JP2744204B2 - 餅つき機 - Google Patents
餅つき機Info
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- JP2744204B2 JP2744204B2 JP6257130A JP25713094A JP2744204B2 JP 2744204 B2 JP2744204 B2 JP 2744204B2 JP 6257130 A JP6257130 A JP 6257130A JP 25713094 A JP25713094 A JP 25713094A JP 2744204 B2 JP2744204 B2 JP 2744204B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice cake
- making machine
- mill
- mochi
- lower region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cereal-Derived Products (AREA)
Description
た餅用材料を、該石臼の内部に配設された回転羽根にて
回転させて餅に成形する餅つき機に関する。
コンクリートからなるものや、石臼がコンクリートと天
然石のかけら(カン水石)とを混合して固めたものが知
られている。
餅つき機による場合には、材料の一部にコンクリートが
使用されているため、そのコンクリートが剥離して製品
に混入するという問題があった。このコンクリート部分
の剥離が進行すると、カン水石からなる部分も剥離し、
このカン水石も製品に混入する。また、剥離した石臼の
凹部部分には、餅が入り込み易くなり、入り込んだ餅が
腐敗して衛生上好ましくなかった。更には、石臼の内面
形状によっては、餅を上手につくことができないという
問題もあった。
決すべくなされたものであり、石臼に剥離が発生せず、
しかも餅を上手につくことができる餅つき機を提供する
ことを目的とする。
臼の内部に入れられた餅材料を、該石臼の内部に配設さ
れた回転羽根にて回転させて餅に成形する餅つき機にお
いて、該石臼が軸心対称の内表面を有するみかげ石から
なり、該石臼の内表面に、すり鉢状の下部領域と、該下
部領域よりも内表面上の接線の水平方向に対する傾きが
大きい上部領域との連続する2つの領域を有し、かつ、
該上部領域が下側よりも上側が拡径にされていると共に
該2つの領域の該接線の傾きが境界で不連続となってお
り、そのことにより上記目的が達成される。
が、前記石臼の底部に設けた貫通孔を挿通する回転軸の
上部の先端部に取付けられ、前記境界がその回転羽根の
羽根部の最高高さ位置と最低高さ位置との間に存在する
構成とすることができる。
このために使用により剥離が発生し難い。また、石臼の
内表面の下部領域がすり鉢状になっていて角が無いの
で、底部の隅に餅が付着しない。上部領域が内表面上の
接線の水平方向に対する傾きを下部領域から不連続とな
し、下側よりも上側を拡径にしているので、上部領域の
下部領域側に近い部分がすぼまった状態となる。よっ
て、餅つきの際に、回転羽根の作用を受けて回転する餅
が遠心力により石臼の内表面に沿って上昇し、回転羽根
の作用を受けない高さ位置に達すると落下することによ
り上下動するが、その上方への移動がすぼまった内表面
の存在にて、より顕著になる。また、餅が落下する際、
内表面がすぼまっているので、回転羽根部分に落下し易
くなる。更には、上部領域が上側を拡径にしてあるの
で、手を入れる部分が広いものとなる。
位置と最低高さ位置との間に存在する構成とした場合
は、回転羽根の作用により回転する餅の上方移動に寄与
する石臼の内表面部分を、上述のすぼまった内表面に一
致させることが可能となる。よって、より高い位置にま
で餅を持ち上げることができ、餅をより上手につくこと
が可能になる。
面断面図である。この餅つき機は、餅材料が内部に入れ
られる石臼1と、石臼1の内部に設けられた回転羽根5
とを有する。この回転羽根5は、石臼1の底部に設けた
貫通孔4を挿通する回転軸6の上部の先端部に取付けら
れ、回転軸6の回転に伴って回転する。また、回転羽根
5は周囲に1枚の羽根部5aを有する。この羽根部5a
は、上端よりも下端が回転方向側に位置しており、餅を
すくい上げる作用を有する。加えて、叩いてつく作用と
練り上げる作用とを有する。具体的には、回転羽根5の
作用を受けて回転する餅が遠心力により石臼1の内表面
に沿って上昇し、回転羽根5の作用を受けない高さ位置
に達して落下するが、下に落ちようとする餅を叩いてつ
く。また、その回転により餅が練り上げられる。更に
は、回転羽根5は、餅が石臼に付着しようとするのを防
止する作用がある。なお、羽根部5aは、同様の構成の
ものを2枚以上設けるようにしてもよい。
みかげ石からなる。石臼1の内表面は、すり鉢状の下部
領域2と、その下部領域2よりも内表面上の接線の水平
方向に対する傾きが大きい上部領域3との連続する2つ
の領域を有する。下部領域2の前記接線の傾きと上部領
域3のそれとは、2つの領域2、3の境界Aで不連続と
なっており、上部領域3は下側よりも上側が拡径にされ
ている。よって、上部領域3の下部領域2側に近い部分
がすぼまった状態となっている。換言すれば、境界Aで
不連続とせず、前記接線の傾きが下部領域2から上部領
域3へと滑らかに変化する場合には、上部領域3の下部
領域2に近い部分はもっと大きい内径を有することとな
るからである。
る。石臼1の内部高さaは350mm、石臼1の底部厚
さbは25mm、石臼1の外径cは445mmφ、石臼
1の上端の内径dは365mmφ、境界Aの直径eは2
90mmφ、貫通孔4の内径fは70mmφである。
による場合には、石臼1がみかげ石からなり、このため
に使用により剥離が発生し難い。また、石臼1の内表面
の下部領域2がすり鉢状になっていて角が無いので、底
部の隅に餅が付着せず、衛生的である。
分がすぼまった状態となっているので、餅つきの際に、
回転羽根5の作用を受けて回転する餅が遠心力により石
臼1の内表面に沿って上昇し、回転羽根5の作用を受け
ない高さ位置に達すると落下することにより上下動する
が、その上方への移動がすぼまった内表面の存在にて、
より顕著になる。その結果、餅を上手につくことが可能
となる。また、餅が落下する際、内表面がすぼまってい
るので、回転羽根5の部分に落下し易くなる。なお、上
部領域3の下部領域2側に近い部分をすぼまった状態と
するのは、上部領域3は円筒の内部形状のように水平方
向に対する傾きが鉛直方向となっている場合には、上述
した作用が生じないためである。更には、上部領域3が
上側を拡径にしてあるので、手を入れる部分が広く、つ
き終わった餅の取り出しを容易に行うことが可能とな
る。
転羽根5の羽根部5aの最高高さ位置H1と最低高さ位
置H2との間に存在する構成としている。このため、回
転羽根5の作用により回転する餅の上方移動に寄与する
石臼1の内表面部分を、上述のすぼまった内表面に一致
させることが可能となる。よって、より高い位置にまで
餅を持ち上げることができ、餅をより上手につくことが
可能になる。
餅をつく場合の状態を示す正面図であり、図3および図
4は同様にして3升、5升の餅をつく場合の状態を示す
正面図である。各図において、破線は餅が最高レベルま
で上昇している場合であり、実線は落下した場合であ
る。
升の餅をつく場合は落下の場合の餅中心Oと上昇の場合
の餅中心O′との高低差は40mmであった。また、3
升、5升の各場合では、それぞれ高低差は30mmであ
った。
升までを対象として寸法を決定しているが、本発明は1
升未満あるいは5升を越える餅つき機にも適用でき、そ
の寸法については適宜設定することができる。
は、以下の効果を奏する。石臼がみかげ石からなるため
剥離し難く、石臼の内表面の下部領域がすり鉢状になっ
ていて角が無いので、底部の隅に餅が付着しない。よっ
て、衛生的である。
すぼまった状態であり、餅つきの際に餅が上下動する
が、その上方への移動がすぼまった内表面にて、より顕
著になる。その結果、餅を上手につくことが可能とな
る。更には、上部領域が上側を拡径にしてあるので、手
を入れる部分が広く、つき終わった餅の取り出しを容易
に行うことが可能となる。
羽根の最高高さ位置と最低高さ位置との間に存在する構
成とした場合は、回転羽根の作用により回転する餅の上
方移動に寄与する石臼の内表面部分を、上述のすぼまっ
た内表面に一致させることが可能となる。よって、より
高い位置にまで餅を持ち上げることができ、餅をより上
手につくことが可能になる。
る。
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 石臼の内部に入れられた餅材料を、該石
臼の内部に配設された回転羽根にて回転させて餅に成形
する餅つき機において、 該石臼が軸心対称の内表面を有するみかげ石からなり、
該石臼の内表面に、すり鉢状の下部領域と、該下部領域
よりも内表面上の接線の水平方向に対する傾きが大きい
上部領域との連続する2つの領域を有し、かつ、該上部
領域が下側よりも上側が拡径にされていると共に該2つ
の領域の該接線の傾きが境界で不連続となっている餅つ
き機。 - 【請求項2】 前記回転羽根が、前記石臼の底部に設け
た貫通孔を挿通する回転軸の上部の先端部に取付けら
れ、前記境界が該回転羽根の羽根部の最高高さ位置と最
低高さ位置との間に存在する請求項1に記載の餅つき
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6257130A JP2744204B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 餅つき機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6257130A JP2744204B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 餅つき機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08116899A JPH08116899A (ja) | 1996-05-14 |
JP2744204B2 true JP2744204B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17302151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6257130A Expired - Lifetime JP2744204B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 餅つき機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2744204B2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP6257130A patent/JP2744204B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08116899A (ja) | 1996-05-14 |
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JPH0212434U (ja) |
Legal Events
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