JP2746231B2 - 仮設ハウスにおける間仕切取付構造 - Google Patents

仮設ハウスにおける間仕切取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短期的に設置され
て、工事現場向けの貸家屋、仮設店舗、仮設事務所等と
して好適に利用可能な仮設ハウスにおける間仕切取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】仮設ハウスは、周知のように、工事現場
等に設置されて業務遂行の拠点として利用されるもので
ある。このような仮設ハウスは、短期的に使用されるも
のであるため、一般家屋のように高い居住性や耐久性を
備えている必要はなく、むしろいかにその設置及び撤去
を迅速に行い得るかに評価が集まるのが通例であり、ま
たその使命からすれば当然の事とも言える。そのため、
従来の一般的な仮設ハウスは、基本概念としては予め寸
法の決まった壁材、床材、天井材、梁、桁などを用意し
ておき、現場で組み立てるだけで完成できるようにして
いる。また、必要最小限の内部設備として、複数の部屋
を区成するための間仕切壁や、夜間にも対応できるよう
に照明器具を取り付るようにしているのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、間仕切壁を
取付けることで、現場作業が著しく増大し、特に設置時
の作業の大幅な遅れにつながるという問題がある。
【0004】具体的に説明すると、この種の仮設ハウス
は、構造体としての基本構成を簡略に備えるために、天
井側に桁や梁がむきだしの状態で配設されている。前記
梁は、一方の壁材と天井材との合わせ目に沿って配設さ
れて天井材の荷重を支持する部材であり、前記桁は、他
方の壁材と天井材との合わせ目に沿って配設され且つ前
記梁の端部を受けて支持する部材であり、いずれも天井
面の四辺から下方へ垂下している。ところで、間仕切壁
は、壁材と天井材との合わせ目である入り隅部において
梁や桁の間で隅部の取り合いになるため、当該間仕切壁
の上端は梁や桁の内法寸法に対応した幅寸法にしておく
必要がある一方、それよりも下方は壁面から離間して隙
間が生じることがないように、梁や桁の下面に回り込ん
で壁面に密着し得るようにその幅を拡大させなければな
らない。換言すれば、間仕切壁の幅寸法は全体として基
本的に壁面間の距離に等しく、その側縁上端部付近だけ
は、梁や桁を逃げるための切欠を設けておく必要があ
る。その際、梁は桁よりも高い位置に配設される関係
上、前記切欠の形状は梁の場合と桁の場合とで自ずと異
なったものになり、予め一律に形成しておくことはでき
ない。そこで、かかる切欠の切削加工は現場作業に委ね
られる。
【0005】また連棟の場合になると、その連棟の境界
部分に在る梁や桁に対して、間仕切壁はそれらの梁や桁
の下面の幅方向中央部分で相互に側縁同士を突き合わせ
て配置される必要がある。このため、連棟でない場合に
比べて、間仕切壁の一部を切除して若干幅狭なものにし
なければならず、このような調整も適宜現場作業にて行
う必要がある。
【0006】さらに間仕切壁が上述した天井まで届く丈
のものであると、天井より垂下する照明器具との干渉を
避けるために間仕切壁の上縁を部分切除したり、あるい
は間仕切壁の配設位置をずらす等の対応が不可欠であ
り、このような対応も現場で臨機応変になされている。
【0007】以上述べたように、従来の間仕切取付構造
は、その間仕切壁や周辺取付部分を予めモジュール化し
てユニットにしておくことが困難なものである。このた
め、仮設ハウスの立上がりを遅らせ、ひいてはその利便
性を損ねる大きな要因となっている。さらに、上記のよ
うに間仕切壁を一旦切断してしまうと、繰り返し使用が
できなくなるため、いきおい製品コストに反映し、資材
の無駄にもつながるという好ましくない事態も生じてい
る。
【0008】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであって、レイアウトが異なってもモジュール
化したユニットにより容易に対応できるようにした仮設
ハウスにおける間仕切取付構造を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0010】すなわち、本発明に係る仮設ハウスにおけ
る間仕切取付構造は、天井付近の横架材に天レールを設
け、この天レールと床面との間に間仕切壁を配設するよ
うにしたものにおいて、仮設ハウスの天井付近の骨組を
形成する横架材のうち、下面が最も低い位置に在る特定
の横架材以外の横架材の一部に、前記特定の横架材と下
面高さが合致する補助横架材を取付け、これら特定の横
架材又は補助横架材の下面に前記天レールを取付けてな
ることを特徴とする。
【0011】このような構成のものであると、特定の横
架材の下面に取り付けた天レールと、補助横架材の下面
に取り付けた天レールとは、レール高さが等しいものと
なる。しかもその天レールは全て、最も低い横架材より
も低い位置に配設されるため、その天レールに取り付け
た間仕切壁が横架材と干渉することがなくなる。このた
め、間仕切壁に梁や桁の形状に対応した切欠を設けるこ
とが一切不要となり、また連棟の場合にレールを途中寸
断させることなく1本の連続したものとして形成するこ
とができるため逐一中間部分で間仕切壁の幅調整を行う
必要性も皆無とすることができる。その上、間仕切壁が
かかる高さに配設されると、天井との間に一定の隙間が
確保されるため、照明器具に嵩高いものを使用しない限
りにおいて間仕切壁が照明器具と干渉することを有効に
回避することができ、この点においても間仕切壁に対す
る現場での調整作業を不要なものとすることができる。
【0012】以上のように、本発明によると、現場にお
ける切削加工作業を殆ど要さずに間仕切壁をそのまま組
み付けていくことができる。このため、間仕切壁の幅寸
法や高さ寸法あるいは天レールの長さ寸法等を予めモジ
ュール化してユニットにしておくことができ、従来に比
べて現場作業を格段に簡略化することができる。そし
て、これにより仮設ハウスの立上がりを早め、その利便
性を飛躍的に高めることができるという優れた効果が奏
される。しかも、間仕切壁に切断等の変形を加える必要
がないため、繰り返し使用が可能となり、製品コストの
削減及び資材の有効利用を図ることが可能となる。
【0013】床面に巾木を固設し、間仕切壁を天レール
と巾木の間にけんどん方式によって取付けるようにした
場合には、天レールや巾木を全て固定した後に間仕切壁
を取り付けることができ、撤去時には逆に逸早く間仕切
壁を簡単に取り外すことができる。このため、良好な作
業環境と適正な作業手順を確保して、作業効率を更に向
上させることが可能となる。
【0014】間仕切壁にドアが形成されるものにおい
て、巾木にスロープ部材を被せ、そのスロープ部材の上
面に前記ドアの下縁が位置するようにその間仕切壁を構
成した場合には、ドアの下縁を間仕切壁の下縁と同じ位
置に配置した場合のような巾木の切除が不要になる。こ
のため、この点においても現場作業を不要なものとする
ことができ、同時に歩行時に巾木につまづいて転倒する
危険性も低減することができる。
【0015】間仕切壁同士の隣接境界部に沿って両面に
目地材を当てがうようにしたものにおいて、前記隣接境
界部分に目地材挿通用の隙間を形成するとともに、前記
目地材に前記隙間内に挿入可能な挿入片を突設してお
き、一方の面から挿入した一方の目地材の挿入片と他方
の面から挿入した他方の目地材の挿入片とを隙間内にお
いて着脱可能に係合させるようにした場合には、間仕切
壁同士の突き合わせ状態や垂直度に多少の不揃いがあっ
ても、目地材を被せることで簡単に外観を仕上げること
ができる。このため、各部に寸法精度が要求されること
を避けて良好な施工性を確保することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
1〜図5を参照して説明する。
【0017】この仮設ハウスは、例えば工事現場用の貸
家屋等として用いられるもので、図1及び図2に示すよ
うに、天井材Cの付近に天レール1を設けるとともに、
床材Fの上面に巾木2を敷設し、これら天レール1及び
巾木2の間に間仕切壁3を装着するようにしたものであ
る。
【0018】詳述すると、この仮設ハウスは、妻方向に
おいて対面する一対の壁材W1 と、桁方向において対面
する一対の壁材W2 と、これらの壁材W1 、W2 の上端
に配置される天井材Cと、これらの壁材W1 、W2 の下
端を支持する床材Fとによって内部に箱状の居住空間を
形成してなるもので、妻方向の壁材W1 と天井材Cとの
合わせ目の入り隅部に妻梁4を架設するとともに、桁方
向の壁材W2 と天井材Cとの合わせ目の入り隅部に桁5
を架設している。妻梁4は天井荷重を支持する役割をな
し、桁5はその妻梁4を支持する役割をなし、全体とし
て天井付近の骨組みを構成するもので、妻梁4の両端は
桁5の両端上面に形成した凹所5a内に装入されて支持
されている。
【0019】このような構成において、本発明にいう
「下面が最も低い位置にある特定の横架材」とは、妻梁
4を支持する桁5がこれに該当し、「以外の横架材」と
は、妻梁4がこれに該当することになるが、本実施形態
では間仕切壁3を取付ける際、その妻梁4に、前記桁5
と下面高さが合致するように補助横架材たる妻方向ビー
ム6を取り付けるようにしている。すなわち、この妻方
向ビーム6は、長手寸法が前記桁5のそれに略等しく、
厚み寸法dが前記妻梁4の下面4bと前記桁5の下面5
bとの高低差Δdに等しくなるように設定したもので、
両端の上面6aを妻梁4の下面5bにおける長手方向中
央部に添設し、その上面6aと妻梁4の側面4cとの間
をL字形のブラケット7を介して連結している。つま
り、妻方向ビーム6の下面6bが桁5の下面5bと同じ
高さ位置に配設されることになる。
【0020】したがって、本実施形態では、図1におけ
る天レール11 のように一対の桁5の下面5bに横架し
て取り付けることができるだけでなく、同図における天
レール12 のように妻方向ビーム6の長手方向に沿って
その下面6bに密着させて取り付けることもできるよう
になっている。そして、これらの天レール1とその真下
に配置した巾木2との間に、間仕切壁3を取り付けるよ
うにしている。
【0021】天レール1は、図1〜図3に示すように、
一対の側板11間を頂板12によって連結した構造から
なる下向チャンネル状のもので、その頂板12をビス1
3を用いて妻方向ビーム6の下面6b若しくは桁5の下
面5bに止着することにより取り付けられる。その際、
妻方向ビーム6の下面6bと、桁5の下面5bとは、同
一高さ位置にあるため、天レール1は妻梁4に取り付け
ない限り何処に取り付けても常に同じ高さ位置に配設さ
れる。
【0022】巾木2は、一対の側板21の間を底板22
によって連結した構造からなる上向チャンネル状のもの
で、前記天レール1の真下に配置され、その底板22を
ビス23を用いて床材Fに止着することにより取り付け
られる。
【0023】間仕切壁3は、ペーパコア製の芯材31の
両面にスチール製のパネル面材32を添着した表裏一体
の貼り合わせ構造からなるもので、その丈寸法はその下
端3aを前記巾木2内に挿入して底板22の上面若しく
はその近傍に配設したときに、その上端3bが前記天レ
ール1の側板11の下縁11aよりも若干高い位置に在
るように寸法設定されている。そして、けんどん方式に
よって、つまり間仕切壁3を若干傾斜させた状態で下端
3aが巾木2の側板21の上端21aを乗り越え得る位
置まで経過的に上端3bを上レール1内に深く挿入した
後に起立姿勢に戻して上レール1と巾木2の間に間仕切
壁3を装入して取り付けるようにしている。
【0024】なお、一部の間仕切壁3Aは、門形に成形
されていて、その開口部33に蝶番34を介してドア3
5が蝶着してある。そして、その間仕切壁3Aを支持す
る巾木2にスロープ部材8を被せ、そのスロープ部材8
の上面に前記ドア35の下縁35aが位置するように設
定している。このスロープ部材8は、図4に示すよう
に、左右に隔てられた床材Cの間を上面8a及び斜面8
bを介して滑らかに連続させるものであり、巾木2内に
装入した部分パイプ状の補強材8c上に支持される。
【0025】また、図1に示すように、間仕切壁3同士
の隣接境界部に沿って両面に目地材9a、9bを当てが
うようにしている。これらの目地材9a、9bを使用す
るために、図5に示すように、間仕切壁3の前記隣接境
界部に、間仕切壁3同士を離間させるかあるいは特定箇
所に凹みを形成するかして、その突き合わせ部分に目地
材挿通用の隙間Sを形成しておき、前記目地材9a、9
bにはその隙間S内に挿入可能でかつ互いに係脱可能な
雄形の挿入片91及び雌形の挿入片92を突設してお
く。そして、前記隙間Sに一方の面から挿入した一方の
目地材9aの挿入片91と他方の面から挿入した他方の
目地材9bの挿入片92とを該隙間S内において着脱可
能に係合させ、間仕切壁3の隣接境界部分の外観を整え
るようにしている。なお、図1においてLは照明器具を
表している。
【0026】このような構成のものであると、桁5の下
面5bに取り付けた天レール11 と、妻方向ビーム6の
下面6bに取り付けた天レール12 とは、前述したよう
にレール高さが等しいものとなるり、しかもそれらの天
レール1(11 、12 )は全て、最も低い位置にある桁
5よりも更に低い位置に配設される。このため、それら
の天レール1(11 、12 )に取り付けた間仕切壁3
(31 、32 )が梁4は勿論のこと桁5とも干渉するよ
うなことが一切なく、間仕切壁3に梁4や桁5の形状に
対応した切欠を設けることを一切不要とすることができ
る。また、連棟の場合にも、梁4や桁5に邪魔されるこ
となく天レール1を途中寸断せずに1本の連続したもの
として形成することができるため、間仕切壁3をレール
方向に順次詰めて行けば壁面が面一に連続して形成され
ることになり、途中で間仕切壁3の幅調整を行う必要も
全くなくなる。この場合、必要に応じて、端部に配置さ
れる間仕切壁にのみ、予定されているレイアウトの全て
に対応するモジュール幅のものを容易しておけば足り
る。その上、間仕切壁3がかかる高さに配設されると、
天井Cとの間に一定の隙間が確保されるため、照明器具
Lにさほど嵩高くないものを使用する限りにおいて間仕
切壁3が照明器具Lと干渉することを有効にに回避する
ことができ、この点においても間仕切壁3の形状に変更
を加える必要性をなくすことができる。
【0027】以上のように、本実施形態によると、レイ
アウトに拘りなく、現場における切削加工作業を殆ど要
さずに間仕切壁3をそのまま組み付けていくことができ
る。このため、間仕切壁3の幅寸法や高さ寸法あるいは
天レール1の長さ寸法等を予めモジュール化してユニッ
トにしておくことができ、従来に比べて現場作業を格段
に簡略化することができる。そして、これにより仮設ハ
ウスの立上がりを早め、その利便性を飛躍的に高めるこ
とができるという優れた効果が奏される。しかも、間仕
切壁3に切断等の変形を加える必要がないため、繰り返
し使用が可能となり、製品コストの削減及び資材の有効
利用を図ることが可能となる。
【0028】また、間仕切壁3を天レール1と巾木2の
間にけんどん方式によって取付けるようにしているた
め、天レール1や巾木2を全て固定した後に間仕切壁3
を取り付けることができ、撤去時には逆に逸早く間仕切
壁3を簡単に取り外すことができる。このため、良好な
作業環境と適正な作業手順を確保し、作業効率を一層向
上させることが可能となる。
【0029】さらに、ドア35を備えた間仕切壁3Aに
おいて、巾木2にドア35の下縁35aと干渉しない状
態でスロープ部材8を被せているため、巾木2を切除す
るという現場作業を不要にすることができると同時に、
歩行時に巾木2につまづいて転倒する危険性も低減する
ことができる。
【0030】さらにまた、間仕切壁3同士の隣接境界部
に沿って両面に上述した構造の目地材9a、9bをワン
タッチで装着できるようにしているため、間仕切壁3同
士の突き合わせ状態や垂直度の不揃いがあっても、簡単
に外観を仕上げることができ、各部に寸法精度が要求さ
れることを避けて施工性を確保することができる。
【0031】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形が可能である。例えば、間仕
切3同士が図6に示すようにL字状に突き合わせられる
場合は、同図に示すように一方の間仕切間壁103Aの
縁部103a及び他方の間仕切壁103Bの縁部103
bを同時に係合させ得るようなジョント材100を用い
ることで、精度を必要とせずに良好な外観及び連結状態
を確保することができる。また、止着具を挿通するため
の上下方向に伸びる長孔を有したブラケットを介して特
定の横架材以外の横架材と補助横架材とを連結するよう
にしてもよい。このように構成した場合には、補助横架
材の肉厚が特定の横架材の下面と他の横架材の下面との
高低差よりも小さい場合に、ブラケットの長孔に対して
止着具の相対的な挿通位置を変えることにより調整する
ことができるので、補助横架材を複数種類用意する必要
がある場合にこれを1つの補助横架材で賄うようなこと
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用した仮設ハウスの要
部を一部を省略して示す斜視図。
【図2】同仮設ハウスの要部を他の位置から示す斜視
図。
【図3】同実施形態に係る間仕切取付構造を示す断面
図。
【図4】同実施形態を適用した仮設ハウスの他の巾木部
分における断面図。
【図5】同実施形態を適用した仮設ハウスの間仕切壁同
士の連結構造を示す要部平断面図。
【図6】本発明の他の実施形態において、間仕切壁同士
の連結構造を示す図5に対応した平断面図。
【符号の説明】
C…天井材 F…床材 S…隙間 1…天レール 2…巾木 3…間仕切壁 4…特定の横架材以外の横架材(妻梁) 5…特定の横架材(桁) 6…補助横架材(妻方向ビーム) 8…スロープ部材 8a…上面 9a、9b…目地材 35…ドア 35a…下縁 91、92…挿入片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04H 1/12 304 E04H 1/12 304 305 305

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井付近の横架材に間仕切取付け用の天レ
    ールを設け、この天レールと床面との間に間仕切壁を配
    設するようにした仮設ハウスにおける間仕切取付構造で
    あって、 仮設ハウスの天井付近の骨組を形成する横架材のうち、
    下面が最も低い位置に在る特定の横架材以外の横架材の
    一部に、前記特定の横架材と下面高さが合致する補助横
    架材を取付け、これら特定の横架材又は補助横架材の下
    面に前記天レールを取付けてなることを特徴とする仮設
    ハウスにおける間仕切取付構造。
  2. 【請求項2】床面に間仕切取付け用の巾木を固設し、間
    仕切壁を天レールと巾木の間にけんどん方式によって取
    付けていることを特徴とする請求項1記載の仮設ハウス
    における間仕切取付構造。
  3. 【請求項3】間仕切壁にドアが形成されるものにおい
    て、巾木にスロープ部材を被せ、そのスロープ部材の上
    面に前記ドアの下縁が位置するように間仕切壁を構成し
    てなることを特徴とする請求項2記載の仮設ハウスにお
    ける間仕切取付構造。
  4. 【請求項4】間仕切壁同士の隣接境界部分に沿って両面
    に目地材を当てがうようにしたものであって、前記隣接
    境界部に目地材挿通用の隙間を形成するとともに、前記
    目地材に前記隙間内に挿入可能な挿入片を突設してお
    き、一方の面から挿入した一方の目地材の挿入片と他方
    の面から挿入した他方の目地材の挿入片とを隙間内にお
    いて着脱可能に係合させてなるなることを特徴とする請
    求項1記載の仮設ハウスにおける間仕切取付構造。
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