JP2744062B2 - ウルソデオキシコール酸の製造方法 - Google Patents
ウルソデオキシコール酸の製造方法Info
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07J9/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C07J—STEROIDS
- C07J75/00—Processes for the preparation of steroids in general
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、利胆剤として有用なウルソデオキシコール
酸(3α,7β−ジヒドロキシコラン酸)の製造方法に関
するものであり、詳しくは、3α−ヒドロキシ−7−ケ
トコラン酸または3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コ
レイン酸を塩基の存在下にパラジウム系触媒を用いて接
触水添することを特徴とするウルソデオキシコール酸の
製造方法に関するものである。
酸(3α,7β−ジヒドロキシコラン酸)の製造方法に関
するものであり、詳しくは、3α−ヒドロキシ−7−ケ
トコラン酸または3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コ
レイン酸を塩基の存在下にパラジウム系触媒を用いて接
触水添することを特徴とするウルソデオキシコール酸の
製造方法に関するものである。
ウルソデオキシコール酸は、ステロイド環の3α及び
7βの位置に水酸基を有する胆汁酸の一つである。
7βの位置に水酸基を有する胆汁酸の一つである。
ウルソデオキシコール酸は、従前から利胆剤として多
用されており、胆石溶解作用を有することから胆石の可
溶化剤として利用され、また血中のコレステロールの低
下のため若しくは血糖の低下のために利尿剤として利用
され、また脂質代謝の促進剤として利用されている。ま
た、ウルソデオキシコール酸は、天然には熊の胆汁中に
存在することが知られているが、自然界中の存在量は微
少であるため、現在では主として化学的合成により製造
されている。
用されており、胆石溶解作用を有することから胆石の可
溶化剤として利用され、また血中のコレステロールの低
下のため若しくは血糖の低下のために利尿剤として利用
され、また脂質代謝の促進剤として利用されている。ま
た、ウルソデオキシコール酸は、天然には熊の胆汁中に
存在することが知られているが、自然界中の存在量は微
少であるため、現在では主として化学的合成により製造
されている。
ウルソデオキシコール酸は、コール酸(3α,7α,12
α−トリヒドロキシコラン酸)を出発原料とし、これか
ら得られる3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸の7位
のケト基を7βの水酸基へと還元することによって製造
できることが知られている。
α−トリヒドロキシコラン酸)を出発原料とし、これか
ら得られる3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸の7位
のケト基を7βの水酸基へと還元することによって製造
できることが知られている。
この7位のケト基の還元方法としては、金属触媒を用
いて接触還元(接触水添)する方法が知られているが、
一般に胆汁酸の7位のケト基を接触還元すると全て7α
の水酸基となり、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸
を用いた場合にも、中性条件下、酸性条件下及びアルカ
リ性条件下のいずれの場合においても、接触還元を行う
と7位のケト基は全て7αの水酸基となり、ケノデオキ
シコール酸(3α,7α−ジヒドロキシコール酸)しか得
られない〔日本化学雑誌、第76巻、297頁(1955年)〕
ことが知られている。
いて接触還元(接触水添)する方法が知られているが、
一般に胆汁酸の7位のケト基を接触還元すると全て7α
の水酸基となり、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸
を用いた場合にも、中性条件下、酸性条件下及びアルカ
リ性条件下のいずれの場合においても、接触還元を行う
と7位のケト基は全て7αの水酸基となり、ケノデオキ
シコール酸(3α,7α−ジヒドロキシコール酸)しか得
られない〔日本化学雑誌、第76巻、297頁(1955年)〕
ことが知られている。
このため、現在は、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラ
ン酸をアルコール中で金属ナトリウムあるいは金属カリ
ウムで選択的に還元してウルソデオキシコール酸を得る
方法が採用されている。
ン酸をアルコール中で金属ナトリウムあるいは金属カリ
ウムで選択的に還元してウルソデオキシコール酸を得る
方法が採用されている。
しかしながら、上記の方法では、金属ナトリウムまた
は金属カリウム等の金属アルカリを用いるため、爆発の
危険があり、しかも、生成物中のウルソデオキシコール
酸の純度が低いという欠点があった。
は金属カリウム等の金属アルカリを用いるため、爆発の
危険があり、しかも、生成物中のウルソデオキシコール
酸の純度が低いという欠点があった。
例えば、特開昭52−7950号公報に記載されたように、
3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸のアルコール中で
の金属ナトリウムによる還元では、目的とするウルソデ
オキシコール酸の純度は約80%程度でしかなく、副生物
であるケノデオキシコール酸を多量に含有する欠点があ
った。
3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸のアルコール中で
の金属ナトリウムによる還元では、目的とするウルソデ
オキシコール酸の純度は約80%程度でしかなく、副生物
であるケノデオキシコール酸を多量に含有する欠点があ
った。
また、特開昭52−78862号公報、同52−78863号公報、
同57−78864号公報、同57−56497号公報、同52−56498
号公報、同52−56499号公報、同58−201799号公報及び
同62−181295号公報には、3α−ヒドロキシ−7−ケト
コラン酸を還元する際に、種々の操作を加えることによ
り比較的高純度のウルソデオキシコール酸を得る方法が
記載されているが、これらの公報に記載の方法は、煩雑
な操作を必要とするものであったり、または危険性の大
きい金属カリウムを用いるものであり、実用上満足でき
るものではなかった。
同57−78864号公報、同57−56497号公報、同52−56498
号公報、同52−56499号公報、同58−201799号公報及び
同62−181295号公報には、3α−ヒドロキシ−7−ケト
コラン酸を還元する際に、種々の操作を加えることによ
り比較的高純度のウルソデオキシコール酸を得る方法が
記載されているが、これらの公報に記載の方法は、煩雑
な操作を必要とするものであったり、または危険性の大
きい金属カリウムを用いるものであり、実用上満足でき
るものではなかった。
また、特開昭57−9799号公報及び特開昭64−61496号
公報には、3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン
酸を金属アルカリを用いて選択的に還元して3α,7α−
ジヒドロキシ−11−コレイン酸として、次いで水素添加
することによってウルソデオキシコール酸を製造する方
法が記載されているが、この方法も、危険な金属アルカ
リを用いるものであり、また、ケトンの還元及び二重結
合の水素添加の二段階の操作を必要とするものであり、
実用上は未だ満足できるものではなかった。
公報には、3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン
酸を金属アルカリを用いて選択的に還元して3α,7α−
ジヒドロキシ−11−コレイン酸として、次いで水素添加
することによってウルソデオキシコール酸を製造する方
法が記載されているが、この方法も、危険な金属アルカ
リを用いるものであり、また、ケトンの還元及び二重結
合の水素添加の二段階の操作を必要とするものであり、
実用上は未だ満足できるものではなかった。
従って、本発明の目的は、危険な金属アルカリを用い
ず、しかも簡便な方法である接触水添により、高収率で
しかも高純度のウルソデオキシコール酸を製造し得る方
法を提供することにある。
ず、しかも簡便な方法である接触水添により、高収率で
しかも高純度のウルソデオキシコール酸を製造し得る方
法を提供することにある。
本発明者等は、上記目的を達成すべく、3α−ヒドロ
キシ−7−ケトコラン酸または3α−ヒドロキシ−7−
ケト−11−コレイン酸の7位のケト基を7βの水酸基へ
と選択的に接触還元するために、触媒種、反応条件等に
ついて鋭意検討を重ねた結果、中性あるいは酸性の条件
下では白金系触媒、ニッケル系触媒あるいはパラジウム
系触媒のいずれを用いた場合にも7位のケト基は7αの
水酸基へ還元されるが、アルカリ性条件下(塩基の存在
下)の場合にのみ触媒の種類の間に相違が発現するこ
と、即ち、白金系触媒等を用いた場合には、アルカリ性
条件下においても7位のケト基は7αの水酸基へ還元さ
れるが、パラジウム系の触媒を用いた場合にのみ、アル
カリ性条件下においては7位のケト基が7βの水酸基へ
還元されることを知見した。
キシ−7−ケトコラン酸または3α−ヒドロキシ−7−
ケト−11−コレイン酸の7位のケト基を7βの水酸基へ
と選択的に接触還元するために、触媒種、反応条件等に
ついて鋭意検討を重ねた結果、中性あるいは酸性の条件
下では白金系触媒、ニッケル系触媒あるいはパラジウム
系触媒のいずれを用いた場合にも7位のケト基は7αの
水酸基へ還元されるが、アルカリ性条件下(塩基の存在
下)の場合にのみ触媒の種類の間に相違が発現するこ
と、即ち、白金系触媒等を用いた場合には、アルカリ性
条件下においても7位のケト基は7αの水酸基へ還元さ
れるが、パラジウム系の触媒を用いた場合にのみ、アル
カリ性条件下においては7位のケト基が7βの水酸基へ
還元されることを知見した。
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、ウルソ
デオキシコール酸を製造するにあたり、3α−ヒドロキ
シ−7−ケトコラン酸または3α−ヒドロキシ−7−ケ
ト−11−コレイン酸を、塩基の存在下にパラジウム系触
媒を用いて接触水添することを特徴とする、ウルソデオ
キシコール酸の製造方法を提供するものである。
デオキシコール酸を製造するにあたり、3α−ヒドロキ
シ−7−ケトコラン酸または3α−ヒドロキシ−7−ケ
ト−11−コレイン酸を、塩基の存在下にパラジウム系触
媒を用いて接触水添することを特徴とする、ウルソデオ
キシコール酸の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、ウルソデオキシコール酸を製造する
にあたり、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸または
3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸のアルカ
リ金属塩を、パラジウム系触媒を用いて接触水添した後
加水分解することを特徴とする、ウルソデオキシコール
酸の製造方法を提供するものである。
にあたり、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸または
3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸のアルカ
リ金属塩を、パラジウム系触媒を用いて接触水添した後
加水分解することを特徴とする、ウルソデオキシコール
酸の製造方法を提供するものである。
以下、上記要旨をもってなる本発明について詳述す
る。
る。
本発明は上記のごとく塩基の存在下に接触水添を行わ
せるものであり、用いられる塩基としては、例えば、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
アルカリ金属水酸化物;ナトリウムメトキサイド、ナト
リウムエトキサイド、ナトリウムプロポキサイド、ナト
リウムイソプロポキサイド、ナトリウムブトキサイド、
ナトリウム第三ブトキサイド、カリウムメトキサイド、
カリウムエトキサイド、カリウムブトキサイド、カリウ
ム第三ブトキサイド、リチウムメトキサイド等のアルカ
リ金属アルコキサイド;炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸リチウム等のアルカリ金属炭酸塩;ナトリウム
アミド、カリウムアミド、リチウムアミド等のアルカリ
金属アミド等があげられ、特に、アルカリ金属水酸化物
またはアルカリ金属アルコキサイドが好ましい。
せるものであり、用いられる塩基としては、例えば、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
アルカリ金属水酸化物;ナトリウムメトキサイド、ナト
リウムエトキサイド、ナトリウムプロポキサイド、ナト
リウムイソプロポキサイド、ナトリウムブトキサイド、
ナトリウム第三ブトキサイド、カリウムメトキサイド、
カリウムエトキサイド、カリウムブトキサイド、カリウ
ム第三ブトキサイド、リチウムメトキサイド等のアルカ
リ金属アルコキサイド;炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸リチウム等のアルカリ金属炭酸塩;ナトリウム
アミド、カリウムアミド、リチウムアミド等のアルカリ
金属アミド等があげられ、特に、アルカリ金属水酸化物
またはアルカリ金属アルコキサイドが好ましい。
これらの塩基は、原料の3α−ヒドロキシ−7−ケト
コラン酸または3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレ
イン酸1当量に対して、通常0.5〜3当量、好ましくは
0.7〜2当量、より好ましくは0.8〜1.2当量用いられ
る。塩基(アルカリ)の使用量が少なすぎる場合には、
反応速度が低下し未反応の原料が残存する傾向があり、
また、塩基の使用量が多すぎる場合には副生するケノデ
オキシコール酸の量が増加する傾向がある。
コラン酸または3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレ
イン酸1当量に対して、通常0.5〜3当量、好ましくは
0.7〜2当量、より好ましくは0.8〜1.2当量用いられ
る。塩基(アルカリ)の使用量が少なすぎる場合には、
反応速度が低下し未反応の原料が残存する傾向があり、
また、塩基の使用量が多すぎる場合には副生するケノデ
オキシコール酸の量が増加する傾向がある。
また、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸または3
α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸を水添前に
上記のアルカリ金属化合物と反応させてこれらのアルカ
リ金属塩として用いることもでき、この場合にも同様に
高収率でウルソデオキシコール酸を製造することができ
る。
α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸を水添前に
上記のアルカリ金属化合物と反応させてこれらのアルカ
リ金属塩として用いることもでき、この場合にも同様に
高収率でウルソデオキシコール酸を製造することができ
る。
本発明で用いられるパラジウム系触媒としては、例え
ば、パラジウムカーボン、パラジウムアルミナ、パラジ
ウム硫酸バリウム、パラジウム炭酸カルシウム、パラジ
ウムシリカアルミナ、酸化パラジウム、水酸化パラジウ
ム、パラジウム黒、酸化パラジウムカーボン、酸化パラ
ジウムアルミナ等があげられ、特に、パラジウムカーボ
ン触媒が効果が大きく好ましい。
ば、パラジウムカーボン、パラジウムアルミナ、パラジ
ウム硫酸バリウム、パラジウム炭酸カルシウム、パラジ
ウムシリカアルミナ、酸化パラジウム、水酸化パラジウ
ム、パラジウム黒、酸化パラジウムカーボン、酸化パラ
ジウムアルミナ等があげられ、特に、パラジウムカーボ
ン触媒が効果が大きく好ましい。
これらの触媒の使用量は、特に制限されないが、好ま
しくは、原料の3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸ま
たは3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸に対
して、金属分として0.01〜50重量%、より好ましくは0.
05〜20重量%である。また、これらの触媒は繰り返し使
用することも可能である。
しくは、原料の3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸ま
たは3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸に対
して、金属分として0.01〜50重量%、より好ましくは0.
05〜20重量%である。また、これらの触媒は繰り返し使
用することも可能である。
また、水素圧は特に制限を受けないが、一般には1〜
300kg/cm2、より好ましくは3〜200kg/cm2の加圧下に行
われる。
300kg/cm2、より好ましくは3〜200kg/cm2の加圧下に行
われる。
反応温度は、特に制限を受けず、一般に、20℃〜200
℃、より好ましくは50℃〜150℃で行われる。反応温度
が低過ぎる場合には反応速度が低下する傾向があり、ま
た、反応温度が高すぎると副生するケノデオキシコール
酸の量が増加する傾向がある。
℃、より好ましくは50℃〜150℃で行われる。反応温度
が低過ぎる場合には反応速度が低下する傾向があり、ま
た、反応温度が高すぎると副生するケノデオキシコール
酸の量が増加する傾向がある。
本発明の接触水添は、反応に不活性な溶媒中で行うこ
とが好ましい。使用できる溶媒としては、例えば、水;
メタノール,エタノール、プロパノール、イソプロパノ
ール、ブタノール、第二ブタノール、イソブタノール、
第三ブタノール、アミルアルコール、第三アミルアルコ
ール、2−エチルヘキサノール、メトキシエタノール、
エトキシエタノール、ブトキシエタノール、ブトキシエ
トキシエタノール、エチレングリコール、プロピレング
リコール等の一価または二価アルコール;ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリ
コールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチル
エーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチル
エーテル等のエーテル類;ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、シクロヘキサン等の飽和脂肪族炭化水素等があげら
れる。溶媒の使用量には特に制限を受けず、一般には原
料に対して同量ないし100倍量の範囲から選択される。
とが好ましい。使用できる溶媒としては、例えば、水;
メタノール,エタノール、プロパノール、イソプロパノ
ール、ブタノール、第二ブタノール、イソブタノール、
第三ブタノール、アミルアルコール、第三アミルアルコ
ール、2−エチルヘキサノール、メトキシエタノール、
エトキシエタノール、ブトキシエタノール、ブトキシエ
トキシエタノール、エチレングリコール、プロピレング
リコール等の一価または二価アルコール;ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリ
コールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチル
エーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチル
エーテル等のエーテル類;ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、シクロヘキサン等の飽和脂肪族炭化水素等があげら
れる。溶媒の使用量には特に制限を受けず、一般には原
料に対して同量ないし100倍量の範囲から選択される。
本発明の方法で得られるウルソデオキシコール酸は、
従来の方法である金属アルカリを用いた場合と同等以上
の純度を有しており、また、不純物として含まれる少量
のケノデオキシコール酸は胆汁中に含まれる化合物であ
り、一般にはこれ以上高純度とする必要性は小さい。も
し、より高純度のウルソデオキシコール酸が必要であれ
ば、従来公知の分離操作によって精製することもでき
る。尚、原料として3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン
酸または3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸
のアルカリ金属塩を用いた場合における接触水添後の加
水分解は、通常の操作、例えばウルソデオキシコール酸
の通常の分離操作によって遂行できる。また、生成した
少量のケトデオキシコール酸を含むウルソデオキシコー
ル酸を常法により酸化して、ケノデオキシコール酸を3
α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸とし、この混合物に
再度本発明の方法を適用することもできる。
従来の方法である金属アルカリを用いた場合と同等以上
の純度を有しており、また、不純物として含まれる少量
のケノデオキシコール酸は胆汁中に含まれる化合物であ
り、一般にはこれ以上高純度とする必要性は小さい。も
し、より高純度のウルソデオキシコール酸が必要であれ
ば、従来公知の分離操作によって精製することもでき
る。尚、原料として3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン
酸または3α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸
のアルカリ金属塩を用いた場合における接触水添後の加
水分解は、通常の操作、例えばウルソデオキシコール酸
の通常の分離操作によって遂行できる。また、生成した
少量のケトデオキシコール酸を含むウルソデオキシコー
ル酸を常法により酸化して、ケノデオキシコール酸を3
α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸とし、この混合物に
再度本発明の方法を適用することもできる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。し
かしながら、本発明は以下の実施例によって制限を受け
るものではない。
かしながら、本発明は以下の実施例によって制限を受け
るものではない。
実施例−1(触媒種の影響) 100ml容量のオートクレーブに、3α−ヒドロキシ−
7−ケトコラン酸1.95g(5ミリモル)、水酸化ナトリ
ウム0.2g(5ミリモル)、n−ブタノール50ml及び3α
−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸に対して金属分として
1重量%となるような量の触媒(下記表−1参照)をと
り、水素圧80kg/cm2及び温度100℃の条件で5時間撹拌
した。
7−ケトコラン酸1.95g(5ミリモル)、水酸化ナトリ
ウム0.2g(5ミリモル)、n−ブタノール50ml及び3α
−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸に対して金属分として
1重量%となるような量の触媒(下記表−1参照)をと
り、水素圧80kg/cm2及び温度100℃の条件で5時間撹拌
した。
次いで、室温まで冷却し、水素ガスを抜いた後窒素ガ
スで置換した。ろ過により触媒を除去し、ろ液に10%塩
酸2.2mlを加え、撹拌した。
スで置換した。ろ過により触媒を除去し、ろ液に10%塩
酸2.2mlを加え、撹拌した。
油層をとり、充分に水洗した後、乾燥、脱溶媒して、
白色粉末の生成物を得た。
白色粉末の生成物を得た。
得られた生成物を液体クロマトグラフィーにより分析
した結果、生成物は、ウルソデオキシコール酸、ケノデ
オキシコール酸及び未反応の原料から成っていた。
した結果、生成物は、ウルソデオキシコール酸、ケノデ
オキシコール酸及び未反応の原料から成っていた。
下記の表−1にケトンの還元率、ウルソデオキシコー
ル酸(U)とケノデオキシコール酸(C)との重量比
(U/C)及びウルソデオキシコール酸の収率を示す。
ル酸(U)とケノデオキシコール酸(C)との重量比
(U/C)及びウルソデオキシコール酸の収率を示す。
上記の結果から明らかなように、パラジウム以外の金
属触媒は還元率が低いか、またはウルソデオキシコール
酸の選択率が極めて低いのに対し、パラジウム系の触媒
を用いた場合には、還元率が良好であるばかりでなく、
ウルソデオキシコール酸の選択率も極めて高いので、高
純度のウルソデオキシコール酸を高収率で得ることがで
きる。
属触媒は還元率が低いか、またはウルソデオキシコール
酸の選択率が極めて低いのに対し、パラジウム系の触媒
を用いた場合には、還元率が良好であるばかりでなく、
ウルソデオキシコール酸の選択率も極めて高いので、高
純度のウルソデオキシコール酸を高収率で得ることがで
きる。
実施例−2(水素圧の影響) 100ml容量のオートクレーブに、3α−ヒドロキシ−
7−ケトコラン酸1.95g、水酸化ナトリウム0.2g、n−
ブタノール50ml及び5%パラジウムカーボン触媒0.4gを
とり、水素圧(kg/cm2)を変化させて100℃で5時間撹
拌した。
7−ケトコラン酸1.95g、水酸化ナトリウム0.2g、n−
ブタノール50ml及び5%パラジウムカーボン触媒0.4gを
とり、水素圧(kg/cm2)を変化させて100℃で5時間撹
拌した。
以下、実施例−1と同様にして白色粉末の生成物を得
た。
た。
下記の表−2に生成物の分析結果を示す。
実施例−3(反応系の影響) 100ml容量のオートクレーブに、3α−ヒドロキシ−
7−ケトコラン酸1.95g、n−ブタノール50ml、5%パ
ラジウムカーボン触媒0.4g及び3α−ヒドロキシ−7−
ケトコラン酸と当量の塩基(下記表−3参照)をとり、
水素圧80kg/cm2及び温度100℃の条件下で5時間撹拌し
た。
7−ケトコラン酸1.95g、n−ブタノール50ml、5%パ
ラジウムカーボン触媒0.4g及び3α−ヒドロキシ−7−
ケトコラン酸と当量の塩基(下記表−3参照)をとり、
水素圧80kg/cm2及び温度100℃の条件下で5時間撹拌し
た。
以下、実施例−1と同様にして白色粉末の生成物を得
た。
た。
下記の表−3に生成物の分析結果を示す。
上記の結果から明らかなごとく、反応系に塩基を存在
させない場合、あるいは酸を存在させた場合には、還元
率及びウルソデオキシコール酸の選択率が共に低いのに
対し、塩基を存在させた本発明の実施例においては極め
て高い還元率及び選択率が得られる。
させない場合、あるいは酸を存在させた場合には、還元
率及びウルソデオキシコール酸の選択率が共に低いのに
対し、塩基を存在させた本発明の実施例においては極め
て高い還元率及び選択率が得られる。
また、プラチナ系触媒では、酸あるいは塩基のいずれ
を存在させても選択率は極めて低く、本願発明の効果が
極めて特異的であることを示している。
を存在させても選択率は極めて低く、本願発明の効果が
極めて特異的であることを示している。
実施例−4(塩基の量の影響) 100ml容量のオートクレーブに、3α−ヒドロキシ−
7−ケトコラン酸1.95g、n−ブタノール50ml、5%パ
ラジウムカーボン触媒0.4g及び水酸化ナトリウムの量を
変化させて加え、水素圧80kg/cm2及び温度100℃の条件
下で5時間撹拌した。
7−ケトコラン酸1.95g、n−ブタノール50ml、5%パ
ラジウムカーボン触媒0.4g及び水酸化ナトリウムの量を
変化させて加え、水素圧80kg/cm2及び温度100℃の条件
下で5時間撹拌した。
以下、実施例−1と同様にして白色粉末の生成物を得
た。
た。
下記の表−4に生成物の分析結果を示す。
実施例−5(反応温度の影響) 100ml容量のオートクレーブに、3α−ヒドロキシ−
7−ケトコラン酸1.95g、n−ブタノール50ml、5%パ
ラジウムカーボン触媒0.4g及び水酸化ナトリウム0.2gを
とり、水素圧80kg/cm2で反応温度を変えて5時間撹拌し
た。
7−ケトコラン酸1.95g、n−ブタノール50ml、5%パ
ラジウムカーボン触媒0.4g及び水酸化ナトリウム0.2gを
とり、水素圧80kg/cm2で反応温度を変えて5時間撹拌し
た。
以下、実施例−1と同様にして白色粉末の生成物を得
た。
た。
下記の表−5に生成物の分析結果を示す。
実施例−6 100ml容量のオートクレーブに、3α−ヒドロキシ−
7−ケト−11−コレイン酸1.94g、n−ブタノール50m
l、5%パラジウムカーボン触媒0.6g及び水酸化ナトリ
ウム0.2gをとり、水素圧80kg/cm2及び温度100℃の条件
下で5時間撹拌した。
7−ケト−11−コレイン酸1.94g、n−ブタノール50m
l、5%パラジウムカーボン触媒0.6g及び水酸化ナトリ
ウム0.2gをとり、水素圧80kg/cm2及び温度100℃の条件
下で5時間撹拌した。
以下、実施例−1と同様にして処理した後、得られた
生成物を液体クロマトグラフィーにより分析した結果、
二重結合への水素添加は完全に進行しており、生成物は
ウルソデオキシコール酸、ケノデオキシコール酸及び3
α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸から成っていた。
生成物を液体クロマトグラフィーにより分析した結果、
二重結合への水素添加は完全に進行しており、生成物は
ウルソデオキシコール酸、ケノデオキシコール酸及び3
α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸から成っていた。
ケトンの還元率95.7%、U/C=10.5であり、ウルソデ
オキシコール酸の収率は87.4%であった。
オキシコール酸の収率は87.4%であった。
実施例−7 100ml容量のオートクレーブに、3α−ヒドロキシ−
7−ケトコラン酸ナトリウム2.06g、n−ブタノール50m
l及び5%パラジウムカーボン触媒0.5gをとり、水素圧8
0kg/cm2及び温度100℃の条件下で5時間撹拌した。
7−ケトコラン酸ナトリウム2.06g、n−ブタノール50m
l及び5%パラジウムカーボン触媒0.5gをとり、水素圧8
0kg/cm2及び温度100℃の条件下で5時間撹拌した。
以下、実施例−1と同様にして処理した後、得られた
生成物を液体クロマトグラフィーにより分析した結果、
生成物はウルソデオキシコール酸、ケノデオキシコール
酸及び3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸から成って
いた。
生成物を液体クロマトグラフィーにより分析した結果、
生成物はウルソデオキシコール酸、ケノデオキシコール
酸及び3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸から成って
いた。
ケトンの還元率86.8%、U/C=9.4であり、ウルソデオ
キシコール酸の収率は78.5%であった。
キシコール酸の収率は78.5%であった。
実施例−8 100ml容量のオートクレーブに、3α−ヒドロキシ−
7−ケトコラン酸ナトリウム2.06g、n−ブタノール50m
l、水酸化ナトリウム0.02g及び5%パラジウムカーボン
触媒0.5gをとり、水素圧80kg/cm2及び温度100℃の条件
下で5時間撹拌した。
7−ケトコラン酸ナトリウム2.06g、n−ブタノール50m
l、水酸化ナトリウム0.02g及び5%パラジウムカーボン
触媒0.5gをとり、水素圧80kg/cm2及び温度100℃の条件
下で5時間撹拌した。
以下、実施例−1と同様に処理して白色粉末の生成物
を得た。
を得た。
還元率98.2%、U/C=10.7であり、ウルソデオキシコ
ール酸の収率は89.8%であった。
ール酸の収率は89.8%であった。
従来、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸または3
α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸の還元によ
りウルソデオキシコール酸を製造する際には、金属触媒
による接触水添では不可能であると考えられており、危
険な金属アルカリを用いた還元が行われていた。
α−ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸の還元によ
りウルソデオキシコール酸を製造する際には、金属触媒
による接触水添では不可能であると考えられており、危
険な金属アルカリを用いた還元が行われていた。
これに対し、本発明の、触媒としてパラジウム系触媒
を用い、かつ、反応を塩基の存在下に行う製造方法を適
用することにより、危険な金属アルカリを用いずとも、
高収率かつ高選択率でウルソデオキシコール酸を製造す
ることが可能である。
を用い、かつ、反応を塩基の存在下に行う製造方法を適
用することにより、危険な金属アルカリを用いずとも、
高収率かつ高選択率でウルソデオキシコール酸を製造す
ることが可能である。
Claims (5)
- 【請求項1】ウルソデオキシコール酸を製造するにあた
り、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸または3α−
ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸を、塩基の存在
下にパラジウム系触媒を用いて接触水添することを特徴
とする、ウルソデオキシコール酸の製造方法。 - 【請求項2】塩基がアルカリ金属水酸化物である、請求
項(1)記載の製造方法。 - 【請求項3】塩基がアルカリ金属アルコキサイドであ
る、請求項(1)記載の製造方法。 - 【請求項4】ウルソデオキシコール酸を製造するにあた
り、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸または3α−
ヒドロキシ−7−ケト−11−コレイン酸のアルカリ金属
塩を、パラジウム系触媒を用いて接触水添した後加水分
解することを特徴とする、ウルソデオキシコール酸の製
造方法。 - 【請求項5】パラジウム系触媒がパラジウムカーボン触
媒である、請求項(1)又は(4)記載の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1103979A JP2744062B2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | ウルソデオキシコール酸の製造方法 |
KR1019900004595A KR0133518B1 (ko) | 1989-04-24 | 1990-04-03 | 우루소데옥시콜산의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1103979A JP2744062B2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | ウルソデオキシコール酸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02282393A JPH02282393A (ja) | 1990-11-19 |
JP2744062B2 true JP2744062B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=14368438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1103979A Expired - Lifetime JP2744062B2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | ウルソデオキシコール酸の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2744062B2 (ja) |
KR (1) | KR0133518B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018194426A1 (ko) * | 2017-04-20 | 2018-10-25 | 대웅바이오 주식회사 | 연속흐름반응을 이용한 담즙산 유도체의 제조 방법 |
CN115806578A (zh) * | 2021-09-15 | 2023-03-17 | 成都百泉生物医药科技有限公司 | Nor-UDCA中间体、Nor-UDCA及其中间体的制备方法 |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP1103979A patent/JP2744062B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-04-03 KR KR1019900004595A patent/KR0133518B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02282393A (ja) | 1990-11-19 |
KR900016252A (ko) | 1990-11-13 |
KR0133518B1 (ko) | 1998-04-21 |
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