JP2745205B2 - 陶磁器素地の湾曲部分成形装置 - Google Patents
陶磁器素地の湾曲部分成形装置Info
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- JP2745205B2 JP2745205B2 JP33737794A JP33737794A JP2745205B2 JP 2745205 B2 JP2745205 B2 JP 2745205B2 JP 33737794 A JP33737794 A JP 33737794A JP 33737794 A JP33737794 A JP 33737794A JP 2745205 B2 JP2745205 B2 JP 2745205B2
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- JP
- Japan
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- ceramic body
- gypsum mold
- gap
- pressing member
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転する石膏型の中に投
入した素地土をこてで石膏型の内周面に押し付けて軸対
称形に成型した陶磁器素地の周縁を部分的に内側に湾曲
させる装置に関する。
入した素地土をこてで石膏型の内周面に押し付けて軸対
称形に成型した陶磁器素地の周縁を部分的に内側に湾曲
させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転する石膏型で成型した碗や皿などの
陶磁器は軸対称形で趣が無いため、素地が固まる前に周
縁を湾曲させることが行われるが、従来は手やゴム片な
どで素地を押していたため、能率が悪く、また、所望の
形に整形することができない欠点があった。
陶磁器は軸対称形で趣が無いため、素地が固まる前に周
縁を湾曲させることが行われるが、従来は手やゴム片な
どで素地を押していたため、能率が悪く、また、所望の
形に整形することができない欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、素地の周縁を所望の形状に能率良く湾曲さ
せることができる装置を提供することである。
する課題は、素地の周縁を所望の形状に能率良く湾曲さ
せることができる装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、回転する石膏型にこてにより押
し付けられて成型された陶磁器素地の前記石膏型の上縁
からはみ出した部分を内側へ押して陶磁器素地の外周と
石膏型との間に間隙を形成する第1押圧部材と、その間
隙に挿入して陶磁器素地に内側へ湾曲した湾曲部分を成
型する挿入部材と、その湾曲部分をその挿入部材が挿入
した状態において陶磁器素地の内側から押して整形する
第2押圧部材とからなる構成とした。
するための手段として、回転する石膏型にこてにより押
し付けられて成型された陶磁器素地の前記石膏型の上縁
からはみ出した部分を内側へ押して陶磁器素地の外周と
石膏型との間に間隙を形成する第1押圧部材と、その間
隙に挿入して陶磁器素地に内側へ湾曲した湾曲部分を成
型する挿入部材と、その湾曲部分をその挿入部材が挿入
した状態において陶磁器素地の内側から押して整形する
第2押圧部材とからなる構成とした。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、ま
ず、第1押圧部材で素地の石膏型の上縁からはみ出した
部分を内側へ押して素地の外周と石膏型の間に間隙を形
成し、つぎに、その間隙に挿入部材を挿入して素地に内
側湾曲した湾曲部分を成型するとともに第2押圧部材で
その湾曲部分を内側から押して整形するようにしたか
ら、所望の形状の湾曲部分を素地の周縁に能率よく形成
することができる。
ず、第1押圧部材で素地の石膏型の上縁からはみ出した
部分を内側へ押して素地の外周と石膏型の間に間隙を形
成し、つぎに、その間隙に挿入部材を挿入して素地に内
側湾曲した湾曲部分を成型するとともに第2押圧部材で
その湾曲部分を内側から押して整形するようにしたか
ら、所望の形状の湾曲部分を素地の周縁に能率よく形成
することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0007】図1において、1は回転する石膏型であっ
て、その中に投入された素地土をこて2で石膏型1に押
し付けることにより周縁部bが石膏型1の上面より少し
突出した素地aが成型される。
て、その中に投入された素地土をこて2で石膏型1に押
し付けることにより周縁部bが石膏型1の上面より少し
突出した素地aが成型される。
【0008】石膏型1が停止してから、図2に示すよう
に、硬質ゴム製の第1押圧部材3がエアーシリンダなど
の図示しない往復駆動装置の駆動により石膏型1の上面
を滑って素地aの周縁部bを内側へ押し、石膏型1との
間に素地aの上部が部分的に湾曲した間隙cが構成さ
れ、その後後退する。
に、硬質ゴム製の第1押圧部材3がエアーシリンダなど
の図示しない往復駆動装置の駆動により石膏型1の上面
を滑って素地aの周縁部bを内側へ押し、石膏型1との
間に素地aの上部が部分的に湾曲した間隙cが構成さ
れ、その後後退する。
【0009】ついで石膏型1が所定角度回転してから、
図3に示すように、その間隙cに硬質ゴム製の舌片状の
挿入部材4をエアーシリンダなどの往復駆動装置の駆動
により上方から差し込んで素地aの変形がもとに戻らな
いようにしてから、図4に示すように、外周に湾曲した
凹面6が形成された硬質ゴム製の第2押圧部材5がエア
ーシリンダなどの図示しない往復駆動装置により素地a
を内側から押すと素地aは挿入部材4と第2押圧部材5
の間で挟まれて図5に示すように内側へ膨出した湾曲部
分dが形成され、その後挿入部材4と第2押圧部材5が
後退する。
図3に示すように、その間隙cに硬質ゴム製の舌片状の
挿入部材4をエアーシリンダなどの往復駆動装置の駆動
により上方から差し込んで素地aの変形がもとに戻らな
いようにしてから、図4に示すように、外周に湾曲した
凹面6が形成された硬質ゴム製の第2押圧部材5がエア
ーシリンダなどの図示しない往復駆動装置により素地a
を内側から押すと素地aは挿入部材4と第2押圧部材5
の間で挟まれて図5に示すように内側へ膨出した湾曲部
分dが形成され、その後挿入部材4と第2押圧部材5が
後退する。
【0010】石膏型1を所定角度ずつ間欠回転させつつ
上記の動作を繰り返すと図5に示すように素地aの周縁
部bに所望の間隔で湾曲部分dが形成される。
上記の動作を繰り返すと図5に示すように素地aの周縁
部bに所望の間隔で湾曲部分dが形成される。
【図1】素地aを成型する状態の断面図である。
【図2】素地aの周縁部bと石膏型1の間に間隙cを形
成する状態の断面図である。
成する状態の断面図である。
【図3】間隙cに挿入部材4を挿入した状態の断面図で
ある。
ある。
【図4】素地aを挿入部材4と第2押圧部材5で挟圧し
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
【図5】本発明の一実施例の概要を示す斜視図である。
【図6】本発明装置で製造した陶磁器素地の斜視図であ
る。
る。
1:石膏型 2:こて 3:第1押圧部材 4:挿入部材 5:第2押圧部材 a:素地 b:周縁部 c:間隙 d:湾曲部分
Claims (1)
- 【請求項1】 回転する石膏型にこてにより押し付けら
れて成型された陶磁器素地の前記石膏型の上縁からはみ
出した部分を内側へ押して陶磁器素地の外周と前記石膏
型との間に間隙を形成する第1押圧部材と、該間隙に挿
入して前記陶磁器素地に内側へ湾曲した湾曲部分を成型
する挿入部材と、該湾曲部分を該挿入部材が挿入した状
態において前記陶磁器素地の内側から押して整形する第
2押圧部材とからなることを特徴とする陶磁器素地の湾
曲部分成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33737794A JP2745205B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 陶磁器素地の湾曲部分成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33737794A JP2745205B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 陶磁器素地の湾曲部分成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08174519A JPH08174519A (ja) | 1996-07-09 |
JP2745205B2 true JP2745205B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=18308058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33737794A Expired - Fee Related JP2745205B2 (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 陶磁器素地の湾曲部分成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745205B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP33737794A patent/JP2745205B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08174519A (ja) | 1996-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |