JP2743892B2 - 床暖房制御装置 - Google Patents

床暖房制御装置

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JP2743892B2
JP2743892B2 JP7311996A JP31199695A JP2743892B2 JP 2743892 B2 JP2743892 B2 JP 2743892B2 JP 7311996 A JP7311996 A JP 7311996A JP 31199695 A JP31199695 A JP 31199695A JP 2743892 B2 JP2743892 B2 JP 2743892B2
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JP
Japan
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temperature
heater
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control element
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裕文 青柳
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電気カーペット等
の床暖房装置の発熱体への通電の制御回路に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】一般に電気カーペット等の床暖房装置に
おける通電制御方法としては図9に示すように、温度検
出回路11aの信号と温度設定回路11bの信号とによ
り、リレー11dの接点をオン・オフ制御させて、一括
してヒータ1、2へ給電せしめる方法、すなわち、リレ
ーオン時高ワット、オフ時ゼロワットにすることにより
電気カーペットの表面温度を制御する手段があり、ヒー
タ1、2の電力を変化させる手段として、単方向性の整
流素子を使用して電力を半分にする通電制御手段があ
る。また電気カーペットの通電面積を選択する手段とし
ては、通電面積切換スイッチ11e、11fの切換えに
より行うのが一般的である。 【0003】この温度制御技術は実開昭59−1729
14号公報に開示されている。また複数のヒータの一方
をオン・オフする技術としては実開昭56−11391
1号公報に開示されており、通電面積を選択する場合に
はその技術を応用して図9に示すようにヒータを個別に
オン・オフする構成になるものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、この様な制
御方法で電気カーペットを使用すると、リレー11dオ
ン時には、リレー11dの接点および通電面積切換スイ
ッチ11e、11fを介してヒータ1、2で高電力が消
費されリレー11dの接点および通電面積切換スイッチ
11e、11fに大電流が流れるため、リレー11d、
通電面積切換スイッチとも、大型のものを用いねばなら
ず、そのためカーペットの薄型化には限界があった。 【0005】本発明はこのような従来の問題を解消する
ものであり、電力制御素子でそれぞれのヒータを独立に
オン・オフ制御し、通電面積の切換は電流の小さな回路
を切り換えることによって行う床暖房制御装置を提供す
るものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、電力制御素子でそれぞれのヒータを
独立にオン・オフ制御し、通電面積の切換は電力制御素
子の能動状態を選択することによって電流の小さな回路
の切換えで行えるようにしたものである。 【0007】これにより電力制御素子および、設定状態
を切換えるためのスイッチは形状の小さいものを使用で
き、装置全体を薄形に構成することができるものであ
る。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明は、複数のヒータと、この
ヒータに供給する電流をオン・オフするためそれぞれの
ヒータに直列に設けられた電力制御素子と、能動状態に
する電力制御素子を選択する面積選択スイッチと、使用
者の設定した温度に対応して設定信号を発生する単一の
温度設定回路と、ヒータの温度を検出する単一の温度検
出回路と、温度設定回路と温度検出回路とから供給され
る信号に応じてヒータの温度を温度設定回路で設定した
温度に制御する単一の温度制御回路とから構成され、前
記電力制御素子を能動状態にするか否かの選択は前記面
積選択スイッチから送出する制御信号によって行うもの
である。 【0009】本発明は上記した構成によって、単一の温
度制御回路で付勢される電力制御素子でそれぞれのヒー
タを独立にオン・オフ制御し、通電面積の切換は面積選
択スイッチによって電力制御素子の能動状態を選択して
行うものである。 【0010】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1に示すように、ヒータ1及びヒータ
2の給電は電力制御素子(以下商品名のトライアックで
代表する)4及び5を駆動することにより制御される。 【0011】図1の4aはヒータ1、ヒータ2に対して
共通に設けた単一の温度検出回路、4bは同じく共通に
設けられた単一の温度設定回路であり、詳細は図2に示
している。温度センサ3はヒータ1及びヒータ2の熱雰
囲気を検知するよう配設されており、この温度の電気信
号への変換は、図2に示す回路で構成されている。 【0012】温度検出、温度設定および温度制御につい
て図2を用いて説明する。図2において温度センサ3の
温度が低いと、図3のごとく、温度センサ3のインピー
ダンスが高いためトランジスタ401のベースからエミ
ッタへの電流が少なく、従ってこのトランジスタ401
のコレクタの電位は高い。 【0013】温度センサ3の温度が高くなると、トラン
ジスタ401のベースからエミッタへの電流が多くな
り、このトランジスタ401のコレクタの電位は低くな
る。このコレクタをコンパレータ402の非反転入力に
接続し、反転入力電位を温調用ボリューム403と、抵
抗404の直列回路により構成すると、コンパレータ4
02の反転入力電圧が非反転入力電圧より低い時は、コ
ンパレータ402の出力はHi出力となり、その逆の時
はLoとなる。すなわち、温度センサ3の温度が設定よ
り低いときはHi、設定より高くなるとLoを出力す
る。 【0014】図1の8は通電面積を選ぶ面積選択スイッ
チであり、スイッチ8aはトライアック4を介してヒー
タ1に通電するかどうかを決め、スイッチ8bはトライ
アック5を介してヒータ2に通電するかどうかを決めて
いる。 【0015】このとき、トライアック4、5はそれぞれ
のヒータに独立に挿入しているので、各トライアックは
一つのヒータの電流だけをオン・オフすれば良く、その
定格は小さな値で良くなる。このため、トライアック全
体が小形に構成できる。また、スイッチ8a、8bを切
り換えることによって、使用するヒータを選択すること
ができ、片設定の状態と、全設定の2種類の通電面積切
換が行える。 【0016】すなわち、電力制御素子であるトライアッ
ク4、5を能動にするか否かはスイッチ8a、8bで選
択している。つまり、スイッチ8a、8bが面積選択ス
イッチに相当し、その面積選択スイッチから出力する制
御信号によって能動となるトライアックが選択されるこ
とになる。この場合、能動となるトライアックが選択さ
れると、そのトライアックをオン・オフする信号は選択
されたスイッチ、すなわち面積選択スイッチを介してト
ライアックに供給されることになる。このときの切換え
はトライアックのゲートを切換えており、ここは非常に
小さな電流の回路であり、このためスイッチ8a、8b
は電流定格の小さなもので良く、したがってスイッチも
小形のものが使用でき、全体を薄型化することに貢献す
る。 【0017】なお、温度センサ3が設定温度に達すれ
ば、前記いずれの状態でも端子AがL oとなり、トライ
アック4、5共駆動されない。 【0018】次に電源の正、負極性電圧検出回路5Aに
ついて図4、図5により説明する。図4において電源端
子Yを0Vとすると、電源電圧が電源端子Yに対し、電
源端子Xが正のときはトランジスタ501がその周期中
オンし、図5のBに示す様な電圧を発生する。 【0019】電源端子Yが負の期間になるとトランジス
タ502のベースからエミッタへと電流が流れて、トラ
ンジスタ503がオンし、図5のCに示すような電圧を
発生する。 【0020】また図1の論理回路6の端子Aには、図2
で示したコンパレータ402の出力Aが印加され、端子
B、端子Cは図5のB、Cに示す出力が印加されてい
る。 【0021】図1の7は電力選択スイッチであり、スイ
ッチが7a側の時、論理回路6によりトライアック4、
5は半波通電し、スイッチが7b側の時はトライアック
4、5は全波通電する。 【0022】図6はヒータ1、2の構造を示し、1aは
ヒータ線、1bは熱溶融絶縁物、1cは安全線、1dは
芯糸、1eは外被である。 【0023】図7は温度センサ3の構造図で、3a、3
cは電極線、3bは感温材、3eは外被である。 【0024】図8は床暖房装置にヒータ1、2、温度セ
ンサ3を配設した構造を示す斜視図で、10aは芯地、
10bは表布である。 【0025】なお、電力制御素子はここでは制御極付双
方向整流素子(トライアック)を用いたが、従来例であ
げているようなリレー等の他の電力制御素子を用いても
同様に構成できることはいうまでもない。 【0026】 【発明の効果】以上のように本発明の床暖房制御装置
は、複数のヒータを電力制御素子によって独立にオン・
オフし、全設定状態と片設定状態とは付勢する電力制御
素子を切り換えるようにしたので、電力制御素子およ
び、設定状態を切り換えるためのスイッチは形状の小さ
いものを使用でき、装置全体を薄形に構成することがで
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の床暖房制御装置の制御ブロ
ック図 【図2】同実施例の温度検出回路図 【図3】同実施例の温度センサの温度に対するインピー
ダンス特性図 【図4】同実施例の正負極性電圧検出回路図 【図5】同実施例の正負極性電圧検出回路図の電圧波形
図 【図6】同実施例のヒータ構造図 【図7】同実施例の温度センサの構造図 【図8】同実施例の床暖房装置にヒータ、温度センサを
配設した構造を示す斜視図 【図9】従来の床暖房制御装置の制御ブロック図 【符号の説明】 1 ヒータ 2 ヒータ 3 温度センサ 4 トライアック(電力制御素子) 4a 温度検出回路 4b 温度設定回路 5 トライアック(電力制御素子) 5A 正、負極性電圧検出回路 6 論理回路 7 電力選択スイッチ 8 面積選択スイッチ 9 トライアック 10a 芯地 10b 表布

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数のヒータと、このヒータに供給する電流をオン
    ・オフするためそれぞれのヒータに直列に設けられた電
    力制御素子と、能動状態にする電力制御素子を選択する
    面積選択スイッチと、使用者の設定した温度に対応して
    設定信号を発生する単一の温度設定回路と、ヒータの温
    度を検出する単一の温度検出回路と、温度設定回路と温
    度検出回路とから供給される信号に応じてヒータの温度
    を温度設定回路で設定した温度に制御する単一の温度制
    御回路とから構成され、前記電力制御素子を能動状態に
    するか否かの選択は前記面積選択スイッチから送出する
    制御信号によって行うことを特徴とする床暖房制御装
    置。
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JPH08226657A JPH08226657A (ja) 1996-09-03
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