JP2744308B2 - 被記録材及びこれを用いた画像形成法 - Google Patents

被記録材及びこれを用いた画像形成法

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JP2744308B2 JP1311116A JP31111689A JP2744308B2 JP 2744308 B2 JP2744308 B2 JP 2744308B2 JP 1311116 A JP1311116 A JP 1311116A JP 31111689 A JP31111689 A JP 31111689A JP 2744308 B2 JP2744308 B2 JP 2744308B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高密度でフルカラー画像を形成する場合の
ように、単位面積当りに多量のインクが付着してもイン
ク吸収性,耐ブロツキング性に優れた被記録材及びこれ
を用いた画像形成法に関する。
更に本発明は、長期保存あるいは高温下での保存後も
上記の記録特性を安定的に有し、かつ透光性に優れた被
記録材及びこれを用いた画像形成法に関する。
〔従来の技術〕
インクジエツト記録方法は、騒音の発生が少なく、高
速印字、多色印字の行える記録方法として注目されてい
る。
このインクジエツト記録方法に使用される被記録材と
しては、従来、通常の紙やインクジエツト記録用紙と称
される基材上に多孔性インク受容層を設けてなる被記録
材、OHP用の透光性被記録材が使用されてきた。
近年、記録の高速化、多色化等、インクジエツト記録
装置の性能の向上に伴ない、被記録材に対してもより高
度で広範な特性が要求されつつある。
特に、インクジエツト用の透光性被記録材としては、 1) 透光性に優れていること、 2) インクの吸収性に優れること、 3) ドツト形状が真円に近く、その周辺が滑らかであ
ること、 4) ドツトのOD(光学濃度)が高く、ドツト周辺がぼ
けないこと、 5) 耐ブロツキング性に優れること、 等の基本的諸要求を同時に満足させる必要がある。
特に耐ブロツキング性は、複数のインク吐出口(ノズ
ル)を持つ記録ヘツドを用いた場合や、多色のインクに
よるフルカラー画像を形成する場合のように、同時に多
量のインクが被記録材に打込まれるときに顕著に現われ
る。すなわち、多量のインクを吸収したインク受容層の
樹脂がインクにより膨潤,溶解し、粘着性が発現し、
紙,プラスチツクフイルムなどに粘着する現象が生じ
る。この現象をブロツキング現象と呼び、被記録材がた
とえ多量のインクが付与されてもブロツキングしない特
性を耐ブロツキング性と言う。
従来、上述の機能を満足すべく諸々の検討がなされ、
ある程度の成果を上げているものの、これらの要求性能
を全て満たした被記録材は未だ知られていないのが実情
である。
たとえば、特開昭59−174382号公報にはD−ソルビト
ールとベンズアルデヒドの縮合生成物を含有する被記録
材が開示されているが、インク受容層に用いられる高分
子材料100重量部に対して前記縮合生成物は5〜200重量
部で使用されている。
上記公報で用いられる材料ではインク受容層に用いら
れる高分子材料100重量部に対して前記縮合生成物が70
重量部以上の被記録材は印字部の耐ブロツキング性が良
好である。
しかし、この被記録材を長期間保存したり、もしくは
高温下で保存したりすると、前記縮合生成物がインク受
容層より析出し、白濁するという新たな問題が生じる。
更に白濁した上記被記録材にインクジエツト記録を行
うとインク吸収速度が小さく初期のドツト径が小さいと
いった別の問題も生じる。
すなわち、耐ブロツキング性,保存安定性の両立を図
ることが従来の技術では難しかったのが実状であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、本発明の目的は高密度で多量のインクが付与
された場合でもインク吸収性,耐ブロツキング性に優れ
た被記録材及びこれを用いた画像形成法を提供すること
にある。
又、本発明の目的は長期保存、高温下での保存後も上
記の記録特性を安定的に有し、かつ透光性に優れた被記
録材及びこれを用いた画像形成法を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、以下の本発明によって達成される。
即ち本発明は、基材と該材上に設けたインク受容層を
有する被記録材に於いて、前記インク受容層が、親水性
樹脂と、ゲル化剤とカップリング剤との反応生成物を含
有することを特徴とする被記録材である。
又、本発明は、基材と該基材上に設けたインク受容層
を有する被記録材に於いて、前記インク受容層が親水性
樹脂、ゲル化剤とカツプリング剤との反応生成物及びゲ
ル化剤を含有することを特徴とする被記録材である。
更に本発明は、基材上に、自重の50倍〜1000倍の吸水
能力を有する高吸水性樹脂粒子とバインダーを含有する
インク受容層を設けた被記録材に於いて、前記インク受
容層のバインダー層の表面から1〜100μmの高さに突
出した前記樹脂粒子が、インク受容面1mm当り50〜5000
個存在し、かつ前記バインダー層中に、親水性樹脂と、
ゲル化剤とカップリング剤との反応生成物を含有するこ
とを特徴とする被記録材である。
また本発明は、上記被記録材に対してインクジェット
記録方法によりインクを付与してなる画像形成法であ
る。
〔好ましい態様〕
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の被記録材は、基材とインク受容層からなり、
インク受容層がゲル化剤とカツプリング剤との反応生成
物(A)を含有することを特徴とする。
本発明で用いる基材としては、透光性の基材であるこ
とが好ましく、例えばポリエステル系樹脂、ジアセテー
ト系樹脂、トリアセテート系樹脂、アクリル系樹脂、ポ
リカーボネート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリイ
ミド系樹脂等のフイルムもしくは板、ガラス板等が挙げ
られる。
次に、本発明に係るインク受容層に用いるゲル化剤と
は、インク中に含まれる水、アルコール、多価アルコー
ル、有機溶剤の流動性を低下させ、固化できる能力を有
する化合物のことである。
一般に、ゲル化のメカニズムはゲル化剤の水酸基、ア
ミノ基等の間に生じる水素結合により、化合物のネツト
ワークを構築し、そのネツトワークの間に所望の溶媒を
閉じ込めるものと考えられる。
本発明で用いられるゲル化剤としては、ソルビトール
とベンズアルデヒドとの縮合生成物に代表されるソルビ
トール誘導体、イソシアネート化合物、N−ラウロイル
−L−グルタミン酸−α,γ−ジ−n−ブチルアミドに
代表されるアミノ酸系ゲル化剤、寒天、カラギーナン、
ペクチン、ジェランガム等が挙げられる。
とりわけ、水系インクが好んで用いられるインクジエ
ツト記録では、ゲル化剤としてはインク中の水、アルコ
ール、多価アルコールのゲル化能力が優れ、空気中の水
分に対して化学的に安定であるソルビトールと芳香族ア
ルデヒドの縮合物が好適である。
ソルビトールとしてはD型が容易に入手できるため、
D−ソルビトール系が利用し易い。
また、芳香族アルデヒドとしては、ベンズアルデヒ
ド、ハロゲン化ベンズアルデヒド、トルアルデヒド、サ
リチルアルデヒド、シンナムアルデヒド、ナフトアルデ
ヒド等があげられ、これらの化合物とソルビトールの縮
合生成物は、単独で又は複数組合せて使用される。
特に、D−ソルビトールとベンズアルデヒドとの縮合
物が容易に入手でき、ゲル化効果も高いため、最も好ま
しい。
本発明に用いられるD−ソルビトールとベンズアルデ
ヒドの縮合生成物は、D−ソルビトールとベンズアルデ
ヒドとの縮合反応により合成され、D−ソルビトールと
ベンズアルデヒドのモル比が1:1、1:2及び1:3のものが
合成可能であるが、1:2又は1:3のものを使用するのが好
適であり、1:2のものを使用するのが最適である。
D−ソルビトールとベンズアルデヒドの縮合生成物
は、モル比が1:2のものがジベンジリデンソルビトール
(商品名:ゲルオールD、新日本理化(株)製)及び1:
3のものがトリベンジリデンソルビトール(商品名:ゲ
ルオールT、新日本理化(株)製)と呼ばれる。
ジベンジリデンソルビトールは、化学的に中性の化合
物であり、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド等の溶剤には溶解性
(20重量%程度)を示すが、大多数の溶剤、例えばエチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、エチレングリ
コール、グリセリン、ジエチレングリコール、ベンジル
アルコール、エチルセロソルブ、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、シクロヘキシルアミン、アニリン、ピリジ
ン等には溶解性が小さく、加熱溶解後冷却すると溶液は
ゲル化する性質がある。本発明では、上記縮合生成物の
有するこのゲル化力(液体をゲル化又は固形化する能
力)により、インクジエツト記録を行った際のインク中
に含まれる多価アルコール等の低揮発性溶剤の流動性を
抑制することによりインクの定着を実施するものであ
る。
次に本発明で用いるカツプリング剤としては他のポリ
マーとゲル化剤との相溶性を改良するために用いられる
ものであり、具体的には、ポリイソシアナート化合物、
ポリエピクロルヒドリン化合物、ポリメチロール化合物
等が挙げられる。ポリイソシアナート化合物としては、
2,4−トリレンジイソシアナート、2,6−トリレンジイソ
シアナート、ジフエニルメタン−4,4′−ジイソシアナ
ート、ヘキサメチレンジイソシアナート、ジシクロヘキ
シルメタン−4,4′−ジイソシアナート、イソホロンジ
イソシアナート及びそれらのアダクツ化合物等が挙げら
れる。
また、ポリエピクロルヒドリン化合物としては、ポリ
グリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリ
トールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグ
リシジルエーテル、トリグリシジルトリス(Z−ヒドロ
キシエチル)イソシアナート、グリセロールポリグリシ
ジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル等
が挙げられる。
ポリメチロール化合物としては、トリメチロールメラ
ミン、メチロール化ベンゾグアナミン、メチロール化ア
セトグアナミン、メチロール化フエノール等が挙げられ
る。
ゲル化剤とカツプリング剤との反応は公知の方法によ
り実施が可能である。すなわち、2種類の化合物を混合
して反応させるか又は反応触媒を併用し熱等により反応
を行うことができる。反応は塗料中に、ゲル化剤、カツ
プリング剤それぞれを添加しておき、コーテイング後の
加熱乾燥時におこなえるが、特に架橋反応が伴わない場
合、あらかじめ反応を行った後に塗料組成物へ添加する
ことも可能である。ゲル化剤とカツプリング剤の比は耐
ブロツキング性の点からゲル化剤/カツプリング剤=1/
2以上が好ましく、さらに好ましくは1/1以上が良い。
また、インク吸収性をさらに改良するために上記反応
生成物に親水性、もしくは水溶性化合物を導入すること
も可能である。
本発明で用いられる親水性、水溶性化合物としては、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリ(エチレングリコール−プロピレングリコール)ラ
ンダム共重体、ポリ(エチレングリコール−プロピレン
グリコール)ブロツク共重合体等に代表されるポリエー
テルジオールが挙げられる。さらに上記ポリエーテルジ
オールの末端をカルボン酸、アミノ基、グリシジル基に
変性した化合物も使用可能である。
また、ポリ(エチレングリコール/シユウ酸)共重合
体、ポリ(エチレングリコール/マロン酸)共重合体、
ポリ(エチレングリコール/コハク酸)共重合体、ポリ
(エチレングリコール/アジピン酸)共重合体等に代表
されるポリエステルジオールが挙げられ、上記エチレン
グリコールの成分をポリプロピレングリコールにしたポ
リエステルジオールも使用可能である。さらに上記ポリ
エステルジオールの末端をカルボン酸アミノ基、グリシ
ジル基に変性しても本発明に用いることができる。
本発明に好適に用いられるゲル化剤とカツプリング剤
との反応生成物は分子量が800〜100,000が好ましい。分
子量が800未満の場合は長期保存、高温下での保存安定
性に欠ける。一方、分子量が100,000より大きい場合は
ゲル化能力を発現する末端官能基数が著しく低下し、多
量のインクが付与された際のゲル化能力が低下し、耐ブ
ロツキング性が低下する。
さらに、上記ゲル化剤とカツプリング剤の反応生成物
中に占める親水性、水溶性化合物の含有率は好ましくは
10〜70重量%である。
10重量%未満の含有率の場合は、反応生成物のインク
吸収性が不充分であり、これを補うために、親水性、水
溶性樹脂を別途併用することが必要になる。
一方、70重量%より大きい含有率の場合には、反応生
成物のインク吸収性が充分となるが、多量のインクが付
与された際のゲル化能力が水溶性、親水性セグメントの
ために低下し、耐ブロツキング性が低下する。
また、上記反応生成物の末端は、ゲル化剤で終結して
いることが好ましい。すなわち、末端にゲル化剤を有す
る反応生成物を用いることにより、そのゲル化能力を充
分に発現させることができ、本発明の目的である耐ブロ
ッキング性を良好にするものである。
本発明に係わるゲル化剤とカツプリング剤との反応生
成物(A)の含有量は、インク受容層全重量に対して10
〜70重量%の範囲が好ましい。すなわち、上記反応生成
物(A)が10重量%未満の場合は、上記反応生成物
(A)のゲル化機能が小さくなり、併用している他の樹
脂の粘着性が顕在化しやすく、多量のインクが付着した
際の耐ブロツキング性に劣る。
一方、上記反応生成物(A)が70重量%より多い場合
は、インク吸収速度が著しく低下し、インク定着時間が
長くなり、実用上使用不可能となる。
ゲル化剤とカツプリング剤との反応生成物(A)に加
えて更に耐ブロツキング性を改良するためにゲル化剤を
併用することが好ましい。カツプリングされていないゲ
ル化剤の含有量としてインク受容層全重量に対して10〜
70重量%の範囲が好ましい。
上記反応生成物(A)とゲル化剤の含有量としてはイ
ンク受容層全重量に対して20〜80重量%が好ましい。
2つの化合物の含有量が20重量%未満の場合、ゲル化
剤もしくは反応生成物(A)のゲル化機能が小さくな
り、多量のインクが付着した際の耐ブロツキング性に劣
るという欠点を有する。
一方、上記2つの化合物の含有量が80重量%より多い
場合は、インク吸収速度が著しく低下し、インク定着時
間が長くなり実用上使用不可能となる。
本発明で用いる他のインク受容層の成分としては、水
性インクを吸収し、インク中の染料を定着することがで
きる材料であればいずれの材料でも良いが、インクが水
系であることから、少なくとも親水性樹脂(バインダ
ー)であることが必要である。
このような親水性樹脂としては、例えばアルブミン、
ゼラチン、カゼイン、デンプン、カチオンデンプン、ア
ラビアゴム、アルギン酸ソーダ等の天然樹脂、カルボキ
シメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、イ
オン変性ヒドロキシエチルセルロース、ポリアミド、ポ
リアクリルアミド、ポリエチレンイミン、ポリビニルピ
ロリドン、四級化ポリビニルピロリドン、ポリビニルピ
リジウムハライド、メラミン樹脂、フエノール樹脂、ア
ルキド樹脂、ポリウレタン、ポリビニルアルコール、イ
オン変性ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリア
クリル酸ソーダ、ポリエチレンオキサイド、ポリ−2−
ヒドロキシエチルメタクリレート等の合成樹脂、又はこ
れらのポリマーを架橋処理して水不溶性にした親水性ポ
リマー、2種以上のポリマーからなる親水性且つ水不溶
性のポリマーコンプレツクス、親水性セグメントを有す
る親水性且つ水不溶性のポリマー等が挙げられる。
これらの親水性樹脂の中でもポリビニルピロリドンは
前記反応生成物との相溶性が高く、前記反応生成物を高
含有率で使用出来るためとりわけ好ましいものである。
上記インク受容層の厚さは、乾燥膜厚で1〜100μ
m、好ましくは1〜50μm、より好ましくは2〜30μm
の範囲になるように塗工することが必要である。
さらに、ビーデイング現象を解決するため、インク受
容層に高吸水性樹脂粒子を用いることができる。
本発明で言うビーデイング現象とは、多量のインクを
高速に被記録材へ付与した際に、被記録材のインク吸収
速度が記録速度に追いつかず、流動性に富むインクが不
規則に凝集し、濃度ムラを起こす現象を示す。とりわ
け、著しいビーデイング現象は見掛けのインク定着時間
を大きく引きのばし、近年記録の高速化が進むにつれて
大きな問題になっている。
インク受容層に用いる高吸水性樹脂粒子は、自重の50
倍乃至1000倍の水吸収能力を有する樹脂粒子であり、具
体的には特開昭57−173194号公報及び特開昭58−24492
号公報に記載されている如く、ポリアクリル酸ソーダ、
ビニルアルコール/アクリルアミド共重合系ポリマー、
アクリル酸ソーダ/アクリルアミド共重合系ポリマー、
セルロース系(カルボキシメチル化合物、グラフト重合
物)ポリマー、澱粉系(アクリロニトリルグラフト化合
物の加水分解物、アクリル酸グラフト化物)ポリマー、
イソブチレン−無水マレイン酸共重合系ポリマー、ビニ
ルアルコール/アクリル酸共重合系ポリマー、ポリエチ
レンオキサイド変性物等が挙げられる。
かかる粒子の平均粒子径は、1〜100μm、好ましく
は5〜50μm、より好ましくは10〜30μmの範囲である
ことが、形成されるインク受容層が低ヘイズになり、表
面が滑らかな感触になり、均一且つ速やかなインク吸収
速度及び均一な解像力等が得られるため好ましい。
樹脂粒子の存在状態としては前記インク受容層の表面
から1〜100μmの高さに突出した樹脂粒子がインク受
容面あたり50〜5000個存在することが好ましい。
インク受容面において、樹脂粒子が50個/mm2未満の場
合、用いた高吸水性樹脂粒子の効果が乏しくビーデイン
グ現象が発生しやすくなる。一方、5000個/mm2より多く
の高吸水性樹脂粒子を用いた場合は、ビーデイング現象
は解消されるが被記録材の透光性が大きく低下し、OHP
用の被記録材としては不透明であり、実用に価しないと
いう問題がある。
本発明では、更に、インク受容層の強度補強および/
または基材との密着性を改善するために、必要に応じ
て、SBRラテツクス、NBRラテツクス、ポリビニルホルマ
ール、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラー
ル、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸
ビニル、フェノール樹脂、アルキド樹脂等の樹脂を併用
してもよい。
また、インク受容層のインク吸収性を高めるために、
透光性を妨げない程度にインク受容層中に各種の充填
剤、例えば、シリカ、クレー、タルク、ケイソウ土、炭
酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸
アルミニウム、合成ゼオライト、アルミナ、酸化亜鉛、
リトポン、サチンホワイト等の充填剤をインク受容層中
に分散させることもできる。
更に、アニオン系、ノニオン系、カチオン系の界面活
性剤をインク受容層に包含させて、記録時のインクのド
ツト径をコントロールしたりインク吸収速度を速めた
り、印字部のベタツキを更に改善することも有効であ
る。
以上のごとき主要材料を用いて本発明に被記録材が形
成されるが、好ましい態様は基材およびインク受容層の
双方とも透光性であり、ヘイズが50%以下であり、被記
録材全体として透光性である態様である。
この態様の被記録材は、特に透光性に優れたもので、
光学機器により記録画像をスクリーン等へ投影するOHP
等の場合に主に用いられ、透過光観察用被記録材として
有用である。
このような透光性被記録材は、前記のごとき透光性基
材上に、少なくとも前記のバインダーおよび高吸水性粒
子から透光性インク受容層を形成することにより調製す
ることができる。
このようなインク受容層を形成する方法としては、上
記のバインダーおよび高吸水性粒子あるいは他のポリマ
ーや添加剤との混合物を適当な溶剤に溶解または分散さ
せて塗工液を調製し、該塗工液を、例えば、ロールコー
テイング法、ロツドバーコーテイング法、スプレーコー
テイング法、エアナイフコーテイング法等の公知の方法
により透光性基材上に塗工し、その後速やかに乾燥させ
る方法が好ましい。
以上のようにして形成される態様の被記録材は、充分
な透光性を有している透光性被記録材である。
本発明で言う十分な透光性とは、被記録材のヘイズが
50%以下、好ましくは20%以下を言う。
ヘイズが50%以下であればOHPにより記録画像をスク
リーンへ投影して観察することが可能であり、更に記録
画像の細部が鮮明に観察される。
更に、本発明においては、以上の如き各種の態様の被
記録材において、その記録面に有機または無機の微細な
粉体を、約0.01〜約1.0g/m2の割合で付与することによ
って、得られる被記録材のプリンター内における搬送性
や積重ね時の耐ブロツキング性、耐指紋性等を更に向上
させることができる。
以上、本発明の被記録材の代表的な態様を例示して本
発明を説明したが、勿論本発明の被記録材はこれらの態
様に限定されるものではない。尚、いずれの態様の場合
においても、インク受容層には、分散材、蛍光染料、pH
調節剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤等の公知の各種添加剤
を包含させることができる。
なお、本発明の被記録材は必ずしも無色である必要は
なく、着色された被記録材であってもよい。
以上の如き本発明の被記録材は、優れたインク受容性
を示し、優れた鮮明性の記録画像を与える。
従って、モノカラーは勿論、フルカラー画像の記録に
おいて、異色のインクが短時間内に同一箇所に重複して
付着した場合にも、インクの流れ出しやしみ出し現象が
なく、ビーデイング、ブリーデイングの生じない高解像
度の鮮明な記録画像が得られる。
また、本発明では従来のインクジエツト用被記録材で
は見られなかった表面光沢の優れたものを提供すること
も可能であり、また、スライドやOHP等の光学機器によ
り記録画像をスクリーン等への投影により観察に用いる
もの、カラー印刷のポジ版を作成する際の色分解版、あ
るいは液晶等のカラーデイスプレイに用いるCMF等、従
来の表面画像観察用以外の用途に適用することができ
る。
以下、実施例に従って本発明を更に詳細に説明する。
なお、文中、部または%とあるのは特に断わりの無い限
り重量基準である。
合成例 本発明に係るゲル化剤とカツプリング剤との反応生成
物を以下のとおり合成した。
合成例1 三つ口フラスコにジメチルフオルムアミド356gを入れ
80℃に昇温する。充分撹拌しながらゲルオールD(新日
本理科(株)製D−ソルビトール:ベンズアルデヒド=
1:2縮合物)71.6g(0.2mol)を加え、約1時間かけて溶
解する。次に、ジブチルチンジラウレート(ウレタン反
応触媒)を30mg滴下した後、約30分間かけてコロネート
T−100(日本ポリウレタン(株)製)2,4−トリレンジ
イソシアナート)17.4g(0.1mol)を滴下し、滴下終了
後さらに、80℃で2時間撹拌する。
上記の反応によりゲル化剤とカツプリング剤の反応生
成物(1)を得た。
合成例2 三つ口フラスコにジメチルフオルムアミド185gを入れ
80℃に昇温する。充分撹拌しながらPEG1000(三洋化成
(株)製ポリエチレングリコール平均分子量1000)100g
(0.1mol)を加え約30分間かけて溶解する。次にジブチ
ルチンジラウレートを30mg滴下した後、約5分間かけて
コロネートT−100 348g(0.2mol)を滴下し、滴下終了
後さらに80℃で2時間撹拌する。そして、ゲルオールD7
1.6g(0.2mol)を約30分かけて溶解した。溶解終了後、
さらに、80℃で2時間撹拌する。
上記の反応によりゲル化剤とカツプリング剤の反応生
成物(2)を得た。
実施例1〜9および比較例1〜6 第1表に記載の通りの材料および組成で混合・分散・
溶解して塗工液を作成した。該塗工液を厚さ100μmの
ポリエチレンテレフタレートフイルム(東レ(株)製
商品名ルミラーT)の透明性基材の上に乾燥膜厚4μm
(インク受容層)となるような条件でバーコーターにて
塗布し、140℃,5分間の条件で乾燥して、本発明の実施
例1〜9および比較例1〜6の透光性被記録材を得た。
第1表の実施例および比較例の各々の被記録材に対し
て下記組成のイエロー,シアン,マゼンタ,ブラツクの
インクを用いてインクの発泡によりインクを吐出させる
バブルジエツト記録ヘツド(吐出ドロツプレツト体積30
pl,吐出周波数2KHz)を有する記録装置を使用してイン
クジエツト記録を実施した。
イエローインク(組成) C.I.アシツドイエロー23 3重量% ジエチレングリコール 30重量% 水 67重量% シアンインク(組成) C.I.ダイレクトブルー86 3重量% ジエチレングリコール 30重量% 水 67重量% マゼンタインク(組成) C.I.アシツドレツド35 3重量% ジエチレングリコール 30重量% 水 67重量% ブラツクインク(組成) C.I.ダイレクトブラツク19 3重量% ジエチレングリコール 30重量% 水 67重量% 第1表における各評価項目の測定は下記の方法に従っ
た。
(1)ゲル化剤とカツプリング剤との生成物の量は、架
橋していない場合は、G.P.C法(ゲルパーミネーシヨン
・クロマトグラフイー法)により測定した。架橋してい
る場合は、反応官能基の当量関係より計算により求め
た。
(2)freeなゲル化剤の量は、架橋していない場合は、
G.P.C法により測定した。架橋している場合は、ジメチ
ルフオルムアミドに24時間室温下で浸せきし、抽出され
た化合物をG.P.C法により測定した。
(3)突出粒子の高さ及び1mm2当りの粒子の個数は、三
次元表面粗さ測定器(小坂研究所(株)製SE・3FK:検出
器先端径R=2.0μm、荷重30mg)にて測定した。な
お、この時バインダー層から1μm未満の突出状態の高
吸水性樹脂粒子は個数Nに入れないことにする。よって
バインダー層より1μm以上の突出が認められた粒子の
個数を測定する。
(4)インク定着性は、イエロー,シアン,マゼンタの
3色のフルドツトを記録実施後の被記録材に温風(100
℃,風速1m/sec,10sec)をあて、記録画像に指触したと
きに、インクがインク受容層内部にとり込まれて、指に
付着しなくなるか否かを判断した。付着しない場合を
○、付着する場合を×、その中間を△とした。
(5)耐ブロツキング性はイエロー,シアン,マゼンタ
の3色のフルドツトを記録実施後の被記録材に温風(10
0℃,風速1m/sec,10sec)をあて、記録画像に40g/cm2
圧力でポリエチレンテレフタレートフイルムを積層した
ときに、前記フイルムが容易に剥離ができるか否かを判
断した。容易に剥離できる場合を○、剥離にかなりの力
を要求する場合を×、そして、その中間を△とした。
(6)ビーデイングは、ベタ印字部分を目視にて判定
し、ビーデイングを生じていないものを○、生じている
ものを×、その中間を△とした。
(7)ヘイズは、JIS K 6714に準拠した光学系をもった
直読ヘイズメータ(東洋精機製作所製)を用いて測定し
た。
(8)高温高湿保存後のヘイズは、被記録材をアルミニ
ウムラミネートポリエチレン袋に密封し、60℃/90%RH
以下で200時間保存した後のヘイズを(7)の手法で測
定した。

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材と該材上に設けたインク受容層を有す
    る被記録材に於いて、前記インク受容層が、親水性樹脂
    と、ゲル化剤とカップリング剤との反応生成物を含有す
    ることを特徴とする被記録材。
  2. 【請求項2】前記反応生成物の含有量が、インク受容層
    全重量の10〜70重量%の範囲にある請求項1に記載の被
    記録材。
  3. 【請求項3】前記ゲル化剤がソルビトールと芳香族アル
    デヒドとの縮合生成物である請求項1に記載の被記録
    材。
  4. 【請求項4】前記ゲル化剤がソルビトールとベンズアル
    デヒドとの縮合生成物である請求項3に記載の被記録
    材。
  5. 【請求項5】前記カップリング剤が、ポリイソシアネー
    ト化合物、ポリエピクロルヒドリン化合物及びポリメチ
    ロール化合物から選択される少なくとも1種類の化合物
    である請求項1に記載の被記録材。
  6. 【請求項6】前記親水性樹脂がポリビニルピロリドンで
    ある請求項1に記載の被記録材。
  7. 【請求項7】基材と該基材上に設けたインク受容層を有
    する被記録材に於いて、前記インク受容層が、親水性樹
    脂、ゲル化剤とカップリング剤との反応生成物及びゲル
    化剤を含有することを特徴とする被記録材。
  8. 【請求項8】前記反応生成物の含有量が、インク受容層
    全重量の10〜70重量%の範囲にある請求項7に記載の被
    記録材。
  9. 【請求項9】前記ゲル化剤がソルビトールと芳香族アル
    デヒドとの縮合生成物である請求項7に記載の被記録
    材。
  10. 【請求項10】前記ゲル化剤がソルビトールとベンズア
    ルデヒドとの縮合生成物である請求項9に記載の被記録
    材。
  11. 【請求項11】前記カップリング剤が、ポリイソシアネ
    ート化合物、ポリエピクロルヒドリン化合物及びポリメ
    チロール化合物から選択される少なくとも1種類の化合
    物である請求項7に記載の被記録材。
  12. 【請求項12】前記親水性樹脂がポリビニルピロリドン
    である請求項7に記載の被記録材。
  13. 【請求項13】前記反応生成物とゲル化剤との含有量
    が、インク受容層全重量の20〜80重量%の範囲にある請
    求項7に記載の被記録材。
  14. 【請求項14】基材上に、自重の50倍〜1000倍の吸水能
    力を有する高吸水性樹脂粒子とバインダーを含有するイ
    ンク受容層を設けた被記録材に於いて、前記インク受容
    層のバインダー層の表面から1〜100μmの高さに突出
    した前記樹脂粒子が、インク受容面1mm2当り50〜5000個
    存在し、かつ前記バインダー層中に、親水性樹脂と、ゲ
    ル化剤とカップリング剤との反応生成物を含有すること
    を特徴とする被記録材。
  15. 【請求項15】前記反応生成物が、バインダー層中に10
    〜70重量%含まれる請求項14に記載の被記録材。
  16. 【請求項16】前記ゲル化剤がソルビトールと芳香族ア
    ルデヒドとの縮合生成物である請求項14に記載の被記録
    材。
  17. 【請求項17】前記ゲル化剤がソルビトールとベンズア
    ルデヒドとの縮合生成物である請求項16に記載の被記録
    材。
  18. 【請求項18】前記カップリング剤が、ポリイソシアネ
    ート化合物、ポリエピクロルヒドリン化合物及びポリメ
    チロール化合物から選択される少なくとも1種類の化合
    物である請求項14に記載の被記録材。
  19. 【請求項19】前記親水性樹脂がポリビニルピロリドン
    である請求項14に記載の被記録材。
  20. 【請求項20】前記バインダー層が更にゲル化剤を含有
    する請求項14に記載の被記録材。
  21. 【請求項21】前記反応生成物とゲル化剤との含有量
    が、バインダー層全重量の20〜80重量%の範囲にある請
    求項20に記載の被記録材。
  22. 【請求項22】透光性である請求項1乃至21のいずれか
    に記載の被記録材。
  23. 【請求項23】インクジェット記録用である請求項1乃
    至22のいずれかに記載の被記録材。
  24. 【請求項24】インクジェット記録方法によりインクを
    被記録材に付与して画像を形成する画像形成法におい
    て、前記被記録材が請求項1乃至23のいずれかに記載の
    被記録材であることを特徴とする画像形成法。
  25. 【請求項25】前記インクジェット記録方法がインクの
    発泡によりインクを吐出させる記録方法である請求項24
    に記載の画像形成法。
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