許請求の範囲第1〜4項に記載のメッセージ通
信方法において、群呼出しの場合に、メッセージの各セ
グメントを順次に複数回再伝送することを特徴とするメ
ッセージ通信方法。
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