JP2744679B2 - 数値制御情報作成装置 - Google Patents

数値制御情報作成装置

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JP2744679B2
JP2744679B2 JP2163088A JP16308890A JP2744679B2 JP 2744679 B2 JP2744679 B2 JP 2744679B2 JP 2163088 A JP2163088 A JP 2163088A JP 16308890 A JP16308890 A JP 16308890A JP 2744679 B2 JP2744679 B2 JP 2744679B2
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machining
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由男 鳥澤
健二 伊藤
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オ−クマ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、加工完了時の形状と加工以前の形状より数
値制御情報を作成する数値制御情報作成装置に関する。
(従来の技術) 第4図は従来の数値制御情報作成装置の一例を示すブ
ロック図であり、データ入力装置1を介して外部から入
力されたデータSAは、データ入力部2に読込まれて入力
データ分離部3へ送出され、加工前形状データSB,加工
後形状データSD及び工程毎工具データSFの3つのデータ
に分離されて加工前形状格納部4,加工後形状格納部7及
び工程毎工具データ格納部10にそれぞれ格納される。
加工前形状格納部4に格納された加工前形状データSB
は、必要に応じて加工前形状分割部5に読込まれ、加工
工程毎に分割されて工程毎加工前形状SCが作成されて工
程毎加工前形状格納部6に格納される。
加工後形状格納部7に格納された加工後形状データSD
は、必要に応じて加工後形状分割部8に読込まれ、加工
工程毎に分割されて工程毎加工後形状SEが作成されて工
程毎加工後形状格納部9に格納される。
加工前形状データSB,工程毎加工前形状SC,加工後形状
データSD,工程毎加工後形状SE及び工程毎工具データSF
は、加工前形状格納部4,工程毎加工前形状格納部6,加工
後形状格納部7、工程毎加工後形状格納部9及び工程毎
工具データ格納部10から表示データ選択部11にそれぞれ
読込まれる。そして、表示装置13に画面表示するための
データが選択されて表示データSGとして表示信号出力部
12に送出され、表示装置13に表示するための表示信号SH
が作成される。
一方、工程毎加工前形状SC,工程毎加工後形状SE及び
工程毎工具データSFは、工程毎加工前形状格納部6,工程
毎加工後形状格納部9及び工程毎工具データ格納部10か
ら数値制御情報作成部14に読込まれる。そして、数値制
御情報SIが作成されて数値制御情報出力部15に送出さ
れ、紙テープ16,磁気ディスク17,通信信号18などの形態
で外部に出力されるようになっている。
第5図は上述の従来装置により作成された数値制御情
報による加工工程の一例を示す図であり、工具が加工工
程開始位置SIから切削加工開始位置K1に移動し、切削加
工開始位置K1・切削加工終了位置K2間の加工領域(斜線
部A1)を切削加工した後に切削加工終了位置K2から加工
工程終了位置E1に移動する加工工程1と、工具が加工工
程開始位置S2から切削加工開始位置K3に移動し、切削加
工開始位置K3・切削加工終了位置K4間の加工領域(斜線
部A2)を切削加工した後に切削加工終了位置K4から加工
工程終了位置E2に移動する加工工程2とが連続している
場合を示す。そして、各加工工程ではワークと工具との
干渉を避けるため、工具は、ワークと干渉しない安全な
位置(S1,S2)へアプローチし、さらに切削加工を終了
するとワークと干渉しない安全な位置(E1,E2)に退避
するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の数値制御情報作成装置においては、加
工領域ごとに加工工程を作成していたので、指定された
2つの加工工程が同一の加工条件の加工工程であっても
各加工工程が終了する度に工具がワークから離れてしま
い、全加工工程を終了するのに時間がかかるという問題
があった。
本発明は上述の様な事情からなされたものであり、本
発明の目的は、指定された2つの加工工程が同一の工具
を使用して同一の加工条件で加工を行う場合に、それら
の加工工程を1つの加工工程に統合した数値制御情報を
作成することができる数値制御情報作成装置を提供する
事にある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、入力した加工完了時の形状と加工以前の形
状より数値制御旋盤の切削加工の為に、加工工程の数値
制御情報を作成する数値制御作成装置に関するものであ
り、本発明の上記目的は、加工領域間が離れている2つ
の加工工程が、同一工具で加工を行う同一加工工程であ
るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記同
一加工工程であると判定したとき、第1の加工工程の加
工形状の切削加工終了位置と第2の加工工程の加工形状
の切削加工開始位置を短絡して2つの加工工程のそれぞ
れの前記加工形状を統合し、1つの加工工程に統合する
統合手段とを具備することによって達成される。
(作用) 本発明は、複数に分割された加工工程を順次読出して
2つの加工工程を比較し、それらが同一の工具及び同一
の加工条件の加工工程の場合に各加工工程における加工
領域間の距離が所定の距離より短ければ、それらを1つ
の加工工程に統合しているので、加工工程が終了する度
に工具がワークから離れる動作を減少させることがで
き、全加工工程にかかる加工時間を短縮させることがで
きる。
(実施例) 第1図は本発明の数値制御情報作成装置の一例を第4
図に対応させて示すブロック図であり、同一構成箇所は
同符号を付して説明を省略する。この数値制御情報作成
装置は、新たに加工工程統合判定部19と、工程毎加工後
形状統合部20と、工程毎加工前形状統合部21と、工程毎
工具データ統合部22が付加されている。
工程毎工具データ格納部10に格納されている工程毎工
具データSFは、加工工程統合判定部19に読込まれて同一
の加工条件で加工する加工工程が求められる。そして、
その加工工程に対応する工程毎加工後形状SEが、工程毎
加工後形状格納部9から加工工程統合判定部19に読込ま
れて加工領域間の距離が算出され、その距離により加工
工程を統合するか否かが判定されて、統合される場合は
工程毎加工後形状統合部20と工程毎加工前形状統合部21
と工程毎工具データ統合部22に加工工程統合指令SJが送
出される。
工程毎加工後形状統合部20に入力された加工工程統合
指令SJに指定された工程毎加工後形状SEが、工程毎加工
後形状格納部9から工程毎加工後形状統合部20に読込ま
れ、1つの工程毎加工後形状SERに統合されて工程毎加
工後形状格納部9へ送出され、統合する前の工程毎加工
後形状と置換えられる。
工程毎加工前形状統合部21に入力された加工工程統合
指令SJに指定された工程毎加工前形状SCが、工程毎加工
前形状格納部6から工程毎加工形状統合部21に読込ま
れ、1つの工程毎加工前形状SCRに統合されて工程毎加
工前形状格納部6へ送出され、統合する前の工程毎加工
前形状と置換えられる。
工具毎工具データ統合部22に入力された加工工程統合
指令SJに指定された工程毎工具データSFが、工程毎工具
データ格納部10から工程毎工具データ統合部22に読込ま
れ、1つの工程毎工具データSFRに統合されて工程毎工
具データ格納部10へ送出され、統合する前の工程毎工具
データと置換えられるようになっている。
このような構成において、その加工工程の統合処理の
動作例を第2図のフローチャートで説明すると、加工工
程統合判定部19は、加工工程の番号を表す変数Nに“1"
を設定し(ステップS1)、工程毎工具データ格納部10内
のN+1番目の加工工程の有無を判別し(ステップS
2)、N+1番目の加工工程が無いときは加工工程の統
合処理を終了する。一方、N+1番目の加工工程が有る
ときは、加工工程統合判定部19は、N番目とN+1番目
の各加工工程の工程毎工具データSFを工程毎工具データ
格納部10から読込んで比較し(ステップS3)、各加工工
程の工程毎工具データSFが同一加工条件でないときは、
変数Nに“1"を加算してステップS2に戻り(ステップS
7)、上述した動作を繰返す。一方、各加工工程の工程
毎工具データSFが同一加工条件のときは、加工工程統合
判定部19は、工程毎加工後形状格納部9から読込んだ工
程毎加工後形状SEによりN番目とN+1番目の各加工工
程の加工領域間の距離を求め(ステップS4)、N番目と
N+1番目の各加工工程の加工領域間距離が予め定めら
れている距離より長いときは、N番目とN+1番目の各
加工工程を統合せず、変数Nに“1"を加算してステップ
S2に戻り(ステップS7)、上述した動作を繰返す。一
方、N番目とN+1番目の各加工工程の加工領域間距離
が短いときは、各統合部20,21,22は、N番目とN+1番
目の各加工工程を統合して新たなN番目の加工工程と
し、さらにN+2番目以降の加工工程を前詰めにした後
(ステップS6)、ステップS2に戻って上述した動作を繰
返す。
第3図は第5図に示す2つの加工工程を本発明装置に
より1つの加工工程に統合した図である。第5図の例で
は加工工程1から次の加工工程2に移るとき、工具は、
切削加工終了位置K2から加工工程終了位置E1へ退避して
次の加工工程開始位置S2に移り、切削加工開始位置K3へ
アプローチするため無駄な動きをすることになるが、第
3図の例では切削加工終了位置K2・切削加工開始位置K3
間を短絡して2つの加工工程を1つの加工工程に統合し
たため無駄な動作が無く、加工時間を短縮できる。
なお、加工領域間の距離が設定値より短い場合のみ加
工工程を統合する様にした理由は、加工領域間の距離が
設定値より長いと、工具を初めの加工工程の切削加工終
了位置から次の加工工程の切削加工開始位置まで移動さ
せるより、初めの加工工程の切削加工終了位置から加工
工程終了位置を通って次の加工工程の加工工程開始位置
から切削加工開始位置まで早送りで移動させる方が早い
場合があるからである。
(発明の効果) 以上の様に本発明の数値制御情報作成装置によれば、
指定された2つの加工工程が同一の工具を使用して同一
の加工条件で加工を行ない、かつ各加工領域間の距離が
設定値より短い場合には、それらの加工工程を自動的に
1つの加工工程に統合できるので、加工工程が終了する
度に工具がワークから離れる動作を減少させて加工時間
を短縮することができ、加工費の低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の数値制御情報作成装置の一例を示すブ
ロック図、第2図はその動作例を示すフローチャート、
第3図は本発明装置により加工工程を統合した例を示す
図、第4図は従来の数値制御情報作成装置の一例を示す
ブロック図、第5図は従来装置による加工工程の例を示
す図である。 1……入力装置、2……データ入力部、3……入力デー
タ分離部、4……加工前形状格納部、5……加工前形状
分割部、6……工程毎加工前形状格納部、7……加工後
形状格納部、8……加工後形状分割部、9……工程毎加
工後形状格納部、10……工程毎工具データ格納部、11…
…表示データ選択部、12……表示信号出力部、13……表
示装置、14……数値制御情報作成部、15……数値制御情
報出力部、16……紙テープ、17……磁気ディスク、18…
…通信信号、19……加工工程統合判定部、20……工程毎
加工後形状統合部、21……工程毎加工前形状統合部、22
……工程毎工具データ統合部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力した加工完了時の形状と加工以前の形
    状より数値制御旋盤の切削加工の為に、加工工程の数値
    制御情報を作成する数値制御作成装置において、加工領
    域間が離れている2つの加工工程が、同一工具で加工を
    行う同一加工工程であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記同一加工工程であると判定したと
    き、第1の加工工程の加工形状の切削加工終了位置と第
    2の加工工程の加工形状の切削加工開始位置を短絡して
    2つの加工工程のそれぞれの前記加工形状を統合し、1
    つの加工工程に統合する統合手段とを備えたことを特徴
    とする数値制御情報作成装置。
  2. 【請求項2】前記統合は、前記2つの加工工程間距離が
    予め定められた距離より短いときのみ行われる請求項1
    に記載の数値制御情報作成装置。
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