JP2746071B2 - 車両用シートのヘッドレスト装置 - Google Patents
車両用シートのヘッドレスト装置Info
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- JP2746071B2 JP2746071B2 JP5205816A JP20581693A JP2746071B2 JP 2746071 B2 JP2746071 B2 JP 2746071B2 JP 5205816 A JP5205816 A JP 5205816A JP 20581693 A JP20581693 A JP 20581693A JP 2746071 B2 JP2746071 B2 JP 2746071B2
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両用シートのヘッドレ
スト装置に関し、更に詳細に説明すると、シートバック
の上端に上下調節自在に取付けられたヘッドレストステ
ィと、該ヘッドレストスティの上端に固着されたヘッド
レストフレームとを備え、前記ヘッドレストスティの外
周が伸縮自在のスティ被覆部材により被覆された車両用
シートのヘッドレスト装置に関する。
スト装置に関し、更に詳細に説明すると、シートバック
の上端に上下調節自在に取付けられたヘッドレストステ
ィと、該ヘッドレストスティの上端に固着されたヘッド
レストフレームとを備え、前記ヘッドレストスティの外
周が伸縮自在のスティ被覆部材により被覆された車両用
シートのヘッドレスト装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、車両用シート等にあっては、自
動車の走行中、着座者を安定して保持すると共に、適切
な座り心地感を与え、長時間に亘る着座状態にあっても
その疲労をできるだけ軽減し得ることが望まれ、着座者
の頭部背面側を支えるようにシートバック上端部にヘッ
ドレスト装置が付設されている。
動車の走行中、着座者を安定して保持すると共に、適切
な座り心地感を与え、長時間に亘る着座状態にあっても
その疲労をできるだけ軽減し得ることが望まれ、着座者
の頭部背面側を支えるようにシートバック上端部にヘッ
ドレスト装置が付設されている。
【０００３】このようなヘッドレスト装置として、従来
から種々の構成のものが知られており、シートバックの
上端部に収納可能なヘッドレスト装置が存在し、またヘ
ッドレストスティの見栄え向上としてヘッドレストステ
ィの外周を被覆する伸縮自在の蛇腹等を設けた構成のも
のも存在する。
から種々の構成のものが知られており、シートバックの
上端部に収納可能なヘッドレスト装置が存在し、またヘ
ッドレストスティの見栄え向上としてヘッドレストステ
ィの外周を被覆する伸縮自在の蛇腹等を設けた構成のも
のも存在する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、シートバッ
クの上端部に収納可能なヘッドレスト装置においては、
ヘッドレスト本体の可動範囲が長くなり、蛇腹等の厚み
も増大する欠点を有し、この蛇腹を収縮させた場合にも
蛇腹の厚みがあり、ヘッドレスト本体を充分に収納状態
とすることができず、また蛇腹の見栄えも悪くなり、ま
たシートバックの上端部にはヘッドレストスティの上下
調節機構が存在するため、シートバックの上端部に収納
できるスペースを確保することができないものであっ
た。
クの上端部に収納可能なヘッドレスト装置においては、
ヘッドレスト本体の可動範囲が長くなり、蛇腹等の厚み
も増大する欠点を有し、この蛇腹を収縮させた場合にも
蛇腹の厚みがあり、ヘッドレスト本体を充分に収納状態
とすることができず、また蛇腹の見栄えも悪くなり、ま
たシートバックの上端部にはヘッドレストスティの上下
調節機構が存在するため、シートバックの上端部に収納
できるスペースを確保することができないものであっ
た。
【０００５】本発明の目的は、ヘッドレストスティの見
栄えを向上させることができ、ヘッドレスト本体の可動
範囲が長くなり、蛇腹等の厚みが厚くなった場合にも、
ヘッドレスト本体をシートバック側に充分に収納状態と
することができ、また収納状態で蛇腹等が外部に露出す
ることがなく、また蛇腹の見栄えも向上させることがで
き、ヘッドレスト本体の剛性を向上させることのできる
車両用シートのヘッドレスト装置を提供するものであ
る。
栄えを向上させることができ、ヘッドレスト本体の可動
範囲が長くなり、蛇腹等の厚みが厚くなった場合にも、
ヘッドレスト本体をシートバック側に充分に収納状態と
することができ、また収納状態で蛇腹等が外部に露出す
ることがなく、また蛇腹の見栄えも向上させることがで
き、ヘッドレスト本体の剛性を向上させることのできる
車両用シートのヘッドレスト装置を提供するものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１記載の車両用
シートのヘッドレスト装置は、シートバックの上端に上
下調節自在に取付けられたヘッドレストスティと、該ヘ
ッドレストスティの上端に固着されたヘッドレストフレ
ームとを備え、前記ヘッドレストスティの外周が伸縮自
在のスティ被覆部材により被覆された車両用シートのヘ
ッドレスト装置において、前記ヘッドレストフレームの
内部に下部開放された収納凹部が形成され、該収納凹部
の上端に上部プレートが固着され、該上部プレートにス
ティ被覆部材の上端が固着され、前記スティ被覆部材の
下端にスティ挿通孔を有する下部プレートが固着され、
該下部プレートがシートバック側に固着されていること
を特徴とする。
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１記載の車両用
シートのヘッドレスト装置は、シートバックの上端に上
下調節自在に取付けられたヘッドレストスティと、該ヘ
ッドレストスティの上端に固着されたヘッドレストフレ
ームとを備え、前記ヘッドレストスティの外周が伸縮自
在のスティ被覆部材により被覆された車両用シートのヘ
ッドレスト装置において、前記ヘッドレストフレームの
内部に下部開放された収納凹部が形成され、該収納凹部
の上端に上部プレートが固着され、該上部プレートにス
ティ被覆部材の上端が固着され、前記スティ被覆部材の
下端にスティ挿通孔を有する下部プレートが固着され、
該下部プレートがシートバック側に固着されていること
を特徴とする。
【０００７】本発明の請求項２記載の車両用シートのヘ
ッドレスト装置は、シートバックの上端に上下調節自在
に取付けられたヘッドレストスティと、該ヘッドレスト
スティの上端に固着されたヘッドレストフレームとを備
え、前記ヘッドレストスティの外周が伸縮自在のスティ
被覆部材により被覆された車両用シートのヘッドレスト
装置において、前記ヘッドレストフレームの内部に下部
開放された収納凹部が形成され、該収納凹部の上端に上
部プレートが固着され、該上部プレートにスティ被覆部
材の上端が固着され、前記スティ被覆部材の下端にステ
ィ挿通孔を有する下部プレートが固着され、該下部プレ
ートがシートバック側に固着され、上部プレートと下部
プレートの間のスティ被覆部材の内側にスティ挿通孔を
有する補助プレートが取付けられ、該補助プレートが前
記収納凹部内で且つヘッドレストスティに沿って上下動
可能に取付けられていることを特徴とする。
ッドレスト装置は、シートバックの上端に上下調節自在
に取付けられたヘッドレストスティと、該ヘッドレスト
スティの上端に固着されたヘッドレストフレームとを備
え、前記ヘッドレストスティの外周が伸縮自在のスティ
被覆部材により被覆された車両用シートのヘッドレスト
装置において、前記ヘッドレストフレームの内部に下部
開放された収納凹部が形成され、該収納凹部の上端に上
部プレートが固着され、該上部プレートにスティ被覆部
材の上端が固着され、前記スティ被覆部材の下端にステ
ィ挿通孔を有する下部プレートが固着され、該下部プレ
ートがシートバック側に固着され、上部プレートと下部
プレートの間のスティ被覆部材の内側にスティ挿通孔を
有する補助プレートが取付けられ、該補助プレートが前
記収納凹部内で且つヘッドレストスティに沿って上下動
可能に取付けられていることを特徴とする。
【０００８】本発明の請求項３記載の車両用シートのヘ
ッドレスト装置は、シートバックの上端に上下調節自在
に取付けられたヘッドレストスティと、該ヘッドレスト
スティの上端に固着されたヘッドレストフレームとを備
え、前記ヘッドレストスティの外周が伸縮自在のスティ
被覆部材により被覆された車両用シートのヘッドレスト
装置において、前記ヘッドレストフレームの内部に下部
開放された収納凹部が形成され、該収納凹部内のヘッド
レストスティに沿って上下動可能に補助プレートが取付
けられ、該補助プレートにスティ被覆部材の上端が固着
され、前記スティ被覆部材の下端にスティ挿通孔を有す
る下部プレートが固着され、該下部プレートがシートバ
ック側に固着されていることを特徴とする。
ッドレスト装置は、シートバックの上端に上下調節自在
に取付けられたヘッドレストスティと、該ヘッドレスト
スティの上端に固着されたヘッドレストフレームとを備
え、前記ヘッドレストスティの外周が伸縮自在のスティ
被覆部材により被覆された車両用シートのヘッドレスト
装置において、前記ヘッドレストフレームの内部に下部
開放された収納凹部が形成され、該収納凹部内のヘッド
レストスティに沿って上下動可能に補助プレートが取付
けられ、該補助プレートにスティ被覆部材の上端が固着
され、前記スティ被覆部材の下端にスティ挿通孔を有す
る下部プレートが固着され、該下部プレートがシートバ
ック側に固着されていることを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明の請求項１記載の車両用シートのヘッド
レスト装置によれば、ヘッドレストフレームの内部に下
部開放された収納凹部が形成され、該収納凹部の上端に
上部プレートが固着され、該上部プレートにスティ被覆
部材の上端が固着され、前記スティ被覆部材の下端にス
ティ挿通孔を有する下部プレートが固着され、該下部プ
レートがシートバック側に固着されているので、ヘッド
レスト本体を上方に移動させた場合には、ヘッドレスト
スティが伸長された状態のスティ被覆部材により被覆さ
れ、またヘッドレスト本体を下方に移動させた場合に
は、スティ被覆部材が収縮した状態でヘッドレストフレ
ーム内部の収納凹部に収納され、スティ被覆部材が外部
に露出することがない。
レスト装置によれば、ヘッドレストフレームの内部に下
部開放された収納凹部が形成され、該収納凹部の上端に
上部プレートが固着され、該上部プレートにスティ被覆
部材の上端が固着され、前記スティ被覆部材の下端にス
ティ挿通孔を有する下部プレートが固着され、該下部プ
レートがシートバック側に固着されているので、ヘッド
レスト本体を上方に移動させた場合には、ヘッドレスト
スティが伸長された状態のスティ被覆部材により被覆さ
れ、またヘッドレスト本体を下方に移動させた場合に
は、スティ被覆部材が収縮した状態でヘッドレストフレ
ーム内部の収納凹部に収納され、スティ被覆部材が外部
に露出することがない。
【００１０】本発明の請求項２記載の車両用シートのヘ
ッドレスト装置によれば、上部プレートと下部プレート
の間のスティ被覆部材の内側に補助プレートが取付けら
れ、該補助プレートが前記収納凹部内をスティに沿って
上下動可能に取付けられているので、スティ被覆部材の
撓みを防止することができ、更に、補助プレートがヘッ
ドレスト本体の剛性を向上させることができる。
ッドレスト装置によれば、上部プレートと下部プレート
の間のスティ被覆部材の内側に補助プレートが取付けら
れ、該補助プレートが前記収納凹部内をスティに沿って
上下動可能に取付けられているので、スティ被覆部材の
撓みを防止することができ、更に、補助プレートがヘッ
ドレスト本体の剛性を向上させることができる。
【００１１】本発明の請求項３記載の車両用シートのヘ
ッドレスト装置によれば、ヘッドレストフレームの内部
に下部開放された収納凹部が形成され、該収納凹部内の
ヘッドレストスティに沿って上下動可能に補助プレート
が取付けられ、該補助プレートにスティ被覆部材の上端
が固着され、前記スティ被覆部材の下端にスティ挿通孔
を有する下部プレートが固着され、該下部プレートがシ
ートバック側に固着されているので、ヘッドレスト本体
を上方に移動させた場合には、ヘッドレストスティが伸
長された状態のスティ被覆部材により被覆され、またヘ
ッドレスト本体を下方に移動させた場合には、スティ被
覆部材の上端が収納凹部内のヘッドレストスティに沿っ
て上方に移動し、スティ被覆部材が収縮した状態でヘッ
ドレストフレーム内部の収納凹部に収納され、スティ被
覆部材が外部に露出することがない。
ッドレスト装置によれば、ヘッドレストフレームの内部
に下部開放された収納凹部が形成され、該収納凹部内の
ヘッドレストスティに沿って上下動可能に補助プレート
が取付けられ、該補助プレートにスティ被覆部材の上端
が固着され、前記スティ被覆部材の下端にスティ挿通孔
を有する下部プレートが固着され、該下部プレートがシ
ートバック側に固着されているので、ヘッドレスト本体
を上方に移動させた場合には、ヘッドレストスティが伸
長された状態のスティ被覆部材により被覆され、またヘ
ッドレスト本体を下方に移動させた場合には、スティ被
覆部材の上端が収納凹部内のヘッドレストスティに沿っ
て上方に移動し、スティ被覆部材が収縮した状態でヘッ
ドレストフレーム内部の収納凹部に収納され、スティ被
覆部材が外部に露出することがない。
【００１２】
【実施例】以下本発明に係る車両用シートのヘッドレス
ト装置を図面を参照して詳述する。図１乃至図３には本
発明に係る車両用シートのヘッドレスト装置の一実施例
の概略が夫々示されており、車両用シートのシートバッ
ク１１はシートフレーム１２と、このシートフレーム１
２の外周に設けられた発泡成形されたパッド材１３と、
このパッド材１３の外周を被覆する表皮材１４とから形
成されている。
ト装置を図面を参照して詳述する。図１乃至図３には本
発明に係る車両用シートのヘッドレスト装置の一実施例
の概略が夫々示されており、車両用シートのシートバッ
ク１１はシートフレーム１２と、このシートフレーム１
２の外周に設けられた発泡成形されたパッド材１３と、
このパッド材１３の外周を被覆する表皮材１４とから形
成されている。
【００１３】前記シートバック１１の上端中央部には凹
部１１ａが形成され、この凹部１１ａにヘッドレスト装
置２１のヘッドレスト本体２２が下降状態で収納される
ようになされている。
部１１ａが形成され、この凹部１１ａにヘッドレスト装
置２１のヘッドレスト本体２２が下降状態で収納される
ようになされている。
【００１４】前記ヘッドレスト装置２１はヘッドレスト
本体２２と、このヘッドレスト本体２２のヘッドレスト
フレーム２３より下方に垂下されたヘッドレストスティ
２７とを備えている。前記ヘッドレスト本体２２はヘッ
ドレストフレーム２３と、このヘッドレストフレーム２
３の外周に配設されたパッド材２４、及びこのパッド材
２４の外周を被覆する表皮材２５より形成されている。
本体２２と、このヘッドレスト本体２２のヘッドレスト
フレーム２３より下方に垂下されたヘッドレストスティ
２７とを備えている。前記ヘッドレスト本体２２はヘッ
ドレストフレーム２３と、このヘッドレストフレーム２
３の外周に配設されたパッド材２４、及びこのパッド材
２４の外周を被覆する表皮材２５より形成されている。
【００１５】前記ヘッドレストスティ２７はシートバッ
ク１１のシートフレーム１２の上端に上下調節自在に取
付けられ、本実施例では、ヘッドレストスティ２７は左
右一対形成されているが、逆Ｕ字状のヘッドレストステ
ィを用いることもできる。また、一本のヘッドレストス
ティであってもよい。尚、前記シートバック１１のパッ
ド材１３及びヘッドレスト本体２２のパッド材２４は発
泡成形されたものに限定されるものではない。
ク１１のシートフレーム１２の上端に上下調節自在に取
付けられ、本実施例では、ヘッドレストスティ２７は左
右一対形成されているが、逆Ｕ字状のヘッドレストステ
ィを用いることもできる。また、一本のヘッドレストス
ティであってもよい。尚、前記シートバック１１のパッ
ド材１３及びヘッドレスト本体２２のパッド材２４は発
泡成形されたものに限定されるものではない。
【００１６】前記ヘッドレスト装置２１のヘッドレスト
スティ２７はシートバック１１のシートフレーム１２側
に設けられた電動モーター等の駆動源１６、この駆動源
１６に連結されたスクリューシャフト１７、このスクリ
ューシャフト１７に螺合されたナット部材１８、及びこ
のナット部材１８に固着された左右一対の昇降部材１９
により上下動される、所謂パワーヘッドレストから形成
されているが、これに限定されるものではない。
スティ２７はシートバック１１のシートフレーム１２側
に設けられた電動モーター等の駆動源１６、この駆動源
１６に連結されたスクリューシャフト１７、このスクリ
ューシャフト１７に螺合されたナット部材１８、及びこ
のナット部材１８に固着された左右一対の昇降部材１９
により上下動される、所謂パワーヘッドレストから形成
されているが、これに限定されるものではない。
【００１７】前記ヘッドレストフレーム２３の内部に下
部開放された収納凹部３１が形成され、この収納凹部３
１の上端に上部プレート３３が固着されている。尚、こ
の上部プレート３３をヘッドレストフレーム２３と一体
に形成することもできる。この上部プレート３３にステ
ィ被覆部材４１の上端が固着されている。このスティ被
覆部材４１は上下方向に伸縮自在な蛇腹等から形成され
ている。
部開放された収納凹部３１が形成され、この収納凹部３
１の上端に上部プレート３３が固着されている。尚、こ
の上部プレート３３をヘッドレストフレーム２３と一体
に形成することもできる。この上部プレート３３にステ
ィ被覆部材４１の上端が固着されている。このスティ被
覆部材４１は上下方向に伸縮自在な蛇腹等から形成され
ている。
【００１８】前記スティ被覆部材４１の下端にスティ挿
通孔３５ａを有する下部プレート３５が固着され、この
下部プレート３５がシートバック１１のシートフレーム
１２の上部横杆１２ａ側にビス等により固着されてい
る。尚、符号３３ａは上部プレート３３に形成されたス
ティ挿通孔３３である。
通孔３５ａを有する下部プレート３５が固着され、この
下部プレート３５がシートバック１１のシートフレーム
１２の上部横杆１２ａ側にビス等により固着されてい
る。尚、符号３３ａは上部プレート３３に形成されたス
ティ挿通孔３３である。
【００１９】上部プレート３３と下部プレート３５の間
のスティ被覆部材４１の内側にスティ挿通孔３７ａを有
する補助プレート３７が取付けられている。この補助プ
レート３７は蛇腹の谷と谷の間の山に嵌合状態で取付け
られている。
のスティ被覆部材４１の内側にスティ挿通孔３７ａを有
する補助プレート３７が取付けられている。この補助プ
レート３７は蛇腹の谷と谷の間の山に嵌合状態で取付け
られている。
【００２０】前記スティ挿通孔３７ａの位置には円筒状
のガイド部３７ｂが形成され、この補助プレート３７が
前記収納凹部３１内で且つヘッドレストスティ２７に沿
って上下動可能に取付けられている。
のガイド部３７ｂが形成され、この補助プレート３７が
前記収納凹部３１内で且つヘッドレストスティ２７に沿
って上下動可能に取付けられている。
【００２１】図２に示す如く、前記ヘッドレスト本体２
２を下方に移動させてヘッドレスト本体２２が下降状態
にある場合には、スティ被覆部材４１が収縮した状態で
ヘッドレストフレーム２３内部の収納凹部３１に収納さ
れる。
２を下方に移動させてヘッドレスト本体２２が下降状態
にある場合には、スティ被覆部材４１が収縮した状態で
ヘッドレストフレーム２３内部の収納凹部３１に収納さ
れる。
【００２２】また、補助プレート３７が前記収納凹部３
１内をスティに沿って上方に移動し、スティ被覆部材４
１の撓みを防止し、補助プレート３７がヘッドレストフ
レーム２３の強度を向上させ、ヘッドレスト本体２２の
剛性を向上させることができる。またスティ被覆部材４
１が収納凹部３１内に収納され、外部に露出することが
ない。
１内をスティに沿って上方に移動し、スティ被覆部材４
１の撓みを防止し、補助プレート３７がヘッドレストフ
レーム２３の強度を向上させ、ヘッドレスト本体２２の
剛性を向上させることができる。またスティ被覆部材４
１が収納凹部３１内に収納され、外部に露出することが
ない。
【００２３】また、図３に示す如く、ヘッドレスト本体
２２を上方に移動させた場合には、ヘッドレストスティ
２７が伸長された状態のスティ被覆部材４１により被覆
され、この際補助プレート３７が前記収納凹部３１内を
スティに沿って下方に移動し、補助プレート３７がヘッ
ドレストフレーム２３の下端位置まで移動し、収納凹部
３１の下端開放部を閉塞している。
２２を上方に移動させた場合には、ヘッドレストスティ
２７が伸長された状態のスティ被覆部材４１により被覆
され、この際補助プレート３７が前記収納凹部３１内を
スティに沿って下方に移動し、補助プレート３７がヘッ
ドレストフレーム２３の下端位置まで移動し、収納凹部
３１の下端開放部を閉塞している。
【００２４】尚、本実施例では、上部プレート３３に蛇
腹等からなるスティ被覆部材４１の上端が固着されてい
るが、詳細説明はこれを省略するも、補助プレート３７
にスティ被覆部材４１の上端を固着してもよく、また補
助プレート３７を省略することもできる。
腹等からなるスティ被覆部材４１の上端が固着されてい
るが、詳細説明はこれを省略するも、補助プレート３７
にスティ被覆部材４１の上端を固着してもよく、また補
助プレート３７を省略することもできる。
【００２５】尚、本発明は上述した実施例構造に限定さ
れず、ヘッドレスト装置２１やシートバック１１を始め
とする各部の形状、構造等を、必要に応じて適宜変形、
変更することは自由である。
れず、ヘッドレスト装置２１やシートバック１１を始め
とする各部の形状、構造等を、必要に応じて適宜変形、
変更することは自由である。
【００２６】
【発明の効果】以上が本発明に係る車両用シートのヘッ
ドレスト装置の一実施例の構成であるが、斯る構成によ
れば、シートバックの上端に上下調節自在に取付けられ
たヘッドレストスティと、該ヘッドレストスティの上端
に固着されたヘッドレストフレームとを備え、前記ヘッ
ドレストスティの外周が伸縮自在のスティ被覆部材によ
り被覆された車両用シートのヘッドレスト装置におい
て、前記ヘッドレストフレームの内部に下部開放された
収納凹部が形成され、該収納凹部にスティ被覆部材が収
納されるように形成されているので、ヘッドレストステ
ィの見栄えを向上させることができ、ヘッドレスト本体
の可動範囲が長くなり、蛇腹等のスティ被覆部材の厚み
が厚くなった場合にも、ヘッドレスト本体をシートバッ
ク側に充分に収納状態とすることができ、また収納状態
で蛇腹等のスティ被覆部材が外部に露出することがな
く、また蛇腹等のスティ被覆部材の見栄えも向上させる
ことができ、ヘッドレスト本体の剛性を向上させること
のできる著しく安全性に優れた車両用シートのヘッドレ
スト装置を得ることができる。
ドレスト装置の一実施例の構成であるが、斯る構成によ
れば、シートバックの上端に上下調節自在に取付けられ
たヘッドレストスティと、該ヘッドレストスティの上端
に固着されたヘッドレストフレームとを備え、前記ヘッ
ドレストスティの外周が伸縮自在のスティ被覆部材によ
り被覆された車両用シートのヘッドレスト装置におい
て、前記ヘッドレストフレームの内部に下部開放された
収納凹部が形成され、該収納凹部にスティ被覆部材が収
納されるように形成されているので、ヘッドレストステ
ィの見栄えを向上させることができ、ヘッドレスト本体
の可動範囲が長くなり、蛇腹等のスティ被覆部材の厚み
が厚くなった場合にも、ヘッドレスト本体をシートバッ
ク側に充分に収納状態とすることができ、また収納状態
で蛇腹等のスティ被覆部材が外部に露出することがな
く、また蛇腹等のスティ被覆部材の見栄えも向上させる
ことができ、ヘッドレスト本体の剛性を向上させること
のできる著しく安全性に優れた車両用シートのヘッドレ
スト装置を得ることができる。
【図１】本発明に係る車両用シートのヘッドレスト装置
の要部の分解斜視図。
の要部の分解斜視図。
【図２】本発明に係るヘッドレスト装置を下降させた状
態の正面断面図。
態の正面断面図。
【図３】本発明に係るヘッドレスト装置を上昇させた状
態の正面断面図。
態の正面断面図。
１１ シートバック １２ シートフレーム １３ パッド材 １４ 表皮材 ２１ ヘッドレスト装置 ２２ ヘッドレスト本体 ２３ ヘッドレストフレーム ２４ パッド材 ２５ 表皮材 ２７ ヘッドレストスティ ３１ 収納凹部 ３３ 上部プレート ３５ 下部プレート ３７ 補助プレート ４１ スティ被覆部材
Claims (3)
- 【請求項１】 シートバックの上端に上下調節自在に取
付けられたヘッドレストスティと、該ヘッドレストステ
ィの上端に固着されたヘッドレストフレームとを備え、
前記ヘッドレストスティの外周が伸縮自在のスティ被覆
部材により被覆された車両用シートのヘッドレスト装置
において、前記ヘッドレストフレームの内部に下部開放
された収納凹部が形成され、該収納凹部の上端に上部プ
レートが固着され、該上部プレートにスティ被覆部材の
上端が固着され、前記スティ被覆部材の下端にスティ挿
通孔を有する下部プレートが固着され、該下部プレート
がシートバック側に固着されていることを特徴とする車
両用シートのヘッドレスト装置。 - 【請求項２】 シートバックの上端に上下調節自在に取
付けられたヘッドレストスティと、該ヘッドレストステ
ィの上端に固着されたヘッドレストフレームとを備え、
前記ヘッドレストスティの外周が伸縮自在のスティ被覆
部材により被覆された車両用シートのヘッドレスト装置
において、前記ヘッドレストフレームの内部に下部開放
された収納凹部が形成され、該収納凹部の上端に上部プ
レートが固着され、該上部プレートにスティ被覆部材の
上端が固着され、前記スティ被覆部材の下端にスティ挿
通孔を有する下部プレートが固着され、該下部プレート
がシートバック側に固着され、上部プレートと下部プレ
ートの間のスティ被覆部材の内側にスティ挿通孔を有す
る補助プレートが取付けられ、該補助プレートが前記収
納凹部内で且つヘッドレストスティに沿って上下動可能
に取付けられていることを特徴とする車両用シートのヘ
ッドレスト装置。 - 【請求項３】 シートバックの上端に上下調節自在に取
付けられたヘッドレストスティと、該ヘッドレストステ
ィの上端に固着されたヘッドレストフレームとを備え、
前記ヘッドレストスティの外周が伸縮自在のスティ被覆
部材により被覆された車両用シートのヘッドレスト装置
において、前記ヘッドレストフレームの内部に下部開放
された収納凹部が形成され、該収納凹部内のヘッドレス
トスティに沿って上下動可能に補助プレートが取付けら
れ、該補助プレートにスティ被覆部材の上端が固着さ
れ、前記スティ被覆部材の下端にスティ挿通孔を有する
下部プレートが固着され、該下部プレートがシートバッ
ク側に固着されていることを特徴とする車両用シートの
ヘッドレスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5205816A JP2746071B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 車両用シートのヘッドレスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5205816A JP2746071B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 車両用シートのヘッドレスト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739434A JPH0739434A (ja) | 1995-02-10 |
| JP2746071B2 true JP2746071B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=16513179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5205816A Expired - Lifetime JP2746071B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 車両用シートのヘッドレスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2746071B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101016232B1 (ko) * | 2008-11-03 | 2011-02-25 | 광명산업(주) | 자동차 시트의 헤드레스트 폴가이드 부쉬홀더 |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP5205816A patent/JP2746071B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739434A (ja) | 1995-02-10 |
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