JPH08174528A - 陶磁器素地のバリ取り装置 - Google Patents
陶磁器素地のバリ取り装置Info
- Publication number
- JPH08174528A JPH08174528A JP33737694A JP33737694A JPH08174528A JP H08174528 A JPH08174528 A JP H08174528A JP 33737694 A JP33737694 A JP 33737694A JP 33737694 A JP33737694 A JP 33737694A JP H08174528 A JPH08174528 A JP H08174528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- pad
- periphery
- rotation
- apart
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 円形の周縁を有する陶磁器素地ｃを回転させ
る回転駆動装置と、外周面が凹曲面１２をなすローラー
１１と、そのローラー１１を陶磁器素地ｃの周縁に接離
させる往復駆動装置とからなる構成とした。 【効果】 素地ｃが固まる前に素地ｃを回転させつつそ
の周縁にローラー１１を押し付けるとバリが凹曲面１２
により押されて素地ｃ内に押し込まれることにより粗粒
子が突出することなくバリが迅速に除去される効果があ
る。
る回転駆動装置と、外周面が凹曲面１２をなすローラー
１１と、そのローラー１１を陶磁器素地ｃの周縁に接離
させる往復駆動装置とからなる構成とした。 【効果】 素地ｃが固まる前に素地ｃを回転させつつそ
の周縁にローラー１１を押し付けるとバリが凹曲面１２
により押されて素地ｃ内に押し込まれることにより粗粒
子が突出することなくバリが迅速に除去される効果があ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は碗や皿などの円形の周縁
を有する陶磁器素地の成型時にその周縁に生じたバリを
除去する装置に関する。
を有する陶磁器素地の成型時にその周縁に生じたバリを
除去する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、碗や皿などの軸対称の陶磁器素
地を大量に成型するには、図２に示すように、回転する
石膏型ａ内に投入した素地土をこてｂで石膏型ａに押し
付けて素地ｃを成型する方法が行われているが、こてｂ
は石膏型ａに接触しないように隙間をあける必要がある
ため成型された素地ｃには、図３に示すように、こてｂ
と石膏型ａの間にはみ出したバリｄが生じる。
地を大量に成型するには、図２に示すように、回転する
石膏型ａ内に投入した素地土をこてｂで石膏型ａに押し
付けて素地ｃを成型する方法が行われているが、こてｂ
は石膏型ａに接触しないように隙間をあける必要がある
ため成型された素地ｃには、図３に示すように、こてｂ
と石膏型ａの間にはみ出したバリｄが生じる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来は素地
ｃが固まる前に水を染み込ませたスポンジで周縁を拭っ
てバリを除去していたが、焼成後の陶磁器の表面を粗面
にするために粗粒子を混入した素地においては、粗粒子
が突出して周縁だけが極度にザラザラになって商品価値
が低下する欠点があった。
ｃが固まる前に水を染み込ませたスポンジで周縁を拭っ
てバリを除去していたが、焼成後の陶磁器の表面を粗面
にするために粗粒子を混入した素地においては、粗粒子
が突出して周縁だけが極度にザラザラになって商品価値
が低下する欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、円形の周縁を有する陶磁器素地
を回転させる回転駆動装置と、外周面が凹曲面をなすロ
ーラーと、そのローラーを陶磁器素地の周縁に接離させ
る往復駆動装置とからなる構成とした。
するための手段として、円形の周縁を有する陶磁器素地
を回転させる回転駆動装置と、外周面が凹曲面をなすロ
ーラーと、そのローラーを陶磁器素地の周縁に接離させ
る往復駆動装置とからなる構成とした。
【０００５】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、素地
が固まる前に素地を回転させつつその周縁にローラーを
押し付けるとバリが凹曲面により押されて素地内に押し
込まれることにより粗粒子が突出することなくバリが迅
速に除去される効果がある。
が固まる前に素地を回転させつつその周縁にローラーを
押し付けるとバリが凹曲面により押されて素地内に押し
込まれることにより粗粒子が突出することなくバリが迅
速に除去される効果がある。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１に基づいて説
明する。
明する。
【０００７】図において、１は中心孔２を有する回転軸
であって、下端に外周が素地ｃの内周に密着する形状の
ゴム製のパッド３が固定され、上端は図示しない回転駆
動装置を介して負圧源４に接続されている。
であって、下端に外周が素地ｃの内周に密着する形状の
ゴム製のパッド３が固定され、上端は図示しない回転駆
動装置を介して負圧源４に接続されている。
【０００８】５はピストンロッド６を斜め下方に突出し
て設置された本発明の往復駆動装置であるエアーシリン
ダであって、そのピストンロッド６の先端に延出された
細長い延長部７がＬ字形に屈曲したアーム８に形成され
た盲穴９に摺動自由に嵌入されており、アーム８とピス
トンロッド６とはコイルばね１０により連結されてい
て、アーム８の先端には外周に凹曲面１２が形成された
ローラー１１が回転自由に支持されている。
て設置された本発明の往復駆動装置であるエアーシリン
ダであって、そのピストンロッド６の先端に延出された
細長い延長部７がＬ字形に屈曲したアーム８に形成され
た盲穴９に摺動自由に嵌入されており、アーム８とピス
トンロッド６とはコイルばね１０により連結されてい
て、アーム８の先端には外周に凹曲面１２が形成された
ローラー１１が回転自由に支持されている。
【０００９】本実施例は上記構成になり、パッド３を固
まっていない素地ｃに押し付けて中心孔２から吸引する
と、素地ｃは負圧によりパッド３に吸着され、図示しな
い回転駆動装置の駆動により、回転軸１を中心として回
転する。
まっていない素地ｃに押し付けて中心孔２から吸引する
と、素地ｃは負圧によりパッド３に吸着され、図示しな
い回転駆動装置の駆動により、回転軸１を中心として回
転する。
【００１０】一方、ローラー１１は、図に実線で示すよ
うに、ピストンロッド６が進出すると、外周の凹曲面１
２が素地ｃの外周にコイルばね１０の弾力により押し付
けられて回転し、バリｄが押し潰されて除去される。
うに、ピストンロッド６が進出すると、外周の凹曲面１
２が素地ｃの外周にコイルばね１０の弾力により押し付
けられて回転し、バリｄが押し潰されて除去される。
【００１１】バリ取りが終了すると、図に鎖線で示すよ
うに、ピストンロッド６が後退してローラー１１が素地
ｃから離れ、図示しない駆動装置が停止して、素地ｃの
回転が停止した後、負圧が解除されてパッド３から素地
ｃが離れる。
うに、ピストンロッド６が後退してローラー１１が素地
ｃから離れ、図示しない駆動装置が停止して、素地ｃの
回転が停止した後、負圧が解除されてパッド３から素地
ｃが離れる。
【００１２】このため、粗粒の混じった素地ｃの周縁を
商品価値を落とすことなく仕上げることができる。
商品価値を落とすことなく仕上げることができる。
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
【図２】素地ｃの成型状態を示す断面図である。
【図３】素地ｃの周縁にバリｄが出た状態を示す一部の
断面図である。
断面図である。
１：回転軸 ２：中心孔 ３：パッド ４：負圧源 ５：エアーシリンダ（往復駆動装置） ６：ピストンロッド １１：ローラ １２：凹曲面
Claims (1)
- 【請求項１】 円形の周縁を有する陶磁器素地を回転さ
せる回転駆動装置と、外周面が凹曲面をなすローラー
と、該ローラーを前記陶磁器素地の周縁に接離させる往
復駆動装置とからなることを特徴とする陶磁器素地のバ
リ取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33737694A JPH08174528A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 陶磁器素地のバリ取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33737694A JPH08174528A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 陶磁器素地のバリ取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08174528A true JPH08174528A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18308048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33737694A Pending JPH08174528A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 陶磁器素地のバリ取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08174528A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109352811A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-02-19 | 李文文 | 一种陶瓷刮边装置的旋转机构 |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP33737694A patent/JPH08174528A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109352811A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-02-19 | 李文文 | 一种陶瓷刮边装置的旋转机构 |
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