JP2744414B2 - 音声ガイド付ナビゲーション装置 - Google Patents

音声ガイド付ナビゲーション装置

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JP2744414B2
JP2744414B2 JP26854294A JP26854294A JP2744414B2 JP 2744414 B2 JP2744414 B2 JP 2744414B2 JP 26854294 A JP26854294 A JP 26854294A JP 26854294 A JP26854294 A JP 26854294A JP 2744414 B2 JP2744414 B2 JP 2744414B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行中の車両の自車位
置を、GPSなどによって検出し、地図データとともに
画像表示する際に音声メッセージによる案内が可能な音
声ガイド付ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ナビゲーション装置において
は、走行中の車両の現在位置を地図データとともに画像
表示して、目的地に効率よく到達することができるよう
に、車両の運転者に対する支援を行っている。しかしな
がら、車両の運転者は、走行中には表示画像を安全上の
観点から充分に見ることができない。音声メッセージに
よる案内が可能な音声ガイド付ナビゲーション装置によ
れば、運転のために細心の注意が必要な視覚とは別に聴
覚から運転に必要な情報が得られるので、車両の運転に
ついての有効な支援を行うことができる。
【0003】音声ガイド付ナビゲーション装置について
の典型的な先行技術は、たとえば特開平5−99678
号公報、特開平5−120597号公報、特開平5−2
32871号公報などに開示されている。これらの公報
では、バッファを用いて使用頻度の大きい音声メッセー
ジを素早く読出すための構成、交通状況を音声化するた
めの構成、予め設定される音声案内を行う地点よりも前
で自動的に音声案内を開始するための構成などがそれぞ
れ開示されている。
【0004】図6は、音声ガイド付ナビゲーション装置
の基本的な構成を示す。音声ガイドを行う経路案内装置
1は、ナビゲーション装置として基本的な動作を行う自
車位置検出装置2が備える地図データ3を元に、入力装
置4によって予め車両の走行経路を設定する。設定され
た走行経路を車両が走行する際には、交差点などの分岐
点における進行方向を確実に守ることが必要である。交
差点では、運転者は視覚を運転に集中させなければなら
ないので、音声ガイドの機能は非常に有効である。しか
しながら、全ての交差点で音声案内が行われると煩わし
く、運転のために必要な精神集中を妨げる恐れがある。
【0005】図6に示す先行技術では、音声案内を行う
案内地点は入力装置4から走行経路上に予め設定する。
車両の走行中に、経路探索装置5は、設定された案内地
点に対して、選択装置6を介してメッセージ登録装置7
に登録されている音声メッセージを選択する。メッセー
ジ登録装置7から選択された音声メッセージを出力装置
8から音響化して出力するため、経路案内装置1内には
案内地点データ作成部10および出力タイミング判定部
11が含まれる。メッセージ登録装置7には、たとえば
音声メッセージに対応する文字列が登録されており、案
内地点データ作成部10では、選択された音声メッセー
ジに対応する文字列を音声データに変換する。出力タイ
ミング判定部11では、自車位置検出装置2から与えら
れる自車位置が案内地点に到達するときに、案内地点デ
ータ作成部10で作成された音声データを出力装置8に
与えて音響化して出力させる。
【0006】図6の選択装置6においては、図7に示す
ような考え方で音声メッセージの選択を行っている。基
本的には、図7(1)に示すように、交差点20に進入
していく道路である進入リンク21と、交差点20から
脱出する道路である脱出リンク22との角度差に応じて
音声メッセージを選択している。交差点20で交差して
いる他の道路23,24の存在は、選択装置6による音
声メッセージの選択の際には考慮されない。
【0007】図7(2)に示すように、交差点20に進
入する進入リンク21を基準として、「直進」の案内範
囲25F、「後方」の案内範囲25B、「左」の案内範
囲25L、「斜め左」の案内範囲25LF、「左後方」
の案内範囲25LB、「右」の案内範囲25R、「斜め
右」の案内範囲25RFおよび「右後方」の案内範囲2
5RBが、境界線26,27,28,29によって区切
られて予め設定されている。したがって、図7(1)に
示すような脱出リンク22に対しては、「右」を示す音
声メッセージが選択されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図6および図7に示す
ような従来の音声ガイド付ナビゲーション装置では、交
差点20での進入リンク21の進入方向を基準として、
脱出リンク22との間の角度差に基づいて音声メッセー
ジを選択するようにしている。このため、実際に案内地
点を走行中の運転者の主観的な感覚と、案内される音声
メッセージの内容とがかえって不適切になってかえって
迷ってしまうような場合が起こり得る。たとえば、交差
点において、進入する道路が曲がっていると、運転者は
その道路の延長上を走行しているつもりであっても、曲
がる角度に応じた音声メッセージの案内が行われる。こ
のような不適切な案内が行われると、運転者が道路を間
違えたり、運転に対する注意が分散されて運転者の負担
が大きくなる。
【0009】本発明の目的は、各案内地点において、運
転者に音声メッセージによる正確な道案内を行うことが
でき、走行中に画像表示を見ないでも音声案内を聞くだ
けで車両を道に迷うことなく、誘導案内することができ
る音声ガイド付ナビゲーション装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、道路情報を含
む地図データ上で車両の走行経路を設定し、走行経路上
に音声メッセージによる進行方向の案内を行う案内地点
を設定可能な音声ガイド付ナビゲーション装置におい
て、案内地点に対する進入経路と脱出経路との角度差に
従って、予め登録されている音声メッセージを選択する
選択手段と、設定された走行経路を車両が走行する前
に、設定された案内地点毎に選択手段によって選択され
た音声メッセージを予め確認可能な確認手段と、確認手
段による確認中の案内地点に対して、選択手段によって
選択された音声メッセージの変更を指示可能な指示手段
と、指示手段への変更指示に応答して、確認中の案内地
点についての音声メッセージを、その案内地点について
の道路情報から進入経路に連続する道路として認定され
る延長経路と脱出経路との角度差に基づいて変更する変
更手段と、設定された走行経路を車両が走行するに従
い、各案内地点毎に音声メッセージによる進行方向の案
内を行う案内手段とを含むことを特徴とする音声ガイド
付ナビゲーション装置である。また、本発明の前記変更
手段は、各案内地点における延長経路を、その案内地点
で交差する各道路間の接続関係に基づいて認定すること
を特徴とする。また、本発明の前記変更手段は、各案内
地点における延長経路を、進入経路の道路としての属性
に基づいて認定することを特徴とする。また、本発明の
前記変更手段は、指示手段への変更指示に応答して、確
認中の案内地点の道路情報から変更条件を学習し、学習
された変更条件に適合する道路情報を有する他の案内地
点についても選択手段によって選択される音声メッセー
ジを変更することを特徴とする。また、本発明の前記変
更手段によって変更される音声メッセージは、新たに登
録可能であることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に従えば、車両の走行経路上に設定され
る案内地点で、進入経路と脱出経路との角度差に従って
選択手段によって音声メッセージが選択され、確認手段
によって車両が走行経路を走行する前に、各案内地点毎
に選択された音声メッセージを予め確認することが可能
である。音声メッセージが不適切であると判断されると
きには、選択された音声メッセージの変更を指示手段に
指示可能である。変更手段は、指示手段への変更指示に
応答して、確認中の案内地点についての音声メッセージ
を、その案内地点についての道路情報から進入経路に連
続する道路を延長経路として認定し、延長経路と脱出経
路との角度差に基づいて変更する。車両が設定された走
行経路を走行する際には、各案内地点毎に既に選択また
は変更されている音声メッセージによる案内が案内手段
によって行われる。予め確認することによって、不適切
な案内を変更することができるので、走行中に音声案内
のみでも運転者に対する適切、かつ、正確な道案内を行
うことができる。
【0012】また本発明に従えば、変更手段が各案内地
点における延長経路を、その案内地点で交差する各道路
間の接続関係に基づいて認定する。たとえば、進入経路
から見て脱出経路として自然に考えられる経路の数が限
られており、そのうちの1つの経路が進入経路に連続す
る経路であるときには、交差点への進入経路の方向では
なく、その延長と想定される経路の方向を基準として案
内を行う方が、運転者にとって判りやすい指示を行うこ
とができる。交差点に多くの道路が接続されているよう
な場合は、進入経路の延長と想定される経路を見いだす
ことは困難であり、選択手段によって選択される音声メ
ッセージの方が運転者にとっても判りやすい。
【0013】また本発明に従えば、変更手段は、各案内
地点における延長経路を、進入経路の道路としての属性
に基づいて認定する。道路としての属性には、たとえば
高速道路本線、高速道路出入口、国道、一般道路、一方
通行道路などの道路の種別があり、交差点において方向
が変わっても、同じ属性の道路を走行している運転者に
とっては交差点で方向を変えるという意識は生じない。
音声メッセージによって進行方向を変える案内が行われ
ると、かえって間違った進路を選択してしまう恐れがあ
る。道路属性に基づいて延長経路を認定し、認定された
延長経路に従って角度差による案内を行うので、運転者
にとって正確な道案内を行うことができる。
【0014】また本発明に従えば、変更手段は、変更指
示が行われた案内地点の道路情報から変更条件を学習
し、学習された変更条件に適合する道路情報を有する他
の案内地点についても音声メッセージの変更を行う。こ
れによって、複数の案内地点に対して個別的に変更を指
示する必要がなく、適切な音声案内を簡単な手間で実現
することができる。
【0015】また本発明に従えば、変更手段によって変
更される音声メッセージは、新たに登録可能であるの
で、特定の場合については角度差に基づく音声案内より
もより適切な音声メッセージを選択させることができ
る。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の概略的な電気的
構成を示す。経路案内装置31は、自車位置検出装置3
2から与えられる自車位置、すなわち走行中の車両の現
在位置に従って音声メッセージによる案内を行う。自車
位置検出装置32からは、地図データ33も読出され、
入力装置34に与える指示に従って車両の走行経路が設
定される。車両の走行経路の設定は、たとえば出発地点
と目標地点とを入力し、その間を距離や走行時間が最短
となるように自動的に設定したり、途中の経路を含めて
マニュアルで設定したりすることができる。設定された
経路上では、一般に複数の交差点が含まれ、交差点にお
ける車両の進行方向を正しく選択するため、音声メッセ
ージによる案内を行う交差点を案内地点として入力装置
34から設定することができる。
【0017】経路探索装置35は、設定された走行経路
上の案内地点で、その案内地点に進入する進入経路と、
その案内地点から脱出する脱出経路についてのデータを
選択装置36に与える。選択装置36は、地図データ3
3を参照して、進入経路と脱出経路との角度差に基づい
てメッセージ登録装置37に登録されている音声メッセ
ージを選択する。経路案内装置31は、選択された音声
メッセージを出力装置38から音響化して出力する。本
実施例では、入力装置34からの変更指示を変更装置3
9に与えることによって、選択装置36が選択する音声
メッセージを変更することが可能である。
【0018】経路案内装置31内には、案内地点データ
作成部40および出力タイミング判定部41が設けられ
る。案内地点データ作成部40では、メッセージ登録装
置37から選択装置36によって選択された音声メッセ
ージまたは変更装置39によって変更された音声メッセ
ージの内容が、たとえば文字列として与えられ、対応す
る音声データに変換される。出力タイミング判定部41
では、自車位置検出装置32から与えられる自車位置
が、案内地点に到達するか否かを判断し、到達するとき
に案内地点データ作成部40で作成された音声データ
を、出力装置38を介して音響化して出力する。
【0019】本実施例では、実際に車両を走行経路に従
って走行する前に、設定された各案内地点を通って走行
するシミュレーションを行い、各案内地点毎の音声メッ
セージを確認するための確認装置42が設けられてい
る。入力装置34から確認が指示されると、経路探索装
置35によって各案内地点の探索が行われ、経路案内装
置31による音声データの作成が行われ、確認装置42
によって出力タイミング判定部41が制御されて、出力
装置38から音声データが音響化されて出力される。こ
れによって、各案内地点毎の音声メッセージの内容を車
両の走行前に確認することができる。
【0020】図2は、図1に示す自車位置検出装置32
の簡略化した構成を示す。自車位置検出装置32は、ナ
ビゲーション装置として基本的に必要な構成を含む。マ
イクロコンピュータなどによって実現されるCPU50
は、たとえばGPS51を用いて検出される自車位置
を、メインメモリ52を各種ワーキングメモリやデータ
メモリとして利用しつつ、CD−ROM53から読出さ
れる地図データと合成し、ディスプレイ54で画像表示
する。車両の進行方向を検出する地磁気センサや進行方
向の変化を検出するジャイロセンサ、あるいは車両の加
速度や移動距離を検出する各種センサ55からの出力に
よって、車両の移動方向および距離を検出したり、ビー
コン56から与えられる情報を受信して車両の現在位置
を確認することもできる。一般に、ナビゲーションシス
テムにおいては、各種の方法によって総合的に自車位置
を検出し、さらにCD−ROM53の地図データとマッ
プマッチングを行って、自車位置の検出精度を高めるよ
うにしている。地図データは、ICカードなど、他の記
録媒体から読出すようにすることもできる。
【0021】図3は、図1に示す実施例の動作を示す。
図1に示す各部の動作は、マイクロコンピュータなどに
よるプログラム動作によって実現される。ステップa1
から動作を開始し、ステップa2では各部分の動作状態
を初期化する。ステップa3では、入力装置34から与
えられる指示に従って車両の走行のための経路が作成さ
れる。次に、走行経路上で音声メッセージによる案内を
行う案内地点が自動的または手動で設定される。自動的
な設定は、たとえば交差点に対しては全て案内を行うよ
うに設定される。走行経路および案内地点が設定される
と、ステップa4に移り、確認動作が行われる。確認動
作では、案内地点毎に選択装置36によって選択される
音声メッセージの内容を音声化するための案内データが
作成される。
【0022】ステップa5では、案内データを音響化し
て出力した後で、案内データを変更する指示があるか否
かを判断する。変更指示があるときにはステップa6に
移り、データを変更する。このようなステップa4から
ステップa6までの過程を、車両の走行前に予め行って
おく。
【0023】車両が走行中には、ステップa7で自車位
置検出装置32から自車位置データが読込まれる。ステ
ップa8では、案内地点と自車位置との差および自車の
速度などから、出力タイミングが算出される。ステップ
a9の音声メッセージ出力は、たとえば案内地点に一定
の距離まで近付いた時点から行うことができる。案内地
点に到達すると、選択装置36によって選択された音声
メッセージまたは変更装置39によって変更された音声
メッセージが出力装置38から音響出力される。ステッ
プa10では、車両が走行経路の目的地に到達したか否
かを判断する。目的地に到達していないときには、ステ
ップa7に戻る。目的地に到達しているとステップa1
1に移り、動作を終了する。
【0024】図4は、図1の実施例における音声メッセ
ージの考え方を示す。交差点60において、進入リンク
61に対し、脱出リンク62と他の道路63とが、境界
線66,67,68,69によって設定される案内範囲
のうち、「ななめ右」の音声メッセージが与えられる同
一の案内範囲に存在する。そのまま「ななめ右」の音声
メッセージが出力されると、車両を運転中の運転者は、
脱出リンク62ではなく右側の他の道路63の方に進行
方向を変えてしまう恐れがある。このような場合には、
「直進案内を行う」か、「案内を行わない」か、「なな
め左の案内を行う」かのいずれかの案内を行うようにす
れば、「ななめ右」と案内するよりも、運転者の立場か
ら見て判りやすい案内を行うことができる。
【0025】また図4(2)に示すように、交差点70
において、進入リンク61とほぼ同じ方向から他の道路
71が接続し、脱出リンク62として考えられる道路は
1本しか存在しないような場合は、従来は「ななめ右」
の案内が行われるけれども、「直進案内を行う」か、
「案内をしない」方が運転者にとって判りやすい。すな
わち、進入リンク61から脱出リンク62に進行するこ
とは極めて自然であり、他の道路71に進路変更する可
能性はほとんどない。それにも拘わらず、「ななめ右」
の案内が行われると、運転者は脱出リンク62以外にも
他の道路があると判断して、その道路を探し、見つから
ないので非常に不安になる恐れがある。このような場合
は、「直進案内」か「案内しない」方が運転者にとって
は判りやすい。
【0026】図5は、本発明の他の実施例として、道路
の属性に従って案内を行う考え方を示す。道路の属性と
しては、たとえば高速道路、高速道路の出入口、有料道
路、国道、一般道路、幅員、一方通行情報などの種別が
考えられ、道路の同一性を判断する基準となる情報であ
る。交差点80において、進入リンク81と脱出リンク
82とが同一の属性、たとえば同一の高速道路上であれ
ば、「ななめ右」の案内を行うと他の道路83に間違っ
て進入する可能性がある。むしろ同一の属性の道路上を
走行している意識があるので「直進案内」をしたり、車
両を運転している運転者の視点から見て進行方向が脱出
リンク82は、他の道路83の左側になるのでななめ左
案内をしたり、道なりに走行すればよいので案内を行わ
ないようにした方が運転者にとって判りやすい。特に、
進入リンク81が高速道路本線で、脱出リンク82が高
速道路出口であるような場合は、他の道路83も高速道
路本線であるので、ななめ左の案内を行う方が、高速道
路から脱出することが明確となり、運転者にとって判り
やすい。また、進入リンク81および脱出リンク82が
共に高速道路本線で、他の道路83が高速道路出口の場
合は、直進案内か案内を行わないかの方が運転者にとっ
て判りやすい。直進案内か案内を行わないかの選択は、
運転者の好みなどに応じて行えばよい。
【0027】図1の実施例では、メッセージ登録装置3
7に、進入リンクと脱出リンクとの角度差に基づいて、
案内を行うための音声メッセージが予め登録されている
けれども、必要に応じて「ガソリンスタンド右折」、
「○○スーパ左折」等の運転者にとって判りやすいメッ
セージや聞き慣れた自分の声によるメッセージを追加す
ることができるように構成してもよい。また音声データ
は、文字列を音声データに変換して再生するいわゆるロ
ボットボイスの考え方で作成しているけれども、直接音
声データとして記録されたデータを再生するようにして
もよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、走行経路
上に設定する案内地点毎に、予め音声メッセージの内容
を確認し、より適切な音声メッセージに変更することが
できるので、音声メッセージに従って正確な経路で車両
を運転することができる。
【0029】また本発明によれば、変更される音声メッ
セージは、交差点における道路の接続関係に従って認定
される走行経路の延長上の延長経路と脱出経路との角度
差に基づくので、交差点の状況に応じて適切な進路指示
のための音声メッセージを得ることができる。
【0030】また本発明によれば、案内地点における音
声メッセージが、進入経路の道路としての属性に従って
認定される進入経路の延長上の延長経路と脱出経路との
角度差に従って行われるので、走行中の車両の運転者に
とって判りやすい案内が音声メッセージによって行わ
れ、道を迷わずに正確な経路で車両を運転することがで
きる。
【0031】また本発明によれば、変更手段は変更指示
手段への変更指示があると変更条件を学習するので、複
数の案内地点に対する変更をまとめて行うことができ、
車両の走行中に適切な音声メッセージによる案内を行う
ことができる。音声メッセージの変更が統一的に行われ
るので、音声メッセージの内容についての食い違いなど
が生じなくなり、正確な道案内を行うことができる。
【0032】また本発明によれば、音声メッセージを新
たに追加することができるので、運転者にとってより判
りやすい、また聞き慣れた音声による音声メッセージを
追加し、一層正確な道案内が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略的な電気的構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の自車位置検出装置2の概略的な電気的構
成を示すブロック図である。
【図3】図1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】図1の実施例の動作の考え方を示す模式図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例の動作の考え方を示す模式
図である。
【図6】先行技術の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図7】先行技術の考え方を示す模式図である。
【符号の説明】
31 経路案内装置 32 自車位置検出装置 33 地図データ 34 入力装置 35 経路探索装置 36 選択装置 37 メッセージ登録装置 38 出力装置 39 変更装置 40 案内地点データ作成部 41 出力タイミング判定部 42 確認装置 50 CPU 53 CD−ROM 54 ディスプレイ 60,70,80 交差点 61,81 進入リンク 62,82 脱出リンク 63,71,83 他の道路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−297821(JP,A) 特開 平5−232871(JP,A) 特開 平5−333771(JP,A) 特開 平6−34380(JP,A) 特開 平6−301891(JP,A) 特開 平7−114697(JP,A) 特開 平7−311043(JP,A) 特開 平8−21736(JP,A) 特開 平8−86660(JP,A) 特開 平8−94368(JP,A) 特開 平3−141500(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路情報を含む地図データ上で車両の走
    行経路を設定し、走行経路上に音声メッセージによる進
    行方向の案内を行う案内地点を設定可能な音声ガイド付
    ナビゲーション装置において、 案内地点に対する進入経路と脱出経路との角度差に従っ
    て、予め登録されている音声メッセージを選択する選択
    手段と、 設定された走行経路を車両が走行する前に、設定された
    案内地点毎に選択手段によって選択された音声メッセー
    ジを予め確認可能な確認手段と、 確認手段による確認中の案内地点に対して、選択手段に
    よって選択された音声メッセージの変更を指示可能な指
    示手段と、 指示手段への変更指示に応答して、確認中の案内地点に
    ついての音声メッセージを、その案内地点についての道
    路情報から進入経路に連続する道路として認定される延
    長経路と脱出経路との角度差に基づいて変更する変更手
    段と、 設定された走行経路を車両が走行するに従い、各案内地
    点毎に音声メッセージによる進行方向の案内を行う案内
    手段とを含むことを特徴とする音声ガイド付ナビゲーシ
    ョン装置。
  2. 【請求項2】 前記変更手段は、各案内地点における延
    長経路を、その案内地点で交差する各道路間の接続関係
    に基づいて認定することを特徴とする請求項1記載の音
    声ガイド付ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記変更手段は、各案内地点における延
    長経路を、進入経路の道路としての属性に基づいて認定
    することを特徴とする請求項1記載の音声ガイド付ナビ
    ゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、指示手段への変更指示
    に応答して、確認中の案内地点の道路情報から変更条件
    を学習し、学習された変更条件に適合する道路情報を有
    する他の案内地点についても選択手段によって選択され
    る音声メッセージを変更することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の音声ガイド付ナビゲーション装
    置。
  5. 【請求項5】 前記変更手段によって変更される音声メ
    ッセージは、新たに登録可能であることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の音声ガイド付ナビゲーシ
    ョン装置。
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